私2段階あるんですね。
もともと銀行を辞めたときに、GOB Incubation Partnersという会社で働きながら、
個人事業主として副業でやってたみたいなときもあって、
そのときも仕事の半分以上はGOBがあって、それとは別にこちょこちょ受けたっていう話と、
2021年ですね、その3年後に自らの会社を立ち上げたっていう。
3年も空いてるんだ。
そうそう、それ2018年なんですよね。
実はもう1回やって、まず2018はGOBがあって副業でした。
2021は自分の会社立ち上げたんですけど、当時まだGOBの取締役だったんで、
GOBの仕事もそれなりにやりつつ、自分の会社もありますよみたいな感じで、
結構あった感じだったんですよ。
今は、特に去年ぐらい、この1年ぐらいは、
GOB本当に一時ゼロになって、ゼロから全部自分で事業やるみたいな、
3段階のフェーズに分かれてるっていうのが。
3段ロケットだ。
3段ロケットなんですよ。
結構今の2段目のロケット、自分で会社作るけど前の会社から業務委託で受けますみたいなパターン。
結構周りでも多い印象なんですね。
僕もそれに近いですよ。だから、僕MITEMOから業務委託してますもん。
そうですよね。で、私の妻もプロトスターっていう会社にいたんですけど、
その正社員を辞めたときに、ファインディールスでプロトスターから業務委託を受けながら、
別の授業も探してるっていうパターンがありましたと。
今、井田さんおそらくそのパターンに近い感じですね。
MITEMOさんのお仕事もありつつ、他の自由度が増えたんで、いろんな授業も受けれると。
そこの点で言うと、特に1年目の、何が私の正解か分かんないんですけど、
やっぱりしくじり先生的なところで言うと、仕事を結構引き受けすぎたっていうのがありまして、
それがやっぱり絞ったほうが良かったのか、でもやって良かったなっていうのが両方あるんで、
ちょっと判断難しいんですよね。
で、両方あるっていうのは結局、井田さんもそうですし、
私がファインディールス2020年に作ったときに、井田さんからお仕事をいただいたし、
井口さんからもMITEMOにいらっしゃった取締役井口さんからもお仕事をいただいたりとか、
また本の書くやつとか、メディアの執筆の依頼とか、
あとはスタートアップ企業の調達支援とか、いろいろご相談をいただきましたと。
めちゃめちゃありがたいなっていうのがあるんですけど、ここが1つのジレンマで、
どっちかっていうと、私がこれやりたいなっていう感じで、
これやらせてください、じゃあこの仕事くださいっていう感じっていうよりも、
先に仕事があって、その仕事に私どうですかっていう入り方が結構多かったんですよね。
いやーですよね。
おそらく、井田さんのこの前たまたまあって久々に喋ったんですけど、
芸能人とかそれに近い感じは私はしてまして、どういうことかっていうと、
先にドラマの企画とかバレエという企画があって、
その企画に合う形でタレントとかをオファー出していくっていう仕組みだと思うんですよね。
なので、例えば我々がテレビ番組とか見たときに、
看板のね、例えばダウンタウンとか、99とか、
そういうね、有吉とか、そういう誰々がメインになる番組があるっていうときに、
あれ多分、タレント側から自分こういう企画やりたいんですってほぼなくて、
テレビ局が企画を作って、この人メインに据えて、
やっていって、それを多分演じてるっていう役割もかなり強いと思ってるんですよね。
なるほど。
はい。なので役割期間が求められるんで、独立を果たす芸人っていうのは、
すごい独立キャラに寄りなっていくみたいな感じで、キャラをダッチしていくじゃないですか。
なるほど。
はい。で、そのため口のギャルタレントみたいな枠が多分あって、
そこを呼ばれたらチームプレイなんで、その役割を果たしていく必要があるみたいなところが。
役割って仮面じゃないですか。
仮面ですね。
村上さんもだから、渡された仮面をつけて、
はい。
その仮面を演じてるっていうシチュエーションが多分多い。
あ、そうだそうですね。
その仮面がさ、いくつもあるときついですよね。
きついんですよね。きついんですよ。
で、そこがやっぱりポイントで、ある意味その仮面って自分の幅を広げてくれるんで、
やっぱ自分にフィットするボールを投げられるっていう方が多分少なくて、
結構やっぱり豪速球来たりとか、
えらいカーブが来たりみたいな感じがあったときに、
こっちにやっぱそれを取れる体勢に、
なんか取る必要があったり、
する必要があるみたいなところは、
すごく、今もですけど、感じてるんですね。
あるねー。
芸人っぽいってのもあるね。
芸人っぽいね。
芸能人芸人っぽいってのもあるね。
で、私前インタビュー聞いて面白かったなと思ったのが、
TMレボリューションって西川貴則っているじゃないですか。
歌手の。
いますね。もちろんしています。
彼のインタビュー読んだら、
彼は自分がやりたかいって思ったことがほとんどなくて、
例えばいきなりミュージカルやれとかっていうオファーいただいて、
別に興味ないって言ったらあれですけど、
別に自分がやりたいわけじゃないけど、
