2025-07-21 31:56

#11 数字と向き合う力 財務諸表でつかむ経営感覚

▼内容:数字は未来の意思決定のためのツール / 「作る」より「読む・使う」ことが本質 / 会計・財務は経営の現在地と未来をつなぐ地図 / 利益だけ見ても経営は誤る / 黒字倒産を防ぐにはキャッシュの流れを日々確認 / 数字は経営チームや外部と意思疎通するための共通言語 / 計画をつくるときは数字に「思考の癖」が出る / 感覚での経営と併せて数字で裏付けて言語化する / 数字と実感のズレが経営課題のヒント / 「なぜこの数字になるのか」を考えれば経営解像度が上がる / 数字は「結果」ではなく「問い」を導く素材 / 税金対策で利益を減らすことが必ずしも正義ではない / 利益は未来の投資の原資でもある / 数字を毎月見る習慣が意思決定を加速させる / メンバーにも財務の数字を共有すれば自律的な判断が増える / 数字があることで対話や議論の質が上がる / 短期的な利益と中長期のビジョンのバランスを見るためにも数字が有効 / 数字はシミュレーションの基礎 / 思いつきの意思決定を数字で冷静に点検 / 決算書は過去の記録でなく未来の問いを立てるツール / 利益が出たら何に投資するかを話し合える余地が生まれる / 資金繰りが詰まる前に数字で兆候を掴む / 「どこに向かっているか」と「今どこにいるか」を結びつけるのが数字の役割


▼月曜日更新(なるべくがんばります!)

▼番組ハッシュタグ:#会計とデザイン

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サマリー

このエピソードでは、財務書評に関する理解を深め、経営者がフィナンシャルデータに向き合う方法を探求しています。田中亮さんと服部大吾さんの対話を通じて、財務書評が企業経営において果たす役割とその重要性が語られています。経営者が財務諸表をどのように理解し、感情的な影響を受けるかについて考察しています。具体的には、損益計算書や対策対象表を用いて、経営者が数値をどのように受け止め、未来を予見するかを探っています。また、経営者が財務諸表を読み解いて自社の状況を把握すべき方法についても説明されています。対借対消費や創意計算書の重要性が強調され、過去の計算書との比較を通じてその面白さを感じるよう提案されています。

財務書評の重要性
会計とデザイン会議 経営をおもしろく話してみる
この番組では、会計とデザイン それぞれの専門家であり、
中小企業経営者でもある2人のパーソナリティが、
自身の体験・経験をもとに、 企業経営あるあるをおもしろく語り合っていきます。
明日からの経営にお役立てください。
お送りするのは、株式会社TAリンク 財務コンサルタントの田中亮です。
そして、株式会社セールワールディング ブランディングデザイナーの服部大吾です。
服部さん、今日はテーマにしたいことがある。
田中さんに聞きたかったことがある。
僕もまだ研究中というか、自分自身でも向き合っていて、
どういう背景があるんだろうな、 ということを知りたいことがあったんですよ。
それは、田中さんのお箱であるフィールドですよ。
財務書評です。
財務書評って、世の中の人のどれだけの人が ちゃんと見ているかわからないけれども、
そんなに向き合っている人って少ないんじゃないかな。
でも、世の中には向き合っている人がいるんですよ。
もちろん、僕も経営者の端くれなので向き合っているし、
クライアントだったりとか、知り合いの経営者だったりとか、
みなさん9割、8割がすごい向き合っているのかなという感覚値があるんですけど、
一般の方、多くの方からしたら、 財務書評って何なのかよくわからないだろうし、
その財務書評の裏にあることっていうのも 想像つかないんじゃないかなっていうふうに思ったときに、
この数字の羅列っていうものが何なのか。
今日はその一つ一つ、例えば PLBS、CFが一つ一つ何なのかという教科書的な話は良いとして、
そこを聞きたいんじゃなくて、この数字の羅列の背景にあることは何なのか。
経営者は何を見ようとしているのかっていうのを聞きたいなーなんて思って、
ちょっと投げかけてみたいなと思ってます。
財務書評の解釈と実用性
わかりました。
事前に教えてもらってたら、いろいろ準備もできたんですけど、
今ね、突然振られた話題なので、
田中調べ、自己調べみたいな感じで、お伝えをできればと思うんですけど。
ちなみに、服部さん、財務書評ってどういうものだっていう、 まず服部さんなりの解ってどうですか?
