1. 空地的ジンブン学
  2. #40 『悪は存在しない』を観る..
2024-06-01 46:32

#40 『悪は存在しない』を観る 学

4月30日に公開された濱口竜介監督作品『悪は存在しない』を観て、色々話していきます。

サマリー

藤原さん、松崎さん、中村さんの3人は、映画『悪は存在しない』について話し合っています。音楽、カメラワーク、ストーリーなど、映画の様々な要素について評価しながら、それぞれが映画の良さを感じていることを語っています。山わさびのすごさやマウントのなさ、映画のカメラの配置や映像の暴力性、車のシーンで描かれるタクミの特徴や映画のミスリーディングなど、悪の存在がないというテーマを通じて映画『悪は存在しない』の魅力を紹介しています。この映画は、最初の説明会のシーンから始まり、人間関係のコミュニケーションや物との距離感を描くことで、有機的な怖さを表現しています。全員が多面的な視点を持ち、相対化された世界で絶対的なものがないという空虚さが恐ろしいと感じられます。浜口隆之監督の映画『悪は存在しない』について考察しています。登場人物のキャラクターや演出手法について詳しく分析し、浜口監督のメソッドについても触れています。 ドラえもんマイカーをやった後にこれをやりたかったのではないかと思います。山わさびの切り返しはとても面白いです。

映画『悪は存在しない』の評価
藤原です。 松崎です。 中村です。
というわけで、空地的ジンブン学、今日もやってるわけなんですけど、
というわけなんですけど、
まあ、悪は存在しないですよ。
はい。
4月30日公開で。
はい。やっと観れましたね。
やっと観れましたね。昨日もやっと中村君と観たんですけど。
何お前ら、昨日観てんだよ。
これ、俺、30日に観てるよ。
公開日に観た。
公開日に観たからさ、
2人と絶対熱量違うんだよなと思いながらさ。
まあまあ、でも。
記憶のさ、鮮明さがさ。
確かに。ちょうどいいんじゃない?
まあまあ。
いろんな人がいたほうが面白いでしょ。
で?
まあ、俺でもずっと見ながらなんか、
あの、
マジで、あの、
石橋栄子ってさ、音楽やってる。
うん。
あれってジャンル的には、あれじゃん。
ポストロックとかやることあるじゃん。
そうだね。
なんかポストロックって、
他のポストロックは何なんだなと思った。
そんぐらい音楽良かった。
うんうん。
あの、音楽良かったね。
そうね。
最初とかずっと本当に音楽がいいなと思って
ぼーっとしてて聞いてた。
うん。
観てた感じだった、俺は。
あんた寝てたしね。
うん。前半寝てた。
まあ、私、なんか、
藤原くんが観た後に声音こだわってるなって言ってたけど。
うん。
そう?
俺はちょっとそれとかよく分からないけど。
うん。
どこをこだわったの?
あれ。
声音っていうか、なんかこう、
あれが意識的だった。
音楽が途中で止まった時とかのその次の音とか。
まあ、だからあれじゃなくて、
音をぶった切るっていう。
そう。
まあ、音をぶった切るのもそうだし、
あと普通に、
あの、自然の中における人が出す音の出し方が
明らかに強かったから。
なるほどね。
音楽とカメラワークの魅力
そう。
例えばロングショットの中で、
例えば最初のシーンかな。
うん。
で、薪を割ってる主人公が、
その後奥でタバコに火をつけるとこがあるんだけど、
そこのライターの音が明らかに山音で、山奥静かだから音がでかいのよ。
うん。
とかは、あの、多々と思った。
なるほどね。
うん。
じゃあもう分かりやすく、
100点満点で何点でしたか?
ああ、なるほど。
松崎さん何点でした?
えー、
95。
うん。
参考作品で90点何か教えてもらっていいですか?
90点?
難しい。
じゃあ95点何ですか?参考作品。
同じくらい良かったと思うんでしょ。
はい。
セーラフと機関銃。
ああ。
分かんねえ。
分かんないね。
これ分かんないだろ。
あと95点だろ。
何だろうな。
95点か。
うん。
大人は分かってくれない。
ああ。
うん。
中村君どうでした?
88。
はい。
じゃあ90点の映画は何ですか?
俺あんま映画見ないけど、
ストーカー。
タルコフスキー。
アンドレ・タルコフスキー。
ストーカー。
95点はないかも。
てか俺松崎の手前言いにくいんだけど、
俺タルコフスキーが一番好きなのよ。
言いにくいこと言うなよ。
95点はノスタルジアです。
ああ。
ノスタルジアは99点なんだよ俺は。
はいはい。
そうだな。
そんな感じだね。
俺90点くらいかな。
ああ。
パーフェクトって。
95は上げすぎだな。
93だな。
90点くらいかな。
95が、
うん。
俺も90って大人買ってくれない?
