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2025-12-03 25:57

【実践者に聴く】経営者がMBAに行く理由──AI時代に求められる“人の価値”【ゲスト:トライズ株式会社・三木雄信】[#072]

【実践者に聴く】

リスキリングやキャリアづくりの実践家をお招きし、社会人の学びのコツなどについて幅広く聴いていきます。


<今回の内容>

  • 1日の生活は?
  • LAではバスは非常識?
  • 外から見た今の日本
  • ほかの人はどんなキャリアを歩んでる?
  • かけたお金の元は取れる?
  • EMBAでAIはどう活用されている?


<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリングMC)

三木雄信(トライズ株式会社 代表取締役社長)


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サマリー

三木雄信さんは、経営者としてのリスキリングの重要性について語ります。彼は、MBAの体験を通じて教育環境や国際的な視点から日本の魅力を考察します。特に、日本が海外から憧れの対象である理由や、外国人が見た日本の治安の良さにも触れています。AI時代における経営者のMBAの重要性や、自己成長と国際展開を目指した経営者の取り組みについても述べられています。また、経営者がリスキリングで得た知識を社員に共有し、組織全体を成長させる必要性が強調されています。トライズ株式会社の三木社長は、EMBAとAI時代における経営者の価値について語ります。経営者はAIを超えた独自の価値判断を持つことが求められると強調されています。

リスキリングの重要性
聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリングMCの桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、リスキリングやキャリア作りの実践者をゲストにお招きし、
社会人の学びのコツなどについて幅広く聞いていく、
【実践者に聴く】シリーズです。
前編に引き続き、今回もゲストは、英語コーチングプログラム
トライズ代表、三木武信さんです。
エグゼクティブ向けのMBAであるEMBAで学び始めた三木さん。
後編は、世界から見る日本の姿や、経営者がリスキリングすることの効果、
気になるお金の話などについて聞いています。
では、本編どうぞ。
海外の教育体験
はい、では後半も三木さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前半、もう一人の竹に戻って、教育の経営者の三木竹信ではなく、
一人の竹に戻って学び直しをされているということでしたけど、
めちゃくちゃ楽しいと。めちゃくちゃ楽しいんですか?
めちゃくちゃ楽しいですね。
事業はめちゃくちゃ大変なんですよね。
3時間でチームでぐっと議論したものをプレゼンにして、
みんなで発表するみたいなことをやっていくわけですけど、
そうするとその後ですね、LAとかでもそうなんですけど、
シンガポールでも、もうテストが終わったらみんなで打ち明けだって言って、
どっかに飲みに行ったりするっていう感じでして。
いいですね、いいですね。
どんなとこに行くんですか?
例えばですね、そんな高いところじゃない、シンガポールだったら、
シンガポールもインド人街みたいのがあるんですよね。
そこでインド人の学生の人が、
じゃあ俺の行きつけの店に連れて行くからって言って、
ぐっとみんなで行って。
かなりディープなですね、
本当にインド人街の中の、本当の普通の居酒屋、
インドの居酒屋だと思うんですけど。
そういうところでインドのお酒飲んで、
カラオケとかあるんですよね。
カラオケみんなで歌ってみたいな。
もうなんか青春じゃないですか。
ちなみにその3ヶ月の中のどれぐらい滞在するんですか?
滞在は2週間弱ぐらいですね。
思ったより長いですね。
2週間滞在?
そうですね。
じゃあ毎晩2週間の間は毎晩毎晩どっかに行ったりする?
それはテストもありますし、
あと発表するものが結構あるので、
だいたい1科目5日間とか6日間とかのイメージなので、
1週間のどこかでテストがあって終わったらとか、
タイミングもちょっと授業によったりするんですけど、
週1ぐらいです。
それ以外はもうひたすら準備して、
プレゼンしたりとかテストの勉強したりとかで、
もうめちゃくちゃ忙しいんですよね。
朝授業自体が始まるのが8時半ですかね。
日本の国際的魅力
朝食も一緒にみんなで食べるんですよ。
教室に朝食も準備して、
8時とかに行って朝食グワーッと食べて、
その朝食も食べながら、
昨日のこの資料どうなってるとかアップデートしたりとか、
プレゼンの準備とかしながら、
授業が8時半から始まって、
だいたい夕方5時半とか6時半ぐらいまで授業があって、
めちゃくちゃずっと休憩はあるんですけど、
基本授業がもう本来のMBAとかであれば、
フルタイムでやるような内容をできるだけ詰めなきゃいけないから、
行くともうめちゃくちゃ詰められてるんですよ。
泊まってるのはそれぞれバラバラ?
