どういう人事を行ったから結果としてこういう数字になりますとか、
していきますというところに関わらせてもらっているというのは、
他の会社さんとはちょっと違う。
そこを立ち位置で参加させてもらっているなという感じではあります。
ここなぜ田中さんにその位置に入ってもらったかというと、
僕、話したいなと。
第1回目で話していたことにつながるんですけど、
やっぱり情報を公開したいなと、オープンにしたいなという時に、
やっぱり自分たちのスタッフだったりとか、自分も含めてですね、
社内だけでそれを公開して話していても、
別の目線でそれを語ってくれる人がいないと、
自分たちが今どういう状況に置かれているのかって、
もう分からないんじゃないかなと。
目の痛いことということも含めて、
ズバッと言ってもらったりとか、
逆に自分たちが分からないこと。
この数字ってどういうことなんだろうとか、
この先どうなるかっていうのを相談できるという意味でも、
第三者が誰かいた方が良いなっていうことが、
思ったことが1つ。
それからですね、
僕が代表を務めるようになって、
今、来期で5期目になるんですけど、
代表になったのが2021年か。
その時にいろいろな流れがあって、
代表になったわけですよ。
会社の代表になったんですよ。
いろいろな流れっていうのはまた別で話そう。
そうしましょう。
なんですけど、
その中で急に代表になったので、
いわゆる社長みたいなスタンスっていうのを、
僕はあんまりその当時取れなかった。
そんなにそのスタンスをすごいこだわってるかと、
あんまりないんですけど、
でもその当時、
この会社を進めていくにあたって、
急に周りから社長っていう目線で見られるようになったんですよ。
全然こっちはそういう気ない。
このニュアンス分かるかな。
多分流れがそうさせてるっていうのも多少なりでもある。
あるんだと思うんですよね。
自分が考える代表っていうのはあくまでもただの役割で、
またこれまた別の回で話したいなと思うんですけど、
社長を僕は中間管理職だと思ってるんですね。
みんなと同じようにって言ったら、
多分合併が出るなと思うんですけど、
目標はみんなと同じところを目指していって、
その中で代表という役割をたまたま持っているだけで、
代表がみんなを支持したりとか、
みんなを使ったりっていうことは全くないなって思ってるんです。
一緒に頑張ってる一員だっていうふうに思ったときに、
会議を開いたときに、
僕にいつもみんな矢印向く瞬間っていうのが当時たくさんあって、
なんかすごい違和感があったんですよね。
僕もみんなと同じように悩んでるし、
どうすればいいんだろうっていうのを相談して一緒に作りたかった。
でも僕が代表という肩書きをつけている限り、
ずっと矢印が自分に向く。
この状況をまず何とかしないと、
自分も精神衛生上を保てないし、
面白くないなと思ったときに、
ファシリテーターが必要だと。
思ったときに財務を見てもらうということももちろんそうだし、
第三者として自分たちに突っ込んでくれたりとか、
お題をくれる人っていうのは必要だなと思ったときに、
社外CFOという人が必要だなと。
田中さんにやってもらうといいなというのがきっかけだった。
おそらく他の会社さんも、
僕が関わらせてもらっているような社外CFOというポジションを、
その役割ではなく、
それこそさっきお話ししたような、
会計事務所さんに数字を見てもらっているという経営者さんも多いと思うんですね。
コンサルタントの方に入ってもらっています。
会計事務所さんとかコンサルタント、
そういう方々にお任せしていますということを言っていらっしゃる経営者は、
その方々に社外CFOというポジションを与えているわけではない。
でも、鳩さんは私に対して社外CFOというポジションをいただいている。
ここは多分、僕に対する期待という部分もあるでしょうし、
今までお話しいただいた部分、
チョークする部分もあるかもしれませんが、
なんで僕に対して社外CFOというポジションでお願いしますと言ってくれたのか、
そこをチョークしても止まらないので、
もう少し教えてもらえればと思います。
僕たちのサービスはブランディングデザインという、
またデザインの中でも特殊とは言わないですけど、
インチなところを攻めているんですね。
ブランディングデザインって何なのかというと、
やっぱり経営にすごく深く関わっていくクリエイティブの分野だと思っています。
この経営を知っていくということが、