95かな。
うん。
大人買ってくれないよりはいいかな俺の中では。
ああそう。
俺大人買ってくれるのすごい好きな映画。
95で他投げだったら若者滑りとか。
うん。
そこまでは行ってないけど、
まあ大抵の映画よりはそれはいいなって感じだな。
うん。
今年、
まあそれはでも苦望だな。
今年見た不幸映画の中で飛ばすように。
まだ5月だからね。
そうそう。
雲雲の中でね。
どこが良かった?フジアラは。
あれですかね。
あのー、
まあでも俺が一番良かったなと思ったのは、
まず音。
うん。
まあもちろんその音楽から始まってる映画だからっていうのもあるけど、
音をぶつけ止めるとか、
うん。
まあそのさっきも言った声音の話とかっていうのもそうだし、
まああとあれですね、
カメラワークはいいと思ったね。
うん。
正面に立つっていうのと、
あと明らかに移動の奥行きの使い方。
うん。
その奥に行くのと手前に来るのの撮り方と、
移動のパンの仕方。
うん。
あれはすげえなと思った。
あとデジタルでパキパキの色味で撮ってるところも良かったね。
うん。
ストーリーの評価と映画の良さ
あと普通にストーリーもすごいと思いました。
あのー、切り替わりの感じとか。
うん。
俺音楽が一番良かったけど、ぶっちゃけ。
その次に良かったのは本と演技だわ。
うんうん。
役者の演技は結構良かったな。
本と演技は良かったな。
すごい良かった。
うん。
そうだね。
俺はあんまそのなんだ、
そのカラグレとかウンタラとかそのパキパキねとか
よく分かんないんで見てたんだけど、
うん。
なんとなく綺麗だなぐらいしか見てないけど、
やっぱり、あのー、
なんか癒しさがなくて良かったね、全体的に。
うん。
やっぱり。
あー。
あのー、あと俺だったら、
最初さ、
なんか、
うん。
手に抜いてない感じがしてやっぱ、
ぶっちゃけ安パイだなと思ったね。
俺期待値高かったから、
うん。
それぐらいの期待値って言って、
同じぐらいのものを見た感じでもあるんで、ぶっちゃけ。
うん。
まあ確かにコミック劇で銀術師も撮ってるしね。
そう、銀術師撮ってるから。
銀術師撮ってるから。
さすがにそれは良いだろうって感じで。
さすがに良かったって感じで。
金術師より銀術師の方が良いと言われてるからね。
まさきさんどうですか?
えー、まあ、
良かったよねーとは思うけど、
まあ良かったよね。
いや、どこが良かったかって話をしてるんですよ。
うん、知ってる。
でもね、良かったけど、
そうか、30日見てる。
いや違うね、今中村の話を聞いて、
いやらしいところがないなって言ってたけど、
めっちゃいやらしい映画だなってずっと思ってたよ。
あー。
あのー、よく言われてるけどさ、
細かい。
だから、えっと、たくみが歩いてて、
こう、あれ、横にパンしてって、
それであの、一回たくみが隠されて、
たくみがもう一回出てきたら、
花をおんぶしてるところの絵とか、
はい。
あそこはね、
ん?
あそこだよね。
っていうかね、濱口隆介って、
ずっとあざとい作家なんで。
うん。
たとえば新密さんのラストシーンとかの、
ラストシーンってその、
3年ぶりくらいに恋人と再会して、
うん。
お互いホームと電車の中からお互い走っていくみたいな、
電車の中を車両を走って、
で、片方がホームを走って、
最後電車が右に曲がっていくから距離ができるとか、
あとドライブマイカーの窓を開けて、
はい。
とか、そういうなんかこう、
ずっと、なんていうの、
そりゃいいよってことをやり続けてる作家があるから、
うん。
めっちゃいやらしい映画だなと全体的に思ったよ。
なんか俺さ、浜口隆介ってさ、
なるほど。
俺映画学科の中で見てない本なんだけど、
うん。
俺あのドライブマイカーの屋根から煙草出したとき、
うわダッセって思ったよ俺。
うん。
あ〜。
なんかでも俺は割とダサいことやっても、
まあ見てられるからいやらしさがないっていう意味で言ったかなと。
うん。
俺はね、そういうなんか、
俺はね、いやらしいなと思いながらね、
いや最高だなと思いながら毎回見てるんだけど。
うん。
あとやっぱあれが特徴的かな、
やっぱ正面の絵と、
うん。
あの正面、ごめんどこの絵かわからないけど、
まあだいたいあの岡浅、山浅美。
山浅美。
山浅美をさ、やるときにさ、
正面にカメラがあって、そこで立ち止まって、
カメラの前に立ち止まって覗き込んだら、
山浅美に切り替わる。
うん。
山浅美の見た目に切り替わる。
っていうショットとか、
これ結構印象的でしたね。
うん。
あれはね、
うん。
山浅美の前にカメラ置いたんじゃないんだよあれは。
あ、そうじゃないそれは。
なんで?
あれは山浅美になってんの。
山浅美の見た目なの。
ああ、そうそうそう。
わかる?
うん、わかるよ。
お前はあのとき山浅美なの。
うん、わかるわかる。
なるほど。
そう、あのときお前は山浅美だし、
お前は鹿の骨なの。
うん。
あれはすごいよ。
あれすごいよね。
まあ、ていうかあそこはもうさ嫌らしいよね。
あそこ嫌らしいっちゃ嫌らしいじゃん。
いやでも浜口隆介はやっぱそうあるべきだよ。
やっぱ浜口隆介はそうやってこう、
嫌らしいほどに映画を拡張していくべき作家だと思うよ。
うん。
あと、まああれですかね。
あの、車。
うん。
車よ。
車の足を、だからリアでしょ。
車のリア。
リアウィンドウから撮ってるかもしれない。
そうそうそうそう。
後ろのガラスカメラ撮ってるかもしれない。
後ろ。
あの、バックして車出す時にその子供の
だるまさんが転んだのとこに入っていって。
あれ何がすごいの?
いやあれは、おもれーと思った。
あー、そっか。
うん。
ごめんね泳がしちゃって。
なんで?