一つは、1年間何をしてきたのかっていうのを振り返られる。
それからもう一つは、自分たちの健康状態、会社の健康状態を見た上で、
じゃあどこに行くのか、この会社はどこに行きたいのかっていう指標になるものなのかなというふうに思っているので、
問診票、人間の体で例えると、問診票とか健康診断のシートみたいなものをイメージしてましたね。
間違ってないです。
ありがとうございます。
私なりに考える財務書評、さっき出していただいたPL、これは本益計算書ですね。
BS、これは対借対象と、CF、キャッシュフロー計算書、こういうものになってますけれども、
対外的に見たときに、この会社がおっしゃっていただいた健康状態が良いのか悪いのかっていうことを表した書類だというふうに思っていただければいいかなというふうに思います。
なので、極端なし、対外的に見られなくてもいいものってことであれば、そもそもその計算書、財務書評自体は存在しなくても、僕はいいのかなというふうに思っています。
対外的に見られなくてもいいならば、存在しなくてもいい。
ただ、そういうことは絶対ないんです。なぜならば、あの本益計算書をベースに税金の計算がされるわけですよね。
銀行さんがこの決算書を見て、この会社にお金を貸していいかどうかっていうことを判別する。
必ず会社には対外的なものだったり機関だったり会社っていうのがあるので、必ずそうすると、じゃあこの会社が良いのか悪いのかっていう判断材料を見てもらう判断材料として見てもらうために、財務書評っていうのが必要だっていうふうになるわけなんですね。
ちょっと待って、じゃあ究極言うと作らなくてもいいってこと?
もし誰にも見られなくてもいいっていうことであれば、作らなくても僕はいいのかなと思います。
税金を納めなくてもいい、お金借りなくてもいいっていう条件が揃っているわけです。
税金を納めなくていいっていうシチュエーションってあるんですか?
ないです。
じゃあ作んなきゃいけない?
作んなきゃダメなんです。そうなんです。
じゃあ財務書評自体が例えば何かの法で定められているとかっていうわけじゃなくて、税金を納めるということは法で決められているじゃないですか。
その税金を納めることに必要なのは財務書評であるっていう考え方?
私はそういう考えです。いろんな専門家の方がいろいろ考えているところあるかもしれませんが、私は対外的にその税金をこのぐらい納めなきゃいけないんですね。
今期の成績だったらですとか、この会社はこの成績だったらいくらいくらお金貸せますねっていうことの判断材料のためにある書類。
経営者に求められる視点
そうなんだ。知らなかった。
という捉え方をしています。
わかりました。あくまでもこれ田中さんの視点ということなんだ。
そうです。
また別のことを言う人もいるかもしれない。
いるかもしれませんが、でもその捉え方はあながち間違いではないと確信はしています。
そっかそっか。なるほどなるほど。
でも会社を持っている限り対外をしないっていうのはまずありえないですからね。
そうですね。物の取引は絶対対外がないと取引ができないわけですし。
だから財務諸表は絶対的に必要というふうになります。
わかりました。
で、なんでその見れる社長と見れない社長がいるかって話、さっきおっしゃる。
見れる見れないがまずあるんですね。
見れる見れないっていうのはある。
見れる見れないはちょっと語弊があるか。
読めるか読めないかですね。
読めるか読めないか。
読めるか読めないか。
確かに確かにね。
読める社長と読めない社長がいる。
この違いは何なのかっていう話ですね。
鳩井さんは何かさっきもご自身で決算集読んでらっしゃるっていう話されてましたけど、
どうやってその読み方って勉強されたとかありますか?
