1. 雑踏
  2. 読書テーマ「再読」
2023-04-21 41:46

読書テーマ「再読」

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話している人:コーノ、ポー

今回は、再読について話しています。本の再読はする派?人は何故再読するのか、どんな本が再び読まれやすいか、小説とそれ以外ではどういった傾向があるか、など。

今回話題に挙がった本

「ふしぎなキリスト教」
「ロシアの思考回路」
「世界史の中のパレスチナ問題」
「ライ麦畑でつかまえて」
太宰治
カート・ヴォネガット
カフカ
「カラマーゾフの兄弟」
「悪童日記」
「曖昧日記2」
「暇と退屈の倫理学」
「ノルウェイの森」
村上春樹
大江健三郎
「再読だけが創造的な読書術である」

#雑盗 #zattoh
再読の提案
[音楽]
「再読」っていうのをテーマに話そうっていうことを提案したんですけど
っていうのも3月16日に
「再読だけが創造的な読書術である」っていう本が出たそうです
で、まだ別に私は読めてないんですけど
なんかちょっとこのテーマで
「再読」っていうテーマは面白いかなと思って
ザック・バランに読んで話してみたいなと思ったんですよ
で、再読するかとかしたい本とか
どういう本を再読したかみたいな話で
ちょっと一つテーマでいけるかなと思ったんですけど
そもそも再読ってよくします?
再読する理由と好み
あーそうですね
僕は結構する方やと自分では思ってますけど
人のね、再読するかどうかなんて話初めてするから
自分がする方かしないかってのはよくわかんないですけど
そうですね、だからその…
よく村上春樹の本をよく読んでたら
村上春樹の本の主人公とか本人かどうかわかんないですけど
僕はいろんな本を読むよりも
一つの本を繰り返し読む方が好きで
みたいなことをよく言ってるんですよね
だからそこまでは行かへんけど
でもどっちかっていうと
同じ本を何回も繰り返し読むっていうことは少ないけど
でも手広くっていうよりは
同じように2回読んだりとかっていうのが多いかな
そうですね、私もやっぱり面白いものは何度も読みたいし
面白かったけどよくわからなかったっていう本は
何回か読みますね
小説だとやっぱりサリンジャとかカフカとか
好きなものは何回か読むし
大体そういう好きな本って
大学生の頃とかに読んだのが多いんですけど
そうなってくるとそれから10年以上経つし
5年から10年経つと
ちょっとやっぱり久しぶりに読みたいなっていうので
読みますね
面白いから読むっていうのもあるし
よくわからなかったから
もう一回読むっていうのもあるんですよね
キリスト教についての理解と興味
一応そういうものを持ってきたんですけど
これ私結構何回か読むんですけど
それたまたま
セールか何かで見かけて
そうですか
こんな分厚いやつなんですね
高段社現代新書の不思議なキリスト教っていうので
キリスト教に関する話を
橋爪大三郎さんと大澤本札さんが話してるやつなんですけど
これは小説じゃない
そうですね
キリスト教に関する話なんですけど
これ多分当時結構売れた新書なんですよ
2011年に売ってた本なんですけど
対談本なんで読みやすいんですよね
すごい読んでるとすごい分かった気になるんですよ
なるほどなるほどと思って面白いと思って
いろいろブックマークつけたりして
面白いんですけど
なんかこう時間経つと忘れちゃってないよう
内容を忘れるっていうか
キリスト教を理解した気になるんですけど
多少は
でもなんか全然覚えてないことが多くて
でまた読むんですよね
で読みやすいし面白いからまた読めたかなと思って
でもまた時間経つと忘れちゃってっていうので
多分私が悪いと思うんですけど
なんか理解ができなくて何度も読むかも
これは結構採読する本として
私はそんなに家にスペースがないから
本をあんまり置いてないんですけど
これは割とその置いてる本数少ない置いてる本の一つ
そのテーマ的な意味では
なんか理由というかあるんですか
キリスト教っていうんですか
はいその本であることの意味
そうですねやっぱり分かりやすい
そのキリスト教について
そんなに分かりたいみたいなのがあるんですか
まあそうですね
やっぱりキリスト教は分かりたいかな
なんですかね
例えばクリスタルじゃないじゃないですか
はいはい
