2024-02-10 55:39

Vol.290: Saku Yanagawa(スタンダップコメディアン)2/4

spotify youtube

歴史的な降雨量で洪水警報を発令した2月初旬のロサンゼルス、やっと雨も止んで天気予報も連日晴れマークで気分上々。と思いきや先ほどランチ中に今度は地震発生、マリブ方面でマグニチュード4.6とのこと。思わず神棚に手を合わせる金曜の板倉です、こんにちは。

「1%の情熱ものがたり」73人目のインタビュー、最初のエピソード。
ガチで甲子園を目指していた野球少年、キャプテンとしての意識もあったと思いますが周りを盛り立てて笑いを取ることは天性だったのかも。大学時代に受けた衝撃と若さゆえの衝動、その行動が人生の転機となるって渦中の本人には予想もしなかったことかも知れないですね。異国の地、そして第二言語で真正面から勝負を挑む「笑い」というステージ。文学からも影響を受け裏打ちされた知性を武器に隠し持ち、独自の視点でコメディの王道を歩いていくサクさんの情熱ものがたり。

根っからの野球少年であったSakuさんが、実は惹かれたのが文学や演劇、音楽の世界。大部分の時間を費やしていたであろう野球の練習がなくなった時期、溢れるエネルギーと衝動が抑えられなくなって爆発しちゃったのかも!若さって素敵だ!笑

投稿 Vol.290: Saku Yanagawa(スタンダップコメディアン)2/41%の情熱ものがたり に最初に表示されました。

00:01
1%の情熱物語
海外に住んでいる日本人は、日本人総数のわずかに1%。
この番組では、海外進出や起業を果たしたビジネスオーナーや経営者、
また、各協会のプロフェッショナルな方々へ、対談形式でインタビューをしていきます。
日本の未来を背負うグローバルなプロフェッショナルたちの仕事哲学と、
そこに燃える情熱に迫ります。
こんにちは。こんにちは。
1%の情熱物語290回です。皆さんお元気でしょうか。
元気でしょうか。
これ、もしかしたらさ、さおりちゃん見たかもしれないんだけど、
年末にコロナにかかったさおりちゃんなら。
ネットグリックスは見てますか?
大好き。なしじゃ生きていけない。
いや、俺あんまり見ないかったんだけど、最近またちょいちょい目出してさ。
そうなんですね。
日本のやつが見たいなと思ってて、なんか探してたら見つけたのが、
まいこさんちのまかないさんっていう、知ってる?
結構前じゃないですか。
あ、そうなの?
違うかな。
知らないんだけどね、俺全然。
元は原作は漫画かならしいんですけど、アニメか。
漫画なんだ。
だけどそのネットグリックスのやつはもちろん実写版っていうか、
女優さん、俳優さんがやってるやつで。
はいはい。
さおりちゃん見てないのか。
えっとね、私ね、エピソード1ぐらいしか見てないかも。
それであれいまいちだった?
違う。あ、まかない。あ、違うかも。
2023ってなってるので新しいやつですね。
新しいよね。たぶん新しいと思うんだよね。
じゃあ私が言ってるのは違うやつだ。
なんだろうね。
まいこさんなんで、やっぱり京都のまいこさんの、なんていうの、家?
相撲でいうところのなんとか部屋みたいな、一つ一つ家があって、
そこにまいこさんは高校卒業してからそこに引っ越してきて、
みんなで一緒に住んで、お稽古をしながら、合宿みたいな風に暮らしているっていう場所があってさ。
03:04
芸者さんの。
やっぱりそこにはママみたいな人がいて。
はいはい。
でこう、各地から集まってきた。
その主人公はどこだったっけ。田舎の方のね。福島とかそっちの方だったのかな。
雪が偉い。
青森だ。面白いよ。青森の子が京都に来て、高校卒業してからね。
それでまいこさんになりたいって言って、なるんだけどさ、面白いのよ。
可愛いし、あと京都の街並みがすごく良いのと、
あとリリー・フランキーさんが、そのまいこさんが住む下宿の家の下に、
まあ、だから芸者さんだから料理屋もあるのかな、その辺の界隈にさ。
でその下宿の下にバーがあって、おしゃれなかっこいい和風だけどモダンな感じの。
それでそこのバーテン役でリリー・フランキーさんが出てて、
とにかくそこのバーに行きたくなるっていうやつなんだけど。
似合うなリリー・フランキーさんとバーテン役。
そうなのよ。もうね、なんかとにかく何て伝えてもいいのか分からないけど、絵がとても良かったですね。
良いですね。今ちょっと見たんですよ、ネットフリックスで。
そしたら、あのね、英語の吹き替えもあったので、これは見れます。
そうそう、こっちでも見れるやつですよ。
だからアメリカにいる人も、たぶん日本にいる人も見れると思うんですけど。
あの、日本のやつを見たいと思って、結構アメリカのネットフリックスにも日本のドラマとかアニメとかたくさん載ってるんですけど、
やっぱり英語の吹き替えがないと、日本語しゃべれない家族がいると、どうしてもなかなか見れなかったりするんですよ。
そりゃそうだ。
吹き替え、これしかもスペイン語とかポルトガル語とかいっぱいあったから、結構どこの国の人でも見れるから。
いやもう完全に日本のさ、良きカルチャーがそこに出てるからさ、面白いと思うよ。
あーマジ?あー超楽しみ、見ます。
だって芸者さんなんかね、日本人でもあんま見たことないし。
ないねーですね。
いやーほんと行きたいなーと思ったよ。
いやーすごい。
雰囲気が、うん、素晴らしいですよ。
まかない美味しそうだし。
良い情報もらった。
そんな、ただの、だべりが。
いいですかね、構成とかあまり何も考えてないんですけど。
構成ないですよね、はい。
台本とかないですけど。
ないでございます、はい。では本編入りますね。
毎回一人の方のインタビューを4回に分けてお届けしているこの1%の情熱物語ですが、
06:04
今日はですね、アメリカでスタンドアップコメディアもされていらっしゃいます、サク・ヤナガワさんのインタビューの2回目です。
はい、シカゴからの、シカゴ在住のサクさん。
もう、サクさんのラジオは完璧に構成が立てられていて、おそらく台本もあるんじゃないかなと思いますけども。
それに比べてちょっとタトタトしいんですが、こちらも頑張っています。
ということで、サクさん、先週はね、だからそのスタンドアップコメディの活動内容をね、いろいろ聞いてたんですけど、
今週は、例によって大生まれ、奈良県なんですけどね、幼少期から野球少年だったサクさんが、
なんでシカゴでスタンドアップコメディやってるのっていうのをザザーッと聞いてあります。
ではでは、皆さんにも聞いていただきましょう。
じゃあちょっと、先週の最後にちょっと出ましたけど、野球をしてらっしゃったって言って、お父さんがスパルタ?って話だったんですけど。
まずちょっと大生まれが、大阪?
