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1%の情熱物語
海外に住んでいる日本人は、日本人総数のわずかに1%。
この番組では、海外進出や起業を果たしたビジネスオーナーや経営者、
また各業界のプロフェッショナルな方々へ、対談形式でインタビューをしていきます。
日本の未来を背負うグローバルなプロフェッショナルたちの仕事哲学と、
そこに燃える情熱に、
こんにちは。
こんにちは。
1%の情熱物語、95回でございます。
はい。
なんか最近おいしい食べ物とかありました?
突然、突然聞いてみた。
クロワッサンたい焼きです。
聞いたことないんですけど。
俺も最近ね、俺実はね、歯が痛くてね。
虫歯買おうと思って、歯医者に行ったら、
ストレス溜まってません?って言われて、
歯ぎしりをしてるらしくて、それが痛かったんです。
虫歯じゃなかったんですか?
じゃなかった。虫歯なんかないですよ。
良かったですね。
それ良かったんですよ。
でも相当してるってことかな。
昔から歯ぎしりはしてるっぽいんだけど、
疲れっていうかストレスとか、
結構プレッシャー的なイベントがあったんで、
出張なんですけど、
それが多分ストレス溜まってたんだろうなと。
帰ってきたらすっかり歯の痛みもなくなり、
甘いもの大好きなので、
さあ何食うかと。
食えなかったんだもんね、まともに。
そうか。
食うと痛いから。
だからよりおいしく感じたみたいな。
そう、スーパーに行ったらクロワッサンたい焼きっていうものが売っていて。
絶対おいしいだろうな。
そう思って、つぶあんとカスタードがあるんですけど。
どっちが好きですか?
つぶあんかな。
歯ぎしりの話で違う話を思い出しちゃったんですけど、
瑞稀さん歯ぎしりするんですか?
はい。
私夜中叫ぶんですよ、結構。
それもやだ。
それもやですよね。
夢を見てて、結構その夢が表に出てきちゃうことが多くて。
だから、やだとかわーとか言って泣き叫ぶらしくて。
自分じゃわかんないんだよね。
自分じゃ、でも起きるのでバッて。
でもうちの嫁さんもね、割とそのタイプだわ。
横に寝てる人が本当にかわいそうだっていう。
びっくりするじゃないですか。
俺あんま気づいてないっぽいね。
気づいてないんだ。
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え、そうなの。
夢が、眠りが浅いってこと?
怖いビデオとか、映画を見た直後はもうすぐ出てきますね。
あれだ。
ビビリだ。
そう、ビビリ。
だからずっとフレンズ見てる。
そこにしましょう。
さあさあ、本編に入りましょうかね。
そうですね。
ゆるい話でしたけれども。
皆さんもね、寝るときにね、なんか歯ぎしりやら、いびきやらね。
そうそう、いびきとかね。
困ってることあると思うんだよね、いろいろね。
絶対ありますよね。
そして自分は気づかないっていうね。
周りがね。
じゃあ、本編に行きましょう。
さあさあ、今回はディプシーの伊藤玄一さんのインタビューの第3回目。
はい。
現状のね、仕事を掘り下げる回答になっております。
僕がね、最近やっぱり気になっているのはね、モチベーションなんですけどね。
その辺とか、仕事の哲学なんかを聞いてます。
では早速聞いていただきましょう。
はい。
じゃあちょっと今のね、仕事を今から掘り下げていきたいんですが。
はい。
えーっとね、ちょっと僕、皆さんに聞いていることがありまして、
今の仕事をしていて誇りに思う瞬間、嬉しい瞬間って、どんなときですか?
