呪術廻戦の概要
今日はですね 呪術廻戦の術式開示と領域展開について話したいと思います。
あ、眠い猫さん、こんにちは。
お、もっきんさん、こんにちは。
招待します。
はいどうも。はいどうも。
もっきんさんです、ということでね。
さてと、早速行っていいかな。
呪術回戦が好きな人もあった方がいいんじゃない?
そうだね。
好きな奥様を待った方がいいんじゃない?
なんで奥様限定なの?
知らんけど。
やっぱ誰がいいかね。やっぱ五条が一番人気なのかな。
まあ女子にはね。
まあでもそれぞれいるんじゃない?好きなキャラ。
全然関係ないんだけど、パンダっているじゃん。
うん。
パンダってさ、あれ何なの?まずあれが分からない。
え、しゃべるよね?
うん。あれは重力で作った人形ですよ。
人形に重力を込めたやつ。
あ、じゃああれパンダですらないの?人形なの?
そうだね。
じゃあ誰が作ったの?
あれパンダに見える?
ちょっとパンダには見えない。
見えないよね。二足歩行してるしね。
あれは校長先生が作った。
あ、そうなんだ。
あのグラさんの。
フェルトをチクチクするのが趣味の先生がいるんだけど、ごっつい。
え、あれフェルトでできてんの?
あいつはフェルトかどうかわかんないけど、フェルトのやつもいっぱいいるよ。
あ、そうなんだ。
たくさん持ってるあいつは。
そういうのが得意なんだ。
重力人形。
得意なんだ。
そうそう。そういう術使いなんじゃない?
でも全員があんなに自我を持ったわけじゃない。パンダなわけじゃないよね。
多分パンダだけだと。
ちょっと秘密があるんだろうね。
そうなんだろうね。
実は息子の何かが入ってるのかね。
俺もわかんない、それは。原作読んでるわけじゃないから。
あと一つさ、この204って書いてある左側にいる、なんかコンビニ袋みたいなの持ってる人いるじゃん。
あれコンビニ袋なんだっけ?
あれ犬です。
犬?
コンビニ袋。確かに。
白い犬と黒い犬ですね。
いつも連れてるんだよね。
いつも連れてるんじゃなくて出すんです。
長寿ギガみたいなやつで出すんだよね。
どうでもよくないか、さっきから。
じゃあそろそろ本題に入りましょうか。
能力の説明と効果
はい。
術式開示を解説します。
自術開戦という漫画はバトル漫画ではありがちなんだけど、能力者が自分の手の内をペラペラ喋ります。
喋るね。
あれは不機嫌かつ負ける要因だと思うんだけど。
でも斬新で複雑な能力とかあるわけじゃん。見たこともないような。
まあそのほうが受けるからね。
説明しないと読者に伝わらないっていうジレンマがあるわけ。作者側からしたらね。
でも、なんで喋ってんの?みたいな。
喋んないほうが強いじゃん。昔からあるよね。
黙ってやれよ。
ただ今回この自術開戦、これ一応ジャンプアニメなんだけど。
そう、漫画ね。ジャンプ漫画。
コテコテのバトル漫画なんだけど。
これの設定、術式開示っていうのがあって、
これはこのジレンマを解決するための画期的なアイディアなのであります。
はい。
仕組みは簡単です。
自分の術式、能力を相手に説明することで、
効果が底上げされるっていうものなんだよね。
そうだね。
これはなかったね、今までに。
これにより戦闘中の長い説明ゼリフにも自然さが生まれ、
読者もどんな能力なのかを知った上で読み進められるというわけです。
すごい。
すごいね。
都合がいい。
でも誰も思いつかなかったんじゃないの、これ。
意外とね。
じゃあこの開示システム自体の説明は、
多分されていないと思うんだよね。
なので、私が説明します。
ああ、あなたがしてくれるんですか。
はい、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
能力者が自分の能力を言語化する。
しゃべるってことだよね、ペラペラと。
そうすることで、ちょっとこれ三角学入ってくるけど、
タコの部分ね、ゆらぎの部分、ふわふわしていた部分が、
ちゃんと構造を持った箱として示されるわけですよ。
これによって能力の仕組みが強い力になるのかな、心の力になる。
がんばれ。がんばって。
自分の内部でまず強化されるわけよ。
そうだよね。
しゃべればしゃべるほど強化されるじゃないですか、大体のことは。
