1. IN OUR LIFE
  2. 55:2020 BOOK RANKING(2020年..
2020-12-29 2:48:25

55:2020 BOOK RANKING(2020年読書会)

今回は @Tacbonaldと2020年に読んだ本の話をしました。
Show notes

番組への感想/意見/質問はこちらまで
Message

00:05
IN OUR LIFEは、Yamada Keisukeによるポットキャストです。
毎回ゲストを迎えて、cultureにまつわるエピクスについて、話しています。
レッツチューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン、チューン
じゃあ、やりますか。
はい。
10、これ前、10位から6位までやって、
うん。
あと1から5まで交互みたいな感じだったんだ。
で交互みたいな感じだったんで それでいこうと思います
ちょまど ちょうど今日聞いてん
もう一回 めっちゃ予習してん
ちょまど ちょっと前どんな程度 喋ってたかなって
なるほど
ちょまど なんか個人的にあんま喋れんかった
記憶があったんやけど
めちゃくちゃ喋ったよ
ちょまど そう 今聞くとしっかり 喋ってたから やべっ これやばい
と思って ちゃんと考えました
ありがとうございます
いやいや 今年はね たぶんあなたもやろうけど 豊作やね 正直
めちゃくちゃ悩んだな
いや めちゃくちゃ悩んだ いい贅沢な悩みやったよ
なんか選ぶんが
だいたい毎年 選ぶやろうなって 思ってるの入れないっていうのも
やってるんですけど
ちょっと軽く話したやつとかは
だけど それで落としたとしても 残ってるもので選ぶんが結構大変
やったなって感じは
分かる分かる
した
本当に10位とか言ってるけど M1みたいな感じ 選び抜かれた中での
10位だぞって
5000組の中
そうそう 自信持っていいんだぞって 言ってやりたい 捨てではないっていう
感じやな
確かに それは間違いないっすね
うん 間違いない
そういう感じで 今日は本の話を したいと思いますが いきなりもう
行きます
別に全然何でもいい
格闘技はどうなるかなっていう ところぐらいですかね 本当 年末
といえば
そうやね
タクボといえば
めちゃくちゃ楽しみやけどね ほんまに
今回はね イラン追加カードとか 組まれてましたけど ゴミ対孔子
とか
そうね あと柴田とかYouTuberの
それは別にお笑い担当やから 別にいいんですけど リアル路線
03:06
で嫌やったのが孔子とゴミとか でしたけど
ゴミが一番きつかった
半分っていうかガチやからさ 余計しんどいやん
それは置いといたとしても とりあえずあれっすね 決勝というか
朝倉海大堀口か
いやこれはマジで 煽り見た煽りというか コンフェッション
ですか
見ましたよ
あれ最高の時だった シャープ6位の
気合いの入り方ちゃうな
いやもうあれ上がるやん あれみんな見るべきよ 試合前に
そうね もう一個出てて
出てたね
あれは朝倉みくる対ドミネーダー なんとかの 飲卒対飲卒のっていう
キャッチコピーがちょっと笑って しまいました
試員組みやね
試員組み
大学院と少年院もいずれも院と 呼び あれすごい上手やった
あれ院踏んでることになるんですか
院じゃないから ただ同意義語かあれ
違うと思いますけど
まあでも正直他の試合は身を取り するけどね
あと平本連っていうのもめっちゃ 押そうとしてる感じですね今
元慶和の
元慶和の試合何試合か見たんすけど めっちゃ強いな
強いしかもまあ自分の見せ方を 朝倉同様分かってる感じの格闘家
スターなりそうですね
そうやな まああの試合もテレビでは放送
されへんかもしれんけど
タトゥー入りまくりか
うんタトゥー 裏はメインやから完全に
すごいよ一試合もしないのにここ までかき乱してくるんだ
まだMMAやってないよ大人とんでもない 何をみんな覚えてるのって感じ
いやどうなるのっていう
うん
でもなんかそのストライカー活躍 しがちな昨今なんで
まあ活躍しそう勝つんかなと思 ってるんですけどねさすがに
これで勝てんかったらやばいでしょ 来年
しかも相手も全くその中つけて 絶対勝つぞみたいな渋いやつじゃ
なくてもう絶対バチバチで殴り 合うぞみたいな
そうそう
大阪のやつやから間違いなく決まる と思うけどね勝敗は楽しみやがる
っていうとこですかね
うん今日はその回ですかね
今日は
一試合一試合
違いますね
交差していく
今日は本の話ですので毎年年末 売ってるお互い10冊ピックアップ
06:01
したやつについてひたすら話す だけっていうめちゃくちゃストイック
企画です
誰か聞いてね読んだ本とかあれば 共感できたら嬉しいなって感じ
だね
そうですねもしくは別に読んでなくて もそれをこれをきっかけにね読ん
でもらって
うんみたいな
っていうのはまあいい気がします けど一応ルールというかその今年
出た本人限ってなくて今年読んだ っていうところに縛りは用意してる
んでそこだけですね最初にディスク レーマーというかしておきます
けど
今年のちゃうやん
そうそうそういうやからみたいな
おるか誰やね
あとそうですねあと今年特別ルール がもう一個あってエピソード46
で話したe-unliの理由のない場所 っていう本があるんですけどこれ
も伝道入りっていうことで除外 してます
いやこれ数日前に言ってくれた やんで俺すでにランキングなんとなく
決めてて1位してたんよぶっちゃけ ただまあそれが除外ってことで2位
か繰上げになって県外から10位 を選ぶということを今日やって
てんけどそれがねめっちゃ大変 やった
逆に10位選ぶむずいみたいな
10位がそうなんか5個ぐらいあって 10位がそれに結構時間がかかって
るんじゃない
確かに
うんまあでもちゃんと選びました んで
という感じで
はい
まあいつもめちゃくちゃ時間かか るんでもうちょっとやってとりあえず
もうスタートする感じでいいですか ね
お願いします
はいでとりあえず6位までは一気に 言ってざっくり語る感じかな
そうやね
はい
じゃあどうしようかなどっちから 俺から行くかじゃあ
えいやえあと緊張するな大丈夫
どっちでも一緒そんな違う
いやいやじゃあすいませんがよろしく お願いします
あいいっすか
はい
作者の名前メモの忘れてたな
ああいいよ別に
はいあんじゃまあいいやとりあえず 行くかじゃあ行きますね6位まで
はい
10位イルカも泳ぐワイカノワイコ 9位砂の女アベノコウモアベコウモ
09:01
8位ある人生えっとこれが名前なん だかなこの人は
ある人生ってあるが漢字のやつか
うん普通のひらがなロベルトゼータ ラ7位燃え上がる緑の木大井健三
ブロウ6位定地純パラヒン っていう
なんか新旧入り混じるというか
やばいでしょ情緒不安定感半端 何があったそれぞれって感じ大井
健三ブロウ
やばいでしょ
いやなかなか興味深いランキング 俺もうなんか来るとこまで来た
なって感じが
やっぱ立てに長い間本読んでない なって思い始めた
ほんまやな
広報とかもすごいね
うんまず全体的に傾向として結構 やっぱ新しいのも読んでんねん
けど古い本というか読んだことない 作家を読むという作業結構作業
って言い方あるやけどしててなお かつベタな人安倍広報とかそう
やしうまく入れなかったけど村上 遥も今年初めて4冊5冊ぐらい読んだ
かな
あららら
っていうこともあってそれも相ま って結構読んだ合計何冊読んだ
かなえっとね今年読んだの83
おーすげー
読んでるんで
いいね
そういうのもあって新旧入り乱 れる感じになってましたその自分
の中で今年本読むって決めてて その本読む中ではやっぱりなんて
いうかオールドスクールなもの もちょっと入れながら読んでいき
たいっていう目標があったんで それも達成しつつでやっぱりオールド
スクールはオールドスクールの 圧倒的な強度みたいなのがあるん
ですねっていうまた今年の雑貫 で10位がもういきますね
はい
これはまっそっていう芸人コンビ のカノっていうツッコミかなの
この人が出したエッセイなんですけど いわゆる芸人エッセイっていう
ジャンルがあるじゃないですか いろんな芸人が多分エッセイ出して
てそれこそ原一のいわゆるエッセイ 今年読んだし結構いろいろ読んで
るんすけどその中でもちょっと 芸人エッセイっていうその芸人
12:00
っていう部分なくても普通にシンプル にエッセイとしての精度がめっちゃ
高いエッセイあったんでこれ入れ ました俺が今まで読んできた芸人
が書いた中では一番クオリティ は高いと思う
すごいね
というのもなんていうかなやっぱり そのツッコミやってるAマスター
好きかどうかちょっとすごい好き から別れると思うんすよややシュール
っていうかセンスボケみたいな のがめっちゃ多いし要するにそういう
コントとか漫題してるんでめちゃ くちゃ言葉に対して敏感なんですよ
そのワンフレーズとかそういう ものに対してそこをもうめちゃ
くちゃ丁寧に解きほぐしていって でそれをちゃんと説明できるなんて
いうか文章力をめちゃ持ってて これはもうエッセイイストとして
なんていうか必要な要素すべて 兼ね備えている芸人新たに現る
みたいな感じでしたねであと帯 が大体なんていうかコメントしてる
帯の人が岸本幸子と浅井涼なんですよ なんかこれがもう渋いじゃない
ですか岸本幸子っていうのは翻訳 家でいろいろ海外文学のクラシック
をいくたも翻訳してきた人ですけど それとなんていうかメタの権限
の浅井涼みたいなその2人からの コメントもらってる芸人のエッセイ
っていうのはちょっと芸人っていう 肩書けなくてもすごい面白いエッセイ
だったのというのが順位ですね 面白さいね
これはねフリースタイルバトル 好きじゃないですか
好きです
そういうなんていうかインとは ないんですけど当然
そうやろな
なんていうか漫才とかも好きじゃない ですかそういうときにいるかも
泳ぐわいっていうのがあるお笑い コンビのツッコミというかツッコミ
ワードなんですけどなんていうか ここに彼女は漫才の色気を感じる
と言ってるんですよねこのいる かも泳ぐわいっていうフレーズ
に対してそれはなんでそう色気 を感じるか実際読んで確かめて
ほしいんですけどその感覚なんか 今のお笑いの中ではないなっていう
かめちゃくちゃその余白のない ボケ詰め込みまくりで何ボケできる
かみたいなIM-1とかもそうですけど そういう余白があんまり作らない
ような漫才中でこういうなんていう かなすごい繊細な感覚漫才における
15:02
繊細な感覚みたいなのが知れて すごい勉強になったという順位
ですね
そうなんかこれ言葉のエッセイ っぽいねだいたい自伝的エッセイ
みたいなのが芸人って多いけど そうではない
面白トークとかではないってこと それもあんねんけどそれも角度
が全然違うっていうかその角度 みたいなのが結構多いっていう
順位ですね
なるほど
はいで9位阿部工房の砂の女
すごいね
これめっちゃやばいですね
国語の教科書やな
そうそうそう壁じゃないですかベタ で阿部工房って今新潮文庫でいろいろ
その再販されてるんですけど再販 ってだいたいなんかめっちゃダサい
ジャケットじゃないですか
再販そうやね
なんか変なキャンペーンとか
コラボしてたりとかするよね
映画やったら映画やってたタレント 表紙にしたりとか
あとあれやね俺が覚えてるのは ダザエオさんとヒカルノゴの作者
のコラボみたいな
そうそうアニメ化したジャケット
もう秒で表紙捨てたよくあるね
とは別でめっちゃなんかソリッド なジャイケテル表紙で背表紙全部
銀みたいな
へー
物としてなんか結構カッチョイ っつよで古本屋で結構今阿部工房
が買い集めててそういうの見たら 買うみたいなで尽力してるんですけど
それで順番に読んでった中で今年 3、4冊読んだ中で一番ぶっちぎり
面白かったがこのクスナの女でしたね
面白いって感覚をちょっと教えて 欲しいんですけどね
これはなんかそう他のはもう読んで てしんどいのも何冊買ったけど
いやイメージ
そうそうそうそうこれはもっと ストレートのなんていうかエンタメ
かつ社会批評文学みたいなことに びっくりした
うーん
こんなんあるんやみたいなめっちゃ 嫌なこと言うねんほんでこいつ
単純な話としては先生が主人公 でその先生は昆虫採取が趣味
なんですよで珍しい虫を見つけて 自分の名前の付けれるやんあれ
確か新しいミス
あー
でそれで砂漠砂丘みたいなとこ 行ったらその砂漠に取り込まれて
帰れなくなるみたいなで何とか 帰ろうとするけどてんてんてん
みたいな感じなんですよね
18:01
癖あるなあなかなか
そうでなんかそのなんていうかな アリ地獄っていうメタファーは
よくあるじゃないですかじゃなくて 純粋に砂のアリ地獄の話みたいな
延々書いてるとか
メタファーって
じゃなくて
そのものの話
そう砂場で逃げれないみたいな
とか話の内の角度とかもちょっと 異常でなんていうかなすごい冷めてん
すよねやっぱこのサメ方が今の サメっていうか今のツッコミカルチャー
とはすごいマッチするんじゃない かなっていう気がしたなあっていう
でなんかそのとっつき抜きイメージ あるけど十分面白いエンタメとして
も楽しい
だから
エンタメ
ダメなんですよその閉じ込められた からそうみたいなことや君の好きな
こと
僕の好きな
そうそう
7まで出てるの知らんけど
そう
そうだからそうみたいな感じニュアンス っていうとねその脱出脱出エンタメ
ゲームみたいな
そのイメージあんまなかったなあ
そうないや
なんかその哲学とかそっち
でもその要素もある
エンタメっていうのはちょっと意外 いいですね
うんけどかなりエンタメ要素強め 中でも
で次がある人生これがねこれ新潮 クレストブックスの安定のやつで
これはたまたま古本屋でこれも たまいや前から買おうと思ったけど
古本屋で出会ってどっかあって 軽い気持ち読んだらめっちゃ良かった
っていうタイプ全然知らないサッカー でしたねもともとローベルト
ローベルトゼータラー
何人そもそもこれ
オーストリアか
オーストリア
いや違うかも
えーとね舞台はオーストリアなんですよ
けどこの人が
そうやねオーストリア
そう舞台はオーストリアなんですけど
オーストリアの作家でしたすいません
えーとベルリンに住んでます
ヨーロッパの
ヨーロッパ系ですね