僕は単純に本をまず読んだかな。
本読んだ。
それこそ田中さんに財務書評がわかりやすく教えてくれる本ってないかなっていうことを当時聞いて、
これいいですよっていうことでお勧めしていただいたものをまず見て、
それでおよそざっくりはわかるようになったんですよね。
こういうことかなって感覚はなんとなくわかった。
あと日々やっていく中でやっぱりわからないところとかどうしても出てくるので、
そこについては田中さんに直接お伺いして教えていただくっていうようなことを繰り返していく中で、
少しずつ読めるとまではいかないけど感覚的に捉えられるようになったっていう実感もありますね。
これも自分の実感値ですけれども、
そもそも読みたいと思うのか、別に読みたいと思わないのか、
ここで結構分かり道ができるかなというふうに思っていて、
読みたいと思う人は自分で勉強して読めるようになると思います。
すっごい単純な話ですね。
読みたくないと思う人はやっぱり読みたくないわけですから、
学校で教わるものでもないじゃないですか。
専門的なやっぱりことだから。
商業科の高校ないしは大学だったら読めないとね。
そうですね。
募金とか会計っていう勉強がありますから、
その中で読めるようになりますが、
一般的な高校、普通高校であったりとか工業高校とかだと、
あまり教えてくれるものではない。
そう、まさに義務教育の中でまず学ばないですからね。
学ばないですからね。
でもそれでもやっぱり読みたいと思うか、読みたいと思わないかっていうのが、
読めるようになるか、読めないのかっていう違いを生み出すのかなというふうに思っていて。
実際のところ、全く読めない代表っています?中小企業代表さん。
読めない代表は、読めないっていうのも何を指して読めないっていうのはありますが、
利益がいくら出てるかとか、
うちの会社今、預金がいくらあるかっていうのは、
おそらく100人中100人の経営者が見てはいると思います。
良かった良かった。
はい。
それは良かった。
ただ、それが去年と比較してどうだとか、増えてる減ってるとか、
感覚的に記憶の中で読み起こして、増えてるな減ってるなぐらいは、
多分皆さん思ってらっしゃると思うんですけど、
どのぐらい減ったかとか、どのぐらい増えたかっていうところまで注目して見ている経営者は、
100人中100人かっていうと、多分そこよりも数字は下がると思います。
体感どれくらいですか?
半分近くもしかしたら減っちゃうかもしれないですね。
なるほどね。
ただ利益が出てればいい。お金があればいい。
もちろん会社経営していれば、それはもちろん正解なのでいいんですけど、
ただ利益が出てるって言っても、去年よりも利益が出てる金額が下がってるんだったら、
それはやっぱり会社として問題なはずなので、
そこはじゃあなんで減ってしまったのか、確かに今期利益出てるかもしれないけど、
なんでその前の年よりも利益が出なくなってしまったかっていう分析をしないと、
じゃあ来年と同じような下がり方でいったら、もしかしたら利益出なくなってしまうかもしれないので、
そこはちゃんとまだ利益が確保されている段階で減った原因が何かっていう分析はしないといけないと私は思いますね。
じゃああえて聞きますけど、読めることの方が良い。
読めることの方が良いです。
言い切りましたね。
はい、言い切ります。
なぜならば、さっきも言った対外的な方々、それこそ金融機関だったり、
もしかしたら取引先が皆さんの会社の決算書を見て、この会社は取引していいかどうかっていう判断をするかもしれない。
決算書が良い状況かどうかっていうのを、社長自身が第三者だったらこう見るんだろうなっていう観点なり、視点を持っていないと、
もしかしたら取引先から、あ、オタクとは付き合いませんって言われてしまう。
でも見方が分かっていれば、そう言われるのも確かにそうだよなって傾釈に落ちるかもしれない。
経営者の感情と財務諸表
第三者の目をきちんとその経営者が養っておくっていう観点から、決算書を見れるようになっておくっていうのが大事なことだと思いますね。
また一個ちょっとあえて聞きたいんですけど、もちろん財務諸表、決算書が読める経営者は多くいるなと、僕の体感してもあるんですよ。
このまた読める中でも、大きく二つに分かれるなっていうふうに僕は思っていて、
一つは読める、でもその数字にとらわれてない感覚の人がいるんですよ。
逆にもう一個のパターンして、単純に言うととらわれてる人。
すごく数字にこだわりはあるのはいいんだけど、感情が持ってかれる方もいるなっていうふうに思うんですよね。
これ何なんですかね、この差は。