お前もうずっとしゃべってるからね、わかるよね。
それはほっといてくれ。
言語化し、明示化して、強化してます。
しゃべることで能力者自身の中で、これはこういう力なんだ、っていうね。
自己漢字に近いかもしれないね。
ああ、そうかね。
曖昧だったものが整合詞がクリアに定義され、正統されるんだろうね。
で、出力の効率が悪い。
こういう仕組みなのではないかと。
そう、なるほど。
最初に出てきたのがナナミン。ナナミンだね。
ナナミン。
眼鏡の人です。包丁を持った。
社畜を辞めた人です。
社畜を辞めた人ね。
ゴジゴジを。
税務署に勤めたね。何だっけ、忘れたね。
ファンドだね。投資会社。
投資会社だった。
が、対象の長さの7分の3の比率の位置を弱点にするっていう実績を説明したんだよね、最初に。
した。
そういうのって、ばらさないほうがいいじゃん。
なのになんでばらしたの?だって相手がそこ守っちゃうからね。
そう。
で、主人公であるイタドリユージ君が疑問に思ったんだけど、
先生役だからね、教えてあげたみたいな感じですね。
そうだね。ドカーンって言ったよね。
ドカーンってね。
うん、言った言った。
これは対象がモンスターや物などの理解力を持ってない相手でも開示するだけで自己暗示ということでね。
そうだね。
パワーが上がる、効果が出る。
ただしこの場合はちょっと効果が小さいっていう特徴があります。
はい。
それを丸にですよ。
相手が理解できるやつだった場合だよね。
ちなみに眠い猫さんは呪術回戦読んだことあるの?ないよね。
ほんとね。
今そうだったって書いてあるから。
おー、なるほど。
2話ぐらい見たんだって。
アニメでね、たぶん。
うん。
その程度ですよ。
はいはい。
あ、ごめんごめん。次行きましょう。
ナナミは死んでないって。死ぬって知ってるじゃん。
まあいいか。
相手が人間とかさ、そういう言葉を理解できる場合ですよ。
これは自分のさっきの思い込みみたいなやつが外側に出てくるわけだよね。
開示してるからね。
開示してるから。
そうすると、相手も含めた広い範囲で理解が進むというか、
整合が高まるわけよ。
そういうことによって、力が子の整合から馬の整合へと進化するんだよね。
なるほどね。
そうすることによって、同じ技でも実力馬がそれを
実力じゃないか。
実力馬。失礼しました。
増幅してくれてね。
これが持続系の技ってあるじゃん。毒みたいな。
最初に技をかけて毒を仕込んだ後で、その後で開示しても効果がある。
ズル。
そういう人もいます。
毒なんだぞって教えたら効果がアップするんだよね。
これお前は風邪ひいてるぞって言ったら本当に風邪ひいてるような感じになるのと似てる。
似てるね、ちょっと。
体温計で測ったら具合悪くなるみたいな。
あるね。
それも似てる。
くらっとくるやつね。39度であーっつって元気になったのに。
そうそうそう。
そういうことじゃない。それはただの思い込みじゃないですか。
つまり他者まで巻き込むことで回路全体が速度と厚みを増すんですよ。
情報の質量が増加する感じだね。
なので能力者は詳細までペラペラペラペラ喋れば喋るほど効果が高まるっていう仕組みなんですね。
キャラクターの術式開示
だから喋ってたんだ。
そう。長く喋れば喋るほどどんどん効果が高まると。
決して説明ではない。
決して説明ゼリフではなかったっていう。
なるほど。
そういえば説明ゼリフ問題で鬼滅の刃のね。
炭治郎くんがベラベラ喋るやつ?頭の中で。
そう炭治郎くんがベラベラ喋るのもちゃんと説明したよね確か。
あれは炭治郎くんが頭が回転がめちゃくちゃ速いっていうことなんですよ。
天才。今いいんじゃないそれを。
今回はちゃんと喋らないとダメっていうね。
それは同時にちょっとメタ発言なんだけど読者の納得感も高まる。
高まるね。
ちょっと伏黒陶次くんの例を出しますね。
下等との戦いの中で術式開示をし始めたと。
で下等はそれを途中で冴え切った。
冴え切ったね。
聞いても。
もういいって言って。
聞いても得のない情報は相手が有利になるだけだからということだね。
そうそう。
ちょっと俺今疑問が出たんだけど、
陶次くんって呪術なしの人じゃなかった?
