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1%の情熱物語
海外に住んでいる日本人は、日本人総数のわずかに1%。
この番組では、海外進出や起業を果たしたビジネスオーナーや経営者、また各協会のプロフェッショナルな方々へ、対談形式でインタビューをしていきます。
日本の未来を背負うグローバルなプロフェッショナルたちの仕事哲学と、そこに燃える情熱に迫ります。
こんにちは。
1%の情熱物語135回でございます。
この前ね、ハリウッドの方に行ったんですよ。
最近この辺りの観光をしてるんですけど。
ラスベガスに行ったと話もしてましたね。
そうそう。ハリウッドサインのところを歩いてみたりとか。
ハイキング?
そうそう。あとはチャイニーズシアターの方に行って、スターを見たりとか、老人形博物館に行ったりとか。
うわ、もう定番のやつだね。
逆にしなくないですか、普段。
いや、しないね。もうこのアメリカに来て1年目に。
全部終わるでしょ。
LAに観光に来た人が回るパターンだね、それ。
そうそうそう。
でも、今本当に国際観光客の方がいないので。
はいはいはい。
そう、ガラガラなんですよ。
そうか、逆にチャンスなんだ。
そうなんです。逆に身近に住んでて行かないところに行く、普段混んでるところに行くっていうのはいいと思いますよ。
あれだ、東大元暮らしじゃないけどさ、近くにいると行かないっていう、あるもんね。
そうなの。
俺も未だに20年いますけど、ハリウッドサインの裏にさ、ハイキングで登って行けるやつある?
うんうん。
そうそうそうそう、あれある。
行きたい行きたいってずっと言ってないもんね。そのうち行こうやって。
人全然いないですよ、今。
ね、今チャンスだよね。
今超チャンス。
でね、そのハリウッドサインというか、じゃないや、チャイニーズシアターのところの道路に星が描かれてるじゃないですか。
はいはい。
有名な人たちの名前とエンターテインメント業界で功績を残した方々のスターでね、みんなマイケルジャックさんで写真撮ったりとかするところ。
03:09
手形と足形。
あ、そうなの、それもあるのかな、スターマーク、星マークのやつだけ?
スターマークだけなんだけど。
あるのかな、あるとこもあるかも。でもね、最近行ったら、もういたるところ星が壊されてる。
あー。
あのー、やっぱり今年に入ってから、そのブラックライブスマターのデモがあったりとか、いろんな政治的なことがあったじゃないですか。
はいはい。
で、街中の虐脱行為とかがあるのに、一環なのかわからないけど、もちろんトランプ大統領の星が壊されたりとかね。
はいはいはい。
結構ね、穴がいろんなところに開いてて歩きにくい感じになってましたよ。
あー、そうなんだね。
世界中でコロンバスとか奴隷貿易で儲かった人の銅像が倒されたりとか、そういうのも一環ってことだよね、きっと。
そういうこと、そういうこと。なんか2020年だなって感じがしました。
うーん、なるほど。
ということで、今年は身近な、普段行かないところに小旅行に行きましょうって感じですね。
ね、もしかして日本もGoToキャンペーン?
GoToトラベル、そうそうそうそう。
なんだっけ、なんだっけ、わかんないけど。
GoToトラベル。
あれで、地元の普段いつでも行けるけど行ってないところとかに行くのはいいかもね。
そう、うん。それはね、本当にいい機会ですよね。
うん。
まあちょっと本当でも日本の、日本旅行行きたいな。
いや本当それみんな言ってる。みんな行けなくて怖い。
そうね。
行けるんだけど拒否されるよねっていうね。
そう、行けても楽しめないからね、フルに。
そうそうそう。アメリカから来たんですか?ってなっちゃう。
逃げられるもんね、みんな。
そうそう、みんなね、今年はラマンの年ですね。
はい。
ということで、本編に入っていきたいと思います。
はい。
一人の方のインタビューを4回に分けてお届けしているこの1%の情熱物語。
今回はコミュニケーションデザイナーでいらっしゃるトモ・オギノさんの第3回目の話です。
はい、山梨県甲府市出身のね。
私の同居は何?
そうですね。
今回はね、コミュニケーションデザイナーという仕事の掘り下げ、
トモさんの姿勢というかですね、プロフェッショナリズムに迫っていたお話を伺っております。
06:08
ではでは早速聞いていただきましょう。
はい。
はい。
そしたら、前回まではトモさんの幼少期からアメリカに行ったきっかけだったりとか、
27歳になる前日に感じた、
なんていうんだ。
エピソードですね。
を伺いました。
ちょっとまた聞いてない方は感動的な話なので前回を先週のやつを聞いていただきたいんですけど。
今日はお仕事の掘り下げをしていきたいんですが、
まずトモさんがアメリカの大学を卒業されて、
お仕事、就職されたわけではないのかな。
そうですね。
そうなんです。
普通うちの大学の場合は、スピードデイティングシステムを卒業するときにあってですね、
卒業政策をしたウォールの前で各企業が来て、
代わりバンコに学生のウォールを回っていくみたいな、そういう機会が。
ウォールっていうのは自分の作品が置いてある。
そうです。
自分のセクションっていうことですか。
そうです。自分のセクションがあってですね、そこにいろんな作品を置いて、
企業が来て、学生の間にどういうことを勉強して、どういうことを将来やりたいのみたいな簡単なインタビューみたいな感じですね。
スーパークイックお見合いみたいな感じなんですけど、それをみんなやるんです。
私ももちろん卒業のときだったりそこにいて、みんな決まっていくんですよね。
決まっていくっていうのはもちろん後でインタビュー、フォロワー。
企業側は採用したくて来るわけですね。
そうです。そうです。みんな採用目的で来てて、誰かいい子いないかなみたいなことで。
みんな卒業したら就職、就職みんなしたいですから。
日本と違うところはですね、卒業してから就職先を考えるんですよ、アメリカは。
日本ってもう3年生のときに考えますよね。
就活しますもんね。
そうそう、就活してて、もう大体卒業する頃には決まってるじゃないですか、就職先が。
じゃないんですよね。アメリカはもう大体みんな卒業するまではしっかり勉強して、
卒業してからゆっくり考えるみたいなところがあるんですけど、
私もOPTって1年間あるんで、仕事が1年間、ビザがもらえて仕事ができる期間ですね、卒業した後に。
それがあったんで、仕事をしたいなと思ってる、もちろんいたので、
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それもあってウォールの前で一生懸命プレゼンするんですけど、見てみるとほとんど会社がみんな
ベイエリアだったんですよね、サンフランシスコとか、そのエリアだったんですよ。
あとはニューヨークもあったんですけど、そもそも私がやりたいなと思ってたブランディングっていう仕事に関して
すごい強い会社っていうのがあんまりロサンゼルスになかったんですよね。
なるほど。
どうしようかなと思ってた時に、今夫になったジェレミーと当時お付き合いしてて、
結婚したいなっていう話も出てたんで、結婚して彼はもちろん仕事があったんで、
いきなり私がサンフランシスコで、いきなり別居ですかみたいなのも違うだろうみたいなところがあって、
どうしようかなって考えて、決して別に夫のせいってことは全然ないんですけど、
自分の中でもう一つ大きく違ったのは、まず私が日本で仕事の経験があったこと。
4年くらい普通に仕事してたんで、クライアントとどのように仕事したらいいのか、
お金のマネジメントどうしたらいいのかとか、会社組織ってどうやって回ってるのかみたいなことは、
基本的なことはわかって、大学2つももちろん行ってるから、
美術、デザインに関してのスキルもあった。
じゃあ、もしかして別に就職しなくてもやっていけるんじゃないかなって思ったんですよね。
うちの大学もまだちょっと変わってて、卒業する前のクラスに全員取らなきゃいけないクラスがあったんですけど、
そこでフリーランスになるんだったら、だいたいレートはこれぐらいで、
相場ですね、これぐらいで、時給これぐらいでみんな取ってるよとか、
契約書の書き方とかですね、見積書の書き方とかですね、教えてくれたんです。
もうね、もちろん契約書、見積書なんて日本で書いてるんですけど、
でも違うんですよね、書き方がね。
そういうものについて教えてくれたから、自分でやっていけるんじゃないかっていう自信があったんですよ。
それってでも学校側がそれを推奨してるんですか?