21:01
ナガタル賞を受賞してる
でこれ思いっきりそのあれです
ストーナーってあったじゃないですか
大変懐かしいね
あれめっちゃ二人とも好きじゃないですか
ストーナーのもっとこうストーナーは割と
終盤エンタメ要素がかなりあったじゃないですか
あれシンプルな話ですけど
男の一人の人生を描いてると思ったら
最後エンタメだった
でこれはもう逆にソリッドに
一人の男の人生をただただ描いてるだけっていう
このね祝祝感がすごいんですよねやっぱね
祝祝感ってなかなかこうともすればつまらんけどね
って思うねんけどやっぱり自分が
オーストリアの山岳に住んでて
自分が全く知らん世界のその21世紀以前
インターネット以前のほんまになんかもう
何1900年代とかそんぐらいの話なんですよ
だからもう
そうなんや時代がちょっと古い
そうめっちゃ昔の話なんでひたすらなんか山の話してんすよ
おもろいぞ
山綺麗やなみたいな
で俺がもうめっちゃ好きな文章
引用したところめっちゃ好きなところなんですよ
ちょっと読むんすけど今から
雪解けが始まる頃小屋の前の朝露に濡れた野原を洗き
あちこちに転在する平らな岩の上に寝転んで
背中に石の冷たさを顔にはその年最初の温かな陽光を感じるとき
エッカは人文自分の人生は大体において決して悪くなかったと感じるのであった
なんかその樽を知るって言う言葉あんまり俺は好きじゃないんですけど
まあなんかいわゆるその人生その派手なことなくても
一瞬一瞬結構かけがえがないのではという提案が結構
瞬間瞬間でかなり美しい文章で書いてあるんで
でしかもその何ていうかその盛り上がりかけると言われればまあそれまでなんですけど
僕は日記好きなんでそれに近いというか
やっぱりそのどこまでも個人の物語とか
一人の話が実は一番面白いのではという
それのフィクションバージョンみたいな感じかな
それはすごく共感ですね
そうですありがとうございます
いやただ結構身長暮らすとそうは言っても長いから結構眠くなるパターンかなとちょっと思った
24:02
これ薄いんですよ
あそうなんだ
身長の中では薄いし安い
1,400円
確かに
1,500円ぐらいじゃないかな確か
まあ2,000円はいってないね
いってないですよ薄くて
珍しい
結構作読みできる感じの
ほんま
なんで身長デビューしたい人とかまずStoner呼んだ人は間違いなくブチ刺さるはず
Stoner面白いと思ったら大丈夫
Stoner呼んでくださいね
そうですねStonerはもう伝道入りですかね
そうだよねStoner呼んでから今一度帰ってきてください
めっちゃ突き放すよ
Stoner呼んでから舞台に帰ってきてください
いや嘘です
いやでもあれはね超クラシックです
超クラシック
はいで7位が燃え上がる緑の木大井健三郎ですね
これ
不思議だよ
読もうと思ったことないな
これめちゃくちゃヤバいですね
あそうなの
いやなんかねなんかでNHKかなの100分で名長みたいな番組が
100分で名長って聞いたことある
あるねなんかそう100分30分番組で3回毎3週間で名長まざっくりまとめて言い方よくないな
もうちょっとこう解説するみたいな番組があって
それでなんか一時それぐらいで放送されて話題になったのか
それは再放送で話題になったかもわかんないけど
それなんかネットで見て確かに大井健三郎って全く読んだことないなと思って
いや俺も全く読んだことないし今その主な著書とか見ても全然知らんわ
そうそう知らんや
名前しか知らん
でさっき言ったより昔の読んだことない作家で
ゆうて日本を代表する作家ですからちょっと読んでみるかと思って読んでみたら
いやもうめっちゃおもろいなってなって
あそうな
でこれ文庫で3冊に分かれてるんだけど
いや俺も今見てもそれだけでちょっと芸派
あと表紙がめっちゃ気持ち悪くて
表紙めっちゃ気持ち悪くてこれ読んだあたりだなこれ
そうそうそうもう禁書にされそうなっていうやつなんですけど
まあこれ何で面白かったかっていうと
信仰宗教の話なんですよ
うーんなんかそうみたいね
それがやっぱね俺信仰宗教の話好きなんで
やっぱそれだけでぶち上がる
なんかその信仰宗教が立ち上がっていって
最後終演していくまでをもう描ききってるんですけど
27:01
なんていうかなその
えーと何かを信じるみたいなってさ
日本で宗教ないからほとんど実際
あんま信じるっていう概念俺は上手く掴み切れてないんですよ自分の中で
例えば映画とかでキリスト教を題材にしたりとか本とかでもそうですけど
そういう中でこう日本において信じる
何かを信じるっていうのはどういうことがあったら信じるのかみたいなことを
めっちゃ丁寧に書いてる感じなんですね
その仏教的概念でもあるし
まあこれは信仰宗教なんでほとんどキリスト教と仏教のなんかこう
あいのこみたいな宗教なんですけど
それをこう描きながら
その日本全体日本における信じるって何なのかみたいな
天皇もいたりとか
その天皇制とはみたいな
なんていうかこう遠回しに触れたりとか
でこれ98年とかなんですけど
もう原発ゴリゴリに全否定するとか
で抗議活動してる場面とかも
小説の中で出てきたりとか
まあそういう
いろいろ先行きまくってるし
あとなんか独特なんか変なねっとりした文体で
すごいもうなんか最初めっちゃ読むのしんどいんやけど
なんかクリック
まあ3冊にもなるともう慣れてきて身体がむしろそっちを欲してるみたいな
そのねっとり感
あったりとかね
あと何だったかな
インヨシアイルランドの詩人のイエーツっていう
の詩をめっちゃ引用してきてるんですけど
それだけでしんどそうやけど
それは引用してるって
なんで引用してるかっていうと
バシレーションだったのかな
英語のバシレーションって言葉があって
揺らぎみたいな意味なんですけど
その
なんていうかな白黒はっきりするんじゃなくて
そういう風に揺らぐのが人間なのではみたいな
話はすごく書いてあって
そこも今のなんていうか
もう白か黒かみたいな地獄世界
今読むと結構
なるほどなこの頃から
それに対してそこに人間性を感じるって言ってる
この戦犬の目よ
みたいな
戦犬の目って言うほど古いんかこれ
20年前
すごいな
レビューとかでアウグチヌスが心引かれるとか
それだけだと読めないんやけど
大丈夫これ
アウグチヌス
30:01
ちょっと難しい話をしましたが
結局これもエンタメなんですよ
そうやっぱり昔の人はやっぱりエンタメとしての
面白さを担保した上でやっぱり自分の
思想っていうか
入れてきてるっていうのは結局これもなんていうか
宗教内の裏切り合いとか
最初めちゃくちゃ村ん中で嫌われてたけど
急に持ち上げられて
その人が狂騒みたいになるけど
めちゃくちゃ一番宗教のことを
否定した人が一番の信者になっちゃうとか
そういう
なんていうか人間関係のドラマみたいなのが
ちゃんとあった上でちょっとややこしい目のことが
いっぱい書いてあるみたいな
なるほどだから軸はあるんやね
本で出してるっていうのはそこにあるんやねちゃんと
それ担保されてるのはありがたいね
ただまあみんなに呼んでほしいかっていうと
別にそういうわけではない
そういうわけではないけど
なんかこれ読んで
でも他も読んでみようと思えるというか
やっぱなんていうか
ノーベル文学賞取ってるんですからね
日本人でだからやっぱり
一定の強さっていうか物語の強度はあるんやな
っていう勉強になったかな
なるほど
じゃあ来年も読みたいかな
すごいね三部作か
もっと多分入門編なんかあるんやと思うけど
ここから入るのはちょっとリスク高い気がするな
次が定一ですね
順原ひい
これはもう去年
別の言葉でっていう
タグ部に言われて
私は順原ひいらの著作日本語訳されたものは全部読んだと
読み切ったと
別の言葉でも読んだし
私のいるところも読んだし
定一いいですね
知らんの場所もその間にちなんで全部読んだ上で
まあなんていうか
一番ドエンタメなのは定一かなと思いました
他の
短編と長編は全然
面白さが違う作家やと思ってて
短編やとやっぱり
ブツギリのブツ
唐突なブツギリの仕方がめっちゃ癖になるっていうか
好きなんですよね僕はこの人
ここで終わるのみたいな
感じあるじゃないですか
なんですけど長編になると
33:02
もうほんとなんていうか大河ドラマみたいな
ほとんどその
移民アメリカ移民インドから
来た
アメリカ移民でその2世の息子
の苦悩と
そのなんですか
ただその第一最初に来た時の苦悩もあるやんか
全く英語喋れなくてみたいな
っていう苦悩と
そのでも娘として生まれてもう英語
第一言語として持ってるけどお母さんが
英語片言でみたいな
そういう移民の苦しさみたいなのもありつつ
定一はそれもあるんだけども
三角関係ですね
弟とその奥さんがいて
でも弟は
政治運動で殺されてしまって
その弟の兄が
その弟の奥さんを連れてアメリカに移住して
みたいな
でそこから
計4世代について描いている
話ですね
でもうタイガドラマの抜群のエンタメなんで
これはもう表紙もちょっとダサいんですけど
これは400ページぐらいあるけど
もう食い食い
ページターナーでしたね
これ僕も読みましたね今年
かなり1月2月ぐらいに読んだんやけど
ページターナープリってのすごい覚えてる
でも
なんていうか
西かなこのさらばっぽいっていうか
分量もすごいですね
あとなんていうかその
生まれてからみたいな
政治になるまでみたいな
やし
まあ重い話でもあるんですけどね結構
ただ
いろいろある
でもこの人はどれ読んでも面白いんですけど1個
あげるならこれかな今年っていう感じでした
いやこれおすすめですね僕からも
最初乗り越えれば結構読めるかなって感じ
最初結構慣れてないと
しんどいかもしれないけど
100ページぐらい無の気持ちで読んだらね
とりあえずその概略を把握しようとして読めば
いけるかもね
いけると思う
っていう6位まででした
ありがとうございます
いやすごい本当に新旧折り返るとはこのことやね
そうなんですよね
36:00
他にも漏れたのはまあまああるんですけど
今年やっぱ
何やったかなってなとやっぱそういう
大江ケンザブロー関連として
村上春樹大江ケンザブロー関連として刻まれてるんで
それを象徴という意味で
安倍候補か
入れましたけど
いや素晴らしい本当になんかこれまでとちょっと違う
傾向のランキングやな
そうねもうちょっとなんかノンフィクションとか
多かった気がするほとんど
10位だけやからな
そうやね10位だけか
ありがとうございます
じゃあどうぞ
じゃあ僕の10位から6位ですね
僕はちょっと全く逆でほとんど今年の本ばっかりが
新婦中心
そうやね新婦中心なんですけど
じゃあちょっと10位からいきますと
10位は伊坂幸太郎さんで
ホワイトラビット
9位が川内凜子さんで
そんな風
8位がニックドルナソさんのサブリナ
7位が作者はいないんですけど
仕事本私たちの緊急事態日記
6位が
ミシナテルオキさんの雑貨の終わり
ちょっとエッセイ中心になってしまったんやけど
なんかやっぱコロナ関係でちょっと
他者に意識がいったというか
そうね他人がどうしてるかみたいな
みんなどうやってこれを乗り越えてるんだろうみたいな
そういうのを一番知れるのはやっぱりエッセイが多くて
個人的な感覚はなんか10月9月ぐらいに
コロナ系のエッセイバーッと出て
それが一時期ダーッと読んだんやけど
その辺結構刺さるのが多かったから
ちょっとそれ中心になってるかなって感じ
全体的に
10位が伊坂幸太郎のホワイトラビット
これちょっとそうやいつ別に今年の本ではないんだけど
ちょっとこれ
理由のない場所の抜けによりかなり
10位迷ったんやけど
万人に受けやすいやろうなということで
一応ランキングに入れておきました
エッセイ以外でお馴染みの
今年伊坂幸太郎4冊ぐらい読んだんやけど
一番面白かったかなというとこです
39:00
これはいつもの通り
人質たてこもりミステリーみたいなやつで
トリックはすごくよくできてるけど
これ一つの大きな仕掛けが
ずっとバックエンドで流れてるみたいな作りになってるから
それをバラすと全く意味がないんで
それは触れずにちょっとレビューすると
なんかすごい面白かったのを覚えてるのは
作者が時々出てくるんですよ
メダ的な?
たまにあると思うけどね
ここで何々しようみたいな感じで
第4の壁的な?
そうそうそうそう
伊坂幸太郎が出てくるのも面白いんやけど
その中でも特に言葉として覚えてるのが
かなり最後の方に
さてここまで読んだ読者はお分かりになっただろうが
みたいな感じで
これまでの伏線を全て晒しましたよ
みたいな体で
作者が喋り出すっていうシーンがあんねんけど
これはね
全く理解できてないんですよ
実際は
全くわからないのに読んでても
お分かりになっただろうがとか言って
分かった体で進めようとすんねんけど
最初は待って?みたいな感じになって
全然俺分かってないのにっていう
ちょっと焦りが終盤に来るんやけど
たださらにその後に
ちゃんと理解できるようになってるって
狙った作りになってるんですよ
この二重の家らしさみたいなのは
すごいね深くて面白いですね
家らしさ
トリックそのものというよりは
揺さぶってくる文章力みたいなのは
やっぱすごいなってことで
これは読みやすいんで
さっと何か読みたいなってときに
おすすめですね
どっから読んでいいかわからへんな
ホワイトラビットから読んでください
ホワイトラビットからでいいのか
今年井坂幸太郎読んだのは
逆ソクラテスっていう
今年の緊急事態宣言ぐらいで出た本があんねんけど
平積みされてんね
これがすごく面白くてこれ多分今でもずっとロングセラーになってる
4月
もちろんこれも迷ったんやけど
これは別に井坂幸太郎っぽくはない本
だったから
井坂幸太郎という観点ではこのホワイトラビットっていうのは
すごい初期の井坂幸太郎好きな人は
めちゃくちゃ刺さるんじゃないかなって
で選びました
42:02
嘘だよ
なんか
そっかそっかそっか重力ピエロとかね
ラッシュライフ
あのねラッシュライフがすごく近いねこれ
ラッシュライフ俺めちゃくちゃ好き一番ぐらい好きなんやけど
それの系譜というか
この本当に怒涛のように展開があってくっていうのが
ラッシュライフっぽいっていうので
最近の作品の中ではかなりなんか
昔からのファンがたまらないみたいな
っていうらしいね
東の敬語とは違うの?