なしの人だけど、自分の持ってる儒があって。
その儒の説明を始めたわけ。
道具の話ね。
道具もそれぞれ開示したらアップするわけ。
自分ではなくても。
あと例えば東道青井。
これは花見に対して自分の術式は相手と自分の位置を入れ替えるものであると。
発動条件は手を叩くことだと説明したんですよね。
パンってね。
パンって。
その術式は戦っていればすぐバレるので、
もう開示するリスクも特にないみたいな感じで。
恩恵も大してない。
恩恵も大してないわけか。
簡単すぎるから。
そうなんだね。
それでもあえて開示したのは、
呪力と知能戦の理解
手を叩いたからといって発動するとは限らないという説明だけをしないということにより、
相手を迷わせるという戦略なんだ。
ややこしい。
これも設定を逆手に取った知能戦だったということかね。
そう。
筋肉のくせにね。
あれ眠い猫さん、全員遮ればよくないですか?
喋らせずに?
でも喋るもんね、勝手に。
勝手に喋るし、
聞いた方がいい場合が結構あるんだよ。
全く何もわからずにやられるよりは聞いた方がいいっていう。
その辺は難しいね。
そうそうそう、そういうこと。
作戦で言わなかったり、作戦で嘘をついたり、いろいろあったよ、パターンが。
なるほどね、いろいろ考えるね。
ここだけは言わないとか。
あー、なるほどね。
開示によって情報が相互参照可能になった瞬間に、その情報は場の実在としての重みを獲得する。
重みなんだね。
物理学的に言えば、波が粒へと相転移するのに近い。
頑張って。
まあね、ポテンシャルだけだったものが、結構実体へとフッと変わるみたいな感じだね。
そもそも、呪力は修行した術師だけが獲得できる特殊な能力ではないんだよね。
これ本当に重要なんじゃない?
呪力は全員が持ってるっていう設定なんだよね、この世界観って。
そうだね。
修行して得られるとか強められるはするんだけど、基本で持ってるんだよね、人間って。
ただ全く持たない、だいたいあるよね。全く持たないやつ必ず出てくるね、魔法とかね。
確かに。
全員巻さんね、棒持ってる先輩だよね。
メガネで。メガネかけないと呪霊が見えない。
そういうメガネなんだ。
そのためのメガネ。
そんな存在は例外中の例外で、どうすんだって話だよね、こんな弱いのに。
弱いのになんで戦うんだって話なんだけど。
そこはスルーしとこうか、ここは。
本作の敵キャラです。
はい。
呪霊、呪い。
呪霊です。
人々の怨念が形や影響力を得てしまったものなんだよね。
そう。
つまり恨み事とかを口にしたり、ノートやネットに書き込んだりするじゃないですか。
それは開示なんだよね。
だから一般市民もそういう呪力を発揮しちゃってるってことだよね、日常で。
そうだね。それが溜まって、どっか一箇所に学校とかが溜まりやすいらしいけど。
学校が溜まりやすいんだ。
学校とか病院が溜まりやすいって言ってたよ。
よくあるね、それもね。
すると形ができちゃったり、呪霊が現れる、そこに呪霊がね。
っていう設定らしい。
それを倒す専門学校に通ってるんだよね、主人公たちは。
そうそう、そういうことです。
実に整合性のある設定ね、と。
これは呪術高専1年生でちゃんと教えるべきである、と。
ドヤ顔しております。
でも今回の主人公はそんなに教えられなかったんだっけ?
そう、ていうか、初めて聞いたね、ナナミに戦ってる最中に聞いた。こういう。さっきのあれはね。
でも一応教えてんじゃない?
いや、基本に人間なら誰でも持ってるとかいうのは教えたのかなと思って。
教えてんのかな?まあいいや、その辺はよく分かんないや。
領域展開の仕組み
結構主人公バカの設定だね。
だから体で覚えないと分かんないみたいな。
あとよくある話で、ラスボスが体の中にいるんだよね。
そうそうそう。
ことのテーマ、第1話で。
なので、変なことしてバランスが壊れると大変なことになるかもしれないから。
無形な情報は与えないようにしてるのかもしれない。
なるほど。
ちなみにそのラスボスの両面すくなさん。
はい、かっこいい名前が。
名言があります。
はい。
術式開示などずるい真似はせん!とおっしゃってます。
ずるいことなんだね、あれは。
この人にとってはね。
ずるいというかこすいというか。
こすい。
そこまでして強くなりたいの?みたいな。
俺やる必要ないけどっていうことかもしれんね。
強すぎて。
続いていきましょう。
はい。
領域展開を説明します。
きたー!領域展開。みんな大好き。
あ、ごめんごめん。はい。
領域展開みんな大好き。これはドメインエクスパンションでいいの?
