#2-B 「中小企業にこそ社外CFOが必要」と考える理由
2026-05-18 13:41

#2-B 「中小企業にこそ社外CFOが必要」と考える理由

現在「中小企業専門社外CFO」と名乗っている私が、それを名乗る背景を語る回。監査法人時代に携わった「自己査定監査」、監査法人と税理士法人のギャップ、そして中小企業専門社外CFOとして貢献したいことなどを話しています。

*番組の感想はXに #正しい財務賢い税務 でぜひご投稿ください

*質問や相談、詳細情報などは ⁠⁠https://fukasawa-cfo.com/⁠⁠ まで 


【番組概要】

中小企業専門社外CFOの深澤健太(27)がお送りする、「会社のお金」のお悩み相談ポッドキャスト。

200社以上の決算書を見てきた経験から、中小企業の社長に知ってほしい財務・税務の知識をわかりやすく解説します。

毎週月曜日朝配信で、

  • A面:財務・税務のお悩み相談

  • B面:深澤の楽屋裏トーク、パーソナリティなど

を交互にお届けします。


【MC】

深澤健太|公認会計士準会員・中小企業専門社外CFO


1998年生まれ、東京都練馬区出身。大学で学年ビリになる中、「どうせやるならてっぺん目指せ」という祖母の一言で公認会計士を志し、大学3年から2年でストレート合格。大手監査法人の金融部門で3年経験した後、税理士法人へ。現在は税理士と中小企業専属の社外CFOとして経営者の右腕として伴走中。2児(赤ちゃんと猫)の父として子育てにも奮闘中。

HP ⁠⁠https://fukasawa-cfo.com/⁠⁠

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正しい財務、賢い税務〜ゼロから学ぶ会社のお金の話〜

produced by 株式会社midnight sun

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サマリー

本エピソードでは、中小企業専門の社外CFOである深澤健太氏が、自身の経歴と社外CFOとして活動する理由を語ります。監査法人時代に培った金融機関の融資判断に関する知見や、税理士法人での経験を経て、中小企業の経営者が抱える財務・税務の課題に寄り添い、数字を経営判断に活かせるよう伴走する存在になりたいという熱意を表明しています。