まず現場のデザイナーの大目になるんじゃないかなということをずっと僕は思っていて、
やっぱりデザイナーだけでやっていると、
目の前のデザインに集中する。
当たり前、もちろん素晴らしいことだし、
それを大前提にやってもらわなきゃいけないんですけども、
このブランドを作っていくという作業をしようとしたときには、
やっぱり一歩引く目線というのも、
時にはというよりすごい必要になる。
その一歩引いた目線の視界の中には絶対お金というのは必ず出てくる。
もっと言えば会計というものは絶対出てくる。
田中さんに社外CFOという役職を担ってもらったというところが一個ありますね。
家庭教師的な、関係の家庭教師的な部分は、期待している部分が大きいかなというふうに思いますね。
そこは多分今お話しいただいたところから、私が感じたのは、
スタッフの皆さん、デザイナーの皆さんに対する期待値っていうことがすごく大きいかなと。
大きいです。めちゃくちゃ大きいです。
スタッフの皆さんが関わっている、デザイナーとして関わっている会社さんの、
CFOになれるというわけではないんだろうけれども、
でもやっぱり経営に関わる、ブランディングデザインに関わるのであれば、
デザインという部分が専門的かもしれないけれども、
ある程度その会社がどういう、財務という部分での成り立ちかというのを、
少しでもいいから、知識を持った状態でお客様に関わってもらえれば、
お話しいただいたような良質なブランディングデザインというのを提供できる。
それをデザイナーが持とうと思ったら、社内でそういう環境が整ってないと、
なかなかそういうスタンスでお客様に対して立ち会うことができないから、
まさに僕が、僕は別にすごいとかそういうことではないんですけど、
でもそういう目線で見ているよっていうことが、会計とデザイン会議、
ワーリングの中の会計とデザイン会議で、皆さんが触れられれば、
またそのポジションが少なからず取れるということを、
そういうことを皆さんには期待しているんだよ、
それを示す存在として、僕がいるというような感じなのかもしれないですね。
デザイナーに期待しているんじゃないかというふうにおっしゃってください。
確かにそうだなと思ったんですよ。
デザイナーってすごいんですよ。
こんな話、分かっとるわっていう話をあえてするかもしれないんですけど、
特にこのセルワールドのデザイナーって、ないものをアウトプットするんですよ。
ないものって言うと語弊がありますけども、
まだこう、例えば経営者の中の頭にあるぼやんがしたものだったりとか、
なんとなくあっちに行きたいんだけど、それを言語化できなかったりとか、
ビジュアライズできなかったりとか、
なんとなく頭にあるだけで、言いたいんだけど言えないみたいなのっていっぱいあるんですよね。
僕自身もそうだけど。
それをヒアリングして、時にはワーシックショップしたりだとか、
あるいは時には分析したりだとか、市場調査したりだとか、
あらゆるアウトプットするヒントを、いろいろな素材を集めて、
一つの絵にしたりだとか、一つのムービーにしたりだとか、
言葉にしたりだとかっていうことができる、
ちょっと特殊能力を持った人たちだなというふうに僕思ってるんですよね。
でも特殊能力を持っているからこそ、
実はね、なんで特殊なのかとか、
あるいは自分たちが特殊だっていうことに気づいていない人って結構いるんですよ。
それがもうご本人の中で当たり前と思っている。
思っている部分もあるし、あと言語化できない。
このギャップっていうのかなっていうのに気づいて、
しかも言語化できたというのは、すごく僕は価値を持つようになるというふうに本気で思っていてですね。
その言語化の一つになる。
数字に表すこと。自分たちの価値を数字に表すこと。
あるいは相手の数字を知った上で、自分たちの価値がこういうふうに影響するんだと。
その数字に影響するんだということを知ることはすごく大事なことだというふうに思っています。
やっぱりここでまた戻るんですけど、社外CFOという役割が必要なんじゃないかな。
わかりやすくその数字を教えたりとか伝達することのヒントになる人が必要だろうなというふうに思っています。
今のお話を聞いても、改めてデザイナーの皆さんにそういうことを期待しているよ。
もちろん実現はできているんだけど、そういうことを改めて求めているよということを。
あるかもしれないですね。
僕はやっぱり数字って嫌いされる経営者さんが多いんです。
多いんですね。
多いです。
でも、
なんで?いいかな?聞いちゃって。
なんで嫌いするんですか?
