はい、みなさんどうもおはようございます。ゼミごっこの時間です。
この番組は、とある大学の文化研究室に集う学生と教員が、日常生活から卒論、SDGsまで緩くおしゃべりするポッドキャストです。
というわけで、みなさんおはようございます。ゼミの先生です。
今日は朝9時半から収録ということで、外でですね、今お掃除ですかね、掃除機の音が相当鳴り響いているんですけど、清潔なキャンパスということで、みなさんご容赦ください。
聞こえてないかもしれないですけどね。
さて今回のテーマは、葬送のフリーレンという漫画でアニメですね、作品を今日は語ろうということで、
3年生の塩昆布さんに来ていただきました。おはようございます。
おはようございます。3年生の塩昆布です。
なんか声が小さいね。
朝ですね、一元の時間なので。
すいません。
はい、いえとんでもないです。
意外と朝一元の時間は早いね。
早いですね。
この、なんか3年生とか4年生になると、みんな一元はつらいと言い始めるんですけど。
そうですそうです。一元は積極的に避けて、二元以降で利収を組んでいくのが鉄板ですね。
鉄板なんですよね。
はい。
なので、一元は相手はいるんですけど、みんなアポを入れたがらないっていうですね、そういう時間帯になってまして。
そうですね。
そこを無理を言って、塩昆布さんに来ていただきまして。
とんでもないです。
ありがとうございます。
はい。
えーとですね、めっちゃ掃除機の音が聞こえるんだけど。
今のはさすがに入りましたよね、きっと。
多分入ってるのかな。生々しい感じになってるかもしれないけどね。
えーと、実は塩昆布さんにはですね、塩昆布ディレクターで今、進撃の巨人の回を準備していただいてまして。
進撃の巨人はね、ちょうどアニメで、この前NHKで、あれは何、完結編の後編ですね。
完結編の後編が放映されて、結構盛り上がっていて、この盛り上がりをね、みんなに伝えたいということで、今準備中で。
はい。
はい。キャスティング中ですね、今ね。
はい、キャスティングと日程調整を今行っておりますので、皆さんお楽しみにしててください。
ディレクターが頑張ってくれているという。
僕もディレクターから進撃の巨人5巻分渡されてますんでね。
全巻じゃないんかい。
全巻じゃないんですよ。30巻から34巻で。
もともとアニメ勢だったので、アニメの中でここおもろいな、先読みたいなと思って、5巻分ですね、購入したというところで。
その5巻分が今来てまして、まさにこの進撃の巨人の回はね、今塩昆布ディレクター準備中ということで、皆さんしばらくお待ちください。
今日は僕が提案で、あと塩昆布さんも見て盛り上がっているということで、早々のフリーレンについてお話ししようということで、よろしくお付き合いください。
はい、お願いいたします。
この番組では4年生のお味噌汁さんがガンダム、機動戦士ガンダム、彗星の魔女を研究しているということもあって、彗星の魔女を何回か取り上げていて、結構リスナーの皆さんも彗星の魔女見ましたという連絡があったりして、
嬉しいなと思ってたんですけど、今日は彗星の魔女ではなく、早々のフリーレンでですね、どれくらい皆さんを引きつけることができるのか、頑張りたいと思います。
今日は大体ざっくり作品の概要について話した後、塩昆布面白ポイントと先生面白ポイントをそれぞれお話ししていくというような感じで進めたいと思います。よろしくお願いします。
はい、番組のフォローのお願いです。
この番組はスポティファイ、アマゾンミュージック、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャスト、ユーチューブミュージックから全世界に無料配信しています。各サービス内のゼミごっこ番組ページから番組登録してお楽しみください。
というわけで塩昆布さん、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
ゼミごっこ、とある大学の文化研究室からお送りします。
さて、早々のフリーレンという作品をなぜか塩昆布さんが紹介してくれるという。
そうですね、前日にホームページの方でしっかりと概要あらすじ、あとどこで放送しているかなどもメモしてまいりましたので。
ありがとうございます。
そうですね。しかもそのアニメ化で、金曜ロードショーで取り上げられるっていうのが。
これね、これ皆さん目にしたんですかね。金曜ロードショーって普通映画を放送してる枠?
そうですね。
で、初回何回分やったの?アニメのあれ。2回分だか3回分だか忘れたけど、なんか結構まとめてやってましたよね。
そうですね。そうそうのフリーレンっていう名前を耳にしたのは、次の金曜ロードショー何やるのかなって見てた時だったので。
はいはいはいはい。
そこが出会いの場になる方も結構いらっしゃるんじゃないかなと思いますね。
僕もそうですよ。金曜ロードショーでアニメの新作を最初の何話か。何話なのこれ本当に。僕なんか結局その金曜ロードショー見ずに。
私も見てないんですよね。
後でサブスクの方で見たんで、アマゾンプライムで見たかな。アマプラで見たような気がしますけど。
私ネットフリックスで見たんですけど。
ネットフリックスで各社サブスクに出てると思うんですけど、話題としてはそこの金曜ロードショーで一挙最初の数話が放送されるというところで、そんなアニメ始まるんだみたいな感じで。
そこで知って、でちょっと興味を抱いて、その後見始めたみたいな感じかな。
そうですね。私はもうタイトル見て、作画見て、めっちゃ綺麗だなーって思ったけど見ず。
見なかったんだ。
で、YouTubeショートの方で東方の公式チャンネルがありまして、東方アニメーションの公式チャンネルの方で、
なんかよく最近ショートでアニメの一部分を抜粋して字幕もつけて流してるっていうのがありまして、それでそうそうのフリーレンの内容を初めて目にして、
お、良さそうと思ってネットフリックスの方で視聴したという流れですね。
ショート動画の影響力すごいな。
すごいですよ。今その東方アニメーションの方のショートでは、呪術回戦とかあとスパイファミリーとかの同じような形で、
アニメの一部を抜粋したものが流されているので、あれが出会いの場になるっていうことも結構あるなと。
そうなんだ。なんかすごいな。ショートだって本当10秒とか15秒とか。
そうですそうです。
じゃあフリーレンが宝箱に食われているところとか。ミミックか。
そうですね。私が目にしたのは、勇者ヒンメルの好きだった花を塔の上で見つけるっていうシーンがあるんですけど、そこがバンと。
そこだけ?文脈なしで?