バラバラなんですよ。
私なんかはLAとかでも、
下手したら1泊500ドルとかなので、
高いですよね、今ね。
中国人の学生の人とかは、
UCLAのすぐ手前にある高級なところに泊まってるわけですよ。
でもそこは高すぎるから、
私はちょっと違うところのビジネスホテルみたいに泊まってて、
そこは全然安いんですよ。
日本のビジネスホテルよりもちょっと高いぐらいだから。
バスで通ってたんですよね。
バスで?
そうしたら、それをたまたま聞きつけたら、
教室中の人がみんな、
タケ、お前バスで通ってんだな、
お前バスで通ってるよって言ったら、
絶対やめろと。
絶対やめろ?
絶対やめろと。
LAで?
もうバスなんか乗っちゃいけないと。
で、金がないんだったら、
自分が家から自家用車で通ってるから、
ピックアップしてあげるから、
バスにだけは乗るな。
バス乗るなんていうのは、
LAで今では本当に非常識のことらしいですよ。
危ないってことですか?
危ないってことだと思う。
何が起こるんですよ?
わかんないです。
もうみんな口々に絶対乗るな。
きっと何か悪い犯罪に巻き込まれたりするんだと思いますね。
あんな感じで言われるのはびっくりですね。
なんか怖い思いは?
一切なかったです。
ただちょっと思ったのは、
LAに2週間ぐらいいたんですけど、
普通に町で子供を見たのって1回しかないんですよね。
普通に町で子供を見る?
観光地のビバリーヒルズとかの中心街とかいますけど、
普通の通学路みたいなところで、
子供が一人で歩いてるのを見るところか、
親と一緒も1回しか見たことないですね。
公園で親と子供が遊んでるのを1回しか見たことがない。
でも子供はいるわけですよね、どっかに。
いるんだと思うんですけど、
それは全部通学とかも、
全員車でやるし、自家用車でやるし、
親が送り迎えをするから、
子供だけで、例えば日本の場合、
小学生が電車で通学してたりするじゃないですか。
それでも全然ない。
絶対親が家から学校まで車で送り迎えをするっていうのが、
本当の常識の世界みたいですよ。
だいぶ日本とは違う環境ですし、
あとさっきのホテルの話、
中学生の方々はすぐそばに取れるような、
財があるってことですよね。
その中で、
日本人、昔は非常に裕福だった頃もありますけど、
だんだん国際的なポジションっていうのも変わってきたと思うんですけど、
そのあたり、実感されるところってどうですか?
今の日本人、外から見たらっていうと。
そういう意味ではですね、
実は日本って国としても文化としても、
めちゃくちゃ憧れの対象なんですよね。
さっき言った通り、やっぱり治安の問題とか含めて、
海外にいたら全く気が抜けないわけです。
今日本にインバウンドで外国人の人めちゃくちゃいるのって、
安全で、例えばお酒飲んでそこらへんで寝てても、
別に死にはしない。
物も取られない。
すごいことなんですよね。
多分LAでお酒飲んで寝てたら、
確実に大変なことになっちゃうと思うので。
そういう意味では、
今インバウンドで来てるっていうのは、
もちろん円が安いとか言うこともあると思うんですけど、
それを超えて、
日本の良さっていうのが実は世界中に知れ渡ってるんだと思うんですよね。
今度、実は、
EMBA、上海でやる前に、
みんな東京に寄りたいって、上海に行くんだったら、
みんな東京に遊びにちょっと来るんですよ、上海に来る前に。
近いからそっちに寄せるんですね。
寄ってから上海に行くって言ってみんな来るんですけど、
それで、どこ行きたいと案内するかっていうと、
みんな新宿の思い出横丁に行きたいんだ。
あそこか。
思い出横丁の後はゴーデン街に行きたい。
あそこか。なるほど。
みんなそういう意味では、日本の中でも、
どっちかというと日本人から見ても、
非常にリラックスした場所っていうことだと思う。
そういうところを求めてるんですよね。
よく知ってますね。
めちゃくちゃ知ってますよ。
シンガポールの人とかと話しててもわかったんですけど、
シンガポールの人は日本大好きで、
全員口々に言うのが、
今年の春は花見に日本に行ったんだよって、
全員言う感じなんですよ。
シンガポールで会わない友達と京都でばったり会ったとかですね、
みんな口々に言ってて、
シンガポールの人は日本大好きだなってすごい思いましたね。
それはエグゼクティブだからなんですか?