いやあれ何がすごいって、明らかにその、
まずどこにカメラが置いてあるか分からないところから始まることがすごい。
あれはすごいよね、それが。
うん。
あれは普通に、何だろうね。
マジックじゃなくて、だから、
映画ってのは結局どこにカメラ置くかって話なわけじゃない。
うん。
で、そこに置いて、そこにも置けるんだよってことをやってるっていう時点で
もう単純に技術的な確信ではあると思う。
でもあの、その前に。
山わさびのすごさと映画のマウントのなさ
いやでもやっぱさ、山わさびはめっちゃすごいよ。
さっき藤原に、お前山わさびになってんだぜって言って
おーんって言われて、なんか打てと響かねえなと思って。
いや分かってるよ。
分かってるけど、いや分かってるよってこうね、包図についてね、
そのね、しながらね、言うよりね、もっとすごい。
立ち上がるべきぐらいあれはすごいと思う。
そうなの?
伝わってないかもしれないけど、マウントとかじゃなくてさ、
俺あれマジで、なんつーの、普通に隣の客にすごくないですかって言いたくなったもん。
だってさ、俺らが山わさびされてるんだよ。
そういう強制力はすごい。
びっくりしない?だって、俺って山わさびだったんだってなるの。
で、山わさびとして巧みと目が合うんだよ。
だって映画においてまず、カメラ目線やっちゃダメなんだよ基本的に。
古典的テクパージってグリフィスから続くハリウッド映画の技法としては。
なのにそこで目が合った上に、見た目っていうのを感情移入させるわけじゃん、人に。
だから例えば主人公の見た目になってヒロインが目の前にいたらさ、主人公の気持ちにこうさ、
だからFPSってことじゃん。
FPSってことなのに、そのFPSを山わさびに導入するっていうのがいかにすごいかって、自然を撮る映画として。
っていうこのすごさや。
俺はそれが面白いって言ったんだよさっき。
いやそうなんだけど、なんかもっと興奮できないっていうこの俺の勝手な。
すごい俺は今、あれはマジで3日ぐらい会う人全員にお前山わさびやったんだぜって言ってたもん。
あれはマジですごいよ。
あれはね、相当すごいと思う。
あとね、何だい?
いや何でもないよ。
他に話あるかいって。
いやないよ。
他に話ないの?
無理。
まあ今よかったとこ一人で話した感じだけど。
なんか普通になんかあれだな。
映画のカメラの配置と映像の暴力性
特にその、もうちょっと長く見たかったな。
俺はなんか普通になんか趣味として映画を見る人として思った。
なんかもっとでかくできる話。
俺長い映画の方が好きだからさ。
っていうのもあるけど。
終わっちゃったなって感じ。
そうだね。話のあれとしても。
別に何もその、結末、回収はされてないもんね。
人の様子も。
あの身近さでできることを最大限にやったって感じなんだけど。
だからさっきはるきの話したけど。
多分あの文法でその同じ卓は存在しないで
倍の長さで撮るってことは多分できないから。
そういうのは別に文句はないんだけど。
でもほんとに音楽いいなと思って冒頭の中で聞いてたから。半分ぐらい。
普通に石橋玲子ってすごいよな。
明らかに自分ができないことをやってる人なんで。
いろんな人いるけど。
石橋玲子本人がどうか知らないけど。
あれは音台って音楽屋の委員に行かないと作れない音楽ですよ。
冷静に思った。
そういう何かちょっと交渉さもあるような。
別に何かあと俺別に。
そこの経緯をちょっと事実確認は曖昧だから適当だから聞き直してほしいんだけど。
あれ確かその石橋玲子の音楽につける映像から始まってるやつじゃん。
だから何か最近松崎くんに何か映像撮ってもらったりとかして
何かMVっぽいなーみたいなシンプルに思った時はあったよ。
何か流れていくやつとか。
あの回収の中をね。
ファーストカットとか。
そうそうそう。
あれとかMVっぽいなーと思って。
何か映画っぽくないなーと思ったの同じこれは。
だからMVっぽいなーと思ってどっちかで。
あのファーストカット最高だよね。あれ4分半ぐらいあるじゃん。
あれかっこいいやん。
あれ4分半しかないんだ。
もっと長かった?
あ、4分半もあるんだ。
ん?どっちだ?
どっち?
短かった?
あ、ほんと?
あれ4分半ぐらいあると思うよ。
あ、そうなんだ。
間にクレジット入ってるからさ。
あれって明らかにエンドクレジットのアナロジーだなと思ったけどね。
あの木が流れていくっていう。
あれは明らかにエンドロールっていうのの読み換えだなと思った俺は。
上から下に木が流れていくようにクレジットが流れていくわけや。
で、そこの間にクレジットが入るから。
あれはそういうエンドクレジットに対する何かなのかなとか思ったね。
まあでもやっぱそうだよね。そういう意味でやっぱ。
だからもちろん音響もすごかったけどやっぱさ。
やっぱどこにカメラを置くかっていう映画ではあったよね。
うん。
だからそれは技術的に話しただけじゃなくてさ。
ストーリーにおいてもそうなんじゃない?
そうそう。
そういう。
どこにカメラを置いてどう映るか。
それをカメラで撮るってことは一種暴力なわけじゃん。
切り取りだから。
それをいかにそこに対する暴力が存在してるかって話でもあるよね。
だから最初の説明会のシーンにおける高橋と前住みの描かれ方とさ。
その後の車のシーンにおける高橋と前住みの描かれ方っていうのを
カメラを置くっていう行為じゃん。
でもね、これ微妙に難しいのはさ。
あとさ、話変わるけどさ。
これ怪物と一緒だよね?
