ということで、まずタイトルから。
はい、お願いします。
今回の作品は、悪は存在しないです。
来ましたね。
来ました。
このね、言わずと知れた日本映画界のね、トップオブトップと言ってもいいぐらいにトップをひた走る、
もうこの人に誰もついていけないんじゃないかという映画監督、浜口隆介監督の前作と言っていいのかな、
2024年に日本では公開された、悪は存在しないという変ってこなタイトルの映画です。
はい。
今ね、ちょうど最新作、急に具合が悪くなる。
なんでそんなに真顔真おいてんの。
急に具合が悪くなるね。
そうそう。
急にとか具合がとかじゃないから。
ちょっとさ、間違えそうだなと思ったからゆっくり言ったんだけど、急に具合が悪くなるね。
それが今劇場公開中ということで。
そうですね。絶賛公開中でございます。
こちらの作品もカンヌで賞を取ってますね。
カンヌね。女優賞というのを取ってます。
ダブル受賞ってやつだね。
まあでも女優賞が2人、2人が女優賞っていうことは別にダブルっていうか、
女優賞を取った作品だよってことでいいんじゃないでしょうか。
なるほど。
そんな浜口隆介監督の前作、悪は存在しないを今回旧作ということでご紹介するという感じですか。
ご紹介というか見たでしょ、あなたが初めて。
そう、私初めて見ました。
劇場では見てないです。
今回なんでその旧作をあえてやるかと。
なぜなら俺は急に具合が悪くなるを見ております、常に。
映画館でね、劇場で。ちなみに私は見てないんですけど。
なのでということもあってですね、これは前回その旧作会というの実はですね、
シャープ57っていうね、遥か昔の2024年の9月に配信しております、
映画、声の形っていう旧作映画会をやったんです。
それはその時は、君の色っていう映画のね、山田尚監督、吉田玲子、脚本の君の色っていう作品を
俺がまたなぜか一人で見て、一人で見たからっていうこともあるから
映画、声の形を過去作ということで、その脚本監督が同じタッグを組んでる作品の過去作。
しかもちょっと気にしてた作品だったんで。
笑い作だったしね。
そうそう、見ましょうということで見て、二人で見たんで、その感想を喋っていったっていう過去作をやったのがありましたよね。
ありましたね、過去にね。
それと似たようなところで今絶賛公開中の急に具合が悪くなるを、俺が一人で見たんで。
そしてあなたは前作、悪は存在しないをそれまで見てなかった。
見てない。
でね、この悪は存在しないっていう作品がね、色々やっぱり制作者の意図なのか何なのか、とにかくその配信とかされない。
ひたすら。ずっと。
なので見る機会がなかなかない。
まあそうだよね。配信来ないとなかなか見づらいよね。
そう。で俺は今回その急に具合が悪くなるを見まして、これはとんでもない傑作であると。
ほう。
なので俺もとにかくあのめちゃくちゃ感動したその劇場から出たその足でもうあのアマゾンでですねこの悪は存在しないのブルーレイをポチったわけです。
ね。知らない間に何か届いててなんだこれと思って。
で、そう。ただ悪は存在しないは別にその前にも買うこともできたわけだけど買わなかったのはそんなにお勧めしなかったわけ。
まああなたがまだ見てないけど配信で見放題で来たとしたら見てもいいんじゃないかな一緒にと思ってたぐらいだったから来ないから見なかった。
なるほど。
そう。そんな中で急に具合が悪くなるを見た時にこれはもう傑作すぎると思ってもう一回ちょっとその悪は存在しないはお勧めしなかったレベルだったんだけどもう一回俺も見たいと。
あー。
今すぐにでも見たい。急に具合が悪くなるは劇場に行けば見れるけど悪は存在しないは買わないと見れないからもう買ったれと。
ほう。
ね。これはちなみにハッピーアワーとかも買ったしね。
買ったね。そういえば。
もう買わないと見れないし見たいから買っちゃうんですけど今回は悪は存在しないをブルーレイを買って届いた日に見たのか。
そう。びっくりした。なんか届いたと思って。
これはね俺も一緒にもう一回見直さなきゃということでその前回の旧作会のような形で急に具合が悪くなるはまだやらない。
まああなた見てないしそれよりかは前作の悪は存在しないを俺が2回目あなた始めてっていうのを見てあえてこの急に具合が悪くなるの公開時期にやったろうじゃねえかっていう2年前の再来なわけですよ。