何も文脈なしで。遅くなったねみたいなことを言ってて。
ヒンメルとフリーレンは恋愛関係にあるのかなとか勝手に考えながらちょっと見てみようという感じで。
音も良くて、サウンドトラックも良くて、作画も良くて、フリーレンも可愛い。見ようみたいな。
いくつかポイントを押さえてくれたんですか?
そうですね。
ショート動画でね、金曜ロードショーでやってただけではダメだったんだまだ。
ダメでしたね、私の中では。何だ早々のフリーレンって。何だみたいな。
もしかしたらリスナーの方でもそのレベルでまだ止まっている人多いかもしれないよね。何か話題だったなみたいな。
そうですね。
金曜ロードショーでやってるったってそれが話題になってたのはソーシャルメディアとかだからね。
そうですね。
だからそこで見てないとね、分からないですよね。
分からない方もいらっしゃると思います。
えー、じゃあ僕は何で見たんだろう。金曜ロードショーはスルーしたんだよね。
なんかほら鬼滅の刃じゃないんだけど、アニメの初回とかを一挙やるみたいな、そういう盛り上げ方あるじゃないですか。
ありますね。
で、ちょっとそういうのに冷めた目線を送ってるんで。
見栄えになりたくないみたいな。
あー、そうやって今売りたい作品があるのねみたいな。これちょっと一歩引いてたんで。
分かりますね。
話題にはなったんで知ってるんだけど、いやまあこれは僕の作品ではないなと思っていたのですけど、何で見たんだろうね。
何ででしょうね。
何で見たんだろう。
何ででしょう。確かに食わず嫌い、食わず嫌いこそちょっと興味持ちませんか。
なんか後ろ髪引かれるじゃないですけど、いや私は見ないしとか思っててもなんかちょっと気になるなみたいな。
ちょっと嫌いなものほど気にして考えちゃう。
それは本当にあると思いますね。
あるよね。だからそこは、だから見たんですよ。
結局ね、何でだろう。分かんない。何でか分かんないけど、なんかタイトルも気になったのかな。
早々のフリーレンって何だろうなみたいな。あったのかな。
という、だから、我々だから結構真っさらな状態からアニメを見たというようなね、感じですね。
そうですね。
なんかこれネットで見てたら、この漫画はね、原作はさっき紹介してくれたみたいに2020年から連載されてるので、
もうなんか早い人は、もう連載のね、2020年の段階からこれは面白いということを言っていた芸人の方とかですね。
先見の名がありますね。
芸能人の方とかが語ってたという、知る人ぞ知るじゃないですけど、面白いよということは実は言われていたみたいな。
我々ここで語っているのがちょっと恥ずかしい。
そうですね。後の後の波に乗っても。
何個目の波に乗ってんだっていう。
どんな顔して語ればいいか分からなくなってきますね。
それはそれ、これはこれで、アニメから入ったというようなところで語っていけばいいのかなという感じですね。
他なんか基本情報あります?
基本情報、そうですね。他は大丈夫ですかね。
そんな感じですかね。
なので、作品としてはファンタジーの、これなんだろうね、このなんか、なんていうの、ゲームっぽい感じなのかね。
なんかRPGとかそんな感じですかね。
RPGっぽい感じなのかなっていう。
RPGゲームをアニメに仕立てたみたいな感じはありますよね。
世界観的にはね、なんかそういう感じあるんで。
これまた後で話題になるかもしれないんですけど、エルフってなんだよみたいな。
そこは大丈夫だったの?エルフって言われて、は?みたいな。
エルフ、そういう設定なんだなっていう感じですかね。
どういう設定として司法官部に受け取られたわけ?エルフですみたいな。
エルフ、なんか耳、フリーレンって耳がちょっとエルフ特有の耳の形をしてるんですけど。
なんか耳に言って、この子は普通の人間じゃないな。
で、なんか君の人生はまだまだ長いんだねみたいなことを言われてて、
エルフなんだっていうふうに思って、そこは結構割と普通に受容していった感じですね。
そうなんだ。
なんか今僕がやってる事業で、今度エルフを取り上げる会があるんですけど、
皆さんエルフ知ってますか?みたいな。
150人ぐらいですけど、あんまり知らないみたいな。
そうなんですね。
あんまり半分ぐらいかなみたいな。うっすらっていう感じで。
意外と若者知らない説があって。
そうですね。でもなんか有名なアニメだと、リゼロから始める異世界生活とかでもエルフって出てくるので、
なるほどね。
エミリアがエルフなので。
そういう異世界もののファンタジーの世界に飛ぶようなのとか、そういうやつを見てると知ってるという感じなんですね。
そうですね。だから私は結構普通にこう、あ、エルフねっていう感じで受け入れられた。
なんか未知の存在っていう感じではなかったです。
そうなんだ。
これを聞いてる皆さんどうなんですかね。
どうですかね。
デミゴッコのリスナーは、そういえばゼミって言うんだって最近思い出しましたけど。
ゼミ?
ゼミ。
ゼミ?
