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2025-12-29 17:29

#197 成長マインドセットの土台にあるもの。

HIDDEN POTENTIAL/アダム・グラント
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サマリー

今回のエピソードでは、成長マインドセットの重要性とその基盤について考察されています。アダム・グラントさんの著書『ヒデンポテンシャル』を参考にし、他者との協力が成長に繋がる様子が具体的なエピソードを交えて紹介されています。成長マインドセットを育むために、他者との協力や共通の目標が不可欠であることが説明されています。特に、過去の海軍訓練のエピソードを通じて、チームワークの重要性と個々の成長がどのように結びついているかが示されています。

成長マインドセットの重要性
絶望カフカの何者かになりたいラジオ。この番組は、元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
さて、今日は12月29日、月曜日ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はですね、なんだかんだ言って、昨日も仕事に行き、今日も仕事に行き、明日も仕事です。
たまり仕事がありまして、それをちょこちょこやっていくっていう形ですかね。
それはいいんですけど、このスタイルが今回197回目なんですよね。
なので、せっかくなので、197、198、199、200まで、この年内に放送していきたいなと思っています。
と言いつつ、時間が取れなくてできないかもしれないんですが、ちょっとそこをちょっとやろうかなって今思っています。
今回は、アダム・グラントさんのヒデンポテンシャルを最終章として、前回2回に分けて放送したんですけれども、今回3回目の放送をしていきたいなと思っています。
実はお話していなかったんですが、こちらの本を翻訳されたのは、一橋大学の楠木健さんですね。
毎回アダム・グラントさんの翻訳は楠木健さんがやられているんですが、実は僕楠木健さんの本のファンでもあって、
なんていうかな、彼が非常に肩の力が抜けていて、ユーモラスなところ、かと思えば非常にロジカルで説得力がある話をするところ。
そこはお二人に共通しているし、僕が憧れている部分なのかなというふうに思っていますね。
そしてこのヒデンポテンシャル、翻訳者として楠木健さんが解説を最後にしているんですよね。
こちらの本に対して楠木健さんは、
誰もが関心を持つ普遍的なテーマを取り上げ、概念を明確に定義し、心理学の研究成果を総動員しつつも、
豊富なエピソードに基づいて論理をわかりやすく例示し、言われてみれば当たり前の、
言われてみれば当たり前の、しかし言われてみなければ気づかない結論に帰着する。
そうした全三部作に共通する美点は本書にも受け継がれているって書かれているんです。
こちらの本はいわゆるビジネス書に該当すると思うんですが、
言われてみれば当たり前のっていうのは、ビジネス書全般に通して言えることですよね。
中小的な概念について説明すれば、確かにそうだよなって思うっていう。
他者との協力による成果
でも、アダム・グラントさんとクソノキ・ケンさんに共通して卓越しているっていうのは、
論理をわかりやすく例示し、そして心理学の研究成果を総動員して、
具体で説明しているっていうところかなって僕は思うんですよね。
特にアダム・グラントさんは心理学の研究をされていますから、組織心理学者でありますから、
そういう最新の知見、これを学べるっていう意味で、この本はとても優れた本だなというふうに感じています。
前置きが長くなってしまったんですが、今回その中でも紹介をしたいなって思っているのは、
チャプター6の今のままではたどり着けない場所へという章になります。
この本を通じて投げかけているのは、あなたの限界はまだ先にある、
そして秘められたポテンシャルを解放するには何をしたらいいのかっていう話なんですけれども、
こちらの章では前提問題として成長マインドセットが重要だというお話があります。
成長マインドセットとは、自分自身が変わることができるはずというマインドセットを持つということですよね。
その逆が硬着マインドセットと言われたりします。
実はその概念を提唱したのが心理学者のキャロル・ドゥエッグという方で非常に有名なんですが、
最近ですね、このキャロル・ドゥエッグさんは成長マインドセットだけでもダメなのではないかということを提唱されていらっしゃるそうなんですよね。
成長マインドセットが大事、これは言い尽くされたことではありますが、
その土台となるのは何だと思われますか?
キャロル・ドゥエッグさんが言っているのは、
障壁を乗り越えるための真の力と自信が生まれるのは古今奮闘する時ではなく、
むしろ他者と力を合わせてアプローチする時であると言い直しているんです。
つまり、他者と協力をするという土台があって成長マインドセットが掛け合わさった時、
人は今までではたどり着けない場所へ行くことができるというふうに言っているんです。
クラスの成績向上の実例
その一例として、彼が教員として教え子たちに学期末のテストを開いてそうなんですね。
そして、今回は取り分け難しくなりますって宣言をしたところ、教室の生徒たちがパニック状態になってしまったと。
それそうですよね。今までの難易度より上げてきて、それが内心に響くっていう話をされたら、
なんでそんなことするんだっていう暴動にはなりますよね。
精一杯学生たちを励まして、ちょっともう特別措置としてみんなが良い成績を収められるように、
本当に心から応援しているし、ちょっともう特別な仕組みを作りますと。
それは、教室の中に入っている学生たちに、
それは、仮にクラスの平均点が低かった場合っていうのは、平均点が低いのだから、全体の成績の評価を引き上げるっていうふうに約束をしたそうなんですね。
平均点が低いってことは、全体の成績の評価を引き上げるっていうふうに約束をしたそうなんですね。