まあ再来そうね。再来かね。
俺もいい感じに2年経ってるせいでちょっとね若干忘れ気味なところもあったんでなかなかいい感じの鑑賞体験ができたなぁと思ってるんでやってこうかなと。
はいこの映画がですね公開されたのは2020年4月26日なんですけど
俺が見に行ったのも公開されて割とすぐでも初日じゃないかな。その頃はなんとですね東京でしかも東京っていうか全国で2巻でしかやってなかった。
やばくない?文化村ルーシネマ渋谷宮下と下北駅前シネマK2って言ったことない劇場ですね。
はいはい駅前にあるやつね。
ああここ映画館なんだとか言ってたのね。
そこでその2巻しかやってなかった。
2巻で始まってそこからちょっとミニシアターを重視に拡大したぐらい。ミニシアターだけだったのかなその頃って。その頃もずっとそうだったのかな。
まああの大きいシネコンとかではかからない作品だったんですけど。
なのでね俺は本当にその文化村ルーシネマ渋谷宮下行った時もう満席ですよ。
そりゃそうだよ。
その日の前日って満席ですよ。
そりゃそうなるよ。だって2巻でしょ東京で。東京2巻しかないってさやばいよね。
やばいよ。
映画オタクはさみんなさ浜口雄介の作品見たいじゃん。
そしてなんとこの悪は存在しないっていうのは約ですね。
まあ1年とは言わないけどその2023年の9月にベネチア国際映画祭でプレミア上映された。
ベネチアだ。
この悪は存在しない。ベネチア国際映画祭で銀寿司賞。
審査員大賞を受賞した作品なんだよ。
やば。
やばいでしょ。
銀寿司。
銀寿司取ってるんですよこの作品。
銀寿司ってさベネチア国際映画祭のことあんまり知らないから聞くんだけど
銀寿司って金寿司の次ってことだよね。
そういうことです。
で金寿司っていうのはグランプリみたいな意味であってる?
そう。
パルムドールみたいに別にもう一個上があるとかじゃなくて金寿司がトップだよね。
金寿司がグランプリ。
おおじゃあすごいじゃん。ほんとにすごいじゃん。
純グランプリみたいなものをこの悪は存在しないという映画はベネチアで撮ってるんですよ。
やば。
それはすごい作品なわけですよ。
もうだから海外の三大映画祭の一つのベネチアで審査員が認めてる作品なんですよ。
世界的なわけですよだから。
すごいね。もうそれはさもう日本のトップオブトップっていうか世界のトップオブトップに入るじゃん。
濱口隆介。
まあとにかくそんな感じでなかなか見るのが難しいような作品。
まあ難しくないんだけどまあ普通にシネコにファーって言って見れる作品じゃなかったよっていうのが当時の悪は存在しないでしたと。
はい。
この作品はですね。生まれた経緯っていうのもなかなか変わってる。
濱口隆介のドライブマイカー。アカデミー賞も受賞してるし世界各国の映画祭。そうな目にしてた当時作品なわけですけど。
あの映画の作曲、曲を務めていた音楽家の石橋英子さんっていう人が自分のライブパフォーマンスのための映像を濱口監督に依頼したんです。
その企画のスタートっていうのはそこにある。
なんだけど、濱口隆介自体はそういったライブパフォーマンス用の映像制作なんてそんなにしたことがないから。
いろいろ考えるわけです。
石橋英子さんともいろいろ話したりしていく中でだんだんその物語の世界観みたいのが出来上がってきて。
これ一本のストーリーっていうのを撮る方がいいんじゃないかということで。
その石橋英子さんのライブパフォーマンスの映像と濱口隆介が監督する一本の映画作品。
2つを同時に作るっていう。そういう方向で作られることになった映画。
やっぱりその石橋英子さんの音楽の世界っていうのも物語の中のイメージに入っていて。
さらにそこから膨らませていってストーリーが出来上がっていって。
これは脚本も濱口隆介が書いてるわけだけど。
そんな感じで音楽の世界観とも対になるというかね。
並行して作られていった作品。
ドライブマイカーとか原作があるわけじゃん。村上春樹の。
今回の悪は存在しないって原作ないんだ。
ない。
完全に濱口隆介のオリジナルの物語なの?
言ってみればそう。
ってことだよね。
そう。
だって音楽はあったけどストーリーはなかったわけでしょ?
