親福おきしさっていう漢字5文字だったり、エピソードタイトルにサブカルチャーってついてたり、
他のエピソードタイトルとか見ても、いわゆるモラトリアムならではの疑問とか、
モヤモヤみたいなことを扱ってそうな番組には確かに見えるのだが、
っていうところも意外と面白いっていうね。
ちょっと具体的にこの回の内容に触れていきましょうかね。
ちょっと時事的な話から、朝倉みくるのちょうど、
ストリートファイトで勝てたら1000万円を見たっていうところがスタートなんだよね。
あれが流行ってる時期で、そこの枕から入って、
ぬるっとした感じで雑談に入るみたいな、オープニングトークみたいな感じで挟んで入ってくる感じも、
一人でやりながらも、ちょっと深夜の笑い番組っぽいスタイルで、
結構ご自身で進行されてる感じですね。
最初、この朝倉みくるにストリートファイトで勝てたら1000万円を見てるサブカル女子の私のことを、
どうせ意外と思ってるんでしょう、みたいなところから入って、
前髪パッツンのビレ番に通う女がハマるのは一人もいない、みたいなことを自分から言ったりしてて、
いわゆる格闘系とか、朝倉みくる、今にも続くね、こういうムーブメントに、
興味を持ってる私、意外と見られるんじゃないかとか、そういう目線で見られることがよくあるみたいな、
いわゆる最初に高田くんが言った、自意識との折り合いみたいなところの揺れ動きみたいなところが入ってて、
意外と掴みとしては完璧みたいな。
そうですね、枕としてはもうぴったりな感じでしたね。
さっき、小有名者がないって言ったんだけど、ここの中では結構上手にいろいろ話していて、
オアシスとかアンビモリとかを聞いて、ビレ番に通ってる前髪パッツンの私が、
今までこういうふうに見られてたっていうか、その先入観を持ってこう見られてたみたいな、
独白がずっと続くみたいなところが引き込みが強いっていうね。
この方はあれですね、インスタグラムで自分の用紙を上げていられるみたいなので、
多分そことの繋がりみたいな感じで、ご自身の見た目をご自身でいじってらっしゃるっていう方だと思います。
実際、インスタではサブカルの人と思われたくないと思って発信しているとも言っていて、
だからその辺のバランスをポッドキャストとインスタで分けてるんだなっていうのもここで分かるっていうね。
あとこの方は元々ノートを書かれていて、そこから派生でポッドキャストを始めたという形なので、
多分このトークの仕方というか、表現だったりっていうのは割とノートとか字を書く人の表現の仕方だなっていうことも感じますね。
これに関してはあんまり内容自体のネタバレはあまり多く語らずに進めたいなと思いつつも、
ちょっと世代論的なところを高菜君に聞きたいんだけど、
実際、高菜君の方が絶対僕よりもこのリオさんには年齢的にも近いと思うんだけども、
いわゆるサブカルとかに興味を持っているこのぐらいの世代からすると、
このリオさんが独白しているこういう内容って共感だったりあったりするものなの?
あるあるでしたね。
多分僕は年齢も近くて趣味とかも結構近い方だと思うので、
割とわかるなっていうのと、多分わからない、こういうあんまりサブカルじゃない人でも結構わかりやすい、
とっつけやすいような語り口だなと思いますね。
いわばこういうサブカルあるあるって、僕らの世代から連綿と続くあるあるではあるんだけど、
高菜君のような世代やこのリオさんのような世代も、世代の中で特別というわけじゃなくて、
こういうカルチャーに系統している子からすると、あるあるの共感できる感覚っていうのは?
そうですね。多分時代的には中途半端で、多分Z世代なのかどうかっていう狭間みたいな感じで、
同い年ぐらいの人がYouTubeで成功すると、この人はデジタルネイティブだっていう紹介の仕方をメディアとかではされるんですけど、
割と個人差があるというか、小学校とかの環境でパソコンを買ってもらえるかどうかみたいな、
割と情報のソースの取り方が違ったりして、ギリギリ雑誌世代でもあるし、インターネットも一応その時からあったしみたいな感じなので、
割と個人差があるのかなという、テレビが割と衰えてきたので、小学校6年間の間にじわじわテレビが衰えていったみたいな感じなので、
多分ご出身が千葉っていうのもあって、多分僕も郊外出身なので、そこの距離感みたいなのも割と近いのかなっていうのは思いましたね、個人的には。
なんか他のエピソードでも語ってたんだけども、彼女は両親がちょっと特殊と辞任していて、
高校時代はうちの家庭はちょっと違う、ルーツが変わってる、普通じゃないことの不安みたいなものを抱えてたって言ってたんだけど、そういう感覚っていうのはあった?
