1. from 雑談
  2. #2|SPOTLIGHTS「香りと言葉の..
2022-12-01 46:50

#2|SPOTLIGHTS「香りと言葉のラジオ「NOSE knows」/CANTEEN RADIO/山田玲司とバグラビッツ」〈8HOURS FOR:2022.11〉

from 雑談【SPOTLIGHTS】では毎月「雑談」がセレクトする Spotify プレイリスト「8HOURS FOR(https://bit.ly/3XKJpCu )」からレコメンドしたエピソードを中心にお届けします。(収録 2022.11.11)

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[今回ご紹介したEP] ──────────────

①香りと言葉のラジオ「NOSE knows」/#01 日本語で香りを表す言葉は「臭い」だけ?
→ https://bit.ly/3H2LeVy 

NOSE SHOP代表の中森氏とライター夏生氏による、”香り”の面白さを言葉にするポッドキャスト。当EPで語られる通り、”それ”を表す言葉が存在しない嗅覚世界の魅力を、あの手この手で言語化する過程が耳福。”香り”に運命づけられた抽象性と、聴き手の想像力によって補完される”音声”との相性は抜群で、無意識領域の引き出しがパカパカと開いては脳内再生される野性的快感にどっぷり浸れる新感覚コンテンツ。その魅力を支える両名のコミュニケーションスキルもハイレベルで聴き逃せない。

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②CANTEEN RADIO/#10 Virgil Ablohと都市文化について
→ https://bit.ly/3ES7j6n

『ポコラヂ』出演以降〜スピンオフして開始された、クリエイティブサポートチーム『CANTEEN』によるポッドキャスト。当EPにて遠山氏が語る、「都市文化としての音楽は面白いと思うけど、音楽そのものにはあんまり興味ない。」が示す通り、個別の事象に集約することなく常にメタ思考をベースとしたディスカッションが繰り広げられている。人気ポッドキャスト『奇奇怪怪明解辞典』にも共通する、文脈を考察することの面白みや、問いや気づきが発生する瞬間のスリリングさを楽しむといった、”会話”ならではの可塑性に居心地の良さを見出す慧眼に、あえて”音声”を選択する才人たちのスマートさが現れている。

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③山田玲司とバグラビッツ/アナタなら何を思う?オンナたちの復讐!『プロミシング・ヤング・ウーマン』!!vol.68-オンナたちの復讐!(前半)
→ https://bit.ly/3AZ8UWY

漫画家・山田玲司と俳優・伊澤恵美子による恋愛大肯定プログラム。傾聴と主張を絶妙なバランスでチューニングする山田氏の会話術と、朗らかにぶっちゃけまくる伊澤氏との掛け合いが生み出すセキュアな雰囲気が、スレスレの話題でも安心して聴ける場を作り出している。一つのフィクションを題材に、時代の因果と作家の意図を強引な仮説で結びつけ、聴き手を腹落ちさせてしまう山田氏の豪腕は、当ポッドキャストにおいても安定感抜群に発揮されている。

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[参考サイト一覧] ───────────────

■公式ノーズショップ(https://noseshop.jp/ )

■アーティストと同じ目線で最前線に立つ──CANTEENのてぃーやま氏とtomad氏と考えるクリエイティブとお金の新しい関係性(https://medium.com/new-independents/new-independents-005-7e277e3449e6 )

■自律的な経済圏をもつアーティストが増えれば、日本の音楽シーンは変わっていく──CANTEEN遠山氏、tomad氏が考える、クリエイティブの多様化とシーンのこれから(https://note.com/newskool/n/n9017588f8ec3 )

■【漫画家 山田玲司 切り抜き】「面白かった」で終わらせないための会話術(https://youtu.be/J4qmG-4ifJ4 )

■絶望に効くクスリ - Wikipedia(https://bit.ly/3H4L1B5 )

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[Player] ───────────────────

【SHIBU】
TOCINMASH 主宰、合同会社TCM, 株式会社雑談 代表。グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、イラストレーターとしてキャリアを重ねたのち、2020年より音声コンテンツ制作に軸足を置く。2006年ポッドキャスト黎明期より活動する技術と知見を活かし、2022年には「Podcast Weekend」立ち上げに協力、さらに同年、新たな活動拠点として「雑談」を創設。現在、自身のポッドキャスト作品としては、TOCINMASHとして、16年に渡り複数の番組を配信中。主な受賞歴に Apple Best Podcast 2016,2019受賞、Apple, Spotify Podcast 総合ランキング首位複数獲得、JAPAN PODCAST AWARDS 初年度「墓場のラジオ」大賞ノミネート、第2回「NOTSCHOOL」ベストナレッジ賞ノミネート、第3回「月曜トッキンマッシュ」ベストパーソナリティ賞ノミネートなど。
https://tcminc.co/

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【Mechikuro】
マンガ・オーディオ・アート・クラブミュージックなどの第一線で、分野横断的に活動するクリエイティブディレクター。 グラフィック&プロダクト両面のデザインのみならず、編集&ライティングからブランディング&プロデュースまで多様なスキルセットを駆使する。 これまでの経験と知見を活かし、『JAPAN PODCAST AWARDS』では創設メンバーとして、2019年創設〜2021年まで3年に渡り理念&審査レギュレーション設計、選考委員選定、ノミネート作品選考、グラフィック&トロフィー造形など中核業務の全てを担当。 作品選考作業においては、年間平均2000作品・2000時間強に及ぶ聴取・リサーチ・分析を行い、アワードという一つの基準において、国内ポッドキャストシーンの可視化とクオリティの定性評価に寄与した。 現在、自身のポッドキャスト作品としては、ぷにぷに電機と共に制作する『LAUNDRY AM』を配信中。 『雑談』では、より広く、より深く、音声作品の可能性と魅力を伝えるべく、さらなる能力を解放する。
https://bit.ly/Mechikuro