そうね。原案みたいなものが音楽するんであれば一応あるけど原作はない。
撮影というか取材みたいなことが石橋英子さんの仕事場が長野県の諏訪地域にあったらしくて。
その辺で結構行われていく。撮影も実際その辺で行われてて。
確かに長野っぽかったもんね。
その周辺の集落の人とか森とか動物とかいろいろあるわけじゃん。
その辺の実践的な知識とかをいろいろ取り入れて物語に盛り込まれてるよーっていう。
へー。なるほど。
さらにちょっとネタバレというかね、ストーリーの中に入ってるんだけど、
グランピングの話っていうのが入ってくるじゃん。
長野県の集落を開発しようとするっていう。
その話も開発計画っていうのは八ヶ岳周辺に実際に当時あって。
そのなんか説明会みたいなシーンがあるけど、
実際にその八ヶ岳の周辺開発の説明会っていうのが本当にあって。
そういう計画があって。そっからもうちょっとインスピレーションがあるアイデア。
なるほどね。
リアルな話が結構入ってきてるっていうのは、その辺の取材からイメージが膨らんでる。
じゃあ本当にいろいろ取材しながら話を作っていった感じなんだね。
そうなんです。
だってその八ヶ岳でした取材というか、それをしてなかったら、
たぶんそのグランピングの話とかはなかったかもしれないって話だもんね。
まあ今ちょっと言ったようにそのあらすじとしては、
長野県、これは舞台は長野県なんです。
で、水引きって読むのかな。水引き町っていう架空の町だと思うんだけど、
そこが舞台になってる。
あれはコロナ禍を描いてるんだよね。
そうね。コロナ禍まだ開けてないくらいの時だね。
近隣から、東京からとか、移住者とかもちょっとずつ入ってきたりとかしてるところで、
当時コロナで女性菌みたいのが出るって、
俺もその辺はすごくよく知ってるんだけど、
実際にね、やってる仕事業務がコロナ禍によってうまく機能しないというか、
仕事がなくなった中で、そういった会社が別の事業を新規参入するとか始めるのを、
国が女性してくれるというので女性菌が降りるみたいなことが実際に本当にあって、
まあ今でもそういうことが続いてることはあると思うんだけど、
そんな感じでね、芸能事務所が長野県の三林みたいなところに、
グランピング施設を作るという計画が持ち上がり。
まあグランピングはね、今ね、流行ってますからね。
実際にね、流行ってますし、いろんなところにいっぱいできてますけど、
やっぱりさ、いろんな問題が起きることなんて分かってるような、
分かってるというか、ありそうじゃん。
人がさ、ね、泊まりしたりさ、遊びに来る場所を運営するわけじゃん。
その運営のプロだったらすごいノウハウもさ、いっぱいあるはずなんだけど、
もう全然畑の違うところから、そこに新規参入するっていうそのハードル。
それをね、なんかよくわかんない、コンサルがさ、できますよみたいな。
私の言う通りやればできますよぐらいの感じで、
なんか多分やろうとしちゃってるみたいなことって、
往々にしていろんなところでそういう問題ってあったと思うんだけど、
すごいそういうリアルな話で。
地域ビジネスあるからね。
うん。なんだけどさ、やっぱりその、やっぱり長野県。
水がきれいみたいなことあるわけじゃん。
ある。いいよ、長野の水は。
水がうまいから、米が、料理がうまい。
料理がうまい。
うまかったりね、蕎麦がうまいとか、酒がうまいとかね。
うどんがうまい。
蕎麦、うどんね。ラーメンもうまいかもしんないけど。
水風呂もいいよ。
ね。サウナもいいみたいな。
そんなところにそのね、グランピング施設を素人が作ると、
水が汚れちゃうじゃねえかと。
ね。
いうような問題とかを、が、こういろいろ起きてくれみたいな。
っていう、バイ、エガドットコンみたいな。
全然違うけどね。
バイ、俺でしょ。
俺か。
俺です。
それだけだとよくわかんないから、
そこに住んでる一人の男。
男というか、娘がね、一人いて、
お父さんと娘の、
ちょっと事情はよくわかんないんだけど、
二人親子みたいな。
で、そのお父さんの匠っていう主人公が、
そのグランピングを計画してる芸能事務所の人たちと、
ちょっと交流していくみたいな。
で、いろいろザッコザにも巻き込まれつつ、
みたいな、いんやかんやなんやかんやあるみたいな、
そんなお話です。
そうなんだよね。
主人公は匠。
そうね。
娘が、
7、8歳ぐらいの娘がいる。
うん。
匠が主人公で、
この匠ね、よくわかんないんだよね。
