1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #195 2025年に読んで良かった..
2025-12-28 13:29

#195 2025年に読んで良かった本(前編)

風の谷という希望 安宅和人
国宝 吉田修一
プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン 株式会社カラー
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サマリー

今回、2025年に読んで良かった本として6冊が紹介されます。特に『風の谷という希望』や『国宝』の内容が深く掘り下げられ、それぞれのテーマやメッセージに注目されます。また、『プロジェクト新エヴァンゲリオン』の制作過程を通じて、プロジェクトマネジメントの視点も探求されます。

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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と、些細なヒントをお送りするラジオです。
風の谷という希望の紹介
さて今回はですね、2025年、今年読んで良かった本、6冊をご紹介していきたいと思います。
これ去年もやっているんですけれども、今年も6冊、去年も6冊ですね、ご紹介していきたいと思います。
中にはこのスタイフでご紹介した本もあるんですが、実は読んでまだどこにも紹介してないという本もあるので、
そちらも簡単にですね、本の内容をご紹介していきたいなと思っております。 さて、何と言ってもまずこの1冊を上げるだろうっていうふうに一番最初に思ったのはですね、
渡川勝人さんが書かれた風の谷という希望ですね。 こちらの本は984ページというかなりの鈍器本でして、
僕はKindleで読んだんですけど、一時期ずっとこの風の谷について考えていたなーっていうイメージがあります。
カクタス編集部ラジオとブックノマラジオでこの本を取り上げて、対話をさせてもらったっていう形ですね。
風の谷っていうのは人口集中が現代の社会構造として免れない中、とはいえ日本にある自然を守り抜くには、
今、過疎と呼ばれている地域、そこに新しい人が住み続けられるようなもう一つの在り方があるのではないか、
そういうオルタナティブな提案がされているのが風の谷と言われるものです。 そして、著者の渡川勝人さん、スーパーコンサルなのでそういう
風の谷をもし日本に実装するなら、どういった諸問題が発生してどう解決していったらいいのか、というのを
網羅的に考えられた本ですね。 一つとしてはやはりテクノロジーや地域の資源を活かしながら、どのように従来とは違ったモデルを
作れるのか、という渡川さんの挑戦なんですけれども。 普通に考えたら、これはブクヌマラジオでも言ってたんですが、
地方に住んだことがない都心に住む人の妄想、 そう言われても仕方がない部分はあるんですけれども、この本の読みどころっていうのはそういう
まあなんていうかなキレイごと それに逃げないし
まあ絵空ごとに終わらせない 超具体的な論点で進めていくっていうことなんですね
だからこんな街があったらいいなだけではなくて、それを取り巻くその仕組み あるいは科学技術、エネルギー
そして住む人の暮らしはどうなっているのか、ヘルスケアはどうあるべきか そして経済性はどのように担保するのか
すべてがつながっているから、じゃあ一旦すべて考えていこうっていう どこか理想論ではなくて限りなく現場に近い
立場で 現実的に考えられた本だなというふうに
思いました だからこの本に対して批判的に見るというのが
僕自身はなかなか難しいなあっていうふうに思いましたね とはいえこれってどうなんだろうっていうことに対しても
反論として先に本の中に書いてあるみたいなイメージを僕は抱きました 僕は本業で環境とか生物多様性保全に関わる身として
やはりこの風の谷であり 仮想のオルタナティブになるものっていうものに
非常に興味があるしこの風の谷という希望を読んでさらに 日本の未来それも5年10年ではなくて
50年100年というスパンでどうあったらいいんだろうか そのために今から何ができるんだろうかっていうことを
考える 考えるというかこう
より深く考えさせられるきっかけになった本だなというふうに思います 何かこうあたかさん自身としては今考えるすべてを用いて僕はこう考える
じゃあ君はどう考えるっていうふうに問われているような そんな本でもありましたね
いつかそうですねノートでこの風の谷という希望については 自分なりの考えをまとめていきたいなというふうに今漠然と考えています
国宝のテーマ
