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2025-10-08 36:43

西村卓朗さんとザッソウ第2回|点と線(#191)

ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也(がくちょ)が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。

ザッソウとは「雑な相談」のこと。毎月、さまざまなゲストとザッソウしています。

ゲストは、サッカークラブ 水戸ホーリーホックの西村卓朗さん。第2回は、組織に属する個人のメンタルの保ち方のザッソウからスタート。孤立を防ぐ仲間づくり、複数プロジェクトでの活躍機会の創出、ベテランの質の重要性など、それぞれの立場からおしゃべりしましたよ。

★今回のザッソウ★

孤独に戦わない/時間のポートフォリオ/TIPSの要素/一緒にトレーニング/点と線/違う居場所を作る

★ザッソウのおとも★

アヤックスのTIPSに言及している倉貫さんのブログ

プログラマの採用のときに見極めるTIPS〜テクニック・インテリジェンス・パーソナリティ・スピード

★おたよりフォーム★

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サマリー

このエピソードには、サッカークラブミトホーリーホックのゼネラルマネージャーである西村卓朗さんがゲストとして出演し、パフォーマンス向上やメンタル管理について話しています。彼が取り組んでいるメイクバリープロジェクトを通じて、若手選手の育成についても議論しています。西村さんとの対話では、ノルマのない会社文化やベテランの重要性、採用時のパーソナリティの評価についても話されます。また、会社としての技術者育成の方法論や、実践を通じたスキル評価の重要性が強調されています。さらに、彼がサッカー選手のキャリア形成とその後の活躍について語り、特に選手の価値をどう評価し育てるかに焦点を当てています。クラブの成果やチームビルディングの重要性についても議論されています。

西村卓朗の紹介と雑草ラジオのコンセプト
スピーカー 2
くらぬきです。
スピーカー 3
中山です。
スピーカー 2
ザッソウラジオは、くらぬきと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑な相談の雑草をしながら、
ゆるくおしゃべりしていくポッドキャストです。
2025年10月のゲストは、サッカークラブミトホーリーホックのゼネラルマネージャー西村卓朗さんです。第*回となります。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、第1回は西村さんのピボットの動画でね、僕が育成に関して、育成というか選手と監督と、その振り返りの話を、振り返りの話だけで30分近く話すという非常に面白い時間だったんですが、
このまま行くと、もうピボットの動画の話ばっかりになっちゃうので、ちょっと趣向を変えて、雑草ラジオらしく雑な相談何かあれば、僕とか学長と理論を展開できたらなと思いますが、西村さん何か雑な相談ありますでしょうか。
スピーカー 1
はい、第1回目のところで、特にちょっと話してた内容のところで、振り返る頻度みたいな話だったじゃないですか。で、ちゃんと事故は確立してくれば少なくて済むみたいな話があった中で、もともとホーリーホックの最初注目していただいたのがメイクバリープロジェクトっていうサッカークラブでありながら、研修学びの場がかなりの数あるっていう、年間20回から30回くらいあるんですけど、
で、そこではさらにサッカーとは関係ないこととかもやるんで、それが最初注目されたんですけど、そもそもこれなぜやろうとしたかというと、やっぱりサッカー選手っていうのは1週間に、週末ですけど1週間に1回、ないしは2回公式戦がある。
で、そこにメンバー、まさしくアサインできる人とできない人がいるというのがもうくっきり分かれるんですよね。で、さらにパフォーマンスがもうメディアに晒されて、スコアも出るし順位も毎週変わるしって、やっぱりそういうことにすごく囚われちゃうんですよ。
