00:00
♪~
ハレルヤからでいいですか?
ハレルヤから、まずはいきましょう
僕一応ちょっとだけ読み返したんですけど
はい
もうほぼ2ヶ月前ぐらいに読んだんだ
そうですね
ちょっと
本当のね、予定とかなり時間がかかっちゃったから
そうですね
私も久しぶりに
一応少しだけ読み直しました
そうですね、僕も
あの、一応最初のハレルヤ企画は
全部読み直して
2個目もざっと読んで
3個目はちょっと
3個目、4個目はあんまり読んでない
まあこれ短編集ですね
大阪和志の
最近っちゃ最近ですけど
もう1個今新しいの出てるよね、確か
そうなんですか?
文庫はまだ出ないのかな
で、このハレルヤっていう文庫が出たのは
今年ですね、2022年ですよね
本屋で面出しされてたんで
これちょっと最近のだったらこれかなと思ってました
猫が表紙のやつですね
この表紙の猫の話がほとんどですね
そうですね
半分ぐらいかな
で、原本というかその単行本の方が2018年に新調書から出てるみたいですね
で、こことよそっていうのが川端賞を取ってるんですね
ああ、そうなんですね
これ全然どうでもいいんですけど
新調文庫のカバーちょっと変わってたんですよ
そうなんですか
これちょっと今カバー上から噛めてしまってるんですけど
プラスチックになってますね
新調文庫のカバーってめっちゃボロボロになるじゃないですか
はい、紙のやつですかね
でもなんかこのハレルヤのやつはちょっと丈夫というか変わってたんですよ
これだったらあんまり痛まないなと思って
ちょっと何でしたっけ今までの
今までのはもうなんか神なんですよ思いっきり
この辺のこういうの
ああ、そうです
だから箸とかがすぐ擦り切れて
ああ、はい、そうですね
白い部分が出てしまうんですけど
なんかプラスチック
ちょっと頑丈に
割と綺麗な状態で保てるかなと
こんなの持ってんやと思って
新調文庫はほんまに
僕たまにブックフックとかで買って
これ今たまたま持ってきてるのが
フラニーとズーイの新調文庫ですけど
これももうそのハレルヤと同じような
ちょっと固めの紙拍子になってるんです
そうですね、ちょっと頑丈になってるかな
なんか多分濡れても大丈夫なやつですね
そうですね、ちょっと弾きそうですね
いや、これはでも
新調文庫はすぐボロボロになってたから
だいたいほんま
ブックオフで売ってるやつだいたいボロボロなんだよ
03:01
100円コーナーのやつは
だから長持ちするようになったなと思って
この読書会では初めてですよね
同じ作家を読むっていうのが
そうですね、2回目で
ちょっと前にプレーンソングを読んで
ちょうど1年くらい前ですかね
そうですかね、今年中ですよね
今年中読みましたね
プレーンソング読んで
ちょっと他にも読みたいなっていう
感触があったから
ちょっと今回の最新版
そんな前じゃなかったですね
半年くらい前、もうちょっと前だけど
5月ですね、プレーンソングが
たまたまプレーンソングの話になるんですけど
ちょっと前のアトロクで
プレーンソングをおすすめとして
お伺ってまして
そうですか
それはプレーンソングの書かれた経緯とかも
ちょっと話題に出てて
プレーンソングは
小坂一がすごいつらいことがあって
で、つらいことを何も考えなくていいような
小説を書きたくて書いたって
だからプレーンソングを読んでても
そういう嫌なことが一切出てこない
そういう小説を書きたかったらしいです
なるほどね
仕事の話全然なかったですよね
そうですね
僕はだからこのハリリアのこれを読んで
猫死んだ時なのかなとかちょっと思いましたね
そっか
プレーンソングを書いてた時に
時期的にそれぐらい遡るのかな
いっぱいいるじゃないですか猫が
何匹も死んでるじゃないですか
これ最初の方に割と出てくるんですけど
一匹いとったとか
そっか
めっちゃそういうつらいことがあって
つらいことを考えなくていい
書きたかった時にプレーンソングらしいです
そっかそっか
ずっとでは猫飼ってるんですねこの人
このなんかハリリアで出てくる猫が
めっちゃ若い時に飼ったとかそうなんでしょうね
結構長生きしてますよね
そうですね22年とか
早く死んじゃった猫もいるけど
長生きしてる猫も結構いっぱいいる
だからその時期的にはすごい長いんじゃないですかね
猫を飼ってる時期というのは
どっかでそれが重なって
プレーンソングは猫の話は一切ちょっと出てくるけど
関係ないかもしれないですけどね
全然違うつらいことがあった時かもしれないですけど
そのチラッと出てきましたね
バトルオブクで誰が言ってたかな
リバーサイドフィーディングクラブ
そうかなそれです
片桐さん
秋の推薦図書では11月出てきました
1月17日か
06:00
でも結構猫の死が扱われてる作品ですけど
やっぱり河野さん猫飼ってるじゃないですか
色々思うところあるんじゃないですか
自分の猫に照らし合わせたり重ねたり
そうですね僕は割と最近なので買い出したのが
あんまり猫が死んだりとかっていうのはまだ体験してないんですけど
結構きつい話ですね
ハレルヤ4短編が4つあるけど
全部こことよそは違うんかな
こことよそだけ猫が出てこないんですよ確かに
他の話は全部猫が
それも猫の体調が悪いとか死ぬとかそういう話に関連する話ばっかりやから
猫好きな人はだいぶきついと思います
きついって言っても逆対に合うとかそういう話じゃないですけど
共感とかする人多いと思いますけど
辛い話だけど
いい話的な内容ではあるから
ただこう元気な時じゃないと読めへんかなとか
そうですね
そういうのがあるかな
あ全然すいませんさっきの話ちょっと補足なんですけど
リバーサイドリーディングクラブの人がお勧めしてた
最初に読んだ笹川和志の本
めっちゃよかったフレーズソングも読んだって言ってたんですけど
その本は残響って話
残響すごいお勧めみたいなのを言ってましたねその人が
だから次笹川和志が文やったら
残響かなと思いましたね
中古文語で出てますね
今回のはちょっと小説って感じじゃなかったじゃないですか
小説というのもあるけどそれ以上に詩小説
そうですねエッセイとか随筆とかそういうジャンルっぽいですよね
