1. ZEROから始めるポッドキャスト生活(仮)
  2. #162 映画:『近畿地方のある..
2025-09-03 40:15

#162 映画:『近畿地方のある場所について』

本日は映画の日!

お久しぶりです。今回はこの番組自体久々の配信でもあるけど取り上げる作品としても8月8日公開なので結構時間の経っている『近畿地方のある場所について』特集!

ということで、時間は経ってるけど我々としては最近見た作品だしちょっとしゃべりたいなと思ったので約一ヶ月ぶりの復活回としてはこちらにしました~。完全ネタバレなので見てない方はご注意でお聴きください

サマリー

ポッドキャスト第162回では、映画『近畿地方のある場所について』が語られています。この映画はホラー要素が強く、原作が非常に評価されており、監督の白石浩二の作品として注目されています。物語はオカルト雑誌の編集者が失踪した謎を追う内容で、原作と映画の違いや視覚的要素について考察が展開されます。主人公の女性ライターが彼の特集記事を引き継ぎ、失踪の真相を探る姿が描かれています。また、恐怖の映像が次々と登場し、視聴者は謎解きとともにストーリーの真相に迫ります。作品内のアニメーションやドキュメンタリー風の演出によって独特の恐怖感が生まれ、物理バトルやシュールな展開も交えられています。この映画は最新のホラー要素を取り入れ、視聴者に心理的な怖さと没入感を与える内容となっています。

ポッドキャストの再開
ZEROから始めるポッドキャスト生活。お久しぶりです。どうも、ロイク坂部です。このポッドキャストは、我々1.2倍速推奨夫婦が、サウナ映画、ラーメン、もしくはそれ以外について、様々なテーマで好き勝手に喋っていこうという番組です。
お久しぶりでございます。お久しぶりでございます。お久しぶりですね、本当に。これね、だから収録っていう意味で言うと、もう1ヶ月以上経ってます。
これ最後の更新、いつだ?8月1日に活動対決を配信して以来なんで、これ配信したら多分1ヶ月以上経っちゃってるかな。
8月まるまる何もしてないみたいな感じに。まあね、一応ね、1本上がってるけどっていう。 こんなに会えたことないんだよ。今までね、かつてないペースで更新しまくっていた我々が、いきなり急に音沙汰もなく更新が途絶えるという。心配した方もね。ホラーだよね。
まさに今回のテーマでぴったりの失踪したんじゃないかっていう1.2倍速推奨夫婦。そしてまだタイトルが変わらない。あのタイトル変わりますとか言っといて、プツってさ、更新切れるって。ホラーだよね。どうしたっていう。何の音沙汰もないけどっていう。
お久しぶりでございます。本当に、いろいろやってます。元気に生きておりますので、失踪してないです。では本編、今回のテーマいきますか。今回はですね、映画です。
この番組は、映画のカテゴリーにしてたんだけど、その後ね、いろいろ変えた。そうだったね、そういえば。ただ、もう最終的に何になったか覚えてない。
もう1ヶ月以上、そういう操作をしてた頃からもだいぶ間が空いちゃって、あれ、最後のアリアンって時計みたいな。なんか変えてたよね。映画、エンタメとかにしたんだっけ?エンタメにしたり、アートにしたり、いろいろぴったりのがなくて。
まあだってさ、そんなさ、普通、どれか1個だからテーマ。雑談っていうのがあったら雑談にするんだけど、そういうのがないのよ。ないんだ。ないのよ。そうか。じゃあしょうがない。そう。
なので、なんか何かしらにしてるけど、なんか映画にはしてないはずなんだけど、まあ、もともとね、映画カテゴリーだったじゃん。
そうね。我々はね、映画カテゴリーでやってたのもあるし、多分本数的にも映画の本数が一番多いし、まあ再生されてるのも映画が一番再生されてる。まあそうだよね。もちろんね。そう。
なので、やっぱり映画をやっていきましょうというところですか?復活後。ね。初。とは言えですよ。今回の作品、今から言います。
はい。今回の作品は、近畿地方のある場所について。 こちらですね。なんと8月8日。
そう。ちょっとね、もう古いよ。言っちゃえば。ちょっとどころか、これね、もう1ヶ月近く経ってる。結構古いよね。映画的にはね。
我々はですね、なんとですね、8月8日公開の映画を公開初日に見てるわけ。あ、そうだった。そうだった。見に行ってるけどそっちはやらない。
わけやってやらなくて、時間が経って、実は見たこの近畿地方のある場所についての話を復活第1回でやると。
そうね。3日前ぐらいに見たからね。そう。見ましたよ。
ね。これさ、別に最初見るつもりなかったじゃん。なかった。なんで見る気になったの?