僕は両親が普通の人だったので、なんか普通にならなきゃいけないっていう圧迫感逆にあったんですけど、
そうですね。リオさんは父親がデザイナーで、母親が人形作家っていう方で生まれて、ご自身もバンドをやったりとかしていて、
この番組のエンディングで流れてるのも、自分がやっていたバンドの曲をそのエンディングで使用していて、
三浦純さんが好きっておっしゃってる場面があって、三浦純さんもご自身の高校生の時とかに作ってた曲を未だに持ってらっしゃって、
三浦純さんはご自身のラジオ番組で自分の曲をかけるっていうのがテーマなんですね。
割とそのリズムを引き継いでらっしゃるなっていうのはありましたね。
このエピソードでは、自分はいろんなものを知りたいみたいな、
ビレバン的って言われるような、いわゆるスペルタイプのようなものからは率先して外れて、
どんどんどんどん自分の興味がある方に向かいたいって言っているタイプの人なんですけども、
そういう意味でいくと、お笑いとか含めて、その辺のレンジの広さみたいなのに関してはどう感じました?
この番組の中では、横軸じゃなくて縦軸に行くのがサブカルチャーだみたいなことをおっしゃっていて、
両方揃って厚みを増していくことに自分は価値を感じているみたいなことをおっしゃっていて、
ぐっとこないものを知っていくときにカルチャー偏差値が上がる気がするみたいな表現があって、
まさしく三浦純的だなって思って。
ぐっとこないものを知っていくときにカルチャー偏差値が上がるっていうのが、
ゴモヘビとかに対する三浦純の姿勢だと思うので、
ディズニーでもトゥーンタウンの制服の由来をおっしゃったらサブカルチャーだってこともおっしゃっていて、
そうですね、この辺は正当な後継者なんじゃないかなっていうトーンですね。
一方で、こういう、なんていうのかな、
今って押し押しって言われてるこの時代において、
何か一つのものに対して一途に押すみたいなものと、
こういう広く、横軸を広げていくっていうもののギャップってあると思うんだけど、
その点でどう感じる?
やっぱりテレビで80代の全員集合をみんなが見てる状況じゃないっていうのは多分あると思っていて、
流行りのドラマみたいなのも特になかったかなっていうふうに自分は認識していて、
その中でそうですね、
多分インターネットでサブスクとかも込みで、
本でも映画でも何でもいつの時代のものでも見れるっていうところから、
自分の興味ってこれは本当に自分が見たくて見てるのかみたいな問い直す時間とか結構あると思うので、
多分その辺が作用してるのかなと思いますね。
なるほど。
じゃあそこも含めてなんだけど、
いわゆるサブカルを語りたいって言って始めている他のポッドキャストと比べて、
このポッドキャストが特に何か違いというか魅力がこういう点で引いれてるみたいなところってどういうところに感じるのかな?
やっぱりそうですね、この似たジャンルだと結構最初にもちょっと似たようなこと言ったかもしれないですけど、
ネガティブなトーンに引っ張られちゃう感じが多くて、
同じことを何度もループするみたいな感覚を聞いててネガティブに引っ張られちゃうような時がたまにあるので、
そうじゃなくてもう自意識とかも全部取っ払ってっていう、
取っ払い切れてるかどうかわかんないですけど、
ちょっと取っ払うっていうスタンスで突き抜けようとしてる感じが、
インパフォーマンスじゃないですけど、
そうですね、足掻いてる姿も込みでのパフォーマンスみたいなのが割と独特だなと思いますね。
やっぱり一人語りであることがそうしてるなっていうのをすごい感じる。
仲良しの二人だったり?