あるいはもっと広い?
もっと広い、みんなの憧れの的になってると思いますね。
クラスメーターと話すときも結構日本の話題になってたんですか?
そうなんですよ。
結構困るのが、
いろんなビジネスプラン作ったりしなきゃいけないんですよね。
ピザのビジネスプランを作れっていう話になって、
いろんな基本パターンはあるんですけど、
それに自分でビジネスプランとしてテイストを突き加えていいってことになったら、
シンガポールに住んでる人が、
日本のピザのお店がシンガポールでめちゃくちゃ有名なのがあるんですよね。
最近、アザフダヒルズにできたんですけど、
そういう意味では日本式ピザってすごい良いんだと。
それをやるビジネスプランを書こうって言い出しちゃって、
ピザ屋が日本式のピザ屋として、
そういうプランになったりとか、
あとまた別のビジネスプランまた作らなきゃいけないって、
そうすると、それもやっぱり名前は日本語の方がいいよねって言って、
ビジネスプランのアイデア自体は言えないんですけど、
日本語の商品名になってるんですよね。
みんな日本文化に対して憧れとかがめちゃくちゃありますよ。
日本の食べ物とか食品とか。
あとちょっと違うことで言うと、
試験の後、試験終わったみんなって言って、
面接で、違う時間でオンラインで試験終わった後とかは集まって飲めないので、
みんな疲れたよねって、じゃあ飲もうよって、
オンラインでずっとWhatsApp、SNSでずっとチャットし続けてるんですけど、
終わったよ終わったよって。
そしたらみんな口々に、じゃあ飲もうって言って出してくるのは、
ジャパニーズウイスキーですよ。
AI時代の経営者のMBA
響を今から飲むんだって見せてきて、
ウイスキーもやっぱりジャパニーズウイスキー山崎の12年とか、
響とか飲んでるとイケてるって感じなんですよね。
そういうのはどうですか?
やっぱり日本にいてはなかなか気づかない感覚ですか?
そうですね。日本にいて思うことっていうのを言えば、
日本人にとって当たり前のことが、
実は世界ではもうめちゃくちゃ貴重になってたりして、
そういう意味では、今の日本っていうのはもう本当に、
ちょっとこう言ってはおかしいですけど、別世界みたいなとこですよ、世界から見たら。
そうなんだ。
なんかね、その中々そのニュースとかで見ると、
今度2030年には日本のGDPはインドにも抜かれて、
イギリスにも抜かれて、6位に落ちるってニュースがこないだね、ありましたけども、
なんかだいたい過高線のニュースばっかりじゃないですか。
その感覚でやっぱり見ちゃうんですけど、
どうなんですかね、その相対的な経済力って面で外で見た場合、
どういうふうに見えますか。
確かに海外に行っちゃうとですね、確かに何食べても高いしと思うんですけど、
帰ってきて思うのは、何食べてもおいしいわけですよね。
しかも安全だしって思うと、全体のバランスで言うと、
日本は実は生活するにはバランスが間違いなく取れてますよ。
例えば日本でポテトチップス150円とか200円じゃないですか。
アメリカポテトチップスそこら辺のコンビニで5ドル、750円とか。
だからポテトチップスすらちょっと買うのに躊躇しちゃうわけですよ。
750円でポテトチップス食べたいか食べないかあったんですけど向こうでは。
日本に帰ってきたら100円とか150円であるから、
日本に帰ってきてポテトチップスめちゃくちゃ食べて太っちゃったんですけど、
向こうで食べれなかった分。
そういうの考えると給料がアメリカとか海外の方が全然高いし、
GDPもあるって言うけれども、それと見合うだけのものがバランスしてるかって言うと、
日本の方が実はバランスはあるなって思いますよね。
ミキさんが、竹社長がですよ。
Please call me Take.