もうフリーランス、自分でやれみたいな。
うん、そんなことないですよ。
そんなことないんですけど、でも事実上そうせざるを得ない人とか、
実際そうでありたい人とかっていうのは結構な数、フリーランスが多いっていうのがあるんですけど、
やっぱりすぐ就職ないじゃないですか、日本と違って。
なのでしばらくの間、例えば1年間の間でもフリーランスしながら何か繋いで最終的に就職する人もいれば、
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もう全然関係なく、もう私はフリーランスでやっていきますよって人もいるし、人によりますよね。
なるほど。
だからそういうのもあって、やっていけるんじゃないかなと思ったんで、
基本的にはもう私はすぐに卒業して、フリーランスになって、女ともめでたく結婚して、
なので、はじめはもちろん苦労しましたけどね。
自分の価値がまず分からないんですよね。
どうやってお客さん取ってくるかっていうことは学んでないわけですもんね、別に。
そうですね、お客さん取り方はまず分からないですよね。
お客さん取り方は教えてくれないですけど、自分の価値も相場はこうだけど、
じゃあ自分は一体どうなのか。
どれぐらいできるのか。
そうなんです。
例えば私が提供しているものと、みんなが提供しているものっていうのはちょっと違ったりとか、
例えばロゴ一つにかける時間も違ったりだとかする中で、
果たしてどうして私は自分の価値がいくらだって言えるのかみたいなのがよく分かってなくて、
とりあえずでも稼がなきゃいけないから、学費も使っちゃったし全部。
よし、じゃあやってみるかみたいな感じで。
大学の先生が、私が卒業した時に大学の先生の一人で仲良くしてくれた先生が一人いて、
彼が私に自分の奥さんがお店を持つからそのロゴを作ってくれないかって。
それがなんとバームクーヘンだったんです。
おー出た。
流れましたね。
バームクーヘンの若子さんにインタビューをね、いつだったかな。
今年の2020年の3月のエピソードに出てますんで、聞いてない方はぜひ聞いてください。
そのバームクーヘンさんのロゴのお仕事が、それが最初の仕事なんですか?
卒業して最初の仕事ですね。
えーそうなんだ。
そうです。
すごいご縁ですね。
そうなんですよ。
もう本当にそこでその先生にやっていただいたから、自分のこうすればいいんだみたいなことがわかったんですよね。
なるほど。
仕事があったんです。
もうその一つともう一つの仕事が二つになって、
バームクーヘンの方の仕事ともう一つの仕事はあるコーヒー屋さんだったんですけど、
そのコーヒー屋さんの方は大失敗だったんですよ。
それがあるから今があると思ってるんですけど、
そのコーヒー屋さんの方は自分がこうしたらいいんじゃないかみたいな提案ばっかりしててですね、
結局そのいろんなリサーチとかもしたんですけど、
そのリサーチは素晴らしかったと自分でも自負できてるんですけど、
15:00
ただ最終的にできたものに対してクライアントが納得いかないで終わってしまったんですね。
キャンセルになっちゃったんですね。
その二つあった仕事のうちの一つキャンセルなんて結構大きなことだと思うんですけど、
そうですね、最初にね。
で、それどうしてダメだったのかなって振り返ると、
やっぱりクライアントに自分はこうであった方がいいよって思うことばっかり提供していて、
クライアントに寄り添ってなかった自分が。
クライアントの良いと思うものを押し付けちゃってたみたいな。
そうなんですよ。
こうあるべきだみたいな私の中のビジョンはあるんですけど、
結局オペレートするのはあの人たちで、
その人たちのアイディアを広げてあげるのは私の仕事であるにも関わらず、
大学の延長線上で自分がこうあるべきだみたいな理想像があるんですね。
その仕事とやっぱり学問との違いっていうのはそこが一番大きなところだと思うんですけど、
で、結局そのうまくいかなかったから、
じゃあどうしたらいいんだよって言って、
その晩無工編まで同時進行やってたんで、
晩無工編の方は私がインターンシップを実はやってたんですけど、
学生時代に。
その学生時代に習ったというか、
経験したそのインターンシップを直しながら、
自分向けに直しながら、
いろんなアイディアも入れて、
で、夫にも相談したりして、
それを使ったワークショップをしたんです。
そしたらそのワークショップがすごくうまくいって、
なんか手応えがあったんですよね。
で、それが元に、
晩無工編さんは私の先生である旦那さんと奥様と、
奥様も同じ大学で活動を教えてたんですけど、
その2人がプロダクトデザイナーなんですね、彼らはね。
だからものすごいデザインに関してはものすごい良いセンスがあるんです。
そもそもね。
ただそのグラフィックのセンスという意味では、
私の学生の領域なんで雇いたいっていうのがあったんですけど、
そこがやっぱりうまくいったんですよね。
なるほど。
そこで良くも悪くも実験させてもらったというか。
じゃあこれでいけるぞっていうのがそこで掴めたわけですね。
そうなんですね。
それを元にして作って、それで今があるんですよね。
やっぱりそこから直していって、
提供する価値というものが自分の中で分かってきて。
うーん、なるほどね。
いやー、なんかでも。
やらないと分かんないですもんね。
