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2024-07-01 11:57

#81 HSPのPはpoint?あなたの繊細なポイントが気になります。

「強い・弱い」「鈍感・敏感」のマトリックス

あなたの繊細なポイントに強みが隠れているかもしれない
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望はパーマをかけたのに誰にも気づかれないことです。
さて今回はですね、HSPについてお話していきたいと思います。
HSP、すごく有名になった言葉ですよね、highly sensitive person。
まあ繊細さんとも呼ばれたりしますけれども、生まれつきいろんな神経が花瓶になってちょっと生きづらい人みたいに言われているのかなというふうに僕自身は認識をしています。
そして主にSNSで自称HSPと言っている方もおられますよね。
それが良いとか悪いとかではなくて、自分自身がいろんな物事に対して敏感に感じやすいと宣言しているというんですかね。
そういう方もおられます。
まあそこで僕自身はですね、若干心理学をかじっているということや、僕自身のアスリートの経験からですね、ずっとこう体と心について考え続けてきたという経験からですね、このHSPという言葉にすごく違和感を感じていたんですよね。
その辺を今回はお話していきたいと思います。
さてではこのHSPってそもそも何なんだっていうところを簡単にお話していきたいと思うんですけれども。
HSPとはアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的な一応概念でして、それが現代、特に日本でですね、繊細さんと呼ばれる本ですね。
それで一躍また日の目を浴びた言葉となっています。
なんですけれども先ほども言った通り、精神医学用語ではないということですね。
アーロン博士が言うには全人口の15%から20%、5人に1人はHSPと言われているそうです。
そしてHSPというのは感覚的な刺激に対して反応してしまいがち。
そういう機能が働きがち。
なので不安や恐怖を感じやすいと言われている。
一方でそのHSPの強みというのもあるとアーロン博士は言っているわけです。
それは刺激に対して敏感に反応するので、些細な変化を察知することができるとか、
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そういった心のキビみたいなところに敏感なので、そこをうまく救い取ることができる。
他人の痛みが分かってあげられるみたいな文脈で良いとされているらしいです。
そしてHSP診断と呼ばれるものがネットを探せば色々出てきまして、僕もやってみました。
やってみたらですね、僕は中程度HSPでしたね。
まあなのでまあ繊細さんらしいです。
なんですけれども僕自身はこのテストにも違和感を感じますね。
ではその違和感を感じる理由をお話していきたいと思うんですけれども、
そもそもこの繊細というのがですね、ざっくり過ぎているなっていう風に個人的には思うんですよね。
つまり人っていうのはそもそも繊細な部分もあれば敏感な部分もあるし、
その場合によって繊細だったり、敏感だったり、そのコンディションによって敏感だったり敏感だったりすると思うんですよね。
例えば僕は光とか音とか身体的な刺激にすごく繊細かつ敏感なんですけれども、
どのぐらい敏感かというと寝ている時には車高テープを窓ガラスに貼って車高カーテンでかつ隙間をタオルで埋めて部屋真っ暗にして、
なおかつ一人の状態でないと安眠できないくらい光と音に敏感です。
なんですけれども、大抵嫌な感情っていうのは1日寝れば忘れてしまいますし、そういう部分においては鈍感なのかもしれない。
だから人それぞれ敏感な部分と鈍感な部分ってあるんだろうなって思うんです。
これは自分自身にだけではなくて全人類にはたまるのかなっていう風に思っています。
そしてもっと言うならですね、敏感、鈍感っていう個性があるのと、強い、弱いっていう個性もあるなって僕は感じているんですよね。
そのマトリックスが、マトリックス図が描けると。
で、それがその人にではなくて、その人のある部分に対しての個性として、
強い弱いの軸、敏感鈍感の軸のマトリックス図に点打ちができるなっていう風に思うんです。
ちょっと何言ってるかわかんないかもしれないんですけど、
