で、どうしようかなと思って、
たまたま大学生の時に下宿のアパートで笑ってこらえてっていうところ、
ジョージさんが今もやってる番組日本テレビ。
あれをたまたま見てたら、
日本人のスタンダップコメディアンの梨央小池さんという方が、
ニューヨークでずっとスタンダップコメディアンとして活躍しているという特集だったんですよね。
これやったとすごく衝撃を受けて、
授業をサボって翌日ニューヨークに飛んだんですよ。
翌日に飛んだ。
本当に飛行機の券を持たずに空港に行った最初で最後の体験なんですけど。
それ飛べるんですか?
艦空っていろんなカウンターバーってあるじゃないですか。
艦空バー行って一番ニューヨークに安く行ける、そして早く行けるところはどこかというのを聞いて回った。
それのカウンターで今飛びたいんだと。
当日券をくれや。
当日券で本当にライブに当日券で行くのと同じノリで行った。
そしたら中国の上海経由っていうのがあったんですよ。
今思った方向逆なんですけど、
僕チリの授業ちゃんと受けてなかったんで、それもいいなと思って。
逆から回ったろうみたいな。
それがめちゃめちゃに遅れまして、結局56時間ぐらいかかってようやっとニューヨークに着くという。
普通に家でExpediaで予約してから行った方が全然良かったっていうことに後で気づかされたんですよね。
確かに確かに。帰って予約してもう一回来てもまだ早いかもしれないね。
全然そうした方が良かった。
中国でえらい待たされたなと思って。しかもそれもなんか飛行機が遅れたかなんかあったんですよ。
まあね、若い時はね。
若さゆえですよ、ほんまに。
やっとニューヨーク着いて、当時僕がGoogleで一生懸命調べたところによると、
16箇所コメディの専用劇場があるということだったんで、
とりあえず全部回って、床磨きでもお皿洗いでも全部するから、舞台立たせてくれっていうのを言って回ったら、
ほぼけんもほろろに断られたんですけど、
一箇所だけやろうかとオープンマイクって誰でも舞台上がれるイベントあるけどやるって言われて、
やりますって言って出たんですよ。
そしたらその時たまたまシカゴのセカンドシティという、
ルースブラザーズを生んだコメディ劇団から来てた女性のコメディアンのおばちゃんがおって、
そのおばちゃんにあんたおもろいわね、明日セカンドシティでオープンマイクあるんやけど行くって言われて、
来ましてて翌日シカゴ飛んだんですよ。
しばらくニューヨークにいて、どんどんさまわりじゃないけども、
飼い当たりしてたんだ。
そうですね。でもほぼ3日寄っちゃいますかね。ほんのちょっとだけで。
で、シカゴに飛んで。
で、シカゴという街に一瞬で恋をしてしまった感じですね。
なんかでもネット交信員とか見てるとね、狂気んないやつ多いんだよね。
アラジナル級のキャプテンとかもね。何回も笑かそうとしてくるっていうね。
それだけやっぱね、辛いんですよ練習が。
そういうことですよね。
こっち逃げておかないとね、やっていかないですからね。
確かに確かに。一人はいましたよね、確実に。僕も実は野球部だったんですけど。
本当ですか。
笑かすやつがね、先輩をいじったりね。
だから実は、野球部ではないんですけど、この前M1グランプリ優勝した、令和ロマンっていう。
チラッと見ましたけど。
ツッコミの松井けむり君っていう子は、実は中学高校の後輩やってる。
へえ。そうなんですね。
頑張ってるという、先輩面すんのはあれですけど。
すごいなと思って見てます。
さすが、笑いのメッカからそういう人が生まれてくるわけですね。
すごいですよね。
どうですか。
まあね、でもとはいえ、野球で食っていくぞって思ってた人が、
まあ衝撃的にね、これだって思ったとはいえ、それで食っていけるっていうほどね。
どういうあれなんですか。本拠のない自信的なものが湧いちゃって。
実は僕その時点で、大学でですね、文学部に行ったんですけど。
演劇学、音楽学っていうのを専修していたんですよ。
ああ、そうか。じゃあ、近からず遠からずの位置にいたってことですか。
そうなんですよ。で、これもメディアで言ってないことなんですけど、
当時僕、劇作家とか、もっと言うと、
批評家になるっていう未来の像を描いていたんですよね。
とりわけ演劇の。
で、日本ってあまり批評文化っていうものが充実してないんだろうなっていうのを
いろんな勉強をする中で気づかされて、それをやろうと思ってたんですけど、
野球と一緒で、やっぱり気づいた点としては、
僕が例えばプロ野球のプレーを見て、
ああ、今のいいバッティングあったな、今の守備あかんやろとか言っても、
これってただの居酒屋のおっちゃんの解説でしかないじゃないですか。
感想というか。で、なぜなら僕がプロ野球やったことがないからなんですよ。
で、それと一緒で、本当は批評ってそうあるべきじゃないんですけど、
おそらく今の日本の現状、当時の現状を見たときに、
今の僕が演劇の批評をしても、きっと演出家とか、
実際に俳優として板に立っている人には響かせる言葉って書けないだろうなって
ちょっと思ってしまったんですよね。
実際その真中に居たことがないくせにって思われちゃうってことですね。
そうなんです。で、それってすごくどうなんだろうっていうのをもやもやしてるときに、
そういうところでお客さんも下ネタをある種期待して見に来ている人たちで、