やっぱりお客さんの喜びの声を聞いたときですね、
うさん臭い言い方ですけど。
うさん臭くはないですよ。
みんなそう言って言いそうじゃないですか。
やっぱり僕が考えたビジネスモデルで、
仮定していた問題点っていうのが、
全米の中で日本酒を飲みたいと思っているのに、
飲めない人がいっぱいいるんじゃないかと。
それがサプライチェーンの問題だったり、
サプライチェーンのマージンの問題だったり、
サプライチェーンのマージンが原因で、
結局リテーラーがセレクションを受けなかったり、
バイヤーが知らないからコンディションが悪かったりとか、
いろんな理由があって、
美味しい日本酒が届かないでやっていっぱいいるなと思っていたので、
そういった人たちが、まさにそうだったんだよ、
ティプシーありがとうって言ってくれるレビューを残してくれたりとか、
わざわざ何かいいメールをくれたりとかするんですよね。
そういうときに、やってよかったなって本当に思いますね。
そうですよね。でも本当に知識がないと。
日本酒ってでも賞味期限というか、
古くなるとやっぱり美味しくなくなるんですよね。
一般的には作られたばっかが一番美味しいって言われて、
でもちゃんと管理していれば、
1年くらいは全然美味しさは溜めているはずなんですけど、
やっぱりサプライチェーンの中で、
どこでずさんな管理がされているかわからないじゃないですか。
ずっとそこに眠っているとか。
あまり良い状態じゃなかったりとか、
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温度管理ができていなかったりとか、
直射ニッコンやっちゃったりとか、
サプライチェーンが複雑な構造になっているので、
そこがなかなか難しくて、
やっぱり美味しいものをいい価格で消費者に届けるのは難しいんですよ。
だからその部分が一番の問題点かなと思っていましたね。
値段的にも安くなるんですかね、ディストリビューターを通さない。
うちでいうと、例えばテキサスだと西本貿易もJFCもですけど、
自社でインポートしたものを自社の物流のディストリビューションチームが成立できないんですよ。
ライセンスが違うから。
サブディストリビューターに販売しなきゃいけないので、そのマージンが乗ると。
そうするとサブディストリビューターって大体ワインディストリビューターかリカーディストリビューターで、
日本史の知識もなければ専門部隊もいないんで、上手に売れないからセレクションも少ないし、
彼らのマージンも乗るからリテーラーでのコストも高くなるし。
それはなんで売っちゃいけないんですか?
それは単純にABCっていう、アルコールのABCってアルコールブールみたいな。
政府の管理家なんですけど、アルコールってすごく禁止法があった国なので、めちゃくちゃ厳しく管理されてるんですよ。
ステートごとに管理されていて。
なので一番の大原則として3ティアシステムって言って、
インポーター、ディストリビューター、リテーラーがライセンスをクロスオーバーで保有しちゃダメなんですよ。
なのできちんと上手にレベルごとにパスしていかなきゃいけないんですよね。
当然マージンが乗るという感じなんですけど、
エリアによってはすごくリテーラーでも高くなっちゃってたり、
セレクションが極端に少なかったりっていうのはそういった原因で格差が出てきちゃうんですよね。
その辺をでもすっ飛ばして直で売ってるっていうことでもないのか?
うちの場合ディレクトコンシューマーで売ってるので、基本的にはそうです。
サンゼルスからシッピングして、余計なディストリビューションをかまさずに
ここからお客さんのドアに届けるっていうのが、
お客さんへ良いものを届ける一つの方法だと思ってます。
本当に知らない人に知らせたいですよね。
これぐらいの市場規模で終わるはずがないと思ってるので、すごくポテンシャルのある。
ちなみに全米でいうとどこら辺からが多いんですか?
もちろん人口多いのは東西の端だと思いますけど。
そうなんですよ。まさにその通りです。
ガリコーリニアが一番多くて、同じぐらいニューヨークがあって、あとはもういろんなところですね。
でもその人たちは買おうと思えば買えるわけです。日本食は売ってるから売ってるわけですね。
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そうなんですよ。でも驚いたのがトーランスっていう、まさにここですけど、
日本食スーパーがいっぱいあるエリアで、もうやっぱりオーダーしてくる人いるんですよね。
僕ら多分日本人って、アメリカに住んでる日本人って、日本人コミュニティの中に住んでることが大変だと思うので、不便に感じることがないと思うんですけど、
普通のアメリカ人って日系スーパー行かないんですよ。僕らが中国系スーパー行かないのと一緒で、
インターナショナルスーパーっていうカテゴリーになるので、毎週行くようなものではないじゃないですか。
ちょっとしたね。
寿司食いたいから安い寿司買いに行こうとかいう時に来るかもしれない。
基本だからロサンゼルス住んでてもマンハッタンに住んでても、家から買う人がたくさんいます。
その人の方がでもより日本酒に近いから、知ってるし。
大都市に住んでる人ってレストランのレベルが高いじゃないですか。一部のレストランだと酒ペアリングとかやってたりとか、
大都市なんかJETROがたくさんプロモーションしてますけど、日本酒とシーフードのペアリングをプロモーションして、
いろんな人に良さを知ってもらうってことをやってるんですけど、
コンシューマーが洗練されてるので、日本酒をそんなに説明しなくても分かってる人が多いですね。
そっちの方から来ますもんね、もちろんね。
なるほど。
次の質問ですけど、これも僕みなさんに聞いてて、あなたの仕事哲学ってなんですか?
みなさんどういう答えをされるんですか?
みんな人それぞれですね。ちょっと今パッと出てこないけど。
哲学ってあんまり考えたことがないですね。
仕事の流儀みたいな。
流儀。
こだわりとか。
仕事のこだわり。仕事のこだわりですか?