個人レベルで言うとまさしく試合出れないとか、怪我が治らないとか、やっぱりそういうあそこが痛いとか、試合出てても痛みを抱えながらやってる選手とかもたくさんいるんで、そういうことの目の前のことばっかりになっちゃうんですよ。
もう使って試合に使ってもらえないとか、やっぱりそれってそうすると、自分がまさしく何のためにサッカーしてたかとか、最初始めた時の感動とか、そういうことってすぐどっかに行ってしまうんで、それを1週間に1回問いかけることとかで、もう1回フレッシュな状態にしたい。
一言で言えばモチベーション高い状態にしたいっていう、それが目的でしたと。これ僕はずっとサッカーの世界にいるからそう思ってるんですけど、ただソフトウェアの世界だったりとか、楽天のとかビジネスのっていう、そういう中で言うと、絶対折れる瞬間って皆さん絶対あると思うんですけど、それがどのくらいの頻度で訪れて、その時にどうやって皆さん立て直したり、逆にマネジメントサイドとしてはその時どうしてるのかとか、
スピーカー 2
その辺知りたいなって思いましたというとこです。
ありがとうございます。
スピーカー 1
僕楽天の社内というよりかは、楽天にネットショップ出してる店長さんたちの話で考えると、それこそどんな頻度とかって言うと、送ったメールマガに配信停止ってだけ書いた返信が1通来ただけで結構へこむぐらいの状態がありますよね。
スピーカー 3
なので、そういうときに大事だなと思うのは、孤立した状態をなくすっていう、誰かとつながって、へこむわーって言える友達なり仲間みたいな人が、一人でもいいからいいっていう、わかるーって言ってくれる人が、へこむよねーみたいな。
スピーカー 2
だからといって、へこんだ後どうするかはその人次第なんですけど、一人で抱え込まずに済むように、孤独に戦わないようにするみたいなのが一番かなっていう気がします。
スピーカー 3
くらなきさんどうですか。
スピーカー 2
いや、そうですね。今の話もそうだなと思ってるのは、僕らの会社が、やっぱりベテランの、多分作家さんにもそうかもしれないけど、ベテランであればそういうのはなくて、自己管理した上でちゃんとパフォーマンス出すみたいなことが、メンタルを安定できることもベテランに求められるものみたいなことがあるので。
僕らの会社も中途採用で、即戦力で採用した人たちはあんまし気にしなくても、落ち込むときもあるだろうけど、別に酒飲んで寝るとか家族と話すとかで、なんとか安定してパフォーマンス出せる人たちはいるんですけど、やっぱり若い弟子の人たちは安定しないですね。
パフォーマンスが安定しないのが、これも僕らの会社で、1人前のソフトウェア開発者はパフォーマンス安定することが大事だよと。彼女と喧嘩しようが、なんかわからないプライベートで嫌なことがあったとしても、仕事の間パフォーマンス安定できてることは、これはプロのソフトウェア開発者としては求められることですよって話をしていて。
でも、やっぱり若いうちは折れたりするときがあるので、正しく僕らの会社も、試合じゃないですけど、お客さんとのお仕事が、お客さんのお仕事をするので、お客さんのシステムを作るんですけど、ミーティングが毎週各種あるんです。
毎週のミーティングでお客さんと話したものを、1週間の間に僕ら作っていって、その1週間後にお見せするみたいな。また次作るものを決めてお見せするみたいな感じなので、まさしくお客さんとの打ち合わせが試合。そこに向けてものを作ったりしてるのが練習みたいな感じですね。
やっぱりできた週とできない週があったりするので、できなかった週でトラブルとか起こしちゃったら、すごい落ち込んだりするっていうのは、まさしく同じ感じなのかなと思ってはいるんですけど。
まず一つは、僕らは、さっきの学長の仲間がいるって言ってるのは、もう本当そうだなと思っていて、弟子を採用するときに、3、4年前から、4年前から弟子を入れ、弟子っていう制度、徒弟制度って形で採用したときに取り組んだのは、同期を作るってことだったんですね。
それまでも若い人も若いプログラマーも育成はちょっとずつはしてたんです、会社で。それこそ10年ぐらい前から1人採用したりだとか、たまに若いうちから頑張りたいっていう人が来て採用してみたいなことやってるけど、同期を作ってなかったんですね。
