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2025-08-19 10:23

#163 運動習慣のカギは“気持ちよさの解像度を上げること”


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サマリー

エピソードでは、運動習慣を無理なく続けるための秘訣として「気持ちよさの解像度を上げること」が強調されています。特に、高橋新平さんの運動の体験を通じて、適切なフォームやストレッチ、強度の調整が重要であると語られています。

運動習慣のテーマ
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
さて今回はですね、ボイシーデイリートークテーマに乗っかってお話をしていきたいと思います。
そのテーマとは、無理なく続く運動習慣というテーマです。
何人かボイシーパーソナリティの方の放送をお聞きしまして、
いろんなパーソナリティが無理なく続けるためにこういうことをやった方がいいよっていうお話をしてくださっています。
僕自身も実はこのスタイルでお話したことあるんですが、改めてお話していきたいのと、
高橋新平さんがですね、お話をしていた話が、僕自身もすごく共感をしていたので、
その新平さんのお話に乗っかってお話をしていきたいなと思っております。
新平さんはどんなことを言っておられたのかというと、
運動は気持ち良さを見つければいい。そうすれば無理なく運動習慣を身につけられる。
っておっしゃってたんですよね。
なんか新平さんはふくらはぎを伸ばす運動をするのがめっちゃ気持ちいいそうで、
それをされることでなんか体の調子が整って、
なんか運動が継続できる未来が見えると。
気持ちよさの重要性
あの運動嫌いな新平さんがそんな未来が見えるとおっしゃってたんですよね。
あとはながらの運動をするっていうのも継続するコツっていう風なお話をされてましたね。
僕はその新平さんがおっしゃっていた気持ち良さを見つけるっていうところ、
それがめちゃくちゃ共感するなーって思っていて。
実はアスリート時代からずっと考え続けてきたことでもあるんですよね。
都画現代人は運動に対して気持ち良さを感じるということができにくくなっているっていうふうにも思うんです。
だからこそもっと気持ち良さの解像度を上げて、
気持ちいいんだよってことを体に覚えさせる、脳に覚えさせることができれば、
運動というのも気持ちよくなるし、気持ちいいんだから無理なく運動が習慣ができるよねっていうロジックで、
気持ち良さの解像度を上げれば運動習慣を身につくんじゃないかなって思っています。
じゃあその気持ち良さの解像度を上げるためにはどうすればいいのっていう話だと思うんですが、
僕なりに考えるとですね、それは3つあるなって思っているんですよね。
まず一つ目が、体の声を聞きながら強度を調整するっていうことです。
これはランニングだろうが筋トレだろうが同じだと思うんですけど、
今の自分の体にとって適切な強度ってやっぱりあるんですよね。
それは積み重ねてきた筋力もありますし、今の体のバランス、
そのバランスも悪いバランスだと出力が出しづらいとか出しやすいとか、
特定の筋肉が張っているとか、逆に柔らかくなりすぎているみたいなこともありますよね。
そうした時に集中して強度がかかるような動きになってしまえば、そこに負担が集中して故障しやすくなるし、
体がそこで悲鳴を上げてくるんですよね。
そうすればもっとそこがこわばろうと、こわばって固くなろうとしてくるので、
当然その脳への刺激というのも気持ち悪くなってしまいます。
だから気持ち悪さを感じたのだったら、その強度を落として気持ちの良い範囲で運動を行うってことですね。
2つ目が、さっきの話とちょっとつづるんですけど、フォームを意識するってことですよね。
これは走るフォームだったとしたら、良いランニングフォームで走れば、その負荷というのが全身に分散されます。
そうすれば特定の部位に負荷が集中することなく、
例えばふくらはぎの筋肉に負荷が集中していれば、ふくらはぎがどんどん固まっていきますよね。
そうしたら最終的にはそこが気持ち悪くなってしまうんですよね。
ただ本当に動きの良い走り方で走り続けていけば、筋肉への負荷というのは分散されていきます。
それにより大きな筋肉を使って走ることができるんですよね。
そうすれば気持ち良さを感じ続けやすくなる。
これって筋トレだと筋トレでも同じだと思うんですよね。
間違ったフォームでやれば特定の筋肉、例えばベンチプレスをやろうとしていて、
こうめちゃくちゃ食いしばって肩の力を上げながらベンチプレスをしたとして、
顎の筋肉だったり肩を上げるための筋肉ばっかりが張って、
運動した後になんか気持ち悪いなっていう感覚だけが残ってしまう。
そういうことってあるような気がするんですよね。
だからなるべく良いフォームで運動すること、それが大事なんじゃないかなと思ってます。
そして3つ目がどう運動するかっていう話でもあるんですけど、
自分の体にとって適切なストレッチをする。
自分の体にとって適切な動き作りをするってことですよね。
冒頭に新平さんがふくらはぎを伸ばす動きがめちゃめちゃ気持ちいいんだってお話されてたと思うんですけど、
それって多分新平さんのふくらはぎってちょっと固まっていて、
新平さんのやったエクササイズというのが新平さんの体にとって適切な負荷で、
適切なストレッチだったっていうことだと思うんですよね。
それっていわゆる教科書的なこうしましょうっていうストレッチが万人に当てはまるわけもなく、
あなたの体の、あなたの今の張り感にとって適切なストレッチ、もしくは適切なマッサージ、適切な動き作りというのがあって、
その動き作りやストレッチをしたことによって気持ちよくなるっていうこと、
現象が必ず起きるんですよね、人間の体って。
でもその正解を見つけられないがゆえに、その気持ちよさを感じづらくなってしまっている、
という現象が現代人には起きているんじゃないかなと僕は思っています。
で、気持ちいいんだか悪いんだかわからなくなってしまって、感度が鈍っている。
体との向き合い方
だから何が言いたいかというとですね、
自分の体を見つめながら、自分の体の張り感を見つめながら、適切な、自分にとって本当に適切なストレッチを行い、
今の自分の体にとって正しいフォームで運動を行い、なおかつ今の自分の体にとって適切な強度で運動を行えば、
運動というのは必ず気持ちよくなると、僕は思うんですよね。
で、その領域まで行けば、もう運動は気持ちの良いものだから、自然に無理なく続けられるんじゃないかなと思っています。
なおかつその気持ちのいいというのは、脳内ホルモンで言うドーバミン的な、
まあそのいわゆる、なんかこう発散をして気持ちいいとか、めちゃめちゃ汗をかいて気持ちいいとかいう気持ちよさなのではなくて、
どちらかというとキシトシンとかセロトニン的な、静かに幸せを感じるような気持ちよさなんじゃないかなというふうに思うんですよね。
ただ、それが難しいという話なんですよね。
体っていうのはめんどくさいですから、これが気持ちいいかなって思っていても、実は体の本当の声はそれを気持ちいいと思っていないみたいなことは起きたりします。
なんとなくルーティーンでこのストレッチ30分間やるのが俺にとって気持ちいいからやってますと言いながらも、実は体は悲鳴を上げている。
あなたの負荷を超えてキャパオーバーで刺激がトゥーマッチになっていて、心地のいい領域を超えているみたいなことが起きたりするんですよね。
そうしたら体は気持ち悪いから固めようとしていきます。そうするとどんどん気持ちよさを感じづらくなっていきます。
だからこそ一つ一つの動きに対して丁寧に体と向き合って、この動き本当に気持ちいいんだろうかって問いかける。
そういう問いかけこそが無理なく続く運動習慣の第一歩なんじゃないかなっていう風に個人的には考えております。
というわけで今回は以上になります。最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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