一緒っていうかまあそうかもね。
いや一緒なんだよ。
俺はもうそのなんつーの。
ていうか、怪物を揶揄してると思う俺は。
あーはいはいはい。
あれは、だってさ。
前住みと高橋の車のシーンの中でさ。
ホッとしなかった。
ホッとしたね。
ホッとしなかった。
こっち側にもちゃんとこういう人間のなんかいろいろあって
こういうことになってるんだなって思わなかった。
思ってさ。
ホッみたいな気持ちがあるじゃん。
でもさ、その高橋が巻き割って気持ちいいとか言ってる
あそこって完全になんつーの。
嘘じゃん。
嘘っていうか明らかに間違ったタイプだと思うんだよね。
あそこの。
その後、だから匠のとこ行って
匠が巻き割りしてるの見て
僕にもやらせてくださいって言って巻き割って
自然最高みたいなこと言ったりとか
あとここ住んじゃおっかなとか言うじゃん。
あと運動屋の下りとかね。
そう。あそことかの
いかに高橋がうかつな人間で
バカなのかっていう
ことをちゃんとやってるっていうのが
なんかその。
だからどっちの立場に立ってたからも
オッケーってわけじゃないんだよっていう。
それも含めて悪存在しないんだけどねっていう
話なんだけど。
あそこでなんかこう。
だから俺あの車のシーンはね
壮大なミスリーディングだと思うんだよ。
だからその観客に
そっかこの人たちにもいろいろ事情があって
仕方なくこうやってんだな。しょうがないなと思っても
どうしようもないの高橋のあのしょうもなさね。
あとでもやっぱ
あとあれは感じたよね。
そのやっぱ
濱口隆之という
高知生まれで
東京大学に行って
そっから芸大の院を行ったという
一番アカデミックで
教養があって
そういう人間が
で今東京とかで都市で映画撮ってるわけじゃん。
人が自然の中で映画を撮るっていうことに対する
濱口のためらいじゃないけど
そういうそこの距離感を
いかにそこに対して暴力性が働かないようにするか
みたいなことは感じたよね。
名前ちょっと忘れしたけど今
あの
えっとあいつの名前なんだっけ
えっと
主人公の男
タクミ
タクミとかは
なんか
ミスリーニングさせにきてるもんなずっと
タクミに好感を持つようにずっとされてるけど
されてるように最初感じたけど
そんなことないし
タクミって明らかにあれだって
自閉症とかじゃない?
そうなのかな
そういう描き方してるのあれ
知り合いとかでいるけど
あれはそうだよ
あの
なんだろう
だから人の顔色読めないとか
あと
言葉の使い方とかの
俺の感覚的な問題だけど
そういう生き方してるように俺は思ったから
なんかなんだろうな
そのタクミ
その集落の人とかもどうなんと思った
タクミの野放しの仕方が
タクミを野放しにしてるっていうのが
すごいどうなんと思った
タクミの特徴と映画のミスリーディング
だからあれってさタクミとさはなちゃんも
2人で生活してさ
それで充足してるみたいな感じ
充足してるみたいな感じの時もあるけどさ
明らかにあれ
正直怖くない?あれ
あの関係
俺はだからその自閉症の父親と
母親が無くした娘に見えたから
ずっと
子育て院に向かいに行けないし
っていうので
そうだね
それがずっと怖かったな俺見てて
本で言うと
よくこいつよくやるなと思った
確かに
その自閉症云々の話はともかくあれだよな
そんな娘の忘れるかね
って思うよね
だからやばい奴ではあるんですか
だってあそこ何回
毎日忘れてるわけでしょ
普通にどうなんて思わない?
人間として
単純に
結構そういうところは
あれねなんかね
すごいミスリーディングさせに来てるのかな
あの子育て院の先生もやばいしな
やばいよ
勝手に飼い出してるとか
そうそう
やばいよな
あれだよな
長老も
長老的には区長のおじいちゃんもいるじゃん
あいつもまともかと思いきややばい奴
なんかあの
なんだろう
うん
なんかやばい奴っていうか
なんか
完全
絶対的に寄せ込んだりではなかったな
ずっと
単純にこの
連絡先を渡す頃とかも
なんか冷静に
そうじゃないだろ
頭当たりしていいのかと思って
そうそう
拓実の連絡先を聞くところじゃないし
拓実じゃないだろ
お前が話した方がいいだろと思って
冷静に
説明会のシーンは結構さ
説明会のシーンがさ
人物の言いがかり方って結構特徴的じゃない
誰もあんままともなこと言ってないんだよ
全員がまともなこと言ってなくて
全員がまともなこと言ってない中で
あの
その高橋と
若いの
感情の揺れだけすごく強く描かれてて
あれすぎ
悪意あるなと思った
特にそうだね
しかも
間違ってないように見えるでしょ
最初の匠パートを見て
説明会シーンを見ると
明らかに村人
町民が間違ってないように見えない一瞬
間違ってないように見えちゃうんだけど
結構ちゃんと答えあって
いちいち拓実とかさ
説明会の場の破綻
ヤジとか入るじゃん
区長がいたときとか
拓実何もやってないんだよな
手も叩いてないし反応もしないんだよ
で俺は
もし自分がそこにいたら拓実側だと思う
そういうことはしたくないのよ
っていうので俺はハッとした
そこでミスリング
できないようにもなってるわ
具体的に何が間違ってた
彼ら?