うん。
ドメインエクスパンション。
ドメインエクスパンションっつって。
あ、沢田さんまた来てねーみたいな。
はい。
まあ必殺技みたいなもんなんだよね、各キャラクターが。
全員領域展開っていうのを使えるのよね、ほぼ。
使えません。
使えないの?
もう数人しか使えません、術者の中でも。
実際味方で使ったのは3人しかいません。
敵では結構使うけど。
そういうことなんだね。
それほど難しい技です。
簡単にできるもんじゃないんだ、領域展開は。
もんじゃない。全然ものじゃない。
じゃあそれ何なんだと。
それは術者個人の世界モデル。
自分の中の世界観みたいな、世界像みたいなのがあるわけじゃん。
結界の中の空間に現実として上書きする術式である。
なんだって!?
現実を書き換えるんですって?
一応結界ないっていうのがあって、
ここまでの世界は自分の好きに書き換えますよみたいな。
これが領域展開です。
実はこの領域展開はね、さっきの開示と関係があるんだよね。
え?
術式の開示は、さっき言ったけど能力を言語化して、
下界との整合度を高める行為じゃないですか。
外界ね。
自分以外に分からせるっていう行為じゃないですか。
またカリカリ言ったよ。
領域展開は自分の想像した世界を開示すると同時に、
現実世界の方を整合させるんですよ、自分に。
その空間の中はね。
やってることがすごいね。
でもやってることは同じで、開示したことが現実化する。
それが強すぎて世界まで変わっちゃうみたいな感じか。
なるほど。
具体的には内面にある整合の法則があるじゃないですか。
いろんな妄想が。
こうやって整合してるみたいな。
こんな技使えたらかっこいいなみたいな。
設定だよね。
それを物理空間に投影し、自分だけの物理法則を外界へと展開する。
この時、空間そのものが術者の法則で再整合され、
そこでは物理、時間、認識のすべてが術者の断りに従うという。
最強じゃん!
そういうことでしょ。
そういう意味で領域展開は、さっきの開示の完成形とも言えるよね。
確かに。
強化しすぎてそのものになっちゃったっていうね。
開示したものは現実になっちゃうわけだからね。
もう即ね。
すごい。
しかも領域展開って言うだけでなくね。
いやいや、あれは結構、磁力をめちゃくちゃ消費するらしいよ。
そうかそうか。かなりマイナスもつかれるということね。
具体例とキャラクターの力
つかれる。
制限時間もあるんだっけ?
もちろんあるよ。
磁力が尽きる。
磁力が尽きたら終わりだね。
なるほど。
すごいMPがすごいことになる。消費がね。
すごい減る。
効果。
領域内では現実の階層が術者の整合構造で塗り替えられてしまっているわけなので、
その環境は完全に術者が有利となりますね。その中にいると。
そうだね。
都合がいいってやつです。
次。
領域内では術者の…領域内は…
頑張れよ。
術者の情報空間なわけ。
何回10って言わされてるんだって話だよね。
言いづらいんだけど。
事実上、術がヒットしている状態が継続しているってことになる。
それはもうその空間に入っちゃってる時点で。
空間に入っちゃってるからね。
ヒットし続けてるっていう状態ですよね。
このため、術式での攻撃は全て必中となり、回避という概念自体が意味を失う。
なんと!
