スピーカー 1
倉抜きです。
スピーカー 3
中山です。
スピーカー 1
ザッソウラジオは、倉抜きとがくちょこと中山さんで、 僕たちの知り合いをゲストにお呼びして雑な相談の雑走しながら、
威力をしゃべりしていくボッドキャストです。
2026年5月のゲストは、株式会社ゼンテク代表取締役の 石井遼介さんです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということで、初めに石井さんご紹介させていただきますが、
石井さんは研究者、データサイエンティスト、プロジェクトマネージャーとして、
組織・チーム・個人のパフォーマンスを研究し、
アカデミアの知見とビジネス現場の橋渡しを行っていらっしゃいます。
2017年より、日本オリンピック委員会に委嘱され、 オリンピック委員会科学スタッフを務められたと。
スピーカー 1
石井さんといえば、2020年に出版した著作、 心理的安全性の作り方が、
20番部のベストセラー、心理的安全性という言葉を 多くの人たちに浸透させた、
まさに第一印象ですということです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、ということで、石井さんと僕、学長って、
どういう繋がりなのかっていうか、今回あれですよね、
学長が石井さんと繋がったか、久しぶりだったかで、 ゲストにみたいな話でしたか?
スピーカー 3
直接のきっかけは、それこそ雑草ラジオのゲストとしましょうかね、
みたいな話をした直後ぐらいのタイミングで、
りょうえんさん、僕、りょうえんさんって呼んでるんですけど、
りょうえんさんから、僕のSNSのニセアカウントあったよっていうメッセージ。
すっごい久しぶりにメッセージのやり取り、それがたまたま来て、
ありがとうございますって言って、ニセモノですって言って、
ところで雑草ラジオいかがですかっていう、そんな感じの。
スピーカー 1
なるほど、じゃあ、学長のニセモノが繋いでくれたように。
スピーカー 3
そう、僕のニセモノのおかげで。
スピーカー 2
ニセモノもたまにはいい仕事をするんですね。
スピーカー 3
ほんとそういうきっかけです。
スピーカー 1
石井さんは雑草ラジオは聞いていただいてたんですか?
スピーカー 2
なんか昔、この3人で雑草ラジオ話しませんでしたっけ?
なんか数年前、違ったかな。
スピーカー 3
この3人では初めてですよね。
スピーカー 1
この3人の組み合わせは僕初めてかも。
スピーカー 2
なるほど、あれ、じゃあ僕何でくらぬきさん。
スピーカー 1
いやもうね、石井さんと何で繋がったのかね、思い出せないです。
スピーカー 3
僕は、結構ちゃんと説明すると長めになるんですけど、
竹林さん、Cさんが。
スピーカー 2
そうか、Cさんか。
スピーカー 3
そう、Cさん、ゲストにも出てもらった。
スピーカー 2
なんですけど、AIがいろんなふうに組織を書き換え始めているので、
AI時代に組織がどうなっていくかみたいなところを深めたり、
今度実は6月からちょっとした講座をやったりもするんですけど、
AIレディーな個人だけではなくAIレディーな組織って
どうデザインしていったらいいんだろうみたいなテーマでいろいろ考えたりとか。
よくAIをどう活用するみたいな話はいろんなところであると思うんですけど、
スピーカー 2
AIってそもそも何なんだろうとか、我々はなぜあれに知能を感じるんだろうとか、
AIの中身とか計算とかそちらにちょっと興味を持ってしまって、
今2つぐらい並行で論文を書いてます。
スピーカー 3
組織どうなっていくんだろうみたいなのって、
もうちょい具体的に言うとどういう切り口というか視点というかですか?
スピーカー 2
そうですね、まずはどうしても人を減らされる方向になると思うんですよね。
それが積極的に首を切るじゃなくても新卒の採用を抑制しますとか、
配置転換をしますとか、この辺外資の経営者に聞いてると、
いやもう本社から言われて人切った後なんだよねみたいな人もいらっしゃったりとか、
日本の経営者はそれで首切るわけにはいかないから、
何かどうやったらそのAIに仕事が奪われる人が活躍できるかを考えないといけないよねって、
それが今の経過代の一つだよねっていうことをおっしゃったりもしますけれども、
皆さんからするとそれはそうだよねっていう話になるかもしれませんが、
一応情報純度、パソコン上で起きることっていうのは大体AIに置き換えられやすいですし、
一方で建設現場で足場を組むとかは、ロボットまで来たらまだわからないですけど、
しばらくは人間に残るでしょうか。
もう一つは階層ですね、やっぱりジュニアな仕事をしている方が、
ちょっとリサーチお願いっていうふうに新卒が1週間かけて調べてくるものと、
15分でAIが出してくるものどっちが欲しいかみたいな。
あとは業界の話はさっきの情報純度の話がありますけど、
似てますけど同じ業界でも業種によってやっぱり経理とか財務、
それも税務署といろいろやりとりができますっていう税理士さんだったら
生き残ると思うんですけれども、
指示された通りに仕分けをしますってなってしまうと、
その指示された通り仕分けするのはAIの方が上手だねっていう風になってしまうので、
スピーカー 2
この情報の純度とか情報をどのぐらい定型的な作業かということと、
どのぐらいジュニアな仕事になってくるかみたいなところが
だいぶ奪われていくなというような感想を持ってますね。
もっと思考を飛ばしちゃうと、
もう全部AIがやってくれたらええねんということで、
我々が飲んで食べて歌って踊ってればOKっていう時代になったら、
スピーカー 2
みたいなことを思ったりしてますね。
結局職務権限規定に書いてあっても、
自分が責任取りたくないんで最後社長もOKもらいましたみたいなことを結構みんな言いたがるので、