そうですねだからプレーンソングは完全にフィクションの話でしたけど
まあそれは実体験とか反映されてるかもしれないですけど
でもこのハレルヤの話はまんま実体験ばっかりというか
自分の思い出語りとかも多いし
特にこことよそとかほぼ会話がなくて
自分の考えとか思い出を連想的にずっと話してるような作品なんで
いわゆる小説というか物語ではないやつやったから
残響はどんなのかわからないですけど
残響は小説やったら小説っぽいと読めるのかなと思ったんですけど
順番にハレルヤの中のハレルヤからタイトルが
なんでこのタイトルなのかあんまりよくわかんないですけど
09:02
ハレルヤってそもそもどういうアレでしたっけ
キリスト的な賛美家みたいなやつですか
どこにも出てこないですよねハレルヤって言葉はこの作中というか
出てきてないけど
基本的にはハナちゃんという猫が
死ぬ話
この小説の短編集の一番最後の生きる喜びっていう短編が
ハナちゃんと出会う話
これが対になってるというか
ハレルヤの最初の方にそのことが書いたんですよね
生きる喜びという短編に書いたということ
経済順と書いた順番がちょっと逆になっている
僕もこっちから読みましたけど
猫を見とる話が全体的なテーマになっているのかな
ハレルヤの短編の中のテーマというか
著者田中和志は今まで8匹猫を見とっている
しかも一回も回数を経験したからといって一切慣れないみたいな感じでした
でしょうね
テーマも重いし悲しい話だから
なんかうまく言葉にできないような
感想を言いづらいんですけど
そうですね
猫の寿命っていうのが大体12歳から18歳って書いてあって
僕はあんまりそれを知らなくて
今うちの猫が15歳くらいだから1匹は
だから結構もう年齢がいってて
もう1匹が10歳だったかな
それくらいなんですけど
でなんかこの飼ってた猫
今まで飼ってた猫でも
寿命が何歳って言ってもいろんな年齢で死んでて
昔見とった猫の話も出てくるんですよね
チャーちゃんっていうのは絵本になってる
みたいですね
チャーちゃんっていうのが4歳とかで死んだのかな
チャーちゃんは結構若くして死んじゃったんですよね
白血病とかですね
4歳と4ヶ月くらい
長生きした猫がペチャかな
ペチャが22歳とか
やっぱジジって思いましたね
いろんな年齢で見とったりとかもしてるけど
結構そういう長いとか短いとかあんま関係ないみたいな話がある
12:02
それはね
そうでしょうね
でも人間の中ってあんまそうじゃないじゃないですか
早く亡くなったらちょっと可哀想みたいなのあるじゃないですか
で年いったら大王女みたいによく言うじゃないですか
おじいちゃんになって死んで
別に悲しいけど
お別れとかは悲しいけど
良かったみたいな
思えるみたいな話はよく聞くじゃないですか
自分のおじいさんとか死んでもそんなに
悲しくないってことはないですけど
よく生きてよかったみたいな感じだけど
猫に関してそういうのは一切書かれてなかったですよねこの本では
特に猫とかペットだと
年を取ってもずっとやっぱり自分の子供みたいな感覚が
あるかもしれないですね
自分より年上っていう感覚がないけれども
あるんか
僕は全然ペットとか見とったことあります?
私の親戚がペット飼ってて
そのペットが亡くなった時はやっぱり
私も泣きましたよ
よく行ってたとか?
そうですね思い出があったから
わかります
僕は最近親父を見とったんで
それと通じるとこもやっぱり
人間やけどあるっちゃあるなっていうところは
あったけどやっぱりちょっと違うなと思いましたね
いろんな面で
ペットと自分の親を一緒に住むのもちょっと違うかもしれないですけど
なんか共感するとこもあれば
やっぱり猫だから
感覚が、言葉が分かるとかそういうのも全然
違うとかやらないし
関わり方が違うんだよね
でもなんかそういう
細川さんが今まで死んだ猫とかのことも
結構ずっと引きずってるみたいなことが書いてたり
なんか22歳まで生きた猫を見とった時も
2年ぐらい立ち直れんかったって言ったのが
4歳の猫やったかちょっと忘れましたけどね
結構すごい落ち込むんですよね
やっぱり人によっては
ペットロスみたいので
その辛さがずっと抜けられなくて
代わりに新しいペットを飼う人もいるし
相当ストレスだと思いますよ
そうなんでしょ
僕はだからあんまり飼う人の気持ちが分からないというか
結構辛いことが自分より絶対先に死ぬし
ほとんどの確率で
なんかそれも全然関係ないというか
日本と違う話なんですけど
ポーランドの人に聞いたら
15:01
大体9割ぐらいの家庭でペット飼ってる人がいる
ポーランドですか
ポーランド
犬か猫かどっちっていうことはないですけど
だからペットを飼うことが
ほぼ当たり前になってる国とかもあるみたいですね
そこは若いカップルで飼ってましたからね
ファミリーじゃなくてもペットを飼うみたいな
日本はね家が結構ダメなところが多い
マウンションとか
ポーランドは別に賃貸でもみんなが飼ってるし
ペット禁止っていうのは基本ないんですかね
ないですね
当たり前みたいな感じでしたね
アレルギーとか大丈夫なのかな
アレルギーはどうなんでしょうね
ペットダメなとこもあるんじゃないですか
そうですね
そういう無理な人もいるだろうから
私も飼ってない目で言うのもあれですけど
私はいつか飼いたい派ですよね
結構でも多いですね
飼ってる人も多いし
飼いたいっていう人も多いし
ワンルームとかでも飼ってる人が全然
CIAとかでもいますし
猫とか一人暮らしでも飼ってる人が全然いますし
ちゃんと見とれるぐらいの
自分の好みを考えて飼わないとダメですけどね
その方が際楽ですね
残すのは辛いんで
でも私60代70代
確か60代みたいなこと書いてて
全然バンバン飼ってるじゃないですかね
そうですね
子猫じゃない猫も引き取ったりしてるんじゃないですか
してるでしょうね
それもあるみたいですね
年取ってから年取ったペットを引き取ってみたいな
そうなんですか
多分繋がりとかあるから
自分が亡くなっても誰かが引き取ってくれそうな感じはしてますけどね
常に悲しいトーンで書かれてて
でも猫と一緒に暮らした人生の喜びが溢れてるから
