1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #90 孤独であるための8つの条件
2024-07-27 15:25

#90 孤独であるための8つの条件

孤独であるためのレッスン/諸富祥彦

かくたす編集部ラジオ
#16 孤独の価値と孤独のススメ(ゲスト:植木希恵さん)
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は梅ガムの叩き売りです。 さて今回はですね、諸富義彦さんが書かれた
孤独であるためのレッスンという本についてお話していきたいと思います。 実はこの本ですね、先日の角田選手部ラジオでゲストに来てくださった
植木圭さんが紹介してくださったんですよね。 その角田選手部ラジオの放送内では、圭さんのエピソードだったり、圭さんの価値観を深掘って孤独の価値についてお話していきました。
実はこの本についてはそんなに深掘りしていなかったので、すごく内容が気になったということもあって、僕は読みました。
今回はその内容がすごく良かったので、その本についてお話していきたいと思います。 著者の諸富義彦さんは臨床心理師で、教育学の博士でもあって、教育カウンセラーでもある
カウンセリングのプロフェッショナルの方ですね。 そしてこの本、孤独であるためのレッスンは
孤独は本当に素晴らしいもの だから
孤独になる勇気を持って、孤独を楽しむ能力を持っていこう そのメッセージが込められて書かれています。
そして面白いのがですね、孤独は悪化とか 孤独の中の4つの出会いとか、孤独であるための8つの条件とか
そういったことが書かれています。 孤独については
以前このスタイフでもいろいろ話している通り 僕の研究テーマの一つでもあるので
漏れなくこの本も面白く読ませていただきました。 その中でですね、特に印象的だった言葉が次のような言葉になります。
孤独はこれからの時代においてはそうなってしまう 否定的な現象などではなく
現代はタフにしなやかに豊かにクリエイティブに生きていくために必要となる 積極的な能力である
というふうに諸富さんは言ってるんですよね。 なってしまう現象ではなくて積極的な能力である
そのために8つの条件がある そんなふうに言ってるんですよね。そして孤独にも
深さ、浅さみたいなものがあって積極的に深い孤独を感じに行こう それはある種能力である
その能力があるから孤独をエンジョイできると言ってるんですよね。 なんか面白くないですか
03:07
孤独の時間は大事とかよく言うけれどもその一瞬の すぐパッと孤独になれると我々
思いがちじゃないですか でもその孤独、真の孤独を感じるのには
卓越した能力が必要なのである。もっと孤独のプロフェッショナルたれっていう メッセージが込められているんだろうなと僕は認識しました
ではその8つの条件 どんなものがあるかっていうのを今回ご紹介していきたいと思います
ちょっと長くなるのですが自分はこの条件当てはまっているだろうか そんなふうに思いながら聞いてくださると幸いです
では第一の条件 分かり合えない人とは分かり合えないままでいいと
諦める勇気を持て これは分かり合える人とだけ分かり合えればそれでいいと割り切る
そういうマインドセットが大事だというふうに 主張しているわけです
見捨てられることに対する不安や恐怖なんて捨ててしまえっていうことですね そして2つ目
あなたが人間関係に抱いている歪んだ思い込みやこだわりに気づけ これは人から見捨てられたら大変だとか仲間から外されるとそれはとても惨めだ
とかそういった思い込みを抱いているから窮屈になってしまう 積極的に孤独を感じることができない
だからそれを捨ててしまえということですね そして第3の条件
自分の人生で本当に大切な何かどうしても大切にしたい何かを見つけること これはある種選択と集中の話なのかなと思っているんですが
全てを大切にしようとするのではなくて 何か絶対にこれを成し遂げなきゃならない
そんな強い人生の使命感だったりミッションに気づくことができるから 人は
孤独に耐えるタフになれるということなのかなというふうに思っています この条件を聞いて僕は経営者の孤独
ドモン・ランさんが書かれた経営者の孤独を思い出しました 経営者もどうしても会社を存続させなければならない
成長させなければならないという強いミッションを持っていますよね だから孤独に耐えることができる
孤独になることができるそんな風な意味なのかなと僕は思いました そして第4の条件
自分は間もなく死ぬという事実をしっかり見つめよう 絶えず死の視点から人生を捉える視点を持て
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先ほどの第3の条件では 自分の人生にとって本当に大切な何かを見定めた
その上で今度第4の条件でははっきりと自分の人生は有限なのだということを知った上で そのものに取り組むべし
でなければ本当の孤独は得られない そんな風に言っているわけです
本の中ではハイデガーの死への線句が引用されて 死は追い越すことができないもの
死は交換不可能であること 死は
最終的には決定的に一人であるもの 誰かと一緒に死ぬことはできないというもの
それを引用した上で 最終的には皆孤独に死んでいく
そういう厳しい現実と向き合わなくてはならない そんな風に著者は言っています
まあこの現実を受け止めてどうせ 終わるのだから
孤独を愛そうじゃないか そんな風に言っているわけです
