スピーカー 1
どういうと、学長の最近は?
スピーカー 2
最近?
スピーカー 1
最近というか、この放送が4月の末だと。
スピーカー 2
4月の末だと、新刊が出た直後ぐらいのタイミングです。
スピーカー 1
おめでとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
さっきも編集者さんとほぼ最後のやりとりをしてたところでした。
スピーカー 1
今あれですよね、著者が本書き終わってから印刷して出版まで早いですよね。
スピーカー 2
そうですね。1ヶ月ないぐらいですもんね。
スピーカー 1
ないぐらいでね、製造して流通に流れて本屋で流れるということで。
今回はあれですね、もう前から言っている教えない育て方。
スピーカー 2
教えない育て方ね。
答えを教えない教え方。
スピーカー 3
答えを教えない教え方。
スピーカー 2
青足本2。
スピーカー 1
表紙もあれですね、青足の監督の。
スピーカー 2
そう、福田監督が唯一青足のコミックスの表紙で福田が出てるやつが23巻なんですけど。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 3
その絵が使われてました。
スピーカー 1
かっこいいやつでしたね。
今回のはどうでしたか?
スピーカー 2
どう?
スピーカー 1
執筆体験。でも今回あれでしょ、その頭から書いたスタイルの。
スピーカー 2
そうですそうです。繰り返しになるかもしれないけど、今までは全部構成をマインドマップで作り込んでから書き始めるです。
毎回しんどいなって思いながら書いてた。
楽しかった。
今回は特にストレスもなく書けたんですよね。
スピーカー 1
じゃあもう海の苦しみ的なものなく。
スピーカー 2
いつもに比べると圧倒的にすんなりいきましたね。
スピーカー 1
それ何が良かったんですか?
まずいくつかあると思うんですけど、一個は先に構成を決めなかったこと。理由としては。
その通り行かなくてもいいってことなのかな?
スピーカー 2
その通り行かなくてもいいっていうか、構成書くことがもう決まっちゃってると、そもそもストレングスファインダーの着想一番としては、
アイデア思いついたら、もうなんか構想を考えるときに一番面白いですよね。構成。
そのマインドマップに書いていくときが一番楽しいんだけど、
スピーカー 3
あとは文字にしていく作業だなみたいな感覚があるのと、
スピーカー 2
いかに上手に書けるかみたいなのは着想といえば着想なんですけど、
でもいかに上手に書くかってなってくるとまたこれ、最上志向が邪魔をしてきて、
もっと上手い表現あんじゃねえの?みたいな。
スピーカー 1
あるあるある。絶対出てくる、それ。
スピーカー 3
自分の中でのバトルみたいな感じになるから、
スピーカー 2
十万字キャッチコピーを書く寮芸妓してるみたいな感じになってくるから、なんかつらかったんですよ。
なので今回は構成考えてないから、書きたいことを書いてみる。
表現が最上の表現になってるかどうかとかは、そこを検証する前に先に進む方が重要みたいな。
スピーカー 1
なるほど、なるほど。
スピーカー 2
なので、達成欲に引っ張ってもらって。
スピーカー 1
そうか、じゃあマインドマップを書いてるつもりで原稿を書いていくみたいな。
スピーカー 2
そうかもしんないですね。
スピーカー 1
感じなんだ。
でもそれだと確かにおもろいかもしんないですね。
スピーカー 3
大体の大まかな小立てというかぐらいは頭の中にはできているんだけど。
スピーカー 2
細かい肉付けとかはその場その場で肉付けしながら、これも書いとこうとかっていうのが思いついて、それがアウトプットされて同時にやっていくって感じになるのか。
あともう一個は、これは今回だけかもしんないんですけど、漫画があるから。
漫画を読みながらこういうことを書こうっていう。
スピーカー 3
ゼロから生み出すのではなく、漫画に対してカウンターっていう立ち位置が取れるから。
なので次何書こうって思い悩む必要もあまりなかった。
これは今回だけかもしれない。
スピーカー 2
あともう一個は、やっぱりAIが。
AI使いました、今回。
スピーカー 3
AIが使うところは使って、こういうテーマで書こうっていう。
スピーカー 2
この説はこういうテーマ。
スピーカー 3
みたいなのが頭にあるじゃないですか。
スピーカー 2
今までは書き出しに悩んで、一日にほとんど進まない。
スピーカー 3
分かる。
スピーカー 2
とりあえずこういうことを書きたい。
だいたいそれを1000文字ぐらいでみたいな感じのやつを出してくれるじゃないですか。
そうするとそれをベースに、またカウンターとして書けるから。
スピーカー 1
リアクションでやってくるから。
スピーカー 2
