こんにちは。番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、あなたらしくいられるちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第234回。
2025年5月のゲストは、大人のじどうかんSeason主宰)安部みちこ さんです。
安部みちこさんへのインタビューは、第233回と第234回の前半・後半に分けてお届けしていきます。
安部みちこさんへのインタビュー後半は、お母様との別れによって起こった変化や、安部みちこさんにとっての居心地の良い場についてなどをお話ししていただいています。
では早速、安部みちこさんのお話をお聞きください。
お手のじどうかんSeasonということで、じどうかんって言うとね、子供っていうことだと思うんですけど、みちこさんはちなみにどんなお子さんだったかなっていうのをちょっと聞いてみたいなと思ったんですよ。
そうですね。ちっちゃい時からやっぱり外で遊んだりとか、こういうのはやっぱり好きでしたね。
活発な女の子って感じだったんです?
そうですね。小学生の時とか何して遊んでたって聞かれると、ドッジボールとかおにぎりみたいなのが一番に浮かんでくるかもしれないですね。
そうなんですね。みちこさんってでも私、見た目の雰囲気からすると静かな穏やかな印象だから、どっちかっていうと家で本を読むとかお人形遊びするっていう、どっちかっていうとそういうイメージがね、初めて会った方はそういう印象を受けるかもしれないんですけど。
どうですか?
意外にもドッジボール。
今でもそんな感じありますか?
ありますよ。
ありますか?
お話の仕方がね、優しい感じだし。
いえいえ。でも今でもやっぱり夫と山登りしたりとか、岩子でカヌーに乗ったりとか、
大体やっぱりお天気のいい日には、今日じゃあどこ行く?みたいな感じで、本当に夫というより遊び友達みたいな感じに今はなってるので、子供がね、ちっちゃい時もやっぱりお天気のいい日はおにぎり作って、みたいな生活だったので、考えたらずっと外が好きかもしれない。
アウトドア派でね。
じゃあその子供の頃はやっぱりその外遊びが多い。
そうですね。お人形とかもね、なんかいろいろやっぱり欲しいものとか結構買ってもらったりしてたので、人形持ってたりとか、それなりに一通りのものはあったんですけど、でもやっぱり公園で遊ぶとか、そういう方が好きだったかもしれないですね。
その遊びっていうのは、鬼ごっことかはね、みんながよくやる遊びだと思うんですけど、そこからこう新しい遊びを生み出したとかっていう経験ってあるんです?
そうですね。子供の時はそういうのがそんなになかったかもしれないですけど、シンプルなね、そういう遊びを楽しんでいたので。
でもなんかそういう、なんか外で遊んでたっていうのは大人になってもつながっていくっていうか、児童館にいた時もやっぱりお散歩したりとか、自然観察するとか、体を動かして鬼ごっこするとか、子供たちとそういうことをして遊ぶっていうのはやっぱり仕事にもつながっていってたなっていうふうに思いますね。
なんかもともとあったものをちょっとアレンジして、やれることを広げていくとか、なんかそういうのはやっていった気がしますね。
そうなんですね。今も結局その児童、大人の児童館で遊びっていうキーワードあると思うんですけど、みちこさん遊び以外にほら、勉強っていうのも子供の時ってやることとしてあるじゃないですか。勉強も結構やってた方なんです?
勉強、遊びばっかりしてたわけではないですけど、今もでもどっちかっていうとやっぱり知識とか、そういう情報とかいろいろ学んだものって、それをいかに自分の中でそれを使いこなしていくかみたいなことってやっぱり必要になっていくじゃないですか。
でもなんかその体験する、遊びって言ったら体験とか体感みたいなことになるので、実際に自分が体験体感したことっていうのはなんかこう自分の中にこう自然と根付いていくみたいな、そんな感じがあって自分のこうしにくいになっていくというか、そんな感じがやっぱりすごくあるので。
勉強もね、やるときはやってましたけど、何かこう実際にやるとかの方が好きだったかもしれない。
体験する、体感する方が好きっていう。
なんかこう好奇心とかが結構やっぱり強かったので、やりたいとかやってみたいとか、それはシーズンの時もそうでしたけど、やっぱり新たな人だったり元だったりこう出会っていくと、なんか自分にとって必要なものだったりして、自分のなんか心地よいライフスタイルだったり、
そういうものにつながっていったっていうのがありますよね。
そうなんですね。ちなみに、話がちょっとずれますけど、みちこさんのお父さんとお母さんっていうのは、どういう子育てのポリシーとしてされてた方たちだったんですか。
いや、特になかったと思いますよ。
そうですか。結構なんだろう、自由にやらせてくれるお母さんとか。
あんまりあれしたら、あれしちゃダメ、これしちゃダメとか言われたこともないので、そうですね。自由にさせてもらってきたかもしれないですね。