東の敬語とは違う
それは明確にラインがある
すいません
ちょっともう一緒くたにしちゃってミステリー全体を
それはよくないですね
めっちゃ強いやん
いやいやそうはいっても
最近の東の敬語とか知らないから全く論じれないけど
過去のこと考えたら全然違うということですね
個人的に一言で言うと
東の敬語のフォロワーはいっぱいいるけど
伊坂くお太郎のフォロワーは全くいない
オリジナルってことか
真似されてもおかしくないんやけど
手法として
真似できないんやと思う
寝られた脚本みたいな
ひねくれとかお茶目な感じとか
これ真似できないんやろねっていう
そこが大きな違いかな
どっちにもリスペ最大のリスペを送ってますけど
リスペクトのことリスペって言えへんから
リスペリスペ
リスペクトのことはリスペクトっていうか
すいません
じゃあちょっと読んでみるわ
ほんとさっと読みたいとき
この人が一緒に書いてる阿部一介って人いるじゃないですか
その人の書説今読んでるんですけど
阿部ちゃんやね
その一緒に強調あるじゃないですか
今見たら
山下監督
映画と一緒にやってるやつとかもあったりとか
自分の好きなものと近い可能性が高そうなんで
読んでみます
マジで読んだことないんやっけ
俺は東の敬語と一緒のラインに置いてるから
それは非常にまずい
これはレビューしてる場合じゃない
どの面下げてこれレビューしてんの
あと5位から1位まで
どの顔晒して言ってんの
どの面下げてってやつだね
僕ら世代は絶対に
どれかを読んでる人が多い気がする
45:02
家にあるやつ正月読んでみるわ
ぜひお願いします
正月向けやな
9位が河内凜子さん
これもエッセイなんですけど
写真家の人
河内凜子さんが初めてのエッセイで
出産育児の3年半分のエッセイです
これも今年かな
今年の10月ぐらいに出たやつで
これももともとはコロナ時点で読みたいなと思って
買ったって感じなんですけど
写真家でエッセイといえば
上本一郎さん
ダダカぶりしてしまう
世代が違うんやけど
上本さんが負のマイナスの
パワーを持ってるとすれば
こっちは完全なるポジ側の
エッセイになってて
全編にわたって
特に娘が生まれたところから娘を育ててるっていう
生きているということへの
ポジティブなパワー
生命力みたいな
住み渡ってて
上本一郎さんと真逆
エッセイイストの
情景とかの聞き取り方
写真家としての聞き取り方は
尋常じゃないなってことで
文章力が伴ってるんで
すごく読みやすかったってところですね
個人的に僕も
2人目が生まれたりとかしたんで
娘の3歳の誕生日のシーンがあるんですけど
これは
ボロ泣きしましたね
出産当日の
細かなエピソードを振り返るみたいな
構成になってるエピソードがあんねんけど
それを引用しますと
この3年の間
今まで知らなかった様々なことを見せてもらい
自分の人生に深い彩りを与えてくれたということに
私がどれほど感謝しているかということを
娘は知らないという
一節があって
これも
めちゃめちゃ共感して
なんかこう
子供がいて幸せとか言いにくいじゃないですか
子供がいなくても幸せだし
子供がいても幸せな人もいるし
ただこれエッセイだからあくまで主語が
愛で私はというのがもちろんついてるんやけど
幸せとかいう言葉は
48:00
全然出てこないんやけど
人生の深い彩りっていうのはね
言い得てみようっていうか
やっぱ今年緊急事態宣言とか
子供と長い時間過ごしてた時
思ってたところの
言語化みたいなのがスパッと
してくれたんでめちゃくちゃしっくりきて
泣いたね
そういうのあるよね
自分の感情がトーンってくる
そうやねこれはおえつレベルで
泣いたんで
これは広く
大切な人みたいな身近な大切な人みたいな
捉え方をすると本当にいい文章で
しかもこれ全く心
しんどい時読めないとかっていう不のものではない
不の言い方よくないぞ
いやいや
全編に渡すせいっていうのも
なかなかないなって思うよね逆にね
中途半端な安易なせいじゃない
安易なポジティブじゃない
本当全身全霊みたいなところはすごく
珍しいと思うから
しかも写真ですねこれもまたいい感じの
だから若干ちょっと高いんやけど
子供の顔とかも出てるから
そこもすごい親和性とか浸透性が高くて
一気に好きになれるから
おすすめですね
8位サブリナ
これはちょっと前喋ってるから
あんまりなんですけど
正確には去年出た
海外の漫画で
漫画というか
グラフィックノベルと呼ばれる
ジャンルらしいんやけど
個人的にこれを入れたのは
読書体験系というか
こんなの読んだことないなみたいな驚きが
未だに強くて入れとこうかなって感じやね
これはストーリー云々というよりは
表現技法
漫画としてこんな色んな表現があるんだっていうのを
改めて知った
例えばすごくシリアスなシーンでも
めちゃくちゃ俯瞰的に
引きのアングルで
登場人物を描いて全く顔も
わからんし何ならセリフも聞こえてない
すごく今シリアスなシーンなんだけど
何してるんだろうどういう風な感情なんだろうみたいなのが
読み取れないっていうのは逆にすごいなと思って
言ってみれば余白を与えて
こっちに考えさせる
51:01
こっちに不安感を煽るみたいな作りになってるのとか
あとそうや思い出したけど
SNSで自分の誹謗中傷
を見るっていうシーンがあるんだけど
その時は見開きに渡って
ひたすら文字みたいな
ひたすらツイートとか書き込みみたいな
ページがあってそれめちゃくちゃ気持ち悪いんだけど
漫画でやるかっていうね
漫画で絵描けるのに文字だけで埋めるっていう
その辺の発想とかがすごい
今までに読んだことなかったから
ちょっと入れとこうかなって感じでした
これはお勧めされて読みましたからね
これは安いんですぐ買えると思う
確か4千円やったんだ
どうかしてるよ
どうかしてる漫画なんですけど
買ってほしいって
ポイントとかがある方ぜひ
実質無料で読みました
あと図書館とかでも
これは今まさに読んでほしいですね
ポストトゥルースみたいな話なんだよ
めっちゃ最後怖いし
これはさっきのカワクチリインコと違って
めっちゃ負なんで
心しんどい時に読むと持っていかれる
危険です
客体化っていうか
今ネットとかで地獄みたいな展開あるじゃないですか
そういうの見た時にうってなるんですけど
サブリナ読んでるとそれが相対化というか
サブリナやんこれみたいな
またサブリナやん
またサブリナってるやんみたいな客体化というか
はできるように安くなると思うんで
心の描かれてることはえぐいけど
楽にはなるかなとは思うかな個人的に
そうやね
こうやってビジュアルされて初めて
今世界ってこうなんだっていう
理解せんまま今結構怖い
SNSにはなってるけどこうやってビジュアル化されて
理解できるっていう作りには
なってるので
4千円なんでポイントに余裕あるから
7位が
作者不在というより作者めちゃくちゃいるんですけど
仕事本私たちの緊急事態日記という
完全にコロナの
コロナ禍で出された
日記やけどエッセイですね
これはまさにタイトル通りで
今年3月から5月の緊急事態宣言中の日記を
どういう経緯か分かんないけど
全国ずつ裏裏77人の様々な職種の人から集めた
日記集になってます
54:03
有名な人で言うと町田幸とか
尾崎世界観
クリーパーファイブ
有名人はもちろんいるんだけど
スーパーの店員とかタクシーの運転手さんとか
どういう経緯か分かんないけど色んな職種
本当に素人から黒人までみたいな感じで
集まってるというのがすごい斬新
なんか色々出たじゃないですか
今年
それこそ個人的な3月とかコロナ禍日記とか
いっぱい出たと思うんやけど
やっぱりもちろん面白かったんやけど
あくまでそれはなんか著者
著者って主に文筆家の人が多いと思うんやけど
物書きの人がコロナ禍におけるエッセイみたいなの
いっぱい出してるんだけど
これは本当に素人とかが混ざってるから
やっぱ記録本という意味では最も流度が高いかなと思って
片寄りが少ないというか
作家とかそういう有名なカルチャーに携わってる人じゃない人たちの
日常みたいなのが見れるみたいなことやな
そうやね
それはもちろんSNSとかでも色んな職種の人が発信してたから
それに似てるとは思うんやけども
そうはいっても本としてまとまって整理されてるから
エッセンシャルワーカーの人と文筆家
切迫感が相対的に違ったりとか
そういったことはやっぱSNSではやりにくいけど
こういった本にされるとすごく整理されるので
今年読むべき本かなという気はしている
これめっちゃ面白そう
もちろん10年後でもそれはそれですごく価値が高いと思うけど
やっぱ誰かしらに絶対自分を当てはめれるんですよね
これ77種類の職種があるから
だからすごいやっぱ今記憶がまだ鮮明なうちに
なんかこれを俺もめっちゃ思うなっていう
思ったなっていう記憶を掘り起こしてみても
今読むべきかなっていう気はしている
日記とSNSは全然根本的に違うと思ってて
両方ともこれも人に読まれるっていう前提で書いてると思うけど
やっぱり即時性と日記として記録に残すっていう目的の方向性が全然違うから
やっぱりこういうふうに本にもなっていることに意味がある気がするし
ブログが消えていくから
紙に残っているのが大事なことなのではと思います
そうやねかつこれはお城とが混ざってるし
かつね遂行されてないよね特徴として
だから修語が2回あったりとか
57:01
ラ抜き言葉とか結構乱れてて
それも結構生々しくて面白い
だからSNSと違うとはいえ
SNS的な要素ももちろん
SNSというかインターネットっていうか
インターネットやね
流れていく遂行されない文章っていうそこの要素ももちろんあって
なかなか珍しいと思う
これは即買い即読みですね
ぜひお願い今年中にあと4日ぐらいで
早持ってこいつ
6位が雑貨の終わりという本
これは僕抜きました
入れてくれると信じてたんで
これは今年読んだ
読みました
ありがとうございます
これはミシナテロキさんという方は東京の西尾義賀なんかの雑貨屋の店長かな
のこれもごめんなさいエッセイなんですけど
これはちょっと過去個人的には
2018年に全ての雑貨という本を読んで
確かランキングにも入れてたんですけど
この人のエッセイは
この全ての雑貨も今回の雑貨の終わりも
雑貨とは何かという熟考みたいなのをひたすら書いてるだけで
前の作品やと多分山田と盛り上がったのは
雑貨かということ
道具と雑貨の境目みたいなのをひたすらこねくり回してる
めちゃくちゃやばいな
これがめちゃくちゃ面白くて
俺しばらくこの
なんか雑貨である雑貨でないの
ゼンビキみたいなのをひたすら考えてた時期が
わかるでもそれめっちゃ
あの人は雑貨やなとか
そうそう
そういうなんか考える余白を与えてくれたって意味で
すごい面白かったんやけど
この雑貨の終わりはなんか前にも増して
めちゃくちゃ攻撃的
そうやんな
この皮肉屋さんとかが読むと絶対面白い
と思う作りになってて
当然だからこの人雑貨っていう
雑貨屋やってるっていう自負もあるから
自信があるんですよね
なんていうか
いろいろ皮肉っていくんやけど
各部たる哲学を持って皮肉ってるから
すごくそれが納得力があって
知識もあるし
読み物として全く飽きないっていうのが
一番すごいところかなと思ってて
例えばその皮肉屋さんの例で言うと
ちょっとこれ目持ってるやつで言うと
無印良品の
表現がある
ミシナさんに言わせると無印良品
無印良品とはこうだっていう表現が
1:00:01
ちょっとあんねんけど
これ同じ感じ
俺も読書メモのとこに
特に無印良品に関する表現は
頷きすぎて首がもげるくらいだったって書いてある
俺は無印良品ミッキーマウス
ポートランド
全く一緒
これの表現がめちゃくちゃ
腰折ってしまいました
無印良品で言うとミシナさんに言わせると
これほど多様な趣味思考で分断された雑貨世界で
国際政治における国連みたく
まるで価値中立を保ち各方面から好感を
持たれているかのように見える小売業
めっちゃトゲある
トゲないけど
最高やな
最高やし
これトゲあるなと思いつつ
価値中立を保つっていうのはめちゃくちゃしっくりきて
無印ってそうだよなっていう
無印行くたんびにこれよぎるフレーズ
あとはねミッキーもすごい面白くって
お願いします
ギリのお母さんから電報で
ミッキーのぬいぐるみがくらえてきたよね
あれあれあれね電報の
いい友のやつ
電報を持ってるミッキーみたいな
結婚式のお祝いとか
そのギリのお母さんが明日来ると
お店にだからお店に飾らざるを得ないという状況に
なってしまったんですよね
この人のフォールっていう雑貨屋さんらしいんだけど
すごくおしゃれにしてるんだろうなと思う
イメージしてるんだけど
でもそこにミッキーのぬいぐるみを置かなきゃいけない
という状況になったときのこの表現
これ短いんやけど
たった一匹のネズミが紛れ込んだだけで
いとも簡単に調和が崩れるっていう
これね
いいよね
紛れ込んだ
最高やね
あんゆというかミッキーをね
ネズミっていう動物にたとえて
いやたとえちゃうやろ
たとえじゃないか
ネズミやつ
隣に陶芸の器があったらしいんだけど
器とミッキーの間に広がる違和感が
人々の購買意欲を奪った
ちゃくちゃく陶芸やって
こういう皮肉な文章が好きな人は絶対オススメやね
あとやっぱマーケティングローにほとんど近いんですよね
もうほとんど
売り出しって裏側みたいな話なんで
どういう背景があってみたいなとか
無自主意図してる
意図的に中立を装ってるみたいな
そういうブランディングマーケティングに興味ある人は
もうマストで読まないといけない
一冊だと
そうか
確かにパン屋さんとかの
そこも確かにそうやったな
どうやったら売れるかみたいなのを結構言ってる
ほっこりを隅々まで張り組ませるとか
1:03:03
ネットの雰囲気を醸し出すとか
そうすれば結構ビジネス本にも
前の本の方がやっぱりこねくり回してる感はあったよね
その言葉一つ取り上げて
今回はやっぱりもっと具体例で
ぐりぐり
そうね
このぐりぐりが最高でしたね
最高やね
めちゃくちゃ攻撃的なんやけど
丁寧なんよね
攻撃
だから読んじゃうっていうね
6位にしましたね
はい
以上です
ということで
ここからは一個ずつかな
なんでじゃあ僕の5位からいきますね
5位はですね
パチンコですね
なんか言ってたね
これは
在日韓国人
韓国から始まる在日コリアン一家の苦難の物語みたいな話
日本が舞台になってるんだけど
作者は在米の韓国人
在米コリアンの人が作家で
その人が取材して物語として書いたみたいな
実はじゃないんですけど
そういう何ていうか
在日韓国人の境遇とかはリアルに取材して
それを反映させてるみたいな話なんですけど
なんていうかな
これはもうね
定地と一緒で
移民物語のページターナーみたいな感じですね
あとオバマのブックリストにも入ったんかな
なんか書いてあるのを見に
そうそうそう
っていうなんですけど
ぶっちゃけその
日本って単一民族国家と思われている国じゃないですか
ただその在日コリアンってほとんどなんていうかな
それこそユダヤの人みたいな感じで
自分の国がなくなってしまったみたいな感じなんですよね
日本にいるんですけど
国籍が韓国だから
あくまでなんていうかな
とざまみたいな感じ
それこそ親が韓国人で
自分は日本人なんだけど
日本にいるってほとんど日本人みたいな生活で
名前ももう
日本の名前なんだけど
国籍が韓国みたいな
すごい複雑な存在なんですけど
日本ではそこまで深い理解を得られてないじゃないですか
1:06:01
ぶっちゃけ
そういうのをめちゃくちゃどえんためで知れる
領土って感じですね
これは面白いな
日本が舞台でしかも
パチン
戦後めちゃくちゃ貧乏な一家がパチンコで
どんどん金持ちになっていくみたいな話なんですね
世代としては4世代に渡って
第2次大戦前からバブル期まで
後半日本前半韓国みたいな感じなんですね
上下に分かれて1冊2400円なんで
合計5000円ぐらいかかるんですけど
ポイントがあれば
ポイントに余裕があればね
サムリナと合わせて1万円
Amazonでたまにセールされてるっぽいんで
それ狙い目です
僕はセールの時買って
安かったんですけど
アイデンティティを失ってしまう
二生産性物語なんで
それがしかも日本であるってことを
全然気づいてなかった
海外の文学ばっかり読んで
それこそジュンパラヒーロー
延々やってるわけなんですけど
海外に東大元暮らしじゃないけど
海外のそういうとこばっかり見てるのに
元々のこういうの見てないみたいな
ってよくあるじゃないですか
それをすごい痛感させられたし
パチンコって
それこそ西木吾衣の漫才
M1のありましたけど
ここでも人生のメタファーが
すごいされてるんですね
なるほどパチンコがメタファーになってるの
人生のメタファーというか
ハンドルを調節できても
自分ではコントロールできない不確定な要素があり
そのことを誇れておかなくてはならない
何もかもあらかじめ
定められているように見えて
その実運任せの要素や期待が入り込む余地が
残されたこのゲームに
客が夢中になる理由は
モーザスにも理解できた
っていうとか
なんかその辺の
その例えパンチラインがもうエグい量入ってて
後半特に下巻
そういうパチンコと人生みたいな
俺そんなパチンコしないけど
というかパチンコの詳しい話というか
パチンコとシステムと人生を照らし合わせて
後半めっちゃ辛いことが連発で起こっていくんで
読みまくりみたいな感じでした
Apple TVでドラマ化されるらしくて
早速
これがあってどんだけ日本人キャストが
ここでフィーチャーされるのかっていう感じがしていて
日本人キャストなんかそろそろ
分かんないです
第一韓国人なんで
日本語その辺がすごく難しいんですけど
ここでまた
1:09:00
普通に考えたら
俺が作り手やったらやっぱり
韓国の一流の役者を呼んでくるし
やっぱここで日本語が無視されるんだろうな
っていう悲しい気持ちになるというか
でもボアとかじゃない?