だからニワトリ卵じゃないんだけど、
分かんないからできませんって言っても進まないから。
そうなんですよ。
やって失敗していかないとね。
うん。
なんかそうなんですよね。
18:00
難しいですけどね。
やっぱ初めはね、そうなんですよね。
あのー、やっぱりね、
やってみなきゃ分からないから、
やらなきゃいけないんですけど、
それをいきなりジャンプして入り込むと、
まず勇気が必要だし、
入ってクライアントがまずいなきゃいけないですから、
それらへんがちょっと、
あっという間にやらないといけないんですよ。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
入ってクライアントがまずいなきゃいけないですから、
それらへんがちょっと、
勇気とクライアントがいるかっていうことさえ、
でもさえあれば、
まずやってみて、
失敗してみる。
そうするとですね、
なんとか手応えがつかめてきてですね、
私もそうだったんですけど、
3年目ぐらいには年収がね、
結構倍ぐらいになったんですよね。
えー、すごい。
それはやっぱり、
アーチを提供しすぎてたんだとかね、
そういうことを、
自分がどのくらい時間かかるか分かってなかった。
うん。
これでもね、
デザイナーとかアーティストもそうだけど、
根付けがやっぱりむずいですよね。
その、
成果物に対してのものなのか、
そこにかけた時間、
パッとできることもあるわけじゃないですか、
そのアイディア的なものはね。
そうですね。
それでもすごいいい質問だと思うんですけど、
そのパッとできるかどうかっていうのは、
その、
それまでのね、
教育であったり、経験であったり、
っていうものが積み重なってるんですよね。
はいはいはい。
だからその、何でしたっけ、
ピカソが昔言って、
誰か、ファンが来て、
ちょっとここに何か書いてよって書いて、
で、渡したら、
じゃあ3ミリオンドランスね、みたいな。
言って、はー?みたいな。
3秒しかかかってないじゃないですか。
3秒しかかかってないけど、
それはそこにできた成果物ではなくて、
そういうものが入ってる。
バリューが入ってる。
それはブランディングやるときもそうなんですけど、
自分がどのくらいの価値があるかっていうのも、
やっぱりちゃんと分かってないと、
自信を持って提供できないですし、
それに対して、
お客さんが来て、
お金を払ってるわけですから、
私もなんか、
クライアントさんが来てね、
なんか、君のその自信がいいね。
そんな自信は買ったよって言われたことがあるんですけど。
なかなか、
日本人女性としてはね、
すごいことですよね。
日本人男性の方が多いのかな。
自信がない感じに振る舞っちゃう方が、
僕も含めなんですけど、
多いんですけどね。
そうでしょ。
私もそうでしたよ。
日本人はそういう風にされてますし、
謙遜してなんぼというかね、
そうでなきゃいけない、
みたいな感じはあるんですけど、
アメリカ来たら売り出さなかったら、
賞金もしないですし。
そうですね。
本当に今まで培ってきたものを熟練すればするほど、
21:03
仕事は早くなるわけで。
そうなんです。
逆、反比例してますもんね。
そうなんです。
大化をちゃんと選ばなきゃいけないですよね。
バリューです。市場のバリュー。
仕事の話はあれなんだけど、
じゃあね、ちょっと質問しますね。
戻りますね。
戻ってください。
あなたの仕事をしていて誇りに思う瞬間、
嬉しい瞬間。
ちょっとベタな質問ですが。
はい。
やっぱり、
多分皆さんそうだと思うんですけど、
特に私フリーランスなんで、
やっぱり、
あなたに頼んでよかったなって言われる時ですよね。
クライアントさんにね。
あなただからよかった、みたいな。
やっぱりフリーランスでやってる、
どこかの会社のね、
会社どこどこ企業っていうところではなくて、
あなたに、私に来た理由っていうのがやっぱりあるわけで。
その時に、
私というものを認められたっていう時に、
すごいやっててよかったなって思うし、
あともう一つは、
ワークショップも個人向けにやったりするんですけど、
やっぱり、
そういう中で多くの人と知り合って、
そういう人たちがね、
アップデートで、
会社を始めることになりましたとか、
今度この前からやりたかった会社、
一人で独立することになりました。
あとはその人たちが新しい目標ができました。
会社を辞めることにしましたとかね。
そういう意思決定の間に立てたこと、
少しでもお役に立ったっていう瞬間が分かる時は、
本当に生きててよかったなって思います。
その方の人生のインパクトを与えたってことですもんね。
そうですね。
いい意味でね。
いやー、面白い。
じゃあちょっと次の質問、
これも皆さんにしてるんですけど、
あなたにとって、
仕事哲学って何ですか?
これですね。
私ですね、
リミットっていうことをですね、
チャレンジとして捉えてるんですけど、
リミット。
リミットをチャレンジする。
簡単に言っちゃえばピンチはチャンスだと思うんですけど、
自分が例えば何らかの外的要因で、
自分が何かできなくなったと。
例えばですね、
私の例で言うと、
自分が母になって、
仕事をする時間が圧倒的に減ってしまって、
仕事をでもまだやりたいっていう時に、
私の中で、
じゃあ私がやってる自分の仕事の本質は何だろう?