謎めいてる。
そう、すごいパッと見なんだかよくわかんない謎めいてる。
ちなみになんでその、
お父さんと娘だけなのか、みたいなところは、
全く語られてはいなくて、
なんとなく、
奥さん、お母さんが、
いないんだろうな、
そう。
みたいな感じなんだ。
ちょっと匂わせるような、
写真には3人が写ってるよ、
写真で3人写ってるよ、家族写真あるよ、
みたいなのが、
ちらって写るんだけど、
過去については物語上何も話が出てこないから、
そう、全然出てこないんで、
町の住人たちも何にも言わないから、
何にも言わないから。
そう、どういうことがあったのかわからない。
そう。
まあ、死んだのか離婚したのか全くわからない。
そう、わからない。
とにかくいないと。
で、
まあ、すごいそのね、
最近っぽいっちゃ最近っぽくて、
だから、
たくみと娘は花ちゃんっていうんだけど、
たくみと花の関係性っていうのが、
微妙な距離感を感じるような、
微妙な感じなんだよね。
えっと、なんだろうな、
結構あらすじじゃないや、
間奏になっちゃうんだけど、
間奏やる?
間奏でいいんじゃない?
まあ、いいか。
じゃあですね、
一応この映画は、
結構ね、
ネタバレっていうか、
すごい最後の方のシーンみたいなところで、
いろいろ解釈が分かれるというか、
そこにすごい賛否両論みたいなことで、
かなり世界的にも議論が巻き起こった映画なんで、
一応これもし、
いつか見ようと思ってる人は、
ちょっとここで、
そうだね。
止めていただかないと、
いけないかなというぐらい、
これね、本当に衝撃的な、
ラストを迎える作品で、
これ言っちゃうのもネタバレ。
これね、言ってるのがネタバレではあるんだけど。
とにかく、
見てなかったら聞かない方がいい。
ちょっとね、
あれは大変なことになるので、
このまま聞いちゃうと大変なことになります。
ぜひですね、
Amazonでブルーレイのものを買っていただいて。
そうなんだろう。
有名な人とかだったら見れるのかな。
見れないか。
じゃあダメだ。
じゃあお買い上げください。
お願いします。
はい。
はい、ということで。
はい。
ここからはネタバレありで。
ネタバレありで。
皆さんちゃんと悪は存在しないを見てきた人たち。
うん。
ネタバレ感想ね。
さっきの鈴木でいいんじゃない?
さっきの鈴木ね。
親子の感じね。
うん。
なんかさ、ちょっと距離感があるみたいな話だったじゃん。
そうね。
匠と花っていうね。
あれはね、距離感があるっていうよりは、
ああいう雰囲気の親子なのかなって私は思っていて。
まあ解釈としてはありえるね。
そうそうそうそう。
なんか別に急にというか、
お母さんがいなくなっちゃったから、
あのぎこちない雰囲気というか、
まだ距離感同士をつかめてないな、
みたいな感じの雰囲気っていうよりは、
っていうよりは、
そもそもずっとナチュラルにああいう関係。
俺はそういう意味で、
そもそも距離があるってこと。
そうそうそうそう。
まあ、どちらもお互いにあまり普通じゃないんですよ、キャラが。
うん。
で、別にそのお父さん子ってわけでもない娘だし、
娘は出来合いしてるね。
親ばかでもないし、みたいな。
まあちょっと変わった人たちなんで。
なんかもう自立してるというか、独立してるんだよね、それぞれね。
そうね。
なんか親子の関係っていうよりは、
なんかそれぞれ、もう本人だよね。
すごい本人してると思う。
だから、俺は出てこない母親、まあ妻は、
その間にいい感じのバランスをもたらしてた人だったんじゃないかなと想像しているんだけど。
そうだね。だってどっちもマイペースだからさ、言ってしまえば。
マイペースすぎるから、
お互いその間に入ってバランスを取る人だったんだろうなっていうのはすごいわかる。その解釈。
うん。
そうね。
だからその、マイペースすぎる人たち。
うん。
だからああいう感じになっちゃったのかなみたいな感じはすごい感じている。
そうね。
うん。
とりあえずじゃあどうだった?全体的な映画の感想としては。
全体的な感想としては、
うん。
やっぱ最後の最後が衝撃的すぎて。
ははは。
あれ何?みたいな。
ちょっと待ってよ何だったのあれっていう。
ははは。
急にどうした?みたいな。
ちょっとさ、えー?みたいな。
うん。
なんかいい感じにさ、最初はちょっとなんかこの話嫌だなみたいな。
なんかちょっと雰囲気がさ、最初の方ってさ。
うん。
掴みにくい感じじゃん。
最初?