自己紹介とこれまでの経歴の概要
正しい財務、賢い税務。この番組では、中小企業専門の社外CFOである深澤健太が、ゼロから学ぶ会社のお金の話をテーマに、中小企業の社長さんのためになる財務・税務の話をお届けします。
今回もB面ということで、私の一人でのお話の回ということになっておりますが、前回のB面初回では、私が会計士試験に向かって、金沢法人時代に行って、
エリートだよねって言われる機会が多くてですね。ただ、そういった経歴の実態をお話しさせていただいたんですけれども、ざっくり言うと、会計士試験合格したときも、金沢法人時代で働いていたときも、外から見るほど華やかじゃないんだよねっていう話をさせていただきました。
今日はその続きとしてですね、金沢法人を辞めて、税理士法人に移って、今、独立準備をしながら、中小企業専属の社外CFOとして活動させていただいているんですけれども、そこの部分まですべてお話しさせていただこうかなと思っております。
そしてですね、この全部の経験が、これを聞いていただいている個人事業主の方だったり、中小企業の社長さんにとってどういう意味を持つのかというところまでですね、お話しできればなと思っております。
税理士法人移籍の理由:金融機関の知見を中小企業へ
まずはじめに、私が金沢法人から税理士法人へ移るという選択をしたときのお話をしようかなと思うんですけれども、そもそもなぜこの税務の世界に行こうと思ったのかという部分をお話しできればなと思うんですけれども、
この税務の世界に行こうと思ったきっかけが2つありまして、まず1つは、私がやってきた金沢法人時代を通じて得た知識ですね、経験を中小企業に対して活かせるんじゃないかなと思ったのがまず1つ目。
そして2つ目が、実際に中小企業に直接関わりたかったという部分と、また数字を見る側ではなく作る側に立ちたかったという、この2点が税理士法人への移籍を決めた主な理由なんですけれども、まず1つ目からお話ししようかなと思うんですけれども、
私がですね、関査法人時代を通じてやってきた業務というのはですね、B面初回でもお話しさせていただいたんですけれども、私は金融統括事業部というところに所属しておりまして、そこでの主なクライアントはですね、銀行さんだったり、あとは信用組合、信用金庫だったり、この文字通り金融機関がお客様になってくるんですけれども、
銀行さんの関査で一番メインとなる業務がありまして、それをですね、自己査定関査と言います。
これ自己査定関査って何なのかと言いますと、銀行の一番大きなメインのお仕事というのは、法人だったり個人事業主に対してお金を貸して、そこから利息をだったり手数料をもらってお金を稼いでいくというのが銀行のメインの仕事の1つなんですけれども、
自己査定関査は銀行が行った融資が適切な判断で行われているのか、融資のリスク、貸し倒れのリスクですね、これが決算書にちゃんと反映されているのか、そういった部分をチェックするのが自己査定関査と言います。
関査法人に所属していた3年間で、この自己査定関査をずっとひたすらやっていたんですけれども、その3年間でですね、約200社以上の中小企業の決算書を見てきました。
200社以上の決算書を見てくるとですね、何となく銀行がどういった会社に対して良い条件で融資を実行しているのか、どういう会社には融資は実行しないのか、ある種の共通項みたいなものが見えてくるんですね。
自己査定関査の面白いところがですね、銀行さんはですね、不思議なことに同じ売上、同じ利益を出している会社であっても、融資の条件が若干変わってきたり、一方の方ではものすごく良い条件で融資を実行しているのに、一方の会社ではあまり良くない条件で融資を実行していたり、
こういったですね、おそらく何も知らない方が見たら、何で?と思うようなことをですね、私はひたすら見てきたわけです。
ですので、銀行の内部の判断というか、融資をどういう風に実行していくかみたいな内部のロジックをですね、熟知している専門家の一人であると自負しているというか、そういう経験をしてきたわけですね。
で、中小企業の財務の塊って、結局銀行しかいないんですよね、ほとんどの場合。
投資家さんからお金を調達したり、その他のベンチャーキャピタリーだったり、ファンドだったりから資金を調達するというのは、そこまでまだ多くないのが現状で、
多くの中小企業だったり中小零細企業の方にとっては、資金繰りというのは、銀行さんや自己資金で賄われているのがほとんどだと思っております。
ですので、この銀行の融資の判断だったり、どうやったら銀行からいい条件で借りられるのかという、あとは銀行さんとのコネクションですね、を持っている専門家というのはあまりいないので、
そういった部分で中小企業の社長さんのお手伝いができるんじゃないかなという思いで、中小企業を支援したいと思うようになりました。
税理士法人移籍の理由:数字を作る側への転換
これがまず1点目ですね。2点目が、中小企業に直接関わりたかったという部分と、数字をチェックする側ではなくて、作る側に立ちたかったという部分です。
どういうことかと言いますと、監査法人の仕事の監査という仕事はですね、上場企業だったり、あとは監査を任意で受けている会社さんのですね、決算書、既に会社が作った決算書が適切に作られているかどうかというのをチェックするのが監査の仕事になります。
ですので、実際に中小企業の業績を良くするための仕事だったり、資金繰りを良くするための判断だったり、あとは税金をうまく設定する方法というのはですね、その立場上することはできないんですね。できないし、することがないんですよね。