竹がね、これからどういうふうにご自身の会社経営を、
さっきほら60歳まであと8年っておっしゃってたじゃないですか。
これからの8年をこのEMBAを元にどう使っていくのかっていうとすごく関心があって、
今すごく精神を取り戻してる的な楽しいお話を聞いてましたけど、
じゃあここから8年とおっしゃいましたけど、
このEMBAってどう活かせていけそうですか?
方向性2つあってですね。
直接コーディングできたからってことではないんですけど、
どんな事業でもやっぱりAIのことをめちゃくちゃ扱うんですよね。
そういう意味では、自分の事業自体のAI化を急速に進めるっていうのはもう大事なポイントで、
これはもう今もどんどんやってるって感じですね。
もう一つは、その先にあるのはやっぱり国際展開っていうことで、
これは英語の事業っていうことで言えばですね、
全世界で見ると日本の40倍マーケットあるんですよね。
アメリカの英語系のアプリの会社っていうのはみんな結構ユニコーンなんですよね。
資金調達200億円、バリエーション1000億円とかでやってるので、
そういう意味では英語のスクール、学校っていうところから、
AIを使ったITの会社っていう方向を目指していくんだと思うんですよね。
そこら辺はどうですか?
実際に僕もアプリを使ったりして勉強したりしてるんですね。
結構優秀じゃないですか、AIが。
発音とかもものすごくきっちり見てくれるし、
それを聞いて評価して、はい次、あなたこれねってプログラムをどんどん出してくれる。
たくさんある中で、どうなんでしょうね。
すごくコーチングのところに強みがあるなと思ってるんですけど、
その後でどうハイブリッドさせていく感じなんでしょう?
そういう意味ではですね、実はコーチングって何がポイントかっていうと、
その人の夢とかその人のゴールをまず確認するってところが始まるわけですよね。
それを人間系で今どういうゴールなんですかって聞いてプログラムを作っていってるわけなんですね。
英語学習って基本時間めちゃくちゃかかるんですよね。
だいたい1年間1000時間やれば話せるように義理なるっていうのが基本線だというところなので、
それだけ続けるには単にアプリでこれやりなさいこれやりなさいって言われてもなかなか続かないと思うんですよ3ヶ月とか。
そんなところが限界だと思うので、本当に話せるようになる仕組みっていうのはただ単に教材の吉橋っていうことを超えて、
その人のゴールとどう結びつけていくのかっていうそこの工夫が大事なポイントだと思うんですよね。
そこはあれですか、AIでできない部分なんですか?
国際展開への道
AIでできる部分もあると思いますし、場合によってはやっぱり人間が介入しなきゃいけないところもあると思いますよ。
やっぱり人と人の話の中で初めて自分がこんなことやりたいんだと発見したりするっていう自分も気づかないことを気づく部分あると思うので、
そこをうまくハイブリッド化しながらやっていくっていうのも大事だと思いますね。
今対面でお話ししてますけど、AIだったらきっとこの感じの熱は出ないんだと思いますし。
人間って人と話してて頭が活性化する部分もあるんですよね。
本当におっしゃる通りですね。
あとその興味あるのは他の方々ですよね。
他のクラスメイトってどういうキャリアアップっていうんですか?