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©︎雑談 https://zatsudan.co.jp

00:01
東京は東中野にあるCRAFT BEER BAR付きポッドキャストスタジオ。
雑談がお届けするポッドキャスト番組、from 雑談·SPOTLIGHT。
毎月、雑談がセレクトするSPOTIFYプレイリスト、
8HOURS FORから、レコメンドしたエピソードを中心にお届けします。
ということで、雑談の渋です。
メチカです。
よろしくお願いします。
お願いします。
メチカです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
メチカです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、このSPOTIFYプレイリスト、
8HOURS FORの話をした方がいいですよね、きっと。
そうだね。
はい。
これはですね、雑談がセレクトするプレイリストというまんまなんですが、
毎月1日にSPOTIFYで、
要するにポッドキャストのエピソードと、
それと絶妙にマッチした音楽っていうのを、
メチカさんが毎回セレクトして配信している。
8時間と長いんだけど、
ポッドキャストを1個1個検索するっていうのも、
なかなか至難の技なので、
これを生活習慣の1個の中でBGMのように鳴らすことによって、
気になったポッドキャストが見つかったりして、
それをまたフォローしたりしながら、
日常のBGMにしながら、
新しい良質なポッドキャストを見つけるみたいなことが、
このプレイリストの方式ならできるかなと思って作ってる感じ。
それがチルとワークとスワックという3タイプに分かれていて、
チルりたいときはチルを8時間選べばいいし、
仕事中の8時間はワーク。
で、スワック。
スワックはもうほんとあれだよね。
極端なイケてる奴らが集まってるので、
そこは生活習慣というよりは、
ヤバい奴いっぱい紹介するから聞いてみたいな。
チルとワークはそっと決まったんだけど、
スワックだけはどういうタイトルにしようかっていう話になって、
クレイジーでもあり。
結局イケてるっていう概念って、
人によって様々だし、
僕がセレクトしてる以上は、
僕の主観もかなり入っちゃうとは思うんで、
ただ不良性を別に言いたいわけでもなければ、
極端っていう言い方したんだけど、
こういうのを言うよりは、
面白い視点を持ってる人っていうチョイスかなと思っていて。
結構僕が感じたのは、
どのジャンルにも絶妙にシンクイエピソードでも、
魅力は存分にあるみたいなのが、
きっとスワックに込められてるのかなと。
だからいわゆるプラットフォーム上でミュージック欄に入ってたりとか、
コメディー欄に入ってたりとか、
いろんなジャンル分けされてしまったら、
なかなか到達できない。
エピソード単位だと違う魅力が出てるものとか、
っていう切り取り方もしてるので。
だからいわゆる音楽で言うプレイリストも、
要は今流行ってるのってムードで分かれてるもの。
03:01
ジャンルとかで分けて聞くというには、
やっぱりチルとか含めたらムードで聞くっていう習慣は、
そこは僕も賛同できるので、
プレイリストもそういう分け方がいいのかなと思って、
今のこの3ジャンル。
そうですよね。
だからポッドキャストすら、
もしかしてムードで選ぶような未来があっても、
いいんじゃないかっていう一つの提案として、
このエピソード4を雑談から届けていこうかな。
どうしてもいいものを探そうかなっていう時って、
1個の思考で検索して探してしまうので、
よりはムードによってかけていたら気になって、
引っかかって、
そのポッドキャストのタイトルにたどり着くの方が、
新しいヘレンリピティの可能性あるかなと。
そんな感じです。
雑談で来てくれるお客さん、
もちろんポッドキャストにうっとうい方とか全然いらっしゃるので、
その中でポッドキャストで膨大すぎて、
何聞けばいいかわからないっていう時に、
この8W4をお勧めしたら、
結構反応はいいんですよね。
そうだね。
長しっぱにしておいて、
面白そうこの番組と思ったやつだけ、
ポッド見に行ってフォローするっていう使い方を、
まさにしてくれてる人が多くて。
あともう1個気づいたのが、
音楽の聞き方もちょっと変わるなと思ってて、
結構いろんな意味付けとか、
いろんなDJ的な戦略を持って組んではいるんだけど、
そういうややこしいことじゃなくて、
この流れで聞いていたら何か気になる音楽が見つかって、
トークを聞いていたつもりが、
音楽の気になった音楽を見つかるとか、
あと何か名前では知ったことがあったんだけど、
ヒット曲じゃないこの人のこういう曲って、
こういうのもあるんだって知ってもらってもいいし、
ちょっと出会い方をそれぞれ交換してる感じ。
さらにはエピソードに絶妙にマッチしたっていう話をしましたけど、
このエピソードの後にこの音楽が、
めちゃくちゃ気持ちいいけど何なんだろうって、
めちくろさんに聞いたら答え合わせができた。
だからこういうの並びなんだっていうのは是非雑談に来てもらって、
そうだね。
めちくろさんに聞いたらめちゃくちゃ気持ちいい回答がいただける。
そうだね。だから文脈的につなげているのもあるし、
タイトルでつなげているものもあるし、
前に語っていたポッドキャストエピソードのアンサーになるような、
タイトルや歌詞の英語の曲なんだけど入れていったりとか、
あとはそのポッドキャスターの出自に関連する、
影響を受けた人みたいなものでつなげていたりとか、
いろんな意味づけをやってるんだけど、
とりあえずはそれ気にせず。
というところで早くなりましたが、
そんなエイサーズ4からさらに毎月3つスポットライトと称して、
具体的にもっと深掘ってエピソードを紹介しているっていうのが、
雑談のホームページの中にあるんですけれども、
それをさらに音声でお届けしようというのが、
このフロム雑談スポットライトになるんですが、
早速いっていいですかね。
06:02
そんな今回は2022年11月に公開したエイターズ4から、
3つのエピソードを紹介するんですが、
まずはチルに含まれております。