なんでだろうな。なんかやっぱりさ、その本が売れてる。うん。まずね、原作のね、節次さんのね、原作本。
原作者節次さんって言うんですけど、この原作本近畿地方のある場所について、これがめちゃくちゃ売れてるんだよね。
で、映画化もされて、さらに話題が沸騰中、そして文庫版が発売されましたというタイミングで、なんかいろいろさ、やっぱりこれホラーだと思うわけよ。
ホラーじゃない?だからホラー映画の中で、やっぱりホラー映画ってさ、そのYouTubeとかさ、まあポッドキャストでもさ、結構取り上げられがちというか。
まあホラー好きな人多いからね。多いんですよ。ホラーオタクというかね。あの映画の喋り手の人たちって、ホラー映画を取り上げることが結構多い。
そして、あの映画そんなに見に行かないけど、ホラー映画は好きだからよく見ますよ、みたいな一般の人たちは結構多い。
そうね。普通の映画は別に興味ないけど、ホラーだったら見たいかもみたいなね。
そう。日本ではホラーって人気ジャンルの一つなんです。
日本の夏はやっぱホラーですから。
しかも季節ね。
夏に合わせてね。
ということで、なんやかんや噂を聞いていると。
なんか結構噂になってたよね。面白いみたいな。
今でもなってる。
わりとずっと話題というかさ、ずっと話題に上がり続けてるよね。
そう。そしてね、鬼滅の刃とかさ、いろいろロングランでさ、国宝とかメガヒットをロングランでしてるものがありながら、
なんかこの近畿地方のある場所については、やっぱり結構言及され続けてきてるなーって思ったから、
しかもあの低評価ではない。
だったら見たいでしょ。
こんな話題になるやつだったんだ、みたいな感じだよね。きっとね。
そうよ。あの予告とかさ、見た時になんかまず、
勘の見法なんだって思ったわけ。
まあそうだよね。
勘の見法か、みたいなのと、近畿地方のある場所について、はぁはぁはぁ、みたいなの。
背筋、なんじゃそれは、みたいなの。
ってなってたから、しかも早いじゃん、映画化。
早いね。
だってこの本っていうのは、2023年に書籍化されたのかな。
そして2024年に、このホラーがすごい、2024年版で1位を獲得したわけ。
へー、そうなんだ。そうかもしれん。
まあこのホラーがすごいっていう、そのアワードの権威はどれぐらいあるのか知らんけど、
監督の紹介と過去作
とにかく1位になった。
で、その次の年には映画が公開されるって早いでしょ。
確かにトントンだね。トントン拍子すぎる。
そして俺はやっぱり気になるからってことで、結構チラホラそのレビューとかを見たり聞いたりしてた。
そしたら、監督、白石浩二監督の「呪い」っていうね、昔の監督の映画があるわけ。
その映画に、原作者の瀬須治さんは、元々その呪いっていう映画をすごい好きだった。
で、結構そのリスペクトしてて。
で、今回の作品にそういった要素が含まれているっていうことも、何かしらそのインタビュー的なことで言ってるわけ。
で、その瀬須治さんが書いた、今回の小説を白石浩二監督が映画化するって、
まあそのストーリーが面白いじゃん。
ああ、なるほどね。確かにね。それなんかアレだね。アンサーソング的な感じだね。
ね。だからその好きな作品の要素を含めた作品を小説で書いて、
その小説をその好きだった作品の監督が映画化するってさ、もうそう夢のようで。
夢だよね。本人からしたらさ、え?憧れのあの監督がやってくれるの?しかもこの作品を?っていうね。
そう。そのストーリーに感動した。
なるほど。そこか。
そう。
それを知って観ようってなったの?