渡辺さんが今おっしゃった感情が持ってかれるっていうのは、別に具体名出せとかそういうことではないんですけど、
例えばこういうシチュエーションで、考え方はこの人持ってかれてるなっていう、具体的な、実際に聞いておられる方にそういうことを言ってるんだって教えてもらえると。
数字を見ていれば、今期儲かっている、もっと言うと利益が出ているか出てないかすごいわかる、わかって当然なんですけど、利益が出てないときが一番そういうのが見えやすいかな。
ある人はなぜか落ち着いている人、ある人はなぜかすごく焦ってる人いるんですよね。
その背景には色々、もちろんその数字だけじゃないところもあるとは思うんですけど、でもなんかこうやっぱり出てるんですよね、その数字から来るものが。
わかりますわかります。
伝わります。
アトリさんの中でお話をされたシチュエーションは結構具体的なので、もしかしたら頭の中にこの社長って思い浮かんでいらっしゃる方がいるのかもしれないですけど、
私が思うに落ち着いている社長はおそらくその日利益マイナスになるだろうなっていうことを織り込み済みの経営者の方は、もしかしたらマイナスでも落ち着いているのかもしれない。
例えば今期もともといろいろ投資だったりとか、ちょっと経費をかける予定だったので、今期はもしかしたらマイナス1000万ぐらい利益マイナスで予測してた。
でもマイナス800万で抑えられました。
同じマイナスかもしれないですけど、想定よりも200万円利益がプラスになっているということを示しているわけですよね。
その社長からしたら、1000万円マイナスだけど800万で抑えられたということは、今期は良かったなと思うかもしれない。
ただ逆に、今期1000万円利益が出る予定だったけれども、800万マイナスの利益になってしまった。
でなると、プラスだったものがマイナスになってしまって、これは経営者は慌てますよね。
そのマイナスというのが、経営者の中でどれだけ予期されていたかどうか。
覚悟と企業の性格
予期されていない事柄だったのか、予期できていた事柄なのか。
また、経営者の方の対応も違ってくるのかなとは思います。
ある意味、各業の違いみたいなのが表に出ている。
それはあると思います。
じゃあ、財務諸表で覚悟しているってことは?
未来の財務諸表という言い方が、もしかしたら良いのかもしれませんが、年度始めに1年後の損益計算書はこうなるであろう。
さっきの話で言うと、1000万円利益マイナスというのが、来年の決算書、損益計算書には乗っかるだろう。
そういうことを覚悟してやっているのであれば、その覚悟が800万円のマイナスになったのであれば、これは良かったねという話になるでしょうし。
なるほどね。
経営者がそこをどう感じるかによって、その辺の慌てぶり、マイナスであわあわしてしまうのか、そうじゃないのかというのは変わってくるかなと思いますね。
ここで面白いなと思うのが、その覚悟にも繋がれるかなというふうに思うんですけど、
財務諸表、特にBS見ていると、その経営者だったりとかその会社の性格って出ません?
対策対象表を見ていると出ますね。
僕もそう思うんですよね。
ちなみに、どういうところから感じられるんですか?
どこで勝負をかけているかとか、安定的になりたいほとんどの経営者がそうなのかな。
でもやっぱりどこで勝負をかけるか、どこで覚悟しているかみたいなのは、銀行の借り入れもそうですし、
固定資産をたくさん持つのかどうかみたいなところも含めてちょっと見えてくる。
会社の性格、経営者の性格みたいなのも感じ取れるなと思う。
僕なんかは流動資産を持ちたい方なんですよね。
ふっかるでいたい方なんだよなっていうね。
たぶん業種にもよると思いますよね。
はとりさんの会社のように、業種でいうとサービス業。
固定資産を持ってビジネスを展開する会社のなり合いではないので、流動資産の中でもこの項目、
現用金になってくると思うんですけど、現用金をしっかり持った状態で経営をしていくのが、やっぱり一番フットワークを軽く経営することができるというふうになりますよね。
ただ製造業とかだとそうはいかない。やっぱり機械とかそれをちゃんと持ってやらなきゃいけないとなると、どうしても固定資産がサービス業と比べると多くなる。
でもこれ推移で見ると、3年前の対策対象表と今期の対策対象表っていう形で見ると、ちょっと1年だとあんまり比較もしづらいかも。
ちょっと飛ばして、3年とか5年間ぐらい空いた対策対象表で見ると、この5年間でこういうふうに変遷したのねっていうのがわかるので、ちょっと飛ばしてみてみると面白いかもしれないです。
例えばどういうところで推移していってるなっていうのはわかる?