それが相まってより悲しいんですけど
そうですね
僕は割と印象的やったというか
神様とかやたらいるじゃないですか
そうですね
祈る月に祈ったりとか
そういうことって
僕は全くしないで
これは元からそういう人やったのか
そういうことをするようになったのかどっちなんやろな
どうでしょうね
そうですけどするようになるんじゃないですか
これ年取ったらとかなんですかね
年取ったらか
いや年は関係ないよ
どうしようもないことが起きると
祈っちゃうんじゃないですかね
それでいうと僕はなかったんだよね
18:01
そういうのは全く
だから
そうですね親とかが違うのかな
猫の祭壇というか仏壇みたいなのも作ってるっぽいじゃないですか
3匹というか祀ってるというか
守ってくれてるみたいな
そんなんは全くしてないんでうちも
お墓とかはあるかもしれないですけど
そういう昔の人やからやってるのか
でもそういう性格なんかどっちかかなと思って
その割にはこの奥さんが
はなちゃんが多分こう言ってるんだよみたいなのを
それはどうかと思うみたいなことを言ってたりとか
そんななんか神秘主義的な人じゃないじゃないですか
このかずしの文章を読んでる限り
どっかでそういうはなちゃんは言ってるみたいなことを
最初妻が言ってることに対して違和感を持ってたけど
それが正しいんじゃないかみたいなことを確か言ってましたよ
そうそうそれは言ってるんですけど
その解釈する時がめっちゃ論的やった
猫の行動を見て
自分が思ってることを反映してるだけじゃないか
みたいなことを最初言ってて
それがちょっと違和感あるというか
擬人化してるみたいなことを思ってたけど
でも猫は言葉を持たないから
自分たちを通して言葉を発してるっていうのは
間違ってもないんじゃないかみたいな
そういう遠回りしてる
言葉を持たないということに対しての解釈を
しっかり頭でしてるっていう
そうですねそこに至る結論に至るまでちゃんと自分の中で
理屈が通ってるというか
そうやって
佐々木和志は全然わかんないですけど
そういう理屈って割と後付けなこと多くないですか
やっぱり直感的に人は思ってその後に
事後的に言葉で説明しますけど
なんかどっかで感覚的に気づいたんじゃないかな
っていう風に私は想像します
猫の犯人が結構その辺のくだりがすごい多いですからね
猫が鳴いたことをどう解釈するかみたいな
そうですね、キャウ
キャウがどんどん変わっていくんですよね
そうですね、猫は別じゃない
この辺の晴れ寺屋の最後に至るまでの
落ちというか花ちゃんの鳴き声をどう解釈するかとか
あと花ちゃんが意外と長生きするみたいなやつ
ちょっとリンパ接種になってから
21:02
余命が短いって言われてたのに
薬で長く切れたみたいな話の
この結末に行くまでの下りって
僕最近読んだフルースとめっちゃ近いんですよ
なるほどね
時間ってあんま関係ないっていう話に
すごい繋がっていくんですよね
この長いとか短いじゃないとかそういう話とか
あと過去とか現在とかじゃない
そうですね、確かにそうですね
これは僕はその時まだフルースと読み終えてなかったんで
そんなこと思わなかったんですけど
最近読破したから
そういう話にすごい似てるなと思って
失われた時を求めてテーマにしてたことが結構重なってる
これは失われた時を求めてのネタバレに近いんですけど
でもあれじゃないですか、大阪和志はフルースと読んでるし
好きだと思いますよ
読んでるんでしょうね
なんか文体の話になると
丸を使わずに点で文章を繋げていくのがあるじゃないですか
すごい特徴的な書き方だと思いますけど
文を繋げて
フルースとの文章長いじゃないですか
めちゃめちゃ長いですね
意識ただ漏れみたいな
そういう感覚もフルースと共鳴してるのかなって思いますね
これはでもブレンソングの時こんな文体じゃなかったっすよね
違いました
進化というか変わっていってますよね
どこかで開発したのか
この文体って完全に読書の日記を真似してるじゃないですか
そうですよ、私これ、このパレレア読んだ時に
これアクツさんのやつだと思って
ブレンソングの時そんな思わへんかったけど
そうです
最近の大阪和志の文体はやっぱり
フルースと読む生活はそこまでじゃないけど
アクツさんの方が
ちょっと見せてるかなっていうぐらいかな
でもこの文章の書き方も慣れてくると
なんかわかるかなっていう
僕は結構何回も読み返してますよね
この文体というか
理解しようとするとちゃんと読まないとわからないですけど
なんとなくスラスラスラスラ
頭の中流れていくっていう感覚は気持ちいいかなって思いますね
僕は特に失われた時を求めては
一文が頭に入ってこなくて何遍も頭から読み直してっていうのをやってましたから
あれは特に翻訳やから余計わからなかったんですけど
ちょっとその感じはありましたね
なんか「晴れる夜」と「生きる喜び」は
割とストーリーがちゃんと比較的あったと思うんですよ
24:03
他の二つに比べて
なんで割と頭に入ったんですけど
この二つは結構詩弁的というか
自分の中の頭の話を書いていて
文章も割と点が続いている
読みにくい話だったんですけど
そうですよね
この次の13やのポインランドリーってやつは
詩っぽいですね
三文っぽいですね
そうですね
猫の話もちょっと出てくるけど
全然関係なく間に挟んでますからね
ミュージシャンのキングキャロルキンカとジャニーズジョプリンの話の間に
急に猫の話が出てきたりとかする
この二つについては
あんまり理解しなくていいのかなっていう気がして
あんまりちゃんと何度も何度も文章を読んで
こういう風に言ってるんだっていうのを理解しながら進む
読み方じゃなくてもいいのかなと思って
私は2、3回は読んだんですけど
結局やっぱりちょっと頭に入らないんですけど
そういう本かなと思って
そうですね
ザーッと読みながら
ちょっと話自体が幻想的な感じもある
どんどん思いついた話が展開されてっていう感じなんで
そうですね、この話何なんて思いながらずっと読んでましたね
連想でね、芸能人の名前が不意に出てきたり
小泉京子とか
それは
ココトヨソですか?