ゼミ。
ゼミってなんですか。
ゼミって、なんかBTSのファンがアーミーらしくて。
あーなるほど。
デミゴッコのファンはゼミでいいんじゃないかっていう。
他のゼミにも使えませんかそれ。
まあ全般的に使えるんですけど。
ゼミ。
ゼミ。そんなアホなこと言ってるのここだけだろっていう。
これはすでに卒業した世代の第一世代が名付けて去っていったんですけど。
これ子さんのリスナーの方はね、自分のことゼミだっていう。
あ、そうなんですね。
言っていただいてると思うんですけど。
愛用されてるんですね。
愛用されてる方もいるんで。
失礼いたしました。
ゼミを広げていこうかと思うんですけど。
ゼミの皆さんはね、意外と世代が僕ぐらい上だと、今の40代とかだと、
エルフは多分知ってんじゃないのかなっていう。
やっぱゲームとかアニメでもそうですけど、
本当当たり前のようにファンタジーの世界にはエルフとかいたんで。
ドワーフとかエルフとかね。今回もいますけどね。
そうですね。
そういう人間とは違う、人間なんだけど種が違うというのが当たり前のように設定としてあったんで。
なんか知ってるんですけどね。
でも今の子知らないって言われれば確かに知らないのかもな。
そうですね。私エルフよりドワーフって何って感じでした。
ドワーフの方が出てこないよね。
ドワーフって何みたいな。
調べたんですけど昨日ドワーフの定義。
なんか人間よりも少し背丈の低い伝説上の種族っていう風に。
まあいないよね。
出てきましたね。
まあいないよ。
確かに作中で登場するアイゼンっていうのがドワーフっていう種族の中の一人になるんですけど、
ほんと他の子たちよりも背丈が本当に低くて。
半分ぐらい。
本当に低くてどうしたみたいな感じだったんです最初。
そうですね。
ドワーフっていうのもファンタジーの世界だとそういうちょっと背が低くて、
ちょっと頑固というかですね。
難しいところがあって、でも力は強くてみたいなですね。
そういう性格づけというか、力づけがされるお約束になってるんです。
そうなんですね。
なんか作中でも伝統を重んじるからみたいな言い方をされてて、
ドワーフ特有の性格みたいなのもあるんだなっていう風に。
そういうお約束がある。
そうなんですね。
エルフはね、だからさっきショウコムさん言ったみたいに寿命が長いとかね、
あと耳の形がちょっと尖がってるとかね、
あとなんだろう、美しいっていう。
美しいですね。
そういうのもよく出ますけど。
白髪も。
髪もね、金髪に近いというか白いというか、
そういう色が全体的に薄い感じっていう。
あとちょっと感情の波も、人間ほど大きくはないというか。
そうですね。
なんかそういうファンタジーの作品のお約束みたいなものが、
めちゃめちゃこの作品は前提とされてるんで、
意外と難しいと思う。
あー、そうですよね。
なんかもう本当新参者からしたら、設定にまず困惑するっていうところは。
この作品で勉強するぐらいの感じじゃないかな。
本当にそうです。
っていうのがあるんで、僕の世代から見るとなんか懐かしい感じなんですよね。
あーもうこういうお約束のやつってなんか最近見てなかったなみたいな感じ。
なんだけど、まあ若い世代にはね、新しいというか新鮮なのかもしれないですよね。
そうですね。
まあそんなようなね、種族というかね、人の種類がいろいろあるんだよっていうのもファンタジーのお約束。
僕、研究者的にはこれはある種の人種主義ではないのかというですね。
レイシズムという文脈で授業はやるんですけど。
おー、面白そう。
はい、面白そうなんですけど、今日はそういう話は置いといて。
はい。
まあこういうお約束にのっとった作品なんだよっていうことですよね。
はい。
はい、という感じで。
まあじゃあ作品についてはこんな感じで、じゃあちょっと中身をね、お互いのちょっと面白ポイントを語りつつまた深めていこうかと思いますので。
はい。
はい、引き続きよろしくお願いします。
お願いします。
じゃあ塩昆布ポイントいきますか。
はい。では塩昆布的面白いポイント。
2つあるんですけれども、まず1つ目がですね、
このソウソウのフリーレンっていう中で当たり前のように出てくる言葉にまずちょっと違和感を持ったなっていうところがありまして、
まず例えば、冒険っていう言葉がこの作中ではもう当たり前のように、
そしてあと冒険者、その冒険をする人っていうのもちゃんと社会的地位を得ているみたいな。
確かに、なんか冒険者が集まる酒場とかあるよね。
そうですそうですそうです。なんで、なんか冒険とかそういう言葉って、
私たちの日常から言えばすごいかけ離れた非日常的な言葉なんですね、私の印象では。
どんな印象なんですか、冒険。
冒険って言われると、私、劇場版ののび太の中海タクシーとかなんとか大冒険とか、かちこち大冒険とかあったじゃないですか。
ありました、ありました。
なんかそういうちょっとお遊びみたいな、本当に申し訳ないです。
世界史とかそういうところで見れば、冒険ってこういうすごい立派なものなんだよって思われる方もいらっしゃるかもしれないですけど、