何を目指してます?結構ね、大金を投じて。
アメリカ系の学生の人たちは、次の経営層になるため会社の中で出世をしたいということで受けてるのは間違いないです。
もしかしたら転職する人もいるかもしれないですけど。
もともと収支か何かを別のジャンルを持ってたりとかするのに、
さらに経営額の収支を取ってさらに上を目指そうっていう人が多いので、アメリカ人の場合。
中国系の人たちは基本は自分の経営してる会社をさらに国際展開したいっていう気持ちがめちゃくちゃ強いですね。
みんな口々に日本で会社を作りたい、日本にマーケットに入るにはどうしたらいいのかって非常に聞いてきますから。
そういう意味ではちょっと私に向けて国際展開をするために人脈作りも兼ねてEMBAに来てる人っていうのは中国系の人多いですよね。
ただ、この日本はすごくいいところだって言った上で言うのもなんですけど、
授業の中でもあなたたちこれだけの大金を投資してるから元を取らなきゃいけないってすごく言われて、
あなたたち年収とにかく1ミリオンドルを目指すんだって言われるんですよ。
1ミリオンドルって1.5億円ですからね。
このUCLA、NES、EMBAの卒業した人、修了した人たちの平均年収で言えば6500万円ぐらいなんですよね。
数字がもう発表されてるんですけど。
それは卒業した後にアップ率もきっとあるんですよね。
アップ率は67%です。
67%平均アップする?
そうです。
だからそういう意味だと、2千何百万円、量費も合わせれば3千万とかかかるにしても、
67%アップして6千何百万になるんだったら1年で元取れるよねみたいな感じなわけですよ。
取れちゃいますね。
だいたい皆さんそれ取れるんですか?
つまり今聞いてらっしゃる方も高いなと。
ただそれに見合うものがあるのかどうか。
実際にそういう本当に見合うようなキャリアを築けるのかどうかって結構考えると思うんですけど。
どうですか?
実はアメリカの企業に就職するとかいうことっていうよりは、
自分の会社を伸ばすっていうことでは、たぶん私は元が取れるんじゃないかなって思うんですよね。
中国系の人も結局自分の会社のためにオーナー社長とか2代目の社長がみんな来てるので、
その観点で言えば、
例えば私は自分の社員にも学んだことをシェアしてたりするわけです。
自分自身で社内研修でずっと講習をやってたりしますから。
そうすると全然元取れると思うんですよね。
社員一人一人例えば何かの講座に行かせたら、100万円で20人行かせたらもう終わっちゃうわけですけど。
確かに。経営者がリスキリングをするべきだって、
いろんなシンポジウムとかでも言われるし、記事でも言われるんですけど、
じゃあ実際にやってる方ってそんなにたくさんいないなとは思ってて、
すごい軽微なケースとして来ていらっしゃるなと思うんですけど、
経営者のリスキリングの意味ってその辺りになるかもしれないですね。
自分自身だけじゃないっていうこと。
自分自身じゃなくてシェアすれば、自分の経験も踏まえた上で本当に生きた知識になって、
社員何十人とかだったら変に研修にちょっと50万ずつ100人行かせても5000万かかっちゃうわけですから、
全然安くつくんじゃないかなって思いますよね。
社内ではどんなあれですか。竹社長のまるまる講座みたいな感じでやってるんですか?
ずっとやってますね。
ずっとやってる?
リスキリングの重要性
さらに本当の事業の戦略立案のワークショップとかも学んだことで、
基本全部行くと事業自体はワークショップなんですよね。
そういう意味ではそれを応用してこんな感じでこんな感じでと。
幸いなことでうちは一応みんな英語わかるので、
じゃあ英語の資料これ読んどけって言って、
事業で使われているものとはまた違う、普通に出版されている本とかもありますから、
じゃあその本を読んでちょっとそれでディスカッションしようみたいなことをやってますから。
それは本当にいいですね。
経営者のリスキリングとか経営者の学び直しってよく言われるなと思ってましたけど、
それがどう波及していくのかってちょっとあんまりピンときてなかった感じはありましたけど、
今初めてそっかってわかりました。
まだ結果があんまり出てないから、
戦略的にも行く前と行く後では多分ちょっと違うと思いますね。
AI時代の経営者の価値
中国系の人たちはみんなそこを狙って国際展開しているので、
そしたら全然投資としては全然安いよねって思っていると思います。
ありがとうございます。
あとそうですね、AIの話でましたけど、
学ぶ過程で、例えばEMBAで学ぶ過程でAIってどういうふうにうまく活用されていますか?
めちゃくちゃ活用されてるんですよね。
基本的にはですね、EMBAで試験に関しては、
AIでは通用しないようなものが出されます。
例えば会計の試験なんかは複雑回帰すぎて、
AIにそのまま読ませても答えが出てこないっていう感じですね。
それは全部試験を作るときに、
教授がAIで答えが出ないことを確認したからって言ってきますからね。
AI時代に人間が求められる能力が高度化しすぎてません?