日常生活でキリスト教のことを考えることって
まずそんなないじゃないですか
そうですね
その縁がないというか
普通に生活してて
クリスチャンじゃない人は
そんな教会にも行かないし
聖書を読んだりするわけでもないし
だからなんかこのチョイスというか
チョイスで言うとやっぱり
我々の世界のいろんな文化から政治から
やっぱりキリスト教ってすごい影響大きいじゃないですか
はい
だからやっぱりそういうキリスト教を
やっぱ知っておきたいなっていうのはそんな理解ですよ
趣味とか好きとかっていうよりはってかっこいいですか
どうかな
あとは本自体が読みやすいとか好きとかっていうのもあるんですかね
どうなんでしょうね
趣味じゃ趣味だし
世界のこともちょっと知りたい
取っ掛かりとしてキリスト教を選んだっていうのもあるし
キリスト教そのものも
なんか貼っときたいかなみたいな
なんとなくそういう曖昧な理由ですけど
仏教よりかはキリスト教の方が謎というか
遠いですからね
遠いから知りたい
他にも持ってたりするんですか
キリスト教関連の本とか
キリスト教関連の本は
キリスト教関連の本っていうのはないですけど
それは今手元にないっていう話で
それこそユダヤ人の話だと
夜と霧ってあるじゃないですか
あれはキリスト教っていうよりかは
牛別の話ですけど
でもああいうの読むとか
そういう意味ではそんなキリスト教を正面から読もうって思ったのは
この本ぐらいかもしれないですけど
やっぱり海外旅行とか行った時に
美術館とかも一応行って宗教画とかも見るし
まあ本当観光客的なスタンスですけど
キリスト教は常に興味深いテーマとして
私の中にはあるから
それでこの本を買って
面白いけどなんか忘れちゃうんで
再読という読書テーマについて
何度も何度も再読しても
なんか僕は割とそれに近いのが
僕はそんな繰り返しで読んでないんですけど
これも同じ新書なんですけど
世界史の中のパレスチナ問題っていう
同じ後段写の新書かな
現代新書
これは僕は何回か読みましたね
でも同じような感じで
読んだ時は理解できるけど
忘れてしまうというか
頭に入っては消えていく内容なんで
どうやったかなと思って
もう一回読んだりとか
3回ぐらい読んだのかな
これも一緒ぐらい分厚いので
でパレスチナ問題について
すごい定評があったんで
買って読んだっていうか
安いっていうのもあるんですけど
新書やから
それも後段写の新書です
そうですそうです
同じ現代新書で
これはすごい位置的には近いですね
内容も近い
似てはいないですけど
社会的なことっていうことで
難しいことで
社会的な問題についての再読
頭に入ってこないっていう意味では近いかなと
これはすごい評判良かったので
めっちゃなんかね
なんていう名前ですか?
世界史の中のパレスチナ問題っていう本で
中東紀紀の真相がよくわかる
だから何回か読んでるんですけど
どんな本やったって説明できないですよね
パレスチナ問題タイトルの通りなんですけど
ありますよねそういうのって
パレスチナ問題って
自分が興味を持って調べたりとか
行ったりとかしてて
なんでって聞かれたとしても
なかなか答えれないというか
パレスチナ問題ってなんなんて
多分聞かれてもちょっと
ぼんやりとしか言えないのを
一応なんかこれ読んだらわかるよみたいな感じで
言いやすい本かなと思いますよね
その世界史の中のっていうように
系譜がちゃんと載ってる
なんかすごい複雑な問題って言われるけど
それがどういう経緯でこうなったかみたいなのが
まとまっている本の中では
一番読みやすいかなっていうんで
そういう位置づけとして
宗教と科学についての再読
すごい近いなと思いましたね
それはもう対談本じゃなくて
一人の方が説明してるんですよね
はい普通の本ですね
だからあんまり読みやすくないですね
確かに採読全然関係ないですけど
キリスト教絡みで言うと
これも最近読んで
ロシアの思考回路ってやつなんですけど
これも最近のウクライナ問題の話を
書いてる本で
ロシア的なキリスト教の世界観みたいな
ところの話もあるんですよね
その辺も見て読んでる時は
なるほどって理解した気になるんですけど
時間が経つと結構中身が消えていってしまう
なんですかね定着しないんですよね
記憶に定着しないってよく言いますけど
英語とかでも
なんかあんまり内容が定着しないって