向こうが叩き台出してくれるっていうのが、かなり時間効率が良くなりました。
無駄に悩む時間が減ったっていうか。
スピーカー 1
いや、なんかそれって最初の文章、アイディアをその文章にしていくって話も、
AIが下書き書くって話も、結局アウトプット、ライティング自体の質は求めないっていう感じじゃないですか。
だからその方がまず進むんですよね、たぶんね。
スピーカー 3
後から直しゃいいっちゃ直しゃいい。
スピーカー 1
そのライティングの質に結構こだわって進まないみたいな、
冒頭書くところなんかもうほんと、ライティング能力、
どう書き出し、最初の1経目書こうかなんて、
ほんとそここだわってもなぁと思いつつ、こだわっちゃうところなので。
スピーカー 3
そうっすよね。
スピーカー 2
なので、しかもなんて言うんでしょう。
あんまり関係性の薄いライターさんが作ってくれるやつを直すみたいなパターンとかも、
スピーカー 3
前はあったけど、なかなかうまくいかなくて。
スピーカー 2
でも、やっぱりAIがこっち側で提供したやつとかもね、
分かった上で返してくれたりとかもするようになってきたから。
スピーカー 1
そうですね。しかもそっちも率直にフィードバックしても傷つかないですからね、AIは。
スピーカー 3
もうちょっと直してもらっていいですかとか、リライトしてもらっていいですかとか。
スピーカー 1
AIとリライト合戦するじゃないですか、たまに。
僕もやるんですけど、あれもキリがなさすぎて、
途中でも巻き取る感じになるんですけど。
スピーカー 2
巻き取る巻き取る。
でも十分、叩き台を作ってくれるだけで十分。
スピーカー 1
十分ね。
いや、そうなんだよな。
スピーカー 3
あともう一個はテーマ。
答えを教えない教え方。
スピーカー 2
お題設計アプローチって、
いいお題を作って渡せれば勝手に相手が気づきを得たりとか、
勝手に成長していったりとかするよねみたいな話で言うと、
スピーカー 3
それって僕が一番長くやってきたことだなっていう。
スピーカー 2
それこそ楽天大学作るとか。
楽天大学作る前からこの辺のことは考えてやってきていて。
チームビルディングとかに比べると、
僕とかくらゆきさんは良かると思って鬼軍装やってしまったみたいな経験からの
チーム作りを学ぶみたいな経緯じゃないですか。
スピーカー 3
でも僕その教え方みたいなところは、
スピーカー 2
全然できなかったところから学んだのではなくて、
意外といかに人前で喋らずに伝えられるかみたいなやつとか。
僕は常に試行錯誤しながらやり続けてきたことなので、
無意識に上手にできるってわけでもないんだけど、
ずっと試行錯誤しながらやってきたので、
いくらでも書くことあるなっていう。
書けることあるなっていう。
今までってチームビルディングだったらジャイキリの本に、
一冊に全てを凝縮させるみたいな、そういう感じになったんですけど、
今回のやつ、一冊には書ききれないなっていうのを最初から思えている感じで、
細かいこととか言い出したら、
スピーカー 3
このテーマだったら何冊でもいけるなみたいな感じがある。
スピーカー 2
なのであんまり、これ一冊が最後みたいな感じもなく。
スピーカー 1
もうこれで、いわゆるミッシーに全部埋まってるって状態ではしなくても良いって。
スピーカー 3
できないと思ったので、しなくてもいいやって。
スピーカー 2
今回書きたいとか、今回めっちゃ重要と思えることだけ、
まずは書いて出せばいいかっていう感じだったので、
スピーカー 1
より楽しかったのかな。
それはもう、だとしたら、学長の、それこそライフテーマじゃないけど、
チームビルディングとかはそれこそ、後で後天的に学んで、
苦手なこと学んだから本できるなっていうやつより、
先天的に、これはもう知ってるし、
そこだったらいくらでも話せるなっていうのでいくなら、
今回それあれなんじゃないですか。
スピーカー 2
学長のそれこそライフテーマとしての位置づけになるじゃないですか。
スピーカー 3
そうだと思った。
スピーカー 2
そこの派生だといっぱい出せるってことじゃないですか。
スピーカー 1
もう弟子をつぶさに見るっていう。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
めちゃくちゃ観察してもらう。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、自己申告で、これが難しいですとかちょうどいいですとかは、
だいたい外れるので、
でしか、この仕事がちょうどいいですとかは、
スピーカー 2
自己申告は、
簡単すぎんですよね。
スピーカー 1
そう、簡単すぎたり、なんか謎に難しすぎることやろうとしたりするので、