日本語喋るのね
絶対言っちゃうよ
なんでボアやねん
もっとええのがおるやろ
タイトなジーンズ系女子
なんか睡眠薬持ち込んで怒られてた
今時の人やな
今時の人
なるほどね
あとなんていうかな
例えば正論でやったらあかんとか
そういうの言われるよりかは
とかなんていうかな
小説であることの意味というか
小説内で
愛には解決させずに
自分で考えることを促す
それってなんていうか
例えばニュースとか
そういうネットのサイトを見ても分かんないというか
あくまで物語に入り込んで
自分がある程度当時した意識を持ったときに
初めてそこで
なんていうか考えられるようになるっていう
他人の気持ちを考えるようになるのかな
っていうこともめっちゃ考えさせられましたね
うん
それは俺はすごいいつも本に思うところやな
前後言ってくれない本のほうが絶対いいよね
そうそうそうそう
でこれはまあめっちゃそれをなんていうか
海の外から
なんていうか足元に
そういうことが起こってましたよみたいなことを言われるっていうのが
言われるっていう言い方もあるけど
描かれる
これは国内の作家が書くことで書いてないっていう
その切なさもまたあるし
まあそうやね日本にこういう小説ないもんね
そうそうそうそう
それ初めて外から言われないと気づけないっていうか
なるほどこれ面白いね
ちょっと読みますね
という話でした
まあこれはでもその
俺はその
一緒にやったその
MOMENTっていうラッパーがいて
そこはやっぱデカいっていうか
彼がいろいろメッセージ発信してて
そういうのを見たりしてて
ああまあなあみたいな
思ったところをなんとなくぼやかしたところをずっと温存場でこう
明るくなったみたいな
東大の元がみたいな感じでした
東大元暮らし感っていうのはめちゃくちゃあるな確かに
そのパチンコもさ
言うたら
僕らはあんまり知らない触手とか
なんとなく知ってるやんか
あんまりそのオーバーグラウンドでこう
だけど日本の産業の中ではかなりデカい金を稼げる
飲食業ぐらいのボリュームがある
触手なんじゃないですか
だけどみんなそんなに話題にしないし日常で
とかそういうこととかもすごい
考えさせられたり
1:12:00
しましたね
パチンコはね嫌いなんですよ僕すごく
嫌い
パチンコ屋さん多いんやけど周り
まあでも
どこの駅にも絶対あるやん
あるねしかも人入ってるから
どんな小さい駅でもやっぱ1個あるから
都会やとだいたいね
そう考えると
なんていうか
まあなんていうかそれで
人生救われてる人もいるんかなとは思うけど
っていう感じ
まあこの本は別にそのパチンコに対して
どうこうっていうよりかは
あんまないんですけどね
まあでもなんか嫌やなっていうムードの人も
わかるかな
いやこれちょっと高いですけどね読んでみますね
まあでもあれで
あのセールか図書館か
そうね
はい
ありがとうございます
ああ図書館なるほど図書館できます
いいこと言ってるからね
ただ結構
どうなの話題なってんのかなちょっとわかんないけど
いやなってるっぽいよこれ明らかに
そうですねじゃあぜひ
はいじゃあえっと僕の5位は
もうちょっと韓国つながりで
パクミンギュさんのピンポンですね
これは聞きたい聞きたいです
本当ですか韓国文学ですね
パクミンギュさん個人的にはじめてやったんやけど
まあ有名なのは翻訳大将のカステラ
それを読みました
それ読んだって言っててそれ読んでなくて
でピンポンは
えっとねセッション
ポッドキャストのセッションで
なんか韓国文学特集ってのがあって
それで出版社の人がおすすめしてて
その人の端的な説明がすごく刺さったんで
読みよっかなと思って買ったやつです
で今年
まあさっきのサブリナムスだけど
読書体験系っていう感じで言うと
今年1位かなという
こんな本を読んだことがないという意味で
ちょっと5位にしてて
えっと
ちょっと話取れんねんけど
なんか去年自分のラジオこの間聞いたんやけど
振り返ろうと思ってどんな風に喋ってた
それですごい近いのがものすごくうるさくてありえないほど近いっていう
本を去年言ってたんやけど
それなんか紙の本で読んできたって言ってて
それはなぜかというと
ビジュアルライティングって言って
文字のフォントとか
あとページの余白とか
をちょっとうまく使うことで
文の意味以外で物語を伝えていくという
1:15:02
術があるらしいんですけど
それにすごい感動したんやけども
それがこのピンポンですごく見られてて
めっちゃくちゃ大事なとこで
文字ちっちゃくしたりするんです
え?って思うぐらい文字がちっちゃくなったり
あとは全く必要ないと思われるんやけど
なんか差し柄があるんよたまに
その要所要所ですごい物語の不気味さを
演出するような差し柄っていうのが
あったりして
これは決してストーリーのみで
気持ちが上がるっていう作品ではなく
本として読むことで楽しめるっていう
ような作りになってる
ただそれかといって
別に読みにくいってことはなくて
差し柄とか文字の小ささっていうのも
すごい感覚的に読めるから
ページをめくれるっていう妙は
すごいあるんで
これはね
役者斉藤麻里子の力っていうのはもちろん
多分にあると思う
ただ差し引いてもパクミンギュさんの
多分文章類だと思うんで
是非紙で買って家に置いておく
一冊かなって感じ
2000円ちょい
1400円か
これはめっちゃ気になるな
これは内容は
ざっくり言うと
二部構成みたいになってて
前半が韓国の学生の
生産な壮絶ないじめを
描いたバリバリの社会派なんですよ
見るに足りないぐらいのいじめを
前半描かれてて
ただ後半一気に
SFになってしまうという
ぶっ飛び系で
俺全然前知識なかったから
それに結構やられた
前半バリバリ社会派でリアリティあんねんけど
後半バーチャル感がすごくて
そのアンバランスさっていうのは
今思い返すと意味わからへんねんけど
それぞれ読んでる最中自体は
めっちゃ面白いから
それはつまり
どっちもいけませっていう
パクミンギュさんの技量を表してるような
風にも捉えることができるかなと思って
全体を振り返ると
本当に意味わからない話やけど
一文一文すごい面白いというか
飲み込めるっていうとこで
素晴らしい読書体験でしたね
1:18:02
読みますね
カステラはどうなんですか
全然覚えてない
カステラって
韓国文学が日本に最初に入ってきたぐらいのタイミングなんすよね
ブームになる日付というかパイオニアというか
すごいパイオニアやったと思うんですよ
なんですけど
そのときどうやったかな
なんか残ってんのかな
読みたいんよねすごく
ただ読んでたよなと思って
何にも出てこないな情報が
アウトプットされてないです
多分
ブログに残ってなかったら
ないからな
カステラはかなり社会派に
寄ってるっぽい
コメント見た気がしてるんやけど
だからSFっていうジャンルは
結構驚きというか
こんなの書けるのっていう感じやったみたいなのを
何か読んだ気がするな
そっちも読みたいんやけどね
いじめのシーンはかなり面白いというか興味深いから
カステラもぜひ読んでみたい
家にあるからもう一回読んでみようかな
かなり想定おしゃれよね
いけてる
これも紙で買うべきなんやけどね
いけてるかどうか大切やな
これは5位です
4位は
フライデーブラックですね
これは短編集で
アメリカ系アメリカン作家の
人の
短編集なんですけど
もう一回何てフライデーブラック
フライデーブラック
これも本当に
ブラックライブズまた
今年あって
それとめちゃくちゃ
マッチするというか
アメリカ系アメリカンに対する暴力とか
露骨な作手みたいな
全然ある
ないって言ってる人もいるけど
あると言えばあるんで
そういう環境の中から
それにインスパイを受け
その環境をSFっぽく
跳ね返していくみたいな
文学になっていて
1:21:00
これは本当に読んだことないタイプの
短編集で
10個あったら4つぐらいが
良くてそのうち2個ぐらいが
めっちゃ最高っていう
俺の中で
なんとなく打率があるんですけど
これは結構どれも
もともとヒップホップ好きで
そういう
アメリカンに対するカルチャー好きなところもあるけど
それを抜きにしてもやっぱり短編集として
めっちゃ出来いいよなっていう
ところが面白かったですね
フライデーブラックタイトルになってるんですけど
なんていうかね
ブラックフライデーってあるじゃないですか
セール
それを2つの方法で描写してるんですね
1つはめちゃくちゃドSFにして
その商品をコミカルに描いてるんですけど
もう1個はめっちゃくちゃリアリズム全開で
書いてるんですよ
その短編は2個並べてて
要するに同じ題材でも
めっちゃそのSF
バッキバキなSFにしてるパターンもあるし
でもめっちゃリアリスティックに書いてる言葉もあるんですけど
両方用意してるんですけど
両方用意しても
用意することでリアルな方も
SFっぽいというか
これはリアルなんだけどこんなとんでもないこと起こってますけど
こんな厳しいシビアな状況なんですよみたいなことを
逆に分からせるというか
SFみたいというか
これは別に想像して
SFと両方2つ並べることで
あえて逆説的に今の現状のおかしさを
出しておかしいよねこれみたいなのを
表現するっていう手法が結構面白かったかな
あとなんかその
ちょっと変化させただけにも変わらず
日常ね彼らが送ってる日常を
少し変化させただけなのに
一気にディストピアになっちゃうみたいな
あのところからすごい
つらい環境にあってそれを少しフィクションで
変化させるだけでディストピア化するみたいな
なるほど
そういう気づきがいろいろいっぱいあるし
ぶっちゃけ
今ちょっとここら辺まで難しいこと言ったんですけど
これも結局エンタメとして
Netflixでブラックミラーっていう
テクノロジー
近未来のテクノロジー使った
ブラックコメディみたいなのがあるんですけど
それにかなり近くて
1:24:02
なんていうか
SFっぽい描写もあるし
なんていうかな
想像力の豊かさと皮肉さ
のバランスがめっちゃいいんで
すごい面白かったし
今年読むべき本だろうなと思った次第です
そうやね
これは今年読むべき本ってやつやね
今年出たんやね実際これ
すごいタイムリーやね
特に一番最初に書いてある
フィンケルスティン5か
っていう短編があるんですけど
これがほぼ冒頭やったかな
にあってめちゃくちゃかまされるんで
そこでなんていうか
アメリカ系アメリカンの人が迎えている
過去にあったことのえぐさ
いきなりドーンってかまされてから始まる
みたいな感じなんで
話重く感じるかもしれないが
とてもエンタメとして面白いんで
ぜひ読んでほしいなと
なるほど
さっき言ったちょっと変えるだけで
とんでもないことになってしまうみたいな
そういうのはすごく好きなんで
そうですか
ちょっと書くこと変えるだけでこんなにも不幸になるみたいな
話とかはすごく好きなんで
ちょっと刺さりましたね
なんていうかね
もう使い古された設定だとしても
想像力でいかに斜め上に行けるかどうかみたいなのが
今試されると思うんですけど短編とか特に
そこは全然クリアしてきてると思うんで
あとジャケットもね
すごいソリッドでおしゃれなんで
ちょっと気持ち悪いねこれはなかなか
でも
トゥルトゥルでねかっこいいな
質感がトゥルトゥルで
質感も
じゃあ紙で書くべきですね
ちょっと本屋で軽く見てみてください
ブレディ美加子が推してるっていうのもなかなか熱いですね
なるほどポリティカル
恐れ知らずのアナーキー
かっこいいね
そんな感じです
今何やったっけ
僕の4位はちょっと奇筆なんですけど
夜と霧という本です
めっちゃ古いやん
1:27:02
ドクラシックやん
ごめんなさいこれだけドクラシックになってしまったけど
これも今読むべき本としてあげられてるらしい
確かに間違いないです
ミクトルフランクルさんの夜と霧で俺が読んだのは新版という
新しい面のやつですね
僕も新版読んでます
これはちょっと過去しゃべったことあるんで
ちょっとさっといくと
第二次世界大戦中のナチスドイツが
ユダヤ人をアウシュビッツ収容所に送り込んで
迫害や殺戮を犯したというのがテーマですね
この著者のミクトルフランクルさんは
実際収容されてた一人で
一応生き残った後にこの本を書いているというものです
今日紹介する中でも断トツの名著
そうですね
20世紀に残したい本とかで
世界ベスト3にも入ってるらしいんで
大学の課題図書とか
倫理とか哲学の課題図書とか
倫理とか哲学の本やから
そういった意味ですごく有名らしいんやけど
これもラジオで何回か言ってるかもしれないんやけど
どこがどう面白いとかではなくて
個人的なパンチライン本だったんですよね
心に刻んでおきたい言葉がめちゃくちゃ多くて
かつそれがすごく難しいんで
まだ解釈しきれてない部分はあるんやけど
今後も覚えておきたいという意味で
読書メモを残して撮ってるって感じの本です
これコールドブリューアスで言ってたもんね
何を言ってるか全くわからないけど
大事なんだみたいな
またリンク貼っておいてくださいね
生きるとはっていう問いに対する
ビクトールさんなりの解釈
これがすごくいい言葉を入ってるんだけど
ちょっとわかりにくいなって思って
メモだけ撮ってるって感じ
折を見て読み返す
そう
今現時点での僕なりの解釈っていうのは
私たちが人生に何かを期待するような立場にはいない
って言ってると思うんですよ
むしろ人生側から日々時々刻々我々に向かって
どうするのみたいな問いかけをしてるような
そういった世界だ
何言ってるか全くわからない
わからないですか
解釈してもわかってない
人生側から言われることを待ってるみたいなこと
常に普通に考えて自分たちが主語で
1:30:04
人生っていうものに対して問いかける
なんで生きなきゃいけないの
なんでこんなに大変な目に遭わなきゃいけないの
だけどビクトールさん的には主人公は我々じゃなくて人生に
人生側から常に我々に対して
さあ今どうするべきなのみたいなふうに問いかけてくるものだと
だから我々は主体的に動くというよりは
問いかけられてる問いに対して全力で答えていく側の立ち位置ですと
いうことを言っているように思える
だから主体的に人生を生きるのではなく
人生に活かさせてもらってるみたいな感じ
うまいねうまい
そうそれがつまり生きる意味です
生きる意味ってお説明するのに生きるって使ってるからちょっと意味わからない
確かに一番やっちゃいけないやつだ
確かにでもこれはな
読むタイミング難しいですよね
難しいでもこれ俺本当に緊急事態宣言中に読んだんやけど
緊急事態なほんま
これ緊急事態これこそやっぱりコロナ禍における先が見えない世界みたいな
そういう時どうするか的な体で
結構今プチバズりしたらしいんだけど
別に俺は個人的には生きる意味のところがすごく面白いと思ってるけど