なんかね、そういう意味では常に欲しいものも買ってもらったりとかもしてたり、見守ってもらってきたかな。よく見守ってくれてたかなって思います。
そうなんですね。先ほどね、好奇心が強いっていう言葉が出たと思うんですけど、そういった好奇心旺盛だとやっぱりいろんなことやりたいって言ったときに、ご両親がそんなことしちゃダメとかっていう子だとやりたいことがやれなかったりする場合があると思ったんで、
その好奇心の強いみちこさんが自由にいろんなことができたっていうことも子供の頃からあったんですね。
そうですね。なんかあんまり制限されたって、なんか自分の方がダメって言われたとしてもやってしまうみたいなのが強かったのかもしれないですけど、
でも今もなんかやっぱり家庭で言うと夫がそういう本当に温かくいつも見守ってくれて、お互いなんか自由に過ごしたいっていうのもあるし、だから自由を認め合うとか、やりたいことを尊重し合うとかそういうことができてるなっていうふうに思うので、恵まれてきたかもしれないですよね。
そうですね。それもやっぱり人のせいにするわけじゃなくて、やりたいことをやればいいと思うんですけど、シチュエーションとしてそういう形で制限なくやりたいことをやれるっていう環境っていいですよね。
そうですね。やっぱり大人になると特に、子供のときはね、ちっちゃいときは割とそういうことができるかもしれないですけど、大人になるとやっぱりみんないろんな周りの人のことを先にこう言うので、やりたいことができないっていうふうにやっちゃいけないとかね、思ってるらっしゃるかもしれないですけど、
でもなんか本当に自分がやってみたいとか、自分を大事にすることでもあるし、結局はなんか周りの人に対してもそれがいい形で届いていくことになると思うんですよね。
いつもこう我慢したり制限したりしていると、周りの人にも遠慮してってなるので、そういうのは自分で大事にできるといいかなと思います。
うーん、そうですよね。やっぱり自分の気持ちが豊かであればね、周りにも豊かなエネルギーを渡せますけど、全てがやっぱり自分発信なんだったっていうふうに思いますが。
あとまたちょっと違うお話なんですけど、みちこさんね、最初の幼稚園の先生としてお仕事をされると思うんですけど、幼稚園の先生になりたいというのは子供の頃からそう思ってたんですか?
いや、そうじゃなかったですね。初等教育だったので、幼稚園教諭と小学校の教諭と免許が取れるっていう学校だったんですよ。
そうなんですね。ちなみにその学校に入るとき、いろんな学校があると思うんですけど、その学校を選ばれたっていうのは、子供が好きとかそういったことから選ばれたんですか?
そうですね。その時はやっぱり幼稚園の先生になれるといいなっていうふうに思って選んだかもしれないですね。
いざ就職ってなった時に学校で勉強を教えるか、子供たちに遊びを通して何かがあるか、どっちがいいって自分にやっぱり聞いた時に、遊びがいいっていうふうに自分から来て、それで幼稚園の先生になることができて、
その後、結婚後に児童館っていうお仕事になって、なんかやっぱり遊びって私の中ではすごく大事なテーマになっていると思います。
そうですね。やっぱり大人の児童館って遊びをテーマにしていると思うんですけど、その幼稚園教諭になるか、学校の先生になるかっていうところで、自分に問いかけたら遊びっていうキーワードが出てきたっていうのは、ずっとそれが一貫して今につながってますよね。
そうですね。なんかやっぱり遊びが癒しっていうふうに思っていて、大人の児童館シーズンを始める前とかに母がちょっと具合悪くなって、3ヶ月ぐらいで光に帰ってしまったんですけど。
それっていうのはすごく大きなことですよね。
それが分かってるかどうかっていうので、人生を生きていけるかどうかっていうのは。
私ももちろんやっぱり人間なので、悩んだり不安になったりとかすることは日常的に本当にあるんですけど、
そこの感情を意識するだけでも、今私は不安なんだなとか、これすごく何か分からないけど恐れてるなっていうのを気づくと、
え、でも信頼の声は何て言ってるのって聞くだけでも、あ、違う違う、こういうふうだよね、こういうふうに私も思ってるとかもあるよねっていうふうにそっちを選択できるようになるっていうのはかなり大きなことですよね。
そうですね。本当になんかもう日々いろんなことが起こって、世の中でもいろんなね、きっとテレビとかつけるといろんなことが起こってて、
でもなんか自分の内側に入って自分が安心できるようにとか、ほろ穏やかにいられるようにとか、
こっちが選べると本当に内側は平和でいられるので、なんかそういう人が本当に一人でも増えたら世の中平和になるなっていうふうに思うし、
なんかそれは子どもたちはね、遊びの中でそういうことをやっていたっていうのがあるので、自分でそこは選べるなっていうふうに思います。
そうですよね。みちこさんね、今後のね、小田野児童館シーズンなんですけど、みちこさんの中で特にここは大切にしてやっていきたいなっていうところっていうのはどういったところになります?