最初、物語の最初の方。
うん。
ずっと森のさ、木のシーンから始まってさ。
あー冒頭。
冒頭の冒頭から、冒頭のシーンから振り返ると、
うん。
ずっと木の中、森の中のさ、シーンが続くでしょ。
そう、あのー。
ずっとね、上を見ている。
見ながらこう歩いているような感じでカメラぐーっと進んでいってね。
そうそうそう。
空を見てるんだけど、ずっと木が。
そう。覆われてるみたいな。
見えてるっていうような感じでね、進む。
まあ、不穏ではあるね。
うん。無限にこれ続くのかなーっていうくらい長い。
めちゃくちゃ長いカットがね。
ずっと続いてさ。
長いよね、あのー。
全体的にさ、この物語さ。
うん。
ワンシーン、ワンシーンがさ。
まあ、濱口隆介って長回しなのかもしれないけど、特徴なのかもしれないんだけど。
基本なんか長い気がする。
いや、あれはちゃんと必要なところに必要な尺を使っていると思っているのが、
例えばさ、今回この映画って町のシーンっていうのは存在しないわけよ。
うん。
この村?じゃねえか。
町。
長野県の水引きで主に行われるからっていうのもあるんだけど、
例えば東京のさ、事務所?芸能事務所みたいなところの本当の事務所みたいなところのシーンとかは、
全然長くないわけよ。
まあ。
葛藤的に言えば。
必要なぐらいしかないわけで、
だからやっぱり森で何かをしているみたいな、もしくは何もしていないみたいな、
あの場面がちょっと長回しになっているみたいのは、やっぱり見せたいんだと思うんだよね。そこを。
そうね。山のシーンが重要だからって、その自然を映すのが重要なんだろうなと思いつつも。
あと時間じゃない?やっぱり。
その、やっぱりその都会と時間の流れが違うというか、速さが違うというか、
そういうところもやっぱ重要なんじゃないかなと思う。
だからこそ、その意見っていうのが、なかなかこう混じらない、合わないというか、
時間の流れが違うところのさ、人たちがさ、すぐにこう話がわかるかって言ったら、
それもやっぱり難しいんだよね。
まあそうだね。文化が違うみたいなもんだからね。
文化も変わってくるだろうし。
うん。ね。
うん。歴史自体がさ、ずれが出ちゃうんじゃない?やっぱり。
だからその、ね。
例えばその考え方の違い。
なんかその都会の人は、その田舎にストレスを投げ捨てに来るんですよとかっていうセリフがあったりしたわけじゃん。
そんなこと多分、都会の人間は考えてもいなかったと思うんだよね。
まあそうだろうね。
でも言われたら確かにみたいな。
まあストレス発散に来るっていうのはその通りだから、そういう見方もあるのかっていうね。
うん。だし、水は高いところから低いところに落ちていくんだと思う。
だから上で何か悪いことがあったら、それは全部下に溜まっていくんだよっていう話もしてたと思うんだけど、
それって言われないと都会の人ってすぐは発想できないというか。
まあ都会の人はそもそもね、川とか水とかそういった自然のものとやっぱ距離があるから、
町の中でさ、暮らしてるじゃん。コンクリートジャングルですよ。
水はね、水道ひねれば出るみたいなさ。
まあ浄水下水っていうのもしっかりあってねみたいな感じで、
別に高低差はあっても、それがしっかりとそのインフラとして整っていることによって意識することがない。
全く意識しない。
ただその田舎にとってもそれは普通に自然の話なんで、別にインフラにはしてるけど、
整ってるわけじゃないからね。別に誰かのね、人間の手が加わってない部分っていうのが大勢あるわけじゃん。
それをすごくよく見せてるのが、川、泉、水を汲んでるわけじゃん。
湧き水を汲んでるんだよね。
浄水じゃないんだよと。水汲んでんだよと。汲んで運んでんだよみたいな。
その水が汚れるかもしれないことっていうのはさ、それこそ飲食店にとっては死活問題みたいなことになっていくんだけど、
あ、そうなんだみたいな。水って水道から出るの使うんじゃないんだみたいな。
その辺の差がさ、感覚の差が生まれてくる。
もう全然違うからね、意識っていうか。生きてる場所が違うとそれぐらい変わってくるんだなーっていうのは、
やっぱその、我々東京に住んでるから、全然違うんだなーっていうのを目の当たりにしたというか。
それを見せたいのはあるんじゃない?やっぱり尺の違い。全然時間が違うんだよっていう。
なんか長いなーってずっと思ってた。山のシーン。