っていう疑問があって、
私は確かにロゴを作ったり、
24:00
ブランドの本質を作ったりっていうことを
見極めたりってことをやってるんですけど、
だったら、
自分で時間がないっていうリミットの中で、
本質を繋げる別の方法があるんじゃないか。
支える別の方法があるんじゃないかって思って、
その中で個人向けワークショップっていうのが生まれたんですよ。
つまり、どっかの企業にコミットメントして、
どっかの会社の企業にロゴを作らなきゃいけないってなったら、
もう2ヶ月、3ヶ月かかるわけですよね。
1つのプロジェクトが。
それで毎日毎日働かなきゃいけない。
そのコミットメントの時間が取れなかった時に、
じゃあ自分でサクッとできる範囲で、
何か同じものを、
その本質を持ちながら同じものを提供することができないかって考えた時に、
そのワークショップ、個人向けのワークショップっていうのがあったんですね。
そしたら準備期間も少なくて済むし、
その提供する時間も、
例えば20人、30人の方に1日、丸1日提供するわけだし、
でもやってることは同じなんですよね。
結果的にはそのブランド、
個人のブランドっていうのの本質を見極めて、
価値を適切に提示してあげるっていうことが、
私のその役割なんで、
ただアウトカムが違うだけでやってることは同じ。
そういう、つまり、
私の中でリミットだってことが、
逆にそれがポジティブな方向にいったわけです。
発想を出させるきっかけになったってことですね。
制限されたことが。
そう。
もっと言うとコロナの時代になって、
できなくなったことがまた出てきた時に、
じゃあできることなんだろうかなと考えたら、
例えばボランティア仕事とかね、
お金の見替えも考えずに、
今までは考えもしなかった、
お金稼がなきゃと思ってたことが、
どうせできないんだったら、
ボランティア仕事やろうかなとか、
デザインのね、
とか、あともうどうせできないんだから、
ちょっとの時間を合間を縫って、
新しいソフトウェアを覚えようかなとか、
なんか、
自分ができないってことは、
言い訳にしないで、
できない中で、
じゃあ自分のその、
できること、
今できる、
さらに価値を高められることって何だろうか、
っていうことを、
シフトして考える考え方を。
それがやっぱり、
私の中で、
自分の中で、
毎回ターニングポイントになっているところは、
そういうところだし、
それがあってからこその、
私のユニークな人生に繋がっているなと思っています。
なるほど。
確かにね、
制限されない、
逆にだから自由っていうか、
その、
リミットがなければ、
そういうことすら考えないですもんね。
そのまま行くわけですから。
そうなんですよ。
そのまま行けば、
普通にお金も入ってきて安泰だし、
別に新しいこと何もやらなくてもいいんですけど、
でも何かその、
27:01
リミットがあるから、
何かチャレンジがあるからこそ、
リミットが生まれるわけで、
その何か自分の、
その中でネガティブに捉えずに、
何か新しいものを生み出す力、
エネルギーに変えるっていうことがね、
大事かなと思っています。
なるほど。
超納得です。
良かったです。
リミットをチャンスにならないと。
ありがとうございます。
じゃあ、ちょっと次の質問。
今のTOMOさんを作ったルーツは何だと思いますか?
もうこれは完全に教育ですね。
私はもちろん小さい頃は、
変わった子供でしたけど、
でもやっぱり大人になって、
アメリカと日本の両方の教育を受けたっていうことは、
すごく私の中でも、
強く自分、
今の自分に影響していることだと思っていますね。
うん。
うん。
うん。
うん。
そもそも美術大学の考え方が、
教育方針が違うっていうのがあって、
はい。
アメリカ大学って、
アメリカ大学って言い方おかしいですね。
アメリカにもいろいろ大学があるんで、
あれなんですけど、
私が経験したパッドセンターという大学の中では、
すごく美学というか、
美しさ、
エクスキューション、
生み出すものに対しての、
完璧さとか、
仕事に向けての、
完璧さとか、
仕事になるかどうかとか、
そういうことにすごく注力していたんですね。
それは、
ビジネストレーニングとして、
私の中ではすごく役に立ったんです。
それでよかったなと思うし、
必死にやりました。
でも一方で、
私の中で、
後になって気が付いたんですね。
卒業して何年も経って、
本当に今になって気が付いたんですけど、
何が大事だったかというと、
やっぱり大学のサビの時に、
サビの時は、
一番始める授業が、
線を書くっていう授業なんですよ。
で、
100度、
違う、線を書く。
本当に線、デジタルじゃなくて、
100ドロって言うんですけど、
100枚ドローイング。
100枚、線を書くんです。
とにかくいろんな線を、紙に。
それって、
そういう教育はアメリカにはなかったんですよね。
へー、
それ何のためにっていうか、
一本の線で、
どれだけ表現ができるか。
そして、
自分の、
線って言ったらこれなんですけど、
一本なんですけど、
じゃあ筆使ったらどうかなとか、
違う紙を使ったらどうかなとか、
じゃあ、
光に透かしたらどうなるかなとか、
水に入れたらどうなるかなとか、
やり始めたらキリがないんですけどね。
その、
アイディアのこの、
エクスパンドするところの、
最初の、
一番初めの気づきを得させる、
30:00
作業なんですよね。
で、あとその外をね、
面白いのですよ。
それで外を、
裸足で歩いてみようとか、
目隠しをした裸足で歩いてみようとか、
そういう身体的なこととか、
自分と、
自然とか、
自分と、自分の手から出てくるものとか、
自分に対して書いてくるものがすごく多かったんです。
で、
アメリカの大学の卒業政策もね、
個人で一つのものを、
1年かけて作るっていうのが
ムサビなんですよね。
だから、本当に自分に向き合う、
向き合う、向き合うっていうのが、
日本の教育、
ムサビの教育。
で、アメリカの教育は、
自分じゃなくて、
自分の、
その外にあるクライアントに対して、
どんなものを提供できるかっていう、
教育だったんですね。
その両方ができたことは、
もしできる人がいるなら、
両方やってほしいと、
心から思いますね。
なるほどね。
なんかでも、
内に内にっていうのは、
善とか武士道みたいな、
なんかそういうところにもついてる?
