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2025-11-28 31:39

#36 企画の「おもしろい」は、成果のための手段にすぎない【前編】

企画の「おもしろい」は、成果のための手段にすぎない【前編】です。


アイデアが楽しいと、つい目的を忘れてしまいそうになる。
でも“おもしろい企画”は、それ自体が成果ではなく、成果のための道具。

今回は、とくさと&モカあさんが、実務で何度もぶつかってきた「企画の暴走」「目的とのズレ」「現場での着地」についてリアルな経験から語り合います。


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この番組は、東京の大きめな事業会社で20名の部下を持つディレクターとくさとと、名古屋のかたすみでひとりディレクターをしているモカあさんのふたりがWebの概念にとらわれずディレクションを長年生業としてきた中で、あれやこれやなんでも話すポッドキャスト番組です。

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サマリー

このポッドキャストエピソードでは、企画の面白さが成果を上げるための手段であるというテーマが深く掘り下げられています。特に、企画の面白さがマーケティングやディレクションに及ぼす影響について議論され、実現可能性や責任感の重要性にも触れられています。また、企画の「おもしろい」という意味や、それが成果を生むための手段であることが深掘りされています。商品のプロモーションにおける認知度や評価を得ることの重要性と、その過程で数字に留意する必要性についても強調されています。さらに、企画を立てることの難しさやそれに伴うチームワークの重要性が語られており、成功するためには楽しいアイデアだけでなく目的を持った内容が求められることも強調されています。

企画の基礎
東京の大きめな事業会社でウェブディレクターをしているとくさとと、
名古屋の片隅で一人ディレクターをしているモカあさんの二人が、
ウェブの概念にとらわれず、ディレクターを長年なりわいとしてきた中で、
あれやこれや話すポッドキャスト番組です。
こんにちは、モカあさんです。
こんにちは。
本日もなんでもディレクションスタートということで、
またとくさとさんがお仕事が始まったということで。
いかがでしょうかね。
あれますね、仕事ってね。
働くって疲れるなーっていうふうに思いますね。
そうやって言い切れちゃうところが特撮さんらしいなって思っちゃいましたけど。
え?そうですか?なんで?みんな言わないの?
いや、影では言ってます、たぶん。
言ってるんですかー。働くって疲れるじゃん。
なるべく働きたくないよー。
働くできたらいいのになーなんて思いながら。
まああの、あと精神的な疲れはどうしてもありますよね。
別に怒鳴られたりとか全くないんですけど。
知らない環境に一人で乗り込んでいってるわけですから。
その辺はね、ちょっとありますよね。
新しい環境っていうのは楽しみでもあるんですけど、
やっぱりいろいろ雰囲気を見たりとかね、
自分が慣れるまでが結構大変っていうねことですけれども。
いいですね、新鮮で。
まあ新鮮ではあります。
そんな特撮さんはお仕事されてると、
このポッドキャストのテーマがたくさんお仕事の中から思いつかれて、
こういったデータがあるんですよ。
あるんですけど、今日はどんなテーマにしようかなーと考え、こちらにしました。
企画の面白いは成果のための手段に過ぎない。
わー。
わー、バチバチバチ。
相変わらず素敵なテーマでございます。
これはどんな、あれであれで。
これでももうそのままですよね。
企画って言うと、とっぴな発想で面白いものを考えることが企画だと思ってる人が多い。
それも別にひとつの魅力ではあるんですけど、
なんかこれやったら盛り上がるよねみたいなことばっかり目が行き過ぎて、
それは一体誰がお金を払うのだとか。
盛り上がるけど実現するのとか。
そういう意味で面白そうなことを考えていて、
意外と周りの人も当初の目的を忘れて、なんか面白そうだねみたいな。
あんたらお祭りやるわけじゃないんだからみたいな。