やっぱり心で理解してないんじゃないですかね
いや記憶してないよって思うんですけど
辞書みたいになるんですよ
辞書を引くみたいに手元に置いておきたい
みたいな感じ
あそこに何か書いてあったなぐらいの
それこそブックマークとかもしてるし
そういう感じで僕は
ブックマークなんかしてたか覚えてないですけど
そういう形でもう一回開けば
戻ってこれるみたいな
やっぱりさっきも言ったように
対談なんですごい読みやすいんですよね
であの片方が質問して
片方が答えてくれるっていうところで
その質問のアプローチも割と私が疑問に思っているところが
取り上げられたりするんで
これはいい本だと思います
これは再読する本としてちゃんと手元に置いてます
これ新書というか
そういう社会的な本の代表っていうよりは
再読の代表ですか
そうですね
全体的に
だから創設と小説以外って分けた時の
小説以外の代表って感じですか
ちなみに自分のこの
ここがこの本のいいとこみたいな
内容的な部分で
例えばここをよく読むとかあるんですか
これ全然再読最近してないんで
覚えてないんですけどね
すごいブックマークはいっぱいしてるけど
タイトルというか章ごとのタイトルとかで
よく自分が見てたとか
これがすごいこの本でされてるなと思った部分とか
確かにそういうところをもうちょっと話せればいいんですけど
覚えてる部分とか
奇跡と科学が矛盾しないみたいな話が面白かったかな
なんか科学今って結構曖昧な話ですけど
覚えてないんで
宗教と科学って今は割と離れてるけど
もともとは神学があって
そこから科学が生まれてくるっていうような形だと思うんですけど
だから執事は宗教から出てきてるのに
今は宗教と科学で割と別のもの
だったら二項対立ぐらいの大きな対極のものとしてあるけど
それが矛盾しないっていう話をしていて
なんでかっていうと
キリスト教とは神様が作った世界が完璧な世界だから
神様の作った世界を知りたいっていうので
理解したいがために
科学的な知恵が発達していったみたいな話
神様はこんな形で世界を作ったんだみたいな
重力の形とか速度のこととか
そういうふうに理解していって
こんなことを作った神様ってすごいみたいな
そういう形で科学で解き明かした世界が分かれば分かるほど
神様に対する信頼も増すっていう形が最初はあったけど
だんだんそれが切り離されていって
神様と奇跡についての話
神様とか宗教的なものは科学的ではないみたいな形で
科学と神様の位置関係が変わっていってしまったみたいな話が
確かここにも書いてあって
それは面白いと思いましたね
奇跡は?
奇跡っていうのは
それでそういう世界もあって
でも奇跡っていうのだけは説明がつかなくて
そういう説明がつかないものだけが奇跡というふうに
ミラクルですよね
そういうミラクルが起きるっていうので
さらに神様はすごいみたいな
そんな話だったと思います
その元々の神学から外れてないっていう
えっとそうかな
とにかく神様は完璧な緻密な世界を作っているし
それがその緻密であればあるほど
奇跡が起きた時の奇跡すごい感が際立つというか
神様は世界を緻密に作るけど
奇跡もその他方で起こしていて
その奇跡ってのは神様でしか起こせないみたいな
なんかそんな話だった気がします
すごい今この話
もしかしたらこの本に書いてないかもしれないけど
そんなようなことがあった気がします
そういうタイトルがあるから
そういう話はある程度してるんでしょうね
これいいと思いますよ
ぜひ読んでください
でもそのあれですね
だから分からないから繰り返し読むっていうパターンですよ
そうですね
覚えれないというか定着しないというか
特にそういう確実症とかは
そういうのはよくあるかなと思います
なんかその再読するかしないかは別として
読み終えてもこれもう一回読まないと分からない
みたいなのはよくあるじゃないですか
だからそういうやつは再読しやすいんかなと思います
そうですね手に取るモチベーションがちゃんとあるし
意外とほんまに2回目読んだら全然分かる時ってあるんで
映画とかでも2回目見たら全然意味分かるとかってよくある
1回見ても最初の衝撃だけで終わってしまって
2回目見たら内容がちゃんと理解できるとか
それに近いのはあるなと思って
分からない方が再読しやすいかなっていう
再読する本の例としてのラージギバタケ
何かあります他に?