平均点が低いってことは、つまり問題の難易度自体がちょっとあまりに高すぎたっていうことじゃないですか。
とはいえ、まだクラスの中にはですね、不安を隠しきれない。
なんで先生そんなことするんだっていう声があったそうなんですね。
それに見兼ねたアダム・グラントさんは、
問題の中に回答がどうしてもわからないっていうときには、その答えを知っていそうな学生の名前を書き込む。
で、その学生が、仮に名前を書いた学生が問題を正解していた場合には、
つまり、
クラスで一番頭のAさんがいたときに、問題全部わからないから、AさんAさんAさんAさんって
どんどんアダムさんの名前を書いてきて、
その人の名前を書き込めるときに、
名前を書いた人の点数をもらうという仕組みを作ったそうなんです。
問題全部わからないからAさんAさんAさんAさんって書き込んだら
仮にAさんが全問正解していった場合に
そのAさんって書き込んだ人も正解になるっていう仕組みにしたそうなんですね
でまさかそんな人はいないだろうっていう信頼のもと
そのテストを実施したと
でそれは数年間にわたり実施していったそうなんですが
結果どうなったかというとですね
クラスの成績は右肩上がりに上がっていったそうなんですよね
しかも学生の名前を書いて点数を上げる
つまりAさんAさんAさんAさんって書くような学生というのは
なんと現れなかったそうなんです
じゃあなんでそんなクラス全体の成績が右肩上がりに上がったかっていうと
学生たちは今まで通り自分一人で勉強していたのではなくて
互いに協力し合うことを始めたそうなんですよね
それはまず先の名前を書く制度があるからこそ
クラスの中で誰が何を得意としているのかを知っておく必要があるという動機から
みんなで小グループを結成して定期的な勉強会を開いたそうなんですよね
そして自分自身で読んだ参考資料とか
学習の手引きとか練習問題とか
そういったものをクラスのみんなと共有するっていう現象が起きたそうなんです
協力と成長マインドセット
つまり個人の力だけに頼るのではなくて他の人と力を合わせて協力し合う
そして教え合うことによって
そのテストに向けて知識を身につけることが全体としてできるようになった
その現象を目の当たりにしたそうなんですよね
人に教えることは自分にとって最大の学びになる
これも言い尽くされたことではありつつ
自然現象としてそれが起こったというのがアダム・グラントさんのクラスで起きたそうなんですよね
つまり人同士で協力をし合う
他者と力を合わす
そういう土台があった上で成長マインドセット
自分は変われるはずだっていうふうに思う
それが今のままではたどり着けない場所へ向かう一つの方法であるっていうふうに
著者は言っているんです
もう一つの例として挙げられていたのは
1944年第二次大戦の真中に行われた海軍の訓練なんですよね
当時アメリカ海軍では人種差別が根強いことで有名だったそうなんですよね
当時は軍隊を経験したことがない民間人も
軍隊の訓練に参加をしなければならない状況だった
そこでいろんな人に声をかけ寄せ集めのチームができていったそうなんですよね
そして過酷な訓練を行っていって
そこで合格した者だけが戦地に赴くことができる
そういう仕組みになっていたそうなんです
そして差別を受けていたという理由から
白人が圧倒的に多い中で黒人の13人のチームが組まれて
嫌がらせ等も受けながら
彼らが我々は差別を受けているんだけれども絶対に合格するんだっていう形で
一丸となって
13人が結束をして過酷な訓練に立ち向かっていったそうなんですよね
軍の中の上層部も黒人の候補生と白人の候補生
明らかに区別をして平等に扱わない
そんな場面が多々あったそうです
そんな時黒人の13人のチーム
みんながどう思ったかっていうと
もし我々がここで失敗をすれば
同じような機会が同胞たちに巡ってくるっていうのは
何年後何十年後ないかもしれない
だから今自分たちがこの訓練を乗り越えるということが
次の世代にとっても重要なことなのだっていうのを
みんなで思ったそうなんですよね
そういうふうに仲間を鼓舞しながら
士官訓練を見事にクリアして
後に黄金の13人と呼ばれたそうなんです
このエピソードからもまず土台となるのは
チームの一体感そして目標に向かって
みんなで力を合わせるっていうこの姿勢
その上で自分たちは変われるんだっていうマインドセットを持つということ
過去の海軍訓練の教訓
それである一つのブレイクスルーを果たせるのかもしれない
っていうことが書かれています
このエピソードから得られる知識としては
何か一つのことを追求しようと
限界を超えようと思った時には
一人だけではやはり限界があるっていうことだと思うんですよね
それは物理的なタスクとしてもそうかもしれないし
きっとマインドという面においても
何か違うんだろうなっていうふうに思うんですよね
例えば何か誰かと繋がっているからサボれないとか
誰かと繋がっているから頑張れるとか
しっかりしないといけないとか
習慣化できるとか
それはある種コミュニティみたいなものなのかもしれない
でもそれはただコミュニティに属しているというだけではなくて
どこか共通認識 共通イメージを持っている
それも高い目標に向けて一緒にやっている同士のような側面
そういうものを持っているから
自分の可能性を解き放つことができるのかもしれませんね
話しながら思ったのは
これは何も例えば金メダルを取りたいとか
今まで誰も成し遂げてこなかったものをやりたいとか
そういうことだけではなくて
みんなでもっと自分らしく暮らせるようになりたいとか
みんなでもっと穏やかに暮らしたいとか
そういう共通認識も一つあるのかもしれませんね
というわけで今回も長く話してしまったんですが
アダム・グラントさんのヒデム・ポテンシャルという本について話していきました
というわけで今回は以上になります
最後までお聞きくださりありがとうございました
ではまた
17:29

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