三人組、四人組でこういうものを語ると、
やっぱりどうしてもこのクラスター内での共感とか同調みたいなものにグーッと引っ張られてたりして、
いわゆる物質ノリになりがちではあるんだけど、
一人語りで内省含めて喋ってるところがそこのトーンを決めてるのかなっていうのをすごい感じるよね。
多分一人語りだと内省行きすぎて、
モヤモヤしてる自分が悩んでるんだっていう、悩んでるで終わってる場合が結構多いなと思って、
でもそこじゃ終わらないぞっていう機会を僕はちょっと感じてるので、
多分そこが好きなのかなって思いましたね。
悩んでること、僕のようなもっと上の大人からすると、
いつか通り過ぎたあの頃みたいな聞き方をしがちなんだけれども、
この方はその過虫に言いながらも今の状態を断言してるっていうか、
ところがあってそこの潔さっていうのが僕は好感を持ちましたね。
いいですね。
道黒さんがどういう反応されるかなっていうのはちょっと気になってたので。
僕はどっちかっていうとこのビレバンとか言われるサブカルチャーでプロとして商売をしてる人間なので、
お客様っていうのがどういう方かっていうことは当然考えて動かなければいけない人間だからこと、
実際こういう目に見えて口に出して言ってくれるリアクションと別のインサイトの部分っていうのはなかなか知ることができないので、
本当にこういう独白で実際生のこういうジャンルの人の考えてることを聞けるっていうのは実はアーカイブとしてかなり貴重ではあるっていう。
確かに表に出るとそのライターとかっていう肩書きがどうしてもついてしまいますもんね。
そう、語れる人は語っちゃうし、
普通僕らっていうのはSNSで反応する人たちの言葉を信じるんじゃなくて、
お客様のインサイトっていうものを読んで先回りして提案したりとかっていうのがどうしてもこういうサブカルとかニッチなものっていうのは求められるので、
こういう方々の心境や楽しいと思うポイントっていうのはどうしても探らなければいけないので、
実はこれってすごく貴重。
ただ先輩だからあるよね卒業したけどまだこんなこと言ってらみたいな、
そういうようなマウンティング的な聞き方って俺は全然しなくって、
これはこれで、今現在も現在進行形でこういう熱い気持ちとかがあるっていうこと自体はむしろ僕らからすると喜びで、
僕らっていうのはやっぱりサブカルチャーっていうものを文化として引き続けていきたいからこそ、
例えばこういうモラトリアムの人たちの感性っていうのを養分にして、
そこを消費するような商売っていうのは僕らは絶対タブーにしてるね。
だからそこで嘘をつくようなというか、そこを操作するようなことっていうのを商売にすると、
それは余ったある消費財みたいなものになってって、
引き継がれていかないカルチャーになってしまうから、そういうところは大人的な立場でいくとすごい繊細に考えていて、
だからモラトリアム的な部分もフレッシュな部分も全部ひっくるめて丸ごと魅力として捉えないと、
意外とこういうのって卒業した人の偉そうな立ち位置とか養分扱いするみたいなものによる、
もうすごい醜い、しかもスモールコミュニティだからこそ起きる、すごい醜い作種みたいなことが起きるので、
そこはね、むっちゃ繊細にやってます、僕は。
いやーありがたいっす。
でもなんかそういう意味で言っても、僕の普段の活動のジャンルでもあったりするので、
ある意味すごく深くこの作品を楽しむことができたので、
なんかさっきみたいな外側から見るような評価もあるし、こういうもの自体が好きな人からしても、
なんか何かしらすごく気持ちよく聞ける番組ではね。
そうですね。今配信止まってますけど、再開することを待ってます。
なんかマイペースにやってますとかって言ってるから、
なんかマイペースでもいいから続けてほしいよね。
そうですね。最後にそのオススメ回をちょっと紹介したいんですけど、
多分お一人で喋られてるっていうのもあって、
その近い回だと結構テーマとか考えてることが似てるなっていうのがあって、
割とオススメ回は連続してるんですけど、第9回から第11回と22回と23回がオススメです。
いいっすね。エピソード数も今まだね、24までなので、
意外と最初からガーッと聞けちゃったりするので、かなりオススメですね。
じゃあ、第1個目のエピソードはおやふこう喫茶でした。
じゃあ、2個目いきますかね。大丈夫ですか?