何やろ
僕が一番よく再読した本は
たぶんサリンジャーのライム木畑ですけど
僕は全然違う文脈になってしまうんですけど
そうなってくると
その新書とかそういう学術書やったら
さっき言ったみたいな世界史の中の
あれ品問題とかは3回くらい読んだんかな
はあるし小説やったらサリンジャー
ライム木畑はまだ5回以上は読んでるかなっていう
ぐらいですね
たぶん18歳ぐらいの時に最初始めて読んだ本
今も40歳ですけどそれまでに
なんかほんま最初の方にやっぱり何回か繰り返し読んでて
でそっからはちょっと間空いて読んでるっていう感じなんで
僕今持ってないですよライム木畑って
今まで5回くらい買ってるんですけど
旅行とかしてたんで置いて帰ってきたりとか
あと普通に人にあげたりとかしたんで
今手元にないんですけど
なんかそういう形で買っては読んであげてとか
置いて帰ってとかしてなくなってるって感じなんで
間空くごとに読んでるっていう感じですね
なんかこう採読したくなるタイミングとかってあるんですか
例えばあれはクリスマスの話じゃないですか
はいはい
ちょっとクリスマスの話じゃないですか
クリスマスの内容じゃないじゃないですか普通に
クリスマスの話やけど
まあでも
そのなんかそういうキリスト教的なことは一切ないし
サンタクロース的な話も一切ないし
あんまりだから冬場の内容ではあるけど
なんか風邪引きそうとかそういうのあるけど
なんかあんまりだから季節は関係なく読んでるかな
あの僕はそうですね
なんかライム木畑は人が出てくる人が好きっていうのと
あとその舞台の街が好きっていうのがあるので
ニューヨークが好きってことですか
まあそうですねニューヨークって
まあその作中の舞台ですけど
だからなんかその旅行する感覚で読んでます
またここにもう一回帰ってきたいとか
なじみの宿みたいな感じ
旅先の
だから定期的に行くそういう場所って感じですね
頭を読む時は頭から読むんですか
頭から全部最後まで読むんです
こういうとこにいるこの人に会いたいっていうので
たまに読むっていう感じですね
何年か大きいとこに
でこの人こんなこと言ってたなとか
この人こういう人やったなっていうのを
もう一回思い出すぐらい
だからなんかそういうのは全然
なんかこう飲食店とかで好きな飲食店で
たまに行きたいとことかある人は
割とそういう本もあると思うんですけどね
感覚的には確かに近いものがあるかもしれないですね
小説はそんなんが
それもライムギバタケの場合は
作品全体をそういうふうに見てるってことですか
作品の中のキャラクターにそういう愛着を
まあだからその人物と街ですね
だからどのキャラクターとか
特にどの街のシーンがいいとかってのはありますか
でも全体を読むんで
全部です
だから部分的に読むこともあると思うんですけど
あんまりどっちかというと
通して読むことが多いから
まあ結構ほんまに全部通して好きっていう感じなんで
なんかこう自分の中で
この感覚を大事にしたいみたいなのがあって
作中で言われてることとか
ラージギバタケの作中における好きな要素について
あんまりこうはっきり
論理立てて言葉にできないんですけど
こういう感じを大事にしたいっていうのがあって
読んだらそこに戻ってこれるっていう
そういう場所ですねやっぱり僕の中では
なんか旅先に近いから
故郷じゃないけど
なんか自分の行きたい場所みたいな感じです
じゃあ確かにライムギバタケは
本の作品ではないけど
私も何回か3回は読んでる
結構思い出すために読むっていうのは
そういう意味では言葉では一緒なんですけど
感覚としては全然違いますけど
私は割とクリスマス近づくと
ちょっと読もうかなって思いますよ
なんか私は割と季節と
本は論的な感じがする
そうそうそう本当そうですよね
でも季節でっていうのは
そもそもあんまないんでやっぱり僕は
そのこないだのあれもそうです
海が聞こえる
そうですね夏になると読みたくなりますね
そういうのがある方なんでしょうね
そうですね
季節でっていうのはあんまりないんちゃうかな
暇づいてる季節に暇づいてるっていうのは
音楽はあるんですけどね
でも小説はないかな
季節感のあるあんま感じてないんでしょうね僕が
そうですね
なんかそのワンシーズンでっていうのは
ライムギバタケはそうですけど
実際自分が読んだ本は
そういうのじゃないことも多いから
季節を象徴するような本やったら
そうなるんでしょうけどね
でも2回読む本は多くても
翻訳が変わると読む:再読のきっかけとなるもの
3回目となると相当好きな本になりますよね
小説だと特に
そうですね
3回目って本当に少ない
2回目は全然あるけど3回ってないですね
ライムギバタケとか
僕は今パッと思い浮かんだのは
シンパンは3回くらい読んでますね
でもカフカのシンパンも
あんま覚えてないんですよ
話の筋を覚えてないから読むっていうか
あと版が変わって読むとかもね
そうですね
翻訳が変わると読むっていうのは
すごい採続のきっかけになりますね
好きやった本ほど翻訳が変わると
もう1回読むって言いますね
だからそれは同じ本って言っていいのか
わからんぐらいの
内容は一緒だけど結構変わってくるんで
趣旨とかテーマを変えて
最近また再読したいなって思ってるものありますか?