私はちょっとそこまで知識が深くありませんので、ただ本当素人目で見て、冒険っていう言葉は結構お遊びとか、
おふざけみたいな、子供のおふざけみたいな、遊びみたいな感じのイメージがあったので、
この作中ではその冒険とか冒険者っていう立場がすごい確立されているというか、しっかりと定義付けされててっていうところが、
なんか面白いなあって、まずそこの概念の変革から始めなきゃいけないなっていうところ。
冒険を考え直すという。
自分の中での冒険っていう言葉について見つめ直さなきゃいけないなっていうふうに思ったところが、なんか面白いなって思いましたね。
じゃあドラえもんとかはね、夏休みの冒険というか。
そうですね、なんかちょっと短い。
そういうイメージだよね。だけどこの世界ではずっと冒険してる人がいるんだね。
そうです、そうです。それが面白いなあと思って。
そこは確かあんま感じなかったな、確か。そこは確かに面白いな。
そう、なんか冒険っていう言葉をすごい誇らしげな顔で、例えばヒンメルとかも、この冒険はとか、すごい誇らしく語っているから、
そこがなんか自分の冒険に対する今まで抱いていた概念とのギャップがあって、ちょっとこう違和感があって。
なるほどね。
冒険って彼らの中ではとても価値あるものなんだなっていうふうに、まずそこから自分の見方変えなきゃなっていう変革がありました、自分の中で。
じゃあそこちょっとギャップがあったけど、乗り越えるというか。
そうですね、もう。
こんな感じなんだね。
はい、受け入れていくというか。
そこがまた面白かったね。
はい。
それは意外なポイント。
そうでもないですかね。
そうだろうな。だからもうなんていうのかな、それもある種ファンタジーの世界のお約束の一つみたいなもんで、何も考えずに受け入れてしまったんだよね、僕は。
なるほど。
これはね、良くないと思った。
良くない。良くないですか。
良くないなって今思った。そういうもんだよね、みたいな。
ほら、なんかなんだろう、それはさ、女は家事するもんだよね、みたいな人だよね。
なんかその、深く考えてないっていうだけで。
でも実はそれって、一歩引いてみたら、めっちゃすごいことなんじゃないと。
なんかそういうね、ちょっと気づけなかった自分を恥じました。
恥じました。
いやでもその、私がファンタジーに関わってきた年数っていうのが、多分浅いから、あんまり入り込めてないところがあると思うので、多分先生はファンタジーの世界に何年も何年も関わってきたんじゃないかなと。
住んでるみたいな。
住んでるみたいな。
住んでる、自分の村みたいだったよな。
そうですね。
あー、確かにね。
っていうところもあるのかな。
なるほどね、あーでも面白いですね。
いやこれ聞いてる方もすごい、おー面白いと思ってんじゃないですかね。
思ってますかね、いや普通でしょって思ってる方もいらっしゃる。
いやその普通が大事なわけだよね。
あー。
そう、冒険っていうのがそもそも受け入れられてて、あれ何してる人なんだろうね、しかし作中の冒険者ってめっちゃいるけどね。
そうですね、多分その今回のそもそもフリーレンでメイン出てくる勇者一行と呼ばれる先ほど紹介した4人は魔王を倒すっていうことを多分目的として出ていかれた。
でもそのフリーレンの冒険中に出会う酒場とかに集まってる冒険者たちは一体何をしてるのかちょっとわからない。
何してるんだろうって、冒険って。
だからその魔王を倒すだけがどうも冒険ではないらしいということですね。
そう、冒険の定義って何だろうって。
あー本当だ、あの人たち何してんだろう。
何してんだろう。
めっちゃいるんだけど。
そう、めっちゃいるんだけど。
だから何だろう、それこそ町から町へ旅を、それ旅人だね。
そうですよね、冒険と旅って何が違うんだろうって。
なんか冒険者がさ、よくお願い事されるじゃん。あの魔物を倒してほしいとかさ。
倒してくれたらこの魔法を教えてあげるとか。
そうですね。
よくあるじゃん。
ああいう細々とした、すぐやるかみたいな、何でもやりますかみたいな、お助けしますみたいな仕事を冒険者がしてるのかな。
そうかもしれないですね。
それって冒険なのか。
確かに。でもまあ、魔物と戦ったりして突き進んでいくみたいなところが冒険チックなんですかね。
なんかそこを考えさせられためちゃくちゃ。
いいですね。
いいですね。
あとその冒険っていう言葉もそうなんですけど、この作品では勇者っていう言葉も対応されるんですね。
一応この先ほどお伝えした4人が勇者一行、その魔物を倒したっていうことで勇者あがめられて、
魔王ね。
そうです、魔王を倒したことで勇者一行って呼ばれてるんですけど、その中の先ほども説明したヒンメルっていう男の子は、その勇者一行の中で勇者ヒンメルっていう、勇者っていう役柄じゃないですけどがあるんですよ。
あるね。
勇者っていう役って何?勇者って何?
それ仕事みたいな。
そうなんですよ。
他の人は役柄だよね。
そうです、他の人は魔法使いとか僧侶とか戦士とか、そういうなんとなくわかるな、イメージつくなっていう役柄あるんですけど、勇者って何?