そのときは伝えて、育成してても何か定期的に辞めてっちゃうみたいなことはあったんですけど、それこそ徒弟制度っていう形で同期作ってからは、本当にさっきの話で半年以内にちょっともうしんどいって言って辞める子以外は続くんですね。
で、これやっぱりね、同期がいるって全然違う。横並びで一緒にやってる、同じレベル間の人たちがいるっていうのは、励まされるのもあるだろうし、別に落ち込むのも自分だけじゃないっていうこともわかるし、逆に同期の中でできるやつがいたらできないなみたいな気持ちになることもあるんでしょうけど、まずそれがあるのは一つだなと思ってるのと。
あとは、僕らは中にはブログを書いてくれてる人たちがいて、過去、今すごい活躍してるエンジニアプログラマーが入社半年か1年ぐらいのブログのときに、めちゃくちゃ大変だったみたいなブログを書いてくれてるんですよ。
で、そのときはもう、入社したときは天狗だったみたいな、できると思って入社したら自分全然下手くそだったみたいなこと書いてて、辛かったみたいなことを書いてくれてる記録が残っていて、僕らの会社で、その人も今は10年選手のベテランなので、もう全然活躍されてるので、入社される若者とかからすると、スーパースターぐらいのつもりで入ってきたら、
その人の過去のブログ読んだら、あの人でさえ悩んでたんだみたいなのがあって、でも乗り越えたらああなれるんだなみたいなのが、先陣の記録あったのが良かったなっていうことと、
あと一番、僕らの中で会社の制度として効いてるのかなと思ってるのは、僕らのお客さんのお仕事が一人で担当するのが、一社だけじゃないですね。複数のお客さんを持つことになるんですね。
複数のプロジェクトに関わるってことになっているのと、プラス、社内で開発をするイベントをしたりするんですね。ハッカソンっていう表現したりするんですけど、月に1回、弟子たちは全員参加で、自分のアイデアでプログラムを1日かけて作ってもいいっていう日を作ってるんですね。
それはもう業務と関係なく、好きなこと作っていい日があるんですね。そのハッカソン大会が月に1回あって、その中でランキングが出たりするんですけど、それって業務と全然関係ないけど、でもプログラミングする機会があって、この一つのお客さんのところでダメだったときに、別のお客さんのお仕事をしてるから、そっちではお客さんがすごい喜ばれるっていうことがあったりすると、
全員否定じゃないっていうか、バランス取れるみたいなことがあるし、仕事でちょっとダメだなっていう時があっても、ハッカソンでそんなやつが別に優勝したりもするときもあるんですね。
そうなると、そっちでバランス取れるみたいな、これがもう1個のことしかしてない100%これですみたいなことをしてて、ダメだったときに、もうそれ100%ダメになっちゃうっていうのがあるんだと思うんですけど、別の機会を用意するっていうのは、これはなんとなくマネジメントしていく中で気をつけながらやってたことではありますね。
メンタルマネジメントとバランスの重要性
スピーカー 2
例えば停滞してるタイミングとかあるんですけど、若者でも、なんかちょっと彼今出てないなみたいな時期があったら、ちょっと社内の新しいプロジェクトあるので、それちょっと一緒にやってみたらいいかもねとか言って、その人が輝けるプロジェクトを作る。
で、それを100%にしないで、ポートフォリオ的に時間のポートフォリオをちゃんと組めるようにすれば、活躍する瞬間ができるって、やっぱり役に立つ瞬間、活躍する瞬間が本人の中で、1週間1回でもあれば、それは安定できるっていう感じなのかなと思っていますね。
なるほど。時間のポートフォリオかそうか。
スピーカー 1
そうですね。
これは中山さん的にはもうサッカー全然こうね、世界わかってると思うんで、このいくつかのプロジェクトをもつって、基本的にはサッカー選手や公式戦の試合が一応唯一のプロジェクトとされてるじゃないですか。
なんかありますかね、どういう活躍のさせ方。
スピーカー 3
それこそやっぱり、分かってるベテランの方とかは、自分がメンバーに入ってないときに自分がやるべき仕事は若手の選手のメンテナンスみたいな。