面白さと成果
でもね、ちゃんと考えなきゃいけないけど、そういう意味だと別に。
浪儀な意味で、狭いほうの意味ですね。
面白いは企画とか施策のひとつの手段でしかないんですよね。
別に面白くなくてもいいんだからっていう、極端に言うとあんまりいい例じゃないが、
お葬式の企画、しめやかに行われるお葬式の企画を立てるとして面白い必要がないですよね。
面白くてだめだしっていう。
なのでその辺がなかなか、なぜか企画を立てる人、
ウェブディレクターも多いけど、マーケターとか、
企画を立てる側の人が全然わかってなくて、下が疲労困憊するっていう絵がよく見られるなという話です。
なるほど。面白いことはね、やっぱりポジティブな意見だし、
やっぱりおなるほどねーみたいな雰囲気になったとしても、
じゃあその先どうする?とか、実際どうする?みたいなこととか、
さっき徳里さんおっしゃってたみたいに、周りはどうな?みたいな。
結局ちょうど今日私もあったんですけど、
毎年やってる企画があって、担当さんが変わったんですね。
その担当さんが、自分は毎年やっていたこの企画じゃなくて、
自分はこれをやりたいっていう企画を出してきたんですね。
だけど、なんで毎年このイベントをやってたかっていうところを考えずに、
自分はこれがやりたいっていう意見だったんですね。
自分はこれがやりたい、いいと思うって言ってたんだけど、
やっぱりお客さんを呼ばなきゃいけないわけで、
そのためにこういうふうに、1年こういう企画でやってきたんですっていうところを、
本当は見てほしいなーっていう話をしてたんですよね。
まあいいんですよ。でもその方がやりたいっていうのが責任を持ってもらえばいいっていうところで、
別に上司がいいよっていうならまあいいのかなっていうところもあるんですけど、
なんかこう、いいよねーみたいな。これがいいねー、いいよねーみたいな。
周りを説得できないと面白くても、やっぱり一緒に考えるにしても、
やっぱり身にはならないっていうかなんていうのかな。
結局一人自分が何かするだけの話じゃないので、
説得しない、できるような内容にしないと、気がしますね。面白いだけじゃなくて。
そうそう。問題なのはその人ひとりが面白い。
わーいって言ってて、なんでそれにうちに金払うのみたいな上司とかがいればいいんですけど、
意外と世の中の人は企画というものは面白いものだと思っているので、
一瞬でわーいわーいってやっちゃうんですよね。
終わってみたらこれなんだったんだっけみたいなとか、特に開発の人が振り回されるんですよね。
結局何のためにやるのかっていうのは、わからないままシステム開発とかページ制作とかさせられて、
これ一体何なんだみたいな。
意外とウェブディレクター本人もそうですし、ウェブディレクター自身も振り回されますよね。
もっと手前の人に。企画する人とかマーケティングする人、言っている人たちにね。
面白い企画が人が興味を示す、例えばパーツ一つもそうかもしれないし、デザインもそうかもしれないし、
どんなことでもポジティブなことを基本考えると思うんですけどね。
でも本当にそれ必要なの?みたいな。
分かんないですけど、ディレクター、特撮さんもそうだし、私もそうですけど、で、どうするの?みたいな。
それってどうなん?みたいな。
鬼下げみたいなのあるじゃないですか。
だから面白い、言われたことあります。これ面白いんで、これやりたいですって。
私のお客様は事業会社さんなので、やっぱり自分のところでそういうリアルなイベントをするのもそうだし、
例えば何かパンフレットだったり反則物を作るときもそうですけど、
これが面白いからやりたいですっていう意見は出るんですよ、確かに。
出るんだけど、それはあなたが面白いって話をするんですって、結局私が返しちゃうんですよね。
実現可能性の重要性
でも、その子にはその子なりにそういう意見を出してくれるっていうところはいいところだと思うので、
きちんと問答っていうか、それは何のためにやるの?とか、やるとしたら予算どのくらいでできるの?とか、
そうやって聞いていくことで、はって気づくんですよね、向こうは。
だから、だんだんと、なぜこれが面白いのかっていうところを考えて言ってくれるようになったんですけど、