そうなんですね。結局MBAもEMBAもそうだと思うんですけど、
AIが出せるものは標準的な答えは絶対に正しい答えを出してくるので、
それを超えたものを出さないとあなたたち価値がなくてリプレイされるからってめっちゃ言われますね。
うわー、そうなんですか。
そのあたりってどうですか?出せるなって感覚ってあるんですけど、
日進月歩じゃないですか、AIの進歩って。
つまり人間の成長カーブよりもはるかに早い気がしていて、
どうですか、そのあたりは。
そういう意味ではですね、結局最後は価値判断みたいなことになるんですよね。
結局その事業をやるべきかやらないべきかみたいなところっていうのは、
究極的に言うと、私の会社とかでは教育とはこうあるべきだ、みたいなことがあって、
それに基づいて決めるっていうことが最後あるので、
それはAIでは多分できないし、小流のものなんですよね。
自己の夢と企業のミッション
べきだ、それは何ですか、理念、フィロソフィー。
そういうことだと思いますね。価値、バリューとかだったり。
会社によってはミッションとかパーパスとかいうものかもしれないですけど。
結局だからそこに立ち戻っていくんですね。
そうですね。そこはAIでは出ないと思いますね。
そうか、結局そこに立ち戻る。で、そこに立ち戻って、
はて、じゃあそれをどうやって強めていくのか。
つまりフィロソフィー持ちましょうとか、ビジョン持ちましょうとか、
哲学何ですかとか、なんかいろいろ聞かれますけど、
いやちょっと、どこで勉強したらいいんですかってまたそういう発想になっちゃいますけど、
そのあたりのなんてかもやっとした疑問不安に、
三木社長ならどういうふうに答えますか。
基本的にはですね、自分が何のために生きるのかっていうことだと思うんですけど、
それは自分が究極的には何が好きなのかとか、
何をしたら心地よかった、何が自分が幸福と思ったかみたいなことから、
実は経営者だったら会社のミッションとかバリューとかも出てくるんじゃないかなって思うんですよね。
私の場合は自分の生きる目的と会社の存在する目的が全く一体なので。
それは最後にどういうものか教えてもらっていいですか。
私の会社のミッションはですね、
学ぶことを通じて人と組織の可能性を開くというのが会社のミッションでして、
これは私自身の生きている理由みたいなものなんですよね。
ありがとうございます。
聞いてらっしゃる方がEMBAをトライしてみようとかいうふうに思っていただいたら嬉しいなと思って、
今はちょっとトライしようかどうか迷っているような方にメッセージとかもしあれば教えてください。
一番大事なのは本当に自分の夢が何なのかっていうことだと思うんですよね。
EMBA自体はお金もかかるし手間もかかるし時間もかかるわけなんですけど、
必ずちゃんと積み上げていけばいけるゴールだと思うので、
自分の夢を見直す中で、実はやった方がいいなって思う人は一歩踏み出してほしいなというふうに思います。
ありがとうございます。
Thank you, Take.
My pleasure.
ということで、前半後半とお楽しみいただけましたでしょうか。
お相手はニッケーリスキリングMCの桜井陽でした。
そしてゲストは
TRI.Z MIKIでした。
どうもありがとうございました。
ランチタイムを学びの時間に
Webメディアニッケーリスキリングでは
平日のランチタイムに無料のウェビナーリスキリングカフェを毎月開催しています。
12月5日金曜日のリスキリングカフェのテーマは
生き残る管理職のための生成AIマネジメント活用術です。
ゲストはキクニッケーリスキリングにもご出演いただいた
AIコンサルタントの倉島陽介さんです。
企業で活用が進む生成AI
50社13万人を教えた倉島さんの経験を元に浮かび上がってきた
管理職の人が絶対身につけるべき生成AIの活用の仕方を教えてもらいます。
生成AIを使いこなして生き残る管理職になるにはどうしたらいいんでしょうか。
すぐに役立つフロンプともご紹介いたします。
開催日時は12月5日12時5分から12時55分
参加申し込みは12月3日午後5時まで
詳細はニッケーリスキリングのウェブページをご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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