ここは譲れんとか、これはやっちゃダメとか。
でも哲学とかで言わないかもしれないですけど、
やっぱりリテーラーなのでカスタマーファーストに仕事を動かすようにはしてて、
クレームも起こったりするんですよ、やっぱり。
フェデックスとかUPSの配送遅かったりとか、壊れちゃったりとか、
お客さんがハッピーじゃなかったことがあってやっぱりあるんですよね。
今のところは結構良いレビューがすごくたくさんあるんですけど、
たまに一部の人がすごくクレームになったりとかすることがあって、
そういう時に解決するためにやっぱり線を引かなきゃいけないじゃないですか。
その時にやっぱり正解かどうか分からないですよ。
でも僕の場合はカスタマーハッピーがファーストなんで、
もうダメージが出てフェデックスUPSが俺らのせいじゃないよっていった時点で
僕ら赤字になるんですよね。ダメージになっちゃったものを負担しなきゃいけないから。
でもそれでもやっぱり、もうすでにマイナスだけど、
お客さんが怒っているから、返金しなきゃいけなかったら返金するし、
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新しいものが欲しかったら送ってあげるし、
間に合わないんだったらAIで送ってあげるしっていうことはやろうと思ってます。
それが良いか悪いか分からないですよ。
ボトムラインで短期的に考えたら当然赤字なんですけど、
それが一つのネガティブレビューが拡散するよりは、
マイナスだと思ってた人がめちゃくちゃハッピーになってくれた時の
バウンスする力の方が強いと思うので、
それがポジティブな波及効果があるんじゃないかって思ってます。
トータルで見た時にはそっちのそこで痛い目を見といた方が…
じゃないかなっていう感じですね。分からないですけど。
それってでもカスタマー…電話とかのやり取りとかもあるんですか?
あるんですよ。ないと思ったんですけど。
でもかかってくるんですよね。
こっちのクレームですよね。
クレーム言いたい方ってことですね。
クレームだけじゃないと思いますけど。
質問があってどうしても今答えてほしい人とか、
クレームも結構ありますけど、
チャットで話していても理解ができなかったから電話してくるとか、
コミュニケーションがうまくつながってないと思ったから
電話してきたりする人はいますね。
その対応する方にとっての先引きって重要だと思うんですけど、
そこにもカスタマーファーストだっていうのは…
今のところそういう風に接してます。
できてますけど、そのうち多分できないこともあるんでしょうけどね。
そこは難しそうだな。
送り返せって言ったって使えないものは使えないですもんね。
そうですね。
この間なんて…こんなこと言っていいか分からないですけど、
うるさいクレームは日本人なんですよね。
そうなんですか。イメージと違うけどそうなんだ。
そうなんですよ。リテーラーの方とかいたら分かるかもしれないですけど、
僕もアメリカ生活が長いんで客観的に日本を見れる力がついてると思うんですけど、
日本って長らく経済が成長してない。
サービス産業とか飲食業ってパイを食い合ってる中で、
どんどんカスタマーサービス差別化しようとして、
身を削ってでも…
過剰なサービスをしますよね。
コンビニで店員土下座しろっていうお客さんがいたりするじゃないですか。
それが当たり前だと思ってアメリカに来てると、
アメリカ人って今まで日本酒手に入らなかったら買えるから超ハッピーって言ってくれるのに、
なんだこの値段は、これは詐欺かみたいな感じでめちゃくちゃ怒ってくる日本人がいたりとかするんですよ。
ただこの値段は書いてあるのにね。
酒ボックスを頼んでてくれて、
いや、こんなものいくらで手に入るじゃないかっていきなりくれになったりとか言ってたんですよ。
そのセレクションがたまたま彼女が見たところにいくらで売ってたってのがあるかもしれないですけど、
これは僕、いろんな店の値段知ってるので、その値段は手に入らないと思うけどなと思いながら、
でもお客さんに違うよって言ってもしょうがないんで、
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お気に召されなかったら、ただで貰っていただいて大丈夫ですって感じだけだったりとかしましたね。
これを聞いてる方はわざとそういうことはしないようにしてください。
わざとくれも言わないようにしてください。
確かにそう言われるとそうだな。
日本の素晴らしいサービスに慣れてると、
こっちの普通のTipsyさんだけじゃないと思うんですけど、
お店行っても最初はびっくりするくらいサービスが悪かったりするんで。
日本の方はアメリカに来て逆にびっくりしますよね。
ウォールマート行って店員がニコッともしないし、
雑談しながらずっと仕事してるし、それが当たり前なので。
そういうノリか。
なるほど。なかなか辛いですね。
じゃあ次の質問なんですけど、
最近これは自分も勉強中っていうかあれなんですけど、
自分のモチベーションの作り方っていうか、
日々毎日毎日ハッピーなわけじゃないと思うんで、
辛いこともあると思うんですけど、
さっきクレームとかもそうですけど。
自分のモチベーションの作り方と、
社員というかチームメンバーのモチベーションの作り方みたいなのが、
もしどうやってやってるかとかあれば聞きたいなと思うんですけど。
そうですね。自分に関しては、
サーフィンとかもそうですけど息抜きをしっかりするようにしてるのと、
定期的なエクササイズですかね。
運動とかジム行ったりもしますし、
やっぱり気分が押し込んでて、
ジムなんか行きたくないなと思ってる時にこそ行った方がいいなと思うんですけど、
頭がすっきりしてアイデアが思いついたりとか、
あとはジム行ってる時に必ずポッドキャストとか聞くんですけど、
アメリカの番組とかでも結構スタートアップ関連結構いっぱいあって、
そういう人たちの創業時の話を聞いたりとか、
いろんな話を、いろんな刺激を入れるようにして、
気分転換してモチベーションを上げるようにしてますね。
なるほど。社員さんとかに対しては?