日本人って面白いことやっぱり言いたいなと。企画としては。
そうなんですよね。
でも、それをやって喜ぶ人がいるかねえなんないけど、今も母さんが言ったとおり、それはあなたが楽しいだけではないのかという。
誰が楽しむんだ、それは。そんなことをやってる私が好きなだけなんじゃないのっていうのが、多いですよね。
すごい楽しそうに言うんでね。でもそこを別に否定するつもりはないんで、そういうのもいいねって一応受け止めはするんですけど、
結構自分が主体で動くときってもう基本私は全体的に考えて、背景も考えて、ここまでいけるなみたいな、
例えばLINEがあったとしたら、その中で考えるとか、いろんな条件があるから考えるんですけど、
それを取っ払っちゃうとやっぱり楽しいことを考えたいなっていうのは、どこまで実現性がなくてもどこまでも言いたいなっていうのは確かにある。
なかなか面白い。面白いですよね。面白いって人によって違うもんなっていうのもあるし。
ただ自己満足になって、ウェブディレクター含め、別にマーケターでもビジネスパーソンでもいいんですけど、
それの面白いというのは基本的に儲かるじゃないとダメでしょうと思ってますね。
こんなことやったら儲かる。儲かるというのは売上が上がるのもそうですけど、
お客さんが喜んでくれて、社内の人も喜んでくれて、こんなみんな喜んじゃうじゃんっていうのの面白さにいかないと、
灰野は大喜利みたいなことをやられてもさっていう。
そうですね。確かに確かに。
どこの誰が喜ぶんですかみたいな。
こういうオドブルがあってみたいな。私が考えた最強のレストランみたいな感じで、
それは一体どこの誰が食べに来るんですかみたいな。
あなたが雰囲気でキラキラしてるだけじゃないのみたいな企画を出す。
それが企画だと思ってるんですよね。夢のようなみたいな。
せめてユーザーに対して夢のようなのはいいけど、あなたの夢みたいな。
確かにね確かに。
こんなオドブルでこんなコースで途中にアフタヌイティーが入ってるみたいな。
それはお前が一時体験したいだけで、そんな全部体験したい奴どこにいるんだよみたいな。
そういう設計の何もないみたいな。
うんうんうんうんうん。確かに確かに。
すごい言い方に似てるなと思ってさっき聞いて。
アイデア出してくれる方にすごい似てるなと思って。
でも確かに私じゃ思いつかないことを言ってくれるから、
それはそれで心でどっかと留めといて、何かあった時に、
こういうのもいいんじゃないってもう一回、
自分が楽しくてもお客さんがそれを見て、
じゃあ何かの購入するきっかけになったり決めるきっかけになるかって言われたら、
企画外れるときももちろんあるとは思うんですけど、
私がなんか業界入ってすぐの時に、
なんかねあったんですよ。
のんびりののんびりののんびりののんびりののんびりののんびりののんびりの。
お客さんに1年ぐらいずっとお仕事させていただいて、
お客様に自由に考えてって言って。
え、自由にって?
反則?え、自由にって言われていいんですか?みたいな。
自分が自分でこう言ったら面白いのになる。
自分が自分でこう言ったら面白いのになる。
自分が自分でこう言ったら面白いのになる。
で、任されたんで、
もちろん企画書を出してOKが出たんで、
それは実現したんですけど。
でもどっちかっていうと、
なんて言うんだろう、
企画の重要性
本当はその売上につながらなきゃいけないんですけど、
どっちかっていうと興味を持って、
もらうものになればいいみたいな感じだったんです、その時は。
なので、もう思いっきり面白いのやってって言われて。
本当に自由なのをやったんです、チームで作って。
でもそれが結構最初それを作った時に、
なんだろう、めっちゃ興味があったんですよ、
そういうのを作って、
結構最初それを作った時に、
なんだろう、めちゃくちゃ楽しいなみたいな、
自分が楽しいんですよ。
でももちろん、俺はなんで任されたかっていうと、
その商品に私が詳しかったからっていう、
趣味でも使ってたんで、
すごい詳しいねって言われて、
それでも自分がオススメするなら、
どうその商品オススメするっていうところを自由にやってくださいみたいな感じだった。
結構好評は好評だったんですけど、
当時若い女の子がこんなのをオススメしてくれてるなみたいな感じで、