えーっとそうですね
繰り返しっていうよりは
思い出すっていうので
僕はいつかダザイをもう1回は見返さなきゃなって
ずっと思ってて
結構読んでるんですよね
高校ぐらいに読んでるんですよ
だからめっちゃ間空いてて
結構覚えてないし
だからちょっと今流行ってるんで
ダザイオさんも?
そうそう
えーそうなんですか?
ここ数年とか
でもそのやっぱ
マペオ氏が大きかったと思うんですけど
それはだいぶ前からあったけど
なんか最近は特集とかもありとされたりとか
あとなんか海外で読まれだしたらしくて
ダザイオさんの翻訳とかが
結構人気になってたりとか
昔はあんまりそれ言われなかったんですけどね
再読したい小説たち
ダザイオさんの
いい翻訳化されたのかちょっと分かんないんですけど
なんかちょっと流行ってる感じがあるし
よく目にするようになったんで
それでもう1回読みたいなっていうのが出てきましたね
特にどれっていうのはないんですけど
いっぱい本があるんで
でもなんか若い時には何回も読んだかなっていうのを
なおさら忘れてるから読みたくなってるのがありますね
結構だから読み直して
こんなのやったっけっていうのがあるんで
昔読んだやつは特に
そうですね
私は学生の時にボネガットって結構読みましたけど
それももう10年以上経ってるんで
読みたいなってずっと思ってるんですよね
一通り読みたいけど
まだ1回しか読んでないので
ああそうなんですね
なんかそれは何かあるんですか
その読み返したりとか
やっぱりすごいその時面白かったっていう
強烈な思い出があるので
最近なんかそんなにこう新しい何か読みたいっていうのが
そんなに多くないんですよね
だから今は昔読んだ本をもう一度読み返す方が
楽しめる気がして
こんなに新しいものに手が伸びてない
そうですね
そうですねやっぱちょっとそういう思い入れというか
昔のなんか記憶があるやつほど
もう一回読み返したいってなりますね
ちなみに読み返してるやつで
小説やったら何があるんですかね
カフカは全部2回は読んでますし
サリンジャーも最近は
去年特によく読みましたね
何ストーリーと他の新著から出てるやつとかも
長いのだと
ドステフスキン私カラマー族は2回読みました
ああそう
でも他のは1回しか読んでないんで
私はもう再読したいですね
僕も罪と罰は何回か読みましたね
カラマー族は多分1回しか読んでない
でも大神文館が1回目読んだ時に分からなくて
もう一回読み直して
この話かっていうのがすごい腑に落ちたっていうのがありましたね
大神文館ってキリスト教を否定する話じゃないですか
キリストは否定しないけど
キリスト教は間違ってるみたいな
そういう話じゃないですか
それが最初はただの過去に戻る話
どういうのかちょっとはっきり覚えてないですけど
キリスト教関連の本について
キリストっぽいのが出てきて嘘やって言うみたいな
お前は求められてないって
キリスト教組織してる人たちが
もうキリストは戻ってこなくていいみたいな話ですよね
だからこれ何の話かなと思って最初読んでたけど
2回目読んだ時にこれやばいなって
この時代にこれ大丈夫だったのかなとか
そういう感じで読んで
大神文館すごいなってその時になりましたね
その近辺で別のキリスト教関連の本を読んでて
僕よく名前あげるんですけど
破綻した神キリストっていう本があって
もともと牧師をやってた人が
キリスト教から抜けてその本を書いたんですけど
その中で大神文館の話とかも出てくるんですよ
そこがちょっと繋がって理解が深まったみたいなのがありました
ちょっといろいろ他の本を読んで再読すると
またちょっと理解が強くなるって感じですね
同じ論調の話が別の本にも出てきて保管されたっていう
キリスト教否定みたいなやつが
でもねキリスト教ってそういうのを繰り返してるし
プロテスタント自体がそういう発祥ですからね
教会否定みたいな
あとあれですよ悪造日記三部作も2回読みました
あれはやっぱりまた多分読むと思うよ
正直
なんかそれもあるんですかねポイントというか
あれは特に三部作の1と2が特に好きなんですけど
1はやっぱり語り口が斬新だったらですねあれは
本の再読について
一朝であれは本当に文体がすごいとしか言いようがないですけど
で2巻第2部の2人の証拠は