もうベロンベロンなりながら見に来るようなお客さんの前で、
下ネタ言って笑かすと次のステップとかで9時のショーになって、
そういうふうに上がっていったりして、
5分だったら10分になって15分になって、みたいになってくるんですよ。
そうなったときに下ネタある種みんな技術として持っておかないといけないっていうのはあるんですよ。
引き出しとして。
そっかそっか。
社会批判ばっかりじゃないよっていう感じなんですね。
現実現場を得るとね。
日本とかで今スタンダップコメディという言葉が一人歩きしてしまっているのが残念だろうな。
もちろんそういう社会的な人たちがいてもいいんですけど、
ある種政治的じゃなければいけないとか、反体制的じゃなければいけないってなって、
どっちかというと集会のように自分と同じ意見の人たちの前だけでネタをやるというスタンダップコメディが最近一人歩きしているので、
みんなお客さんがうんうんってうなずいて、そうだそうだって言って、
流音を下げるような笑いを欲しげる。
それは別に僕は、そのような笑いもあっていいと思うんですけど、
それだけだとマーケットはどんどん小さくなっていくし、
これから穴開いていかなければいけない、育っていかなければいけない芸能としては、
あるべき姿じゃないでしょうと思ってしまいます。
なんとなくバンドで仲間うちだけ集めて、レコハツパーティーやりましたね。
みんなで盛り上がっているけど、違うでしょってことですよね。
とはそうですね。
ある種の、ある一個の思想を持ったバンドとそれに共鳴するお客さんだけの前でやってたら、
それは音楽業界全体の成長にはもしかしたらつながりかねないかなっていう話です。
そうですね。いろんなジャンルのバンドが対バンで、
ごちゃ混ぜになっている方が絶対に進化しそうですもんね。
そうですね。だから、アーウェイを尋ねるっていうことはすごく大事ですし、
アーウェイに音を響かせるっていうバンドは大事ですよね。
かっこいいですね。
アーウェイでめちゃめちゃ激鎮することありますけどね。
あともっと言うと、僕フジロックは死ぬほど激鎮しましたから。
本当ですか。
4万5千人に無視されましたから。
うわー、きついなあ、それ。
人格が崩壊して、映画ジョーカーでありましたけど、
ジョーカーって結局コメディア目指しているやつが滑りすぎて発狂して、
ああいうジョーカーになっていくっていう映画でしたけど、
その直前あったんで、僕もジョーカーになるんちゃうかなと思いながらやってましたよ。
すごい大剣っすね。
でもその、やっぱ実際でもそのね、
4万の客を前にして感じるものって相当でかいだろうなあ。
知らないおじさんが、いやーとか言って、すごい楽しそうにピアノを弾いてくれてて。
えー。
で、私はすごいそれを驚いたんですよ。
知らない人がまず年越しの家の中にいるっておかしくない?みたいな。
え?ってなって。
でも旦那的には、え?普通じゃない?みたいな感覚だったんですけど、
そういうのって本当によくあるんですね、メキシコだと。
うーん。
ピアノを弾いてる人とか、ラッパー吹いてる人とかが道端にいるので。
まああの、飯食ってると、マリアッチ勝手にそばに歌いに来て、
あーって言ってると、終わったら、はいチップちょうだいっていうのは遭遇したことはありますけどね。
その通りでございます。
頼んでねえし、みたいな。いきなり勝手に歌いだして。
聴いてたら金を取られるっていうね。
すんげえ音量でね。
4,5人朝ごはんのといって、テーブルの横に来るっていうね。
そういう人たちですかね。
そういう人たちでございまして、あ、そんなこと、すげえな、そんなこともあるんだ。
誰でも勝手でも雇うんだなと思って。
で、なんか前も旦那が、メキシコに四駆のバイク、なんていうのかな。
バギー?
バギー。バギーをね、アメリカで買ったバギーをメキシコの実家のほうに持ってって、乗ろうって思ったら、あ、鍵忘れたって言って、
アメリカに?
バギーの鍵はアメリカに置いてきたって言って、もう私とかは、わー意味ないじゃん、何やってんのって思ったんですけど、
旦那は、あ、やべえ、鍵忘れたって言って、お父ちゃん、父ちゃん、ちょっと今から町に繰り出そうって言って、父ちゃんを連れて町に繰り出して、
鍵職人みたいな人を道から拾ったりとか。
で、その人が鍵をその場で作って、ギコギコ削ったりして、普通にはい、できましたって言ってたので。
そういうことよくある。
できなくはないな、それ。
鍵職、鍵屋ってさ、やたらあるんだよね、アメリカに来て。
俺一つびっくりしたことなんだけど。
そう?
ロックスミスってさ、
え? 多い? 多い?
わからない、汚ねえ、ゲート的な町には多いかもしれない。
あー。
コリアタウンとかね、やたらあるんだよね。
えー。
これ何のためにあるんだろうっていうか、人口の割に鍵屋多くねえ?とか思ってたんだけど。
なんかいろんな、いろんな意味で。
言わせてみたら。
いろんなことに使われてるんだろうな、とか思ってましたけど。
いや、でしょうね、たぶんね、そうやってもう見て、ギコギコ作れちゃうんだから。
そう、ちょっと怖いよね。
確かに。
そうそう、まさにそのみつさんがアメリカに多くないって言ったんですけど、その文化ってやっぱり、ここメキシコ人とかすごいラテン人多いから、その文化ってそのまま継承されてて、