東京の交通機関とか車とかで移動できるのが当たり前の場所と、車が入れない場所もあって歩かなきゃいけないみたいな。
歩いたらそれだけ時間がかかるとかさ、それを見せたいんじゃないの?やっぱり。
そうなんだねー。尺はちゃんとそれが必要な尺だと思う。
なるほどね。
冒頭ってさ、そのさ、時間の流れがゆっくりな山のシーンが多いわけじゃん。
水汲んだりとか、山の木々とか、歩いてるとか、山の葉っぱとか草とか、森とか。
動物のね、鹿とかね。
そう、動物とか、あと川をひたすらさ、映したりとか、川の水の流れてるところとか。
だから、これ何の話が始まるんだろうなーみたいな。
うん。
何なんだろうこれーって、ずっとなんか分かんない感じで話が始まって。
で、主人公の匠も出てくるわけだけれども、匠もなんか別にそんな話が、言葉が多い方じゃないじゃん。
だいぶね、寡黙で。
寡黙な人じゃん。だから何考えてるか分かんない。
分かんない。表情もそんなにないし。
そうそうそうそう。全然分かんないじゃん。
分かんない中で話は進むんだけど、なんかどういう方向に話が進んでるのかも分かりづらいから、
これは何を見てる、何の話なんだろうなーって、ずっとぼーやーっとしながら見てたわけ。
で、なんか東京からさ、その芸能事務所のね、人たちが来るじゃん。
グランピングやりますって言って。
そこら辺からね、面白くなってきた。
まあまあそんなにかかってないうちには入ってくるけどね。
でも結構体感としてすごい長く感じる。
まあ最初からずっとそういう流れで来て、なんか始まってない感があるわ。
そう、全然始まらないみたいな。まだ話始まんないなーみたいな。ずーっとオープニング映像を見てるみたいなさ。
ずっと巻き割ってたりとかね。
そう、巻きをひたすら割ってたりとかさ。
なんかね、その後、町の懇親会じゃないけどさ。
なんか寄り合いみたいな。
先生のところに集ってね。
グランピングの説明会があるらしいよ、みたいなね。
とか言うけど、でもさ、その人たちがどういう関係で何なのかもさ、分からないからまだその段階では。
全然分かんないから、うん、よく分かんないなーって思いながら見てて。
で、その段階ではまだ面白さも分かんないわけ。
なんかよく分からない状況を見ているみたいな。
早く面白くなってこないかなって。
もだもだしながらさ、まだかなーって思いながら見てたの。
で、そのグランピングの説明会。
で、東京から変な奴らが来たと。
で、そっからがやっぱ面白いわけ。
なんだっけ、囚人。あの、高橋か。
営業マンみたいなさ。
マネージャーやってた人ね。
そう、元マネージャーをやってた人が、なんか謎にさ、キャンプ事業やれって言われて、
別に俺キャンプとか好きじゃないのに、なんでこんなことやらなきゃいけないんだ、みたいな。
キャンプって言ってないよ。グランピングですって言われて、言い直されるやつ。
内心を持ってる人が、なんかやっつけ仕事じゃないけどさ、
コンサルからこう言われてるので、こうなので大丈夫です、みたいな説明し始めるじゃん。
もうそこが面白いよね。
面白い。
なんかもう、言わされてる感っていうかさ、
あーわかる、こういう人いるよね、みたいな。
すごいあるあるな感じが出てて。
街の住民とのさ、やり合いが面白くて、そこから面白くなってきて。
コメディ要素がね、結構その辺はあるし、
すごいリアルな描写だと思うから、笑っちゃうところはすごいあると思う。
でさ、その高橋なんだけどさ、そのシーン、説明会のシーンは、
なんかこいつ嫌なやつ、みたいな。
なんか住人側の立場に立っちゃってるから、気持ちとしては。
まあね、なんとなくね。
なんかさ、うさんくさいじゃん。外から来た人間でさ、適当な説明してさ。
なんかうさんくさいっていうか、完全にうさんくさいでしょ。
なんか適当な仕事しそうな感じでさ、ちゃんと説明しないし。
いや、絶対そうだよ。だってわかってないもん。答えられてないし。
全然わかんないしさ。
こっちの要望を言っても、その通りにやってくんなさそうだしさ。
でそのね、隣にいるサポートの子、名前なんだっけ。
えー、まゆずみさんか。
まゆずみさんはさ、なんか大人しそうな感じでさ、
ぽやっとして、なんか連れて来られました、みたいなタイプの子なのかなと思ったら、
急にマイク持って喋りだしてさ、
住人の皆さんわかりました、もっと相談、声聞かせてください、みたいな。
意外と思って、そこが面白かったの。
なんかあのコンビ面白いよね。
面白い。