大丈夫です。
じゃあ、高菜くんが用意してくれたオススメエピソード2つ目は、
桜通信から第194回放送、戦うくらいなら侵略された方がマシ第4回。
これは2019年の5月17日配信会なんですけれども、
こちらは六流作家桜剛さんと鳥籠放送の山本宏さんによる、
こちらが2011年から配信している老舗ポッドキャストなんですけれども、
僕も実際、高菜くんの年代の人が桜通信をオススメしてきてびっくりしたんですけれども、
こちらはなぜオススメしたんですか?
もともと桜通信を知ったきっかけとしては井戸タワーで確かオススメされていて、
そこから聞き始めて、一番印象に残っていたエピソードのうちの1つがこの回だったので、
そのくだらない冗談みたいなが、いわゆる伏線みたいな形で、最後に通信と聞いてる方が響くように作られてるなっていう。
どんな回にも通定してるんですけど、冗長な雑談みたいな感じじゃなくて、
人の時間を奪ってるんだから、その分きっちりとクオリティを保たなきゃみたいな、プロ意識みたいなのがすごい垣間見えていて、
台本とか編集とかすごいガッチリ組まれてる感じがして、
芸人さんのラジオとかだったらガッチリしてると思うんですけど、
芸人さんのラジオとかだと結構アドリブ感を出すみたいな、今思いつきましたみたいな感じでサラッとする感じが多いと思うんですけど、
割とそういうスカシ感みたいなこともなく、何だろう台本書きましたみたいなこともネタにしながら、
ガッチリと真正面からやってる感じがすごい好感を持てますね。
今のような、いわゆる普通の人だったらセンシティブに感じてしまうような話題を話しながらも、
桜さんと山本さんの掛け合いの中で、普通に冗談言い合ってとか、いじり合ったりしながら、
フリートーチみたいなものを、長いエピソードの中でポンポンポンポン積み重ねていってるんだけども、そこで脱線することなく、
ちゃんとお話や情景、情景や起きてることがどういうことなのかっていうのも、リスナー側から飛んでしまわないように、
ちゃんと積み上げながら、ちゃんと笑いも取っていって、笑いも取っていって、もう本当にそこは絶対キープしながら、
でも最後言うことを言うために、クライマックスに向けてどんどん走っていくみたいなね。
落語的な感じがありますね。
だから、ポッドキャスターとしての話し方、話術、話芸みたいなところでいくと、
それこそもう本当、東京ポッド局をはじめとする、いわゆるネットラジオ自体からの1個の完成形のような話し方、話芸みたいなものを確立されてるなっていうのは、
もう特に感じるんですけども、その中でもね、ちゃんとこういうメッセージ性を持って話すときのこのパワーみたいなのは、
なんか本当に神回、神回って呼ぶような、なんかちょっと圧まで感じるみたいなね。迫力があるみたいなところは感じましたね。
そうですね。結構言葉を選んでる中で、そのテーマの重さと例えの軽さみたいな、結構その昭和ボケはこう挟んできてみたいな感じがすごいなと思うのと、
あと多分今で言うと、原市の岩井さんみたいな、いわゆる斜めの視線みたいなタイプだと思うんですけど、結構疑ってみる視点みたいなのが、どのエピソードにも通定してるなというふうに思いますね。
なので、特にこういうテーマ含めて、何かしらの聞き手も含めて、それぞれそこの議題、話題に対して何かしら自分でポジションを持って聞くみたいなものがあるとは思うんですけれども、
ひとまずはこの内容自体を自分の耳で聞いて、自分でどう感じてっていうところは、もう本当に最低ラインのルールとして皆さん聞いてもらいつつ、
さくらさんにしても山本さんにしても、やっぱり自分の語りたいことっていうのをしっかり自分の番組で自分の名前、自分の看板で話しているので、
そこのところも含めてなんだけど、そこ逃げてないから迫力があるっていうね。
それぞれのスタンスで聞けばいいと思うんだけれども、やっぱ肉性で語って、これだけの構成力で語ってるから、やっぱりグッと掴ませるものは何かしらあるっていうところがまたすごいというかね。
特にこの2019年時点でのガザ地区で体験したことのお話なので、
2023年の今まさにこのリアルタイムでそのお話、政治状況とか含めて変わってる今聞くとまた全然違う聞こえ方するとも思うし、
僕も実際自分が見聞きしてる情報なども含めてこのお話も聞くし、今の状況と比べてどう感じるのかも考えるだろうしっていう意味でいくと、
その内容どうこうっていうのは皆さんにお任せするんだけども、
とにかくこれに関してはあれだよね、最後まで聞くと、
なんか僕らが今言った、聞いたほうがいいよっていうようなおすすめの意味はわかるかなって気はするんだけど、
最後のところはどう感じた?