いや、あると思いますよ。
日本人のそういう性格的というか、
文化的、カルチャー的、宗教的っていうものが、
あると思います。
やっぱり。
で、卒業政策もね、
なんか、こないだ私、
モザビの宿泊伝達デザイン学科の展示に、
久しぶりに行ってきたんですけど、
あの、
展示作品、
例えば、一人の子で、
私は感動したんですけど、
蝶々をね、
自分の家に来る蝶々を研究するっていうんですよ。
自分の家に来る蝶々が、
どんな蝶々がいるか、
どんなふうに、
さなぎから羽が広げていくか、
全部で写真撮るんですよ。
あと、
その、
もちろん研究して、
本で研究して、
そこに出たりだとか、
グラフィックを入れたりとかして、
自分の家に来る蝶々の研究って、
本を一つ作ってるんです。
それって。
それどこの家なんだろう。
誰に、
ために作ってるのってことになるじゃないですか。
ありえないんですよ、
そもそも、
アートセンターだったら。
ありえないみたいな。
デザインというよりも、
もちろんデザインはしてるんですけど、
ある意味じゃなくて、
とにかく研究をして、
それに対して、
どういうふうにアウトプットをして、
それに対して、
自分がどういうふうにアプローチするか。
その辺の個人的なことを、
ものすごく、
やってる大学だったんですよね。
今考えれば、
すっごくそこで得たものって、
貴重だし、
でも、
それはね、
アメリカの教育、
一番初めにやっちゃってたら、
どうだったんだろうとかね。
つまり、
33:01
アメリカの教育って、
アートセンターの教育っていうのは、
見た目を大事にしてる教育だから、
見た目ばっかり、
どうだろう、
気になっちゃうんじゃないかなと。
それだけだったらね。
深いところでの繋がりだとか、
自分らしさとか、
デザイン、
つまり日本の場合は、
デザイナーとアーティストの中間みたいな、
あるんだと思うんですけど、
表現の仕方についての、
研究っていうものが、
ちゃんと研究されてるのは、
日本なんですよね。
それを知らないで、
アメリカに来ちゃうと、
私はまたちょっと、
違った自分になってただろうなと思うんですよね。
その両方が、
やっぱり交わってるからこその、
そういうのがありますね。
うーん、
でも両方から見れますもんね。
そうなんです。
一方通行じゃなくてね。
いやー、
でもなんかそれは、
歴史の長さとかも関係あるんですかね。
どういう違いなんだろう、
教育の違い。
たぶんね、
アメリカがすごいビジネスオリエンテッドなんだと思う。
やっぱり、
大学出て、
すぐに働けるのは、
もうすぐ働けます。
もうすぐ働けます。
だって実力がついてますから、
スキルっていう意味でのね。
だから、
大学出たらすぐに、
戦力になる。
そうなんです。
すいませんけど、
日本人の大学生で、
ビジネス大学出てすぐに戦力になるって子は、
ほとんどいないんじゃないかなと思います。
いやー、確かになー。
ビジネスじゃないもんなー。
イメージ。
そうですね。
日本の教育の方が面白いですよね。
なるほどー。
ちょっと面白いけど、
ちょっと時間がそろそろなんで。
すいません。
あなたを引っ張っているモチベーションは何ですか?
モチベーションですね。
今のお友さんを引っ張っているモチベーション。
うん。
今って言われちゃうとね、
もう挫けそうなことばっかりなんですよね。
本当にね。
やっぱり、
このコロナでね、
もうロックダウン何ヶ月ですかね。
7ヶ月とかですよね。
本当にもういつまで続くのか。
特に言っちゃうと、
うちの場合は夫がハイリスク組に入っちゃうんで、
あのー、
ちょっと本当に息子を。
学校が始まらないってこと?
そうなんです。
いや、そうじゃなくて、
夫がですね、免疫薬製剤飲んでるんで、
そうなんですよ。
病気を、持病を持たれてらっしゃるってこと?
そうなんです。
病気を持たれたら、
本当に危ないっていう状態なんで、
本当に気をつけなきゃいけない。
息子を学校に行かせられないっていうのが、
すごい自分の中で辛いんですよね。
で、そういう挫けそうなことばっかりなんですけど、
36:02
仕事もできなかったり。
でもやっぱり、
コロナのせいとか、
息子のせいとかにはしたくないと思っていて、
で、その逆にね、
そのモチベーション何かって言ったら、
まさにその息子にとって、
自分が自慢の親になりたい。
なるほど。
そういうところがやっぱり、
一番強いですね。
そこが一番モチベーションかなと思いますね。
で、
それと同時にですね、
一方で、
自分がやっぱり、
母親というアイデンティティだけで終わりたくないんですよ。
うん。
で、その息子にとって自慢の母親でありたいっていう、
親でありたいっていうのは、
仕事をしている姿も見せたいと思うし、
なるほど。
やっぱりそういうところがないと、
自分に自信がないと、
やっぱりね、
見てて息子も分かると思うし、
うん。
本当にそのなんか、
攻め合いというか、
仕事を一生懸命やる自分というのと、
あと、息子にしっかり向き合う自分というのと、
その両方をうまくバランスを取っていくっていうことが、
やっぱり、
モチベーションにつながってますね。
うーん。
いやー、でもね、
アメリカにいる、
その経営者って、
女性の経営者って、
やっぱ、
クソパワフルなんですよ、みんな。
なんか知らないけど。
笑
なんでなんて思うんですけど、
やっぱ、お母さんっていう、
そのあれでも、
みんなね、やっぱ、
すごいエネルギー持ってるなーって思いますよね。
別に女性だけではないですけど、
特に女性が。
やっぱりね、
その、
女性の置かれた立場っていうのが、
アメリカにいるとちょっと違って、
その、
まずね、
出産して、
24時間以内に病院を追い出されるとかね。
笑
すごいことじゃないですか。
日本だって、
1週間も丁寧に見てくれますよ。
笑
もちろんね、
そうそうは言ってもね、
お母さんもちろん大変だと思うんですけど、
そもそも、
アメリカには、
母親になって子供ができても、
休業、
育児休暇みたいなのもらえないですし、
もらえたとしても、
お金が出なかったりとかね。
それ普通なんで、
その中で、
やっぱ強くならざるを得ないというか、
自分で道を探す、
自分で生きていけない、
っていうのがあるのと、
もう一つはアメリカは、
お互いにも助け合う精神っていうのが、
すごいあるなと思うんですよね。
母親が、
例えば私が出産したときにも、
友達に、
ミールスケジュールはどうなってるの?