あのコンビの掛け合いが面白いから、この映画成立してるなって思った。
ね。キャラはすごい立ってるよね。みんな。そういう意味では。
だから多分、たくみだけだと多分話は何も進まないじゃん。
あの二人が話かき混ぜてくれるから、この話面白くなってるなと思って。
で、あの二人のバランスもすごい面白いじゃん。
なんか高橋がイケイケなのかと思ったら、高橋じゃなくてまゆずみさんの方が結構イケイケで、
で、それに押しやられちゃって、お、そうか、みたいな感じになってるところも面白かったし。
そうね。まあすごい高橋のおっさん感。
あ、そうそうそうそう。
若い女子にこうしてやられる感じっていう。
たじたじになっちゃうっていうね。
で、その二人が面白くなってきたから、で、どんどんトントン拍子に話がさ、なんか転がっていってさ、
面白いなーと思ってたら急にあれですよ。最後のあれ。
あのエンディングの話。
うん。だから。
確かに結構唐突なんですよ。
そう。だから面白くなってきたなって思ってたの。
うん。
面白くなってきていいじゃんいいじゃん。いい感じに二人やってんじゃんと思って。
うん。
これはなんかいい感じに話が進みそうだぞみたいな。
うん。
なんか高橋も、俺キャンプ場の、
管理人?
管理人やろうかなーみたいな。
なんでそんな嘘になるの?みたいな。
面白いなーって思いながらさ。
うん。
本当にそうなったらウケるなーとかって思って見てたら、急にあの展開になるじゃん。
でもね、俺二回目なわけじゃん。
あのね、なんかわかるというか、初めて最初一回見た時に、高橋が水引き調にちょっと惹かれるっていう。
ちょっとその自然の中で暮らす人たちに見せられるみたいなところっていうのは、
二回目でなんとなくわかって、一回目はすごい思いつきなんだろうなって思ったんだけど、
二回目俺が見た上では、もちろん思いつきなんだけど、結構その気になってるというか。
その気になってるかもすごい。
やっぱりそのコロナ禍で先が見えない。
じゃあそのグランピング計画のリーダーみたいなことをなんか今だけやらされて、
またちょっと回復してきたら、ちょっとマネージャー業戻ったよみたいな感じになるのがすごい嫌だったんじゃないかなって思ったんだよね。
そうね。
そんなことだったらもう辞めて、こんな会社辞めて、なんかもっと自由に暮らしたい。
それがもしかしたら目の前にあるこの水引き調のグランピング所の管理人。
誰もいないんだったら俺やれば、それ一生懸命やれんじゃないかなっていう。
実はそれも思いつきなんだけど、なんかもう疲れちゃってて、そういう感じになったみたいな風に俺は二回目で見えたんだよね。
なるほどね。確かに思いつきっていうよりは、確かに惹かれてっていう部分もあったと思うんだけど、
あの人さ、すごい流されやすそうじゃない?高橋って。
なんか流されやすそうだから雰囲気に飲まれるというか、雰囲気に流されちゃったんだろうなーっていうのは思った。
でも実際ちょっとさ、なんか流されるというか、なんか魅了される感じってなんかあるなぁと思ったんだよね。
水引きの人たちってさ、なんか根っからの悪い人でもないというか、
まあ匠もさ、俺らだってみんなよそ者なんだよみたいなことを言うわけじゃん。
なんかそれってちょっと優しい発言だし、あの子受け入れてくれるのかなみたいな感じもするし、
なんかやっぱりその惹かれる要素ってずいっしょにあったんじゃないかなと思うんだよね。
確かにね。あるかも。
それが高橋の流されやすそうなキャラクターとすごいマッチして、
マッチングアプリとかでもマッチしてるっていう謎のシーンがあったけど、
なんでこのタイミング?とか言って、まさにそこ見てるさ、我々観客はさ、なんでこのタイミング?っていう。
あったね、そんなシーン。あったあった。
そういうのもなんかすごい匠に盛り込まれてる感じがあって、うまいなって。2回目だから俺は思ったね。
あの車の移動シーン面白かったよね。面白い。
だからあの村の、村じゃない、町か。町の自然のシーンも対比だから対比でいいんだろうけど、
やっぱりあの2人が面白かったなーって終始思っちゃう。この悪は存在しない。
たくみが主人公ではあるんだけど、あの2人が一番面白かったなーっていう感じ。
そのまんまいい感じで終わるのかと思いきや、衝撃のエンディングなわけですよ。
ここで解釈が分かれるっていう中で、我々はこの限られた尺の中でどれだけ話せるのかと思うんだけど、あなたはどう思う?