そうそう。
へー。そうだったんだ。
だし、やっぱりそれで低評価じゃないってことは、ある程度みんな怖いと思ってるんだろうな。
で、俺はホラーって怖いのがやっぱり良いか。
そうだね。全然怖がらないけどね。
あ、俺が。そうね。
でもまあ、怖いものを求めてる。
あの怖かったらいいなぁと思ってさ。
まあね。
見に行きましたよと。やっと。もうあの終わっちゃいそうだったのね。
危なかったね。確かに。
司令司康二監督の作品はさ、結構見てんの?
一個も見てない。
一個も見てないんだ。嘘でしょ。そうなんだ。ホラー好きなのに?
何だったら、司令司康二監督のことなんてあんまり知らなかった。
へー。そうなんだ。
一個も見てない。
へー。
です。
なるほど。
それで今回初ジャッキン記事報だ。
初。司令司作品初。
だから、やっと見るきっかけというか、やっとこの機会が来たかと。
司令司作品って思い続けて、やっと今回これは良い機会だぞと。
ここで面白かったら、面白いっていうか怖いっていうかわかんないけど、良かったらね。良いねってなったら、まあ過去作もさ。
まあ確かに。
あの例えば結構有名な、さっき言った呪いもそうだけど、あとはその怖すぎとかさ。
まあサダコvsカヤコとかさ。いろいろ話題作があるわけ。
だからやっとさ、その継続して見に行けるかも。過去作を。
そうね。だってさ、ホラー界隈、ホラー映画好き界隈では司令司康二監督は本当有名人というか、もうすごい。
界隈ではね、もう本当に第一人者というかね。 ぐらいな感じあるよね。あるよ。まさにその呪い。
呪いっていうのは日本版ブレアウィッチプロジェクトと呼ばれて、当時ね。 2005年、もう20年前ですよ。すごいね。
まあそういう意味では確かにブレアウィッチプロジェクトで20年以上前だから。そうか。
要するにモキュメンタリーってやつ。フェイクドキュメンタリー。要するに嘘ドキュメンタリーだよね。
ドキュメンタリーっぽく見せたやつってこと? そうそうそう。本当っぽく見せる偽物のやつ。
ブレアウィッチプロジェクトなんてまさに。 見たことないんだけど。ドキュメンタリー、本当の映像っぽく見せた偽物。
再現ってこと? 違うよ。
再現は実際にあったことを再現してるわけでしょ? 再現はドキュメンタリーに近いのか?
フィクションなんだけど、嘘ですよとは言わずに、本当にその人が体験したような感じのものとして、実際にありそうな感じってことだよね。
実際にあったんじゃないかと。 この事件実際にあったんじゃないの?ぐらいな感じのってことだよね。
そうそうそう。 実力的な映像で
撮るフィクション。 そうか、フィクションか。
今回はですね、まさにですね、この近畿地方のある場所についてっていう原作。
これこそがモキュメンタリー的な小説なわけ。 原作がね。確かに小説がね。
って言ってるけど、読んでない。 あ、そう。我々ね、実は読んでなくて、原作未読です。
未読で先に映画を見に行って、本原作読みたいねってなってるぜです。
実際には、これは聞いた話なんだけど、いろんな、例えば新聞記事みたいなのとか、
映画の形式と主題
誰かのインタビューとかっていうので構成されているらしい、異色の形式を取った小説になる。
ね、面白そうだよね。 だからその要素を辿っていくと、なんか一つの
真実に繋がっていくんじゃないか。みたいな感じの、ちょっと謎解きっぽい。 原作の小説がね、そうなってるらしいということで、それをどう映画化したのか。
みたいなとこが、今回の映画の見どころじゃないんでしょうか。 確かに。
ということですね。まあだから、これはですね、 完全にネタバレの話です。
あ、そう。これは、もう結構時間が経ってるのもあって、ネタバレをガンガンしていく、感想を話していくっていう、今回の趣旨になりますので、
ネタバレ聞きたくない方は、ちょっと油断してもらって、 映画見た後でもしくは原作読んだ後で、ちょっと聞いてもらえればなという感じで、
お願いします。はい。 でも原作読んだだけだってダメなんですよ。
あ、ダメか? うん。だって違うから。あ、そうか。原作と映画違うんだもんね。違う。
そうかそうか。なのでネタバレをくらいたくない人は、まあ、見た後がいいんじゃない? 見た後がいいね。原作はね、我々も知らないから。
そうだね。でも、ほぼほぼなんか似たような感じっていうか、あるっていうからね。 たださ、知ってる情報だけで言うと、考察要素のあるような感じに終わってる。
そして、この映画っていうのは、白石浩二監督が、白石浩二監督の解釈というかね、 考察の結果、俺はこういう解釈をしたよっていうのを映画化したみたいな。
っていう感じだと思わない?みんなそう言って、みんなっていうか、言ってる人もいるけど、俺もそうだと思うよ。
だって、おそらく答えなんて用意してないはずなんだよ。そうだね。 原作はね。ただね、これね、ちょっと注意。どうした?