奈良ですね。奈良の飛鳥村。
飛鳥村って文化遺産がありそうな響きですね。
本当にそうです。聖徳太子も蘇我の馬子も野の芋子も、水戸天皇も、中上能寺も中飛の鎌足りも、天武天皇もみんな地元の先輩ですから。
おー。僕なんかこの間、笠原神社だっけ?なんだっけ?
はいはいはい。
それ天武天皇が、
笠原神社?そうなんですか。
意外とそういう。
最初の天皇って誰でしたっけ?
かしはら神宮ですか?もしかしたら。
かしはら神宮、そう。
かしはら神宮っていうのは神武天皇がいたとされているんですけど、神武天皇はもう古事記とかの世界なので、
これ言うとめちゃめちゃ怒られるかもしれないですけど、どこまで実在したかっていうのは歴史学的にはわからないらしいですよね。
あー、じゃあ神様のみ的な。
そうです。高地方か宮崎の山かなんかから飛んできたみたいなことですもんね。
神話みたいになっちゃってるのね、じゃあ。
そうなんです。
そっか、じゃあ奈良では生まれになって、
そういうことは小学校から野球ですか?
そうですね、3歳から毎日野球漬けでしたね。
09:01
3歳から。
3歳の時からお父さんは野球の観客を知られちゃった?
高校野球の主導者だったので。
おー、これはガチだわ。
ガチでやらされてましたね。
本当にこうしんどくて、やりたない言うたら、やりたくなったらやめてまえみたいな。
はい、とか言いながらやります、とか言って。
それしか言いようがないんですけど、その状況においては。
実際どうだったんですか?本当に嫌だったんですか?
いや嫌でしたけど、でもやっぱりやっていくうちに、なんていうんですかね、
うまくはなっていく実感があるじゃないですか。
特に投げられない、距離が投げられるようになったりとか、
球が速くなっているのがわかるようになってくると、
あ、楽しいというふうに思えるようになってきて。
ピッチャーをされてたんですか?
ピッチャーもやりましたけど、小学生の時はピッチャーでしたね。
ただ中学生の頃からずっと内野でやるようになりました。
うーん、小中高等高生目指してプロ野球選手目指して。
有名はプロ野球選手ですか?
そうですね、いやもっと大きかったですよ、メジャーリーガー。
そうか。
それはもう一郎選手とか松坂選手、松井秀樹選手とか、
そこら辺の方々が活躍しているのを見ていた世代だったので。
確かに。
なんかこう、信じられた世代だったと思います。
たくさんあの時って日本の選手がメジャーにどんどん出ていった世代だったと思うんですよね。
なんか僕も頑張ったらいけるかも、みたいな無邪気に信じることができた世代なのかなと思いますね。
そうか、本当に野球少年だったんですね、ずっと。
そうですね、ただもう練習がしんどすぎて、中学の時とか。
もう監督はめっちゃ厳しかったんですけど、
もう毎日、やめたいとは思わなかったんですけど、
なぜか毎日現実投票したいなと思って、
そこで学校の図書館にCDと、当時VHSとDVD両方ありましたけど、
そういう映画とか音楽がタダに借りられたんですよね。
学校の図書館でね。
学校の図書館で、それを両方で見漁ってたんですよ。
見漁って聞漁ってたんですよ。
そこから音楽と映画というものの奥行きというか、
素晴らしさに目覚めて、というのは今思うとありました。
じゃあそっちのアートも興味があるってことですね。
そうですね、今思うとわけわかんないですけど、
例えば、遠征に行くバスとかあるじゃないですか。
あの中でアイリッシュの民謡とか聞いてましたから。
高校生の時ちょっとハマった時があって、
トラットと呼ばれる。
12:00
なんだっけ、どういう音楽だっけ。
ビトルとかチーフタンズとか、
はじめは実はアイリッシュパンクのポーグスから入ったんですけど。
かっこいいっすよね。
僕も好きだったよ。
ですよね、パンクやってたら大好きだろうなと思って支援員から入って、
そこからよりアイリッシュの純度の高いトラットミュージックを掘っていこうと思って、
チーフタンズとか、アブリナーズとか、
そういうところを掘っていったりとかして、
そしたらバンジョーとかの双方とかに興味が湧いてきて、
じゃあアメリカのカントリーに行ってみようっつって、
アパラチアの方に行ってみようとか。
そうやってどんどん掘っていくみたいなのを高校生の時ずっとやってたので、
だいぶ変わった野球をしてる子だったかもしれないですね。
なかなかそっちの話についていける子が周りにいなそうだけど。
そうなんですよね。だからもう密かに。
