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【読み聞かせ】舌切りすずめ
2026-06-22 13:31

【読み聞かせ】舌切りすずめ

今日のお話は【舌きり雀】

欲張りな心と、素直な心。二人の対照的なおじいさんとおばあさんを通して、お子さまに「本当の幸せとは何か」を伝える名作です。

読み聞かせは、お子さまの想像力や語彙力を育む大切な時間ですが、毎日続けるのは大変ですよね。この音声コンテンツは、そんなパパ・ママの負担を少しだけ減らし、お子さまには物語のワクワクする楽しさをお届けします。

今日は一緒に耳をすませて、すずめのお宿へ出かけてみませんか?

 

#読み聞かせ #日本の昔話 #舌切り雀 #育児の悩み #寝かしつけ #オーディオ絵本 #パパママ応援 #子育て支援

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はーい、ゆぽぽせんせいです。今日のお話は、舌切りすずめ。 それでは、はじまりはじまり。
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 子供がいなかったので、おじいさんは一羽のすずめの子をとってもかわいがり、
かごに入れて大切に育てました。 ある日、おじいさんはいつものように山へ薪にする木を拾いに行き、おばあさんは井戸のところで洗濯をしていました。
その洗濯に使うお米の海苔をおばあさんが台所に忘れていったお留守の間に、すずめの子がかごからちょろちょろと抜け出して、海苔を残さずぺろりとなめてしまいました。
おばあさんが海苔を取りに帰ってくると、お皿の中にはきれいに海苔がありません。 それがみんなすずめの仕業だとわかると、いじわるなおばあさんはとっても怒りました。
そしてかわいそうに小さなすずめをつかまえて、むりやり口をあけさせながら、「そのべろがそんな悪さをしたのか!」と言って、はさみですずめの舌をちょんと切ってしまいました。
そして、「さあ、どこへでも行ってしまえな!」と言って、外へ放り出してしまいました。 すずめは悲しそうな声で、と泣きながらどこかへ飛んでいきました。
夕方になって、おじいさんはたくさんの木を背負って山から帰ってきました。
はあ、つかれた。すずめもおなかがすいただろう。さあさあ、ごはんをあげようね。
と言いながらかごの前へ行ってみると、中にはすずめがいません。 おじいさんはびっくりして、「ばあさん、ばあさん、すずめはどこへ行ったんだい?」と聞きました。
すると、おばあさんは、「すずめかい。あれは私の大事なのりをなめたから、舌を切って追い出してやったよ。」と平気な顔をして言いました。
まあ、かわいそうに。なんてひどいことをするんだ。とおじいさんは言って、がっかりして元気をなくしてしまいました。
おじいさんは、すずめが舌を切られてどこへ行ってしまったのか、心配でたまりません。
次の日、夜が明けるとすぐに探しに出かけました。
おじいさんはみちみち杖をつきながら、「舌切りすずめ。おうちはどこだ。ちゅうちゅうちゅう。」と叫びながら、あてもなく歩きまわりました。
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野原を越え山を越え、また野原を越え山を越え、そして大きな竹アブがあるところに出ました。
すると竹アブの中から、「舌切りすずめ。おうちはここよ。ちゅんちゅんちゅん。」という声が聞こえました。
おじいさんは喜んで声のする方へ歩いていくと、やがて竹アブの影にかわいらしい赤いお家が見えてきました。
そしてあのすずめが門をあけてお迎えに出てきてくれたんです。
「まあ、おじいさん。よく来ていただきました。」
「おお、無事でいたかい。あんまりにもお前が恋しいので訪ねてきたよ。」
「まあ、それはそれはありがとうございました。さあさあどうぞこちらへ。」
こう言ってすずめはおじいさんの手をとってお家の中を案内しました。
すずめはおじいさんの前に丁寧にお辞儀をして、
「おじいさん。黙って大事なのりをなめてしまって本当に申し訳ありませんでした。
それなのに怒りもせずよくぞ訪ねてきてくださいました。」
と言いました。おじいさんも、
「いやいや私が家にいなかったばっかりにとんだかわいそうな目にあわせてしまったね。
でもこうしてまた会えたから本当にうれしいよ。」と言いました。
すずめは兄弟やお友達のすずめをみんな集めて、
おじいさんの大好きなごちそうをたくさん用意してくれました。
そして面白い歌にあわせてみんなで楽しいすずめ踊りを踊ってみせました。
おじいさんはすっかりうれしくなって、家に帰るのも忘れてしまうほどでした。
そのうちにだんだん周りが暗くなってきたので、おじいさんは立ち上がりました。
今日はおかげで楽しかったよ。日が暮れないうちにそろそろ家に帰るとしよう。
すずめたちは、
「まあ汚くて狭いところですけれど、今夜はここへ泊まっていってくださいな。」
と言ってみんなで引き止めました。
けれどおじいさんは、
せっかくだけれどおばあさんも待っているだろうから、
今日は帰ることにするよ。また今度遊びに来るからね。」と言いました。
それは残念です。ではお土産を差し上げますから少しお待ちくださいね。
と言ってすずめは奥からつづらを二つ持ってきました。
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そして、「おじいさん、大きいつづらと小さいつづらがあります。