それが店舗の人は、本当は店舗の作にはならない予定だったんですけど、
店舗の人が面白がって、
それをオススメしてくれてみたいなのがあって、
実際店舗どうだったかわからないですけど、
そういうふうにいろいろみなさん楽しんで、
使ってくださったらよかったなっていうのがあったんですけど、
でも本当は売上が上がるためのものなんで、
もっとその当時、始めたばっかりの仕事だとしても、
もっと考えないといけないなっていうのは後々思いました。
ブランディングと数字
10年後くらいに。
でもその認知を取るとか認定を取るための話なんですよね。
そうですね。
全部が全部直接売上につながらなきゃいけないわけじゃないので、いいんじゃないですかね。
ただ願わくば、知らない人が知ってくれたということを、
それはどこの数字が変わるのかということまでできるといいんだろうなとは思います。
逆に、世の中すべてのことが数字で表せるなんて未知も思ってないですけど、
ああいうキラキラふわふわした企画を立てる人って、
お客様が行動して、知ってから検討して、
ウェブサイトで買い物なら別にウェブサイトに来てとかっていう、
どこの数字が変わるんですかっていうところを考えないで話してるんですよね。
こういうのは数字に表れないんだみたいなことを言い出すから、
数字に表れることが全てじゃないんですけど、
基本的にはお客様が行動する、特にインターネットの時代だから、
だいたいの数字は取れてしまうので、
今のあるどこの数字が変わるのかっていうことがだいたい抜けてるんですよね。
僕もよく言ってるんですけど、ベイジーのソギタニさんがずいぶん前に、
ブランディングって言うけど、ブランディングは結局最終的には売り上げとか、
継続とかの話になるわけだから、そのブランディングが成功すると、
今見えてる数字のどこが変わるのかという話はすべきだみたいな、
別に売り上げでもいいし、アクティブ率でもいいし、
もしかしたらアンケート取ってるアンケートの数字が変わるでもいいんですけど、
というところまで話をしない限りはブランディングはちょっと危ういみたいな、
逃げではないかみたいな話をされていて、
アイデア出しのプロセス
おっしゃるとおりですねっていう。
確かに確かに。
思い出した、それは私が作った初心者さん。
その商品って初めてさんっていうか、初心者さんっていう界隈がいたんで、
そういう人たちに、たとえばこういうものを全部揃えるといいよとか、
そういうのが今まであったんですけど、
ネットに、サイトになかったんでそれを載せようみたいな話だったかな、
どっちかって言ったら。
でも確かにそれを変えることでどう変わりますか。
例えば、今だと売ってる商品は他の会社さんでも競合さんはいて、
だけどうちの会社のお客さんですけどね、
うちの会社の強みって何ですかねっていうのを考えて、
それをどうアピールするかっていうところが、
例えば楽しかったりとか明るいイメージとか真摯なイメージとか、
そういうところを面白く、
例えば明るく楽しく表現しましょうっていうところを真面目にするのかどうするのかみたいな、
そういうところの企画だったら、
それを競合さんと比べ、
例えば営業マンがあまり良くないっていう評判、
そういう声があるみたいなことがあれば、
じゃあうちは真摯に行きましょうとか、
その筋では超ベテランが対応しますよとか、
そういうのもなんだろうな、
そういう部分の企画もちょっとポジティブに見てほしいなっていうことがあるんで、
そういう意味ではみんなでちょっと面白いの考えようよって、
チームでどんなふうに表現するみたいな、
最初にそういう話し合いをしたりとかすることはあったんですけど、
結局最後決めたのは私で、
でもみんなが意見を出してくれた人もそこに登場してもらわないといけなかったんで、
ちょっとそういう気持ちになってほしかった、
自分も他より比べて、
私はこんなに頑張ってお客さんに接客してるんですとか、
そういう意見が出てきたらそれを使いたいなと思って、
みんなで考えようっていう、
まだフワッとした段階ですけど、
そういう話し合いとかは結構したりとか、
私はヒアリングと言いながらみんなで意見出し合うみたいな感じで、