私は結構あれは読むと2回とも泣いてしまったんですけど
なんかすごい本当に悲しい話というか
本当に来るものがあるのであれは好きなんですよね
男の子と片割れが一緒に暮らすじゃないですか
あのシーンとかもすごい目頭がつかない
そういう意味で言うとそういうのはなかなか2回目きついですね
あの分かってるから余計手を出しにくいっていうのはあるかな
なんか来るやつとか
再読はこれすごい好きでよかったけど
もう一回読むのつらいっていうのは結構あるかな
なんかそれで読むっていうのもあるし
読めへんっていうのもありますね
さっき言ったそのあの盗作の森とかちょっと読むのしんどいですね
なるほど
私コーナーさんよりかはそういう読めないってなることは大切強い気がします
繰り返しとか再読とかしたい本は
気持ちが寄り添いやすいやつとかが多いかなと思う
傾向としては感動するものっていうよりは
あとはそのもう一回理解したいものとかになってきますね
なんか自分の調整のために読むみたいなのが再読する意味としてあるかな自分の中で
逆に読みにくいのが持っていかれてしまうやつはちょっとしんどいのと
あと軽すぎるやつはあまり読み返さないですね
そうですね
わかりますね
その傾向あるかなどっちか
その読むものと読まないもの
2回目読むものと読まないもの
そうですね
まあ読みやすいし
読みやすいだけだったらもう読み返さないかな
うん別の読めばいいかなって感じで
なんかもし自分なりの傾向とか
再読したものしなかったものから割り出される
したいものしなくていいものみたいな
今話しててちょっと明らかになったというか
特定の本の読み返しについて
やっぱり読みまずはよくわからなかったけど
何か面白かったっていう
なんかこう漠然とした印象が強いものは絶対読み返すし
わかんないけどなんかすごかったみたいなのは読み返しますよね
やっぱり小説だったら心が震えたものは
時間が経ってもう一度読みたくない
見やすさはあんまり
小説の場合は読みやすい読みやすくないはあんまり関係ないかな
見にくくても読みやすくても感動したり
心が震えると読むし
別にそれは悲しい物語でも読む
僕はシロは読み返してないんですよ
あ~はい
あれはちょっと面倒くさいっていうのがすごいあって
シロはめっちゃ好きですよ
でも面倒くさいじゃないですか
まあまあ
分厚いし、すずまへんし
まあね
なんか1回目読んでる時も結構僕はしんどかった
カフカは割とそういう傾向があるんで
読み返してるけど
なんかもうほんまに2回ぐらい
ネッシロはちょっと長いから2回目も読んでないっていうのは
特に分厚いですからねあれは
そうですね
だからそういう意味でやっぱ読みやすさは僕はあるかなと思って
私は結構あそこに出てくる2人組が好きなんで
ちょっと読んじゃいますね
あとは日記系は全然読み返さないですね
あ~日記系を読み返します
私はファサンの曖昧日記ツアー読み終えましたけど
あ~そうですか
何回か読んでますよ
あ~そうですか
パッと開いて
僕はどっちかというと日記系はもう読み捨て方
読み捨ての方ですね
だから
内容がほんまにどうでもよすぎて
読んでしまうっていうのがある分
もう1回読もうってならない
すごい時間が空いたら読めるかもしれんけど
村上範樹のエッセイとかでも
知ってる話読んだ時にすごい損した気分になる
なんかこれ前読んだよみたいなのが思うと
ちょっとなんかすごい
どうでもいい話をもう1回読もうって
すごい損した気分になるんで
すごい間を空けて
忘れてから読みたいですね
なんなんでしょうねあの漢字は
僕はそういうのはあるんですか
日記に関しては
読書テーマ「再読」
覚えてたらちょっとがっかりする
あんま気にならないですよね
そうですね
本当に頭も疲れてて
特に何もしたくない時に
なんか手が伸びるような感じかな
そんな時にそんなに勢いを読まなくてもいいんですけど
なんかこう僕の感覚としては
やっぱりこう1回聞いたら
じゃあもう1回聞く感覚に近いんで
あーそうですね
僕あんまり繰り返しと同じなんですけど
でも確かに感覚としてはそれに近い
それが平気か苦手かっていう違いかなと思います
これも割と2、3回読みました
3回分とかだったかな
「暇と退屈の理学」ってこれ
文庫一郎の本ですけど
読んだことあります?