受力による防御は可能です。
ただ受力以外の、なんか避けるとかがもう無理なわけよね。
相手の世界観に入っちゃってるわけだから。
強すぎるんだよね。
術者の力量にもよるんですけども。
神々。
事実上とか言ってるしね。
世界内では情報の密度が非常に高まってます。
相手の知覚や思考までもが、もうその情報の圧に引き込まれてしまっていて。
単なる空間の支配というよりは、情報構造から支配されてます。
かけられた人が現実を見ているような雰囲気になっちゃうのは、そのせいだよね。
だいたいなってるよね。
非現実的な空間だよね。
相手の頭の中のことを押し付けられてもね。
それを強制的に引きずり込まれちゃってるっていう状態なんですよね。
なるほど。
はい、代表的な領域展開。
きたー。
ジェ・エントンか。
かっこいい。
これはマヒト君っていう敵キャラがやったやつですね。
これは無数の手で囲まれた世界です。
怖かったね、あれ。
独自の効果はない。
ないけども、領域展開の基本、必中の効果はありますね。
このマヒト君は手で触れたものの魂に干渉し、
生命情報を直接編集できるという、触れば勝ちっていう能力を元から持っています。
持ってます。
無意転生、無意転変っていう。
転ぺん。
無意転ぺん。
振り仮名、振り仮名打っときましょうか。
もうそんなばっかり。
つまりこの無意転ぺんという、もそもと触れば勝ちみたいな技を
必中させるっていうことになってくるので、とんでもないですね、敵としては。
相性が良すぎますね、この。
普通の必殺技と超必殺技の組み合わせがね。
よく勝ったね、こんな人に。
ほんとだよ。
領域展開の基本概念
次。
マヒト君は目覚めた感じで、やっとできたみたいな感じ。
やっと領域展開、めちゃくちゃピンチに追い込まれてやっと領域展開できました。
そんなギリギリでした。
五条悟るみたいなニヤニヤしながら領域展開するわけではないわけだ。
そうだね。
なるほど。
次。
福間みずし。
かっこいい。
これはね、両面スクナさんの必殺技です。
ラスボスね。
ラスボス。
スクナの領域は空間そのものを斬撃構造として最低にします。
なんだそれはっていう。
まずでもそこよりも、現実的な効果は少なめなんだけども、
なんと展開範囲が200m半径。
逃げられない。絶対に逃げられないんです。
領域展開ってやられた時に200mより離れないと巻き込まれます。
これはやっぱり全キャラ中最大ですか?
最大だね。圧倒的に。
普通はどれぐらいですか?
普通、見た感じ10mぐらいじゃないか。
10mは短いね。
ただ出られないんだけどね、基本。
入ったらね。
そして効果は、結界内ではあらゆるものが切断可能な情報となってしまいます。
これがさっきの斬撃構造。
怖いですね。
怖い。
なんでも切れるってこと?
みたいだね。
で、必中なの?
必中です。
勝てないじゃん。
もう勝てないです、これは。
勝てないやつしか出てこないからね。
次。
五条悟の能力とその影響
無料勲章。
かっこよすぎる。
これは、五条悟。
こっちのボスみたいな感じだね。
そうだね。
先生だね。
僕最強だからっていう。
先生、先生。
僕最強だからっていう。
これがキメ台詞。
これは、空間を情報の無限密度へと変換します。
何ですか、それは。
対象に無限に情報を送り込むことができます。
対象の脳は情報処理の限界を超え、意味を整合できなくなり、指一つ動かせなくなります。
つまり、情報密度による整合の法は攻撃。
他者の領域展開すら簡単に上書きしてしまう最強の領域展開なんですよ。
やばいんですよ。
卑怯やん。
密度が違うんですよ。
これはあれじゃないの?サーバーにD-DOS攻撃をして法はさせて、サーバーをダウンさせるっていう攻撃からヒントを得てるんでしょうかね。
そう書いてあるあれもあったよ。説明もあったよ。こういうもんだっていう。
なんかしょうがないじゃん、それじゃあね。やっぱり整合の法は攻撃の方がいいと思うから。
これも勝てないよね。
勝てないというか、相手の領域展開を上書きできるんでしょう?
そうだね。
ずるですやん。
こいつを領域展開に引きずり込むことに成功しても意味がないんだよね。
実際あったけどね、最初の火山のやつの中で領域展開やり返して、余裕で勝ったっていうシーンがあったよね。
もういいですじゃん。こんな強い人が味方にいるんだったらさ。
勝ちじゃん。こっちの勝ちじゃんって思うじゃん。そうはいかないんですね。
内面の表現としての領域展開
それはまた次週じゃないですか。
バリバリくださいですけど。
ごめんごめん。
はい、まとめ。
あ、なんで目隠ししているの?っていう質問が来ましたよ。
あ、知らないそれは。未だに。
でもさ。
俺がアニメを見た感じでは描かれてなかったね。
でもあの目に秘密があるのはね。
あの目隠し外したらさ、なんかすっごい綺麗な目が出てくるじゃん。すっごい綺麗な目が。
そうそうそうそう。そして能力を発動するから、多分あの目がなんかやってんだよね。
普段見えてるの?