このエピソード。
香りと言葉のラジオ、ノーズノーズ。
シャープ01、日本語で香りを表す言葉は臭いだけ。
これはあれですね。
ノーズショップっていうニッチフレグランスを専門的に扱う
香りのセレクトショップをやられている中森さんがメインスピーカーで、
なつおさわりさんですね。
2人でやっているポッドキャストなんですけど、
これは一言で言うと、
ブランデッドコンテンツとしてのポッドキャストとして非常に完成度高いです。
これ始まったばかりなんですけど、
要はニッチフレグランスって、
いわゆるインディペンデントな世界中の香水を集めているセレクトショップなんですけど、
すごくブランディングが大事な、
いわゆる企業やメーカーがブランディングをする際に発信するコンテンツとして、
ものすごくセンスとクオリティが高いなと。
ノーズショップ、僕も行ったことあります。
ガチャガチャで香水が買えたりするんですけど、
全国に10店舗あって、世界18ヶ国から約50ブランド、
そして約700種類の香水とかルームフレグランスをセレクトしている販売ショップなんですよね。
だから、香水、香りってビジュアルで伝えることがすごく難しい。
そうですよね。まず避けるところですね。
このエピソードの中でも語られてましたけど、
昔から人が何かを認知するのはまず視覚がほとんどで、
次が何でしたっけ。
聴覚。
聴覚っていうのはもう2%に過ぎないから、
結局匂いを言葉で語るその言葉自体も歴史をたどるとものすごく少ない。
少ない。
臭いしかないという話を。
だから視覚だと青とか赤とか黄色っていう、
それこそ印刷ができるぐらい、CMYKで全部を表せるぐらい、
全てが定義すぎないと分けられているんだけども、
それこそ香りって、香りのこういう香りっていうのを表現するときって何かに例えないと伝えられない。
そこで多分彼らがどうやって伝えるべきかって思ったときに、
音声っていうものとの相性を最後すごく感じたんだと思うんだよね。
まず視覚を遮る。
遮る。
そこによって言葉としての定義が存在しない香りを、
彼らが一生懸命言語化していく流れを一緒に聞いていることによって、
僕らも聞きながら自分の記憶にある何かっていうのを一生懸命たどって聞くので、
普段聞いてるポッドキャストよりも異常に野性的な部分とか本能的な部分っていうのが異常に歓喜されるっていう。
09:06
確かにね。めちゃくちゃ考え事をしながら僕も聞きましたね。
中森さんは当然ノーズショップをやられてる代表の方なのでものすごく知見があって、
歴史的な文献も紐解いて聞きながら話せるようなそういう語り口をできる方なんですけど、
この相方の夏尾さんのまたそこに対する反応や自分が感じた香りに対するリアクションみたいなものの言葉の豊かさを
やっぱすごくて、この2人の関係性もめっちゃバランスがいいんですよね。
夏尾さんは僕も昔から古くはリグにいらしたんですよね。ライターとしてやっていて、
今はたくさんのところで活躍されてますけど、しゃべり初めて僕聞いてめちゃくちゃ上手だったと思って。
めっちゃ上手いし、あと声が素晴らしい。
声が素晴らしい。
男女ゴンビっていういわゆる定型の話じゃなくて、声が持っているキャラクターの相性が聞き心地含めてすごくいいし、
語っている語り口の関係性もすごくバランスがいいし、
本当始まったばっかりなんだけど、非常にクオリティ高いですね。
お店やってたりとか授業を営んでいる方がポッドキャストを使ってブランディングっていうのって増えてきてるじゃないですか。
その中で高齢はもちろんたくさんあるし失敗例も聞かれて、
その中で何を参考にすればいいかっていうのがちょっと見えてきだしたのが今だと思うんですね。
その中の一個に。
そうだね、本当に今ポッドキャストっていう媒体がブランディングに非常にいいっていうのが分かって、
ここ2年ぐらいものすごく高いブランデッドコンテンツが増えてる中、
今このノーズノーズに関してもその代表的なものになるなと思いつつ、
あといわゆるPRで使うとかっていう、
資本主義上の利点を持ってこの媒体を使おうとして失敗した人たちも当然逆の意味でいっぱいいて、
考えるといかに自分たちの持ってる背景のストーリー、
そこに根差してる文化の魅力を伝えるのかっていうことが多分肝なんだけど、
そこを本当に意識的にやられていて。
これってポッドキャストの一つの最適化なんですかね。
例えば服屋さんがポッドキャストやりました。
服買ってほしいのはもちろんじゃないですか。
でもその服の紹介をしてしまうと、
途端にラジオショッピングみたいになって、
リツナーはついてこなくなって、
話がちょっと飛ぶんですけど、
ミシュランがなぜレストランガイドを作ったのかって、
そういうことじゃないですか。
タイヤの紹介するんじゃなく、
美味しいお店紹介して、
そこに行ってね、タイヤ買ってねっていうこと。
っていう奥にある概念みたいなところとか、
12:01
世界観とか理念とかっていうのを、
ポッドキャストを使ってやっていくっていうのが、
一つの最適化?
間違いなくそれあると思う。
だから、いわゆる人の衝動に引きつけて、
物を買わせる、瞬間的に買わせるっていうのって、
一つの企業としてやれることではあるんだけど、
ポッドキャストに関しては、
そこは絶対やらない方が良くて、
むしろそういうのではできない、
伝えられないその企業が持ってる、
メーカーが持ってる魅力やストーリーっていうものを、
自分たちの声で語っていくっていうのが、
多分正しい形で。
その時に必要になってくるのは、
パーソナリティの好感度というのか、
やっぱり残酷なまでに、
その声が発する、
ありますよね、
親しみやすさだったり、
この人、嘘ついてるなとか、
本当のこと言ってるなと思って、
選ぶ言葉以上に伝わっちゃうっていうのは、
僕も長屋でやってきて、
すごく残酷な声と呼ぶのか。
そうです。
だから、いわゆる本当に自分たちの本質的な、
カルチャーを背負う魅力や覚悟がある人ほど、
多分ポッドキャストのこういうブランディングっていうのは、
絶対生きると思ってるし、
逆にパッケージによって騙すっていう言い方は変だけど、
パッケージによって訴求してるような企業とかっていうのは、
こういうブランデッドコンテンツよりも、