どちらでも好きな方を持っていってください。」と言いました。
ごちそうになった上にお土産までもらうなんて申し訳ないね。
でもせっかくだからいただいていこう。
私は年をとっているし帰り道も遠いから小さい方をもらっていくよ。
こうしておじいさんは小さいつづらを背中に背負わせてもらいました。
じゃあさようなら。また来るからね。
お待ちしております。どうか気をつけてお帰りください。
とすずめたちは言い門のところまでおじいさんを見送ってくれました。
日が暮れておじいさんがなかなか戻らないので
おばあさんが、「どこへ出かけたのかしら。」とぶつぶつ文句を言っているところへ
お土産のつづらを背負っておじいさんが帰ってきました。
おじいさん、今頃までどこへで何をしていたんですか。
まあまあ、そんなに怒らないでおくれ。
今日はすずめのお家へ行ってたくさんのごちそうやすずめ踊りを見せてもらったんだ。
その上にこんな立派なお土産までもらったよ。
こう言ってつづらをおろすと、おばあさんは急ににこにこしながら
まあ、それはよかったですね。一体何が入っているのかしら。
と言って、さっそくつづらのふたを開けました。
するとどうでしょう。中から目がチカチカするほどのピカピカ光る黄ばんこばん。
きれいな宝石がたくさん入っていました。
それを見たおじいさんは少し得意そうな顔をして言いました。
実はね、すずめが大きいつづらと小さいつづらのふたつを出して
どちらでもいいと言うから、私は年をとっているからね、小さいほうに決めたんだ。
まさかこんなにいいものが入っているなんて思わなかったよ。
するとおばあさんは急にまた怒った顔になって言いました。
なんてばかなおじいさん。どうして大きいほうをもらってこなかったのですか。
そっちのほうがきっともっとたくさんの宝石が入っていたに決まってるでしょう。
まあまあ、そんなに欲張るものではないよ。これだけあれば十分じゃないか。
いいえ、十分なわけありません。
よしよし、これから私がその大きいつづらをもらいに行ってきます。
おばあさんはおじいさんが止めるのも聞かず、次の日の朝まで待つこともできないですぐにお家を飛び出しました。
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もう外は真っ暗でしたが、おばあさんは宝物が欲しいという一心でめちゃくちゃに杖をつきながら
下斬りスズメ、お家はどこだ。チュンチュンチュンと言いながら探していきました。
野原を越え山を越えまた野原を越え山を越えて大きな竹アブのところへ来ると中から
下斬りスズメ、お家はここよ。チュンチュンチュンと声がしました。
おばあさんはやったわと思って声のする方へ歩いていくとスズメが今度も門を開けて出てきました。
そして優しく、まあおばあさんでしたか。よく来てくださいました。と言ってお家の中へ案内してくれました。
さあさあどうぞお部屋へお上がりください。とスズメがおばあさんの手を取ろうとしましたが
おばあさんはなんだかせかせかしてきょろきょろと周りを見回すばかりで落ち着いて座ろうともしません。
いいえお前が元気な顔を見れば用は済んだんだからお構いなく。それより早く土産をもらって帰る。
いきなりお土産を催促されたのでスズメはなんて欲の深いおばあさんだろうとあきれてしまいましたが
おばあさんが平気な顔でさあ早くしてくださいなとせかすので
はいはいそれでは少しお待ちください。今お土産を持ってきますからと言って奥からつずらを二つ出してきました。
さあ大きいつずらと小さいつずら二つありますからどちらでも好きな方を持っていってください。
そんなの決まってるじゃない。大きい方をもらっていくよと言うなり
おばあさんは大きいつずらを無理やり背中に背負って挨拶もそこそこにさっさと出ていってしまいました。
おばあさんはお目当ての大きいつずらを手に入れたものの歩いているうちにつずらがどんどん重くなってきました。
さすがのおばあさんも肩が抜けて腰の骨が折れそうになるほどです。
それでも大きいということは宝物がたくさん詰まっているんだ。
本当に楽しみだな。一体どんなものが入っているんだろう。
ここらでちょっと休んで試しに開けてみましょう。
こう独り言を言いながら道端の石の上にどっこいしょと腰をかけてつずらを下ろし急いで蓋を開けてみました。
するとどうでしょう。中から出てきたのはピカピカの宝物ではなく
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目が三つあるおばけ、目が一つの小僧、大きなガマガエルの化け物など不気味なおばけたちがにょろにょろと飛び出してきました。
この欲張りババアめと言いながら怖い目でにらみつけてきたり、気味の悪いベロを出して顔をなめてきたりするので
おばあさんは腰をぬかさんばかりに驚きました。
大変だ、大変だ、助けておくれ。
おばあさんはかんだかい声をあげて一生懸命に逃げ出しました。
そしてやっとのことで半分死にそうに顔を真っ青にしながらお家に駆け込みました。
おじいさんはびっくりしてどうしたんだい、一体何があったんだいと聞きました。
おばあさんがこれこれこんな怖い目にあったのさ。
ああもうゴリゴリそう話すとおじいさんはかわいそうに思いながらも
やれやれそれは大変な目にあったね。
だから生き物にひどいことをしたりあんまり欲張ったりするもんではないよと優しく教えてあげました。
おしまい。
13:31

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