そうですね、ココトヨソですね
ココトヨソはほんまなんか取り留めないというか
取り留めないですね
配送しまくりのなんか
割と最初となく
自分が小説家になることに対する話が主題というか
1本あるのかなと思いますけど
一番長いのがこの尾崎くんみたいな話かな
映画の撮る仲間で尾崎くんが出てきて
これちょっとプレーンソングの感じかなと思いました
長崎くんっていうのが映画撮るって
尾崎くんと小坂和志が協力したって話ですけど
ずっとカメラ回してる人ですね
尾崎くんはなんかちょっともっとヤンキーっぽい人でしたね
暴走族の頭ですね
なんか小坂和志すごい経過してましたね
そう、骨折してるんですよ、入院してて
撮影に参加して
結構このココトヨソは
これも結構猫は出てこないけど
死の話も多かったですね
尾崎くんも亡くなったし
27:00
お父さんも亡くなってるし
私、アレルギアで印象的なところっていうと
猫じゃないんですけど
花ちゃんのために動物医療センターに行って
ちょっと待ち時間に外に出てたら
老夫婦が診察に来てて
老夫婦が小さい犬を見に
見てもらいに来たんですけど
そこでなんか夫婦が四ツ葉のクローバーを見つけて
きっといいことがあるねみたいな
なんでもない会話をしていて
それを聞いた小坂和志が
もうそれだけで泣いてしまったみたいな
私もこういう夫婦になるんだろうかっていうのを
31ページで話してるんですけど
なんか私もこの感覚が結構
なんかわかるなって気がしますね
老夫婦見るとちょっとなんとなく
なんかちょっとうるっときてる
そうですか
私は割とわかります
この感覚わかります
結構泣いてますよね
この小坂和志
泣いてますね
作中というか
猫が亡くなるっていうのを
辛いことではあるんですけど
そうなりたいっていうのはあるんでしょうね
願望として
こういう老夫婦みたいな
なりたいっていうのもあるし
もう反射的に涙がちょっと出てくるみたいなのもあるんじゃないですかね
私たちもこういう老夫婦になるんだろうか
あんまり思ったことないですかね
夫婦を見てってことですかね
そうですよ
思ったことがないですね
ちょっとそういう目線で
次じゃあちょっと老夫婦を見たら
ちょっと考えてみたらどうですか
どうなんですかね
先のことをあんまり想像できないとかっていうのは
でも長く仲良くしてたいんで
そういうことなんでしょうね
それもあるし
どっちが先に亡くなるのかなとか考えるし
それはわからないですね
わからないっていうのは
考えても仕方ないんですけど
本気かな自分の中では
それこそあれですよ
もう先にうるっときて
その後になんでかなって考えたら
今みたいな説明になりますけど
割と反射的な現象ですよ
そういう意味で言うとやっぱり僕はないんでしょうね
そういうのが今のところ
たまに聞きますけど
そういうすぐに涙もろくなるのって
ちょっと脳がちょっと老いてるというか
年を取った人の方は涙もろくなるって言うじゃないですか
そういう感覚の鈍りみたいのが
涙もろくなるのにつながってるみたいな
なんか聞いたことがあるんですけど
そういう意味でもしかしたら
河野さんはまだ若いのかもしれない
いやいやそういうんじゃないと思うんですけどね
探偵ナイトスクープの西田敏行はめっちゃ泣いてましたね
30:02
後退しましたけど
あの人も多分もう理屈じゃなくて
もうスイッチみたいなのがあるんじゃないですか
結構だからそれが反応してた感じでしたね
すごい
だからその性格とかあると思いますかね
こういうことに弱いとか
自分も多分弱いポイントではすぐ泣くと思うんですけど
何ですかそれは
泣きどころみたいなのあるじゃないですか
河野さんの泣きどころ
なんやろ
なんか分からないですけど
自分の経験と重なることの方が
僕はよく昔は特攻隊とか
映画とかよく泣いてましたけど
全然自分の経験と重ならないですけど
若かったからなのかな
若い自分と重なってたかもしれないですけど
今は多分
今はそんな見ないんで
あんま分かんないですけど
戦場に赴く兵士とかが結構弱いポイントだったんで
日本のやつだけじゃなくて
海外の戦争映画とかドラマとかもあるじゃないですか
僕は見てたらパシリックっていうドラマとか見れたんですけど
泣いたりはしてないけど
面白かったなと思って
へー
戦争映画すごい昔よく見てたんだ
泣きポイントは人によっては違うだけかなとか
今でも全然あると思うし
老夫婦じゃなくても
何か思い浮かびます?自分の
でもやっぱり老夫婦もあるし
子供とかも結構見て思いますけどね
自分が今まで
自分の過去の自分を見て
ちょっと思ったりもするし
その子がどういう風になるのかなみたいなのを
なんとなく想像してると
なんとなく感情が浮かぶってくる
そういった人を見ると
自分がこういう風になるのかなって思うし
その人の人生ってどうなんだったんだろうなみたいなのを
ぼんやり考えますね
そういう時ってなんとなくうるっとします
特にそれはだからあれですね
嬉しいとか悲しいとかじゃない感じなんですね
特に幸せそうな人を見るとそういう風になるんですか?
幸せそうな人か
それは本当はないですね
人によってスイッチが違うんですよね
幸せそうな人で感動して涙で
ないかな
達成とか頑張った人が
達成してよくおめでとうみたいな感動とかの方が
わかりやすくあるかもしれないですね
例えばオリンピックとかワールドカップで
33:01
優勝してすっごい喜んでる人を見ると
感動するってことですか?
僕はその辺のスポーツに対して
本当に感情が動かないんで
その辺はないんですけど
そっちの方がまだ
僕は全くないんですけど
例えば結婚式のスピーチで
泣く女の人とかよくいるじゃないですか
親にお礼言ったりとか
あの辺が結構ベタじゃないですか
でもああいう感じに近いかな
ゴールして泣くみたいなのに近い
よく頑張った人とか
でももらい泣きに近いからね
自分を重ねるっていうよりは
そんなんの方があんまり思い浮かばないですけどね
感情としては
順番にっていうよりはほんまに
バラバラと喋っていく感じになってますけど
特にこの13夜のコインランドリーとか
ほんま喋ることないっすもんね
これちょっとね喋るの難しい
すごい細かい話だと
この本の感想とかじゃないんですけど
このコインランドリーの話で
カフカの日記を40代の頃自分読んでたみたいなのがありましたよね
私カフカの日記って読んだことないんですけど
いいなと思って
これ読んでから注文しました
まだ手元にないんですけど
カフカの日記面白そうだなと思って
この作品のおかげで知れたんで
中にいいんですか?
前週の1冊
そういうことか
入ってるってことか
12冊くらいある前週で
そのうちの1冊に日記だけをまとめた巻があるんですよ
カフカって短編ばっかりじゃないですか
広範囲って庁編ですけど
12巻もあるんですね
手紙とか日記とか
本当にそういう断片的なものを
全部まとめたようなやつですね
その1冊が日記なんですって
それを書いてたんで
それを見て面白そうと思って
前週って読んだことあります?まとめて
前週とかどうかな?