もっと本当に衝動的に、
訴えかけるようなものを選んだ方がいいと思うし、
だからそういう意味でいくと、
このノーズノーズに関しては、
ちゃんと彼らのやってる事業と、
この音声で伝えてることの相性というのは、
本当にベストマッチだというのは感じます。
あと普通に聞いてて内容も面白いし、
初めて知ることも多いし、
あとさっき言ったように、
二人の肩利口による心地よさみたいなものでも、
すごく内容、時間、着テンポを含めて、
ものすごく聞きやすいので、
これはむっちゃお勧めしたいなと思って。
今回はエピソード01から置いてるんですけれども、
こう通して聞いていくと、
どんどん魅力が増えていくので、
とりあえずは導入として、
今回は一番最初のエピソードを紹介しましたって感じだね。
すごい面白い。
これすごいお勧めだよね。
中森さんって喋ったりもしてたんですかね。
僕も当然ノーズショップ行ったことあるし知ってるんだけど、
このカレーっていうものを掘ったことなかったので、
これきっかけでちょっと調べたんだけど、
別にそういう印象はないんですよね。
でもすごい上手いよね。
上手なんですかね。
僕がよく言う、
起業家の人のプレゼンテーション喋りみたいなのの、
やだみが全然ないんですよ。
だから本当に何かが好きな人の語り口なので。
そこも大事かもしれない。
結局はそこなんですよね。
これが好きだからそれについて喋ると、
それってやっぱ聞けちゃうっていうのって、
嘘とか本当の真髄みたいなところですよね。
15:03
前も言ったんだけど、
企業の人が何かビジネス系クラスターを含めて、
このポッドキャストに参入して失敗するパターンが、
プレゼンが上手い人がどんどん失敗していくっていうか、
そのスキルとこのポッドキャストで伝わるスキルって違うなって、
明らかにあるよねっていう中でいくと、
中森さんっておそらく企業の当然代表をやってるので、
いろんな方にプレゼンしたり説得したりするキャリアを持ってるんでしょうけども、
それ以上にこのパーソナリティ、
彼の本当に好き、本当にこれについて伝えたいっていう、
その熱意みたいなものの嘘の無さっていうのが存分に出てるので、
それがスッと入ってくるんですよね。
いわゆる社長のやだみが一切ない。
これはポッドキャスト、事業されてたりとか、
ブランデッドコンテンツとしてポッドキャストをやりたいなって人は、
その辺りのニュアンスって、
一度咀嚼してからやるのってやらないとでは大きく違うなと。
もし何かまだやったことない人が、
自分のブランデッドコンテンツとして音声でやってみようと思ってトライして、
もし何か足りないなと思うことがあるんだとしたら、
そこはさっき言った残酷性の部分で、
何か自分のブランディングや企業の理念に関して、
本質的な足りない部分があるのかもしれないっていう、
だからそこに気づける意味でも、
ここにチャレンジしたりするのがいいかもしれない。
まずしゃべることの手前に、
自分が好きなものをさらに好きになる作業っていう。
だから本質的に僕はこのカルチャーを理解してるのかっていうことが、
本当残酷なまでにバレるので、
お声だけに絞ると。
そういう意味で言っても、
試されるっていう意味でも楽しいし、
本当に自分が好きで魅力を伝えたいっていう人だったら、
何かが足りなかったとしても、
積極的にやったほうが絶対いいなっていうのは感じた。
本当にお勧めです。
では続いて、
こちらはワークですね。
のカテゴリーに入っております。
カンティーンラジオ。
シャープ10。
バージラーブローと都市文化について。
というエピソードなんですけども。
これはアーティストマネージメントをインディペンテントでやってる集団の
カンティーンっていう、
アーティストたちがやってるポッドキャストなんだけど、
これは意外と説明が長くなっちゃったり難しかったりするものなんだけど、
シンプルに言うと、
誰が何を語ると素晴らしいのかっていうことに尽きるなと思ってて、
決してこのポッドキャストの全体的な構成とかパッケージにおいてクオリティが高いとかっていう、
そういう評価のものではなくて、
彼らの活動そのもの、
あとこの時代におけるポジション、
あと彼らがこの先に見てる資座みたいなものがとても素晴らしい方々なので、
その人たちが普通に雑談のように語っていることの魅力っていうのは、
18:03
多分同じような思考性を持っている方だったら絶対ハマるだろうなと思って今回は入れたんですけど。
僕もめちこさんから紹介してもらって初めて聞いて、
カンティーンさんは知ってたんですけど、
ポッドキャストどうしても僕は作り方とか、
喋り方とか、このポイス載せちゃうんだとか、
全部そっちばかり気になっちゃったんですけど、
開始10分ぐらいで、そうじゃないなと思って、
一切そっちの脳みそを観点させて聞くと、やばいですね。
やってることがとにかくやばい。
これはさっきのノーズノーズと一緒で、
この人たちポッドキャストを選んでるのがすごいセンスいいなって感じたんだけど、
それなぜかっていうと、
彼らのインディペンデント性を表現する。
要は広く伝えていくというよりは、
狭いんだけど深く掘り下げるようなスタイルで活動されてる方は、
特にポッドキャスト相性いいなと思って。
パッと行きでも全く自分と関係ないなと思う人は、
おそらく聞けないと思うんだけど、
何か語ってる言葉の内容の意味はちょっとわからないんだけど、
なんかこのアプローチすごく共感できる人だったら、
おそらく彼らと共にこの時間を過ごしていくと、
新しいことを知れるし、
新しい切り口や新しい膝を獲得できるので、
それもあってちょっとワークのプレイリストに入れたんだけど、
仕事しながらというよりは、
自分の知的好奇心を高めるきっかけになったりとか、
そういうものとして、
少し強要的な意味で、
ここを知っておくと面白いだろうなと思って、
これを選んだんだけど、
簡単に説明すると、
今音楽界って、いわゆるメジャーレベルっていうものがあった音楽界、
芸能界も含めた、そういうものから、
今このインターネット登場以降、
やっぱりインディペンデントなスタイルを持って動き出している、
それこそ世界なんかもむしろインディペンデントな人たちの方が強くなっているぐらいの中で、