39:01
ミールスケジュールって聞いたら、
その、
母親、子供が生まれたときに、
父親が言うようがいまいが、
大変だからって言って、
母親が代わり番号にスケジュールを組んで、
ご飯持ってきてくれる。
それすごい、
なんかもう、
すごいシステムだなと思って、
それがキルフス教の精神なのか、
元からアメリカ人にある、
その気質というか、
とにかく助けたい、助けたい、
みたいなところがあって、
それをやっぱり利用しながら、
利用って言い方が変ですけど、
お互いに助け合いながら、
母親同士、
あるいは友達同士、
助け合っていこうっていう、
そういうのがやっぱりね、
自分を強くさせるようになっているなと、
思いますね。
そうですね。
助けられたから、
自分も助ける順番もあるだろうし、
やっぱりそういう、
コミュニティーの強さがありますよね。
そうですね。
まさに本当にコロナになって、
逆に周りのコミュニティーが強くなったな、
特に近所の人をよく知るようになったとかね。
はいはい。
確かにね、
よくZoomで、
なんか、
ハロウィンパーティー、
Zoomパーティーやりますとかってね、
張り紙が貼られてたりとか、
なんか、
いいですね。
いろいろ、
コミュニティーがしっかりしている感はありますね。
そうですね。
いやー、
パワフルな、
お方でございますが、
ちょっと今回はこれぐらいにしておいて、
はい。
いきなりフリーランスだったんですね。
アメリカはね、
日本は、
そうそう、
お仕事されてたけど。
会社でね。
で、
なんかこう、
日本にいると、
やっぱりフリーランスっていう、
ハードルが高いというか、
周りに身近になかったりして、
でも確かにね、
発想もあんまりないかもしれないけど、
アメリカはね、
もっとなんか就職に対して、
幅広いっていうか、
自由というか、
そういう感はあるよね。
そうね。
俺就職活動してないから、
あんまり知らないんだけど。
いや、ほんとそうそうそう。
しかも、
結構2つとか3つお仕事してる人が普通じゃないですか。
そうだよね。
うんうん。
そうそうそう。
だからなんか、
日本、
42:00
就職活動はこの時期で、
この時に内定をもらっていないと、
もうなんか、
私やばいんじゃないかしらみたいなね。
もう人生の終わりや。
そうそうそうそう。
思っちゃうかもしれないし、
確かに分かりますよ。
周りがみんなそうだから。
でも、
で、さおりちゃんは、
就職活動したの?
だっけ。
私は、
そう、もうね、
でも就職活動、大学2年ぐらいから始めてたと思う。
早くない?それ。
普通なの。
って思うじゃないですか。
今は、なんかそれをやめようという動きが増え始め、
なんかね、
そういう動きが出てきたみたいだから、
ちょっと遅くなったと思うんですけど、
私の時代は、
もう大学3年生ではみんな結構決まってるんですよ。
えー。
大抵は、
4年生の初めとかまでにはもらってる人が多くて、
あー。
で、そうなると私が特に、
死亡してた業界、テレビ業界とかすごい狭い世界だから、
大学2年生くらいからアナウンス学校に通って、
あー。
そうそう。
で、しかも、なんかね、そういうね、
普通の一般的な最初に受ける試験の前に、
うん。
各局がセミナーっていうのを開くんですよ。
うん。
で、セミナーのところであおたがいをするから、
うん。
もうそのセミナーに参加してないと、
専攻から漏れるっていうケースが多いの。
はー。
そう。で、セミナーでも先に声をかけられて、
もうなんか泣い泣いてっていうのがあるんですよ。
それなんか何?寿司を送ってもらったりするの?
そういうのは絶対ありませんし、
まったくそういうパーソナルなコネクションはありませんが、
そうですか。
そうそう、別室に呼ばれて、その人だけ審査されるというのはすごくある。
あー。
そういうふうにね、みんながこう動いてる中だったら、
やっぱり就職しなきゃって気になりますよね。
焦るよね。それは自分だけなんか、何も決まってなかったらね。
そうそう。
まあただ、
まあ一方でアメリカは大学卒業してね、すぐに就職って人も少ないしね。
そうだよね。だからそっからちょっと世界一周してきますみたいなノリの人とかいるんじゃない?
そうそうそうそう。
働く前にね。
そうそうそう。
まあでもちょっとさっき言い忘れたのは、日本の方、若い方聞いてて選択肢がなくて焦ったとしても、
絶対余裕でいけるから焦らなくていいよっていうのは言いたいね。
45:02
本当そうですね。
選択肢なんて無限なんだから本当に。
うん。
一回海外にアメリカとかに出てみると、
全然いけんじゃんって思い込むしね。
そう。だから焦る必要はありません。やりたいことをやってくれって言いたいよね。
ありません。なんとかなります。
あとはアメリカは副業金質化がないからね、基本。
うん、そうだよね。
まあでもすごいよね。
今はダメです。
扶養できないからね。
初めて3年くらいで年収は倍になったとかって言ってましたからね。
いや本当。
それだけやっぱ努力されたんでしょうね。
まあでも幼少期の話とか聞いてるとちょっと天才の意気だもんな。
うん、本当。いや本当ですよ。シークスピア、未だに言うたことない。
誰それみたいな。
いや本当本当。
すごいよね。
やっぱ何だろう、職人肌の人が多いんじゃない?
どういうこと?
一個のことにものすごい集中する。
追求できるってことね。
追求できる人がやっぱ成功されてるかどうかなんじゃないかなって思う。
いやでもさ、それのさ、日本の大学の話してたけどさ、100ドロって言ってたけど、1000を100回、100ドロって言ってたけど、
1000を100回描かせられたって最初に。
で、その1本の線でどれだけ表現できるかっていう話をしてたと思うんだけど、
画用紙に描く場合とか、水彩画で描く場合とか、水の中で描く場合とか、
それで確かに1000だけでもこんだけアイデアが出るんだっていうことに気づけるっていうのはなんかすげーことだなと思った。
ほんとね。
さっきの仕事の話じゃないけどさ、選択肢は、自分が思ってた選択肢はこれとこれとこれしかなかったけど、
そうなの。
やってみたらめちゃくちゃあんじゃんみたいな。
確かにね、制限は自分で作っちゃってるってことですよね。
そうだね。
それをそういうふうに、あー開かせるんだーみたいなのがなんか、なるほどねーって思いましたね。
ほんとですね。
ちなみに沙織ちゃんは大学で、俺大学行ってないからあれなんですけど、これは学んだなーっていうことありますか?