文庫版は、ちょっと色々改編されてると。ほう。 結構映画によった内容になってると。ほう。
例えば一つ。この小説って、瀬須寺さんっていう筆者が主人公なんだって。 あー、とある、近畿地方のとある場所についての原作の主人公ってことね。
そうそう。で、そういう風に進んでいくと。要するにさ、一人称が、まあ私はーって感じに書いてるんじゃない?
おそらくね。ああ、この作者が主人公なんだって。で、なんとなく読み手は、あの男だと思って読んでいくと。
そしたら、実はこの主人公は、女性だったってことが明かされるっていうような展開なんだって。
女術トリックじゃん。いわゆる。 そう。なんだけど、文庫版の方は、最初から女性だってことを明かしていくらしい。
あ、そうなの? その時点で内容が変わってると。じゃあ全然違うね。 まあ要するに、あの意図してなかった女術トリックを
意図してる方に変えたんだよね。別にそれ隠してたつもりじゃなかったんだよ。
まあ映画公開してみんなね、知ってるビジュアル見てるよね?みたいなのもあるだろうし。 そして、あの映画の方は、主役っていうのも2人いるんですけど、
一人はもちろん菅野美穂。千尋役かな。 そうね。千尋は女性なわけですよ。菅野美穂だから。
そう千尋さんね。これが原作で言う、その著者節次。 主人公の私。私になっていくんで、最初から女性にしてるっていう、その辺も変えていってると。
ある程度そういう意味では映画に寄せていってるというところもあるし、 まああのこれね、あの原作の節次さんは脚本にもね協力、参加してるわけ。
そうなんだよね。今回の映画作るにあたって、脚本参加してるんだよね。 そう。まあもちろんさ、自分がリスペクトしている作品の監督が映画化してくれるってことで、もうそれは多分ね、積極的に参加したかったわけだよね。
それはね、もう自分から脚本やらせてくださいぐらいの勢いあったかもしれないよね。これは想像だけど。 自分のね、作品だし、それを映画化してくれるし、それが白石浩二監督だし、みたいなのもあって。
だから積極的に参加しているってこともあって、その文庫版で改編しているっていうのは、 ある程度その映画の内容にちょっと邪魔にならないような感じにしてるんじゃないかなーっていうことをやってるらしい。
バランス取ってるとか調整してるんだろうね、きっとね。 そう。
どうの話か。 これは見てる人が聞いてるんで。
ざっくり言うと、オカルト雑誌、ムーみたいなやつの編集者の人、おっさんが、ある特集記事を作ってたんだよね。
で、なんか、みんなに内緒でやってた。 そう、これは自分だけの得種だから、またみんなに見せたくないみたいなね。
その方で言ってた? 言ってないけど。 言ってないじゃん。まあなんかそんな感じで、地下にこもって、あの地下にこもるがさ、なんか面白い。
地下かーっていう。 なんかもう始まりそうとか、ギャラかしそうじゃんみたいな。ね。嫌な予感しかしない。しないしない。
しかもさ、別に地下だからってさ、明るくしてたっていいのにさ、なんか暗いんだよね。 地下で暗いとかさ、嫌な予感しかしないじゃん。
こんな暗い中やる必要ある?っていう暗さね。 その中で一人で調べ物してたら、
なんかあるんだよ。 他のさ、あの登場人物たち知らないけど、我々見てる方としては明らかに何者かに襲われてるんだよ。
なんかあったなっていうね。あれ何なんだろうね? えっ?
あれ? あれは何なんだろうね?