その中で彼らは、いわゆるインターネットレベルとして、
活動を開始したトマドさんっていう人が、
この日本のクラブミュージックシーン、
インターネットミュージックシーンの中ですごく代表的な存在なんですけど、
トマドさんとかとも交流を深めていて、
実際このカンティーンラジオにもトマドさん登場するんですけど、
トマドさんが元々やってたポコラジっていうポッドキャスターに、
彼らも出演していたことがあって、
僕もアワードの第3回かな、2回かな、どっちかで、
推薦番組上げてたんですけど、
そこからおそらくポッドキャストみたいなものに接近していて、
スピンオフしたような形で、
カンティーン自身がこのポッドキャストを始めたっていうのは今年の状況で、
あれですね、いわゆるインディペンデントで音楽レーベルをやるだとか、
インディペンデントでアーティストマネージメント会社をやるっていうことが、
21:04
どういうことなのか、今僕が言葉で言ってもよくわからないと思うんだけども、
そういうことをやってる人たちがどういうことを考えていて、
どのぐらいの広さのしざで世界の文化を見てるのかっていうのを感じたければ、
これを聞くだけですごくわかるので、
実際このバージル・アーブロって音楽のアーティストでもなければ、
ファッションデザイナー、この前亡くなってしまったアメリカのすごく有名な
ファッションデザイナープロデューサーなんだけど、
彼が出した本を読んだ、このカンティーンのみんなの感想を語ってるこのエピソードなんだけど、
そこで語ってる語り口や、そこから引用していくものの広さが、
どのぐらいのものを見ていて、それが自分たちとどう関係あるのかっていうことを語ってるので、
いわゆるインディペンデントであるっていうことはどういうことかっていうのは、
本当彼らのこのポッドキャストを聞くとすごくわかりやすいと思います。
ちょっとクリエイターとして何かやろうとしている人とかだったら、
このポッドキャストを聞くと何かしらヒントや共感することはあるんじゃないかなと思って、
そういうことを渋ちゃんもトッキンマッシュとしてインディペンデントでやり続けている人なので、
ヤバさのポイントとか、センスっていうものの正体とかっていうので、
なんか感じることはあるだろうなと思って。
メジャー、マイナーとかいうものでもない、
メインストリートでもない、アングラでもない、
なんかその間で会えている人ってポッドキャスターもきっと多くて、
そういう人たちが救われるようなことを、そんな問題意識とは関係のないところで喋っているのがきっと彼らなんだろうなと思いましたね。
前に渋ちゃんに俺言ったことあるんだけど、いわゆるマスというものが中心にでっかくボーンと存在するとした場合、
その下にアンダーグラウンドとか、いわゆる不良だとかストリートだとか、そういうものが下にあって、
そのマスの上の方にはラグジュアリーとかっていう世界があって、
実はそこって縦に繋がってるんじゃなくて、アンダーグラウンドとラグジュアリーっていうのが外回りに抜け道で繋がっていて、
実はマスっていうものっていうのは繋がってなかったりする。
そういった時に、これもバージル・アブローっていわゆるハイブランドをデザインしてるアーティストなんだけど、
そこにアンダーグラウンドの彼らが共感してたりするのがまさに象徴的で、
実際僕の活動もそういう感じで、マスの人たちや芸能の人たちからすると僕の活動って一切見えてないんだけど、
実は僕って東京のこのアンダーグラウンドでやりながら、本当にグローバルのスーパーハイの人たちと仕事をしてたりするんですね。
だからそこの面白さというか、要はグローバルって言われてるような何かっていうのは実はマスのど真ん中にあるんじゃなくて、
24:07
両方の極端な端っこ同士がつながって物事が動いてるんだよっていうことは、たぶん彼らの活動聞いてるとわかるし。
バスケアとかも結局そういうもので、そこのルートをひとっ飛びで行くっていうのは、
マスに溶け込んだ瞬間そこのルートは失われるっていう、ある種希望でもあると僕は思っていて。
だからそれぞれがどっちを向いてるのかって話だと思っていて、
おそらくインディペンデントなアンダーグランドアーティストも、さっき言ったラグジュアリーのような人たちっていうのも、
実はマスの方向いてるようで向いてなくて、実際向き合ってるのってさっき言ったこの2つを見ていて、
どこから文化の始まりが生まれて、どこが継承すべき文化につながっていくのかっていうことは彼らは見えていて、
僕の言い方、よく言う言い方でいくと、文化と風俗って僕分けてんのね。
風俗っていうのは、いわゆるマスで行われている、今この瞬間の人のたしなみ、快楽っていうのを満たすために起きている現象が風俗で、
文化っていうのは過去と未来をつなぐ今に立っている人たちが、過去から受けた影響を未来に継承していく作業をやっている人たちだと思っていて、
だからやっぱり文化っていうものを担っていく、実際牽引していく存在っていうのは、今僕が言った2つの両極端の方にいて。
そうですね。短距離走のタイムを競うことは素晴らしいし、世界最速ボルトは勝すべき人なんですけど、
一方でリレーっていうのは全体のチームとしての終わらないレースの中の1人のメンバーみたいな、
名前はもしかしたらそこで語られることはないかもしれないけれども、その人がいないと過去と未来、このレースは続いていかないっていうのが、きっと文化と風俗っていうものなんだろうなと僕は解釈しています。
そうだね、だからそれでいくとこのカンティーヌ・東山さんなんていうのは、いわゆる歴史上の何かっていうところで、
いわゆるマス側から見た時にスポットライトが当たるような立ち位置にいない役職、役割だとは思うんだけども、
かなりおそらく音楽史っていうものを紐解いていった時に彼が渡したバトン、彼がサポートしたアーティストっていうのに対する影響っていうのは必ずすごく大きい影響を与えると思うので、
そういう意味でインディペンデントな存在として僕も注目してるし、実際このポッドキャストっていうのを選んでるこのセンスっていうのはもうすげーわかる感じがある。
そこまで踏み込んでいって理解していくと、ラジオでもYouTubeでもきっとこういう人たちの活動の声っていうのって聞くことができなかったんだけど、