何が間違ってるとかじゃない
全員に正当性はあるんだけど
全員が
なんていうの
何が間違ってるとかっていうのは
そんなん覚えてないけど
俺それ見てるときなんか
普通に説明会として
説明会として
破綻してるよね
ずっと論点がずれてるじゃん
説明がないし自分の主張を言ってるだけで
自分の主張を言って
それに村人側が熱狂というかね
手叩いて拍手して
声出して
場を言いくるめるって場所
だけの場所になってるから
結局言ってる人と拍手してる人の間にも
層があるじゃんあれ
とかが
説明会っていうもの自体がさ
まともな議論の場ではなかったな
と思うから
すごい冷静な観客だね
人間関係のコミュニケーションと怖さ
でもあれって多分
割と
大多数の観客からしたらさ
あれってそうだそうだってなるんじゃない
割と
そういう風に
俺はどっちかっていうとその後に
多分シーンの構成としてはさ
そういう風になった後に
明らかにあれはさ
高橋のムーブがすごい良くないじゃない
多分一番の説明会先輩は
高橋だよ例えば
説明会先輩は
何そのワード
説明会先輩っていうワードが何なんだよ
俺は確かに言うとああいう
俺の個人の性質として
ああいう議論の場において
ものすごく
中立的に
見れるタイプの人間でもあるし
まず
基本的に人の意見に賛同する
タイプの人間じゃないから
手放し
すぐ
即興的にその場でそうだとか思ったりしないし
その判断をすぐ
下さないようにしてるから
あんまり思わないんだけど
映画シーンの構成としてはさっき松崎が言ったように
あそこで自然に対してグランピングが
自然と暮らすとこに
グランピングの人が来て
説明会してその暴力に対して
直面したよね
開拓
その後に高橋
側の
高橋と前住の会社での
理不尽があり
っていうとこが描かれる
車の中の会話があってそこで
結構必要にさあそこだけ
浮いてるようにも見えるじゃん
車車内のシーンだけ
話し方が会話のテンポが
他のところとテンポが若干違うし
あとそこまで
そこの撮り方が
単純に左後ろ右後ろから撮る
ってやり方をしてるから
そんなにそこが複雑じゃないように見えるんだよ
だからすごく人間らしく見える車の中で
っていうのは分かるんだけど
でも全体的にあの映画
うっすら全員なんか
全員嫌いなんだよ俺が
説明会においても
なんかそういう風に読めないようにも
なってるなと思ったんだよな俺
そういうなんかこう最初に
グランピング側の人が来て
グランピング側の人に敵を持って
次グランピング側の人に対して
安心するっていう
それこそ怪物的なさ
見方になるじゃん怪物とか
安藤桜がさ
安作がね
モンペモンペ言われてたら
安作にも安作のうんたらかんたら
とかさ
あそうか今モンペがさ
完全にあの服の方の
モンスターペン
モンスターペンですか
とかだった気がするんだけど
ちょっとあんま怪物の記憶もないけど
でもあれなんか説明会の時点で
例えば匠は
そのみんな
あのみんなこう
開拓してその結局歴史がないから
とかとか言ったりとかするし
なんかこううっすらそういう
対立構築を
すぐ作らないように
安易に作らないようにしてるなと思ったんだけど
でもそれぞれが
住民が言ってること
それぞれでもなんか違うんだよな
違うね
なんかそうだね
あれだからさ根本的に
間違ってるのにさそういう意味で
なんかその後に接続されるから
って
あれがなんか普通に
先に続くための
なんだ
なんかさみんな素直ではあるからさ
なんかうまくいきそうな感じを
出すじゃん社内のシーンもそうだし
っていうところでも
そのうまくいきそうなところでさえも
ちょっと不穏だなと
俺は思ったから
あれはちょっと悪意ある
対立するとか人間関係じゃなくて
その場が取られてるっていう感覚だったかな
説明会はどっちかっていうと
みんながそれぞれ言いたいこと言ってるだけだからあれ
口調の話とかも意味わからなかった
あの
全部下に流れていくみたいなやつ
あれああいうこと言うジジイいるよな
ああいうこと言ってパチパチされて
でその後
ズーム会議があって下に流れていくじゃん
どうにもならないじゃん
あの映画すごいよな
全員に
全員がさ
多面的なさ
捉え方ができるようになってるじゃんある程度観客が
最後の匠自身もそうだし
挑戦的に考えた匠がっていうのも読めるしさ
なんだけどさ
あのさコンサルの人とさ
社長だけさ
本当に最悪だよな
いやでも
この先に論理で言えば
私たちってだって描かれてないだけでってことなんじゃない
なるけどさ
そうなんだよね
あれやっぱすごいってさ
その補足だけどさ
社内の前住みとたかしの会話も
ずっと
PC的にアウトなのもすごいよね
あれすごいよね
2人なんかこうちゃんと人間的な
コミュニケーションしててなんか
ほってならないんだよね
ずっと別にたかしは
人間的な会話してるんだけど
ほっとならないよね
アウトなんだよね
そもそも
だって前住みがストレートの
女性なのかっていうさ
話があるわけじゃん一瞬
相対化された世界と絶対の空虚さ
そこはそもそも
前住みがカミングアウトしてないのか聞いてるのか聞いちゃいけないのか
って話があるわけじゃん
結婚願望について
アウト
大声も出すし
かといって別に前住みが
両親的な人間
被害者として
ポリポリ的なアウトな
人間に対する被害者として
両親的かって言われたら別にそうでもないんだよ
いやマジで濱口雄介が普通に怖いよな
あれ怖くない?