いやもうずしんときましたね。そのテンションで聞いてなかったので。
そうなんだよね。
なんかそのくだらない昭和ボケみたいなのを挟んでて、もうまんまとそこに引っかかって、最後にズドンっていう感じできたので。
緊張と緩和がお笑いなんだとすると、緊張と緩和をこきみよくやった連続の上で、
実はリスナー側って緩和した状態で、緩んだ状態で最後までこの列車に連れて帰るんだけど、最後にすごい緊張がやってきたみたいなね。
だからなんかホラー的というかね、お笑いのスキルみたいなものをなんか逆の意味でもさらに面白く、
面白くっていう言い方はどう聞かれるかわかんないですけど、興味深くなってるなーっていうのを感じましたね。
そうですね。それとこれが一応シリーズ4つ目っていう形なんですけど、
おそらくどれか単品で聞いても聞きやすいようには編集されているので、この回だけでもしっかり聞ける作りにはなってますね。
まさにまさに。なのでこちらに関してはね、本当に内容動向っていうところで僕らが触れるのもまた全然違うミスリードを生むと思うので、
これ以上は触れないんですけれども、ぜひ第194回戦うくらいなら侵略された方がマシ4回目のこの配信回を聞いてほしいなと思いつつ、
なんかそれ以外も近いようなテーマの回があったりするんだよね。
そうですね。それとこの番組自身にちょっと触れたいんですけど、この番組は結構ポッドキャストアプリを開いているだけで多分わかると思うんですけど、
エピソードが結構ランダムに表示されていて、その無料で聞けるエピソードをランダムで設定して随時入れ替えているっていうシステムを組んでいて、
このシステムもなかなかすごいなというか、他のエピソードは有料で買いますよとか、それもその値段も良心的な価格にしていて、
それと近年クラウドファンディングをしていて、それで専用アプリを作ったりとかっていう、
そういうポッドキャストの先駆者としての立ち回りみたいなのもなかなかすごいなと思います。
まあ確かに。
こういうエピソードだけを桜通信って思うのも変な感じかなと思うんだけど、
なんかこれから聞いて、他の気になるエピソードとか聞いてもね、
通定して言えるのはとにかく話術の構成力レベルがとんでもないので、
そういう楽しみ方としても全然ありだよね。
今回似ている感じで取り上げようか、すごい迷ったのが第136回、10年後の中国7、
北朝鮮なんて二度と行くかボケ!っていう2016年の配信なんですけど、
これもタイトル通りの北朝鮮。
北朝鮮回ね。
これもすごい迷ったんですけど。
触りだけ言うと、北朝鮮に入国する時の検閲にバレないエロデータの隠し方みたいな、
その辺のティップスを語ってたりしてね。
中国から北朝鮮に渡る。
もう含めてね、なんかこういう旅編とかもこういう面白い、
本当にリアルなエピソードもいっぱいあるんだけど、
なんかそれを含めてね、なんかこの新人性ポッドキャスターの腕力、
弾力、丸ごと体験してほしいなと思って。
そうですね。
最後に他のお勧め回を、さっくり言うと、
第121回民主主義、第161回現実的な北活動対応、
188回ワールドカップロシア編です。
結構前の回にはなるんですよね。
でもね、本当に今コロナの3年とかも挟んでのこのぐらいの時期って、
なんか通り過ぎてみると、かなり自分が感じてる物事の捉え方とかも変わってたりするから、
2019年頃とかね、2021年頃とか2020年頃とか、
さらにその前とか聞いたりすると、なんか同じような話題でも、
なんか全然違う聞こえ方したりもするからね。
特にこういう新鮮なポッドキャスターの楽しみ方としては、
ジジトピックみたいなものを見つけて過去のものを聞くと、
なんか全然未来人としてそれを聞けたりするからね。
今聞くと、さぞ自分が金茶館のような気分でもう一通りたっかんできるんだよね。
そうだよね。
なんかそれも含めて、ちょっと肩の力を抜いて、
で、そこで司さんが曲作りよりすごいでしょそれは、
つったらバルニーがすぐにそれはないっしょって言って、
全然そこでバトルを始めるっていうところもよくって、
全然ウェットにならないんだよね会話の中で。
リーコさんは普段の会ではずっと黙ってらっしゃる会も多々あるんですけど、