ポッドキャストだと誰が聞くでもない空気感っていうのをそのまま届けることができるから、すごく貴重な声だなっていうのを聞きながら感じていて、
27:00
そう思った瞬間、合間とか収録の雰囲気とか、僕がどうしても気にしてしまうこの長くポッドキャストを作り続けてきた人のこの壁みたいなものが一切なくなった。
これでいいんだと思って。
わかるわかるわかる。だからやらなければいけないクオリティを高めるためにやらなきゃいけないものってTipsとしては当然いろいろあるし、いわゆる型としてのディレクションをかけられる場所ってあるんだけど、そのまんまでいいっていうものもあって、
それってまさに音楽でも最高音質、最高スタジオで撮る最高の品質の音楽もあれば、本当にラジカセで一発撮りしたようなものにすべてが封じ込まれているようなパンクミュージックもあったりっていうのでいくと、
全然僕はポッドキャストを彼らが選んで、彼らのタイミングで撮るっていうのをやってるだけで十分で。
そうですよね。
ならなくてもいいのかもしれないし、なんかそこにも一個ポッドキャストをこれから始めようとしている人、今やっていて悩んでいる人っていうのがヒントにもなるのかなとか思いました。
なると思う。
これでいいっていうか、これもいいっていうか。
もう機材の話とか編集テクニックの話じゃないよ。
関係なく。
君がどう生きて何を話したいのかなんだよって。
そしたら聞く人っていうのは絶対離脱せずに最後までついてきて、結果その人の名前がどうとか何人そこにいたとか関係のない本当に会話に耳がいくっていうのもポッドキャストの魅力なんだなっていうのを。
なんかそれこそ僕が嬉しかったのは、それこそトマドさんを始めて、インターネットが出てきてから音楽っていうのをどこでやるべきかっていうときにインターネットレーベルとしてやったトマドさんの先見性とヤバさ。
そのぐらい全体のコンテクストを理解して何かを始められる知性を持ってる彼らが今ポッドキャストを選んでるっていうことが嬉しくて。
いわゆるテキスト文化の、それこそSNSを代表する今のインターネットカルチャーってちょっと監視的だし、いわゆる警察が存在するような言葉で切り取られるということの危うさとかっていうものもある中で、
このポッドキャストで自分たちのものを残すんだっていうことに可能性を彼らのような才能が感じてるのとかすごく嬉しいし、
リアルタイムで今この瞬間彼らのお聞くっていうことがいかにかっこいいかっていうかイケてるかっていうことも載ってるんで、
そういう意味でもすげえいいなと思いましたね。
どこまでいってもこのテキスト市場主義っていうのはきっとなくならないと思っていて、
でもそれはある種ポッドキャストにとっては追い方であり希望だと思うんですよね。
それをまさにナチュラルに体現されてるなと思って。
温度感とか空気感とかリラックス感とか含めてこのぐらいでいいよっていうこの感じも僕らにとってもすごいヒントをもらえるし、
いいよね、だから全体的にトータルでやっぱかっこいい。
かっこいい。
かっこいいですよね。
かっこいい。
かっこいいんですよ。
こういうかっこいいがポッドキャストの中で生まれてるっていうことがやっぱ僕としてもどんどん豊かになって感じるし、
30:07
一個の指標だけで良い悪いが決まるものではないっていう可能性を示してるなとは思うよね。
ファッション好きな人とかいわゆる今のトレンドだったりを作ってるようなものに触れてる人だったらやっぱ彼らの声っていうのは聞いた方がいいなと思うんです。
言葉の端々に出てくるこの人名だったり文献だったりっていうのをGoogleだけでも全然こう。
だから自分でGoogleる最低限の行動ができる人だったら必ず彼らの言葉っていうのはわかるので。
おすすめです。
おすすめです。
めちゃくちゃおすすめです。
では最後にこちらのエピソードです。
こちらはエイトアワーズフォーのスワックに含まれております。
山田玲司とバグラビッツ、あなたなら何を思う。女たちの復讐。プロミングヤングーマン vol.68。女たちの復讐前半。
ということなんですけれども。
山田玲司とバグラビッツ、オーディーかな、の番組なんですが。
いやーちょっと本当いきなりラスボスっぽい感じの人登場って感じなんですけど。
山田玲司さんって知ってる人は当然知ってると思うし、知らない人は意外なことに知らなかったりすると思うんですけど。
いわゆる今のカルチャー論談みたいなものが何種類かあるとしたら必ずそこの一角を作ってる方で。
彼って漫画家なんですけど、漫画家でありながら絶望に効く薬っていう連載をやられてた時は、それこそ200人近い人にインタビューしたりしたこともあって。
クリエイター、漫画家である以上、以上にって言ったら変か。のと同時に、やっぱり社会を言葉で語る、コミュニケーションのプロなんですね。
絶望に効く薬っていうのは週刊ヤングサンデーに連載されてたドキュメンタリー対談漫画。
僕読んだことはないんですけども。
いわゆる今聞くべき誰かっていう人に、ジャンル関係なく山田さん自身が会いに行って。
すごいですね。
ものすごい人たちになってるんですよ。
ウィキペディアを見てるんですが。
確かにジャンルを横断して。
この作品本編を読むのもアリだと思うんですけど。
ちょっと触りとしてウィキペディア、絶望に効く薬でウィキペディアを引くだけでもちょっと言ってる意味はわかると思うんで。
こういう人たちに直接会って話をしてきた山田玲司さんっていう人間が、今この令和のこのタイミングで、
言葉によっていろんな文化批評的切り口で漫画を語ったりすることもあるし、
このバグラビッツにおいては恋愛大肯定プログラムっていうふうに完全にジャンルを絞って、
恋愛っていう軸でフィクションやお便りに対する回答っていうのを語ってるんですけど、すごいですね。
33:06
もう一方が俳優の伊沢恵美子さんと二人で喋ってる番組なんですけれども。
今って恋愛を男女っていう大きい主語を背負った状態で語るのってものすごく難しいんですよ。
なぜなら多様化が進みすぎて受け手がいろんな立場の方がいるので、
僕がこう思うって言ったとしてもそこの受け取られ方ってかなり意味が変わる。