ないです
内容は知らないですけど
タイトルは知ってますけど
タイトルは有名ですよねこれ
これもね分かった気になるけど
これはあのだいたい頭から読むと
最後の方で疲れてて
理解できなくなってくるんですよ
難しいんですか?
難しい…なんていうと
いやそんな難しくないですよ
やっぱり売れてるだけあって
ちゃんと頑張って読めば理解できる
書き方をしてくれてるんで
何回ではないんですけど
単純にこれをずっと通して読むと
だんだん疲れてくる
この「不禄」
最後に不禄ってのがついてるんですよね
「傷と運命」っていう章なんですけど
この辺に来るとクタクタになっちゃって
だいたいこの辺でもう頭が…
でも一遍に読むわけじゃないでしょ?
いや一遍に読みますよ
一遍って言うか一気読みするわけじゃないでしょ?
別に一日とかで読むわけじゃないですけど
読書マラソン
なんとなくこう…
うんざりしてくるってことですか?
体力では確かにないんですけど
なんでしょうね
なんか疲れてくるんですよずっと読んでると
やっぱりでも読みやすいと言っても
ちゃんと哲学者の人が書いた本だから
それなりに負荷はかかるし
っていうのはまあ面白いかな
いやそういう…そうですね
僕ハードルを感じるとやっぱり
採読はすごいハードルを感じてる
だから文体とかにしても内容とかにしても
ハードルを感じるとしにくくなるんですけど
もう一回読みたいなって思いつつ
なかなか手が出ないってなってくるんで
やっぱりすんなり読めた方が
採読はしやすいかなと思って
だからあんま分厚いのに
手が出にくいですね
そうなってくると
時間もかかるし
読みたい本もいろいろあるから
僕だからノルウェーの森も
めっちゃ何回も読んでたんで
あれはすごい分厚いけどすぐ読めるから
そうですね、読みやすいですね
上下巻って
あれも5回以上は多分読んでますね
すごい、私は1回しか読めない
私村上春樹の短編読み返したくて
何でしたっけ
海外で出た短編集を
日本に逆輸入したような
分厚いのがあるんですけど
それを読みたいですね
それを読めば面白いやつは
大体そこに揃ってるんで
あれはまたちょっと読みたいなと
そうですね、短編好きですもんね
地下鉄の短編の方が好きです
短編は…
村上春樹の短編って
あんま覚えてないですからね
しかもここの読書会でも
採読も何回か挟むと
読書会と採読
個人的にはいいなと思ってて
採読する時はやっぱり
読んだ自分の昔の記憶と
今読んだ自分と
河野さんの経験を聞けて
普通に一人で読むよりかは
採読を楽しめる気がするんですよ
また以前読んだ本でやりたいなと思って
そうですね
キルプの分断とかやってますもんね
キルプの分断はやっぱり面白かったです
私もその時は
海が聞こえるのも好きだったし
そうですね、それも採読ですね
でも100年の子どももそうですから
そうですね、結構採読でやってますね
そうですね
僕は割と初めてのばっかり
何かあります?採読したの
でもソラリスは2回目じゃないですか?
そうですね
ソラリスはだいぶ空いてるけど
あとあれもじゃないですか?
違うか
ロンググッドバイのチャンドラの
読んだじゃないですか?
あれは初めてですね
プレイバックは初めてですね
まあ、どっちも採読っていうのが
あんまないから
読んできたのがかぶってないところもあるんで
確かにどっちも2人とも
かぶってるやつは全然あるんですけど
サリンダーとかカフカとか
あまりにも何度も読んでるのは
ちょっと思い入れもあって
なかなか話すのが難しそうな気もする
すでに喋ってることも結構ある
そうですね
僕はなんか意見が固まってるというか
同じことをすでに書いてるし
喋ってるしみたいな感じにはなりますけど
だから久しぶりに読めるやつとかやったら
全然また違うんでしょうけど
そういうのも全然
読んだことあるやつでも全然いいと思いますし
大池治郎もすごい採読する人なんですよ
だからあの人も
あの人って漢字の横に
カタカナで書き方好きなんですよ
採読って書いてリリードとか
ルビーを振るんですよ
で、登場人物の鳥っていうやつも
バードっていうルビーを振る人で
なんかその辺のなんかこう
なんかこだわりなのかわかんないですけど
なんかちょっと変わった書き方する人で
よくリリードっていうのは
すごいいいことだみたいなことを書いてある
英語で書くってことですか?