何かあります?
全くなくて
僕が去年一昨年くらいに買った本で
創跡前週を買った日っていう対談本があって
そこで前週を1回くらいは読んだ方がいいみたいなことが書いてあって
それは創跡の話でしたけど
それ以降気にはなってるけど
でも前週読むんやったらカフカとかいいなって思ってたんですよ
それは通してですけど
作家の人生を最初から最後まで
36:00
自分の中に取り込むことができるみたいなんで
こういう時期はこうとかこういう時期はこうっていうのが
自分の中に入ってくるみたいな
そういう感覚になるからいいみたいなことを書いてあったから
そうですね
分かりますよ多分いいと思いますよ
まとめてどっかの時期に読むっていうのは
創跡とかは作家人生長い人やったから
時間も長いし
数はそんなにないんですよね
それこそ10冊か10何冊
そもそも作家として活動した期間がそんなに長くない
本がそんなに長くないからかな
そんな長編書いてないんですよね
長編そうですね
1冊とかが多いんで
ただ読んだことあるやつばっかりやから
飛ばし飛ばしですけど
全集買う意味あんのかと思ったけど
創跡はちょっと1回買おうかなと思った時にやめた時があって
私は数年前に大池坂プロ全集っていうのが出たんですよ
何回か出てるんですけどまた出て
それはいいなと思ったけど
長いし
読むって言うと結構覚悟がいるじゃないですか
ちょっとずつ読んでいきましょうか
1冊1冊ね分かれてるから
他の本読みながらとかで全然
読むっていうのもあるし
持っておくっていうのがいいかなと思ってて
1回全部読み終えてもまたどっかで間を取って読むとかでも
そうなってくるとやっぱり自分の好きな作家とか
持っておくのがいいかなと思いますし
大池坂プロとかもずっと今読んだから
確かに箱入りのハードカバーが本棚にあるっていうのは
豊かな人生だなと思いました
全集文庫でもね
特にソウスキとかはちくまとかでも出てるし
ハードカバー置く場所がすごいあれから
でも全集となれば別にいいんかなと思うんですけど
読みやすい
家で読めるし
僕が買うのやったらカフカかなと思った時期がありましたので
カフカは池内さんが書いた訳したやつあるじゃないですか
あれはどうも小説だけらしくて
そういう日記とか手紙は入ってないんですよ
どこまで射程に入れるかですけど
カフカの全集めっちゃ重厚でしたからね
Amazonかなんかで見たやつは
新庁舎から出てるのが1981年ぐらいに多分完結してて
結構古いんですよね
そうなんですね
39:01
そんな経緯で一巻だけ全集買いましたね
僕は大学でちょっとだけ勉強したことがあって
カフカのそういうクライベートというか
父親との格室の話とか
そういうので出てきた文書は全部日記からと言い終わったりとか
なんか父への手紙とかそうなんですけど
実際には渡されなかった
書簡集から抜粋したカフカの本とか出ましたよね
フェリーチェの手紙とかね
恋人に送ったやつがまとめて本になったり
あれ知ってます?絶望名人
読んでないですけどタイトルは知ってます
それもほんま手紙からの抜粋とか日記からの抜粋ばっかりなんですよ
本文は小説やからほとんどなかったんちゃうかな
でそれを翻訳した人が解説するというか
自分はこういう風に読み取ったみたいな
こういう元気がもらえるみたいな
確かに出てましたね
あれはさよなら絶望先生が流行った時期やったかな
なるほど
だからそんなタイトルになったんちゃうかなと思って
割とそういうところに引っ張られて来られてますね日記とかも
生きる喜びはどうですか?
生きる喜びは読み直してないんであんまり覚えてないんですけど
ちょっと僕は絵本は気になりましたけどね
チャーチャンの
絵本も普通に売ってるんで
そうですね調べたら
そうですよね
絵本作家の人がちゃんと書いてくれてるというか
ここまで猫が好きっていうのはないかな
結構どっぷりですよね
そうですねめちゃめちゃ好きですね
なんかその村上春樹の小説とかにも猫は出てきますけど
嘘じゃないですか
本番の猫全然出てこないじゃないですか
そうですね
モチーフというか
ギミックとして出てくるだけで
村上さんは生きた猫をめちゃちゃんと書いてるというか
そうですねそれをコミットしてますね
そのプレーンソングに出てきた猫でさえも
本番の猫の像をしっかり書いてる感じだったんで
リアルな猫でしたね
別に村上春樹がファッション猫好きって思うわけじゃないんですけど
あの人もいっぱい飼ってますよね
多分そうですね
学生の時からとか感じやから
多分そういうテーマとしてあんまり書いてないだけで
本番の小田和志は猫についてめっちゃ向き合ってるなっていう作品として
猫に対するっていう話以外にも通じると思うんですけど
141ページで猫、花ちゃんを飼うかどうかっていう話で
42:00
そもそもでも花ちゃんみたいなちょっと恵まれない猫もいるけど
でも別に世の中にはそういう不幸な存在がいっぱいあって
みたいな話をしてて
でもそんなこと言ってるけど
現に目の前にいるという一点で
その子猫が私にとっては重要だっていう話をしてるんですよね
自分以外のものに時間を使うことの貴重さを実感した
この辺は結構わかるなと思って
いいことが書いてるなと思いましたね
これはもうこの人の思想ですよね
よく募金とかそういう恵まれてないね国に
もっと言って選挙の投票とかもそういうのに近いかもしれないですけど
この目の前のことに向き合うことが自分の姿勢みたいな
そうですね
具体的なものから考えるのが良くて
抽象的なものから始めるのは
そんなにこの人のいいとしてるものではない
あんまり考えないというか考えてたらキリがないからみたいな
偽善とかそういうことに対して自分はどう考えるかみたいな
自分以外のものに時間を使うっていうことに対して貴重だって言ってるけど
その次の文章で別にそういうこと望んでるわけじゃないけど
望んでないし別にそんな時間できれば送りたくないけど
逃げられないから引き受けるって書いてて
スタンスはいいなと思いますね
元々ね引き取るの嫌がってたというか
ちょっと大変だしみたいな
寺の人が何とかしてくれたらいいのにみたいな
押し付け合いみたいな対象、猫の
だから別に正義感がすごい強いっていうタイプの人ではないかもしれないけど
でも引き取らなきゃいけないってなったら
そういう時はもう引き受けるっていうのはいいと思います
そういうのも忍びないというか心配は心配やしみたいな感じですか
そういう意味じゃプレーンソングよりか私は良かったかな全体として
うーん
まあなんかこうやっぱ小説っぽくないから