そのいい塩梅見つけるのは親方が見つけてあげないと、
やっぱり、なんか途中で挫折したり、
なんか途中で飽きちゃったりするみたいな感じがあるので、
だから、本人よりも親方の方が、
その本人の力量をしっかり見るみたいな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
ところの、見るところからまずスタートさせてるのはある。
スピーカー 2
あと、今回また気づいたこととしては、
スピーカー 3
この教えないみたいな、
スピーカー 2
教え方の話って、
スピーカー 3
世の中にも既に、本とかも何ページか、
スピーカー 2
教えない教え方みたいなのが出てくるやつがあるんですけど、
結構、問いかけみたいな話になってるやつが多いなと思って、
要は、コーチング的な。
はい。
いわゆるビジネスコーチング的なというか、
お題っていうのになんかフォーカスがあるやつがほとんどないなと。
エコロジカルアプローチとかがそうな感じですけど、
あんまお題フォーカスが少ない。
お題も問いだから、問いかけといえば問いかけなんですけど。
問いかけだけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
みんな言葉で質問を投げかけるみたいな、
そういう感じなんですよね、教え方が。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
教えないってそういうことでしょ、みたいな感じある。
そうそうそうそう。
教えないっていうことは相手に聞くんですよ、みたいな。
はい。
引き出してあげましょう、みたいな。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
なんかそんなトーンはありそう。
ありそうですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 3
うんうん。
スピーカー 2
でもそれだと、なんか相手に、相手にできる人の数が限られるじゃないですか。
自分がそうやって、まあマンツーマンで関われる人の数みたいなのがね。
いや、そう。
表現になっちゃうから。
うんうん。
たくさんの人を育成するみたいなことができなくなっちゃう。
スピーカー 1
まあ問いかけ、問いかけだけでは育たんよって感じはする。
そのさっきの観察してるのも、結局その先なんかやらせるしかないよなって感じ。
スピーカー 3
うんうんうん。
スピーカー 2
やりながら自分で学べるようになってもらうみたいなのもね。
育成視点ではめっちゃ大事ですしな。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
ちょっとソニックガーデンの土手制度のお題作り、お題設計アプローチで深掘りをしてみる回やってみましょうか。
スピーカー 1
やってみましょうか。
スピーカー 3
ねえ。
うん。
スピーカー 1
普通にうちのその親方たち、親方たちが何人かいるので、
親方たち集めて普通に学長と一回雑草してみたら面白いかもしれない。
スピーカー 2
いいですね、いいですね。
スピーカー 1
生の若者たちを、まじでちょっと僕らこの雑草ラジオの中で学んだ青足のユースの制度をもとに土手制度を作ったので、
福田監督みたいな親方たちが何人かいるので。
スピーカー 2
のぞみ、のぞみコーチみたいな。
スピーカー 1
親方ごとにやっぱりキャラ違いますからね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
みんな悩みながらね、やってる。
スピーカー 1
そう、だし。
あの彼らはね、ほんとに生の若者たちと接してるので、
自分たちなりのこう、なんかスタンスとかはあるんだけど、
あえて言語化みたいなのはしてないので、
なんか台湾の中でこそ出てくるのかもしれないなっていう。
スピーカー 3
はいはいはい。
スピーカー 1
感じはしましたね。
だから彼らでその、だって現実にやりすぎちゃってるから、
その、じゃあ彼らが本書けるかっていうと絶対書けない。
絶対じゃないけど、その、なんていうの、実物が強すぎて。
で、その抽象化するのも何人かの親方を並べてみたら抽象化できる部分が多分ある。
スピーカー 2
目の前のやつが個別事例。
スピーカー 1
個別事例がめっちゃ強いので。
スピーカー 2
少なくて強い。
分母がまだそれほど多くないだけに。
スピーカー 1
いや、それちょっと学長に引き出してもらって、
それをちょっとAIに壊して、なんかちょちょっと直せば、僕は本出せるかと思います。
スピーカー 2
やりましょう。
スピーカー 1
やりましょう。ちょっとなんか、ようやく僕らが持ってるその、
親方、とて制度で育てるところと、教えない教え方が繋がるかもしれない。