誰かと、男子高校生とか、
俺こんなの見つけたらすごいやろみたいな、
お互いそういうのを聞かせ合うとかあるじゃないですか。
ないです。野球しかしてないです。
一人で聞くっていう。
そうなんだ。
じゃあ月句のドラマ見て、あの子がどうだよねとかそういうのもないってことですか。
ないですね。ポップカルチャーに関しては。
映画よくありましたけど、映画とかは話してない。
でも野球部の子たちも結構僕らのチーム、
そういうカルチャー系のやつが多かったので。
賢い学校だったのかな。
いやー、ピッチャーのエースのやつは東大に行きましたし、キャッチャーも。
すごいっすね。
国立医学部に行って、今お医者さんやったりとかしますし。
軍部領導団。
ちなみにお父さんは監督の学校には行ってないんですか。
行ってないんですよ。
だから親父は甲子園に出ましたけど。
あ、すご。へー。
やられたんですよ。僕は結局甲子園に出られず、親父に。
監督としてってことね。
監督として親父に甲子園に行った。監督というか部長だったんですけど。
指導者として行って。
で、僕はもう出られてない。
悔しいっすね。
出たかったですね。戦いたかったですね。
そうっすか。
そんな野球少年がなんでまたコメディアになったかというところで。
そうですね。
みなさんに衝撃的な出来事や人生の転換期となったエピソードがあればって聞いてるんですけど、
それは何かしらそういうことはあったんですかね。
そうですね。いろんなメディアでも言っちゃってて、
僕がそんな衝撃的だったって思わなくなってしまってるんですけど。
僕もたぶん聞いたんですけど。
本当に野球を結局辞めるんですよ。
15:01
で、どうしようかなと思って、
たまたま大学生の時に下宿のアパートで笑ってこらえてっていうところ、
ジョージさんが今もやってる番組日本テレビ。
あれをたまたま見てたら、
日本人のスタンダップコメディアンの梨央小池さんという方が、
ニューヨークでずっとスタンダップコメディアンとして活躍しているという特集だったんですよね。
これやったとすごく衝撃を受けて、
授業をサボって翌日ニューヨークに飛んだんですよ。
翌日に飛んだ。
本当に飛行機の券を持たずに空港に行った最初で最後の体験なんですけど。
それ飛べるんですか?
艦空っていろんなカウンターバーってあるじゃないですか。
艦空バー行って一番ニューヨークに安く行ける、そして早く行けるところはどこかというのを聞いて回った。
それのカウンターで今飛びたいんだと。
当日券をくれや。
当日券で本当にライブに当日券で行くのと同じノリで行った。
そしたら中国の上海経由っていうのがあったんですよ。
今思った方向逆なんですけど、
僕チリの授業ちゃんと受けてなかったんで、それもいいなと思って。
逆から回ったろうみたいな。
それがめちゃめちゃに遅れまして、結局56時間ぐらいかかってようやっとニューヨークに着くという。
普通に家でExpediaで予約してから行った方が全然良かったっていうことに後で気づかされたんですよね。
確かに確かに。帰って予約してもう一回来てもまだ早いかもしれないね。
全然そうした方が良かった。
中国でえらい待たされたなと思って。しかもそれもなんか飛行機が遅れたかなんかあったんですよ。
まあね、若い時はね。
若さゆえですよ、ほんまに。
やっとニューヨーク着いて、当時僕がGoogleで一生懸命調べたところによると、
16箇所コメディの専用劇場があるということだったんで、
とりあえず全部回って、床磨きでもお皿洗いでも全部するから、舞台立たせてくれっていうのを言って回ったら、
ほぼけんもほろろに断られたんですけど、
一箇所だけやろうかとオープンマイクって誰でも舞台上がれるイベントあるけどやるって言われて、
やりますって言って出たんですよ。
そしたらその時たまたまシカゴのセカンドシティという、
ルースブラザーズを生んだコメディ劇団から来てた女性のコメディアンのおばちゃんがおって、
そのおばちゃんにあんたおもろいわね、明日セカンドシティでオープンマイクあるんやけど行くって言われて、
来ましてて翌日シカゴ飛んだんですよ。
しばらくニューヨークにいて、どんどんさまわりじゃないけども、
飼い当たりしてたんだ。
そうですね。でもほぼ3日寄っちゃいますかね。ほんのちょっとだけで。
で、シカゴに飛んで。
で、シカゴという街に一瞬で恋をしてしまった感じですね。
18:06
それはなんかでもそのやっぱりなんだろう、メッカ的なものがあるってことですか?