っていうふうに巻き込むようにしてます。
自分だけじゃなくて周りの。
そうすると、面白いっていうのも必要ならみんなで考えようっていうか、
そうですね。
いうふうに誘導できるんで、
いろんな意見が出すぎることなく、
私が握ってはいるんで、
まとまるはまとまるなっていうのがあるんで、
最初からそういうつもりで、
そういう機会を設ければ全然大丈夫かなっていうのがあるんですけど、
もう自由にそういうことを考えずに、
自由にアイデアを出されちゃった時に、
申し訳ないなと思うんですよね。
せっかく考えてくれたのに、
答えないもんなこれみたいなときに、
ごめんねっていうのも、
言いますけど言いたくないな、せっかく言ってくれたのになっていう気持ちがあるから、
先手打って、
なんか意見があったら言ってほしいなみたいな、
会話を設けるみたいなのを見せてほしい。
そうすれば変な方向に行かないんで。
アイデア出しのときには、
ブレインストーミングという話も一緒ですけど、
むしろブレインストーミングはそれなんですが、
ある程度の枠は設けないといけないのと、
ぶっちゃけた話、ブレインストーミングに限らず、
話し合いとか会議の総量は、
ソロゼロの能力の総量を超えないというのが僕の直言。
誰でもとっぴなことを思いついて話し合えばいいものができるなんていうのは幻想で、
そんなの多分、僕が4人集まるよりスティーブ・ジョブズ1人のほうが多分いいものができるよっていう。
もっと極端に言えば、幼稚園児4人と大人4人だったらどっちがまともなものができるかって、
そりゃ大人4人でしょみたいな話なので、
それぞれのどれだけ考えてるかとか、考える力とかに左右されるのは、
あるとは思いますが、ファシリゼーションとしては、
とっぴなアイデアを受け入れる中で、ここからここぐらいの枠はあるよねみたいなのは、
あったほうがいいですよね。その中で考えてくれればいいんですけど。
そうですね。結局、自分が考えたとてお金を出してもらわなきゃいけないし、
何のためにやりますかっていう、あくまでアイデアが面白いっていうのはありかなって思うんですけどね。
でもそれが実現そのままするかって言ったらちょっとやっぱり、難しいかなっていうのはあります。
アイデアを考えるときに実現性まで考えると幅が狭まるというのをよく言われることで、
それはアイデアを考えるタイミングなら別にいいんですけどね。
企画として持ってこられると、お前は一体何を言ってるんだみたいなのは。
アイデアじゃないと企画になっちゃってると。
これは一体誰が喜ぶんだみたいな話は本当にありますね。
確かにディレクターって、そういう企画を立てるってなったときに、
よくあるのが、そんなことやったことないからできませんみたいな、
そういう質問とかあったりするじゃないですか。
確かにそれってアイデアなんじゃないとできないんじゃないのみたいなのは確かにあるなと思って。
アイデアがないと企画は立てられないだろうなっていうのはあるんで。
そういうのってどうやって教えてもらってるんですかね、みんな。
僕はそういう意味で、いわゆるユーザー中心設計とかいうところのプロセスみたいなものは学びましたが、
あれやってるからっていい企画が出せるかというと、
そんなに外れてない企画が出せるけど、
なるほどね、それがいいねみたいな企画が出ないので。
フレームワークとかそういうことじゃなくて、
何度もやりとりしてくれる相手、もっと自分より考えが進んでる人と話をする企画ってこういうことなんだなっていう。
僕ははっきり言ってしまうと、そういう人に何人か出会っているので、
それは大きいかなと思いますね。
なんか面白い打ち上げ花火みたいなものの企画じゃなくて、
こういう課題があるときに、これとこれとこういうふうにすればみんなハッピーになるじゃんみたいなことを、
うまくロリー立てて仕組みで考えられる人。
このことの解決は仕組みだみたいなことを言う人もいるが、それに近いものがありますよね。
ちょうどこの前、たぶん私ツイートしたか覚えてないんですけど、
急にイベント出てほしいって言われたんですね。
私Webの仕事やってねえじゃんって感じになってきたんですけど、
子ども向けのイベントをやってほしいって言われたんですけど、
子ども向けのイベント?