スピーカー 1
役割としてね。
スピーカー 3
役割として出番を自分の出番だと思ってやってる方結構いらっしゃいますよね。
スピーカー 1
いますね。やっぱり長くやる選手に関しては、やっぱり出れる時期と出れない時期があるのも逆になんか冷静にわかってたりとか、
今自分どんなに良くてもライバルの選手のこのポジションは今はこいつのパフォーマンスいいからなみたいな、そこを冷静に見れたりとかするんで、
若い時はもう何故自分が認められないんだみたいな感じになりがちでしたけど、そういう感じのことは確かにありますね。
スピーカー 3
あと青足で言ったら福田監督がBチームに、Aチームが年間で一番試合する相手はBチームなんだって。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 3
お前らがちゃんと成長し伸びてこないとうちのチーム強くなんないからっていうシーンがありますけど、
そこでBチームの黒田とかが衝撃を受けるみたいな。
それこそMVVじゃないけど、こういう意味、考え方できるよねみたいなのをシェアする。
さっきのメルマガの配信停止でへこむわって言ってる人とかに、
僕が言ってたのは、他の店長さんでこう言ってる人とかいましたよって言って、
自分の考えてる思い、それこそ自分の店とか自分の店長さんのMVVみたいなものを、
メルマガに言葉を尽くして書いてあるのに、配信停止って言ってくる人だったら、
この人とはこの後別に付き合う必要がないって思えるなって思うものを毎回出せばいいんだよって言ってる人がいました。
そんな話をしたりとかしてましたね。
スピーカー 1
やっぱだから、監督なり、時に近くにいる仲間がどう解釈を与えさせるかというか、
こんな解釈もあるんじゃないっていうことを言ってあげられる状態にしとくかってことですよね。
スピーカー 2
メンタル強い人ってそういうのが自分の中にいっぱいある感じがするんですよね。
そうですね。
スピーカー 1
そこもバランスですよね。本当に究極、いろんなことを尽くしてそうなんだったらしょうがないけど、
でもその尽くさないといけないところが見えた時とかもあるじゃないですか。
でもそういう時にはやっぱりそこを言うってことですかね。本当にそのバランスですよね。
スピーカー 2
そうですね。あとは、僕らでいうさっきのフスリ合わせみたいな半年に1回の機会はあるんですけど、
本人たち話してて、遠い未来のMVPって割と遠い理想の話なので、理想の話をするんですけど、
逆に僕らの場合は日々日々の中ではあんまりそれ言わないですね。
言わないようにしているし、気にしないようにしているのは、
現体験とかの方はもしかしたらもっと頻度あってもいいのかもしれないけど、
スピーカー 1
遠すぎることを考えながら日々のことをやるのは結構やっぱりしんどくなっちゃうんですよね。
スピーカー 2
日々のことは日々日々目の前一生懸命やってるしかない。
振り返ってみたら思ったより進んでたねっていうのは、
登山は僕はするんですけど、登山するときに登山の山頂見ながら歩いてると、
もうずっとしんどいんですよね。
どれだけ登っても全然山頂近づかないみたいな。
だけどもう目の前の次の一歩、次の一歩を踏んでいくことしていって、
ノルマのない会社文化
スピーカー 2
振り返ったらあれ思ったより下の方向いたら結構自分登ってきたみたいなことがわかるっていうのはあって。
うちの若者でメンタルが安定してる、
あいつメンタル強いなみたいなやつが言ってたのは、
僕らの会社で1人前とかプロジェクトリーダー的な責任者の仕事をするのを目指してますっていう。
それ目指してるけど、それ気にしだしたらもうしんどくなるから、
もう毎日毎日一生懸命日々のことをやるだけですって言ってるやつがいて、
その人はやっぱり安定してるっちゃ安定してるんですよね。
なので、多分ギャップを考えるのはしんどくなっちゃう。
これは僕らの会社の全体の思想かもしれないですけど、
会社としても経営目標とかないんですよ。
数字の目標、見通しは立てるけど、
来期は何%売上アップだとか、利益は何%出すんだとかっていうのを決めてないですね。