そこはまた別のところで。
また別?
わかりました。じゃあまたにしましょう。
軽く触れると、おそらくその会計というものの教育を受けていないからというのは一つあると。
第1回目の話もあったけれども、会計の要望であったりとか、ルールというものって、今まで学校教育を受けてそれを知っているわけではない。
なんとなく会計事務所さんが何か教えてくれたとか、なんとなく自分で本で読んだとかということでしかないので、
触れてきてないものに対して触れているその状況になっているわけですから、
見たことないものに対してアレルギーを持つ方って一定数いると思うんですね。
それがワクワクするっていうタイプの方もいると思うんですけども、
なんか今まで触れてないものに対して触れざるを得なくなってしまうので、
嫌だっていう風に感じている方もいっぱいいる。
でも触れなきゃいけないんですね。
触れなければいけない。
代表になったとしたら、経営者となったとしたら、そこに立ち向かわないわけにはいかないよな。
いかないんですけれども、でも嫌々見てるっていう経営者さんがいる。
なので決算書だけ見てるっていうパターン。
売り上げがいくらか、お金がいくらかあるかっていうことだけはわからない。
それ以外のことは全く見向きはしないっていう経営者さんはいます。
いるんだ。
います。
はい。
でもそれじゃあやっぱダメなんだよね。
あとで話したい。
あとは算数が嫌いだったっていう方もいるでしょ。
それはわかります。
いろんな理由で数字を見ることが嫌い。
数字を見るのが嫌だっていう風におっしゃる経営者さん。
なるほどね。
どちらかというと多い方です。
で、ちょっと話に戻すと、
数字って正直誰が10という数字を見たとき、
誰が見ても10って思うものですよね。
そうですね。
10という数字を見てゴッて感じる人は誰もいない。
そりゃそうだ。
10を少ないと思うか多いと思うか、これはもう捉え方ですよ。
でも10は10ですね。
ただ文章とかもしかしたらデザインもそうかもしれないけれども、
その言葉とかそのものに触れたときにどう感じるかっていうのは結構千差万別ではないですか。
僕もよくセミナーでいうのは売上げあげましょうっていったときにどう受け取るかっていうと、
あ、去年よりも5%あげればいいよねっていう風に感じるスタッフもいるでしょうし、
3%でいいんじゃないか10%で。
やっぱり振り幅が出ちゃう。
捉え方は出ます。
別にそれが何か意味悪いっていう話ではなくて、
ただ社長が5%あげるんだよっていうことを案に思っていた状態で売上げあげましょうって言ったとして、
受け取った社員が3%くらいかな2%くらいかなっていうことだと、
その社長の思いとスタッフが受け取った事柄の乖離が生まれるわけですよね。
せっかく5%といえばあげられる素養を持っているスタッフがたくさんいるのに、
3%でいいやってなくて、3%しか力を出せなかった。
すごいもったいないじゃないですか。
なのでちゃんと数字っていうもので伝えるっていうことが大事で、
共通言語だから。
捉え方が自由なものを否定しているとかそういうわけではなくて、
でもちゃんと自分の思いを伝えようと思ったらば、
ちゃんと数字っていうものを絡めながら話をしないと、
なかなか務まりづらいねっていうところがある。
なので振れ幅のあるデザインとか国語っていう部分と、
その中でもちゃんとここだけは共通認識を持つのねっていう、
数字とか会計っていうものが追い混ざった時に、
ここはブレないよ、ここはこうなんだよ。
でもそこから先の部分は色々と振れ幅を持ちながら考えようねっていうことを、
伝えることができれば、すごくその会社さんにとって
意義あるものが成功できるようになるんでしょうね。
と思います。
ということで、CFOっていうものを、
服部さんは社外の人間ですけども、
求めている家庭教師っていう話もありましたけど、
皆さんに立ち位置を経験してほしい。
立ち位置が経営者にとってお役に立つんだよっていうことを、
体験してもらうために、多くをうまく伝えていただいている。
ところで、
弊社の会計とデザインに関して社外CFOをやってもらっていますけども、
他社さんではどういうふうに関わっているんですか?