もとは結構大きくやりたかったはずのイベントが、ちょっと事情があって縮小されて、
企画の立案と準備の難しさ
出展企業がちょっと足りなくてみたいな。
急に連携企業さんから誘われたんですね。
その誘われた人から、社長から私に依頼が来たんですけど、
一週間後ですか?みたいな。
一週間後に何の情報もなくて、その時は。
明日出るか出ないか返事するからって言われて、ちょっと待ってくださいって。
会場の場所とか広さとかテーマとか、
こういうことをしてほしいとかって何も具体的なことがなくて、
ちょっと待ってくださいって言って、半日でいろいろ情報を集めて周り協力してもらう人を募って、
いろいろ準備し始めたんですよ。めちゃくちゃ大変で。
でも企画を結局考えなきゃいけなかったです。
何にもなくて、出展するには企画を持っていかなきゃいけなくて、
誰も考えてくれないわけですよ。急ぎだし。
そんなのやったことないし、みたいな。しょうがないなと思って、バーッと調べて。
実際のお客さんのいろんな仕事あるんですけど、うちのこれをやろうっていうテーマを一つ決めて、
それをまず社長に確約とって、それで考えますねっていうので企画を固め始めたんですけど、
しまったら自分がその仕事をやったことなかったと思って。
そういうふうに思ったんですけど、
本当の流れを知らなきゃ、アイデアを出せないなと思って、
いろいろ話を聞いて、1日で企画を作って、
いろいろ必要なものを作って、みんなにも協力してもらってって言って、
死にかけてたんですけど、おかげさま自分的には好評だったなと思って、
みんな本当に良かったねって言うのと、すごい褒めてくれたんです。
この企画良かったねって言って。
本当に死にそうになりながら関連をしてよみたいな感じで、
終わってみんなで良かったねで終わって本当に良かったなと思って。
でもその時に企画を立てるって確かに誰もやったことないよなと思って。
ただ出るだけじゃなくて、何か作ってもお手がなきゃいけなくて、
それは誰もできないよなって思って私がやるってなって、
結局やることになったんですけど、
もうその時はやっぱり面白いだけを考えるんじゃなくて、
その対象のお客さんのことを考えて、かつ目的があるわけですよ。
だからそれを外から固めてやれることと、
その時間の中で準備できること、お客さんが理解できる内容かどうかっていうのをガーって考えて、
企画を考えたんですね。
でも確かに自分ってもうディレクターでそういう企画とかも全然やってるから、
別にこうじゃないんですよ、すごい楽しいなと思ってやってたんですけど、
ただ時間がないっていう感じだったんです。
でもそういうので鍛えられていくなと思って。
やるしかないみたいな。
でもこれ本当に間に合うのかなとか、
本当にこれ大丈夫かなってずっと半分思いながらやってたんですけど、
その半分をみんながサポートしてくれてなんとかなったっていう。
やっぱりチームワークがあるからその企画もちゃんと形になったなっていう。
もう自分一人でこの時間のない中でこの企画でいくってバーンって出したはいいけど、
いいけどこれいけるんかみたいな話が、
全然覚悟が自分の中であんまりなくて、時間がなさすぎて。
でもみんながいろいろちょっと私がはーって怯えてるところをみんなが協力してくれて、
なんと形になってみたいな感じだったんで。
チームワーク最高みたいな感じで。
それは大事ですね。
本当にです。
何事においても。
そういう意味で別に自分の企画がちょっとまだ固まりきらなくても、
みんなに目的がちゃんとはっきりさえしてれば、
できることでアイデアくださいって言って私はお願いをしたんで、
その企画自体は変わらないんですけど、
その企画を形にするまでにいろんなことが必要なんで、
すごいみんなで考えてくれて、なんとか間に合ったっていうのはあったんですね。
だからこう、結構企画ってこれでいきますってバーンって出すのって結構勇気いるじゃないですか。
はいはいはい。
なんかそれって、まあわかりますよね。
やってなくてもそういうことだってわかるじゃないですか、周りから見てても。
アイデアの形にするための努力
でもそれってどうやって覚えるの?
苦労してる人いるんじゃないかなと思って。
まあまあなるほど。
面白いまでは思いつくけど、やっぱり形にはならないなみたいな。
そういう意味で言うと作法みたいのはあるかな、確かにある気がする。
僕も学んだ、教えられたというかフレームワーク、教えられたのか。
ある気がする。ある気がするけどあれだ。
そうか、ちょうどいい。
それは次回にしましょうか。
早く聞きたいなってところで、珍しくちょっと短めに終わりましたが、
後編ということでちょっとこの話聞きたいと思いますけど、
一週間楽しみにお待ちいただきまして。
本日は企画の面白いは成果のための手段にすぎないの全編でした。
ということで引き続き後編もぜひお楽しみに。
お楽しみに。
このポッドキャストのBGMはカイムミュージックのサウンドを利用しています。
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