確か当たり前のように勇者。
そう。
一人だけなんだね。勇者一行だからみんな勇者でいいのね。
そうなんですよ。
そう、そう、そう。
そういうことだよね。勇者一行様だからみんな勇者ですっていう。
そう。
勇者はその中の一人、そうだね。
絶対作中では勇者ヒンメル、勇者ヒンメルならそうしましたとか。
出てきて。
勇者、絶対ヒンメルの名前には勇者っていう言葉がつくんですよ。
ヒンメルって、勇者ってあの作品の中でどういう定義なんだろうって、すごい思います。
冒険も一緒ですけど、あの作中で当たり前のように使われている言葉が、
そうだね。
なかなかこう自分の中で消化しづらいっていうところはあって、だからこそこう異世界として切り離して楽しめるのかなっていうところはあるんですけど。
なんか我々の世界とはちょっと概念が違うというか。
そうですね。
なるほどね。
勇者は不思議だね。
勇敢な人ってことでしょ。
そうですそうです。
なんか勇者って、もしかしたら違う意味で戦う人とかそういう定義があるのかなと思って、
昨日も調べてみたんですけど、やっぱり勇敢な性格の持ち主とか。
それだけ職業じゃないじゃないですか。
そうそうそうそう。
ヒンメル基本的に剣を振ってるんですけど、戦いの時は。
だから戦士だよね、あの人は。
そうです、戦士ですよね。
アイゼンと一緒ですよね。
一緒なのに勇者ってあの子だけ言われるのは何でなんだろうって。
何でなんだろう。
そう。
いやー不思議。
そう。
これもなんか昔からの。
なんかあるんですかね。
やっぱりファンタジー的なお約束ゲームなのかな。
あるロールプレイングゲームとかでも、主人公は勇者って言われたりするんだよね。
で、最終的には魔王を倒すということをゲームのクリアの目的としては。
で勇者で、勇者の他に仲間を集めるんだけど、その人たちは他は勇者とは言われないね、確かにね。
主人公だから。
だからあんまりそこも疑問に思わなかったんですけど、おかしいですね。
そうですよね。
それもなんか謎のお約束を踏まえてるような気がするな。
だからちょっと取説がないとすぐに飲み込むことはできないなっていうところが面白いと。
ドラゴンクエストとかね、ドラゴンクエストの主人公って勇者だよね、みんなね。
そうなんですか。
そう、勇者とかね。
そういうので刷り込まれてるのかな、僕らの世代は。
じゃあもうそういうゲームに施設してる人はもう何の違和感もなく勇者ヒンメルっていう言葉も普通に受け入れることができてる。
受け入れてしまう。
そうすると魔法使いフリーレンっていうのはその勇者じゃないじゃん。
そうですね。
だからゲーム的世界観だと主人公の仲間の一人でしかないのね。
そうなるとそいつが主人公?みたいになるわけだよね。
通常そのゲームの主人公は勇者っていうふうに呼ばれる主人公がやるんだけど、その仲間になってるサブキャラみたいな人が主人公。
え、どういうこと?みたいなところがあるかもしれないですね。
そうか、勇者が仲間を集めるのか。なんか勇者パーティーっていう。
そうだね、そうだよね。だからその、なんだろう、企画した主催者みたいな。
主催者はヒンメルなんですかね。フリーレンを誘ったのもヒンメルみたいな。
そういうことだね。森にいるところ誘われたみたいですね。だから主催者って意味じゃないですかね。
そういうことか。なるほど。
一応合理的に解釈しようとすると、旅に出て、冒険に出て魔王を倒そうぜっていうことを言い出した人みたいな。
その人を代表して、ホッキニンゴ勇者っていうのかな。
あー、なるほど。
あー、今まで考えたことなかった、そんなこと。でもそういうことだな。
あー、なるほど。そういうことか。私RPGゲームとか全然やらないので、そこのお約束がちょっとわからなくて。
そうですよね。いやいや、これやってる人でもそんなこと深く考えたことないと思います。
あー、そうか。
それはやっぱりでも考えるべき課題ですね。
あー、よかったですね。
主催者ということで。でも主催者ヒンメルっていうのはね。
主催者ヒンメルはちょっとなんか、ホストヒンメル。それもちょっと嫌ですね、ホスト。
ちょっとね、そこをこの世界観だと勇者ということで収めてしまう。
旅先で銅像とか出てくるけど、パーティー全員されてるときもあるけど、ヒンメルだけの像もよくありますよね。
はい。
だからやっぱり他の人はサブというか、誘われてついてきてて、それを率いてるのはリーダーの勇者という、そういうことなのかな。
あー、すごいなんか、画展がいきましたね。
そういう世界観かも。知れないですね。
なるほど。
という。
はい。
そんな感じ?
はい、そうですね。一つ目ポイントそこですね。
なるほどね。だから作品はもうヒンメルが死んだ後ですよね。
そうですね。
この作品はさっきね、塩コンムさんが紹介してくれたみたいに魔王を倒した後の話なんで、ヒンメルとかリヒターとかアイゼンとかその時の仲間はみんな寿命も先に来るんで、だんだん衰えたり死んでいったりするんですけど、
その後に一人寿命の長いエルフのフリーレンだけが冒険を始めるということになるんで、勇者がいない旅をしているという。
そうですね。
ことになるのかな。主催者なし?
主催者なし。
主催者なしってこと?
そうですね。今のアニメの中で結構仲間を増やしてるんですけど、
そうですね。
フリーレンにその弟子のフェルンと、あとは戦士アイゼンの一番弟子のシュタルクっていう男の子を今仲間に連れて進んでるんですけど、
そうですね。
だからそういう意味では勇者フリーレン?
いずれ、もしかしたらこの作品が終わる時には勇者と言われたりする。
言われるのかもしれないですね。
言われるのかもしれないけどね。今んとこは勇者不在な旅をしているという。
そうですね。
その辺も面白いところなのかもしれないですよね。
なるほど。これがまとめて一つ目のポイント?
そうですね。
ちょっとよくわからん概念がある。
よくわからん概念がある。
2つ目は割と浅いですよ。
はいはい。
これアニメ化したからこそ味わえる良さだと思うんですけど、サウンドトラックが特徴的。
塩昆布といえばサウンドトラだよね。
そうですね。私はもう卒業研究でもサウンドトラック扱う予定ですので、やっぱそういう視点で作品すごい見てるんですけど、サウンドトラックがやっぱ今流行りのアニメとはちょっと一風変わってる感じが。
どういう感じで受け取られたんですか?