別に収容所にで
理不尽な先の見えない生活を送る
どうやって送ってきたかみたいなところはすごい
もちろん理解はするといえば若干自分に置き換えて考える世界ではあるかなっていう風に思うんで
売れる理由も分かるし今読んだら多分普通に面白いと思うかなっていうところですね
そうですねこれほぼ
これちょっとポッドキャスト聞いてください
宣伝やんなった
宣伝ですすみません
読みました
じゃあもうベスト3か
ちょっとここら辺から僕はもうちょっと上がっていきます
確かに去年も同じこと言ってると思う
でも本当3位とかなってくるとやっぱりちゃうなって
確かにな
のがやっぱりいつも
じゃあ3位いきますけど
僕は言葉と歩く日記田和田予報ですね
おー出たドイツ在住田和田予報
そう田和田予報
えーっとそうですあの
まあ日本人なんですけどドイツに住んでてドイツ語で小説書いたりとかもしてるぐらい
もうドイツ語堪能な人なんで
日本語でももうすごい大量の小説残してる人なんですけど
1:33:02
僕ほとんど検討誌ぐらいかな作品自体は
読んだことなくて
でも読みたいなと思ってるんでみたいな感じで
置いてある作家の一人なんですけど
日記ブームが個人的に2,3年前に来た時に
日記本をいろいろディグってる時に
この田和田予報の言葉と歩く日記っていうのを欲しいものリストにずっと入れてたんですよ
で今年ある程度つんどく消化して
なんか日記読みたいなーみたいになって
めちゃくちゃ面白すぎで
さらに殴り込みみたいな感じでしたね
これは読みたいな
それこそさっき10位の可能の言語感覚
可能の言語感覚がお笑い観点からの言語感覚なんですけど
これはもうドイツ語をほぼ第一言語とするぐらい習熟した著者から見た日本語の違和感とか
要するに日本語しか一言語しかしゃべれないと客観視できないんですよね
わかりますか比較ができないから
この例えば英語しゃべれたら日本語と英語を比較したら
2人称のとき言う1個しかないけど
日本語だとあなたとかお前とか2個ぐらい
そのあたとか何でもいいけど何個かあるみたいな
3つ4つあるなっていうことがわかるじゃないですか
でも1個しか知らないんかったらその3つ4つある言語あると知らないじゃないですか
でそう考えて日本語ってすごい島国の言語やから
すごい特殊と思われがちやけど
なんかその地点を変えると日本語って多数派に属するときもあるみたいな感覚とか
なんていうかそういうあとドイツ語に対する解釈とか
そういうなんかその助詞とか動詞とかそういうレベルに文法落とし込んで
めちゃくちゃこねくり回してるみたいな感じ
でそれを日記なんで毎日過ごしてる中で感じた
その今日話したうちの今日あったことをちょっと書きながら
その中で言った言葉とか書いた言葉とか言われた言葉とかに対して
めちゃくちゃ丁寧にこう1個1個もう考えていくみたいな
が面白いですよねとにかくやっぱ言葉のプロ感がもう
うん
すごい好きだし
小説読むと分かるよねこの人は言葉のプロだなって
1:36:03
そうそうそう
もう言語感覚が鋭すぎて
それがなんか説明されてる感じかなどっちか
岩波新書っての衝撃ないけどびっくりした今検索して
初めて買ったもん多分岩波新書
岩波新書なんて俺マジで家にないな
そう岩波新書ね表紙ツルツルでいいよ
いや本当にこれはよく見るよ図書館とかでも全く読んだことないけど
衝撃やわ
あとねそのやっぱこの人すごい有名だから
めっちゃいろんな海外の朗読会を呼ばれてるんですよ
そうやねこの人日本よりも世界の方が有名で
なんで今旅本としても楽しめるんですね
コロナ禍においては
なるほどなるほど
思いを馳せるゲームその本で
あとやっぱ海外の文学
その文学オタ達の楽しみ方やっぱ朗読会ってめっちゃあって
あとトークセッションその物語に対してどういう風に感じたかみたいなトークセッションめっちゃやってるっていう
なんかやっぱなんかちょっと日本と違う感じがするなぁと
日本だとなんかその著者同士とか特定のインタビュアーがいて
そこでセッションを客が見るみたいなことが多いけど
本当にもうガチ客と著者のセッションめっちゃするみたいな
が楽しいって書いてあったりとか
そういう感じですね
もうあのあとね小説なめんな宣言も書いてあって
俺が今名付けてるんですけどこれは
何それ
いや要するにその
まんま引用しますけど
一般読者のわからない単語を使ってはいけないという考え方は確かにおかしい
読者の知識とは関係に小説の言葉の豊かさというものがある
小説の中の言葉を買うことも食べることも消費することもできない
ただそこにあるのを読者が読むだけで読むことによって言葉が減るということはないから
いつまでもその豊かさは残る
私たちはそれに触れることの喜びを味わえばいい
わからない単語だったら放っていってもいいし
辞書で調べてもいい
小説にとって読者はお客様ではない
お客様に合わせて貧しくなる必要はどこにもないって書いてあって
これちょっともう
これやばいやんか
今ミシになってるお客さんのことでしょ
違う
タワーの横です
めっちゃ攻撃的やね今の
これはちょっと特殊なんですよ
めちゃくちゃパンチラインありまくりなんですけど
その中でもわりと攻撃要素が強い
これ今すごいね
タワーの横みたいな人が言うと思った
1:39:00
今さわかりやすく簡単に何でもしていかない
知っていく傾向があるじゃないですか
もうまさにね
だけど小説はそことは分かち合うべきではないっていうのは
確かにめっちゃそれ思うな
確かに説明書とかわかりやすくなったほうがいいやん
だけど小説は違うよなっていうか
お客様ではないっていうの衝撃やね結構
これは結構アンチテーゼというか今の日本で売れてる小説に対しての
そうそうそうそう
めちゃめちゃのやゆうな
読者対象というか何だっけ読者対象とか
あれ読者対象じゃないな何だっけ
本屋対象
本屋対象か
本屋対象を狙いたくて書いてるやつ
マジこれ選じて飲めよっていう
そうやな
感じかな
でもまあ腕線書いてる人だからするとね
まあなんか言うてるわって感じかもしんないですけど
まあもちろんね
ただやっぱりこんだけ言い切れる弾力があるっていうのはもう分かるし
あとこの日記書いてんの手書きって書いてあって
原稿用紙に
手書き
普段はタイピングしてるけどこれだけは原稿用紙を手書きにしてると
日記やからじゃない
そうそうそうそう切り替えるためにみたいな
それの感想とかも書いてあったりとか
なるほどね
いやすごいね
たまたま言うかめっちゃ多作やん
そうそうそうそう
俺も検討誌読んでからさあ次何を持ってなってから多すぎてね
どれ読んでいこうかっていう
その事例までいつも読めてない
いやでもこれ読んだからやっぱりもう時間かかっても全部
一個ずつ積んで石積んでいこうって思ったかな
行くしかないよね
そんな言えるって感じなんだよやっぱ
ただ検討誌もやっぱおかしな小説やったらいい意味で
検討誌おすすめです
めちゃくちゃ面白い
これ文庫モデルになってるからね
変なジャケの
ていう
いいねタワダヨコランクいいすごいね
来年だからタワダヨコ
粛々と進めていく
本年60歳タワダヨコ
はい
じゃあ僕も日本の女性作家ですね3位は
今村夏子さんのこちらあみ子
1:42:03
小説ですねちょっと今年はもう
日本の小説家はもう今村夏子でした本当に
この人なはいはい
もともと星の子っていう足田まなちゃん主演の映画を見て
すごくよくって
それこそ鹿島さんとかもラジオで語ってたりとかして
すごい各所でいろいろ解釈をなされてる映画なんやけど
これはねなんか見た時にすごい面白いなと思ったと同時に小説の方が面白いんじゃないかという
ちょっと原作が気になって初めて今村夏子っていう人知ったんやけど
星の子ももちろん面白かったし
あと芥川翔を撮った紫のスカートの女っていう小説があんねんけど
それとあとアヒルっていう本当計4冊かな今年読んだんやけど
マジで全部よくて
本当にね星の子とかを入れたいなと思ってるんだぐらい
本当によかったんやけど
衝撃度っていう意味ではこちらアミコっていうのが最も高かったんでちょっと3位に入れてます
これはねデビュー作なんですよね
それもちょっと過展されてるデビュー作でこれかよっていう
過展もあると
内容的には一人のちょっと変わった女の子の物語で
一言で言うとすごい変な人間なんですよね
アミコさんは全くお風呂入らへんかったりとか
先生の言うこと聞けへん子供なんですけど先生の言うことを聞かない
マナーを守らないみたいな
理解不能な行動を繰り返す女性なんですけど
これはね完全にメタファーになってて
そういった女の子を描くことで普通って何みたいなことを
通ってくるっていうように個人的には感じて
ヤムダの感覚的にはね
村田沙耶香のコンビニ人間にすごい近い
この普通っていうのと普通じゃないっていうのの
境目のこの曖昧さみたいなのを
こちらアミコのみであると全ての小説で通ってくるような
それが結構作風なんかなっていうふうに思ってますと
ただねそう考察ちょっと個人的にはそう感じたんやけども
この今村夏子作品は
基本的に全部どれも具体的な答えみたいなのを提示しない作りになってるんですよ
だから先それ山田もさっき言ってくれたけど
余白を残して
僕語にその想像を働かせて議論する余地みたいなのを
1:45:01
常に残してくるところがすごく趣味にあってて
だからこれぜひね呼んでほしいですね
これは
呼んで議論したい
呼んで議論したい作家って意味では本当に今村夏子が強いなって感じですね
そういう
何だっけ普通疑う系大好物なんで僕
ファック普通なんで
ファック普通で生きてきてるんで今まで
多分ベストだと思いますそういう意味では
何だっけ
どうぞどうぞ
ちょっと好きなシーンだけ言っときますと
アミコちゃん大人になったアミコもちょっと出てくるんやけど途中で
前歯が3本抜けてるんですよ
特殊やろ
この前からね
大人になっても抜けてるんですよ3本
それは昔ちっちゃな学生時代のアミコは
好きだった男の子がいるんやけど
その子に思いっきり殴られて抜けたからなんよね
ボコボコに殴られて
前歯が丸ごと3本抜けて
でそれを大人になっても直してないんやけど
これはねこれも説明されてるわけじゃないんやけど
すごくねなんか好きで
なんかねその
アミコちゃんすごく人と触れ合うことが苦手ってか
自分はいいと思ってるけど他の人からすると
なにこいつってなって避けられてる感じなんやけど
アミコ的にはこの殴られたっていうことが
すごくその肌の触れ合いで
コンビニ人間
そうやろ
そのたとえ殴られてても
それは好きな男の子との肌の触れ合いじゃないですか
だからそれが嬉しくって
治療せずにずっと歯が抜けたまま
大人になっても歯が抜けたままだっていう
この表現がやっぱりいろいろ感じることがあって
これもねそういうクレイジーな女がいるんですよっていう
メッセージというよりはやっぱ個人的には
こんな風にねこんなにも全力で
あなたは人と交じあってますかっていう
メッセージになってるような気がして
すごいパワーがもらえるっていうね
わべの付き合いしてませんか
そうそう殴られても嬉しいと思いますかみたいな
いやこれももちろん個人的な見解
これは回答は全然提示されてないから
個人的な見解でしかないけど
こういう余白の多さで
いろいろ考えたりするのがめちゃくちゃ面白くて
ぜひデビュー作っていうのも
本当衝撃なんでおすすめですね
1:48:00
いやーこれはいいですね
大好物だと思います
よも
ほしのっこも新古宿ですよね確か
ランキングで見たらこちらみこ入れたんやけど
皆さんにおすすめっていうのは正直ほしのっこ
っていうのもほしのっこはもちろん映画にもなってるし
めちゃくちゃダントツで売れてるんで
いろんなウェブで何々で議論されてるから
読んだ後にめっちゃ調べる余地があるのよ
こういう考えもあるのかこれって
思いを馳せることがすごくやりやすくて
他の作品はそこまで有名じゃないから
あんまり探しても出てこないっていうところで言うと
ほしのっこのほうが読みやすいかなっていう気はする
2冊も読みますわ
新古宿っていうのはあなた的にはすごい刺さるところやと思うし
それ知らなくてこの間あれ聞いて
東京ポッド聞いてそんな話なんやと思ったし
かしまさんのレビューはこれまで見たどのレビュー
ほしのっこレビューよりも良かった
むちゃくちゃ納得したなるほどなっていう
全部のシーンそういう意味やったんか
ところで納得できるから読んだ後に今一度聞くっていうのも
すごいいいと思う
これ
2位か
2位は
私の2位はやがて忘れる家庭の途中
滝口さんですね
毎年入れてはいるけど
すごいね2位ってすごいね
これ最初に読んだんですけど
年始
開けてすぐぐらいだったんですけど
これめっちゃ面白かったですね
これ本屋で見たな
滝口優勝
死んでいないもの
懐かしい
で芥川賞取った人ですけど
それが一番
世間的な夢かもしれないですけど
この人ね本当最初確か
ダークボールにもシュートもあった作家で
変な小説ばっかり
根蔵とかまじで楽器か
根蔵に入ってる楽器とかもうちょっと
楽器めっちゃヤバい
根蔵の中の楽器って小説が
僕の中ではぶっちぎりで一番ヤバい
ですけどこれは今回人気で
特にしかも
愛和大学のインターナショナルライティングプログラムっていう
作家留学プログラムに参加したときの日記なんですね
1:51:01
でこの前1個前に
開催されたとき参加したのが
柴崎さん
ともか
女性の作家ね
その人が参加してたやつ
なんですけど
その時もその人は
日記のような小説のような
ぼかした感じで書いたんですけど
今回はガチ日記
なので小説ではないですね普通に日記なんですけど
いろんな国から
いろんな小説家が集合して
そこで
何をするわけでもなくいろんな
近所の大学の
朗読会参加したりとか
そういうそれぞれの作品を読んで
思ったことを伝えたりとか
議論したりとかそういう感じの
期間なんですけど
いろんなバックグラウンドがあるわけですよ
国も違うし小説家だけ
劇作家とかもいて
そういった人たちで共同生活する中で
徐々に
誰と誰が友達になっていって
自分は誰と仲良くなったりとか
書いてあるのが面白くて
完全にこれってモラトリアムなんですよ
男女いて
いろんな国の人が違って初対面で
2ヶ月から3ヶ月一緒に暮らすっていう
マテラスハウスみたいなもんですね
軽い
タケグリさんは
英語そんなできないですよね
そこの英語に対する
自分の考えが
そこの英語に対する葛藤とかめっちゃ書いてあるんですよ
この人は多分こういうこと言いたいんやけど
今俺は聞き取れてないなみたいなこととか
めちゃくちゃいっぱい書いてあって
でも徐々に移卒できる人が出てきたりする
とか
そういうところをめちゃくちゃ正直に真摯に
自分と向き合ってる過程を丁寧に書いてあるのが
めっちゃ面白いし
自分が
暮らす?