シカゴはコメディの都と呼ばれていてですね、アメリカでは。
分かりやすくあえて言うのであれば、大阪の姉妹都市なんですよ。
あーなるほど。
で、コメディの都だし、食も豊かな文化があったり、
あと万博で栄えた街であったり、あと川が中心にこう街ができていたりとか。
あー確かに。それ言われると大阪に近いです。近いっていうか。
まあ、ドルース。
あと道頓堀ジャズっていうのが大阪では栄えましたけど、シカゴもジャズの街ですし。
はいはいはい。
えーそういうことか。
そういう点ですごくこう似ているところがあるなと。
あとちょっとこう人のこう人情というかね。
お優しさみたいな。
あとなんかヤクザのイメージもありますけどね。
まああのアルカポネがいましたから。
そうですね。
まあ大阪もそういうのもあるかもしれません。カルチャーもね。
北と南に分かれていて、サウスサイドとノースサイドというのが分かれて、
その文化圏を持っているというところとか。
大阪もね。
そこがすごくいいかなという。当時僕も大阪の大学に通っていたので。
じゃあ肌に合ったっていう感じか。なんですかね。
なんかいいねと思ったんですよ。
へー。
何よりコメディのすごく熱い、熟成された土壌があるというところが一瞬で素人目にも分かったので。
これはもうこの街で笑いを生み出していきたいなというのを漠然と思った瞬間でしたね。
ちなみに小さい頃から周りを笑かすキャラだったんですか。
好きではあったと思いますね。
やっぱりその物質とか、あとキャプテンやってたんで野球部のミーティングとかで喋るっていうことを慣れてたんで。
あとこれは多分いろんなメディアで言ったことないことだと思うんですけど、9年前だったんですけど、
大学2年生の時に、毎年野球部だけ文化祭の荒野祭みたいなところで出し物をせなあかんんですよね。
みんなよくわからない漫才とか先輩らがやってて、あんま思わないなと正面思ってたんですよ。
僕らの大学2年生の時にどうしようかと思った時に、誰かと組んでやるのももう稽古せなあかんくてしんどいから、
これもう一人でやったのと思って僕やったんですよ、一人で。
漫談ってやつだね。
漫談です。
ネタ持ちは受けたんですよ、それが。
その時は日本でお笑い芸人になるとか、ましてアメリカでスタートアップコメディアになるとか全く思ってなかったですけど、
この子楽しいな、ぐらいと思ってて。
もしかしたら現体験でやるかもしれない。
21:00
なんかでもネット交信員とか見てるとね、狂気んないやつ多いんだよね。
アラジナル級のキャプテンとかもね。何回も笑かそうとしてくるっていうね。
それだけやっぱね、辛いんですよ練習が。
そういうことですよね。
こっち逃げておかないとね、やっていかないですからね。
確かに確かに。一人はいましたよね、確実に。僕も実は野球部だったんですけど。
本当ですか。
笑かすやつがね、先輩をいじったりね。
だから実は、野球部ではないんですけど、この前M1グランプリ優勝した、令和ロマンっていう。
チラッと見ましたけど。
ツッコミの松井けむり君っていう子は、実は中学高校の後輩やってる。
へえ。そうなんですね。
頑張ってるという、先輩面すんのはあれですけど。
すごいなと思って見てます。
さすが、笑いのメッカからそういう人が生まれてくるわけですね。
すごいですよね。
どうですか。
まあね、でもとはいえ、野球で食っていくぞって思ってた人が、
まあ衝撃的にね、これだって思ったとはいえ、それで食っていけるっていうほどね。
どういうあれなんですか。本拠のない自信的なものが湧いちゃって。
実は僕その時点で、大学でですね、文学部に行ったんですけど。
演劇学、音楽学っていうのを専修していたんですよ。
ああ、そうか。じゃあ、近からず遠からずの位置にいたってことですか。
そうなんですよ。で、これもメディアで言ってないことなんですけど、
当時僕、劇作家とか、もっと言うと、
批評家になるっていう未来の像を描いていたんですよね。
とりわけ演劇の。
で、日本ってあまり批評文化っていうものが充実してないんだろうなっていうのを
いろんな勉強をする中で気づかされて、それをやろうと思ってたんですけど、
野球と一緒で、やっぱり気づいた点としては、
僕が例えばプロ野球のプレーを見て、
ああ、今のいいバッティングあったな、今の守備あかんやろとか言っても、
これってただの居酒屋のおっちゃんの解説でしかないじゃないですか。
感想というか。で、なぜなら僕がプロ野球やったことがないからなんですよ。
で、それと一緒で、本当は批評ってそうあるべきじゃないんですけど、
おそらく今の日本の現状、当時の現状を見たときに、
今の僕が演劇の批評をしても、きっと演出家とか、
実際に俳優として板に立っている人には響かせる言葉って書けないだろうなって
ちょっと思ってしまったんですよね。
実際その真中に居たことがないくせにって思われちゃうってことですね。
そうなんです。で、それってすごくどうなんだろうっていうのをもやもやしてるときに、
24:01
自分で脚本を書いて演出して、主人公として舞台に立つスタンドアップコメディアンっていうものが
バチッとビビビッとなったと思うんですよ。
それはだから自分の中で完結できるっていうことですか?
そうですね。どれにでもなれる。
こんな魅力的な、しかもなおかつ言葉一つで、身一つで、
何の小道具も使わず、何の舞台装置も使わず、
文化も羊もバックグラウンドも言語も違う人を笑かせるって、
なんて素敵なんだろうって思ってもたんですよね。
なるほどね。
笑いってやっぱりカウンター的な部分があるというか、
逆から視点で見て、こうやろっていう、批判といえば批判というか、
視点的には同じところからそういう価値を生んでる文化でもあるかなと思うんですけどね。
そうですね。
もちろんそういう側面っていうのもあると思いますし、
歴史の中で育まれてきたそういった側面とか、
特にアメリカのコメディーの場合は、社会的にまとっている役割っていうのが、
コメディアンにはある種となっているので、
それはあると思うんですよね。
一方で日本でスタンダップコメディーっていうものが紹介される際とかに、
その面が強調されすぎている。
例えばタブーに切り込むとか、反体制のとか、
政治に切り込むっていうのが強調されすぎているっていうのは、
60年代とかのレニーブルース、50年代以降のレニーブルースとかジョージ・カーリンとか、