割とはっきりしてる部分ははっきりしてる説明というかしてくれるし
なんかこうプレーンソングは一応フィクションの形がハレルヤより強いじゃないですか
とはいえ私はその穂坂一志をすごい背後に感じながら読んじゃったっていう話をしたと思うんですけど
そういうちょっとなんていうか気持ち悪さがあったんですよね
私が先にいろいろ情報を持ってたのが悪いんですけど
こっちのハレルヤの方は割とそういうなんて言うでしょう
フィクションって建前があんまり感じられなくて
穂坂一志にすごい向き合ってるような感じで受け取れたので
45:00
主人公とかないですからねそのまま書いてるだけなので
だからこれ一応短編小説っていう体ですけど
でも穂坂一志とフィクションの距離がなかったのが読みやすかったですね
まあね奥さんがちょっと喋るぐらいですからね
あとはお崎君とかもいたけど
セリフっぽいのもそんなにないし
劇っぽいのもないから飲み込みやすいっていうのは全然ありません
フォックスポックスさんがそんなに喋らないですよね
全然喋らないですほとんどこう言ったぐらいの
そんなぐらいだったんでね
猫の時やったかな
ハレルヤの方はどこやったかな
さっきの話ですが127、8ページぐらいで僕がさっき言ってた
目の前にある事態に対処する
そうですね
ここはこの127の終わりの方からのとこは
すごい穂坂一志の思想というか考え方がはっきり出てるとこでしょうか
そうですね最初にここは苦戦かかってますね
世知だけに長けて分かったようなことを
インターネットに向かって卵なしにしたという50過ぎの
関西芸人の理屈にとてもよく似てる理屈で全然正しくないという
これは分かりやすく本当に書いてるなと思って
こういうことをあんまりはっきり言わない人が多いかなって印象なんですよね
そうですね
この目の前に事態があるからこそリアルになるみたいな
なんかそうですね
そういういくらでもツッコミ入れられるというか
目の前のことやってても他にもっと苦しい人がいるんだとか
チャチャは入れられるけど
それって結局ねこの坂一志が言うように
ご都合主義でフィクションでしかないから
やっぱり目の前にあるものにミッドするっていうのでいいんじゃないですかね
こういうのを読んでるとというか
こういう意見を聞くと僕は思ったのは
自分の活動とか募金でもなんでもいいんですけど
ボランティアでもなんでもいいんですけど
自分がやってることとかってやっぱり人にあんまり進めにくいなと思って
そうですね
僕知り合いとかでもフェミニズムの活動とかやってる人とかいて
自分が向き合っていることに対してはそうやってコミットできるけど
それを他の人にもやってほしいと思うんじゃないですか
例えば自分がもう差別のLGBTQとかでもいいですけど
活動してると賛同してほしいとか他の人にも分かってほしいし
この運動が日本中とか世界中とか広がればいいなと思って
みんな活動するじゃないですか
ボランティアとかでもいいんですけど
48:01
アフリカの寄付とかそんでもいいんですけど
でもそれって自分が向き合ってるからこそ
そういう気持ちになるだけであって
他の人は全然違うものに向き合って
他の人はそれが大事だと思って
動物を保護したりとか
そういうのって全然違うところでみんな大事なものがあって
それに向き合ってるわけであって
それを自分が大事と思うことを
人にも分かってもらうのってめっちゃ難しいなと思って
だからそういう活動って結構揉めたりしがちじゃないですか
自然保護とかでもそうですけど
なんでこれを大事って分かってくれないんだって思う人もいたりするし
自分のこの重要性をいかに伝えるかみたいなって
当事者になってもらうしかないんですよね
そうですね
これは本当に難しい問題ですよ
これをすごい思ってこれ読んでる時に
自分事だから目の前にあるから真剣に対処するって書いてるじゃないですか
それは確かにその通りだなと思って
だから目の前にない人に対してそういうことを進めるのってすごい難しいなと思って
そうですねめちゃめちゃ難しいですね
僕は基本そういうことはしないんですけど
人に進めるとか環境問題をどうしろとか
だからやってる人はこれは本当に茨の道だなってすごい思うんですよね
でも自分事だけだとやっぱり広がらないし
解決しないんですよね
だからみんなに知ってほしいっていう気持ちも分かるし
私も直接は関係ないけど
遠い社会の話でもやっぱり大変だなと思うものには賛成したいし寄附もしたいけど
なかなかね
目の前のことがやっぱり大事じゃないですか
もっと大事なことがあるって思うというか
そこまで気が回らないというか
自分事として関わってないと
みんながみんな自分事にしないとダメだってなるとやっぱり大変だから
ゼロイチで求められたらちょっとしんどいんで私はやめておきますってなっちゃうから
グラデーションで本当に頑張っている人もいれば周りで応援している人もいて
なんとなくの寄附も大事っちゃ大事だよなっていう
ここではそういう風には書かれてないですけど
ここでは自分のことだけやっている人に対して
他にもいろいろあるぞみたいな見方に対する批判をしているだけで
別に遠い社会に対して応援したり寄附することが良くないと書いてないんで
51:03
それはその通りだと思いますし
その辺の話は本当に結構言い切ってるなと思って
自分の考えみたいなのが
それはそれでやっぱりなるほどなと思ったんで
あんまりこういうのを真面目に考えたことなかった
テレビでよく言われている空調とかについて
別に僕はどっちでもいいかなと思って
そんな話もありましたね
これは最後の生きる喜びの中でしたね
120年経過
ハレルヤと生きる喜びっていう最初と最後の2つが
割とストーリーがはっきりしていて
その間にちょっと紙面的なものが2つ入っている
バランスはいいんじゃないですかね
漢文集としては割といいかなと思いました
僕はこことよそとかは重い内容もありつつ
割と読みやすい内容でもあったし
多いって言うと尾崎さんが亡くなったっていう話も
そんなに多くは書かれていないし
この13夜のコインランドリーには
ほんまさらっと詩っぽく書かれているから
私ちょっとこの13夜のコインランドリーで書かれている
ジャニス・ジョプリンとジム・ヘンドリックスを
全然ちゃんと聞いていないんで
その辺を張ってちょっと入りづらかったかなと思いました
僕も全く聞いていないですけど
もう少し曲を知っていたら
もう少し楽しめたかなという気がします
このコインランドリーで出会った奥さんの亡くなった
木版画家とかは割とその深夜像を
先々の深夜像として
特にないですか?67ページですか?