スタッフに関してはモチベーションですか、
あんまりスタートアップでそんなにコンペンセーションを出せるような状況でもないので、
なるべく彼ら彼女たちのやりたいことができるように、
彼らが材料を持って仕事できるように、
そういう風にしたりはしますね。任せちゃったりとか、
ここは担当だから、僕の意見よりあなたの意見を聞くから決めていいよっていう風にやったりとかはしてます。
じゃあさっきの話じゃないけど、
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おじさんが商社にいた頃、決定期がなかったっていう、
そういう影響してるんですかね?
良くないと思いますよ、そういう会社は。
おじさんがたくさんいる会社が多いと思うんですけど、そういう会社って。
若い会社に勝てないですよね。スタートアップだったり、アメリカの会社だったりとか。
単純に決定期がないっていうだけで、スピードが遅くなり、
交渉相手とかだったらもうそこで終わっちゃったりしますもんね。
ちょっと確認してきますって言ってね。
決められない人がミーティング来てる時点で時間の無駄ですからね。
それでお前と話してもしょうがないって終わっちゃう場合もある極端な話。
厳しいけど、なるほどね。そこは材料を渡してると。
責任は取ってるってことですよね。
もし今聞かなかったら、当然責任は僕には来ると思うんですけど。
それは渡せます。
そうか。やっぱりでも基本転換。
自分に休みを与えるというか、それって働きすぎちゃう時があるってことですか?
そんな働いてないですけど。
でもやっぱり、例えば昨日も11時とかに夜ミーティングがあったりとかしたんですけど、
めっちゃ働いてるじゃないですか。
インドにデベロッパーがハイアーしてるチームがあって、
それで実際があってこの時間にミーティングしなきゃいけなかったりとかすると、
やっぱり習慣が崩れるじゃないですか。ストレスも溜まるし疲れるし。
だからそういった、常に働いてるわけじゃないですけど、
早めに夕方オフィスから出てジム行ったりとか、そういった時間も作るようにしてるし。
そこはもう早めに。
そうですね。でも今はまだまだ小さいチームなので、そういった自由が利きますけど、
多分もうちょっと規模が大きくなったら、
ちゃんと9時から5時までいなきゃいけないとかあると思うんですけどね。
社長だけどっか行っちゃってるし。
リモートはすごくいい生徒なんですけど、
リモートだと生産性が悪かったりすることもあると思うので、
やっぱりそういうのは見張りつけないといけないですよね。
そっか。
そもそもでも今の元気さんを引っ張っているものは、
もうこのビジネスを成功させるっていうところがメインなんですか?