例えば僕の例で言うと、僕の目ですよね、視神経においては敏感かつ弱いのところに点打ちができるなっていう風に思います。
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あるいは、人に何か何か言われた時の感情の打ち込みみたいなところで言うと、
僕は強いかつ鈍感なところに点打ちができると思っています。
なんでこんなことを考えてるかっていうとですね、僕自身はアスリートの経験からなんですよね。
僕はずっと体と心と向き合いながらアスリート人生を歩んできて、
その自分とトップアスリートとの違いって何なんだろうなっていうことを常に考え続けてきたわけです。
そう考えると明らかに違いがあるな、でもそれはセンスがあるとかないとかっていうざっくりとした区分けではなくて、
それこそそれぞれの臓器だったりそれぞれの強み、個性が鈍感、敏感、強い、弱いのマトリックスで点打ちができるなって思ったんですよね。
例えば、長い距離走る足の強さと鈍感さがある人は長い距離走り続けても何とも思わない。
確実にダメージは受けているんだけど、本人はケラっとしている。
敏感かつ弱い足の持ち主だったら、そういうところには非常に痛みとして強く出てしまうんだけれども、
何か他の強みでそれをカバーしようとする。
もしくはその弱みっていうのをだんだん強みの方向へずらしていく術を持たなければならないとかですね。
例えば、長距離走走ると内臓にダメージってくるんですけど、内臓が強いかつ鈍感。
僕はそういうタイプだったんですけど。
あるいは弱いかつ敏感な選手もいた。
弱いかつ鈍感な人もいた。
全然食べれるじゃんって言いながら、1時間後にはお腹を抱えて気分悪そうにしてる人もいた。
だからそれってつまり何が痛いかっていうと、自分が自分の
例えば胃とか足とか目とか耳とかそういったものが
どこに点打ちされる個性を持っているのかってことが重要なんじゃないかなって思うんですよね。
まあ簡単に言ったら自己理解ってことなんですけど。
僕で言うと、足、もっと細かくは分けられるんだけど、足は敏感かつ弱い。
目も敏感かつ弱い。
心は鈍感かつ強い。みたいな。
今心っていう話でまたざっくり分けましたけれども、きっと心なんて無数に分けられると思うんです。
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そういうふうに考えるとですね、HSPって超超超ざっくり分けた繊細さん。
というか、全ての合計値比較的繊細な部類に入るよねっていう分け方だと思うんですよね。
まあなのでHSPのPはパーソンではなくてポイントなのではないか説を私は唱えたいと思っております。
つまり部分的な繊細さんがいたり部分的な鈍感さんが自分の中に無数にいるんじゃないかなっていうふうに思っています。
まあそういうふうに考えるとですね、僕はそうやって構造で分けて細かく言語化をして
それぞれの個性を認めて考える。そういうことにものすごく興味があるし、そういう分け方を今までしてきました。
主に体においてしてきたなというふうに思っています。
自分自身についてはある程度理解をしたつもりだけれども、他の人にも絶対にこれ当てはまるだろうなって個人的には思ってるんですよね。
だからあなたの目とか耳とかあるいは舌とか足とか手とか首とかそういったものが
弱い強い鈍感敏感のマトリックス図を引いた時にどこに点打ちできるか。
それはそうありたいのではなくて生まれつきの個性としてどこに点打ちされるかということを考えるっていうのは
かなり自己理解が深まることなのかなっていうふうに思ったりします。
とは言いつつもその生まれつきの個性って
トレーニングによってだんだん移動はできるものだなと個人的には考えていたりもしますが
でも生まれつきの個性を生かした方が生きやすいなというふうにも思いますよね。
だから繊細さんを理解して自分らしく生きようというのは僕は賛成だなっていうふうに思ったりします。
でももっと細かく分けられるだろうっていうのが僕の感想というか主張ですね。
まあ厚く語ってしまいましたが
引き続き心と体のつながりについては僕の研究テーマとして探求していきたいなと思っております。
では最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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