ここまで第4の条件まで見てきて だんだんと孤独
肯定的な孤独を感じるのが 難しいことなんだろうなぁということを思えてきました
続いて第5の条件をご説明していきたいと思います
自分だけのたった一つの人生という作品をどう作るか 絶えず構想しながら生きよう
そのための想像力を駆使せよ
第3の条件では数あるものの中から本当に大切なものを見定めて 人生は有限の中なんだから
自分に必要な何かを まあ短い間でもやろうということで
さらに第5の条件ではその人生そのものは自分の作品なのだと だから孤独を引き受けるということを通して自分だけのユニークな生き方を実現できる
そのために孤独な時間が必要である そんな風に著者は言っているわけです
いよいよマインドセットから離れて自分の人生の作品という考え方まで出てきました
続いて第6の条件様々なソーシャルスキルを身につけよう とりわけ他人の話を聞く力他人を認める技術は必要とあります
今まで自分のマインドセットだったり自分の生き方 それは作品であるそんなお話をしてきましたが
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ここで他人が出てきます 著者が進めているのは他者との関わり合いの中にありながら心の孤独の状態を保てる
だからつまりいつでも他者とはつながれる中であえて一人の 孤独の状態を持てるというのが真の孤独なのだそんな風な言い方をされています
そして第7の条件 ほんの一人二人でいいこの人だけは私を見捨てない
どこかで見守ってくれているそう思える人を見つけておくこと これはパートナーなのか友達なのか
まあこれあるいは もしかしたらこの世に存在しないすでに存在しない人なのかもしれない
でもそういう一人か二人いざという時この人の前なら すべてをさらけ出すことができる助けを求めることができるそんな人を
持っておくことそれがあるからこそ 積極的に孤独になれるそんな風に言っています
そして最後の第8の条件 自分だけは自分の味方であれ
そのために自分を超えた地点から自分を見守る 眼差しを自分の中に育てよ
とあります 前半はマインドセットの話そして後半は他人の話
そして最後の第8の条件は 孤独になる自分の心を
俯瞰的に見る自分の目を育てよう そんな風に言っています
最終的に自分だけは自分の味方だ何があっても自分を見捨てない そんな視点を自分のうちに育てておく
平野圭一郎さんの文人主義に関わる部分なのかもしれませんが 積極的に孤独になる自分を見る大きな自分を
まあ認識するということですよね揺らがない自分を持つと言った意味合いなのかな というふうに思います
孤独が肯定的な孤独となるための8つの条件 最後に振り返っておきたいと思います
第一の条件分かり合えない人とは分かり合えないままでいいと認める 第2の条件人間関係についての歪んだ思い込みや
こだわりに気づく 第3の条件自分の人生で本当に大切な何かを見つけよう
第4の条件自分は間もなく死ぬという事実を認めよう 第5の条件たった一つの人生という作品をどう作るか
12:01
構想せよ 第6の条件ソーシャルスキルを身につけよ他人の話を聞き他人を認めよ
第7の条件この人だけは私を見捨てないどこかで見守ってくれているそう思え思える 人を見つけよう
第8の条件自分だけは自分の味方であれ自分を見守る 眼差しを自分の中に育め
皆様はいかがでしょうか 全部で8つの条件どれだけ当てはまったでしょうか
まあ僕もすべては当てはまっていないかなという感じがしました それだけ肯定的な孤独はレベルが高い
ハードルが高いものだなというふうに感じます そうまでして孤独を感じた方がいいんだっけ
ということを思ったんですが終わりにの箇所で諸富さんは改めて孤独の価値について こんな風に言っています
もしかすると私はとてつもなく孤独なのではないか そんな気分にふと襲われることは誰にでもあるだろう
私にもある というより実はこのところそんな寂しさや空虚感を感じることが少なくない
自分が自分の奥の方と切断されている 自分の頭が感情や体とつながっていない感覚と言ってもいい
私の魂は一人ぽつんと取り残されていて誰も近づいてきてくれないし ましてや触れてはくれない
誰か私に触ってほしい私の魂に触れてほしい そんな辛さを紛らわすために誰でもいいから体に触れたい
触れてほしいできれば強く抱きしめたい抱きしめられたい そんなどうしようもなく切ない衝動に襲われることがある
そんな風に諸富さんはご自身を振り返って言っているわけです ただそんな時諸富さんが孤独を癒すことができるのは人との繋がりではない
とはっきりおっしゃっています では孤独を癒すことができる唯一の道それは何かというと
それは孤独から抜け出すことではなくより深くより深くその孤独を深めていくことだ そんな風に言っているわけですね
自分の孤独を深さの方向へ 深めていくことそのことによってしか本当の孤独は癒されないのだと言っているわけです
さっき言ったような第8の 全部で8つの条件
それをクリアしていって 中途半端ではなく真の孤独を感じることができる
なんとなく僕はそれは本質的だなというふうに感じています はい
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まあ積極的に孤独を感じに行きましょう というわけで今回は孤独であるためのレッスンについてお話していきました
最後までお聞き下さりありがとうございましたではまた
15:25

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