いろんな人と一緒に遊びながら暮らすっていうか
今日はみんなで昼飯食いに行って
夜なんか
台所スペース行ったら誰誰が行って
誰誰とこういう話したみたいな
一つ一つはすごい断片的な
本当に日常でしかないんですけど
1:54:00
徐々にこれ終わりが決まってるんで
3ヶ月後には終わるんですよね
要するに別れが来るんですけど
その時点では日記やから
それぞれの登場人物への感情移入がえぐいんですよ
小説のレベルじゃないから
実際の人物やから
すごい泣いてしまいました最後
泣ける部分もあるんや
重いというか
今別に根性の分かれにならないじゃないですか
Facebookとか常にあるしメールも何箇所かあるんで
だけどやっぱり
距離が離れることの辛さみたいな
こういう特定の旅行でもないし
日常でもないし
すごい特殊な環境下での日記っていうのが
あんまりないと思うんですけど
すごい面白かったなっていう話です
タイトルめっちゃいいね
そもそも
そうそうそうそう
やがて忘れる過程の途中ってめちゃくちゃオシャレ
この気持ち悪い絵あるやん
これの意味が最後にまで読むと分かるっていう仕掛けも
これ意味あるんですね
あります
というね
すごくいいね
これはね毎年いろんな人が参加して
これにまつわる作品をいろいろボムシロするそうなんですけど
柴崎智子さんもそうなんですけど
僕は過去のは読んでないんですけど
これはやっぱり特別やったなという感じでした
外国人との別れっていうのは個人的には
毎年インターン生というのが来るんだけど
初めて入社して初めて指導員になったインターン生を
関空に送るときは僕はちょっと泣いてたんで
それをちょっと今思い出しましたね
でもそれです
ほぼそれですね
すごい絶妙な関係なんですよね
本当に
すごい絶妙な関係なのよね
3ヶ月とかじゃないけど
友達でもなく部下でもなく海外に戻っちゃう
Facebookは一応繋がれるけどみたいな
それがすごい
それです
まさにそれやな本当に
それでしかない
めっちゃ刺さると思うよ
俺も大学2年とか1年とか
まだ
ボーイスカウトを真面目にやった頃があって
懐かしい
その頃に同じようなことがあった
1:57:00
もっと一期か短いけど1週間2週間くらいかな
どんくらいかかってたけどいろんな国から来て
人らと話してるときに
いろいろ思うことめっちゃあったし
どこやったかな
モルジブから来たやつらがコーラ飲んでて
俺にコーラくれる?
飲んでみろやって
飲んでみたらコーラの缶の中にウォッカ入れて飲んでて
そういう断片的な思い出とかめっちゃ覚えてるんですよ
面白いね
モンゴル人で歩いてたらめちゃくちゃベンツに
真っ黒のスモークのベンツに煽られて
めちゃくちゃモンゴル人が車に怒りそうになって
止めたりとか
そういう異文化交流した経験があると
その時のことを強烈に思い出すというか
非日常って脳に残りやすいし
それを断片的に覚えてることが多いよね
そういうのもフラッシュバックするし
ここで描かれてること自体も緩くていいんですよ
今もうギスギスやん
ギスギスもギスギスやけど
ぱんぱんやんか
ほぼニートみたいな
毎日愛媛のシティをブラブラするみたいな
友達とちょっと喋ってみたいな
当然ライティングプログラムはあるんやけど
自分の作品を英語に訳して
海外の大学の学生と意見交換するとか
そういうのもあるんですけど
それに真面目な話もあるけど
緩い旅行みたいな
今は旅行できないんでね
そういう意味でもおすすめです
ありがとうございます
エッセイ日記大好きなんで買いますね
日記引き継ぎきてるんで
ありがとうございます
今2位やってるね
僕も2位ですね
僕は詩集ですね
詩集?
ちょっと初めての
高階キイチさんっていう方の
早く家へ帰りたいっていう詩集を
今年ちょっと読んで
個人的にもちろん初めて
高階キイチって全く知らんかったし
本として2冊とかそんなに出てない人
らしいんやけど
個人的に初めて読んで
ブラックワードブックストアの店長さんの
おすすめかなんかで知った
全く経緯不明で知った本やねんけど
これすごいよかったので
2:00:00
これは実際高階キイチさんが
息子がいたんですけど
生涯を追って生まれて
4歳弱ぐらいで亡くなったらしいんですけど
亡くなった息子と過ごした日々に関する
詩集で
ボロボロに今年一番泣いた
本とか関係なく一番泣いたのが
たぶんこの本読んだとき
だったんでめちゃくちゃ強烈に覚えてるし
一応引っ越したんですけど今年
今本棚がリビングにないから
壁に面鎮する棚みたいなの
自分で作って
3冊だけ面鎮できるんやけど
それの1冊
定期的に手に触れようっていう
活動をしてて
パッと読めるからね
これはもちろん亡くなるという
息子が亡くなってしまうというシーンが
どうしても泣いてしまうんですけど
これはもちろん子供がいるっていう個人的な理由も
たぶんに載ってて
それはちょっと過転してしまってるんやけど
詩集の途中で亡くなるんですよ
息子さんは
前半は3歳とかやから嫌々気とかで
自分の思い通りにいかない息子を
ちょっと鬱陶しくなる
鬱陶しく思ってしまうシーンとかも前半にあって
ただ死後に
それすら愛おしかったって思う
ひたすらの後悔みたいなのが
本当に苦しくて
個人的にはうち4歳なんやけど
4歳の娘にも
めっちゃイライラすることがあんねんけど
イラッとしたときの処方箋として
いかんいかんと思って
読むみたいな
それすら愛そうってことで
イラッとした日熱化した後に
さっと読んでそれすら愛そうっていう風に
自戒を込めるというか
そういう意味で引っ越してずっとメンチン
してるっていうのがちょっと個人的な
思いが載ってるとこですね
エッセイとか載ってないってこと?
死ってこと?
死、苦悼典もないし
ビックリマークとか当然ないし
個人的に死ってそんなに読んだことなかったけど
苦悼典がないとかっていうのはすごく
これはもちろん悲しいんだけど
感情の起伏みたいなのはむしろ
その読者に任せるスタイルになるというか
苦悼典とかで伝えてくる文章ってあると思うんやけど
2:03:03
そこがすごい平坦っていうか
だすと逆に自分の想像の思うがままにできてしまうから
より深く刺さってしまうような
作りになってるのかな
死はっていう本当に素人の意見
死ビギナーとして
そう死ビギナーとしてはこういう風に死って味わうのか
みたいな風にちょっと思った
いいね
よかったね
ただその高階喜一さんそれでこれで死って
これやばいなってなって
詩集とかをちょっと買ってみたんやけど
その死という概念
理解したくってこと
それは全然面白くなかった
他の詩集はってこと
やっぱちょっとこの子供関係のやつで
特別刺さってしまったっていうのがあって
ちょっとまだ死を深く知るにはまだ
時間かかりそう
勉強不足っていう感じかな
大変やな勉強好きなのに
死に詳しい人いったらぜひ教えてほしいなって感じで
どう読んでいいか
なんか又吉の本とかで確か
死の楽しみ方みたいなの書いてあったので読んだけど
全くピンとこなかった
俺も芸人と廃人っていう本を今年読んだんやけど
それかな
あれは自由律じゃなくて575やから
ちょっとまたちゃうんやけど
死という制約だからこそ生まれる言葉みたいなのは書かれてて
例えば575っていう小文字図の制約だから生まれるみたいな
そういう楽しみ方はあるって言われてたけど
ちょっとまだわからないですね
これでも出版社が夏破写っていうところですよね
全ての雑誌も夏破写やし
そうなのよ
今めちゃくちゃ要注目ですね
俺このブラックワールドブックスターの店長さんも
いろんな本おすすめしてるなと思いつつ
夏破写これが結構多いなと思って
なんか出版社で選ぶっていうのはあるよねすごく
俺この出版社で言うと
何だっけな
創跡の古本を初めて買って
何だっけな
創跡全集を買った日
古書店主とお客さんによる古本入門っていう
古本屋の店長と客の会話
ただただラジオやね
ラジオ
みたいな感じの対談がすごく面白かったですね
2:06:02
ブラックワールドブックスターの店長さんぜひフォローしてください
おすすめ本片っ端から買っても全部いいんで
そうやって選ぶのもアリなのかなっていう
特定のキュレーターみたいなこと
本屋行ってもピンとこむへん人は
そういうのもアリかなっていう気は
最近本屋そうね
パッとこない本屋も多いからな
パッとこない本屋が多い
子供がいるっていう状況をたぶんに盛り込んでるんで
万人におすすめはできないけど
読んでみようかな
ちょっと広い意味でね
身近な誰かみたいな風に置き換えてしまうと
本当涙なしでは読めないんで
純粋な気持ちを失った人たちにはぜひ
純粋な気持ちを
俺にも言ってんのか
あなたは界隈の人
汚れた心の
汚れた皆さんに
これぜひおすすめしたい
純な
純な本ですね
じゃあ
お願いします
1位いきますか
この汚れた心がね
汚れ
ほんまこれ前振りになってると思うけど
この話1位の選本
めちゃくちゃ聞いてて
嫌な気持ちになる人がいるかもしれないんで
それをあらかじめ言っておきますけど
気になりますね
それも一つの価値観ということで
もちろん
1位はですね
聖なる図
浜野千尋さんの
エッセイ
エッセイじゃない
ノンフィクションですね
知らない
めちゃくちゃやばいんですけど
聖なる図
去年の
開講研ノンフィクション授賞作
でして
これ先輩から教えてもらって
本好きの
読んだんですけど
ちょっともう
あらゆる
33じゃないですか
もう価値観って結構固まってきてたじゃないですか
これはこうだなとか
これはこう思うなみたいな
それが久々に
全部壊されるような読書体験で
これ今ちょっと調べたけど
やばいやつだよねこれ
これほんまビビりまくる絵ですよ
何の話かっていうとですね
犬とか馬とかを
パートナーとして
動物性愛者を
ずっと言ってますね
また性愛っていうのは
性別のせいに
愛とか言って
セックスですね
なんですけど
2:09:01
それを動物としている人たちの話なんですね
これ聞いて
嫌悪感示す人が
示さない人の方が多分少ないと思うんですけどね
嫌悪感っていうか
怖いなっていうところだね
嫌やなとか嫌悪感とかそういうの出すと思うんですけど
最初読み始める前に先輩に言われて
えー何すかそれみたいな
下手本すぎませんみたいな
いやいやちょっと騙されと思って読んでみてや
みたいな言われて
読み終わると
あーなんか
俺間違ってたのかみたいな
えーみたいな
ある?