ありましたっけ?あんまり覚えていない
空っぽになったみたいな
ちょっとあんまり覚えていない
そうですか?特に響かなかったですか?
そこは…
でもそれよりかは
次のページの友達の話で
68ページの最後の方から始まるんですけど
この間実家に帰って一人で2階の自分の部屋で本を読んでいたら
いつか両親がいなくなったこの家で
私は一人で今と同じように本を読んでいるのだなと思った
というセリフがあって
そう思ったら何とも言えない幸福感に包まれた
ということを女性が言っているという話があって
こっちの方が胸に残りましたね
あ、そうですか?
僕はこれはあんまり分からなかったですね
何が幸福なのやろって思って
なんかこう自分の育ててくれた両親もいなくなっちゃって
自分は一人だけど生まれ育った家にポツンと残り
冬の午後の柔らかい光が入る部屋で本を読む姿
人生の悲しさや寂しさはそこにはない
今なんか…
なんか分かるかなみたいな
54:01
そうですね、なんかその
あれですね、ネガティブじゃないんですよね
その部分に対して
そうですね、ここは
一見寂しいとか悲しいはずだけど
そこで幸福感に包まれたっていう
逆説的な話ですけど
木の絵本みたいな感じですね
移り変わっていく
木の絵本?
なんかありましたよね
時間が経つとともに
同じ木の中で風景が移り変わっていくみたいな
あれ何でしたっけ
村上春樹が翻訳してくれたやつ
ああ、はいはいはい
ああいう感じじゃないですか
ちょっと違います
ちょっとあれあんまり覚えてないんですけど
同じ家っていう場所で
もともと両親がいたとこで
年取った自分がいるっていうのを重ねる
っていう感じじゃないですか
同じ風景に時間の移り変わり
そうですね、時間が変わって
登場人物もいなくなって
でも場所は残っていて
そこに私はちゃんと残っているっていう
なんかそこが
それはなんかいいかな
なんかはしばしにやっぱりいいシーンというか
なんかいい描写はあったかな
あとあの生きる
生きると言っちゃいまして
こことよそで
何と言ったっけ
お父さんが亡くなったあたりの
描写なんですけど
112ページか
112ページで
お父さんが亡くなるじゃないですか
その辺全然覚えてないです
どんなやつだっけ
なんか
お父さんが交通事故で亡くなっちゃうんですよね
地元で
江ノ島の
湘南のあたりに住んでいて
お父さんの車で事故が起こるんですけど
お父さんは自転車に乗っているんですね
で、その事故現場の経路から判断すると
お父さんは海に行って
その帰りに事故を起こしたみたいな感じなんですよ
ちょっとミステリーなやつですね
お父さんは海を眺めに行ったりするタイプじゃないって
家族全員が思ってたけど
道のり、その経路を判断すると
お父さんは海に行ってたはずだって書いてあるんですよね
自分の知らないお父さんの姿が何かしらあったんじゃないかとか
お父さんは海を眺めに行ってたのかなみたいな
今までもね
そこも結構良かったかな
知ってると思ってた人の知らない日常が
どっかにあったのかもしれないみたいな
111ページのあたりですね
そこは結構これも良かった
この辺のことって
この地域、鎌倉とかですね
この辺のことって詳しいですか?
鎌倉は何度か行ったことあるし
江ノ島も好きなんで
なんとなく雰囲気はわかります
この人生まれ育ったのが鎌倉かな
生まれたのは違ったかな
育ったのは鎌倉ですね
フレンソングの鎌倉の文が出てきたじゃないですか
57:04
そうですね
だからすごい親しみがあるのかなと思ってたんですけど
山梨県で生まれて3歳から鎌倉って書いてますね
鎌倉のこと僕全然
1回行ったことがあっただけなので
あんま知らなかったんですけど
紅葉がないとか
そうなんですか?
110ページに
鎌倉は紅葉がない常用樹ばかり
浴樹がほとんどで
秋の紅葉はなくて
鎌倉といえば夏のイメージしかないから
実際住んでる人はまた違う鎌倉を見てるんでしょうね
それはそうでしょうね
それはそうなんだ
あんまりそういう話は全然出てこないんですけど
ちょっと鎌倉の風景が出てきたぐらい
そうですね
鎌倉という街についてみたいな
そういう感じはないですね
全然ドラマを
タイガーを見てなかったんで
そうじゃない
何もその辺は話せないです
そうだ
じゃあどうでもいい話ですけど
私あれ見たんですよ
映画の花束みたいな恋をした
河野さんも前見てたじゃないですか
見ましたよ結構前ですけど
あのカップルも猫飼ってましたよね
飼ってましたっけ?
飼ってましたよ
え?引っ越した先か
引っ越し先で飼って
最後ムギ君が引き取ったっていう
はいはいはい
あんまり覚えてなかったですね
猫そんなに大事なあれなかったですね
そんななかったですけど
別れる時にじゃんけんかな
どっちが引き取るかを結構
どっちも引き取りたいって言ってて
最近会心とかに入ってましたね
ここ最近
最近見ました鎌倉で
なんかポーランドの話で
カップルでも飼ってる
はいはいはい
あの二人も飼ってたなと思って
あなたみたいな恋をしたのも
ラジオでめっちゃ言われてたんで
気になって見たんで
私はもうすっごい鎌倉ですけど
見ましたね
いやでも今ぐらいで見る人多いと思いますよ
そうですね
配信されて
入ったから
でも配信とかで見て
全然ちょうどいい感じなんで
そうですね
大林よけそうですけど
東京に住んでる人とか
上京した人とかは
割と自分に近い物語として
見れる内容なんかなって感じだったんで
まあそうですね
でもやっぱり
年の差を感じるというか
本当に若い二人の話だなっていう感じで
それはそうですよね
それ以上のものはなかったですけど
最後、麦くんが
最後のシーン覚えてます?