もしくは金を稼ぐとか、例えば女にモテたいとか。
ちょっといい例が浮かんでくるんやけど。
なんですかね。
他に何かこう、日本史をもちろん広めたいっていうのもあるだろうし。
多分全部のミックスだと思うんですけど、
お金がいらないかって言ったらそういうわけでもないし、
かといって今たくさんお金があるわけでもないし、
でもビジネススクール行った後にお金だけで選択肢を選ぶんだったら、
今のことはしてないだろうし。
やっぱり今おっしゃったことのすべてで、
自分で決めたいし、自分で何か成し遂げたいし、
21:02
日本人としてプライドに持てることがしたいし。
もともと自分のルーツっていうほどのことじゃないですけど、
ビジネススクールに行くときにアプリケーションでエッセイ書くんですよ。
なんかこういうこと書かなきゃいけないなと思って、
いろんな人の例文を読むんですけど、
幼少期の経験がきっかけでこういうことを成し遂げたいと思うから、
この学校に小一流で入学したいですって書いたりするんですよね。
何書こうかなって思ったときに、
やっぱり日本人として生まれて育って、
アメリカに後から大人になってから来たんで、
その知見とか知識のギャップとかを生かして、
アメリカで日本のものを売ることをうまくなりたいなと。
日本のものをマーケティングするプロフェッショナルになりたいっていう風に書いたんですよ。
たまたま。
でもまさにそういうことかなと。
格好つけて書いたわけですけど、
でもやりたかったことではあるなと思って、
物は何でもよかったんですけど、
お茶でもいいし、抹茶でもいいし、食べ物でもいいし、
日本酒でも何でもいいと思ったんですけど、
やっぱり良いものっていうのが上手に伝わってないものって、
日本人として悲しいじゃないですか。
日本酒って特にそういう状況だったんで、
僕の知識、経験を生かして、
世界を這えるって言ったら大げさなんですけど、
今の状況をぶっ壊して、
日本酒をワインみたいなカテゴリーにするっていうのが一つの目標で、
それを成し遂げたいなっていう風に思ってます。
より良く。
でも本当それ必要ですよね。
日本人って作るのうまいけど、
マーケティングというか売るのが下手って。
これもまた多分歴史的な背景があると思うんですよね。
僕の持論ですけど、
さっき言った経済成長が止まってからではなくて、
昔は製造の国じゃないですか。
車だったり機械だったり。
それで物を作るのが上手だと。
もともとは色んな大食いの物を真似して上手に作るのが日本だったっていうことだと思うんですけど、
物が良かったからどんどん売れていくという風に思うんですけど、
今はそれだけでも売れないじゃないですか。
物が良かったら売れる時代って終わってるし、
大量生産、大量消費の時代でもないし。
なんで上手に日本の物がアメリカで売れないかって考えた時に、
やっぱりマーケティングの力がなかったりとか、
マーケティングとかブランディングの意識が弱かったりとかするのと、
あとは組織的な作り方が下手だったりとか、
日本で成功してる物をアメリカに持ってくるから、
一人セールスマン雇って、
チーザーに一人起こして、小さなオフィスを構えて、
それでやってればなんとかなるでしょうって思ったりしていて、
結局その日本マーケットの下についているサブのマーケットとして、
北米市場、カナダ市場、メキシコ市場って見て、
一つの小さい枝なんですよね、アメリカ市場が。
アメリカって日本より大きい国ですからね、経済的に。
そうですね、マーケットもでかいし。
24:00
そういうやり方やってると絶対成功しないって思うんですけど、
それはでも消費者時代にそういう例をたくさん見ましたね。
そうですよね。
本当に言語も違えば、カルチャーも違えば、
何もかも違うんでね、同じように売っても売れないですよね、それは。
そうなんですよ。
日本食でも枝豆とか、今アメリカで誰でも知ってる単語になったじゃないですか、
じゃあその枝豆っていうものが上手にマーケティングされて、
もうアメリカでは知らない人がいなくて、めちゃくちゃ消費量が高くなった時に、
じゃあ日本人がどこかで儲かってるかって言ったら、たぶんそんなことないと思うんですよね。
もともと僕が働いてた商社とかそういったところは頑張って広げたかもしれないですけど、
結局今はトレーダージョーズとかコスコいったら売ってて、
たぶん彼らは直接中国のサプライヤーから買って、
でも日本人入ってないですよ、ブロッカーとして。
そういう状況。
いいか悪いかは別として、
日本人はたぶんそこに入り込む力がなかったんだなって思うんですよね。
本当に上手いこと持ってかれてるなというか、
日本のコンテンツ、アニメとかもそうですけど、
あとこんな話をこうするのもあれだけど、
僕がちょっと今頭に浮かんだのは、
いちらビデオとかを中国系の方たちはコピーして、
すごい上手いことを日本のコンテンツのアニメとかそういうものを
すごい上手くビデオ屋さんとしてお金儲けが上手だなって思ったことがあるんですよね。
全部日本人が作ったものなのに、
なんでみんなそっちが儲けてるの?みたいなことがよくありますよね。
日本は大きな国なんで、経済的にも大きいし、人口も大きいし、
日本で成功するのが最初だって思うのは当然で、