そういうような原影が日本にまだ残っていて、
リアルタイムのものとか実態がかけ離れたものとして伝わっているんだなっていうのは、
すごく感じている部分でもあるので。
だからちょっと本を書きました。
なるほど。
じゃあちょっと批判的な部分ではない、
包括的な話題ってことなんですかね。
本当にスタンダップコメディア全員に質問したときに、
何のためにやってるのって聞いたときに、
おそらくいろんな目的の人いると思うんですけど、
唯一みんなが言うのは、笑かすためやなっていうと思うんですよ。
まあそうでしょうね。
なので意外と日本のメディアとかで報じられているほど、
社会的な文脈だけの話題のものではないし、
お客さんが求めているのがそうじゃないときもあるし、
例えば思っている以上に下ネタ中心な気がします。
例えばそれで何でかっていうとなんですけど、
スタンダップコメディアが駆け出しのときって、
割と深夜のショーにブッキングされたりするんですよ。
ナースティーショーなんて呼ばれるんですけど、
エグみのある、いわゆるドキツイことを言うショーですね。
イコール下ネタなんですよ。
27:00
そういうところでお客さんも下ネタをある種期待して見に来ている人たちで、
もうベロンベロンなりながら見に来るようなお客さんの前で、
下ネタ言って笑かすと次のステップとかで9時のショーになって、
そういうふうに上がっていったりして、
5分だったら10分になって15分になって、みたいになってくるんですよ。
そうなったときに下ネタある種みんな技術として持っておかないといけないっていうのはあるんですよ。
引き出しとして。
そっかそっか。
社会批判ばっかりじゃないよっていう感じなんですね。
現実現場を得るとね。
日本とかで今スタンダップコメディという言葉が一人歩きしてしまっているのが残念だろうな。
もちろんそういう社会的な人たちがいてもいいんですけど、
ある種政治的じゃなければいけないとか、反体制的じゃなければいけないってなって、
どっちかというと集会のように自分と同じ意見の人たちの前だけでネタをやるというスタンダップコメディが最近一人歩きしているので、
みんなお客さんがうんうんってうなずいて、そうだそうだって言って、
流音を下げるような笑いを欲しげる。
それは別に僕は、そのような笑いもあっていいと思うんですけど、
それだけだとマーケットはどんどん小さくなっていくし、
これから穴開いていかなければいけない、育っていかなければいけない芸能としては、
あるべき姿じゃないでしょうと思ってしまいます。
なんとなくバンドで仲間うちだけ集めて、レコハツパーティーやりましたね。
みんなで盛り上がっているけど、違うでしょってことですよね。
とはそうですね。
ある種の、ある一個の思想を持ったバンドとそれに共鳴するお客さんだけの前でやってたら、
それは音楽業界全体の成長にはもしかしたらつながりかねないかなっていう話です。
そうですね。いろんなジャンルのバンドが対バンで、
ごちゃ混ぜになっている方が絶対に進化しそうですもんね。
そうですね。だから、アーウェイを尋ねるっていうことはすごく大事ですし、
アーウェイに音を響かせるっていうバンドは大事ですよね。
かっこいいですね。
アーウェイでめちゃめちゃ激鎮することありますけどね。
あともっと言うと、僕フジロックは死ぬほど激鎮しましたから。
本当ですか。
4万5千人に無視されましたから。
うわー、きついなあ、それ。
人格が崩壊して、映画ジョーカーでありましたけど、
ジョーカーって結局コメディア目指しているやつが滑りすぎて発狂して、
ああいうジョーカーになっていくっていう映画でしたけど、
その直前あったんで、僕もジョーカーになるんちゃうかなと思いながらやってましたよ。
すごい大剣っすね。
でもその、やっぱ実際でもそのね、
4万の客を前にして感じるものって相当でかいだろうなあ。
30:02
でもこれちょっと多分パンクとかと似てると思うんですけど、
盛り上げないともうあかんし、盛り上がってないことがお客さんの目に明らかじゃないですか。
俺はいい演出だと思ったけどなと思っても会場が盛り上がってなかったら、
家帰ってあいつらの演奏めっちゃしけてたでって言うじゃないですか。
これコメディも一緒なんですよ。
もう俺はめっちゃおもろもんだけど会場めっちゃ滑っとったわって家で言うわけですよ。
ってことは、第三者的にお客さんが公演を評価できるぐらい分かりやすいものなんですよね。
っていう中でお互いの目的が明確だし、僕らは笑かしに行くし、お客さんは笑いに来てるし、
すごい分かりやすくて好きっすね。
そしたらね、もうお客さんにはまったなってことだろうし、滑ったらもう全部僕が悪いんで。
でももうシカゴでやってる時点でずっとアウェイでやってるってことですもんね。
いや、分かんないですけどね。
シカゴのお客さんでもなんかもう、もちろん滑ることもありますけど、
滑るってこんなにも悲しいことはないわけですよ。
こっちは笑ってほしくて、冗談なんて世の中で別に言わなくてもいいんですよ。
普通の要件にあんまり必要じゃないことじゃないですか。
コミュニケーションにおいて。
わざわざ自分をさらけ出して言って、
ここで人を不幸にさせるわけですから。
時間とお金とソウルを捧げてきてくださった方々を。
なるほど。
なんちゅうことしてんねんって思いますから。
いやー、なかなかでも大変な職業というかね。
自分がしんどいけど人を笑わすっていうのも。
まあちょっとじゃあ次のセクションにそろそろ入っていこうかな、
そういう仕事の話をね。
はい。
聞いたらと思うんですけど。
天気があって、その天気の次の日にニューヨークに行くってどんな行動力なんですかね。
ね、もう。
でもこれ若さゆえだろうなーと思う。
あーそうね。
なんかそういうの、でもさおりちゃんはそういうなんか衝撃的、衝動的に。
うん。
やっちまったみたいなことない?
衝動的に?
そうね。
なんかバンプオブチキンがすごい好きだったから、
なんか、あ、きょう千葉県の桜に行こうって思って急に桜に行って、
33:04
バンプオブチキンの聖地を訪ねるみたいなことをやってた。
それ何歳ぐらいの頃?
大学生とかですかね。
あーそうだよね。
やっぱ、やみつさんもある?
まあ俺もあるよ。高校の時とかも、海に行きたいって言って、
学校の帰り道そのまま海に行って、野宿とか。
まじっすか?