採読って書いて横にリリードってつけて
採読をよくするみたいなことを書いてます
あの人は多分自分で
幻想でよく読む人だから
何度も何度もこう読まないと
わからないっていうのもあって
何度も読むんでしょうけど
あーそうですね
幻想はね、幻想はそうでしょうね
1回読んでも
読んだ気にならないですかねやっぱり
そうですね
あのよっぽどその言語に長けてないと
だからそういう僕はだからその今まで
あのライム木畑は何回も読んでたんですけど
はい
本のデザインにこだわる
幻想を1回買おうと思ってて
ライム木畑なんですか?
そうですね
で、まだ全然買ってないですけど
その、いつやったかな
前?前?話した気がするんですけど
村上春樹のエッセイで
フィッツジェラルドの
グレートギョッツビーの原書を
何回も読んでたけど
その初版のリバイバルが出て
同じ想定のやつが出て
それを起源に買ったとか出て
それは売らずに大事にしてるコピー
想定が初版と同じデザイン
村上春樹はそれが大事にされてるみたいなんで
ライム木畑も初版と同じデザインのやつが
再販されてて
もちろん英語ですけど
ハードカバーでっていうのが
3000円とかそれぐらいあるんですよ
だから買うんやったらそれかなと思って
あのミリーゴーランドの馬の表紙のやつでしたっけ?
赤いやつ
僕はずっとそれをAmazonの欲しいものリストに入れて
いつか買おうかなってずっと思ってるままですね
多分輸入なのかな
あ、そうですね馬のやつですね
これこれですね
これもなんかペーパーバッグとかもあるんですけど
ハードカバーが4000円ぐらいとかで売ってます
ネットで調べたりとかしたら
割とペーパーバッグばかり出てくるんですけど
でもこれがオリジナルのデザインらしくて
いっぱいいろんなデザイン変わってるんですけど
それのイメージやハードカバー
それを買ったら一回ちゃんと英語のまま読むかなとか
全然採読関係ない話ですけど
サリンジャーといえば最近見た映画で
マイニューヨークダイアリーってのを見たんですけど
見たんですか?映画館ですか?
いやこれはAmazonなんかで
何かしらの配信系で見たんですけど
これサリンジャーのエージェントの話ですかね
そうですね
僕は見てないですけど知ってますね
今アマプラで見れます
内容というか
内容は正直そんなに
そんなに
見なくていいやつですか?
私はお勧めしないです
よっぽどサリンジャーが好きで
サリンジャー絡みの映画
ちょっとでも関連するものだったら
何でも見たいっていう人はいいと思います
サリンジャー絡みの映画は結構ハズレが多いんで
なんか見てましたよね
見てましたね若い時のやつ
反逆のなんちゃらかなんちゃらみたいな
それは僕映画館で見たんですけど
別に見なくてよかったかなっていうか
そういうのはやっぱり
ちょっとファンムービーみたいなところがあるんで
好きやったら一応見を通しておくぐらいの
感じになってしまうんかな
ライム畑の反逆実験
一人ぼっちのサリンジャー
そもそも今回の話のきっかけになった
この採読だけが創造的な読書であるっていうのが
摘読こそが完全な読書術
どんな本かはまだわかってないんですけど
説明とかあるでしょ
全然中身書いてないですね
本を繰り返し読書ざるし推薦
読書ざるって言う方って
結構最近本出してる方で聞きますよね
読書ざるし推薦本を繰り返し開くことは
自分自身と向き合うことである
基地と未知のネットワークを創造的に発展させ
自分ならではの時間を生きる読書論
この人の「摘読こそが完全な読書術」
って読んだことあるんですよ
同じ人ですか
同じ人ですね
内容はあんまり今読んでないんですけど
あんまり全然でもあれです
書のタイトルとか書いてないですね
そうですね
なんで出たばっかりとは関係してるんですか
出版元のチクマの方でも
目次も何も書いてないです
摘読のやつは僕も読みましたよ
ここに持ってきてもらったので
そうでした
覚えてます?
大体覚えてますけど
なんかまぁあれですよね
脳を拡張するみたいなそういう話でしたね
そうでしたっけ
そうそうです
本棚自体が自分の知識になるって言って
だから読んでなくても置いてあることに意味がある
目の端に常にあるのが大事みたいな
だからいつでも取り出せるっていうことが
本棚自体が自分の脳みその延長にあるから
確かに
だから読まなくても
それはあることに意味があるっていう
ような内容だと思いますよ
チャンネル登録よろしくお願いします!
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41:46

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