社長もOKって言うと社長案件ですとか言って進めようとするので、
そうじゃなくても責任を引き受けるっていう、
そこはなかなかAIにはできないことを人間がやる必要があるし、
なんならそれはAIを部下として持つ1メンバーまで含めて、
それを働き始めた頃から求められていくようになるだろうみたいなところが、
結構大事な変化のコアかなみたいなことを思ってますね。
スピーカー 3
まさにこの前くらなきさんと2人会で喋ったとき、
くらなきさんがAIエージェント数人使ってるけども、
自分がボール持った状態が生まれてしまって、
自分の能力の限界を感じさせられるみたいな話をしてたところですよね。
スピーカー 2
それわかります。僕も4テーマぐらいターミナル走らせてますけど、
自分の認知能力の限界とか集中したいプロジェクトができると、
他のAIがちょっとおろそかになったりとかしますよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
人が劣るね。
スピーカー 1
さっきの権限以上が肝で、
あらゆる人が責任を持つべきだっていうのはアグリなんですよね。
結局何を生成したとしても、
レビューする人が責任を取らなきゃいけないんだとしたら、
人に頼んで結局上がってきたやつをレビューするのか、
AIに頼んで上がってきたやつをレビューするのかは変わらないし、
人が作ったやつを結局レビューする、
その人が結局AI使って生成したやつをレビューするとなったら、
その人はもうバイパスしてるだけなので、
いらないパージしたほうが良いってなるから、
そのバイパスしてるだけの人は本当にパージしたほうが良いってなるのは、
これはみんなわかるような考えがあるので、
僕はもうレビューしなくてよいよ。
君の責任でこのプロジェクトは遂行してください。
もしくはこのプロジェクトはお客さんに対しては
あなたの責任で提供してください。
もしくは商品を売ってくださいなのか、企画を遂行してください。
これが権限以上だとしたときに、
そうするとあらゆる人が責任を担えなきゃいけないっていうことは、
逆に言うと入ってくるってなったときに、
さっきのメンバーも責任を持たなきゃいけないっていうのは、
メンバーなんだからプロジェクトの責任者がいても、
プロジェクトのメンバーはもはやいらないんじゃないって感じがしてくるんですよね。
結局全部がプロジェクト型になったときの、
プロジェクトリーダーしかいらない組織になるのではっていうのが、
一番効率が良さそうだなと思ってはいる。
そうすると、今メンバーしかできない人たちはどうするのかみたいな。
どうお考えですか?
スピーカー 2
悩ましいですよね。
スピーカー 2
でもおっしゃっていることはその通りだなと思ってまして、
僕もメンバーに権限以上されるといったときに、
そのメンバーはプロジェクトリーダーまでいかなかったとしても、
そのプロジェクトの一部リーダーとして、
自分の鑑賞する分野に責任を持ったり、
自分の分野と他の分野の接続に対して責任を持って必要があると思っているので。
そうするとその人はもうプロジェクトのサブプロジェクトのリーダーとかっていうことになるので、
スピーカー 1
結局リーダーしかいらないんじゃないかってことだと思うんですよね。
スピーカー 2
そうなってくると思います。
スピーカー 3
大プロジェクトの中に中プロジェクトがあって、
中プロジェクトの中に小プロジェクトがいくつもあってみたいな。
それのどれかのリーダーを誰かが必ずやっているみたいな感じですよね。
スピーカー 1
だけどそんなに階層いらなくなるだろうって思っているので、
でっかいプロジェクトとって、
人海戦術が必要だったものは、それこそ複数走らせればいいし、
エージェントも同時に何個並行で走らせればいいだけなので、
大規模プロジェクトっていうのがもはやなくなるんじゃないって感じはしてるんですよね。
スピーカー 2
最近ある結構大手のITの役員の方と話してるときに、
彼がおっしゃっててその通りだなと思ったのが、
最近もう優先順位がないんだよねっていうことをおっしゃったの。
全部やらせればいいんだからAIに。
これまで限られたリソースだったんで優先順位をつけて、
じゃあAをやってみてダメだったらBを買って考えてると、
もう並列で全部走らせたらいいじゃないかってことを言っていて、
ちょうど手元で今論文書いてるので実験をしてるんですけど、
いろんな実験をどっちにしますかってAIに聞かれるたびに、
別に寝て起きたらどっちもやってくれたらいいんだから両方やってよみたいなのをちょうどやってたので、
本当に優先順位じゃなくて、
AIのマシンパワー、トークンパワーで走る分はもう全部やっちゃえばいいみたいなのは、
そうだなって思いますよね。
でもさっきのちょっと戻りますけど、
結論としてはやっぱりみんなリーダーになれるように鍛えていくしかないんじゃないかなって思いますけどね。
スピーカー 1
その鍛えてる間はどうやってお給料払うんですか?
スピーカー 2
悩ましいですよね。
それこそもう一回学校教育の役割なんじゃないですか。
就職しないでほしいって感じですか?リーダーになるまで就職しないっていう。
スピーカー 2
分からぬ部分もあると思いますけどね。
IBMだったかな。
あえてここで新卒ちゃんと取って将来の幹部を育成するみたいな決定をしていて、
スピーカー 2
そういうところはもう覚悟があって素晴らしいなみたいな。
スピーカー 1
そうですね。
そこがどうなっちゃうのかなみたいな。
スピーカー 2
もうちょっと絶望的な話をすると、
割とAIに知的な作業を任せられるようになったにもかかわらず、
これまで以上に知的な能力が人間側に要求されるようになったなっていう感覚はありますよね。
認知の判断の量と質がどんどん増えていくというか。
スピーカー 1
そうですね。
逆に仕事をしている人はそこが鍛えられるっていうか、