そうだよ。 なんか見返さなきゃわかんないけど、なんか出てきたんだよ。なんか出てきたのはわかる。
なんか出てきて、目をくり抜かれちゃったんだよ。そう。片目を。そう。でもそんなことあった?ない。他の事例で。ない。
あそこしかないよね。あれ変だよね。なんか。いやね、この映画ね、そんなんばっかりなんだよ。
まあ確かにね。失踪した先でもしかしたらね、他の失踪者も育てたかもしれないけど。
かもしれないけど違う感じにもなってんじゃん。っていうかなんか普通に死んでたりすんじゃん。そうそうそうそう。
だから何があったのかわかんないけど、なんとなく繋がってくるみたいなことがいっぱいある中で、この編集者のおっさんは何者かが近づいてきて、
目をくり抜かれたというところで場面が終わり、次の場面になった時には失踪している。
もういなくなっちゃったんですよ。そしてその後輩のような編集部員がね、若い編集部員があって、小澤くん。
小澤くんがね、若手の男の子が。第2の主人公なんだけど。
で、小澤くんがその特集記事を何とか引き継げと。
無茶ぶりされる。残った資料で何とかしろと。そう。 そしてその手伝いというか、一緒にやって欲しいって勘の見方。
演じる千尋っていうのは、これはね一応ライターさんなのかな。千尋さんね。多分ね、外中のね、業務委託の人なんだろうね。きっとね。
そうそう。ライターさんね。一緒にやってくださいと。 まあ多分この雑誌でずっとライターをしてた人。
で、その2人で失踪した編集者を探しつつも、特集記事を作っていくみたいな。
まずはね、そのね特集記事の部分、間に合わせなきゃいけないから、2週間で何とかしろとか言われてたじゃん。
無理だよ!と思って。 でもさ、何を持って行っちゃったんだっけ?その編集者は。
パソコン全部。 持って行ったって言ってたじゃん。じゃあ何にもないのかなと思ったら、ごっそり資料置いてって。そうだね。
結構置いてって。 だから、ヒントは残してあるけど、まとめた結果だけ持って帰ったみたいな感じでね。
だからそのヒントを見ていくよーっていうところが、もう前半部分、ほぼ全部を締めるわけ。 そう、前半部分はね謎解きパートというか。
これがだから原作とほとんど多分一緒で、こういう資料、こういう資料っていうのが多分原作の小説にも書かれてるんだよね。
映像化された謎解き
それを映像化されてるんだけど、その映像というのはフッテージっていうの? 昔のテレビ番組とか、昔のニコ生の配信動画だったりとか、
もうなんかホームビデオの映像だったりとか、そういうものがいっぱい残されてる。 そうね。ニュース番組のね。記事記事やニュース番組の部分とかね。
それは編集者が集めてた資料。それを一個一個見ていくっていう。 それがね面白かったね。
それがね凄い。 あ、凄いんだ。 あれさ、すごい古い感じをさ、しっかり出してくるっていう。
ね、だってさ、あれさ、なんか古い感じに見えたけど、VHSとかガコって入れて再生させてさ、やってたけど、 あれの中の映像自体は撮影してんだもんね。
それはそうよ。 ね、当時の映像とかじゃなくてさ。 嘘だろ。 そうだよね。 あれはあのフィクション、ボキュメンタリーなの。
何々ちゃんが失踪しました、みたいなさ、ニュース、当時のニュース映像みたいなのがあるじゃん。 あれもだから作ったんだよね、今回。 もちろん、全部作った。
ね。 当たり前じゃん、そんなの。そんなこと本当にあるわけない。近畿地方でそのこと一個もないから、 全部作ってるわけ。これは映画なわけ。
昔風にしてってことだもんね。 そう。 すごいよね。だからね。 だからね、それがね、すごく昔っぽく出来ててさ、例えばそのギャルがさ、
ああ、いわゆる、あれは何? 90年代とかのギャルが出てきて、 柄系だったからね。そうそう。小ギャルみたいのが出てくるわけじゃん。
で、チェーンメールが流行ってましたとか言ってさ、 まあ確かにね。あったよね。あったじゃん。そのアイモードとかのさ、メールがあったわけじゃん。