そういうオファーもらったから、
じゃあこれやってみましょうかみたいな感じとか、
やっぱりそうする中で、
いろんな可能性が増えていったみたいな感じだったんですよね。
なんで来たものはとりあえず何でも受けようみたいな感じで、
やっていったと。
おもろ。
だからそのメッセージは若い人たちに対して、
これでやりたいんですとか、やりたいことが見つからないんですみたいな、
結構量極端な相談があるじゃないですか。
20代とかになってくると。
それに対して彼は、西川隆典さんは、
私の場合は別にこれやりたいとかなくて、
それをミュージカルまず頑張ってみたら、
その結果道が開けていきました。
バラエティとかも出るつもりなかったけど、
バラエティでやってダウンタウンとかなんかすごい受けて、
それとまたバラエティのオファーが来てみたいな、
別に自分はバラエティに出たいわけじゃなくて、
歌手として売りたいけど、
それをやることによって自分の可能性とか認知が上がっていくなら、
喜んでやりましょうっていう、
そういうスタンスでしたっていう感じだったんですよね。
なるほど。
私、社会人1年目は、
あ、そういう意味じゃないです。
企業1年目とかですね。
結構それが多くて、
例えばですけど、
パワーポの資料、パワーポのスライドを、
デザイン作ってくるとかやりましたからね。
私やるの?みたいな。
村上さんにですか?みたいな。
そうです。
俺にこれを任せるか。
他にもっと得意なことあるけどみたいな感じで。
そうなんです。
なんで私に来るかっていうと、
私はその会社の月資産票っていうのをまとめて、
グラフ作って毎月レポート報告をすると、
するとその内容が結構見やすかったですと。
なるほど。
ただ他の部署がそういうのできてないから、
他の部署でもそういうの作りたいけど、
フォーマットとかがないし、
やっぱデザインの見せ方とかが、
なんかそっちがいいんでとかって言われてた。
私は別にそこにデザインにこだわりもないし、
強みじゃないっていうか、
もっとプロのデザイナー知ってるんで、
そっちの方がいいじゃないですか。
で、そういうのをたくさん受けてやってきたっていう結果、
業務の幅は増えたんでありがたいんですけど、
その結果ですね、
これやりたいんだっけみたいな仕事と、
迷子になってくるんですよね。
なるほどな。
なので幅は増えて、できること増えた後に、
どっかでちょっと絞らないと、
本当あれですよね、M1で優勝して、
翌日以降めっちゃ番組来るけど、
よく売れたタレントがあるじゃないですか。
何がしたか分からなくなっちゃったみたいな。
そんなに売れてるわけじゃないですけど、
いろんな相談が来るだから、
なんとか全力で対応していく中で、
充実感はすごい高いと私は思ってるんですけど、
このままこれ続けると精神的には良くないなっていう、
しくじり的なことだとか、
どっかでやっぱり断らないと、
あんま良くないんじゃないかなみたいな。
銀行にいたときとかは、
それこそ世の中に発信したいなっていう思いを持って、
でも銀行の仕事とかしてたみたいな話。
発信しづらかった。
その頃からしたら、
ウェブとかで自分が調べた結果の経済とか経営のテーマのことを書けるって、
めちゃめちゃそのときの自分からしたらある意味夢が達成できてるっていうことになるから、
ある意味今夢の仕事はやってるはずなんだけどっていう。
そうですね。
ここが難しいですよね。
本当に嫌だったら絶対断るじゃないですか。
全く自分の興味と離れてたら。
そうじゃないのが難しいですよね。
例えばやっぱり本書くとかって、
本を実際に書いたことがない視点から見たときに、
自分がいろいろ考えて好きなこと書いてるっていうイメージかもしれないですけど、
これかなりの高倉先生、
出版社や編集者の企画ありきなんですよね。
こういう企画でこういう内容で書いてくれって。
それ社内通す。
社内でこう通っちゃってるんでこういう内容お願いしますみたいな感じの意向がめちゃめちゃ強いんですよね、実は。
なるほど。
これってテレビで言うプロデューサーの意向みたいな感じなんですよね。
それに合わせてこっちが合わせていくっていう風になってくるんで、
やっぱり字幕を書きたいけどそっちの意向もあるし、それを踏まえてこういう風に書くと。
別にそれがダメだってわけじゃなくて、そういう仕事なんですね。
なるほど。
多分おそらくアーティストとかも売れてきたれば来るほど、
テレビ局とかの意向でこういう感じお願いしますとか、
次のヒット曲はこういう感じとか、
ジャンプとかも連載ってそういう感じじゃないですか、
編集者と相談しながらこういう風にやっていきましょうみたいな感じで。
なるほどね。
やっぱそういう風にやってくるので、
クリエイティブなところはあってやりがいはあるんですけど、
やっぱその辺が誰がそのハンドル握ってるんだっけみたいなのが、
たまにちょっとわかんなくなっちゃうときがあるんですね。
なるほどー。
いやー大変だなー。
大変だなーとか言って一言みたいな声を出してしまった。
いや自分ごとですねこれは。
はいどうぞ。
なんか今ちょっとかぶせると、