リーコさんに焦点が当たった時に、
バルニーさんのツッコミとか回しみたいなのと、
司さんのグイグイ質問していく感じがすごいイーグルボンデルなってなりますね。
だからもう土足で上がるとかっていうもんじゃなくて、
もうすでに全員裸で普通に遊んでる3人だから、
全然そのワンクッションもないみたいなところが、
トークとしてもそこが痛快っていうか、
テンポの良さもそこにあると思うし、
なんかそれがすごい出てた会だね、確かに。
そうですね、結構テーマ的には、個人的には年代とかもあって新鋭感を感じるんですけど、
例えばその笑いとかで、
たぶん真空ジェシカとかが今グランブレードで小発役した時の批評とかコメントみたいなので、
インターネット以降のミームとかワードを盛り込んだから同時代性が生まれてるみたいな、
あれであったりして、
個人的にこれを初めて聞いた時に、
あーって意外とびっくりしたというか、
自分的には自分に近いフィーリングだなっていうざっくりとした認識だったんですけど、
言われてみるとそういうことかなというか、
たぶんおそらくその年代的には、
幼少期はテレビがマスメディア、マスとしてまだ機能していて、
その笑い芸人の40,50の方が幼少期に親しんだ漫画の名前とかプロレスの固有名詞とかでたどりつっこみをして、
それが全然わからないけれども、
それがもう解説とかも特になくバーンってそれが出されてるという状況で育っていて、
思春期になるとネットが出てきて、
SNS全員やミキシーみたいなのがまだあって、
それで個人の興味が広がっていって、
同時でマスコア利用し的な批評的な観点みたいなのもたぶん盛り込まれてみたいな、
おそらく親福岸田とかとわりと近い感じかなっていうのはありましたね。
なんか、俺が思うに、
あえてこのラジオ三国語のお話だから僕も乗っかって言うんだけど、
僕嫌いなのってやっぱり共感だけでつながるようなコンテンツはやっぱり嫌いで、
さっきの桜通信の回とかでもちょっと触れたり、親福岸田さんのときもちょっと触れたようなニュアンスなんだけれども、
なんか同じような趣味や境遇の人たちだけが集まって、
自分たちのことをいいことも悪いことも共感し合って、
僕の言い方だとちょっと傷を舐め合うようなことで救済されたりするのって、
確かに物事、生きていくには必要だしそういう瞬間って大事なんだけれども、
僕が作品として好きなのは、やっぱりその逆というか、
なんだけど、それがラジオ八卦三国語ってやっぱり体現されてて、
自分と違う意見の人の話を直に聞ける、
そして自分のいいと思っているもの、自分が好きなものを嫌いって言われるみたいな、
なんかそういうリアリティみたいなものがラジオ八卦三国語のこの3人を通して、
自分もいろんな立場になって聞くことができて、
そこがいわゆる対話や他の文化に興味を持つとかっていうのの入り口があるのかなと思って、
話せばわかるみたいなことをよく言うけど、話せばわかるって、
このラジオ八卦三国語のような前提がないと多分できないと思うから、
そこの気持ちよさや自分のマインドのセットを整えるためにも、
やっぱりこういう作品ってすごい必要だなというのを感じるよね。
そうですね。この3人は入力がそれぞれバラバラだけど、出力もバラバラなんですけど、
この出力が3人でそれぞれクロスしている感じのようなイメージで、
そこで対話していく、否定はせずに、そもそも前提ってなんだっけみたいなところに立ち返りながら考えていくっていう、
それこそプロセスからやっていくっていうのが非常にいいなというのと、
あとやっぱ行動につなげていくというか、
塚田さんはご本人がLODMっておっしゃっている行為があって、
自分が興味のある人にはガンガンTwitterで話しかけていこうみたいなのがあって、
ポッドキャストのエピソードもそうなんですけど、
そのポッドキャストっていうコミュニティ自体も広げていこうっていうのがあって、
外とのつながりもそうですし、内側でも何かしら、
LINEとかDiscordみたいなコミュニティ作りみたいなのも結構やられていて、
そういったところのパワーみたいなのも結構魅力の一つかなと思いますね。