不幸のメールみたいなね。この手紙的なチェーンメールがあったわけじゃん。 あったあった。何人に送らないと死ぬとかさ。
不幸感とかね。 すごい直接的なことが書いてあったりしたわけじゃん。
っていうのに、なんかなぞらえたような物語だから、 これリングでもあるんだよね。
あ、そうなんだ。そうそう。 えー。要するにリングって呪いのビデオを見た人たちがどんどん呪われていってるみたいなお話なわけ。
うん。 それと同じ。まあそうだね。呪いの手紙みたいなね。 そう、見たら死ぬ動画とか出てきたじゃん。
あ、出てきた。まさにその通り。 見た人たちがどんどん呪われていくみたいな。そういう感じなわけ。
謎解きから真相へ
そうだったそうだった。見たら死ぬ動画もあったね。今回の中に。 そういうリング的なところもあるし、あと別ラインで、その山からなんか声が聞こえてきて、
それなんか襲われていくっていうか、死んでいったり、失神したりとか。 そういった現象っていうのが、そのいろんなフッテージを見ていくと明らかになっていく。
繋がっていってるんじゃないかみたいな。その発生してた場所とかをいろいろ追っかけていくと、 なんか近畿地方のある場所に繋がっていくんじゃないかみたいな話になってる。
前半パートはその謎解き部分だよね。 そこを突き止めていって、だんだん千尋と小澤くんの2人が、
だんだん真相に近づいていくんじゃないか、みたいなね。 そういう話。
どうでした? えっとね。怖かったかどうか。
あのね、私ホラー得意でもないし、 絶対無理って言うほど無理でもないんだけど、
そこそこ怖かった。 じゃあ、だいしょ怖くないか。
何が? あなたはそこそこっていうレベルって、俺とかはかなり全然怖くない。 全然怖くないだよね。俺からしたらね。だって俺全然怖くなかったでしょ?
そうね。 あのね、勘の見法が良くなかった。
勘の見法が全然怖くない感じにしてくれちゃう。 マイルドにしちゃうの?中和してくれるの?
モキメンタリーに見えない。フィクションに見えちゃう。 どうしても。ドラマ感がすごい出ちゃうね。
すごい芝居がかかってるんで。 だから勘の見法は勘の見法になっちゃうわけ。どうしても。
没入感があんまりなくなっちゃうというか、勘の見法が今やってることを我々は見てるんだなぁってなっちゃう。
なので、このキイチホーのある場所については、やっぱりそのドキュメンタリー感、要するにモキメンタリーにはあまりなり得てなくて。
やっぱりドラマになるんだよね。 勘の見法感が強かったんだよね。
ただ、例えば大学生。
メグロ君ね。途中で出てくる、見たら死ぬ動画を見ちゃった大学生。
が、スマホで撮影する動画は色んな意味で怖い。
それ実際に、これ本当にこんなことあったんだって思うとちょっとゾワッともするし、
お前これ撮影してたの?みたいな。お前も怖ぇなって。 そうそうそう。あれ怖いよね。
あれ想像して自分がその立場にいたら多分撮れないと思うんだけど。 あいつ撮ってんだよね。結構な長尺で。
気も座ってんなぁ。ある意味ね。めちゃくちゃ怖いじゃん。実際にあったらと思うのに。
結構長いことカメラ回してるって。スマホでずっとさ、レックしてんだよって。 これ振り向いてくるかな?どうしよう?って。すごいゾワゾワしながら。
なるじゃん。あそこ怖くて。色んな意味で。 っていうのはあった。
怖かった怖かった。 で、漫画日本昔話みたいな謎のアニメが挿入されるわけ。
それもフィッテージの一つで。これもヒントの一つですよ、みたいな感じでさ。
で、ていうことはあれって放送されたわけだし、作ったわけじゃん。 そうね。アニメ作ったね。ちゃんと脚本があって、台本があって、声優さんがアフレコして、アニメーターがアニメを起こして、しっかり作った作品のはずじゃん。
でも、なんじゃこれ?みたいな話なんだよ。 まあ、それはね。近畿地方の怖い話とかいうさ。
そんなのテレビでやる?みたいな。 しかも結構気持ち悪い話なんだよ。
でもね、日本昔話って見たことある? あるよ。そんなの。
なんか、気持ち悪い話っていうか、怖い話多くなかった? あ、でもそれよくよく考えたらじゃない?