状況は似てますと僕も業務委託も含めてやってるし、
業務委託先のみてもからも講師の仕事とか来て、
基本自分にとっての生活の糧を得るためにも、
受ける選択のほうがそっちを選びやすいじゃないですか。
ちょっと他のところからも、
こういうの困ってるから助けてくれみたいなやつは、
基本的に断りにくいっていう感じだから、
受けてくるみたいな意味で、
どんどん時間的にはきつくなるよねとか。
あとこれも似てるなと思ったのは、
僕も前の職場の社員とか取締役として所属してるときって、
自分の声なのか会社の見解なのかみたいなことを考えると、
ちょっと手が動きにくいなっていつも思ってて、
僕結構思ってることはいっぱいあったり、
発信したいっていうよりはアウトしたい。
聞いてほしいっていうよりは出したいみたいなのは結構思ってたんだけど、
実は結構自主規制をしていて、前の職場のときは。
自分の中で個人の見解として言ったことが過激すぎたらとか、
いろいろ考えると書けないみたいな気持ちになってたから、
結構我慢してたっていうのが自分のイメージで。
なので自由に出したい。
自分の思ってることを書きたいと思ってノート始めたりとかいろいろしてるんだけど、
今はしがらみないから、
誰が読むかわかんないものを書いて気持ちよくなってるんですけど、
村上さんくらいにちゃんとマーケタブルな商品として、
発信するものがちゃんと売れるマーケットに向けてってことになると、
確かにマーケット側の意向というか、
実際に読むマーケットは読者ですけど、
その手前にいる書店とか編集者の意向とかに、
やっぱり振り回されるっていうか影響を受けますよね。
そうですね。
ちょっと私の場合は、今振り返ると、
八方不一致なところがあるんだなっていうふうな、
しくじり先生があって、
この人にこう言っていいアウトプット出したいな、
この人からこういう相談あったし、なるべくいいアウトプットしたいな、
この人もこう言った時に、
時間やリソースは有限なんですけど、
それが結局ご要望とかオファーが有限のリソースを超えた時に、
何かを削る必要があってしまうと。
なので優先順位をつけたいわけじゃないんですけど、
やっぱり最低限何かしかつけないと、
結局混乱してしまうなっていうのはすごく感じてて、
となると途中まで進んだけどやっぱりこれ難しいですわっていう方が
迷惑かかっちゃう可能性が高いと思います。
となると初期の段階である程度これは厳しそうですねとかを、
ちゃんとどっかで見極めないと、
これマジで大変になるなみたいなのを最近考えてて、
エッセンシャル思考っていう本があるんですけど、
藁を使う思いでエッセンシャル思考を読んだら、
やっぱりそういうことを書いてるんですよね。
本当に大事なことだけ取り組めばいいみたいな。
断るっていうことは最初すごく抵抗あると思うけれども、
本当に自分が取り組むべきことなのは心をそこから考えた方がいいみたいな。
じゃないとやっぱり大切な時間を失ってしまうみたいな。
やっぱりその本に書いてたデータでは、
亡くなる直前に何を一番後悔したかっていうリストがあるんですよね。
そのトップは本当に自分がやるべきことをやらなかったことだみたいなことが、
自分の人生生きてこなかったみたいな。
そういう度に言われるまがめにこうした方がいい、こうした方がいい、こうした方がいいと従って生きてきた結果、
自分何したらいいんだっけみたいなのを死ぬ前に後悔するっていうのが大きいっていうのを書いてて、
私もだいぶ本当に恵まれてる状況で、好きな仕事もできてるっていう仲もある中でも、
とはいえなんていうか、やっぱり有限なので、自分の時間やリソースは。
どっかでもう少し自分でハンドルをちゃんと握るようにしないと、
ちょっとお互い迷惑かけちゃうなっていう気がするんですよね。
いやー難しいところですね、これは。
村上さんって今もし、明日死にますってなったらめっちゃ後悔するんですか?
今はそんなに後悔はしないですけど、もし明日死ぬってなったときに、
家族との時間が本当に適切だったかなっていう後悔はあるかもしれないですね。
今現時点で言ったときにですけどね。
特に去年とかはかなり娘とかに長女に心配されて、
なんでそんなに頑張ってんのみたいな。
安えばいいじゃんみたいな。
娘から見てもちょっと心配になるね。
身近な人から見てもね。
ちょっと私の場合は二拠点生活みたいなのをしてたんで、
週の半分が東海地方に行くみたいなことをやってたんで。
そういった背景もあって、娘からしたら家にいないし、
でもなんでそんなに頑張りそうになるんだってみたいな。
多分そういう見え方はしてたっていうのはあって、
もし明日死ぬってなったときには、
その時間を使って本当に良かったかなっていうのは思うかもしれないですね。
今はだから本当に、もうちょっとそういう時間を減らして、
やっていくっていうことを真剣に考えないと、
自分の価値観を試される感じがありますね。
僕最近読んだ本で、今の話聞いて思い出したのが、
生き延びるためのジム。
その本ってご存知?
いや、漫画とかになってる本。
ジムってあれね、トレーニングのジムじゃなくて、
ジム作業のジムね。