そうですね、なんかやりたいこととか、自分を喜ばせるみたいなところには手を抜かずにというか、
ここはね、なんかやっていきたいなって好奇心に従ってやりたいことを楽しむとかね。なので、そういうことをやりたいことがある。仕事でもやってみたいことがあるとか、
そういう方のお手伝いとか、一緒に楽しんだり、それを応援したりとか、そういうこともやっていきたいですし、
山登りとかしてると息が苦しくなったりとかして、去年も本当に富士山に登ったんですけど、
そうですよね。
その時もなんか本当にちょっと息苦しくなって、力が出せないなって、出せなくなったなってなった時に、
さすがやっぱり呼吸に意識を向けて、大事にしたらエネルギーが本当に取り戻せてというか、全身活性化して動くことができたので、そういう呼吸を大事にするとか。
そうですよね。富士山に登られたっていうのを私も聞いたんですけど、以前。ご主人と一緒に行ったんでしょうけど、途中でみちこさんだけ動けなくなって、一泊どこかで宿泊するんじゃなかったですか?
そうです、そうです。5号目から富士山に来るんですけど、8号目で一応宿泊予定をしてたんですね。ユジランドに行った時に出会った方が、山のプロのような方がガイドしてくださって、3人で行ったんですけど、
7号目のちょっと手前あたりとかでも、どんどん高度がちょっと高くなった分、思うように体が動かなくて、呼吸も苦しくて、ちょっと歩いたら休む、ちょっと歩いたら休むっていう状況になったんですね。
7号目まで何とか行った時に、なんかもう歩きたくないなっていう感じで、私はじゃあもうここで今日は宿泊させてもらって、ここで休むことにするっていう選択をしたんですよ。
一人でだから泊まるってことですね。
予定を変更して、だから夫たちは8号目まで進む。私は7号目までで泊まるっていう。そしたらそこの本当に宿のおかみさんに教えてもらったんですけど、ひたすら深呼吸をやってたんですね。
富士山のエネルギーをいっぱい吸い込むみたいなイメージで、そしたら本当に2時間ぐらいちょっと休んでたらどんどん元気になってきて。
そうなんですか。深呼吸を繰り返すんですね。
繰り返してました。
教えてもらったんですね、そこの。
そうですね。お腹にいっぱいエネルギーを貯めるイメージで、それをやっていたら本当に元気になって、翌朝ももうなんか朝早くご来航を眺めたらすぐにもう動きたくなってしまったんですね。
そのままもうなんか上にちょっととりあえず行けるとこまで行ってみようって。
一人でってことですよね。
人とかには連絡を取りつつ、そしたら山頂までちゃんと行って帰ってこれたっていうのがあって。
すごいですよね、それ。
なんか本当にその時に深呼吸することの大切さなのをより深く感じたのと、自然のエネルギーを本当にもらったなっていうのと、
そこで出会った人たちとの会話だったりね、人からももちろんエネルギーをもらったし、予定は変更してもいいんですって、いいんだよっていうことも自分で学んだし、
なるほど。
なんか予定通り無理に行ってたらそこで動けなくなったかもしれない。
そうですね、そういう可能性ありますよね。
でもなんかその深呼吸とかで真ん中に戻ってこれたりすると、ちゃんと自分がやりたいことだったり自分が望むことを選択できるなって、そういう力が人にはあるのかなっていう。
じゃあそういった富士山に登って、ある意味アクシデントだったかもしれないですけど、そういった経験からもその呼吸の大切さっていうのをそこでも感じたっていうことですよね。
そうですね、なんかだから本当に呼吸でみんな整えられるんじゃないか。
私も昨日リトリートで道子さんね、呼吸の体験ワークみたいなのをさせていただいたじゃないですか。
私やっぱり日頃もとっても忙しかったので、呼吸が自分が浅いなっていうのをすごい感じるぐらいちょっとすごく激無だったんですよ、ここ数ヶ月。
本当にこれ体に悪いなと思ってたんですけど、やはりその呼吸のワークをすることによって、その呼吸に意識をわざわざ持っていくことの大切さっていうのは沖縄で感じさせていただきました。
よかったです。よかったです、そこを体感してもらえて。それぐらい多分呼吸ってすごく日々ね、酸素もなくならないし、豊かなエネルギーが常に私たちの周りには流れ込んでいて、
だから意識して本当に自然のエネルギーももう宇宙のエネルギーも全部私の中に取り込んで、私の細胞とかもうチャクラとか全部活性してくださいっていうふうに思って呼吸をすれば体はそうなるので。
本当に自然の恵みをそのまま遠慮なく受け取ればいいんですよね。