特にこの恋愛っていうものを男女として語るのってすごく難しいんですけど、
それを難なくやってしまうこの二人の腕力というかが本当すごくて、
それってさっきの言い方だと人間の本質や性格みたいなものだけでは絶対埋められないテクニックが必要なんです。
山田恵美子さんって恐ろしいぐらいトークに対する本当に自分の中で理論立ててあるテクニックを持っていて、
そこを駆使しながらこのすれすれの話題を話すので、
僕はずっとそれに痺れながら、うわこれだったら大丈夫だ、これだったらここさせるわとか。
それは言葉選びです。
言葉選びと展開と、僕このスポットライトの記事の中では傾聴と主張という言い方をしたんですけど、
相手の話を聞く立場の俺っていうのと主張する俺っていうのをどのタイミングでどういうカードの切り方で出すのかによって、
人って印象の受け方や話のテンポや話の進み方っていうのは変わるんです。
山田恵美子さんはそれが完璧にできちゃうっていう。
それはトークの内容テーマももちろんだし、
そこで語られている人たちの当事者に対しての言葉選びみたいなのも含まれるし。
あとそれを聞いている人ってどんだけフィクションを語ってその主人公を語ってたとしても、
それを話している山田恵美子って何者なのか、こいつ信用できるのか、
あとこの伊沢恵美子に対する態度っていうのはこいつって俺にとって合ってるのかみたいな、
ちょっとそういう切り口で人を見るじゃないですか。
それはどうしてもね。
その時に山田さんっていうのは、
傾聴するタイミングには、
ちゃんとこの聞き手に対してその信用を感じさせるようなタイミングで傾聴するし、
で、主張する時っていうのもちゃんとその伊沢さんの言葉に対して返し方や、
その作品に対する立ち位置、上から下からみたいなものを一切間違わずに、
自分の主張も傾聴もできちゃうっていう、
本当にトークコミュニケーションの恐ろしい手だれなんですよね。
ちょっと待ってくださいね。
これを聞いてそのエピソードを聞くと、みんなもう違う耳で聞いてしまいそうになる。
これそうだね、確かに。
僕の悪い癖なんだけど。
でもそういうことですよね。
大学の内容はとんでもないかもしれないです。
当たり前です。
恋愛の話で、
しかもこの伊沢さんって方がこの俳優さんである立場でありながらも、
ものすごく自分のことも含めてぶっちゃけて話すので、
36:00
そうですね。
すごい性的なものも含めて、どんどんどんどんオープンに話す人なので、
そういうエキサイティングな意味でも、このプログラム自体が面白いんですけど、
なぜこれが今このタイミングでこのポッドキャストで成り立っているのかっていうことを、
僕のような立場から見ると、
これってちょっとやそっとじゃ絶対できないですよね。
そうなんですよね。
例えばアダルトークとかね、
あるいは30代の方、女性2人がザック・ブラウンに性のことについて喋っている番組、
結構増えてきて。
要は片方のポジションの当事者が2人で話すとかだったら、どこまででもいけるんですよ。
そうなんですよ。
一方ででもそれが、
今喋ろうとしている僕の言葉すら選んでしまうんですけど、
あえて包み隠そうと言うと、男と女が喋るって本当に難しい。
難しいですよ。
要はどっちかのポジショントークっていうふうに必ず見られてしまう。
残酷なぐらいやっぱ男女っていう時点で、
そこはジェンダーの認知っていうのは別として、
生まれ持った形というのが男女という形として聞き手が受けた時点で、
必ずどっちかのバイアスをかけて見てしまうので、
そこでポジションをうまく取りながら話すのってむっちゃむずいんですよ。
それを逃げることは簡単なんです。
簡単です。
でも逃げてないんです。
逃げてないです。
すごい。
だからどこまで見てればこの話し方をライブでできるのかっていうのって、
やっぱ途方もない。
僕からすると途方もないことをやってる。
しかも山田玲司さんって、この番組では伊沢恵美子さんと恋愛を語るんですけど、
YouTubeで一番認知がされている、
山田玲司のヤングサンデーというニコニコ動画でやっている、
YouTubeでもやってるんですけど、
そちらの番組ではそういうことを男子4人というすごく物質っぽい、
今の言い方、ちょんちょんつけて言う言い方、ホモソで語ってるやり方なんですが、
ホモソでも大丈夫な。
それが全然この番組の山田玲司さんとは違う。
兄貴山田玲司としてはそっちで完璧な主役をやってるし、
こっちではさっき言った男女っていうすごく難しいポジショニングも何らかこなして、
しかもこういう深い話題、
しかも他人のフィクションを漫画家が語るっていう、またこれも難しいんですよ。
プレイヤーがプレイヤーを語るので、
なんだけど彼っていうのはプレイヤーにも関わらず、
そこらの批評とかよりももっともっと客観的に語れるし、
しかも作家ならではの踏み込み方もできるし、
あと彼のやっぱり一番すごいのって、
何かの作品を語るときに必ずその時代背景とか社会背景っていうものとくっつけて語るので、
そこのゴーアンプリもやっぱすごくて。
なんか今言ったような僕のような立ち位置で聞くのもありなんだけど、
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ひとまず今大人の恋愛っていうスタンスで語るポッドキャストだとしたら、
これ本当におすすめです。
そうですね。
なんかこう地雷だらけの中をスムーズにならなく走ってて、
真似しようと思ったら絶対一歩目でバカってしまう。
もう絶対踏みます。
だけどそこはポッドキャストをこれから作ろうとしているという今やってる人は、
やっぱり魅力的なフィールドではあるんですよね。
みんなが聞きたいし。
みんな聞きたい、みんな真似したい、僕だって語りたいことある。
だってそれこそ今世界で公開されてるネットフリックスの何かだったり映画だったりっていうものをワイワイ語りたいのでみんながやりたいんだけど、
多分これ真似してやったら一発目でみんな地雷踏みますよ。
でもそこって頑張る、挑戦する価値って多分にあるから、
きっとそういう人はヒントに喋り方とか言葉の選び方とか、選んでなさみたいなところを耳を澄まして聞くときっとすごく得るものがあるんじゃないのかなと。
さっき僕が山田さんをコミュニケーションのプロみたいな言い方したんですけど、