濱口さあの本書いたの
やべえとこだよあいつ
濱口はねその
マジで濱口ね
人に興味がないんだと思う
なんか単純に
ないよあれさ
なんか
軸がないよななんか抽象的な言い方するけど
本になんか
この絶対的なものがないよな
ないないない
それもしかもその
有機的なものの中にない絶対的なものが
それがゆえの怖さがずっとある
だいぶ前からの時も結構思う
絶対的なものあるんじゃないのあれ
絶対的なものは
悪なんじゃないの
悪が絶対的なものだから
逆数的に悪は存在しないんじゃないの
全員が悪だから
ていうよりも悪がもっと
無機的なものだからじゃないの
人間が活動して生活してる
とこの中で
表層的に見えるものが悪じゃないの
有機的なものではない
に絶対的なものがないから
っていうなんか
でも実際そうなんです
生活のコミュニケーションって
そういうところに悪があるわけじゃないんだから
物質的だよな
人間
その
中の生活とか空気がね
から
その背後にある無機質なもの
最初のさ
その
下から見上げる
流れてくエンドロールの
エンドロールっていうか木が流れてくシーンのものさ
すごいなんか
なんだろう
あれ東京に住んでる人が作る映画だよな
と思ったそこでまず
田舎に住んでる人が明らかに
こういう
撮り方をしないよなと思った
記号でしかないからさそれぞれが
ていうのもあって
それは織り込み済みだなと思うよ
俺やっぱその最初の
明らかに説明会
のシーンのあのこう
なんか仮物感
濱口が意図的にやってる気がする
なんかその清流で水汲むとか
そこらへんのなんかこう
なんとなくずっとちぐはぐな感じがするんだよねあれ
なんかこう
記号的に取り扱ってるというか
うまく扱えてない感があるけど
あれは多分なんか
一種誠実さじゃないけど
あれは濱口がそういう風に
外から来て撮ってますよっていう風に撮ってる気はするんだよね
うん
自覚的にやってるのかやってないのかあんま関係ないしね
映画としての出来は
うっすら怖いな
うっすら怖いのが
なんかその
その有機的にこの
複合的に結合していくような
抽象的な話だけど
その人間関係のコミュニケーションとか
自分と物との距離感とか
そういうものになりたっていう動的なものではないんで
なんかそういう怖さがあった
ずっと絶対的な
何かが後ろに隠されてるんだよね
あれって
あれはあるでしょ
俺の中では
隠されてるようなものが
なんかこう
サブテキスト的なものがあるように見えるのに
全くないことが怖いんだけど
全く
奇弁言うけど全くないということもあるということじゃ
奇弁だな
奇弁だな
空虚さとかもそこに含まれるんだよ
なんか俺はどっちかというと
価値観相対主義的な
空虚さだと思うよ
全部が相対化されちゃってるから絶対がないっていう
でもそれも絶対があるのか
絶対はあるじゃん
絶対がないというな
どういうレトリックで喋ってるの
お映画の感想でこんなレトリックになることあるの
でもごめん俺が言いたいのは
もうちょっとさ
言いたいことは分かってるから
物質の確かさとかさ
どうしても抗えない構造とかさ
そういうものが
ずっとあるから
怖いんだよねと思ってる
あとはもっと端的に怖い部分の一部がさ
全員が多面的になるように見えるじゃん
でこう
こういう風に
単純に例えば
逃げるのにいいとこあるんですよ
良くないとこあるぐらいの
ところからスタートするけどさ
っていうところがさ
全部さ見えてもさ
登場人物の表現
それがさ
何もその人と結びつかないんだよね
あー
それを知ってもその人に
交換を持つことはできないってことだよね
何も感情を持つことができないんだよね
なんかそれってね
微妙にね褒めてないと思うな
何が?
濱口の脚本的な欠陥だと思う俺はそれは
あ、そうなの?
俺はなんか濱口隆之くんの作家的な欠陥なんじゃないかなと思うなそれは
あ、そうなんだ
ドラえもん映画にしてもそうじゃない
ドラえもん映画もそうだよ
濱口隆之くんの映画って
登場人物好きになれなくない?
好きになれない
っていうあれは濱口が
頑張ってほしいとこな気もするそれは
あ、そうだな
俺は割とそこがいいとこだと思ってるけどな
なんかそこがいいとこなんだろうけど
でもそれはなんか濱口が意図してるいいとこじゃない気がするんだよね
あ、そうか
あいつは人が欠けてないだけだから
なんかさ
え、でも
でもさ
俺は割と赤はそんなにしてないわ
そこがすげえ有機的に働いてるなと思ったのよ
なんかこう
例えばさ
なんかこう
全部が
しっかり描こうとしても記号的なんだよ
あの
例えばあの女性がさ
あのうどんをさ
あのこの土地の水が美味しいと思ってきてって言って
ここに移り住んで
うどんをやるじゃん
そこでこうしっかりしたさ
言葉
せつながりは割と主張するわけじゃん
丸亀を飲むね
丸亀ではないです
丸亀は東京の茶屋ですからね
東京の土分水で浸かれた
それは嘘だけど
東京って汚い水が上から流れるから
いやでもさ逆に東京はさ
上の方に人住んでないからさ
上は綺麗なんじゃないの
でも東京都は
多摩川の上流域の森林を買ってるらしいかな
毎年
東京都って多摩川の上流
うち近いから行くと分かるんだけど
多摩川の上流って工場しかないんだよな
汚いじゃねえか
汚いじゃねえか
であれだろ
江戸川から東京に流れる時も
あの周り工場と配送センターしかないから
俺結構上流に住んでるから
汚いなと思ったことないんだけど
こんなもんかと思ってるけど
仮に行くと死ぬほど汚いな
俺小学生の時に
小学生の時に
中学生の時に水質検査
したのよ
そしたら藤原が
昔住んでた家の
目の前に工場があるんだけど
そこの水だけ
数値がもう乾燥した
自由研究で乾燥したので
やったんだけど
数値乾燥した
製紙工場だよ
紙を作る工場
洗うからね
紙を作る工場っていうのはさ
あの社会でやると思うけどさ
すごい水が必要な水場が
山奥とかで作るんだけど
パルプがさ
水が出まくってさ
その話は置いておいてさ
しかも俺が良くなかったあれは
排水が出てるところの水取ったから
お前発表のために
意図的なアングル
意図的に操作してるじゃん
でも存在しないから悪は
まあそういうわけで話は戻りますけどさ
うどんのさ
あの女性もさ
なんかさ
温かみがねえんだよな
それさ
なんかマジそれはさ
浜口が下手なだけなんじゃない?