なので逆算すると会社にノルマがないってことになるので、
ノルマがないってことは個人にノルマがあるかっていうと、
個人個人にもノルマがない会社なんですね。
個人個人にノルマないから、いわゆる省与もまず僕らの会社はなくて、
省与分の利益は、もともと昨年度で見越せる利益は、
翌年度に給料に入れて分割して払うっていう風にしてるので、
頑張ったから省与多い、頑張らなかったから省与少ないとかっていうのがなく、
基本的にはそれ関係ないよっていう風にしている。
ノルマで人を仕事させないようにしてるので、
みんなノルマがなくて、じゃあ頑張るんですかっていうと、
それこそいいソフトウェア開発者になりたいっていうのはみんな思って、
あとは日々日々ベストエフォートって言って、
ベストを尽くすっていうことを僕らよく言ってて、
ベストさえ尽くしていれば、あんまり会社として言うことないですよと。
ベスト尽くした結果、うまくいかなかったら、
それはしゃーないじゃんっていうだけだし、
みんなが全員ベスト尽くしたのに会社の売り上げが下がっちゃったら、
それはもうしゃーないねっていう風に受け止めようねって話にはなってるっていうのがあって、
ベテランの重要性
スピーカー 2
日々日々に関しては、その瞬間ベストを尽くすことだけに集中する。
半年に1回ぐらい、どれぐらい自分は進んできたのか、
この先どういうことをやろうとしてるのかっていうのを会社とすり合わせをするっていう、
そのセットでやってる感じですね。
スピーカー 1
ノルマがないってすごいですね、逆に。
逆にやっぱりそこにいる人たちの最初の徹底制度を、
まさしく制約条件みたいなところの一つになってるのかもしれないけど、
それがすごいからしっかりした人が入ってきて、
しっかり入ってきて、残っていくっていう感じなんですよね。
さっきベテランの話あったじゃないですか、
本当このベテランの質ってめっちゃ重要だなって。
めっちゃ重要ですね。
僕らのミドホーリホッグっていうチーム自体がすごい流動性が高いっていうのもあるんですけど、
だいたい平均在籍期間って、自分も10年ミドホーリホッグ関わってるんで、
全部在籍人数と年数出したときに2年ちょっとだったんですよ。
それぐらい逆に良ければやっぱり引き抜かれていってしまう世界だし、
成果が出なければ契約満了がある世界なんで、
どうしてもそういう構造になってっちゃうんですけど、
だからベテランを中途でパッと取ったりとかも結構多いんですよね。
新人当然取ることもうちのチームの狙いとして多いんで、
若い選手もたくさん入ってくるんですけど、
このベテランの質によって全然そのときのチームって本当に栄養していくんで、
ここってめちゃ大事だなっていうふうに思いましたね。
だから一言で言えば技術というか、成果がすごい上げれるけれども、
ある種の会社が大事にしてるまさしくビジョンとか、
ある種のパーソナリティのところで、
すごいただきついとか、人当たりが厳しいとか、
もっと言い方が悪いですけど、あんまり最近少ないですけど意地悪だったりとか、
でも能力高いとかあるじゃないですか。
やっぱりここら辺をちゃんと採用する側というか、
そっち側が気をつけていかないと、
よくも悪くも中にいる人たちはすごく影響を受けるし、
若い人たちはめちゃ影響を受けるんで、
スピーカー 2
ここ大事だなっていうふうにちょっと思いました。
採用時の評価基準
スピーカー 2
本当そうですね。
パーソナリティって、それこそビジネスの世界だと、
一昔前、最近はその手もないですけど、
パーソナリティのことを採用だとか評価するときに、
パーソナリティってあんまり見ないんですけど、
スピーカー 3
やっぱりでもめちゃくちゃ大事なんですよね。
スピーカー 2
僕らの会社が中途採用の方を採用するときの採用の観点が4つあって、
これそれこそ僕はただただサッカーやったこともないので、
サッカー漫画とかサッカーを見るのが好きだったので、
参考にさせてもらったのが、
これもサッカー漫画から輸入しただけなんですけど、
アヤックスっていうサッカークラブが、
選手を見るときにTIPSっていうので見てる。
テクニック・インテリジェンス・パーソナリティ・スピードで見てるっていう話。