あんなあからさまに気持ち悪い話はないよ。 まあ、そうかもしれないけど、煮詰めたらあんな感じになると思う。
ああ、だから極端に。そうそうそうそう。 日本昔話だってそうだったもん。
だから、そういう意味で、あれが本当に放映されてたって思った時に、その時代怖いな、みたいな。 そっちが怖いね。そのテレビ局怖くない?みたいな。
違う違う違う。そういう怖さじゃないのよ。 今回の怖さ、そういう怖さじゃないのよ。 90年代やべえなとかさ、そういう80年代はわかんないけど。
昔は確かに怖い時代あったけど、そういう怖さじゃないからね。 それが強調されてたのかな?みたいな。そういう感じもあったりとか、それどころどころ怖い。
っていうのは良いエッセンスになったんだけど、ラスボス? ラスボスがね、ちょっともうね、小玉だったっていう。
あー、みんな言ってるやつでしょ? みんな言ってるかどうかわからないけど、あれ小玉じゃん。顔が。
そうね。そう。で、この話って結構、宇宙モノ、コズミックホラーじゃないの?みたいな。 あー、言ってる人いるね。
あ、てか、原作者も言ってるんだっけ?原作者も言ってるのか。 コズミックホラー的なんだよ。
あれでしょ?まず石が出てくるじゃん。謎の石が。 そう。 あの石が隕石っぽいというか、もう地球外モノな感じ?
だし、ラスボスがさ、もう地球外生物感がさ、ちょっとあるじゃん。 うん。ある。SF感のあるね。見た目のね。
っていうのが、ちょっとその怖さっていうよりは、なんか違うとこ行ってんじゃねえかな?みたいな。
あとはでも、あの今思い出したけど、観音美穂がさ、なんか知り合いのスピリチュアルな人にさ、なんかあの、画像店に行ったらさ、
うわー!とか言ってさ、その時に観音美穂の後ろからなんか手みたいなのが出てくるっていう、謎演出があったじゃん。 あった。あった。あった。
あれが謎すぎたりとか、何にも解決しないことが結構この絵がいっぱいあって、思い返せば気持ち悪いなみたいな。
気持ち悪いのもあるし、怖いのもあるし。気持ち悪いからこそ、よくわかんなくて怖いになるっていうね。
原作の怖さって、その辺にいっぱい詰まってると思うんで、その辺を映像化したら、確かにこうなるかな?みたいな。
そうかもしれない。そういうね。だって、手が見えたか見えないかみたいなのはさ、映像ならではの表現じゃん。
原作小説では、文字でやったらさ、そのままになっちゃう。そのままっておかしいことになっちゃうから、
たぶん映像を白石監督のニュアンスで足してるんだろうね。
それはあるよね。っていう、ところどころの気持ち悪さ、繋がらなさの怖さっていうのは、独特の恐怖感を感じたんだけど、
やっぱり、菅野美穂がさ、どうしてもさ、訳わかんなくて。
行くよ!近畿!とか言うわけじゃん。何そのセリフみたいな。
あとさ、後半、前半は謎解きパートなんだけど、後半、もう戦いパート、バトルパートになるじゃん。
バトルっていうか、物理じゃん。うん、物理。物理バトルだよ。
だから、得体の知れないものに対して、完全物理で、菅野美穂一人が対抗していくっていう謎展開になる。
後半謎展開なの?謎展開。後半が面白かったね。
カルゾ宗教の団体のPR映像みたいなの見てたら、中に菅野美穂が出てくるっていう。あれ笑うから、あんなの。
何それっていう。あれはね、でもね。あれ、どんでんじゃん。完全に。ゾッとしたね。
めちゃくちゃゾッとしたし、ちゃんと菅野美穂ちょっと若い感じになってるっていう。
なんでそこをちゃんとやってんの?そこちゃんとやるの、ちょっと気持ち悪いなみたいな。
そこなんだ。あれね、ゾッとしたね。
でさ、その後、さっきも言ったセリフに繋がるんだけど、あの子供がね、ちょっと死んじゃったみたいな話をそのまま車の中でした後に
じゃあ、そういうことで!ぐらいの感じで、行くよ!近畿って。いやいやいや。切り返しおかしいだろみたいな。
急にブレーキじゃない。急にアクセル踏む感じだよね。
小澤くんはそこで、いえいえいえ。ついていけない!ってなればいいのに、はい!みたいな。はい!じゃねえよ!みたいな。