だからやっぱり海外に意識が向かないんじゃないですかね。
向いたとしてもやっぱり中力の仕方が、
生んかなものじゃ成功しないので、そういったものは難しいですよね。
まあでもそれはちょっとね、元気さんがまた日本史でまず成功して、
その後また他のものも育ててくれるようになったらいいですよね。
ありがとうございます。最後のセクションなんですけど、
日本もアメリカも非常に客観的に見てらっしゃいますね。
知識ギャップを生かしてっておっしゃってましたけど、
もちろんね、やっぱり日本で育ってきた僕らが持っている文化背景とかは、
アメリカ人の人は持っていないのでね、そこを生かしてってことですかね。
クレーマーの話は面白かったですね。
意外と日本人がクレームをするって。
27:00
確かにそれはね、日本に久しぶりに帰ると、
サービスの厚さに驚きますからね。
ほんとね、恥ずかしくなっちゃうぐらい。
もういいです、いいです、いいです、みたいな。
ただ逆に初めてアメリカに来たときは、なんでこんなに全員ぶっきらぼうなんだって。
そう、冷たいんだとかね、めちゃくちゃ喋りながらやってるしね。
そうそう、本当に適当ですからね。
これは本当に来て進んでみてほしいですよね。
なかなか伝わらないんですけど。
いや、本当にそうですよね。
逆にどっちが正しいとかじゃないんですけど、
ギャップがすごいんですよ、本当は日本人にとっては。
スタンダードが違うんですよね。
逆にだから、道で会ったらはいとか言ってくれんどりにしてくれたりとか、
それが逆に日本ではなくて。
ないない、向こうはアメリカの人とかすごい驚きますよね。
目を逸らす日本人。
話しかけもできないみたいな。
いいも悪いも一長一短なんでしょうけど。
そうですね。
だからやっぱりアメリカで雇用した人たちに日本のサービスを提供することを求めることは無理だから。
日本って感じだ。
そうね。
なんかでも、すごいフレンドリーな方が、
担当直入ってあってた?今。
に言ってくれた方が話が早い場合もあるじゃん。
ありますあります。
すごい周りくどくてさ、申し訳ございませんって言ってさ、
なんかすごい偉い時間かかってさ、何も言ってねえじゃんみたいな。
あるあるある。
そういうのがなくて、できないことはもうできないのってすぐ言ってくれた方が。
あ、はいって言って、次行けるからね。
確かに確かに。
そういうのもあるけど。
何とかして、ちょっと難しいけれどもってないですからね。
調子に確認してきますねとか言って助け渡されたりとか。
ありますよね。結局ダメみたいな。でもやろうとしてくれてるみたいなね。
まあまあ文句じゃないけど、なんかそういうギャップがね、そうさせるんですよね。
ありますよね。
そういう意味ではこの、面白い立場にいらっしゃるというか、
日本のものをアメリカで売ってるけれども、日本のお客さん、日本人のお客さんも購入されるみたいな。
そこがやっぱり一番近いですからね。
知ってますからね。
そうですね。
そこから入っていって、今から全然日本車がどんなことないっていうところまで、
どうやって切り崩していくかっていうのがゲームですよね。
そこが一回崩れたらすごいことになるでしょうね。
食卓に日本酒を乗せたいっておっしゃってましたからね。
今はワインとかは多分ね、どこの家にもお酒飲むところだったら、
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たぶん眠ってるはずなんですよ。
ありますあります。
だけど日本酒があるかって言ったらたぶん。
いやーないんじゃないですか。
そこをね、やろうとしてらっしゃるんで。楽しみですけどね。
夢は大きいですね。素敵ですね。
その家にパーティーに行った時に。
酒が出る。
出てくる。自然に出てくる。
おーすごいな。
楽しみ。
リアルアメリカ情報。
このコーナーではアメリカ・ロサンゼルスから最新のビジネス生活情報をお届けしてまいります。
いいね。
はい。
さあ、今回はですね、この現代、簡単に皆さんビジネスを始めることができますよね。
昔に比べてなりましたね。
昔に比べてね。結構誰でもね。
はい。
ということで、ビジネスに変えることができる趣味をちょっと取り上げてみたいと思います。
なかなか興味深いですね。
なんか思いつくことあります?
趣味?
絵を描く人とか。
そうそうそうそう。例えば絵を描く人は、絵を描いて。
デザインという仕事を結構。
あーなるほどね。
イラストを売ったりとか。
売ったりとか。
そうそう。まさに今ミツさんが言った通り、何種類も一つのことに対してアプローチ方法があると。
例えば絵を描く人。絵を描く技術としてそのスキルを売って誰かからオファーをもらって描くとか。
あとは自分が描いた作品自体を売るっていうこともできるし。
他には絵を教えるってこともできるし。
あーそうですね。
それをインターネットを使えばちょちょちょっていろんなアプローチ方法がありますね。
ここにですね、ちょっとリストみたいなものがあるんですけれども。
例えば、それこそペットシッティング、ペットシッターとか、ドッグウォーカーとか、犬の散歩好きですなんていう人も。
今ってペットシッターとかドッグウォーカーとかすごく多いじゃないですか。
そうね、俺のシリアムやってましたよ。
やってました?