今んとこ説明はない。
いや分かんない。
うっすら見えてるんじゃない?
うっすら見えるよね。目の一枚ぐらいだったら。
見えなくても歩けますよみたいなフリをしてるけど、うっすら見えてる。
早く説明がしてもらいたいね。
まとめ。
領域展開とは。
自分の内的世界モデルで現実の整合法則を一時的に再構成する技でございます。
ですね。
開示によって提示した法則を現実そのものに重ねてしまい、他者にも強制するという。
ズルですね。
想像の理想形であり、現実を情報的に再編集するという意味で哲学的な呪術でもあります。
と言えばかっこいいですよね。
かっこいい。
でも平たく言っていいですか?
言ってください。
こんな俺最強な世界考えたんだけどどう?ということです。
確かに。
俺の妄想どう?っていう。
そうだね。
結局恥ずかしい中二病全開の自己開示をしたあげくよ、それを無理やり押し通すっていうことが領域展開なのであります。
まさにそうですね。
普通は通らんけどね。
自力を持って通すみたいな感じだね。
そうだね。
普段から説明をしてるんだよね。
クドクドクドクド。
それの最強バージョンが領域展開。
で、術者はただ能力を説明しているだけではなくてね、自分の中の理想の世界や狂気を晒しているんです。
恥ずかしい。
しかもその妄想に他人を巻き込んでいるんですよ。
巻き込んでるね。
旗迷惑な人たちばっかり出てきます。
例えばマヒト君の場合。
他人の魂を支配したいという気分子。
スクナの場合。
繋がっているものは切り離したい。
切りたい。
ゴジョウ・サトルの場合。
全知全能ナルシシズム。
全てこれは内面の願望、変質をそのまま表現している。
表にね。
その恥ずかしい妄想を表に出す勇気がカイジです。
勇気のことなんですね、カイジは。
そうだね、勇気がいるね。
それが世界に認められたらそれは領域展開になります。
だから実は全人類領域展開をしたくて生きている。
なんだって?
ちょっとまずいんじゃないですか。
アーティストも実業家も思想家も科学者も
みんな自分の世界をこの現実に重ねたいと。
上書きしたいんですか?
上書きしたい。
普通の人々も自己カイジをして世界との折り合いを良くしたいと。
そういうことなんですね。
なるほど。
そう考えるとこの領域展開っていうのは
自分の想像というか表現みたいなものの原型なんじゃないのかと。
そうだね。
そういう衝動?これはよく中二病として批判されるやつだけど。
そんな批判ばっかりしてはいけないと思いますよ。
中二病こそ想像行為の原型なんじゃないですか。
なるほど。中二であれと。
中二であれ。
最後にちょっと途中で出てきましたトウジ君の話をします。
この人は重力がゼロという設定です。
ゼロだったね。
でも別名フィジカルギフテッドって呼ばれてますね。
めちゃくちゃ強かったよね。
強い。普通重力がない人は弱い世界じゃないですか。
でも強かったんだよね。なぜか。
なんで強いんだ?
重力というのは誰もが持っている物事を思い通りにしたいという思いだったということはさっき確認しましたよね。
トウジ君はそれを1ミリも持たない人間ということになります。
言い換えると世界を自分の都合で一切上書きしない存在でございます。
何も押し通したくないってことだよね。
すごいね。
精神的にはね。
想像すらしない。
すごいよね。
夢を1ミリも持ってない。
だから俺これ聞いた時に、だからパンダはとかって思ったんだけど関係ないよね。
パンダよくわかんないね。
もし喋れないパンダだったら強そうじゃん。
ああ、なるほど。
そういう妄想しないじゃん。
そうだね。
まあいいか、そこはパンダは。
この領域展開が妄想の外部化であるのならば、
トウジ君はその大局で、妄想のない現実そのものの中に生きております。
つまり、
人間なのにね。
つまりバカってことでいい。
そうだね、考えないだろうね、きっと。
これは一切自分の中の世界モデルみたいなのがない。
ということは彼の脳と普通の地球、リアルワールドは完璧に整合しちゃってる状態であるということね。
そういうことになるね。
余計な情報が経由しない。
喋らない。
喋ってるけど、何があいつ喋ってるの普段。
ラーメンおいしいとか。
それを通さない分、感覚器官がね、見たり聞いたりとか、反応速度とか運動。
これが全て現実とリアルタイムで同期している。
なるほどね。
これが彼の特徴ということで。
俺らはちょっと遅いんだよね。
トウジ君は現実そのものを量子レベルで完全に同調している存在と言えるわけです。
マジで?