もう押されちゃってんだよね。小澤くんはね、しょうがないよ。だって小澤くんなんだもん。
そんなんだから最終的になんかね、壊れちゃってね。
あれ気持ち悪かったね。あのさ、目玉みたいなやつ。妖怪感がすごいあったね。
あれはね、ちょっとね気持ち悪かったなぁ。あれはなんか、怖いって言うより、なんか虫的な気持ち悪さ。
白石浩二くんと食って、なんかやっぱああいうのは得意なんじゃないかなっていう俺は想像してるんだけど、予想してるんだけど
そこに白石味を入れてきたみたいな。なるほど。ことがあれなんじゃない?謎の手の最後のさ、ピャーって出てくるところとかさ。
全然意味わかんないけどね。あれとかね。何がやりたいのか全然わかんないけど、なんかちょっと驚かせるみたいな。
ギミックを仕掛ける監督なんだろうなって、最後の最後でも思って、なるほどって感じ。
ちょいちょいね、びっくり驚く系のところと、なんかじわじわって気づくところに、なんか一瞬映るみたいな。そういう怖い系がね、色々混ざった感じだったね。
シュールな展開
その辺もね、やっぱり瀬須寺さんが脚本に噛んでるところっていう、まあ原作味をちゃんと入れてくるみたいなところがミックスされてるんじゃないかなぁって思ったかなぁ。
なるほどね。 あの1個言い忘れてたというか、我々の一番笑ったポイント。人柱ですね。
一番笑ったっていうかね、あれギャグなんで。あ、でもあそこも怖かった。めっちゃ怖かったよ。あそこね。
元貝柱さん?木助さんですか?YouTuberの。今木助さんって名乗ってる元貝柱。そう元貝柱さん。生主。ニコ生のね。生主、人柱。しかも人気のない生主としてね。
あの心霊スポットに行きますみたいな生配信をニコ生で当時やってましたよみたいなさ。あの感じ。あれはさ、もうお前かいっていう。
出落ち感すごかったよね。あれめっちゃ面白かった。あれ貝柱みたいな人が?って思ったらもう本人って。声でわかるしさ。声ね。よく聞いてるんでね。我々はね。
ちょっとね好きで結構見てるんで。もう一発でわかっちゃって。だって吹き出してたもんね。おいおいおい。結構長いんだよあの場面。
尺長いんだよね。あのシーンね。あそこもね気持ち悪かったけどね。首吊りのあれが。長すぎてちょっと後半ね。あまりその恐怖感が俺は薄れちゃったんで。
ちょっとやりすぎかなと。もうちょっと早めにさ。2回?配信が途切れちゃったみたいな。ちょっとミステリアスな展開の方が。
心理的な怖さというか。どうなっちゃったんだろうみたいな。貝柱さん。赤ベスラーじゃないけど。
私は結構ずっと怖かったよ。あそこ。まあまあ気持ち悪い感じにはなってるし。没入感結構あるじゃん。
一人称視点というかさ、カメラ回してる視点だし、すごいジェットコースター登ってる感じだった。ずっと。いやー怖かったなあそこも。ちゃんと出てくるしね。
あの辺は本当に受走みたいな展開なわけよ。だからそういうやっぱり最近のね、あのすごい怖かったホラーみたいな要素もしっかり入れてきてるんじゃないかなっていうのがやっぱり
まあ原作もそうなのかもしれないけど、白石浩二監督も意識してもしかしたらやってるとして、やっぱ最新のホラー映画みたいなものを作ってたんじゃないかなと思います。
ね。だから総合評価としては楽しかったって感じですかね。そうね。あの今さ、ホラー映画って言うとね。八幡口。あああれホラー映画なの?公開されて。
まあホラー要素はあるでしょ。だってホラーゲームじゃん。まあ謎解きだけど、ちょっと気味が悪いと。そういう意味では同じじゃん。うん。
なのでまあちょっとねこれからはね多分話題はそっちに移っちゃうんだけど、まあこの近畿地方も忘れずにいてくださいと。
近畿地方ね面白かったからね。まあ推したいなと。そうですね。はい。はい。ぜひ皆さんも劇場に見に行ってくださいというところで。
はい。ではまた次回もポッドキャストお楽しみに。それではサンキュー&ネクストムービー。
40:15

コメント

スクロール