中世ヨーロッパっていう感じ。なんか笛の音とか。先ほどもなんかインタビューを、劇版を作られた方のインタビューちょっとパラッと読んでたんですけど、民族楽器を使ったりとか、
なんかそういう感じであの世界観、あの作品の異国情緒あふれるじゃないですけど、そういう世界観を表現するために、普通に使う機械の音とかではなくて、民族楽器を使ったりとかして、中世ヨーロッパの雰囲気を出してるみたいな感じであって、それが美しいっていうふうに思いました。
結構心に響くものが。 茉莉 心に響くものが。なんかああいう、何でしょうね、チェンソーマンとか、例えばチェンソーマンとかのサウンドトラックって、結構なんかシックなものが多かったり、エモいとか、最近のトレンドじゃないですけど、散るい、エモいみたいな、そういうサウンドトラック結構多いんですけど、これはそういうのじゃないんですよね。
なるほどね。 茉莉 そう、なんかもう本当に海外の映画の劇犯みたいな感じで、何だろうな、主張が強い、存在感がある、サウンドトラに。 あるってことね、その。 茉莉 ある、あるです。
ある側になるんだ、これ。 茉莉 ある側になるんですよ。なんかちゃんとこう、音もちゃんと聞こえてくる感じ。音もこう、いますよ、みたいな感じで、存在感を主張している感じがあって。そうなんですよ。 なるほどね。じゃあちょっとあれだね、音楽が演奏されてるっていうような感じがあるっていうことだね。
茉莉 私の個人的な好みとしては、チェンソーマンとかのそういう音の方が好きなんですけど、だからちょっとうーんと思いながら聴いてたんですけど、戦闘シーンの音楽めちゃめちゃかっこいい。 どんな風やろ、思い出せんな。
茉莉 あーもうぜひ流したいところであるんですけどね、著作権の問題がありますので。 この番組中では流せないんで。 茉莉 いやもうぜひみなさん聴いてほしいです。 ちょっと意識して聴いてみます。まだサントラは出てないんですよね。 茉莉 サントラ出てないですね。なのでもう作中で見ていただくしかないんですけど。 アニメを見ながら聞くしかないですよね。
茉莉 そうなんですけど、なんかもう本当に、あの楽器でここまで胸躍る戦闘シーンできるんだみたいな。ちょっとなめてたところがあったんですよ。楽器を使う、民族楽器とかで織りなす戦闘シーンの音楽ってどんなもんやねんみたいな。
なるほど。 茉莉 そういうちょっと批判的な、否定的な視線でちょっと入ったんですけど、いや、いや、かっこいい。かっこいいとなりまして、すごい表現力っていうのは侮れないなと思いました。勝手にすみませんというかね、民族楽器のみなさん申し訳ございませんでしたという感じでした。
そうか。なんかね、確かに街の中とか緩やかな時になんか笛鳴って、確かに民族音楽っぽい音だなっていう意識は確かにあって、そういう感じなんだみたいな。
茉莉 そこもいいですよね。ほのぼのした感じ。それもまたいいんですけど。
だったんですけど、その戦闘シーンの時どうだったかってちょっと今思い出せないので。
茉莉 ああ、もうぜひ聞いてください。
この後、しおこんぶさんが授業に行った後聞きたいと思いますけど。
茉莉 はい、聞いてください。ぜひ。めちゃめちゃかっこいいんで。
みなさんこれポイントだそうですよね。
茉莉 はい、ポイントです。
そっか、民族音楽。なんか去年僕が授業やってて、アイルランドの話をしてる時に、アイルランドの民謡のフレーズとか和音が今ヒット曲にも使われてるよねみたいな話をした時に、
確かしおこんぶさんがその授業の後のペーパーかなんかで、このアニメのサントラのこれがちょっとアイルランドっぽくないですかみたいなのを送ってくれたのを覚えてて。
茉莉 はい。
なんかそういう感じですよね。
茉莉 そうです。そういう感じ。そういう感じ。
民謡、ヨーロッパの民族音楽みたいなものが使われ、モチーフとして使われてるよねっていう感じですよね。
茉莉 はい。そうです。
わかります。なるほど、じゃあ戦闘シーンのところどんな感じかちょっとまた聞いてみます。
茉莉 聞いてください。
宿題ということで。
茉莉 宿題です。
みなさんもちゃんと聞いて。
茉莉 はい、みなさんもぜひ聞いてください。
これもなんか文脈としてはファンタジーってなぜか中世なんだよね。
茉莉 そうですね。
古代とかじゃないよね。
茉莉 そうですね。確かに。
中世っていう、中世ヨーロッパっていうのが一つ舞台の、なんていうの、モチーフの中心にあるんだけど、
音楽もだからそっから来るんだよね、なんかね。
茉莉 そうですね。そこに合わせようと。
あんまエレキギターとか、そういうギュイーンっていう感じではないやつが重ねられるっていう傾向はありますね。
でもこれもね、確かに不思議なところではあるんで、面白い。
これサントラのポイントですね。
茉莉 はい、こちら以上2つが小コンブの面白ポイントでした。
いや面白い。これはね、たぶんフリで見てる人も、ああそうかって今僕ですけど、ああそうかちゃんと見れてないなっていうのと、
その自分の中にあるお約束として受け入れちゃってる部分っていうのが、実はすごい面白いというかね、疑ってかかる。
さて、じゃあ僕のポイントですけど、これはだから、最初に何度も言ってるけど、