彼はトンネル効果も起こせるっていうのはちょっとパッと意味がわからなかったんだけど。
つまり、何も考えてなくても本当の物理学みたいなのに沿って行動ができるから、量子的な動きもできるってことね。
何も考えなくて。
100%この世界とシンクロしてるんだよ。
余計な俺らみたいに、間に情報を挟んで、こういうもんだって思って行動してるわけじゃないんだよ。
でも最近流行りのクマさんは野生じゃん。
でもあいつらも一応脳を持ってて、いろいろ余計なことしながら生きてるの?
もちろんもちろん。クマはクマの世界観で世界を見てるわけ。
人間はいろんなバリエーションがあるから、その人それぞれの世界で世界を見てるわけ。
じゃあトウジ君はそのレベルでもないってことね。
ないね。もう世界そのものに存在してるわけ。
これが重力ゼロってことだね。
そういうことね。
分かった?
分かった。だからトンネル効果も起こせるの?
起こせるというか普通にやってるって感じ。
普通にやってる?
呪術廻戦の世界観と領域展開
そういう世界観で生きてるわけ。この世界とぴったり整合して生きてるわけ。
ということで、歩くノーベル物理学賞2025みたいなやつ。ということでどうですか?
拒止的なレベルでトンネル効果を確認したやつね。
でも俺ふと思ったんだけど、このトウジ君みたいな存在を考えた作者の世界観だよね。
作者の領域展開に他ならないよね。
まるっと漫画って領域展開なんじゃない?そこに引きずり込まれてるわけだから俺らこうやって今。
あーでもないこうでもないとか言って。
なんかパチパチパチパチずっと言ってるけど。
最近でも紙切ったからこのチャリがチリチリ言ってんのかもしんない。
チャリって?
チャリ。久々に聞いた。
チャリって通じると思う。
チャリの領域展開は通じると思ってんの?
チャリ広島弁?
たぶん。揉み上げのことです、チャリって。
チャリンコの…
開示するとね。
広島の領域展開ですか。
今効果を増しましたからね。開示することによって。
揉み上げの効果が?
不思議だよね。チャリンコのこともチャリって言うよね。
確かに。なんでチャリって言うんだろう。
揉み上げもチャリって言うよね。
久々に言ったけどね。
もう疲れたかもしれないね。
いやーでもよく考えられてるこの物語は、そう考えると。
だよね。
でもこれ、作者も知らないんじゃない?
知らないよ。お前が考えたんだよ。
お前の領域展開だよ。
方式が間違ってるっていうやつじゃないの?
厄介なファン。一番厄介なファンです。
でもまあ、たぶんこういうことなんじゃないかっていうことでね。
素晴らしい。
思ったんだけど、1年ぐらいか半年ぐらいか前かわかんないけど、
領域展開というエピソード上げたじゃん。
上げたっけ?
あれ?覚えてない。
喋ったことあるよね。たぶん領域展開って。
人を説得することあったっけ?
そうそうそうそう。話が長い人は一体何をやってるんだっていうことを俺が気がついて。
領域展開なんじゃない?って。
術式展開の複雑さ
喋れば喋るほど効果を増してるんじゃない?みたいな話をしたこともある。
なるほど。
なので今回この原稿はもっきんさんが書いたんだけど、
それに影響を与えてるのは俺なんだよね。
まあ、いいだろう。頑張ったしな。
そういうことにしといてやろう。
術式展開とか言いづらいんだけど。
術式展開、ほんとだ。めっちゃ言いづらい。
ね。術者が術式を術改善するとか、難しいんだけど。
難しいね。外人一人も言えてないからね、術改善って。
ジュッジュッとか言ってるから。
言えてるやつ見たことないから。
難しいよね。
ポッドキャストの締め
外国にも人気ということで。
そうですね。
じゃあそろそろ1時間になってしまうので、
そろそろこの領域展開を終了したいと思います。
では、またねー。
止まりをあげろ。
ありがとうございます。
ありがとうございました。