台風で帰れまてんみたいな。
アメリカだったら捕まるか、脅しにあうか、どっちかだけど、さすがに。
全く何も地図も何もなくね、匂い、なんかあっちが海の匂いするよね、みたいな。
同じ人とね、そのまま行くんだけど。
いやー、若さゆえだけど、しかしながらすごいな。
しかしながらすごいよね。ニューヨークに飛ぶっていうのはちょっとどうこしてるけどね。
そうですね、あとどの話あったっけ?
シカゴに住まれてて、てか大阪の姉妹都市なんだ。
あ、そうそうそうそう。
ちなみにさ、LAの姉妹都市どこか知ってる?
え?あるんですか?
ロサンゼルス。そりゃあるでしょ。
え?どこだろう?全然知らないです。
いや、実は名古屋なんですよ。
あら、みつさんの。
僕は名古屋っていうか豊田市なんですけど、名古屋と言ってもいいと思うんですけど。
はいはい。
それはね、それ自体は知ってたんだけどね、なんでだっけなと思って。
シカゴと大阪は川が流れてて、お笑いっていうところだったっけ?
コメディの都として共通項みたいなのがあるっていう話もあったと思うんですけど。
名古屋はね、公安都市。港があって、一応名古屋も日本の真ん中辺にあるから、公安で都市が栄えていったみたいな背景がロサンゼルスと似てるらしいですよ。
へー、なるほど。
で、ロサンゼルス、在名古屋ロサンゼルス大使館、アメリカ大使館が、姉妹都市になりましょうってオファーしたらしいですよ。
へー、なるほど。
へーで終わりなんですけどね。
でも、シカゴがコメディの街なのかな?っていうのは知らなかったですね。
36:03
そう、俺も知らなかったけど、でもやっぱりラフファクトリーだったっけ、有名なショー箱があったりとか、
はいはいはい、あれシカゴなんだ。
ブルーチャズルとか、そういうエンターテインメントとかもね、日本国にも雰囲気似てるよなーとか思ったりもするけど。
シカゴってやっぱなんか、ピザの話とかいろいろあったけど、割とシカゴって特徴が多くて、面白いなーって改めて聞いてて思ったけどね。
確かにそうですね、ロサンゼルスにいるともう、何、飛行機でどれぐらいかかるってぐらい遠いから。
うん、まあ遠いけどね。
そうそうそう、なるほどね。
あの最後に、このスタンドアップコメディに対して、この社会批判が多かったり、政治批判とかが出てくる人が多いみたいな話あったんですけど、
確かに私もそういうイメージはあったけども、おっしゃる通り、アメリカのスタンドアップコメディ、私もちょこちょこ見るんですけど、
ほんと下ネタ多いの。
ほんと。
まあそこわかりやすいっていうのもあるけどね。
そうね。
確かにな。
日本でそんなにお笑い下ネタ多くないかなってぐらい、もうガンガン。
あーでも、ちょっと変わってきたかもね、でも。昔は多かったイメージあるけど。
あーそうなんだ。
志村けんとか。
あー確かに、あの時代はね。
志村けんさんと言いましょうか。
セクハラ系のお笑いが多かった。
そうそうそうそう。今じゃ流せないようなのいっぱいあったしね。
確かに確かに。
だんだん時代がアジャストされてきて、その叩く、叩かれるダメ出しのあれが半端ないからさ、あんまりできなくなってきてるんじゃないの、そういうの。
そうね。
やらない方が無難っていう風になってきちゃったのかもね。
確かにそうかもしれない。
確かにアメリカは下ネタ多いんですけど、私日本のお笑いがすごい好きでも、毎日毎日、毎日毎日お笑い見てるんですけど、
あのね、やっぱアメリカではこのまま日本のお笑いは通常しないなって思うのは、見た目とか太ってる、剥げてるとかでいっぱい笑いをとってて、
アメリカってそういうのって全くないんですよね。
だいたいさ、久しぶりに会った時にさ、そういう話題になるじゃんね。
お前太ったなーとかさ、
焼けたなーとか。
なりがちだよね。
でもそんな話絶対しないもんね。洋子の話はね。
39:02
NGだしね。
だからこっちの下ネタって言っても、その下ネタとかも違う感じ。自分のことがやっぱ多かったりなんだろう。
あとそのシチュエーションがちょっと、たぶんさ、俺ら見てる日本のお笑いってテレビじゃんね。
最近YouTube増えたけど。
だからそこでやってるのと、たぶんスタンドアップコメディでやってるのは、夜の酒飲んでるあの場所、あの空間だからこそっていうのはあるよね、きっと。
それはグッドポイントですね。
だからきっと日本の方でも、ストリップ劇小屋とかさ、ビートたけしが昔浅草の、
ああいうとこだと、そういう下ネタもたぶんたくさんあるんだろうけどね、今も。
本当だ、その通りですよ。
日本のお笑いって、やっぱお金払って劇場に行って昼間から見るとかっていうのが多いけれども、
オードリーさんとかも昔はストリップ劇場出身でそこでやってたんですけど、
そのときは全く違うネタでそういう下品なネタばっかり話されてたから、きっとそういうのはあると思う。
だから客がそういうのはもう受け入れるっていうか、そういうのは見に行ってるわけだからね。
なるほどね、確かに、そっかそっか、そうですね。
それを受け入れない人はそんなとこに行かないからね、たぶん。
その通りだわ。なるほど。
これでこれで?