浜口が結構下手なんだよ
浜口の下手っていうか
浜口がそういうことしようとしてないんだよ
っていうだけなんだと思うよ
しようとしてないところが
俺は割と浜口の作品では
そこがすごいいいとこだと思う
そうだよね
あとさ
カメラの置き方が明らかに
人に対する興味とか関心とかをさ
そのさ
安易に持たせないようにするカメラワークじゃん
基本的には
そこが全体としてはいいかな
本っていうよりカメラワークかもしれない
そうだね
あとあれだよ演技のメソッドだよ
あー演技のメソッドね
あれ明らかに浜口の演技のメソッド感じるよね
今回のやつ
俺詳しく知らないけど
明らかに違うよな
どうやってんだっけ
なんかあるよね
浜口の演出手法
本読み本読み
本番まで感情入れさせないっていうやつね
そうそう
あれは明らかに感じ
やっぱ演技が良かったっていうのはそういうところもある
某読みメソッドね
そう
俺しか読んでないけど某読みメソッド
某読みメソッドね
ジャンルノアルだっけ
ジャンルノアル
ジャンルノアル
うん
でもあれってさ
でもさ
悪は存在しないにおいてはさ
浜口なんか独立してきたよなあれ
何が
だってジャンルノアルってさ
本番でさ思いっきり感情入れるために
やってんじゃないのあれ
まあね
うん
でもその
ハッピーアワーもあれだよ
ハッピーアワーから演技に関しては別に向上しないと思う
ハッピーアワー
だから浜口が多分某読みを
某読みっていうか
いわゆるそのメソッドを多分ちゃんとやってんのって
ハッピーアワー
一個だと思うけど
ハッピーアワーからは別にそんなに変わってないと思うね
なぜなら
前泉もそれこそその
うどん屋のあの女の人も
ハッピーアワーのキャストだから
ああ
であとうどん屋のその旦那も
ハッピーアワーのキャストなんだよ
うん
で普通にそういう浜口のフィルムグラフィー的な話をすると
そこが基本だって主人公は偶然と想像の制作部なんだよね
匠役の俳優は
花は新人でしょ
それで高橋だけ職業俳優で
それ以外は全員
素人というか
非職業俳優だから
って考えているのがあって
そう考えると別に多分
ハッピーアワーから別にそこの演技がなんかこう
なんつーの深くなったみたいなことはあんまりないかな多分
まあドライマイカーがやっぱさ
さすがに西武平都市の三浦東湖だったっていうのはある
あーなるほど
あると思うあと岡田まさき
うん
まあだからやっぱこう明らかにさ
高橋だけさちょっとさ
いわゆる演技をしてるじゃん
だから
他より
だから高橋が同期じめて目立つんで
そうそう
そうそう
あの話がそう
怖いよな
その演出方向
いやその演出方向が故にやっぱり
ずっとさっき言ってた
なんか怖さがある
こいつは
いや浜口は何かを隠してると思うよあれずっと
いやどうなんだろうなでもねなんかね
浜口は何かを隠してるし
全員何かを奥に隠してるようにずっと見えてる
いや究極のKYなんじゃないかなって気がするんだよね
浜口が
空気読めない
そう
いや浜口のあのメソッドが何でやってるかって
本人のインタビューとか読んだこともあるし
俺が考えたこともちょっと戻ってるけど
あれっていかに結局その人がその人として存在してるか
ってことをやるためにあのメソッドをやってるわけだもんね
だからつまり演技的な
だからクリシェにならないようにってことなんだよね
クリシェにならないようにっていう風に
努力をして棒読みをさせて
本番だけで感じを入れさせてっていう
メソッドでやってるじゃん
その結果ああなっちゃうのってさ
浜口がずれてるんじゃないかっていう
え浜口天然説
浜口天然説
浜口としては生きてる人間として見させたいわけ
なんだけどその結果すごい
超前として怖い人に全員見えるじゃん
映画の見方と解釈
全員さ
全員さなんか情報だけ
映画から得られる情報だけ隣人なのに
役として見てると
もうなんていうの
情報だけ隣人の何かなんだよな
でもねそれはねこっちの見方の問題なんだと思うんで
ある気もするんだよね
あれって結局テキストだけを抽出してるわけじゃん
だからその
まあだから表情もあるけどさ
だからどっちかというともっと要素を分解してるってイメージで見た方が浜口の映画って
多分好意的に見れる
だから例えばまずショットがある
絵がある音がある
演技だから発される台詞がある
表情がある
っていう動きがあるっていう風にそれぞれ分割してみていくと
多分その人その人として見えてくるんだけど
ああいう人だと思って見ちゃうと
全員怖いんだよ
ああいう人だと思って見ちゃいけないんで
だからその発される台詞を
体の中に入れるっていうイメージなんだと思うんですけど
言葉を体の中に入れるっていうイメージ見ないと
浜口がただの敬語になっちゃう
まあそういう見方を結構強制してくる感じもするよね
俺はそういう風に見たけど
浜口千年説か
新しいな
浜口千年説なかなかない
いやでも浜口は
言ってる奴いないな
千年説って人に興味ない説はあるよでも
人に興味
あいつが人に人格的に興味があるのか分からないけど
映画を撮る上では興味ない
でもそういう意味ではドライブマイカーって
人に興味があった映画なんだよ
撮れないカーの方が人は好きになれたな
そうね伏見春我はこれもまた指摘したけど
ドライブマイカーって浜口の中で唯一
ざわつくシーンがないんだよ
寝ても覚めてもは見た?