これまさしく僕らの会社のソフトウェア開発者に必要な要素だなっていうことで、
僕らの会社も中途採用の方の採用のときに見る観点はこの4つにしようと。
テクニックは当然技術力だし、僕らも技術の仕事をするので、
どれだけプログラミングができるのかっていうところが求められるし、
インテリジェンスはどちらかというと、
ただ頭がいいかどうかとか数学できるとかではなくて、
それこそ会社の理念が理解できるかどうかっていうことだったり、
そうしたときに相手とのコミュニケーションをするときにどう振る舞えばいいのか、
もしくはお客様が抱えている問題をどう受け取ればいいのかみたいな、
そのコミュニケーションも含めたインテリジェンスってことだと思うんですね。
インテリジェンスが発露するのはコミュニケーションの瞬間だと思うので、
そこができるのかどうかっていうところと、パーソナリティですね。
やっぱり仕事の時間長いので、
気持ちいいやつとしてやっぱりやりたいので、
なのでパーソナリティはとても重要で、
当然それの生産性が高いっていうスピード感があるかどうかっていうところを見るっていうので、
TIPSっていうのは僕らが見てるっていう感じですね。
スピーカー 1
なるほど。
そこにアヤックスのあれが出てくるとは。
中山さんのほうに出てきましたね。
スピーカー 3
そうですね。あわしの一冊目のほうに紹介をして。
今は何かちょっとまだ基準変わってるらしいですけどね。
スピーカー 1
そうなんですか、やっぱり。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
このベテランのところは、
やっぱり本当にチームのパーソナリティのところとかで、
やっぱり本当に変わってくるなっていうのは思いますし、
これはスタッフもそうですし、
最大影響を受けるのはやっぱり監督のところですけど、
ここを本当に定期的に迎えてきながら、
でもやっぱりいつも人材要件というか、
何を大事にするかみたいなところを
常にアップデートしていかないといけないんで。
でも本当に採用ってしてみないと分かんないところもあるじゃないですか。
スピーカー 2
分かんないですね。
そう。
これもPivotの中でおっしゃってた、
採用するかどうかというか、入るかどうかのときに、
やっぱり一番分かるのは練習参加させることだ。
企業でいうインターンっていうのは、
僕も本当にそうだなと思っていて、
試験で一発ないし、面接何回かで決めるって、
要は判断しなきゃいけないのを、
何でしょうね、一定のチェックリスト的に判断するって、
やっぱりどうやっても難しいなと思ってるんですね。
要は面接も試験も点で判断しようとするわけじゃないですか。
採用というか入社入団を。
でも点で判断するって、その瞬間しか見てないので、
一緒にやっていけるかどうかって、
線で見ないといけないんだなと思うかもしれないですね。
だってその先は一緒に線でやっていくわけなのに、
線でやっていく人を点で見るって、
そんな判断できるわけないんじゃないと思っていて、
僕らの会社が、例えばベテランの方は、
応募があってから実際入社されるまでに半年か、
少なくとも半年ぐらいお付き合いするんですね。
長い人は2年ぐらいお付き合いして入社される方もいるんですよ。
それは全職当然続けながら、
僕らと一緒にプログラミングしてもらう。
僕らと一緒に、それこそハッカソンに出てもらうとか、
プログラミングのイベントを一緒にやるとか、
その人の土日の空いた時間で、
僕らと一緒にプログラムを作ってもらうってことをすると、
プログラムを作ってもらって、振り返りをしてもらって、
一緒に考えることやってもらってってすると、
それやっていくと、一緒にやれるかどうかはこっちも分かるし、
応募される方も分かるので、
お互いその一点で見ていくんじゃなくて、
その線として付き合うっていうことを大事にしようっていうのをやっていて、
最近、若い採用を始めたので、
若い人の採用は、そうは言っても、
大学とかだと内定を出さなきゃいけないとか、
みんな就職活動の時間があるみたいなので、
限られた点で、学生たちもそれで点で入ろうとしてくるし、
なので面接対策とか試験対策をしようとするんですけど、