はい、そこも結構まちまちなんですけれども、
例えば、数字の目標を設定しました。
その数字の目標に対して、今数字がどこまで積み上がっているのか、
積み上げたその数字というのが、ちゃんとその数値計画を立てられる。
こういうアクションをして、この生み上げを上げようねっていうことが、
その方で行われて、その数字になっているのか、
それともラッキーパンチでその数字が積み上がっているのか、
といったところの、数字の基本値ですね。
で、その数字にまつわるようなお話っていうことを、
私のクラウドさんとしては結構やっている。
さっきもお話しした、数字じゃない評価の話だったり、
組織構成をどうするかっていう話っていうのは、
少ない割合ではいるものの、そこまで多くはない。
私のクラウドさんの中で、そこまで立ち入って、
いろいろ意見を求められたりとか、
自分がこういうふうに思います、ということをお伝えできるような、
クラウドさんというのは数少ない。
あくまでも数字、売り上げがどうなっているのか、
利益がどうなっているのか、このペースでいくと着地要素がどうなるのか。
それだけでも欲しいというか、
その視点が欲しいという会社さんは多くあるということなんですね。
あります。それはなぜかというと、
例えば建設業の会社さんですとか、製造業の会社さんで、
結構その損益ですとか、資金ぶりが乱攻撃するような会社さんとかだと、
どのタイミングでお金がちょっと今よりも減りそうなのかとか、
どのタイミングでキャッシュが増えそうなのかとか、
このままいくと損益どうなるかというのは、
予測がつけられる経営者さんもいらっしゃるでしょうけれども、
なかなか数字が得意じゃない経営者さんと、そこまで読み解こうというのも、
ご自身の仕事もあるしとかの中で、ちょっとなかなかできない。
それをいい私のような存在に経営者にしてということで、
ご依頼をいただいて、現在このポジションです。
そこからこういうアクションをしていくと、
この着信に対する統率というのをお示しして、
それだったら追加でこういうアクションができそうだねとか、
もうちょっと頑張らないといけないから、
こういうことをプラスでした方がいいねということを、
その場で考えていただく。
偶然田中さんに出会えた社長さんはそれでいいですよ。
はい。
よかったねと。田中さんやってくれるよと。
はい。
いいじゃないですか。
はい。
でも田中さん一人だし、TAリンクは一社ですよ。
はい。
他の中小企業さん、どうしてるんですかね。
どうするのよ。
もちろん経営者ご自身でやらなきゃいけないということで、
ご自身でやっていらっしゃる方も。
でも嫌だなって思う人いっぱいいるでしょ。
そうです。
その時は、もちろん日本全国でそれがやれる人が、
僕一人しかいないから。
相当は多いわね。
相当は。
少なからず、数が少ないかもしれませんけれども、
いらっしゃるはいらっしゃるので、
その方を見つけて、それでアドバイスをしてもらう。
例えば中小企業診断室か。
中小企業診断室の方の中にもそういうことができる方もいらっしゃいます。
あとは会計融資さんの中にもそういうことができる方もいらっしゃる。
それは税理士、イコール税理士という風に言っていいんですか。
税理士さんというと、税金の計算のプロなので、
もちろん税金の計算のプロではあるけれども、
会社経営のご指導ができる税理士さんもいらっしゃる。
ただどちらかというと、資格で言うならば、
公認会計士の方であるというのが、
割合その税理士さんと比べると、
会社経営のご指導ですとか、
財務のご指導ができる方は割合が多いかなという気はしています。
難しい。だって公認会計士さんって少ないじゃないですか。
少ない。
税理士先生に比べれば。
少ない。
大変ですよ。これはね、国の問題なんじゃないかと思うんですよね。
中小企業の経営者が経営を相談できる人がね、
実はいないんじゃないかと思うんですよね。
そうすると、じゃあ、私のような会計でであったりとか、
財務をご指導できる方とどうやったら出会えるのかというのが、
あるね、話したいね。
ちゃんと話したい。
もちろんね、ディエンクに頼んでいただくのが、
弊社としてはいいんですけれども、
ちょっと遠隔地に住んでいらっしゃる方とかね、
じゃあどうしたらいいのっていうふうになると思うんで、
じゃあこういうふうな形で見つけられますよとか、
こういう会計事務所さんはもしかしたらそういうことはできないかもしれませんね、
っていうのはお伝えできるところがある。
それはね、ちゃんと伝えるべきだと思いますよね。
それはちょっと話しましょう。