これでこれで、これねですね、
あとお父さんのね、ちょっと話もしたかったけど、お父さんがさ、高校野球の監督ってのもすげーよね。
そう思うんだよね。
ガチ。
まあガチ。
まあそれで、これでですね、その野球少年がスタンドアップコメディアになって、来週はその仕事の姿勢ですよね。
ああ、はいはいはい。
ここはね、やっぱお父さんの教育もあると思うし、
あとその、なんていうんだろうな、独学でやってきてるところの考え方みたいな話。
なんかもうでも本当にね、文学部ですからね、ちなみに、作さん。
すごい。
演劇学、音楽学卒ですから、卒業生。
そうですよね。
深いですよ、なんかもう言ってることは。
確かに深いんだ。そうかそうか、なるほどね。
その掘り下げ話を来週は聞いてます。
楽しみにしております。
はい。
42:04
リアルアメリカ情報。
よっ。
このコーナーでは、最新のビジネス生活情報をアメリカロサンゼルスよりお届けしてまいります。
はい。
今回はですね、あの、まあメキシコの話なんですけど、また。
メキシコってか、私の家族の話なんだけど。
だいぶリアルメキシコ情報を指摘したほうが良くなってきた。
すいません。
意気的でロサンゼルスの40%、50%はラテン人ですからね。
そうですね、カリフォルニアは昔メキシコだったという説もありますから。
これこそリアルなロサンゼルス情報ということで。
そうですね。
聞いていただければいいんですけど。
はい。
家族の集まりに、私年末年始風邪をひいてしまったので、
旦那と一緒にね、旦那と一緒にコロナになってたから、その家族の集まりに行けなかったんですよ。
ほんでもって、家族の写真みたいなのが送られてきて、動画とかね。
みんなで集まって、ワイワイやってるよみたいな。
そうそう、大丈夫?具合はどう?みたいな、私たちはベッドでとか。
じゃあ、メキシコから送られてきてんの?
そうそう、メキシコから。
はいはい。
メキシコと言っても、アメリカの国境沿いなので、ほぼほぼアメリカなんですけどね。
言ったら、その旦那さんの実家ってことですよね。
そうですそうです、旦那の実家。
はい。
で、みんな家族で集まってるときに、その映像とか送られてきて、
で、いつもみんなパーティーをしているわけですよ。
そうだね、そういう話多いね。
特に年末年始とかはね、やっぱみんなパーティーをするので、ご飯持ち、ご飯作って、
それはしないわけにはいかないよね。
そうそうそう、音楽かけて、なんか踊ったり歌ったりしてる映像が、いつも通り送られてきたんですけど、
あの中にね、見たことないおじさんがいたんですよ。
ピアノ弾いてるおじさんがいて、
たまに知らない親戚とかが1ヶ月来てるとか、
誰の親戚が来てるとかよくあるから、また親戚なのかなと思って旦那に聞いたら、
なんかね、旦那の姉ちゃんがパーティーの前日に外で買い物をしてたら、
ピアノ弾いてる人がいて、道端でね。
道端で?
道端でピアノってどういうこと?
いやいやいや、それがおかしいね。
弾いてて、なんかすげえいいじゃんってなったから、
明日うち年末、年越しパーティーやるから、来て、来ちゃえねえよって言って、
お金払うからって言って、そこで雇って、次の日の家族の年越しパーティーに、
その人がピアノを弾きに来たっていう流れで、
45:02
知らないおじさんが、いやーとか言って、すごい楽しそうにピアノを弾いてくれてて。
えー。
で、私はすごいそれを驚いたんですよ。
知らない人がまず年越しの家の中にいるっておかしくない?みたいな。
え?ってなって。
でも旦那的には、え?普通じゃない?みたいな感覚だったんですけど、
そういうのって本当によくあるんですね、メキシコだと。
うーん。
ピアノを弾いてる人とか、ラッパー吹いてる人とかが道端にいるので。
まああの、飯食ってると、マリアッチ勝手にそばに歌いに来て、
あーって言ってると、終わったら、はいチップちょうだいっていうのは遭遇したことはありますけどね。
その通りでございます。
頼んでねえし、みたいな。いきなり勝手に歌いだして。
聴いてたら金を取られるっていうね。
すんげえ音量でね。
4,5人朝ごはんのといって、テーブルの横に来るっていうね。
そういう人たちですかね。
そういう人たちでございまして、あ、そんなこと、すげえな、そんなこともあるんだ。
誰でも勝手でも雇うんだなと思って。
で、なんか前も旦那が、メキシコに四駆のバイク、なんていうのかな。
バギー?
バギー。バギーをね、アメリカで買ったバギーをメキシコの実家のほうに持ってって、乗ろうって思ったら、あ、鍵忘れたって言って、
アメリカに?
バギーの鍵はアメリカに置いてきたって言って、もう私とかは、わー意味ないじゃん、何やってんのって思ったんですけど、
旦那は、あ、やべえ、鍵忘れたって言って、お父ちゃん、父ちゃん、ちょっと今から町に繰り出そうって言って、父ちゃんを連れて町に繰り出して、
鍵職人みたいな人を道から拾ったりとか。
で、その人が鍵をその場で作って、ギコギコ削ったりして、普通にはい、できましたって言ってたので。
そういうことよくある。
できなくはないな、それ。
鍵職、鍵屋ってさ、やたらあるんだよね、アメリカに来て。
俺一つびっくりしたことなんだけど。
そう?
ロックスミスってさ、
え? 多い? 多い?