あれはね、夢だと思った。
なんかさ、これは多分他の人が言ってるかどうか知らない私の独自解釈かもしれないんだけど、
あのシーンさ、霧というかもやというかさ、白いなんかすごいかかってたの。
なんか最初ガスかなーみたいな気持ちになって、これはもしかしたら夢?
最後、もやが気になってた後で、もやが気になった流れであの最後のシーンになるから、
あ、夢だったんだって思った。
なんかその雰囲気が夢っぽい感じというか、になったのかなーって思ったのかな。
だからあれは夢で、悪い夢で、実はあんなことは起きてない。
みたいな。幻想みたいな。夢落ちみたいな。
そういうパターンなのかなってちょっと思った。
それが濃厚私の説。夢落ちです。
まあ俺はそれからいろいろいろんな人の解説、考察とかを見たり聞いたり読んだりして、
まあちょっと納得がいくかなみたいなのもあったんだけど、自分で見た限り、
1回目も2回目も本当に意味がわからん。
それはそう。
1回目はまだ良いとして、2回目もっとわかるかなと思って見てたの。
全然わかんなかった。
わかんない。わかんない。
はぁ?みたいな。
匠の行動何あれっていう。
ただやっぱりさ、例えば花が帽子を取るとか、そういうこととか、
匠もね、劇中で帽子を取る場面があったりして、そこの対比とかをいろいろ考えたりとかすると、
まあこういうことなのかなみたいな一応結論みたいなのって出てくるっちゃ出てくるのもあって、
今となっちゃう俺はなんとなくわかるんだけど、
でもそれは誰もこれが正解です。もちろん監督自身も言ってないから、
それはただの誰かの考察と、誰かの考察に影響された俺とかでしかないわけで、
わかんないんだよね。
だから私は夢落ち。
夢落ちですあれは。
だから高橋は生きてる。
あーそうね。でも高橋はワンチャン生きてるよ。
ね、あれさ。
ワンチャン生きてるよ。
わかんないもんね。
倒れたけど。
意識失っただけって可能性も全然あるよね。
あるあるある。
一回意識失ってちょっと持ち直して倒れちゃったけど、
まあまだ生きてる可能性はある。
で、匠はどこに行ったかわかんない。
花もね、わかんないけど生きてるよねきっとね。
いやー死んでると思うな俺は。
あ、そう。
だから唯一手追いの鹿が攻撃するとき、
そこに居合わせちゃった花っていう状況。
で匠は間に合わなかったからこそ、
近くにいた高橋を衝動的に襲ったっていうのは、
俺はまあそれは普通に別に考察見る前から思ったから、
花が死んでなかったらあんな風に襲い掛かりはしなかったんじゃないかなと
俺は思ってるけど。
多分感じたんじゃない?やっぱりそれを。
その見てないけど。
見えてないじゃん。
うん。見えてないけど分かっちゃったからこそ、
体が動いちゃったっていうことなのかなと思ってるけど。
分かんないね。あれは本当に。
あれは分かんない。
この映画をなぜあなたにどうしても見てほしいと言わなかったかは、
もうあのエンディングだからな。
唐突すぎる。
訳が分からない。
世界中でそういう話になってるらしいから面白いよね。
すごいね。
それでもものすごい数のこの映画、