なんかその動物
動物愛するってこういうことなんかみたいな
っていうレベルで
価値観が転倒してしまうという
本なんですね
しかもなんかその
この本がすごいのはもう
めっちゃ
その教題で研究してる人が書いてるんですけどこの人ね
実際にその
なんていうかその
要するにそのなんか興味本位で
なんとなく
そういう
下手者モードで書いてるわけじゃなくて
文化人類学の観点から
アプローチで
ファクト積み重ねて実証していくみたいな
感じで
やってるんですよね
なんていうか
その
動物に性欲って
当たり前にあるよなっていう
そこ大前提で
あるんですね
でなんで嫌悪感持ってしまうかっていうと
僕たちはペットとしてまあ基本的に犬とか
飼ってるじゃないですか馬とか
まあ馬はペットでは飼わないけど
まあその移動の道具
要するにその
いつまでも子供とか舌の存在として認識してるんですよね
はいはい
だから
その
いわゆるそのペドフィリア
その小児
性愛者と一緒に
くたにされてしまうと
えーと
すごい小さい子供を性的な目線にするのって
ダメですよね
それも
それと同じように
ペットのことそういう風に
愛してますっていうと
そんな
なんていうか
子供みたいなもん
ほとんど子供みたいなもん
自分の意思を
表示できない
動物に対して
そういうことするのおかしい
って思うと思うんですよ
うん
ただ
その逆に
なんていうか
そういう
この
ズーと呼ばれる人たちは
その逆に動物を
ものすごい成熟した存在として捉えてて
なるほど
子供ではなくて
まあその
性欲もそうなんですけど
水飲みたいとか
食事したい
って同じように
性欲に対して接していて
2:12:00
うーん
要するにその
なんていうか
そこを区別しないというか
一人の成熟した大人として見ているみたいな
はいはいはいはいはい
ことが書いてあって
で実際に
その当事者たちの
インタビューを交えつつ
延々そこを
浮かび上げていくという
過程がもうね
うーん
もうほんまにすごいですね
うーん
セックスとは愛とは
という議論まで
それ自体が何なのか
みたいな話になっていくと
うんうんうん
いう
もう
とんでもぼんというか
これいちいとんでもないな
そうなんですよ
これほんとに
なんていうか
いや
これで
俺が面白いって言ってるのは
別に下手者的なこと
というか
下手者的なこと
的じゃなくて
何でも当たり前と思っていることが
当たり前じゃないというか
はいはいはいはい
価値観揺さぶり系で
そうそうそうそう
でも犬飼ってる人からしたら
もうほんまこんな本
絶対読みたくないと思うんですよ
あーま
そうやね
読む人は選ぶよね
うん
いやし犬が好きな人からしても
不快っていうか
うーん
いやと思うんですけど
なんていうかな
この人たちは別に
動物を虐待してるわけじゃないですよ
この
図という
うん
よく攻撃されるときに
動物を性的に虐待してるって
思われちゃうわけですね
はい
要するに当然ですか
はいはい
だけどそうじゃなくて
受け入れるというか
動物の性欲を受け入れる側なんで
自分が積極的にこう
自分の性欲の
吐き口にするわけではない
っていう
なるほど
ことなんですね
はいはいはいはい
ただ
でもこれ
特にまたすごいのが
著者のその
もうその
冒頭にその著者がどういう人か
っていう
ことが書いてあるんですけど
自分がそういう
性虐待を受けてた
っていう
話が
あーなるほど
書いてあって
性被害を受けてた
そうってことですね
そうそう
それを
でそれもきっかけで
なぜそういうふうに
要するにこの人も見切って
そんな生半可な気持ちで
これやってんちゃいますね
っていう
その最初の
なんていうか
宣言みたいなのがあって
そのめちゃくちゃ
なんていうかな
男前っていうか
そんな別のこと
別に言わなくていいやんか
自分の
そのプライベートのことだから
うん
そんなこと言わなくていいのに
そこを自分の
その環境
こういうことがあった
っていうことを正直に
言った後に
この本
語るみたいな
という
はあ
なるほど
これ見事やね
これはね
ほんまに
いや
僕のことこれで嫌いになる人も
多分いると思うんですけども
いやいや
そこはまた別ですよ
ここで本を紹介するだけ
そうそう
まあそうなんですけど
これを1位にするとは
何事なんていうね
ああ
いうのはあると思うんですけど
いやもう本当に
うーん
2:15:00
やっぱり当たり前ってないんやなって
思わされるし
やっぱり
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
俺もこれ別にそれがあるからって 別に善行ってするわけじゃなくて
むしろその価値観の転倒みたい ところを楽しんでほしいって感じ
ですね
なるほどね でもすごい今を彩る 多様性 究極の多様性である
そうそう
なんかさっき言った常に対等だ っていうその哲学は結構刺さる
ね 俺には 主に子供に対して思う から
あーそうね
それを
対等であれっていうのをもちろん 動物であれそういった哲学をズー
さんズーの人たちは持ってるっていう の結構刺さることやね
なんか詳しく聞かずに悪意だけで 殴れるやんこれ
まあそうやね 140文字字で
そうそうそうそう だけどやっぱりそんなことをする
っていうのはなめはんかな覚悟 じゃできないしやっぱりその人たち
は本当に動物が好きなんですよ 犬のことが本当に好きとか 子供
的な視点でのペットとしての好き じゃないんですよね
うん わかるわかる
ペットっていうのは子供的な消費 のされ方しかしてないけどそれ
虚勢するのが本当それなんですけど そういうのではないっていうか
もっとパートナーとして本当に っていう本当にこれとんでもん
で これでも今めっちゃ平積みされてる
時とかもあって
うん知らんかったけどすごいね 確かにこの大賞の受賞っぷりは
そうそうなんでぶっ飛ばされた 人はねぜひ読んでみましょうね
まあね犬好きな方とかねいると思 うんで少なくないと思う
そうですねなんかやっぱあれですよ ね赤眼鏡さんの犬好きじゃなかった
しっかり
赤眼鏡さん犬好きですしこの回 をすごく楽しみにされていて一応
ランキング中に本を読んでいく というかまず赤眼鏡さんぜひこれ
2:18:01
を手に取ってほしい
これを手に取ってほしいですね どうしようもう
絶縁されるかなあったこともない のに絶縁される
いや別にね無理って読む必要ない と思いますね犬好きの人からする
とただにどんだけ説明されても 嫌なものは嫌って思う可能性は
全然あると思うんで
しかも別に悪いことじゃないから ねそれって
そうそう別に
どっちが正しいとかじゃないから
いいんですけどでもじゃあ自分が ペットとか犬とかに対する視点
が子供を自観ているもので常に 連続させているような関係でいい
のかということを問うてほしい っていうことですね自分に対して
はい
まあ広い意味で人との付き合い とかにもつながっていくかもしれない
どういうこと
どんな相手でも対等であれっていう
はいはいはい
哲学も散りばめられてそうな気がする
自己啓発として読むのもありなん じゃないね
ちょっと丸め込み方がちょっと 謎ですけど
いいです
1位です
ありがとうございます
すごい1位ですね
ちなみにこれだから正確には2位 なんですかそれとも
あー2位かな
なるほど
やっぱねもうあれじゃないですか 芸能人の自殺とか止まんない時期
あったじゃないですか
うんあったね
今年振り返るとそういうのもあるん で
でね普通に一般の人でもすごい 亡くなっている数すごい多いって
聞くんでそういうの考えると今 これほんまになんていうかいろんな
人に呼んでほしいなって思うん でやっぱこれ1位かな理由のない
場所は
はい了解です
じゃあ僕も僕も正確には2位もとも と1週間前ぐらいまでは理由のない
場所
1位でや
厳密には2位なんですけどこのラジオ では1位にちょっと挙げた本は
上馬陽子さんの海をあげるという エッセイですねごめんなさいこれも
これも各所で今話題のかなり新刊 かな多分10月ぐらいの
そう最近よね
うんハードカバーので上馬さん っていうのは紹介しますと大学の
教授ですけど沖縄在住で未成年の 少女の性犯罪とか死因等を活動
されてる方で個人的にはちょっと 数年前に裸足で逃げるっていう
沖縄の少女たちの密着ドキュメンタリー ものみたいなのが岸正彦さんの
2:21:00
帯やったんで読んだっていうそれ だけの理由で知った著者でその
裸足で逃げる事態は上馬さん自身 の話じゃなくてそのドキュメンタリー
だから傷ついた女性たちにフォーカス が当たってる作りになってたから
その時の上馬さんの印象っていう のは全くなくて研究熱心だなぐらい
の感覚だったんやけどこの海をあげる っていうのはエッセイなんで上馬
さんが実は離婚して再婚して子供 がいるとかあとは性被害以外で
普天間基地移設問題とかにも携わってる とかそういう本人に関しての情報
っていうのがいっぱい出てくる のが前の作品とはちょっと違う
ところですとでこの1位に挙げた 理由っていうかこの作品素晴らしい
のがとにかく文章なんて切な言葉 文章がとにかくすごい震えるのが
要証書であるんやけど一番震えた のはこの海をあげるっていうタイトル
表題作のエッセイがあんねんけど これは話としては上馬さん詳しい
と思うんやけど辺野古の基地移設 問題のことであれってもともと
沖縄県内に普天間基地をなくす と削減するということが策定されて
たんだけど代わりの基地が沖縄 内に建設されるという条件がついた
策定でその候補地が辺野古で今 民意を完全に無視して生み立てる
ための土砂っていうのをひたすら 投入されてるという状態ねじ
れてた状態なんだけど上馬さん は土砂投入の反対デモとかに参加
してるこれ一番最後の話なんやけど ちょっと引用これ引用していいん
かな結構引用していいんかな結構 大事なとこ引用しますねじゃあ
どうしても止められないどうしても 民意が反映されないっていうこと
に行き通りを感じてるっていう 著者なんやけどその絵の行き通り
に関して著者ならではの表現っていう のがすごくて私は静かな部屋で
これを読んでいるあなたにあげる 私は電車でこれを読んでいるあなた
にあげる私は川のほとりでこれを 読んでいるあなたにあげるこの
海を一人で抱えることはもうできない だからあなたに海をあげると言うん
ですよ海をあげるってのは要は 海を差し上げるという意味っていう
2:24:02
のはここでわかんねえんけどこれは 要はこの行き通りとかを一通り
トロした後に私にはもう抱えられない とこの問題をだから次は読者である
あなたが考える番だよというふう に最後の最後本当の最後に書き
かけてくるんですよこれはもう エッセイなんで基本的には上馬
さん自身がいろんな問題提起をしながら おのれの哲学を述べていくっていう
作りになってんねんけど最後の 最後だけ投げかけてくんねんこの
鈍天返しが俺まさに書いてある とおり静かな部屋でこれ読んでたん
やけどもう最後にビクってこう 声が出そうになったよね投げかけ
られたっていうその急な攻撃に ビクってなったんよねだからこれは
エッセイやねんけどエッセイの 形をした歴史とした問題提起の
本っていうのに最後の最後に気づく というかでその問題は結構その
前からも結構散りばめられてて もう1個これちょっと俺知らんかった
けど95年に沖縄で女の子が米兵 に合間されたっていう事件があった
らしいんやけどその抗議集会みたいな デモの集会に沖縄で8万人ぐらい
集まったんやってすごい一大デモ やったらしいんやけどこの事件
の報道のされ方っていうのはかなり 酷かったらしくって被害者なのに
完全にプライバシー無視でかなり そのセンセーショナルな報道のされ方
をされたらしいんやけどなんかその 報道をテレビで見た東京の友達
があー行きたかったなーみたいな 感じで言うと怒りのパワーを感じ
に行きたかったなーって言ったらしいん ですよねでそれにかなり意気動
って上間さんはならあなたの暮らす 東京で抗議集会をやれよという
風な言葉を吐いてるんですよここで これはさっき言った海を上げる
の時と違って明確に言った人に対して そう答えを出してるんですよね
そういう風に思うんだったら東京 でも抗議集会をやれとだけどさっき
の辺野古移設に関してはあくまで あなたたち読者で考えてという
投げかけをする作りになってるん ですよねだから問題提起を散り
2:27:00
ばめつつ最後の最後は読者自身 が考える番だっていう風にバトン
を渡すっていうのがもう完璧やな と思ったよ作りとして
最後の最後だったことか
そうこれちょっと最後ネタバレ になっちゃってるんだけど
別にいい
海を上げるっていうのはそういう 意味だしエッセイには終わってない
っていうのが最後の最後にわかる っていうのがもう作りとして完成
されてるなっていうのでかなり 震えたっすね
なんかあれっすもんね社会学者 やからすごい何ていうか裸足で
逃げるとか本当にインタビュー して感じじゃないですかだから
この人文章がそんな感じなんか 全然知らなかったな才能爆発みたいな
感じなのかなじゃあ今回
そうやねなんか上野さんも裸足 で逃げるって思った以上にバツ
ってしまってそれ以降その何ていう か依頼がいっぱいあったらしいん
だけど物を書いてくるただそれ 全部断ってたんやけどどうしても
やっぱ書きたいこと今で言うと この辺野古移設とかっていう沖縄
の今の問題性被害以外の問題の 部分もやっぱ伝えなきゃっていうこと
でなんか筆を取ったみたいなこと 後書きで書いててんやけどもう
どえらい文章力別にインタビュー とかせんでも本人のその文章力
っていうのがもうどえらいって いうことで今結構売れに売れてる
らしいんでちょっとこれはぜひ 手に取ってはっていう感じですね
ちょっとこれは読まなかったな これはぜひ読んでくださいあんまり
表紙がかっこいいとかそういう インテリア的な要素はないんやけど
インテリア的な要素気にしてん のタグボタン気がくる
本当ですか僕が本っていう評価 軸の語学圏の中にインテリア的っていう
のがもちろん入ってんだけどね
フィジカルの本買うのはなかなか ちょっとむずいもんな
そうそう今そこ結構大事なファクター じゃないですか
セーナルズとかちょっとフィジカル で買えなかったもんな電子書籍
で買ったもんな
電子書籍っていう選択肢あるのは ありがたいよね
そうそうそうですねでも沖縄の ことは確かにもう何ていうか全部
が全部そうなんですよね何ていう かリゾートとしてみんなめっちゃ
インテリアをするくせに現実問題 として全然見ないっていうか見て
みぬふりするのが本当最悪やな って毎回思うっすね別に僕が何