あと塚田さんもね、実際他のポッドキャストのリサーチとかもね、
かなりやられているなっていうのもね、言葉の隅々に感じるしね。
そうですね。
あとやっぱりバルニーさんがラッパーとしてなり上がっていくみたいなのがあって、
第51回ラジオさんごこごこっていう回があって、
この辺は塚田さんの誕生日か何かあって、
それでお祝いのメッセージを送ってもらうみたいな流れから、
バルニーさんの発言としてラッパーとして、
ラッパーって名乗って活動できるようになったのは、
バルニーさんは会社員をしながらラッパーをしてるんですけど、
それで自分のラッパーの活動を、
自分の知人とかに明かせるようになったのは、
このラジオさんごこごときっかけだみたいな。
塚田さんの行動力とかに結構インスパイアされてるみたいなことをおっしゃっていて、
めちゃくちゃいいなって。
わかる。
でもなんかさ、
バルニーさんはラッパーだから自分のぶっちゃけをうまく言えるっていう、
そんなステレオタイプな話じゃなくて、
やっぱりこの番組の中で彼女が成長というかね、
この3人の関係性によって筋肉がついてるなって部分も今言ったように感じるし、
ある意味どっちかっていうとこの3人の中で、
バルニーさんが一番好き嫌いをはっきり言うというかね、
この3人の中で誰かが好きなことがあったとしても、
私は嫌いって言ったりとか、
あとなんかの作品のことを普通に平気でクソみたいなニュアンスで言ったりとかも、
全然やれちゃう人なんだけど、
でもそこの本位のところにはちゃんと自分の言葉に責任を持ってたりするし、
それと違う意見の人に対しても別に自分の意見を強く言うんだけど、
その相手の意見っていうのもちゃんと組み込んだ上で、
次の対話に進めるっていうのをちゃんとできる人だからこそ、
全部を直線的に瞬間的に言うってことができるんだなって感じて、
その辺もラッパーである瞬発力を含めて、やっぱり強いなっていうのを感じますよね。
リスナーさんからのお便りでバルニーさんの交通整備力がすごいみたいなものがあって、
まさしくそれだなというか。
そうだね。
それで多分津川さんにインスピレーションされた部分がもしかしたらあるかもしれないですけど、
もともとバルニーさんを僕は存じ上げなかったんですけど、これを聞くまでは。
それで聞いていくとラッパーとしての活動も聞くようになって、
Zoom Girlsとかやっぱりすごいガンとコロナ禍にだいぶ元気づけさせていただきましたし、
あとファーストサマーウィーカーさんのオールナイトニッポンゼロの代打をZoom Girlsでやったりとか、
ラッパーとしては最近ラップスター誕生でガッチリ結果を残したりとかっていうのが、
その活動とか現在進行形でやってる活動みたいなので、
かなり自分がインスパイアされるというか影響を受けるみたいなものもあって、
そういうパワフルな部分もかなり置いたくなるなっていう感じでありますね。
で、今言ったような3人の意見が違う意見、相手に対して言いたいことを言うみたいなもののスリリングさで言うと、
8W4A16でも取り上げさせていただいた183回のジャニーズ問題なんかでは、
特につかすさんとバルニーさんのやりとりとか、あとリーコさんの立ち位置とかを含めて、
その辺のコントラストがすごくはっきり見えた上で、
この3人がどうやって議論を進めていくのかっていうのもかなりスリリングに味わえるので、
この回もすごくお勧めですね。
その他、高野くんがお勧めの回とかってあったりする?
お勧めの回もあるんですけど、その前にちょっと言いたいことが、
このPodcast特徴として各種配信でやられてるっていうのも1個あるかなと思って、
各種配信で1時間弱っていう、2分間せずに各種配信で1時間弱。
2人回もあって、この番組もクラウドファンディングをやられていて、
それで1回リニューアルしてるんですけど、その時にアイコンが変わって、
そのエピソードの横に散っているアイコンが、2人回の時は普段は3人のアイコンなんですけど、
2人回の時はそれが2人になってるとか、見やすい工夫とかも、
番組の成長みたいなのは、すごい頭脳立場だって感じなんですけど、