ただやっぱりその自己査定監査を通じて、中小企業の社長さんの役に立ちたいだったり、日本の景気をもっと良くしたいという思いはですね、やっぱり数字を作る側に立つしかないんですよね。
ですので、これを叶えるためには監査ではなくて、実際に中小企業の味方となって、右腕となって働く税理士という仕事しかないなというふうに思って、私は税理士法人に移る決心をしました。
監査法人と税理士法人のギャップと自身の適性
実際に税理士法人に席してみて仕事をしてみた感覚といいますか、監査法人との違いという部分で話してみますと、実際に税理士法人に移って仕事をしてみると、監査法人とのギャップにものすごくびっくりしたのが正直な感想なんですけれども、
初めて担当した中小企業の社長さん、初めてお話しするときに一番言われて衝撃だった言葉が、僕はもう数字は見ないからもう深澤先生にすべてお任せするよ、うまいこと節税してくれと、こんなふうに言われるのをすごく覚えていまして、監査法人自体ではなかなかないお願いの仕方といいますか、
これが税理士の世界なんだなというふうに、中小企業の世界なんだなというふうにびっくりしたのを今でも覚えています。
ただやはりですね、私個人的な感想ですけれども、監査法人自体よりもこの税理士という仕事でですね、中小企業の皆さんの数字を一緒に作っていくという立場のほうがやっぱり一緒に合っているなというふうには感じていますので、この選択をしてよかったなと本当に心から思います。
社外CFOという肩書きを選んだ理由
現在はですね、税理士法人で所属しながら税理士業務を行う傍らですね、社外CFOとして中小企業の社長さんの右腕として活動させていただいているんですけれども、なぜこの社外CFOという肩書きを選んだのかという部分についてお話ししようかなと思います。
私が今までやってきた業務の特徴なんですけれども、まず会計士の仕事として監査という業務をずっとやってきたんですけれども、先ほども申し上げたように監査というのは中小企業が作った財務者表をチェックするという仕事です。
そして、今やっている税理士の仕事というのはですね、申告書の作成だったり、また貴重代行、あとは節税という部分が中心の仕事になります。
ただ、この仕事を通じて本当に身に染みて思ったのが、中小企業の社長様が本当に困っている部分というのは、数字を経営判断にどう使っているのか分からないという部分なんですね。
多分、いろいろな節税をやっている社長様はものすごく多いと思うんですけれども、結局節税をして税金は少なくなっているけど会社のお金はなくなっていっているよという方はものすごく多いんですね。
また、決算書の数字を使って財務分析しているけど、結局それをどう使ってどう業務に落とし込んでいいのかというのは分からないよという方はものすごく多いんですよね。
私はそこに伴走できる存在として社外CFOとして、CFOというのはチーフファイナンシャルオフィサーというんですけれども、つまり最高財務責任者ですね。
その中小企業のお金回りを全て管理して会社の未来を良くする、業績を良くして社長様に還元する。
そのために社外CFOという役職を名乗ることにしました。
今後の展望:中小企業社長の武器となる存在へ
最後にこれからのことを少しだけお話しさせてください。
さっき自分の3つの経験、会計趣旨権、監査法人、礼理諸人、この3つを整理してお話ししました。
世の中的にはこれをエリートの経歴と呼んでいただくこともあるんでしょうけれども、
僕の中ではこれは肩書きではなくて、結局全部中小企業の社長さんに使ってもらうための道具なんですよね。
それを踏まえてこれからやっていきたいことはシンプルに2つあります。
1つ目は社長さんの隣に立って数字のことで迷わせない存在になること。
社長さんの決算書を見て、この数字なんでこうなっているのと一緒に考えたり、銀行に出す説明資料を一緒に作ったり、
税理士から上がってきた書類を本当にこれでいいんだっけなと一緒に検算したり、
社長さんが数字で迷う場面全てに対して伴奏していこうと思っております。
2つ目は中小企業に社外CFOという存在を当たり前にすること。
さっきもお話ししたんですけれども、CFOって聞くと上場企業の役職のように聞こえるかもしれません。
でも本当にそれを必要としているのは、専属の財務担当者を雇う必要がない中小企業の方なんですよね。
ですので日本中の中小企業の社長さんが銀行に振り回されることなく、自分の数字で経営判断ができる、
そういう状態を当たり前にすること。これが今の僕のやりたいことです。
まとめとリスナーへのメッセージ
まとめると、自分の仕事の定義はエリートに見える経歴を中小企業の社長さんの武器として使えるように差し出すこと。これです。
これを聞いているリスナーの皆さんへ、数字のことで迷ったらいつでもお声掛けください。
決算書の読み方でも、銀行交渉でも、税務の判断でも、何でも構いません。一緒に考えるのが私の仕事です。
ぜひお気軽に、概要欄にあるホームページからご連絡いただけると嬉しいです。
改めまして、深澤健太、これからどうぞよろしくお願いします。
正しい財務、賢い税務、お聞きいただきありがとうございました。
番組への感想は、ハッシュタグ、正しい財務、賢い税務でXに投稿いただけると嬉しいです。
また、概要欄にありますホームページで授業内容やセミナー情報などについて紹介しています。
詳しく知りたい方はそちらをチェックしてみてください。
それでは次回もお楽しみに。
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