例えば固定資産が増えてるとかだと、ちょっとチャレンジしてるんだな、固定資産入れてチャレンジしてるんだな。
機材大きな投資したんだなとか、それがちゃんと利益に繋がってないなっていうのがわかる。
あとは対策対象表の利益乗与金っていう項目。
これは毎年毎年、損益計算書で利益が出れば、その利益出た分が積み上がっていく、累積されていく項目になってるんですけど、
ここが5年前と比べてガーンと減ってるっていうことだと、この5年間の中で全然利益出ない年、そういえば結構あったなとかですね。
そういう振り返りにもなる。
そういうところに目を皿にして決算書を見ている人はロマンを感じてるのかな?
ロマン感じてると思います。結構その対策対象表ってドラマがあるっていう。
ドラマがあるんだ。
損益計算書にももちろんドラマがあるんですけど、例えば人件費が増えたタイミングで社員を雇ったからなとかいうのもありますが。
損益計算書じゃなくてBSでもわかります?
対策対象表でもわかります。
利益条件の増え方とか減り方で、利益減ってるな5年前と比べると、そういえばあの時にああいう事件があったからなとか、
社員が入ったからちょっと交渉したんでマイナスになってるんだなとかいうのが思い浮かべされる。
フォトアルバムみたいな感覚じゃないですか。
対策対象表によって本当にドラマがあるという風に私は感じているので。
もちろん損益計算書を見れるようにすること大事なんですけども、それ以上に対策対象表を見て、今自分の会社の財産状況がどうなってるのか、
どうなってるかっていうのをただ1ポイントで見るんじゃなくて、数星で見ることによってその変遷を見ることによって、
過去にこういう出来事があったよね、こういうイベントがあったよねっていうのを振り返られると、対策対象表を見る面白さっていうのが出てくると思います。
財務諸表のドラマ
借入金がどんどん増えてるとか、あの時コロナがあったから融資したんだな、融資受けたよねとかっていう風にまた振り返られるので。
そういう風にして見ていただくと、対策対象表面白いと思います。
1ポイントで見るんじゃなくて、ぜひ数星で、おすすめは3年とか5年飛ばしてみると、様変わりしてる対策対象表が見れるので面白いと思います。
なかなかスタートアップにはまだそのロマンというのは感じづらいですかね。
でもスタートアップでも5年すれば、一期目の決算書と4期目5期目の決算書を見ると、絶対その対策対象表の構造が変わってるはずなんで。
特に僕らの業種でいうと人が増えるのはね、やっぱりインパクトが大きいと思いますよね。
っていうのを見るとすごく面白いと思うんで。
そのロマンを感じられるようになったら、ちょっと一人前になったなって思っていいのかな。
なので、一つ一つ見る必要って僕ないと思っていて、本当に大枠でいいと思うんですよ。
さっきおっしゃった流動資産と固定資産とか、流動資産と固定資産と資本。
まず大枠メインで見れるようになって、その見れるようになったものを5年前とか3年前と比較した時に、
あ、ここ増えてるね。なんでだっけ?とか、あ、ここ減ってるね。何があったんだっけ?っていう風にして振り返ってみるといいと思いますね。
いやー面白いですね。
面白いと思いますよ。
数字の裏側にあるクリエイティブみたいなのをやっぱり感じましたね。
自分のところ見てても面白いし、他社を見ても面白いなと思う。
面白いと思います。
上場企業でも面白いなと思いますしね。それぞれの戦略が見えてくるし。
そうですね。今おっしゃられた上場企業の決算書はホームページを見たりすると出てますので、
しかも結構何年間分出しているそういう会社さんもあるので、そういったところを何年間分か印刷してみてみてみると、
あ、この会社、そういえばあの時にああいうニュースがあったよねとか、この国の施策がこういうことをもたらしてるんだなとかっていうのももしかしたら見れるかもしれない。
そこまで読み込める人いるかな?