日本のファンタジーかな、日本人の考えるファンタジーのお約束みたいなものをすごいベースに作られてるなっていうのがあって、
そういう意味では若い人は小コンブさんみたいに逆に新鮮だったり、僕みたいな世代だと懐かしいというか、
ああこういうのあるよなみたいな感じで楽しめる作品なのかなっていう感じはあるんだよね。
そんな中で、結構なんか考えてやってるなと思ったのが、名前、その作中の名前が、これ基本ドイツ語じゃないですか。
そうですね。
ドイツ語ですよね。
はい、表記も。
全部ね、ドイツ語なんですよね。で、それ誰かきっと考察してるだろうと思って、ネットで見てみたら、
京都産業大学外国語学部の平塚徹先生が早々のフリーレのドイツ語っていうページを作ってくれてました。
めちゃめちゃタイムリーな。
総産大の平塚先生ありがとうございます。で、またこれ後で小コンブさんにもシェアしようと思うんですけど、
平塚先生はねフランス語が専門なんだけど、フランス語がご専門なんだけど、それに関連してドイツ語で調べてくれてて、
例えばフリーレンってどんな意味かなみたいな。フリーレンっていうのは、これは英語で言うとフリーズなんで、凍らせるっていうことですね、動詞ですよね。
フリーレンの師匠がフランメ。フランメはフレイムなんで炎。だから師匠が炎で、師が氷っていうね、そういうドイツ語的にはになってて、
もうちょっとね詳しくここにはフリーレンっていうのとフランメっていうのとフリーレンっていうのはラの方が明るく聞こえると、フランメ大きく見えると。
だからこれをどっちを師匠に当てるかといえばこれはフランメの方であるとかですね。
語学の専門家的なコメントもついて、いろいろ書いてくれてるんですけど、そういうところは平塚先生のところを皆さんに楽しんでもらうとして、
僕が思ったのは、えらいドイツ語にこだわってつけてるなっていうところが、世界観としては統一されてていいなっていうことを思ってました。
これなんかドイツ語っぽいなーみたいなのは塩昆布的にはこれ感じたりするんですか。
あ、感じましたね。私もその中学3年間ドイツにいましたので。
そうだよ、ドイツ派だよね。
はい、ドイツ語は結構敏感に気にするところあるんですけど、そのアイゼンとかハイターとかってアイの音じゃないですか。
なんか普通に表記するならAIとかIだけだったりとかするんですけど、ドイツ語の場合Iの音はEIで表現するので、
ハイターとかアイゼンとかどういう表記するんだろうと思って調べたときにドイツ語表記になってて、あとフリーレンもそのFREEのフリーではなくて、
FRIEのフリーなので、あそこもドイツ語っぽいなーっていうところで結構感じてましたね。
ヒンメルとかもそうですかね。
みんなそうですよね。ヒンメルは多分ヘブンなんで天国だと思うんですけどね。
ちょっと待って泣けてくる。やだー。
だからもう死んじゃってるから多分そういうニュアンスも込みでのヒンメルかなーとか。
結構ストレートな名前が、アイゼンって戦士でしょ。鉄だよねアイゼンって鉄ですよね。
ハイターはね、ほがらかなみたいなね。明るいみたいな。彼の性格を示してるというか。
意外とストレートにドイツ語の、あまり文字入るとかそういうんじゃなくて、
そのままついてるっていうところが、素直すぎるととるか、統一された世界観があるととるからですけど、
すごい普通にドイツ語だなーっていうのが印象的でした。
確かに。ドイツ人によくある名前を当てたとかではなくて。
そう、違うんだよ。だから多分人名としては不自然だと思う。
そうですよね。聞いたことがない。
フリーレンさんっていう人は多分いないと思うんだよ、ドイツで。これは動詞だし、凍らせますっていうことなんで、多分違うんだろうと思うんだけど、
日本におけるドイツ語っぽい。っぽい。
っぽいんだけど、ドイツ語そのものっていうのを、そのまま使ってるっていうところが面白い。
確かに、面白いですね。
全部多分調べていくと、全部ドイツ語が、ここにもあるんですけど、ほぼドイツ語で統一されているということで、
ドイツ語の勉強になるんじゃないですかね。
そうですね。
これでドイツ語覚えるんじゃない?
確かに。
フェルンはファーだから遠いってことですよね。
シュタルクも強い。
そうですね、シュタルクも強いということになるんですかね。
シュタルクは強いですね。スタークが英語なんで、強いですね。
とか意外とそのままだと。フェルンって遠くから魔法打つんですよね。
そうですね。
意外と何のひねりもないんですよ。
確かに。
でも逆にすごい世界観はドイツだなっていうのが印象に残って面白かったですよ。
面白いですね。
この辺は結構大事な感じもして、以前卒業した先輩がバイオレットエバーガーデンの研究をしてて、
このゼミごっこでも何度か1回ぐらいかな、バイオレットエバーガーデンの回撮ったんですけど、
その時に僕が、ボツになったんですけど、僕がダメ出しを10分ぐらいしてた時があって、
そこが作中のネーミングに語学的な統一感がないと。
ここはオランダ語、ここはフランス語とかね、ここは英語とか、
もうちょっと統一感はないのかみたいな話をしたんだけど、
いやごとみたいだなと思って、配信ではカットしたんですけど。
そうなんですね、同じ国籍の人間なのに?