そりゃだねー。あればいいんですけど。
48:08
このね、日本にいる一般的な大学生みたいな大学生を過ごしてしまったので、
しかも大学受験もしてなくて、私高校から持ち上がりなんですよー。
あーそうかそうか。
そうそうだからね、大学の時はもうね、大学の勉強っていうよりも課外活動に力を入れておりましたので、
遊びに集中していたわけですね。
どちらかというとタレント活動ですとか、あとはアナウンサー受験の活動とかのほうが集中しておりましたので、
学業はもう置いといて。
学業、本当にごめんなさいね、お母さんもお父さんもっていうね、今勉強しますっていう感じです。
まあね、こんな立派な子に育ちましたから、お母さんも喜んでると思いますけど。
そうそう、自分も褒めなきゃいけないから。
よく頑張りました。
そうだよね。
本当に日本での大学生を経験している私からすると、アメリカの大学生っていうのはやっぱり感覚が違うなっていうのは思っていて、
トモさんがおっしゃってるように目的を明確に持ってその大学に入っていて、その先まで見てるから、めちゃくちゃ自分のことに集中して勉強できるんですね。
ただ逆にそういう意味では、日本の大学の場合はそこまで絞ってない人が多いから、ある意味、総合的にいろんなことを学べるっていうのもあるかも。
確かにね、いろんな経験できるもんね、あの時期っていうか。
そうそう、絞りすぎてないから心理学とかも勉強したし、音楽とかも勉強したし、そういう意味では幅は広がりますよ、専門性はないけど。
なるほどね。面白いね、日本は内面とか内に向くっていう性質もあれば、そういうふうになんかジェネラルにものを学ぶっていうような。
確かにね。まあでも今から大学に行こうと思ったらみんな行けるし。
まあね、いくつになってもね、そりゃそうだね。
リミットは設けないことですね。
なるほど。自分で勝手にリミットは設けないってことね。
そうですね。ということで、次回は友さんのお話の最終回ですけど。
もう最終回ですね。最終回は、どんなお話だっけな。
夫婦関係のお話とかね。ちょっと理想とか夢とか未来とかそういうキーワードかな。
51:11
面白い。
いきがい。
ちょっとお仕事から一歩外に出て。
また楽しかったですけど。
ということで、次回も楽しみにしております。
はい、いいね。
このコーナーでは最新のビジネス生活情報をロサンゼルスよりお届けしてまいります。
今回は、アメリカめっちゃ返品するよねっていう文化に浸風が吹き荒れておりますって話。
なんかそんな話はしたような記憶はあるけど、浸風が吹き荒れてるんですか。
そうなの。前にもアメリカは返品文化ですよねって話したんですけど、
みつさんもします?返品。
あんまり返品はしないですね。
みつさんもします?返品。
あんまりしないけど、したことあるよ。
あ、あんまりしないんだ。
スーパーのものとかはたまに持って行ったりするけど、
Amazonで買ったものとか送り返すとかって結構めんどくさくてやらない。
そうなんだ。ちなみにAmazonの返品最近より楽になってますよ。
どんな感じの?
Amazonリターン専用のストアが何箇所かあって。
フィジカリーに?
そう、それ持って行くだけなの。ラベルとか印刷しなくてもいいし、ただ持って行くだけで。
持って行くのすらめんどくさい。
そういうことね。例外だったの。さっきの話なんだけど。
そういえば、Amazonのリターンハブっていう場所があって、
私持って行ったんですよ。返品のものをね。
そしたら、これあなたにあげるって言って箱をくれたの。
箱?
そう、この返品専門店の人が。Amazonの人が。
そう、え、何だろうと思って開けたら中にサンプルがいっぱい入ってるの。
サンプルって何のサンプル?
いろんな商品の。
要するに、Amazonで返却して持ってくる人向けにターゲットにして、マーケティングをかけてる。
あー、そこでまた買ってもらえるチャンスだよっていうことで、広告とかそういう意味も兼ねてってことか。
意味も込めて、そうそうそう。Amazonがやってるやつだと思うんだけど。
例えば何が入ってるの?
54:00
えっとね、その時はレオドラントとかボールペン6本セットとか3本セットとか、あとパックとか。
女性向けなんだね。
男性向けのもあった。
なんかちっちゃいヘアスプレーとか、ほんと10品くらい入ってた。
へー。
だから、リターンに行ったと思いきや、いろんなものをもらって帰ってくるっていうね。
ちょっとだから、リターンがめんどくせーなーっていう人の気持ちを、お、なんかこんなのもらえたぞーみたいなのにして返すっていう目的もあるのかね。
あると思う。それってすごい嬉しかったもん。
なるほど。へー。
あとやっぱそこいいマーケティングのツールですよね。
そうだよね。そこに試してみてよかったらね、買ってもらえるかもしれないし。
そうそうそう。あとコールズのドロップオフもあって、コールズっていうストア?
うん。
チェーンストアがあるんですけど、そこもAmazon専用のドロップカウンターがあるんですよ。
うん。
そうすると、Amazonも無料で返せるし、なおかつコールズも人が中に入ってきてくれるっていうメリットがある。
あー、そうな。まあ人が来てくれるきっかけってことね。
人が来てくれるきっかけね。でね、この前そのコールズの返品に行ったら、なんと5ドル無料券とかもらえたんですよ。
へー。
コールズ内で使える5ドル無料券。だから来てくれて、やっぱ人がめちゃくちゃ来るから、それを対象としたマーケティングみたいな。
なるほど。
まあアメリカならではで、日本ではそんなに返品多くないかなとかできないから。
そうだよね。
返品率がだって10%とか超えてるもんね、多分ね。あ、そんなにいってないか。
売り上げ、でもそこをちゃんと計算に入れとかないと、絶対赤青見るっていうことになっちゃうもんね。日本の感覚でいくとね。
絶対違いますね。で、しかもコロナになってから返品増えてるみたいで。
へー。
それはネット通販だけじゃなくてお店もそうなんですよ。
あのー、例えばお店でもお洋服の試着ができなくなってる。
あー、それはそうだよな。
そうそう。だから私も本当にいっぱい買って、いろんなサイズを買って、家で着て返品するとか。
あー、なるほどね。だからもう返品ありきでもう試着みたいにもういろいろ頼むと。
そう。っていうような文化だし、そこに申し訳ないとかっていうことも全くない文化なので、お店の人もある意味それを前提に売ってる。
確かにね、気に入ったパンツがあったとして、それをサイズをちょっと2,3種類ぐらい試したいとかね、あるもんね。
57:00
うんうん、そうなんですよ。靴のね、オンラインショップのところとかにそうですね。
それはでもユーザーフレンドリーですよね。
そうなんです。ただ、そういうふうにやってるとめんどくさい問題というのがあって、みんなだいたいカードで決算するじゃないですか。
そうすると1回カードで引き落とされたんだけど、そこにまた返金作業が発生する。
お店側もその支払いのたびに手数料をカード会社に払わなきゃいけないわけで、それもまたお店側にも負担がかかるし、消費者もあれこんだけ払っていつ返金されるのかなという不安があったりとかちょっとややこしい。
ということで、最近流行りのサービス、クラルナとかアフターペイっていうサービスがあって、とりあえず買って後で払おうっていうサービス。
例えば、私がH&Mでこの前お買い物したんですけど、ネットで。で、クラルナの支払いにしますっていうボタンがあるんですよ。そうすると買って商品は来るんだけど、支払いは30日後です。
お金の動きは何も発生しません。今の時点で。
クレジットカード情報は入れるけど。
クレジット情報は入れると。ただ30日までお金の動きは発生しないので返品したい場合はその間にしておいてくださいみたいな。
で、30日経ったら返品ポリシーもね、30日以内しか返品できないってなってるから、それ経ったらその買った分だけチャージしますよって感じ。
そうだよね。それは無駄が減るもんね。
そうすると。
無駄はお店側にも減るし、特に買う側は何にも払わなくて良くて買った分だけ払う。
なるほど。
っていうようなサービスの時代なんですって。
クラルナって言うの?