寝ても覚めても見てないです
寝ても覚めてもってなんかその
主人公の絵出ました
東出と
唐田恵理かね
ヒルマークスさ見たらさ
この二人がここで不倫したかと思うと
見てられなかった
うるせえ
だべんなよ
映画見ろ映画と思いながら見てるんだけど
友達4人で会うみたいなシーンがあるんだけど
その中に役者志望が2人いて
突然お前の
演技の方が間違ってるみたいなこと言って
ばかざわつくみたいなシーンとか
あるし
ハッピーアワーとかもなんか
ずっとお互い
仲良い女の35くらいの女4人なの
なんだけどお互い
ずっとここの中になんか祖母があって
それがうっすらずっとこう会話の
ブシブシ感感じられるみたいな
そういうなんか
ハマクチなりの作家
ずっと嫌な会話を見せる
だからドラえもんマイカーってさ
ないじゃん意外と
ドラえもんマイカーって
謝りたかったって言ってるだけじゃん
まあでもあったとしても
結構こう説得力のある感情が
多いんじゃないだろうか
車の中で感情を取るシーンとか
あれもそうだからなんつーの
なんかこの後にクライシスが起こりそうだな
っていう感じはないじゃん
ないね
ずっと嫌な予感が張り付いてるみたいなのが
一種ハマクチの作家性ではあるんだけど
でやっぱ
フィルモグラフィー的に考えると
ドラえもんマイカーをやった後にこれをやりたかったんだろうなって思う
ずっと心をやすりで撫でるような
なめんなよみたいな
なめんなよじゃないけどハマクチなりの
俺はドラえもんマイカーみたいな作家
でもあるけどこういう作家でもあるんだぜ
みたいなプレゼンでもあるとは思う
うんうん
まあそんなところですかね
でも山わさびはすごいですやっぱ
山わさびすごいね
ほんとそうだよって俺は言ってほしかった
いやすごいから俺が最初
すごいととうとう昨日思ったからさ
俺から言及したじゃんさっき
申し訳ない俺
その話聞いててさ
俺がウトウトし始めた時期
なんかさ
昨日さ一緒に見たんだけどさ
なんかさ前半さ
すっごいさこうやってなんか
倒れて寝ててこいつが
2時間しか寝なくて
映画で寝るっていうのは別に悪いことはないと
俺は思ってんだけど
ハマクチもねゆりかに載せてるエッセイでね
僕は映画をたくさん見てきたらその間
3割ぐらい寝てるけど寝てる間にも
きっとそれが僕に今の影響を
与えてるはずだって
うちの母親それ読んで
奇弁だなって
いや奇弁だよ
映画館にいて見てるってことが重要なのは知ってるけど
普通に俺はめちゃくちゃ眠かっただけだから
映画っていうのはスクリーンで流れてるの
空間にいることだから
そんななんかロックおじさんになっちゃった
お前そんなロックおじさんになっちゃったら
そんなことないから
でもヒロと寝てる時にさ
明日ポッドキャスで話すんだぞと思ってさ
このままさ1時間とか寝ててさ
終わった後はどうなっちゃったって言われたら
本当に松崎に何て説明しようとか
いやあのね俺はね
恋を題名して言いたいのは
寝たい時は寝たほうがいい
なぜなら10分寝たら目が覚めるから
ずっと寝ぼけまなこで1時間半
見るよりは5分10分寝たほうがいい
でも見よう
でもさ1回寝た後の映画ってさ
なんかさ自分の中で今何分目だなみたいな
配分があるじゃんあれがゼロになるからさ
もうこの後何分続くんだろうなと思って
マジで早く出てたらなるんだよね俺
いや逆にでもなんかあの
リセットされて面白くなるよそっから
あの
まあなんでもいいや
いやマジで
俺の総括としては
人生で初めてだよ
山わさびされた気分だったの
あれはそのさ見た目とか
山わさびの面白さ
切り返しっていう面ですっげえ面白いよね
あれはすごいよね
あれほんとすごいよ
あれマジ感動したわ
すっげえなぁ
ということで
千葉雅也がさツイートしてたやん
最近千葉雅也さ
センサーの説明書出したからさずっと感想にツイートしてたんだけどさ
なんか浜口雄介
との悪化が存在しないと同時期に出たことに
なんか何かしらを感じる人が多いみたいで
千葉雅也
見たそれを受けたのか
まあ友達やからなんだろうけど見たらしくて
その感想でさ浜口雄介のこと
浜ってカタカナで書いてあってさ
なんか友達っていいなって思いましたね
だって千葉雅也と浜口雄介って東大の同期
映画サークル同期だもん
浜だって
普通に仲良かったらしいよねめちゃめちゃ
ゆりかに千葉雅也がSって書いてた
あそうなの
仲良すぎると書きにくいもん
まあということで
番組の感想僕たちへの質問は
openspace.gin
openspace.gin
openspace.gin
また
また、実は
またọ
また、Xのハスタグ
明石日本が
輸送ツイートしてくださると嬉しいです
公式Xは
codespace.gin
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合わせて、番組のフォローもよろしくお願いいたします
Ginらんにやめ侵無すわ
ウジっじいじゃないからね
あきちゅpup
お疲れ様でした
ありがとうございました
46:32

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