1冊目の本で5分半ほど喋ってしまいましたが続いて2冊目の本になります 2冊目は吉田諸一さんの国宝ですね
まあ非常に有名になりましたね映画面白いらしいですね というのも僕は映画は実は見てませんで原作吉田諸一さんの原作を読みました
もともと吉田諸一さんが好きでというエピソードは以前このスタイルでも話したんですか この本の内容についてちょっと話そうかな
この小説は芸事の世界歌舞伎の世界を舞台に ある一人の男の人生を描いた作品なんですが
僕がかなり印象的だったのは まあその主人公が
芸事のその実力が上がっていけば上がっていくほど 何かこう地位や名声みたいなものが得られる一方で
どんどん自分自身の選択肢というのが削られていって
何かこうすべて芸事に自分のリソースを割かれていく
そして 自分が欲しいものすら
こう芸事に飲み込まれていくっていうかな そういう世界が
何かを一つを追求する人の生き様みたいなもの それを追体験したような感じがしてとても引き込まれましたね
これ以上ネタバレになるので言わないですが その過程でね
いろんなドラマがあって 何かこう
ドラマチックでもありつつきっとリアルな 芸事に限らず
何か一つを本当に極めようとする人っていうのは 何かこう犠牲の上に成り立っているんだろうな
っていうふうに 思ったりしますね
それは何も芸事に限らず 例えば
アスリート 例えば
大企業の経営者 大企業に限らずか
あとは何か そうですね政治家とかもそうかもしれない
ものすごく注目を集め 人が恨ましがるようなポジションにいる人も
それを極めていく中で
きっと何かしらの犠牲を 払いながら
ある一つの 欲しいものにたどり着いているんだろうなっていうのを この小説を読みながら想像しましたね
はいというわけで2冊目はここでした 続いて3冊目
プロジェクト新エヴァンゲリオンの考察
3冊目は 株式会社カラーが出しているプロジェクト新エヴァンゲリオンです
こちらの本は ブックヌームラジオでもご紹介したんですが
エヴァ 映画三部作を作った過程を描いた
プロマネの本ですね まあこの本はですね実はエヴァンゲリオンについて書かれているわけではありません
巨大なプロジェクトをどのように終わらせるのかっていうのを こと細かに描いたプロマネの本です
というのもですね エヴァンゲリオンってテレビでの作品があって
その後旧劇場版があって 新劇場版っていうのができて それでようやく完結するんですけれども
新劇場版が全部で4部作あって
それが確か10年ぐらいかかってるんですよね でこの本自体はその10年間の軌跡を描いているんですけれども
なんでこんなに10年間もかかったのかっていう ところをまあこと細かに描きつつ
チャブタイトルが実績・小冊・評価・総括とあるとおり 成功談として描いているというよりはこのプロマネ
プロジェクトが どのような判断でそのような結果になり
そして評価 つまりそのチーム内でそれの選択がどうだったのかっていう評価と
このカラーという会社ではない別のアウトサイダーの目線から見た時に このエヴァンゲリオンというプロジェクトはどういうふうに見えていたのか
そして監督の庵野さんという男をどういうふうに捉えていたのかっていうのを
まあ書かれているんですよね なんとなくこの内部の人と外部の人から客観的に書かれている
っていうところが なんていうかな美談として描いているというよりは
このプロジェクトは本当に良かったのかそれとも悪かったのかみたいな 本当に反省会みたいな
スタンスで書かれているのが僕はとても誠実だなっていうふうに思いました とはいえやっぱりこうやり遂げた
プロジェクトだし監督の庵野さんが素晴らしいっていうような ニュアンスで書かれていたりもするんですけれども
なんていうかなぁ クリエイティブなプロジェクト
に参加をしていなくても やっぱりこうビジネスの現場で何かプロジェクトに参画するっていう場面ってあるわけじゃないですか
その時に自分だったらどういうふうに 捉えるだろうとか
まあそういう視点を まあ学べる本なのかなというふうにも思いましたね
あとこの本あの かかった経費とか考数みたいなものを数値として公表していたりもするので
それもリアルな映画っていうものを作るっていうのはこれほどまでに大変なのかっていう そういう学びもありましたね
というわけで今回ご紹介したのは プロジェクトシーンエヴァンゲリオンでした
はいというわけで3冊ご紹介してきたんですがもう時間が13分ほど経っているので 後半の3冊は明日ご紹介していきたいとおもいます
というわけで今回は以上になります最後までお聞きくださりありがとうございました ではまた
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