わからない、汚ねえ、ゲート的な町には多いかもしれない。
あー。
コリアタウンとかね、やたらあるんだよね。
えー。
これ何のためにあるんだろうっていうか、人口の割に鍵屋多くねえ?とか思ってたんだけど。
なんかいろんな、いろんな意味で。
言わせてみたら。
いろんなことに使われてるんだろうな、とか思ってましたけど。
いや、でしょうね、たぶんね、そうやってもう見て、ギコギコ作れちゃうんだから。
そう、ちょっと怖いよね。
確かに。
そうそう、まさにそのみつさんがアメリカに多くないって言ったんですけど、その文化ってやっぱり、ここメキシコ人とかすごいラテン人多いから、その文化ってそのまま継承されてて、
48:05
特にアメリカに来て、ホームディポに行くとわかるんですけど、
あのホームセンターのね、一番有名なホームディポっていう、そこに行くと、駐車場にいろんなメキシコ人のアミゴたちがいますと。
そうだよね、そこで拾えるんだよね。拾えるっていう言い方もあるんだけど。
そう、ハイヤー。
ハイヤー。
雇える。
雇って、拾って、働いてねっていうのがすごい多いので、そのカルチャーってアメリカでもめっちゃ、ロサンゼルスですね、ロサンゼルスにはめちゃめちゃありますよっていう話。
本当ね、引っ越して、引っ越しとか、まあなんかでかい家具を運びたいけど人手が足りねえなと思ったら、もうホームセンターに行ったら一発で見つかるっていうね。
そうそうそうそう。
ちょっと手伝って、つってね。
駐車場に行くとみんな寄ってくるからね。仕事ない子、仕事ない子って。
そう、俺この、その、前はさトラック、ピックアップトラックに乗ってたからさ、あれでホームデポに行くとすげえ寄ってくるんだよね。仕事仕事って。
でしょうね。
でしょうね。
確かに。
さすがにテスラだと。
まあ来ないですね。
そんなに来ない。
確かに。まあまあそんなこんなで、そういう日本と違うカルチャーがこのロサンゼルス周辺には多いですよって話でした。
メキシコカルチャーでもありますけど。
はい、そうでございます。ということでリアルアメリカ、メキシコ情報でした。
はい。
締めのコーナーです。質問。
質問、サックスさんの話で出てきたんだと思うんですけど、高校2年の時の出し物で漫談して大受けしたっていう話があったんですけど。
はい。
なんか沙織ちゃんがそういう経験あるか、ありますか?って文化祭で、なんか、なんか、もしくは文化祭じゃなくても会社の宴会で一発芸をしたとか。一発芸って言わん気あんのかね。
確かにな。
そういう経験みたいなのってあるっていう話。
会社ですね、新入社員で入った会社がテレビ局だったので、やっぱテレビ局の飲み会とか新年会、忘年会とかってすごいんですよ。
すごいっていうのはもう盛大に行うということですか?
そうですね、盛大に行うし、出し物とかもみんな本格的にVTR作ったりするし。
ああ、そう楽しそう。
やっぱプロ、編集のプロたちがカメラ持ってたりするし。
51:03
あとエンタメ業界というか芸能界ですからね。
そうですね、で、出方の子たちもいるので、他のアナウンサーの子とかタレントの女の子とかで、桃色クローバーZをやったなっていう踊りと歌を披露するんですけど。
パラオケで?歌も歌って踊りも踊って?
衣装、踊りだけか、衣装着て踊るんですけど。
やっぱりなんかね、そこ結構プレッシャーがあって、やっぱエンタメ業界の人たちが見に来るというか見ているので。
確かに、確かに。見ている人の目が超えてるわけですよ。
そんなレベルじゃないと受け入れてもらえないっていうのがあって。
そりゃそうだ。
1ヶ月ぐらい前から体育館とか借りて練習してたっていう記憶がある。
マジだ。どうだった?受けた?
かなり好評で、はい。当時のVTR的にもいい感じだったんですけど。
みつさんありますか?
あのね、文化祭はギター弾いて歌歌ったりとかってあるんですけど、一人じゃないですけどね。一人の時もあったかな。
だけどね、一個オーディションで、ちょっと今パッと思い出したんだけど、プッチンプリンだったっけな。プッチンプリンの宣伝で筋肉ムキムキの男の人たちが踊ってるCMなかったっけ。あれプッチンプリンじゃないかな。
そんなのあった。
それのインスピレーションっていうか、山本太郎を知ってる人はメロリンQ、山本太郎さん今はもう政治家として活躍しておりますが、メロリンQ知らないか。
知らない。
ダンス甲子園に出てたんですよ、山本太郎さんってね。
そうなんですか。
筋肉ムキムキのツルツルのオイルつけて、キューって、メロリンQっていう変なことやってたんですけど、それに近い踊りを踊って。俺らもめっちゃ練習して、カワベリとかで。
それでいざオーディションに行ったら、みんなフンドシじゃないけどパンツ一丁ぐらいのやつで踊ってたら、オーディションに落とされたっていう話を。
落とされた。
思い出したんですけど。
落とされたい。
いやもう、そんなのは、適していませんと。学びに来ているんですから、みなさんというのは。
なるほど。
ハレンチですというような感じで落とされましたけどね。
若い頃は怖いもんなしですね。
いや何だったっけな、今思い出したけど、後で調べとこう。リンク貼っときます。
54:04
メロリンQ。
メロリンQのリンクも貼っとくんで、これもぜひ見てほしい。今の山本太郎と全然違うから。
そうですね、イメージは政治家の山本太郎さんですね。
そうっすよね。
なるほどね。
あれを知って今の山本太郎を見るとすごい感慨深いですよ。今も応援してますけどね、頑張ってほしいですから。
確かに。
なるほどね。
みなさんもそういう経験あるかな。
そうですね。
はい。
はい、では今回のインタビューでお届けしました情報とリアルアメリカ情報のインフォメーションはブログに掲載しております。
podcast.086.com、podcast.086.com、または1%の情熱物語で検索してみてください。
はい、1%の情熱物語は日本を飛び出し世界で挑戦していく人を応援します。
ご家族、友達、同僚などへのご紹介大歓迎です。
番組がちょっとでも面白いと思っていただけたらぜひフォローをお願いします。
お便り、レビューもお待ちしています。
番組サポーター、パトモンさんからのご支援も引き続きお願いします。
詳細はウェブサイトを見てね。
ということで今週も聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございます。
また来週お会いしましょう。
じゃあね。
55:39

コメント

スクロール