そういうシステム、サービスがあるんですよね。
例えば、アプリでそれこそ自分で登録してペットシッターだとドッグウォーカーしますみたいな。
そうなんだ、そういうアプリがあるんだ。
例えば今週はちょっと旅行に行かなきゃいけないからって言ってそのアプリに登録したら、
飽きがある人にマッチングしてもらって、犬を預けることができる。
33:04
そうね、それだから動物が好きで動物の知識があるからできるっていうことだよね。
それこそ簡単な趣味としてやってる人もこれでお金を稼ぐこともできる。
他に先ほど出たアートとかクラフトは、
例えばオンラインビジネス、オンラインストアかな。
eBayとかAmazonとかでも売ることができるし、
それこそ自分でショピファイみたいなもので、
eコマースのサイトを作ることもできるし、
それこそもう月額3,40ドルから始められるじゃないですか。
ああいうちっちゃいサイトを作るのは。
そうだね。
とかっていうこともできますと。
ヤードセールショッピング。
ヤードセールショッピング。
日本ではあまりないですけれども、
ガレージセール。
ガレージセール。
アメリカでは自分たちがいらなくなったものをガレージを使って売ることが。
週末になるとね。
ガレージセールやってますって看板を道に出して、
家の前の庭にぶわーって並べてね。
ただ売るっていうね。
これはまあ、現代というよりも昔からあるものですけれども。
趣味じゃない。
これは趣味じゃないんだ。
買う方の人が趣味の人はいるけどね。
そうなんですか。
だからビンテージモンとか、
確かにね。
おもちゃとか、フィギュア系のやつ。
掘り出し物をね。
コレクター。
コレクターね。
ガレージセールで掘り出し物を探す。
なるほどね。
それはまたフリッピングって言って、それをまた高く売るっていう。
それが趣味の延長かもね。
綺麗にして磨いたりとか。
ガレージセールでは50セントで売ってたものを、
本当はこれプレミアついて50ドルの価値があるんですよみたいなものを
メキキができる人。
そうかそうかそうか。
それは確かに趣味に入るかも。
次。
ライティングとエディティング。
編集、物書きの人とか。
それこそですね、
この時代はブロガーは大人気ですから。
本当にいい文章を書ける人っていうのは、
重宝しますよね。
どの企業もやっぱりブログやって情報発信をする時代ですもんね。
結構専門の方を雇うところも多いですしね。
なるほど。
他には、
フォトグラフィー、写真を撮る人。
写真撮る人は結構な数いるからね。
これをプロっていうか、これで飯を食うのは相当高い。
すごい大変だと思いますね。
iPhoneも発達してるしね。
そうそうそうそう。
iPhoneで修正したらいい写真撮れちゃうからね。
そうそうそうそう。
これは面白いな。
次、プレイングビデオゲーム。
確かに、これ本当最近じゃないですか。
新しいね。
ビデオゲームなんてね、
36:01
私たちが小さい頃ってそんな本当に遊びに時間を使うなんて。
でも今ってビデオゲームで1位になって、
世界のチャンピオンシップを勝って、
1億円とか2億円とか10億円稼ぐ人がいる時代ですから。
あと実況中継をして、
YouTubeで稼ぐ人とかね。
ゲームのプレイを。
俺はあんまり興味ないんで、
見たことないですけど。
私もわからない世界だけど。
でもそういう時代ですからね。
まさにそれは趣味がお金に変わるという。
他にはペインティングとかデコレーティングとか、この辺はね。
何かをクリエイトするっていうのが多いのかな。
そうですね。
何かクリエイトする場合は教えることも、それを売ることもできるし、
頼まれて作ることもできるし。
でこれ最後。スポーツコーチング。
サービンなんてまさに、
自分で楽しむ趣味だけじゃなくて、
教えることもできれば。
特に最近はAirbnbとか、
いろんな町に行って、
自分たちでその町を探求したりするようなシステムっていうのが流行っているじゃないですか。
例えばAirbnbって民泊のアプリですけれども、
最近はその民泊を調べていると、一緒にそこでできるアクティビティとかも出てくるようになっているから。
そうだよね。何て言うんだっけね。新しいサービスだよね。
そうそうそう。そうですそうです。
それは確かAirbnbだけじゃなくて、
車を貸すところのサービスも確かそういうのが出てきてるから、
そういうアクティビティでサーフィンをやりたい人にそういうことを教えてあげたりとか、
そういうようなこともできるようになっています。
本当そうだよね。
何だったら好きなことでやってはいいじゃんっていう話になっちゃうんだけどね。
あとはやり方とかっていうことさえ分かっていけば。
深さとか。
そうそうそうそう。
クリエイティブさとか。
クリエイティブさ。
クリエイティブさ。
オリジナリティとか。
そういう工夫次第でいろんなことがお金に変えられる時代になってきています。
冒頭から気になったけど、これはリアルアメリカというアメリカに特化したものではないですよね。
全然アメリカに特化してないです。
これは全世界的なことですね。
そうだよね。リアル現代。
リアル現代。リアル現代情報をお届けしました。
締めのコーナーです。
39:00
質問。
これはふと思ったことなんですけど、未来の名刺ってどうなってると思いますか。
今名刺といえば紙で渡し合ってるじゃない。
紙のメディアってだんだん少なくはなってきてて。
確かに。
紙の名刺持ってる?