うん、その世界の中に、ここの街は英語だけど、ここはドイツ語だったり、オランダ語だったりっていうのが、
日本人のカタカナとしてはいいのかもね、かっこいい名前が並んでるって思うかもしれないけど、
世界観として考えると、ちょっと適当すぎんかみたいな。
確かに。
で、なんかちょっと乗り切れないところがあったんだけど、フリーレンは素直すぎるけど、ドイツ語で統一されてるっていう。
そういう意味ではすごい。
なんかいいなって。だから世界観的にもドイツの方のね、ヨーロッパの北の方なのかなみたいな感じで受け取りましたけどね。
そうですね。
ただ、僕漫画も読んだんですけど、今11巻まで出てるんですけど、さっきのあれですよね、今度進撃の巨人やるよみたいな話してましたけど、
アニメの続きから読んだんですね。アニメでやってるところの先が気になって単行本買って読んだりしたんですけど、
漫画読んでると、あんまり世界観という意味では、なんか勇者一行がオムライス食べてたりとか、
オムライスは日本の料理じゃないのかなみたいな。
お風呂オムレツでしたっけ。
それは世界観どうだろうとか。
あと町着いたらお風呂屋さんがなんかこう、銭湯みたいなのあったりとか。
これは日本的な発想だよなと思ったんです。
意外と必ずしも作品の世界観が統一されてるわけではないんですけど、名前はいいなという感じがしました。
でね、調べたんですよ。で、さっきも言ったけど、これは名前としては不自然。
あ、そうなんだ。
最近の漫画って英語に翻訳して出すじゃん。
その時に名前どうしてんだろうと思って。
これドイツの人も読む可能性があるわけよ。
その時に、例えばフリーリンだって、フリーズだからね。
いやこれ、コールさん?コールさんっておかしくない?コーラセルさんっておかしくない?みたいな風になりうるから、
これもしかしたら英語で海外で出版される時には名前を差し替えてるんじゃないのかなって。
違う名前に?
って思って調べました。
Amazon.comで、英語版のフリーリン。
Beyond the Journey's Endって出てるんですけど、見て確認しましたところ、そのままでした。
そのままか。
アイゼンはアイゼンだし、ハイターはハイターだし、ヒンメルもヒンメルのままでしたね。
あ、そうなんだ。
なので、このまま押し通したみたいですね。
まあまあまあ、固有名刺みたいな感じの扱いにしてるんですかね、もう。
だから、ちょっとこれドイツ人に聞かないとわからんけど、受け入れてもらえるといいなと。
予感感じてないといいですけどね。
まあいいのかなみたいな感じで、それはちょっと、あとはいずれ確認してみたいと思いますけど。
はい。
というわけで、このまま海外にも出ていったようです。
あ、そうなんだ。このまま、このまま行ってらしたんですね。
はい、このまま行ってきたということで。
でもまあそこがすごく、世界観的には面白いなということで。
守ってますね。
はい、思いましたという話でした。
はい、エンディングで。
エンディングです。
エンディングなんですけど、もうね、1限も終わりますからね、これ。
はい。
2限の授業がありますんで。
はい。
というわけで、今日は2人でフリーレンについて思う丈を述べてきたんですけど。
はい。
どうですかね、しおこむさん、こう話してみて。
いやーもうなんか、そうそうのフリーレン、私の周りでは結構、いや周りもそんなに知ってる人いないんですよ。
あ、やっぱり?
はい。
マイナーなのかな。
そうなんですよね。
大々的にアニメ始めたくせにね。
そう、そうなんですよ。
でも、話が面白いとかそういう話はできるんですけど、冒険がとか勇者がなんか変じゃないとかそういう話はできないんですよ。
なるほど。
なので、こういった機会を設けていただいて、一緒にお話しできて、とても楽しかったです。
なるほど。
はい。
まあね、そもそも冒険ってなんだろうねみたいな話を友達とするシチュエーションはほぼない。
しないですよね。
ないです。ないと思います。
はい。
これ聞いてる方もフリーレン知ってる方も知らない方もそこ面白かったんじゃないですかね。
そうですね。
冒険者、冒険者ってなんだよみたいな。
そう、冒険者って何。きっと同じ感覚の方いらっしゃると思うんで。
だからちょっとあれじゃない、入り込めない人ももしかしたらいるかもね。
あると思います。私も多分最初はそんな感じだったかも。
だよね。エルフって何?感じしますよね。
あの、なんだろう、ドワーフとかもあれだよね、白雪姫の小人たちがドワーフなんだよね。
あれ、あれそうなんですか。
あれは英語的にはドワーフで。
めちゃめちゃちっちゃいですね。
あれは小人ですよね。
小人。
あれを小人と訳してきたわけだよね。
あー。
なんだけど、ファンタジーの世界ではドワーフというままカタカナで輸入したというか。
輸入してきて。
そういう感じで、あれが小人なんだけど、ドワーフなんだけど、ちょっとイメージ違いますよね。
そうですね。ちょっと、なよなよしてる感じしますけどね、あの小人は。
白雪姫はね。
うん、白雪姫の方は。
あれがみんな戦士だね、屈強な戦士が7人揃ってたら、白雪姫の人生も変わったかもね。
白雪姫の周りを囲って。
そうそう、囲って斧を持った戦士が。
斧を持ってやってるかもしれない。
囲ったらそりゃすごいだろうなっていう感じがするんだけど。
ね。エルフもね、あれだよ、ハリーポッターさ。
うん。
ハリーポッターわかるかな。
はい、わかります。
あの中に魔族、魔法族に使える、家の何?しもべの妖精みたいな。
あー。えっと、名前。
なんだっけ。
待って、あれなんだっけ。
ちょっと待って。
ドビー?
あ、ドビー、ドビー。
ドビーとか出てくるじゃないですか、何人か。
で、逆らえない、人間には逆らえないというか、使える人たちがいるけど、あれハウスエルフなんですよね、あれがエルフ。
確かに耳も変ですね。
でも美しいとか、ないじゃん、金髪でとか。
ないですね。
そういうのないでしょ。
ないですね。
だからちょっとイメージがだから、西洋的ななんか、エルフ、まあエルフってただの妖精なんですけど、ああいうエルフもあり得る。
けど日本でエルフと言ったらもう美人。
美人、博発、色二郎。
そうっていうのしか浮かばないし、フリーレンも基本それを踏まえてる。
持ってますね。
この続きは私の授業で。