それだとやっぱり分かんないっていうのがあって、
今年ぐらいから僕らは大卒とか、
若い人の採用も点で見るのやめて、
僕らの場合はプログラミングを、
これも僕もサッカーそんなに知らないくせに、
サッカーに例えがちな、
トレーニングが大事だと思ってるんですね。
これはサッカー以外の音楽とか絵を描くとかもそうだと思うんですけど、
僕はプログラミングはそういった技術芸術の世界だと思っているので、
フィジカルなものに関しては知識じゃなくて練習しなきゃいけないと思ってる。
なので若い人たちはみんなプログラミングの勉強してますっていうんじゃなくて、
僕らの場合は練習してますっていうんですね。
なのでずっと練習を続けていく。
練習の量が多ければ多いほどいいプログラマーに早くなれるっていうのはあるので、
学生たちも今は採用面接して試験して入りますじゃなくて、
当然入り口のところはありますけど、
その後はトレーニングにも参加させる。
一緒にトレーニングしてたら、
トレーニング続けられるやつは入社した後も続けられるし、
トレーニング続けられない人は、
こっちは内定出しても出さなくても無理になるってことがあるので、
トレーニングに参加させようっていうふうに今、
最近若い人もそうなってるっていうのがあって、
でもこれまさしく西村さんのところでされてる、
練習させて判断みたいなのと一緒だなと思って、
ピボットの最初の方にそれ言わしちゃって、
もうそこでハート掴まれましたね。
スピーカー 3
分かる分かる。
あとあれですよね、
若い選手がホーリーフォックスをやって、
ちゃんとセカンドキャリアのこととかも考えて、
オフザピッチの育成みたいなのも大事にしてるっていうのに、
価値を感じるタイプの人は、
ミットがいいって言ってきてくれるようになったって、
この前言われてたと思うんですけど、
入ってくる前にそういうのを大事にしてますっていうのが、
すり合わせた人ばっかりになっていけばいくほど、
たぶん成果とか出やすくなっていく。
スピーカー 2
出やすくなりますね。
それが今年なのではって僕思ってます。
スピーカー 1
そうですね、そこの部分だけで言うと、
この取り組みって実際にはずっと、
実際に10だから8年から続けてきてるんで、
ただ確かに進化は少しずつしてきてますね。
最初全体研修しかやらなかったんですけど、
そこから2年目ワンオン入れて、
3年目から目標設定入れてみたいな、
その中に当然分析のレポートとか、
あとはすごい細かいことで言うと、
スプリントコーチを入れたりとか、
栄養の講師入れたりとか、
その中身がどんどんブラッシュアップはしてってるんで、
それがすごくガシャンとうまくはまったっていう。
キャリア形成と評価
スピーカー 1
例えば今年の監督で言っても森監督っていうのが、
森北にも20年関わってる人で、
ちょうどそういう人が役職を変えて、
そういうタイミングでそこについたとか、
なんかそういうことがあって、
さっきの都邸制度とはちょっと形は違うんですけど、
自分が今年で森北10年目なんですけど、
森直樹っていう人間は、
年がたまたま一緒なんですけど、
彼はその時コーチでいたんですよね。
10年の付き合いになってるんですよね。
そうすると一緒に試合を、
自分たちの試合を年間約40試合だったとして、
400試合ぐらいずっと一緒に一つの成果というか、
作品に対して400回ぐらい議論してきたみたいなことにはなってるんで、
そこのやっぱりある種の作家感みたいなところは、
やっぱりそこはすごいお互いの解像度って高いというか、
そういうこととかもやっぱりあるなっていうのは思いますし、
なんかこれ逆を返すと、
この2023年と24年は効果関わらせに膨らましてて、
そうするとやってたこととか、
もうだんだんやってることは変わんないんですけど、
そこへの評価とかフィードバックってやっぱり違うんで、
これは良い時も悪い時も結局やり続けるしかないよなっていうふうには思ってるんで、
未踏法力は2019年にすごく1回成果を上げた年があるんですけど、
チームビルディングの重要性
スピーカー 1
その時にも1回バッとすごい注目されて、
その後は当たりされなくて、
また今、良い時に何が良いんじゃないかみたいなことがすごく言われるんですけど、