これはね、ちょっとセカンドフェーズ、サードフェーズぐらいにして、まずは自社のこと。
でもあれですよ。株を買ったらそこまで見る。
そうですね。株を買ったらね。逆にそれを見れるようにならないと売り時とか買い時っていうのがわからなくなってしまうかもしれないから、
株式の保有をやってらっしゃるトレーダーの方とかは、そういうのがちゃんと見れるようにした方がいいですよね。
個人投資家も含めて。
個人投資家も含めてそうですね。
読めた方が僕はいいなって。
だから、その個人投資家の方、会社で株式を買う方も、どういう観点で買うのかっていうのはありますけれども、
財務諸表の重要性
その辺のドラマチックさに惹かれて購入されるという方も、そのドラマチックさに応援したいからその会社の株式を買ってるっていう方も中にはいらっしゃるので。
そこを見れると自社がどうなのか、自分の会社がどうなのかって絶対気になるから、また読み込んでいくと面白いと思いますけどね。自社の財務商標は。
そうだと思います。
見せてくれる見せてくれないあると思いますけど。
そうですね。
さっきも言った通り、一つ一つ細かいところを見ていってしまうと、会計用語って難しいので、捉えづらいと思うんですね。
初めて見たような単語とかも出てくることはありますから、そういうのは一回置いといて、大枠で見るっていう。
これから読めるようになりたいです、なっていきますっていうことは、細かいところまで見ずに大枠で見るっていう観点で、ちょっとトライしてみていただけるといいかなって思いますね。
読み方については、もう世の中に散々、書籍なりYouTubeなり、たくさんありますからね。
ちなみにね、TA Linkさんも。
YouTubeやってますので、もしあったらご覧になっていただければと思います。
とってもわかりやすいですよ。
ありがとうございます。
ただね、細かい計算書の見方とか、対借対消費をこう見るべしっていうのを説明してくれてる方は、おっしゃってくださった通り、たくさん書籍も含めてありますけれども、
なんでそれを見れるようになる必要があるのかとか、見れるようになるとこういういいことがありますよ、みたいなことを説明してくれてる方ってのはあんまりいないのかなっていうふうに思うので。
それは確かにそうだな。背景になることはなかなか教えてくれないんだよな。
だから今日みたいな話はね、すごい聞きたかったと。
なので本当に、対外的に自分がどう見られてるかっていうことを確認するという意味でも、経営者は対借対消費を創意計算書は見れるようにしていなきゃいけないというふうに思いますし、面白さを体感しようと思ったら、繰り返しになりますけども、
3年5年前の計算書と直近の計算書を比較してみて、創意計算書も出してもらって、売上がこんなに増えてるなとか、全然増えてないとかですね、利益マイナスになっちゃってるなとかっていうのをちょっと見ていただきながら、いろいろ思い返していただくと、ちょっといろいろと蘇ってきて、
創意計算書対借対消費を見る面白さっていうのに気づいていただけたりするのかなというふうに思います。
視点を変えて見る面白さ
ぜひ、毛嫌いせずに見てもらえると、それを扱っている人間からすると嬉しいですね。
ハットリさんの疑問は解消できましたでしょうか?
ロマンを感じました。
そんなような専門的なお話もこれからどんどん会計とデザインではお伝えしていきたいなと思いますので、もしこういう話を聞きたい方がいらっしゃったら、ぜひお問い合わせフォームがありますので、そちらの方でドシドシとまたこういうネタをやってほしいというのをコメントいただければと思いますので、よろしくお願いします。
毎回同じ回答ですけど、いいですか。
こういう話を聞くっていうのはすごい良いと思います。
一方的なレクチャーじゃなかったなというふうに思いましたし、子供なの?っていう質問に対してのレッスンだったなというふうにすごい分かりました。
ノーピーのレビューいいですね。
これ活かしにしたい。
実は毎回レビューっぽくしてますけど、レビューというか、一応これも収録なので、リスナーとしてレビューです。
リピーとしてではなくて、単純に。
好評もらってる感じで。
そうですね、励みになります。
気持ちよく終われる。
リスナーからの励みの方がもっと嬉しいです。
ちなみにコメント欄もあります。
お便りもホームからお願いします。
ぜひよろしくお願いします。
今日はこんなところで締めたいと思います。ありがとうございました。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
番組への質問、感想、ご意見については概要欄にあるGoogleホームへ投稿をお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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