そう、クラルナとアフターペイとかが二段挙等じゃないかな。
ただですね、審査がすごい厳しくて。
それを使うために?
そうそう、クレジットカード情報とか個人情報入れるんですけど、結構な人通らないんじゃないかなって感じ。
スコアが悪いってこと?
クレジットカードのスコアもそうなんですけど、総合的な判断により、みたいな感じで審査を通してくれない場合が多いみたいです。
まあ、そりゃそうですよね。
何なんだろうね、その基準はね。スコアはわかるけど。
1:00:03
クレジットカード作る時もそうですけど、教えてくれないですもんね、その辺がね。
総合的な判断により、あなたはクオリファーにしませんでしたみたいな感じになっちゃうからね。
やだね、どこまで見られてるんだろうね。
でもそういうような新しいサービスが。
まあね、便利だけど。
でも中国とかはね、もう多分そういうところまで全部点数化されちゃってたりするもんね。
この人間はこれぐらい信用できますみたいな。
そうなんだ。
だんだんそっちの方向になってるんだろうな。
多分だったりと思いますよ。
便利、便利な。
いわゆるアメリカ独自かな。
うん、確かに。それはでも便利だよね。
うん、すごい便利。
まあ日本だと返品っていうのはほとんどないけれども、こっちは返品する部分ですね。
なんかいまだに俺その返品するっていうのが気持ち的にも、あれだろうな、今沙織ちゃんが言ったみたいにその全然気にしないっていう感覚にはなれないな、なってないんだよね。
それすごいね、でも沙織ちゃん。
靴。
靴。
今日こっち、めっちゃ頼めますよ私。
そう。
大体3サイズぐらいは頼むかな。
そう、へえ。
まあでもお店側としても例えば1個頼んで合わなくてまた別のにするとか、返品されちゃうとか嫌だなっていうふうに気分になるよりかは、だったらいっぺんに3つ頼んでくれて1個買ってくれた方が嬉しいっていうのもあるみたいですよ。
でも気になるのはその後のその1回履かれたものとかもちろんあるけどさ、どうしてんのかなっていうのもあるよね。
うん、普通に売ってる。
そう、食べ物はちょっと謎。
意味わかんないよね。
食べ物の返品をするのはちょっとよくわかんないですけどね。
食べ物。
でも普通にしますからね。
だからポリシーを変えればいいなと思うんですけどね、そこは。
食べ物は返品できない。
まあでもそれがだからユーザーのそれはもう権利として守られてるんだろうね、こっちからすれば。
そうですね。
面白い国だ。
本当ね。でもダイソーとかは返品できませんっていう。
そうだよね。
毎回リチギーにキャッシャーの子が言ってくれるもんね。
スタンプ押す。
それぐらい言わないと多分不満が出るんでしょうね。
1:03:00
っていうぐらい珍しいし、私ダイソーぐらいしか知らない返品できないお店。
こっちの99とかもそうなんじゃない?
99センツストア、確かそうだよ。
そうなんですか。
そういう違いはありますねってことですね。
なるほどですね。
リアルアメリカ情報でした。
締めのコーナー、質問です。
ユーザーは好きな香りは何ですか?
香り?
なんかあれかな?発火みたいなやつ。
ミント?
ムスクじゃなくてなんだっけ?
何それ?
忘れた、もう名前が分からん。
何だろう?
スッキリした感じ?
スーッとするやつ。
そういう時に使ったりするんですか?
使う?
使わない。
匂いは持ち歩かない。
たまにアロマをやってみたりとかだったりするんだけど、
ほとんど無臭の方が良い。
妻はなんやかんや匂いをやってますけどね。
ヨガの時とか。
ヨガの時とか。
寝る前とか。
でもそれが何かよく分からんですけど。
何か良い匂いしてる。
何か良い匂いしてますけど。
そんな沢ちゃんは?
海人さんって普段は香水とかもつけない?
つけない。
そういう派なんだ。
私も自分で香水つけたりはあんまりしないんですけど、
部屋でアロマオイルとかを垂らして、
わーんって香らせたりはするので。
この前オレンジのミックスを使ってたんですけど、
ラベンダーに戻したんですよ。
でもね、ラベンダーの方がすっきりするし、
気持ちが良いということが分かった。
眠くなったりしない?
なんだろう、オレンジ。
うん、オレンジの方が甘かったからかな。
ラベンダーの方が朝にも夜にも良い感じがしました。
でもね、ちゃんとあれあるんだよね。
集中モードとかリラックスモードとかさ。
1:06:02
そうなの、そうなの。
何かね、一時期でも俺もそれはね、
今机の上にも置いてあるんだけどね、実は。
アロマがね。
集中したい時につけるみたいなことはやってたんだけど、
いつの間にかやらなくなってしまう。
そうそう。
しかも匂いって慣れていくから、自分じゃわからなくなっていくんですよね。
なんかでもね、
ヨガのクラスに行ってね、
最後のシャバーサナだっけ?
死んだポーズがあるんだけどさ。
え、死んだの?
それは代表的っていうか、一番最後にやるんだよね、普通は。
それの時にアロマの匂いがフワーンってくるのが、
すごい良かった印象がある。
へー、そうなんだ。
そういうとこで香るからいいのかな。
とか、音が最後にチーンって鳴らすのがさ。
あー、なるほどね。
五感がやっぱりね、すげえフルに動いてるってか。
鼻もそうだし耳もそうだし。
そうかそうか、なるほど。
それは感じれる、動いてるとか。
すごい自分の五感を感じれるっていうのがいいよね。
ヨガ?
だから本当にその匂いの使い手になれば、すごく生活が豊かになるはずだよね。
そうですよね、確かに。
まとめに入ろうとしてる。
まとめに入ろうとしているのでまとめますと、
今日お届けしたインタビューの内容とリアルアメリカ情報のインフォメーションはブログに掲載しております。
podcast.086.comまたは1%の情熱物語で検索してみてください。
はい、皆さんのコメントやお便り、レビューお待ちしてます。
そしてパトロンになってくれると非常に嬉しいです。
はい、ということで今週も聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございます。
また来週お会いしましょう。
じゃあね。