多分覚えてるとこだと思うんですけど
Googleマップの写真見て
自分たちが写ってた
あの最後は良かったなと思いましたね
すごい彼も悲しみから復帰して
1:00:03
新しい彼女を持ってきて
昔の自分たちを見ても立ち直っていて
元気に過ごしてるっていう
あのラストは結構いいなと思いましたね
なんかあれですよね
もともとそんな趣味みたいな感じで
Googleマップの最初の最初に出てくるんですよね
それがまた最後も出てきて
最初と最後だけそれが出てくる
あの最後が一番いいと思いました
あの映画何考えてたかな
なんかコノンさんは話題にいっぱい出てるから
ちょっと見てみたっていう感じでした
いやなんか感想とか書いてたかな
まあいろんなところで喋ってるんで
あんま覚えてないですけど
黒猫飼ってましたか
もう今で奥さんがほとんど飼ってたんで
結婚してから猫と一緒の生活が
4年目がもう半分ぐらいで過ぎたかな
15歳の猫は元気なんですか
元気っちゃ元気ですけど
ほんまなんか年に1回ぐらいは病院というか
ちっちゃいクリニックとか行ったりとかはしてますし
何かとそういうのありますよ
なんか手術とかも去年おととしはしたんかな
なんかそういう死亡手術みたいなやつでしたけど
大きい病気とかではなかったですけど
だんだんね出てきましたね
うーんなんかほんま結構いっぱいそういう
気をつけることとかもあるし
結構大変やと思いますけどね
だからあんまり僕は
自分は一人だったら絶対飼わないんだと思う
だからまあ元々そんなになんか
すごい好きでっていうのはあったわけじゃないから
っていうのもあるんですけど
だからあんまりその飼いたいっていう気持ちは
自分はそんなないんで
未だにいなくてもいいかなって思ってます
聞こうと思ったんですけど
大旅行行ってたじゃないですか
あの間ってどうするんですか
その間は元々猫を飼ってた友達に
2日に1回くらい来てもらってたもん
飼い手渡して
でその餌はなんかおやつをあげてくれてたんだな
あとその水をかえったりとか
あとその粉の処理とか
ぐらいはしてくれてたのかな
それをお願いしてましたね
前新婚旅行行った時もその人にお願いして
友達やし
一応お礼とか渡してちょっとお願いすると
割と近い鷹岡の人なんですよね
だから全然頼んでって言ってくれたから
頼んでましたね
そういうのがないと
ペットホテルみたいなのもありますけど
1:03:00
ありますね
でもやっぱりね知ってる人に見てもらえるのが
猫もストレスないだろうし
そうですね
猫は場所が変わることが結構ストレスらしくて
絶対ペットホテル辛いでしょうね
ペットホテルよりもほんまに
ペットシッターに来てもらう方が
まだマシらしくて
だからそれも1回考えたんですけど
どうせやったら知ってる人に頼んだ方がいい
ペットシッターもめちゃ安かったんですよ
そんなに時間がかからないで来て
1時間とかで買えるから
そんなにお金かからないし
頼むのもそんなに抵抗はなかったんですけど
人に頼みましたね
ただ1週間旅行行ってて
帰ってきた時はすごい
1匹の方が
もうすごい
なんて言ったらいいのかな
体調悪いわけじゃないけど
もうこの1週間がすごい苦痛やったみたいで
なかなか出てこなくて
もともと甘えん坊だったとか
そういうことではないですか
そういうものもあるのかな
だから結構1日ぐらい
何時間もずっとそんな状態で
これはちょっと長期は無理やなと思って
日本旅行の旅館とかが4日とかやったんで
割と帰ってきてもそんなに無かったんですけど
この間は1週間とか
1週間、丸1週間ぐらい居なかった
長期旅行とかはできないんですよ
犬とかはもっと
ずっと散歩
座敷圏とかは分かんないですけど
犬はほんまにずっと近くに居なかったみたいな
旅行とか連れて行ってる人全然居るんじゃないですか
なおさら僕は買わないですね
一人だったら
ある程度歳もとって旅行も別にもういいや
ぐらいになったら
家が置いてあげたいなみたいな
その程度ですよ
でも1泊2泊は全然平気なんですよ
3日ぐらいでも大丈夫ですね
一応2泊3日やったら
餌とか置いとけば持つし
トイレとかもだいたい
1匹に対して2箇所とかはもともと居るんで
それがいっぱいになることはないですね
ただそれ以上になると
長期になると
どっかに頼まんと
心配とかはありますけどね
気になるとかも特に
それはありそう
それこそ友達が見てくれたから
通話とかしながら
こんな状態とか
わりと報告とかもしてくれたり
写真撮ったり動画撮ったりとか
1:06:00
だからその辺の心配はそれで解消されましたけど
そういうのがあればね
特にマンション買ったりとか
家買ったりとかして
場所がもう変わらない状態になったら
なおさら買うのは全然
そのタイミングとかで
この写真ね
表紙に載ってるのが
はなちゃんですよね
そうですね
片目が見えないっていう
これも18歳まで生きたからだいぶ
丸々してますよね
長寿の方がいいかも
みけ猫って言うんですかこれは
書いてましたね
そうそう
コンバーステーションピースに
はなちゃんをモデルにした
片目のみけみたいなのが出てくるって言って
世話大変だと思うんですよ
そういう病気持ってる猫とか
片目の
はなちゃんはわりと自由に動いてたから
多分そんなに苦労してないと思うんですけど
何かこの13夜のポインランドリーの
動画で病気の猫が出てくるじゃないですか
おじっこ漏らしてしまうとか
最初の方に
これはあるのかな
寿命なのかちょっと分かんないですけど
こんなのもやっぱあるかな
そうですね
大変やなと思うんですけど
可愛いだけじゃちょっと買えない
そうですね
買ってる人はみんなその辺は
受け入れてるというか
当たり前のことをしてやってるんでしょうけど
そんなもんですかね
そうですね
結構喋ったんで
話すことは話したかな
でも2作目の小坂和志は良かったですね
そうですね
これも全然良かったです
僕は全然プレインソングの方が良かったですけど
これやったらしんどいんで
そうですね
内容としては
気合のいる本ではあるかなと思う
うちの奥さんとかはほんま読めないと思うんですよ
でしょうね
一回見とってるんで猫も
それは3歳とかですか
そうですね
ちょっと読む時期を選ぶというか
テンションがあってれば
そういうむしろ前向きになるっていうのもあると思うんですよ
猫をなくしたってことに対しても
やっぱりそうですよ
ちょっと辛い話だけど
すごい猫を飼って幸せというか
猫を飼うことのすごい良さも描いてるし
そうですね
悲惨な話ではないと思うんですけど
ただ結構揺さぶられるっていうので
自分のメンタルにあってればと思う
手雷がないから
すごい面と向き合ってる内容ではありますよ
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