かやってるわけじゃないですけど 毎何か奥さんは沖縄好きなんで
よく行くようになって何回か行 ったかな3,4回行ってる中でもやっぱ
思うから何ていうかいいとこだ 沖縄にとっては観光すごい大事な
産業かなそれをちゃんとっていう か本土の人が行って楽しむことは
多分重要なことなんですけど経済 的にただ抱えてる政治的な課題
みたいなのに対して本当に無関心 なのはひどいなっていうのは前から
そうやねいや俺も全然詳しくなかった けどのふてんまき地施設とかは
2:30:04
これを読んだとしばらく調べて 本当の人は沖縄に問題を押しつけて
いるっていう言い方をしてたん やけどまさにそれでリゾート気分
で行くだけのちょっと日本じゃない 国みたいなぐらいの捉え方が結構
不変的になってしまってるから いざこういった米軍基地とかの
問題になるとじゃあ沖縄が空いてる じゃんみたいなふうにどうしても
思ってしまっているっていうところ がかなりねじれててそれを定期
してるっていう本なんでまじ自分の 無知を知ったっていう意味でもすごい
よかったし考えさせるきっかけ になるっていう本ならではの体験
でしたね
なるほどこれはもうマストですね
これマストでしたね2020という 意味でもすごくいいし今読むべき
本かなっていう気がする
はい
大丈夫ですね
やっぱちょっとベスト3ぐらいだと ちょっと熱が入りましたね
熱が入りましたベスト3だけで多分 1時間ぐらい言ってるんじゃない
かな
確かに
まずい誰も聞いてない時間帯
大丈夫です
大丈夫ですか
行転してるから
これ言っときたいなって時点的な やつあります
惜しくも漏れたみたいな
惜しくも系で言うとちょっと内輪 的な話なんだけど我らが片山なっちゃん
いるじゃないですか
その話ねはいはい
ルワンダの今という本を執筆した 僕らの同級生の中に紹介されてる
本があってジェノサイドに関して それの生かされてっていう本なん
やけど今キュレイリバギザさん ルワンダ人の生き残った人が書いた
生かされてっていう本は結構衝撃 だったんでちょっと割とありやった
いかにやばい世界だったかっていう のをドキュメンタリー上に書いてる
本これはちょっと入れようかもや ったけど
php文庫
これ電子書籍がオススメ圧倒的 オススメやけどちょっと怖かった
んで
ルワンダの件は結構僕本読んでるん で
じゃあ詳しいやろね
好きで好きっていうかそのすごい 興味があったっすね当時
これは完全に被害者視点なんで 結構精算な現場っていうのがどう
2:33:00
してもイメージ先行したんやけど 許す許されないみたいな話なん
ちょっとね
ちょっとねピンとこないとこも あんねんけど俺はそもそも知ら
なかったからほとんどそれ知った っていう意味ではよかったかな
あとはまあやっぱ今までの作品 が時点にバンバン出てくるって
感じ
あーやっぱおもろいな
面白いね個人的な趣味がすごい 合う感じがした
なんかありますか
えっと結構新しい海外作家を読ん だんすけど
えっとねパオロジョル
イタリアの
そうそうそうコロナの時代の僕ら っていうエッセイが今年出てそれ
はブチバズリしたと思うんすけど その人が書いた小説に1個あって
素数たち
なんか数学のやつ
そう素数たちの孤独と兵士たち の肉体ってあるんですけど両方
ともね 超絶と遠遠とまでしたね
素数たちの孤独はなんかレビュー で読んであのコロナのエッセイ
で騙されんなとこっちを読めみたいな
そうね素数のたちの孤独ねその 数学の話はそんな絡んでこないん
ですよねメインには
あそうなんや
そうなんかね素数がタイトルに 入ってる本もう1個あって
珍しいな
そっち素数好きやんか
まあわかるよ
ムルインの素数好きでしょ
僕結構素数常に考えながら歩いて たりするから
そうやんねあの素数の性質がある じゃないですか自分以外の公約数
が存在しないとかあと俺知らなかった けど素数は偶数が間に入り隣り
合うことはないだから偶数が絶対 間に入るみたいな
それ特性を言うと物語ラブストーリー なんですけどそれをうまく絡めて
書いてるのがめっちゃ面白い
うわキモいなそれだいぶキモい 哲学が入ってるなこれ
そうそうそうそう
あーいいね
とかあとアンソノタが言ってくれた 雑貫の終わりかなあとグガハン
の砂漠か町に入り込んだ日っていう これがまたこれ移民の話ってか
フランスに移住した韓国人作家 のフランス語によるデビュー作
っていう
おーなんかちょっといいならひり さん的な
らひりさん的なしかもまだ韓国 で出版されてないっていう
要するにフランスに移住して韓国人 の人がねフランス語で書きました
フランスでは出版されてフランス 語から日本語に翻訳されて日本
で出版されたけど韓国語ではまだ 翻訳されてなくて出版されてない
2:36:00
という
へー
なんかすごいトリッキーな
へー
すごい
へー
なんかねジャケットがねこれもう ねジャケット見たら買って飾り
たくなるような
あほんま
超素晴らしいコラージュアート なんで
あー
まあその辺とかかな辞典はあと ジブさんの辞典とかかなあとは
えジブさんの辞典
えワニードの俺はやるわワニード の俺はやるはいてんの
誰が読んでんね
はいはい
いいですね
はいそんなとこっすかねー
あとそうやねリビルドでも紹介 されてたオードリータンの天才
itそう7つの顔ってやつあれね結構 面白かったよ
そう
なんかねあのいやもちろん前半 はオードリータンのまあおいたち
みたいなやつじゃないけどその lgbt とかあとあの人ギフテッドかな
そのまあとてつもないiqを持って 生まれてしまった子供みたいな
いやと思うけどそのでかつセクシャル マイナリティで悩むみたいな結構
特殊な環境だったと思うけどそれ そういった息子を持つ親の思い
みたいななんていうかな教育学 としてすごい良いというかなんか
そういう時親はどうするか的な 目線で
あーなるほど
面白かったのよねオードリータン の凄さというよりはなんか親それを
見守ってそれを育ててきた親の 凄さみたいなのが結構際立つとこ
があって
へーなんか想像してるのと違う ね
そうそういやあの本筋じゃないと思 うんやけど個人的になんかそれが
すごいなんか面白かったかな
読んでみようかな
まあ軽く読める気がする
あとちょっとあの今パソコンで 見てるLINE
うん
じゃあちょっとねクリスマスプレゼント をあなたに見れるのか
パソコンで見た方がいいの
いやどっちでもいいどっちでも 見れるはず
えーっと行ったかな
なにこれ
開けるかなやっぱり遅い
遅い
なんかあーおーえー何これ
見えました
見えた
すごい
やるやると言ってやってなかったん ですけどちょっとこれまでランキング
をまとめたサイトを立ってたんで あのこれにちょっと2020を追加今後
していこうかなと
すごい
これあのえっとねえっとリンク をねちょっと貼りたいんやけど
2:39:05
できればあの俺一応ブログレビュー みたいに書いてたから過去作品
はリンク貼れるんやけど山田ある かな
あーえっとね年度によるね
年度による
あのブログに一記事で起こしてる やつもあるけど日記スタイルにして
からは多分その何月何日2018年
第何週
第何週の中の一部
なるほどそれ難しいなじゃあ
うわーこれ2018のとか見たらめっちゃ うおーってなるな
そうそう結構ねやっぱ自分らで やって完全同じんやけどそれでも
やっぱああ俺これ2位やったん みたいになるけど改めて見ると
めっちゃあるなこれ
これ5位かーみたいな
そうそうそう完全に同じただまあ これ2012年からかまあ9年分くらい
あるんで多分100冊以上あの僕たち が好きだった本を書けたんで
めっちゃすごいやん
ぜひこれでまあ願わくばやっぱり その可能であればそのやっぱ自分
たちがどう思ったかみたいなブログ とかがあったら教えてもらったら
リンク貼るんで
えーまじで
全然まあ最悪えっとこれはGitHub なんで山田さん側でも編集できる
と思います
えーそうなの俺でもそういう知識 ないから
そういう知識なんかちょっと無理 じゃない
いや全然ソースコードもそのまま ダウンロードできるから俺のところ
参考にしてもらったら多分すぐ 書けるし反映もできるしあとデザイン
これカスなんでえっともっとちょっと オシャレなデザインに
そうもうシンプルでめっちゃいい けどこれ
あほんまですか
うん逆に
じゃあ
なんかこうややこしいことがなくて なんかクリックしてそのページ
遷移してとかじゃないやんもう すごくない
あーそうね
それめっちゃ良くない
多分機能です
そうそうそう
このくらい逆にこのくらいシンプル なサイトもう興味ないからな
こんな早く切り替わるし
そうそう
いやでもこれ良くないこれでいい と思う
ありがとうございます
まあちょっと
まあ確かにねちょっと縦のビュー のフォントとか若干気になるところ
が確かにあるから
そうやねあのねやっぱこれ多分 モダンではないから全くこの辺
赤眼鏡さんとかにどうなのかな ってちょっと思ってんねんけど
そうやなでももう切られてるから
まあせいならずっとりとリンク アップしといて
2020
確かに
今年そうやな今年そうね全然できる ちょっと準備するわ
あの全然いいですあの準備っていう ほどのもんではないしあの俺も
2:42:01
ないやついっぱいあるからえっと カヌケであるやつかつ自分が分
かったやつだけリンク貼ってる けどあのまああればっていうくらい
ですね
もう一回読もうかな全部
今年終わるで僕としては来年か
もう一回読んで書こうかな
いやいやまああの残ってたやつ 既出の既存のやつだけ一個でも
二個でもいいんで
やっぱでもこれで俺らの速さが 出ちゃうなやっぱ俺の速さが
いや2014年の段階でもう岸正彦 行ってるとこも速さが出ちゃう
あー確かにな
俺の速さであとでも古市のりと しか入れてんのちょっと絶望的に
恥ずかしいな
やめろ
俺2014年
まあでも古市の女子はねねやっぱ 早かったんじゃない2014年に注目
してる人なかなかいなかったね
そうね俺ら絶望何だっけ
絶望の国の幸福な仲間たち
そうそうそうそっからやるな俺 らはな
そうねうんまたあの人が大学時代 とか
うんこんなことになるとかね
ワイドナッシュを出るとかね思 ってなかったからね
いやいやこれめっちゃありがたい っす
いやいやいや
張っときます
みなさんもちょっと気になったら
ちょっとこれ検索機能とか一切ないん で見てもらうしかないんだけどと
にかくもしベータ1としてなんか 女性作家恋愛とかで入れたら出て
くるとかねそういうのちょっと やろうかな
モダン
モダン
もしかして
海外
海外
海外小説
フォーンみたいな
そうそうそうまあそれはやれへん けど正直ねログとして残して
おこうかな
いいねいいよいいよ
ありがとうございます
いいよいいよ
サンキュー
いい
まあでもこれ語りで残してんの でかいよな毎年その語りで残
したかったからな
そうなのよねなんか何言っちまえ ったかFacebookになんか画像だけ
貼って残してたんやけど全く意味 ないからデータとして残すべき
やなってずっと思ってたから
そうそうしかも俺らはもうトーク を録音するという技術を覚えた
からな
そうそう
それを全世界に配信するという
いやそうそうだからね俺も最近 レビューちゃんとかいてへんから
あの2019とかもポッドキャストでも 語ってますって言ってもうお前の
in your lifeのリンクだけ貼るっていう
一個一個の作品というかポッドキャスト で聞いてくるっていう
ああそうね
やり方が一番楽やな
確かに
気がするんでね
まあそうですねできる限りできる 範囲でやっていきましょう
はい
じゃあまた来年も良きブックライフ を
いやそうですねちょっとテンション 上がりますね僕は
そうですね来年はどうしようかな って感じがありますよね来年は
そうやね
最近どういうの好きな
えっとねやっぱ今育児休業とか で家にいるからこれもやっぱ最初
見た通りでなんかやっぱ他社が どうしてるかみたいな感じになる
2:45:04
ことが延々と続いてる1年間
なるほどね
でなんかそうなるとやっぱエッセイ とかになるのかなっていう
ああそうね
気がして小説はやっぱなんかちょっと 違う思考になっている今はって
感じかな
なるほどねじゃあ日記とかまさに 良いよねじゃあ
そうねドキュメンタリーとかノンフィクション もまあそういう意味では合ってる
気はしている
ああそっかそっか
うんうんだけどなんかやっぱコロナ禍 がでかくて自分の中でこの古い
昔のというよりはやっぱ今最新の 情報を得たいっていうのちょっと
した気持ちがあるので
なるほど
なんか新刊を買いがちなのは続く かなって感じが
なるほど僕はどうしようかな来年 ちょっとまだ
方向性が決まらないまま積読を 今消化している状態なんで
でも新旧入り乱れ系じゃないの
そうですねまあ小説がめっちゃ多い ストックされてるんで
それ全部読んでいく感じですね
いや小説が読める状況ってある種 現状満足しててやっぱぶっ飛べる
ものみたいななんか安定した状況 やと思う
まあ現実逃避にも近いかなその 現実があまりに残酷
確かに
そうそう
なるほどね
ノンフィクションもななんかこれ オーみたいなのがあんまない見つけ
できれてない本屋とか行ってよく ノンフィクション棚行くねんけど
そういう
はいはい
でもパッとグッとくるのがまだ 見つかってないまだ来年また今
あんま本屋行ってないからちょっと 最近行ってないからだけど行って
ちょっとディグっていきたいな って感じはしますね
そうやねうんそれは本当にやり ましょう来年
また来年も
はい
よろしく
まあ格闘技もあるんでねまあちょっと 格闘技次格闘技やりたい感じは
あります
そうだよね
ねまた生まれて
またね中塚が読んで
そうそうそう召喚して
あの斉藤たやさくらみくんの解説 をどうしても聞きたいんですよ
あーなるほど
2人とも
3ラウンド目は何だったのかっていう
はいあとはいそうそうそうでシュート じゃないですか
うん
そうやね系風ね
そうなんでまあ全部まとめてやり たいなと思ってるんで
はい
ちょっとね彼最近インスタでなんか ブラジルの充実家に寝技を教えて
もらって今年一番ためになった みたいな気持ちを言い上げてたんで
その話
見逃してるわ
ほんま
チェック用テックやな
その話をぜひ交えながら
あーそうやなちょっと召喚する 召集するわちょっと
そういうじゃないですか
はいじゃあ今日は
2:48:00
はい
さやく星でした
はいありがとうございました
長い時間ありがとうございました
いやこちらこそです
はい
ありがとうございました
お疲れっす
お疲れっす
02:48:25

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