彼は今紹介したコンテンツとは別にYouTubeの切り抜きで今アップされてるので、
いわゆるトークスキルって何なの?
だったりコミュニケーションって何なの?みたいなこともYouTubeの方で語ってるので、
ぜひそういうコミュニケーションってどうやったら自分らしくできるんだろう?だったり、
トークスキル上げたいなとかって思ってる人がいたらそっち見てみると、
彼のそのロジックのちょっと一部ぐらいはわかるんで。
あれはいつかめちこらさんに僕もYouTubeのリンクをパッと送ってくれて、これ面白いよって言ったら会話はプレゼントだった。
そしてトークっていうのは着地で決まるんだって、ほんと15分ぐらいのYouTubeの切り抜きなんですけど、
あれはね、ほんとね、全ポッドキャスターが一旦見たほうがいい。
そう思います。だから自分のセンスとか何とか言う前に、まずそこをわかってるかわかんないかだけで全然変わるし、
あと人と話すっていう時、
どういう、なんか自分話し下手だなとかって思ってる場合はいろんな新書とか出てると思うんだけど、
この山田さんのいくつかのそういうものを見ると、なんかわかるところあると思うんで。
確かに、さっき僕ポッドキャスターって言いましたけど、普通に自分話すの苦手なんですって方もね、もちろんいらっしゃるけど、
そういう人が、まず感想でみんな多くの人が喋っていて、次に主張があって疑問があって推理があって、
一番いいトークは提案なんだよっていう、ものすごくそれを15分ぐらいで端的に語られているので、
なるほどっていう腹に落ちるそれぞれの感想が得られるとは思いますよね。
めちゃくちゃ面白い。
ちょっと概要欄に貼っときましょう。
そうだね、ぜひぜひ。
見てみてください。
なのでこの番組は要チェックというよりは、もしポッドキャスターとしてこの番組を、今のこの僕らのポッドキャスターを聞いたんだとしたら、
42:01
これは少なくても絶対聞いといた方がいいですね。
うん、面白いです。
さあということで、僕らも初めてのこのプロム雑談スポットライトだったんですけれども、早速反省点がありました。詰め込みすぎというこの。
3つの番組をそれこそ他社の作品を語るので、僕らがあまりにも有名に語ったりするのもちょっと失礼にもあたるし、
もちろんそうですね。
かなと思って30分ぐらいでタイトにちょっと紹介しようかなって話し始めたんだけど、やっぱちょっと熱量入っちゃった。
しゃべりたいことやっぱあるんですけどね、やっぱ本気でされてる方達なんで、本気でしゃべりたくなってしまって、でも30分で決めたしなと思って、
2人すっごい詰め込んでしたんで。
ギッチギチだったんで。
ギッチギチだったんで。
みんな疲れてると思うんですけど、もしかして1時間ぐらいでゆったり、1時間しゃべれるんだっていう気分でゆったりしゃべったのを、それこそ40分ぐらいに課題してっていうので、
そうだね。
僕らもいいのかもしれないですね。
いやでもなんか僕もそれこそ膨大な量のポッドキャストを聞いて、その中から作品単位で紹介することっていうのは難しいんだけども、エピソード単位だったら魅力的なものってもうそれこそ膨大にあるっていう。
その中からプレイリストで編集してやってるから、1個1個の作品、1個1個のエピソードに対する語り口でもすごい貯金みたいなものが大量にあって、それを一気に出そうとしちゃうから、なっちゃうね。
なっちゃいますね。
そうですよね。
確かにエピソードごとに切り抜くと、本当にもっと評価されるべき番組ってありますよね。
あるしさっきの山田さんの話のようにさ、あとノーズノーズのトータルですごいよって言って僕らが言えることもあるんだけど、このエピソードのこの語り口ってすごくいいから聞いてみたいなものは当然あるんだよね。
さっきのカンティーンラジオで言ったら、いわゆるポッドキャストの方としてはどうかなっていう部分とかもあったりするんだけど、でもそういうことじゃなくて聞いてって言ったら進められるとか、そういうのももうちょっと語られるといいよね。
いや本当僕もポッドキャストの作り手として、いかに優等生であるかっていうのを自分が突きつけられるというか、もっと自由でいいんだっていう。
やっぱり人作品として長い目でそれこそ作ってしまうので、もっとエピソードだけに特化して本当にその時旬なこと、その時の熱量みたいなものを閉じ込めて、
俯瞰してみたらバラバラでも全然ありなんだなとか。
ある意味この雑談のこのフロム雑談って少しそういう余力があるよね。
そうですね。
お互い何か背負ってるものがある同士だけど、ここで語ってるこれって少しだけ緩いというか、まんま出してもいいんじゃないみたいなところはあるよね。
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そうなんですよね。やればやるほど突き詰めれば突き詰めるほど、もっと自由でいいを知るっていう。
だからそれでいくとポッドキャストって特に誰かに憧れてそこに近づこうとする行為よりももっと大事なのは自分がいかに充実した人生を送るのかがよっぽど大事っていうか。
それはめちゃくちゃ思います。
それをそのまま取ればいいじゃんっていう時に人にぶっ刺さる可能性がすごく高いから、だから僕らも知りすぎて何か肩が固まってしまってるっていうのがあるとしたら、
それはもうこうやっていろんな人たちを参考にして自分たちをまず肩を緩めて、
そうですね。
ありのままっていうものを一回向き合うが大事だなと思う。
ということで長くなりすぎましたが、今回ご紹介したエピソードはすべて当エピソードの概要欄または雑談のウェブサイト、
雑談.co.jp からお聞きいただけます。
また雑談が毎月セレクトする良質な音楽とポッドキャストエピソードと交互につながる8時間のオリジナルプレイリスト、
Eight Hours 4 からもお聞きいただけるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
以上、スポットレッドでした。
ありがとうございました。
おつかれさまでした。
46:50

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