基本的にはこの数年ずっとそういうことをやってきてると。
ただ、まさしく中山さんとかがやってるチームビルディングのところとかは、
これはやっぱりやってるチーム確かに少ないんで、
じゃあこの10年っていう中で見ていっても、
法力は確実にその前の10年よりかは成果ずっと平均10位も上がっていってますし、
10年っていうスパンで見れば。
あとは売上も上がってるし、
イセッキも売れるようになってきてるしっていうので、
確実にそこの影響はそういう観点からするとあるだろうなというふうには思いますね。
スピーカー 2
積み重なってる感じがしますね。
それこそスター選手が来たとか、
すごい監督が来たから強くなって、
またいなくなったら弱くなるとかじゃなくて、
やり続けてきてる強さみたいなのが蓄積されてる感じがすごくありますね、クラブに。
スピーカー 3
あとさっきの試合以外の出番、自分の出番みたいなもので考えると、
オフザピッチ系のやつでバリューを発揮するタイプの人とかって多分いると思うんですけど、
そういう人にとってはサッカーだけじゃないいろんな活動がある方が、
ここで自分頑張れるな、周りの人に喜んでもらえるなみたいなのに、
出会える可能性は高くなるなっていう気がしますけど。
スピーカー 1
そうですね。そこもすごく、
クラブがとか、特に自分は人事のとこなんで、
どういう評価を与えていくかっていう時に、
そのタイムラインを、
今さっきまさしくらのきさんのテント戦っていうのがすごいいいなって思いましたけど、
サッカー選手って終わってみるとあっという間だったなって思うんですよ。
その時はすごくそれが全てだし、
それが何ですかね、時に辛い時は長く感じたりとかしますけど、
終わってみたら本当あっという間だなって。
本当に例えば1,2年で終わっちゃう人もいるんですよね。
その人が全然ダメかっていうと、やっぱりそんなことではなくて、
たまたまこのプロサッカー選手っていう職業においてはとか、
このタイミングで言うと同じポジションに選手がいてとか、
本当に怪我っていうことに対しても、
実際には防げる怪我もかなりあります。
やっぱり準備が悪かったりとか、
日々の習慣が良くなくて、やっぱりそういう状態になっちゃったんだよねって言って、
これはもう自分の責任っていうか、
自分が招いた怪我だよねってこともあるんですけど、
でもどうしてもしょうがない怪我ってのもやっぱりあるんですよね。
やっぱりこういうこととかでダメだった選手、
その時成果が出なかった選手が、
とはいえやっぱりプロサッカー選手が終わった後の時間っていうことにおいても、
やっぱり活躍できるような人材をどう育てるかっていう、
そういう観点を自分は持ってるんで、
そこはすごく伝えますね。
だから当然ですけど、
昇格に関わるようなものすごい爆発的な活躍してくれる選手っていうことを、
そういう選手を当然重宝しますけど、
でもそうじゃない価値を出していっている選手とかも、
その価値の指標っていうのを、
どう作っていくかってことになっていくと思うんで、
それはすごく大事ですよね。
やっぱりサッカー選手は試合に出ることで満足するし、
満たされるし、
それをチームも求めるんですけど、
でも違う居場所を作ってあげるっていうことは本当に大事だなって、
それに救われる瞬間とか、
それで乗り切れる瞬間とか、
それで何年後チームに貢献できたみたいなことも結構あるんで、
やっぱりこの辺は特に我々サイドがそういうことを
常に意識してないと、
確か本当指標が一つで言うと、
やっぱりそこに合わないときは、
ほとんどが落ち込んだ状態になっちゃうわけで、
これはすごい大事だなっていうふうには思いますね。
すごいだから、
スピーカー 2
本当長期的に見てるってことですね。
そのワンシーズンがいい成績出せばいいとか、
一試合ずついい成績出せばいいだけではなくて、
長期的にどうしていくのかみたいな話になってますが、
これでもう第2回としても十分。
まだまだ話し足りないですが、
次は最終回となります。
ではまた来週。
36:43

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