持ってます。けどほとんど使わないです。
僕は前職は営業職で、必ずどこか行って始めましての時は名刺を交換するっていうのが営業の一番最初にやること。
決まりじゃないけど。
名刺を常に持ち歩いてたんですよ。今も持ってるけど一応。
それが5年10年した時にまだあるのかなってふと思って。
すごい面白い質問ですね。
今パッとその話が出て、あれQRコード持ち歩くようになるのかなって思ったんですけど、
でもアメリカってそこまでQRコード普及してないというか。
今はね。
みんながあんまり使わないなとかね。
じゃあ10年後、名刺はどうなってますか。
2030年?
2030年?
違う?
10年後、10年後、10年後。
紙はないでしょ。
紙ないかな。
紙はないと思いますけど、みつさんは?
俺も考えて、LINEのLINE交換車をって言って今QRコードでやってる。
確かに。
昔だと、昔ってか今もあるのかな。フルフルってポンってやるやつとか。
今は携帯持ってるけど、たぶん10年後に携帯持ってるかって言ったらそれもないかもしれないなって思って、
結局思ってたのは手の中にチップ入れるとか。
あるかも。
それを握手した時、事前で交換されるみたいな。
ピピピ、今日会ったのはこの人たちですみたいな。
あれのアプリケーションここここここでね。
どこからそれが聞こえてくるの?
わかんないけど。
そのデータがもう握手をした瞬間に交換されて、どっかに入ってるみたいな。
それ面白い。
今日の日記みたいなのはボタンを押せば、
今日の出来方みたいな。
今日会った人はこの人とこの人です。
こいつ感じ悪いって書いておいてみたいな。
でもたぶん気持ちも読み取ってくれるから、
あなたが彼にこう感じましたみたいな。
気持ち読み取るって言ったら怖いね。
わかんないですよ。
確かにね。
もしくはメッセージを入れといてさ、そのチップに。
握手した瞬間に。
初めまして。私の名前はなんとかです。みたいな。
とかその人に用意しておいたメッセージが入るとかって面白くない?
ありそう。めっちゃありそう。
好きですとか。
42:00
好きですみたいな。
感情がこもってない。
全部ロボット音になっちゃう。
へー、なんかいいですね。
ちょっと新しい質問で面白いかも。
でも皆さんも考えてみてもらえたら、
10年後の名刺ってあるのかなっていう。
携帯すら持ってんのかっていうところから。
ね。
10年後に聞いて。
2030年まで生きてるかな。
それは生きてたいですね。
この番組が続いてるといいな。
10年後に聞いたらマジウケるでしょうね。
マジバカなこと言ってるって。
正解、答え合わせはできますからね。
頑張りましょう。
はい。
さあ、ということで。
はい。
次回のインタビュー、Tipsy伊藤玄貴さんのインタビュー、最終回ですね。
そうだね、もう最終回だ。
どんな内容でしょうか。
毎度ながらですね、最終回は未来に向けたお話で、
習慣化していることとか、目標とかですね。
と、若い世代へのメッセージっていうのを伺っております。
はい。
ということで、今回お届けしたインタビューまたはリアルアメリカ情報のインフォメーションは
ブログに掲載しております。
podcast.086.com、podcast.086.com、または1%の情熱物語で検索してみてください。
はい。皆さんのコメントとレビューをお待ちしています。
そういえばね、玄貴さんに好きなお酒を最後に聞いていますので。
おお、気になる。
気になるでしょ。
さあ、ということで、今回も聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございます。
また次回もお楽しみに。
じゃあね。