今回は、2024年7月29日、第48回に下出していただいた甲斐バンド ドラマー&ボーカル:松藤英男さんとシンガーソングライター:小山卓治さんです。
では、早速お聞きください。
皆さん、こんにちは。
United York 84.2 伊藤由美子のCozy Space、ナビゲーターのYumiko Itoと伊藤由美子です。
この番組は、伊藤由美子がいろんなジャンルの方々をゲストに招き、その人の素顔に迫るインタビュー番組です。
今日の伊藤由美子のCozy Spaceは、いつもの30分番組を1時間に拡大し、愛知県鹿児島市にある音楽空間音土から公開録音でお届けします。
特別番組第48回のゲストは、甲斐バンド ドラマー&ボーカル:松藤英男さんとシンガーソングライター:小山卓治さんです。
よろしくお願いします。
こんにちは。
この番組、2人のゲスト、1組だけありましたけど、この一緒のバンドでもない2人が並んで、今日はゲストということで、
今日会場にお越しにいただいた方々、すごく貴重な場面に立ち会っていると思いませんか?って言わせるような感じ。
こんにちは、九州人たちです。
九州出身ということで、松藤さん福岡、小山さん熊本、実は私も熊本と宮崎のハーフです。
ということで、九州人お届けします。
ということで、ここで改めて松藤英男さんと小山卓治さんについてご紹介します。
松藤英男さんですね。1954年福岡県生まれ、1974年にボーカルの貝芳洋さん、ギターの大森信和さん、ベースの長岡和弘さんと貝バンドを結成し、
ドラムを担当、1980年に発表したシングル、ビューティフルエネルギーではボーカルを担当しており、
キンポーゲ、ビューティフルエネルギー、ダイヤル4を回せ、レイニードライブなどの作曲もされていらっしゃいます。
貝バンドは今年デビュー50周年を迎え、秋から全国ツアーも控えている松藤英男さんです。
ということで、まず松藤さんに拍手を。
よろしくお願いします。
そしてですね、この番組6回目?
そうですね。6回目か。
レギュラー。
レギュラー化しております。
小山卓治さんですね、プロフィールを端折ってもいいかなと思ったんですけど。
ごめんなさい、言いますね。
1957年、熊本県生まれ、1983年3月に当時のCBSソニーからメジャーデビュー。
昨年デビュー40周年を迎えました。
去年3月に20年前に発表したアルバムタネのリマスタリング版、20年目のタネを発売し、
9月にはソニーレコードリ2枚組全29曲、ベストアルバムWell to Songs of 40 Yearsが発売。
そしてセルフレーベルより13枚目のオリジナルアルバムダリアを発表されていらっしゃいます。
現在も毎年50本以上のライブを全国各地で精力的に行っているシンガーソングライターです。
ということで、CMの後松井さんと小山さんにお話を伺っていきます。
ちょうどいいあなたらしくいられる場所を見つけてもらうために、さまざまなゲストの人生ストーリーを紹介しています。
ポッドキャスト番組伊藤ゆみ子の工事スペース、アップルポッドキャスト、スポーティファイ、アマゾンミュージックなどから配信中です。
伊藤ゆみ子の工事スペース。
今日は7月、8月にお二人でのジョイントライブを控えた松井秀夫さんと大山拓司さんにお話を伺いたいと思います。
ということで、このシチュエーション、ちょっと初めてなので私もどうしようかなという感じなんですけど。
ちょっと濃くてすみませんね。
ちょっと濃いめですみませんね。
濃いめ?どうですかね、皆さん濃いですか?濃いですかって聞くのもガチですけど。
なんか俺だけ座高が高い感じがする。
座高が高いじゃなくて、椅子が高いだけで遊ばれますけど。
気がつきませんでした。
大先輩なので、ちょっと上にいただいて。
ということで、事前に質問も募っているんですけど。
まず工事スペーストーク1ということで、こちらは私からの質問したいことをお聞きしたいと思うんですが。
ただ、松井さんもご存知かな?渡辺スウェミさんってご存知です?
あれ?
昔、アリーナサーズセブンでライダーやってた方ですね。
多分お会いしてるかなと思うんですけど。
渡辺スウェミさんから質問いただいたんですけど。
その質問が私がしたい質問と同じだったので、こちらのコーナーでご紹介したいと思います。
ということで、まずスウェミさんからの質問ですけど。
大山さんへということで、まず。
会バンドの存在を知った時期、それはどんな時?その時の印象について。
そして、会バンドの好きな楽曲は?という質問です。
僕、中学ぐらいの頃だと思うんですけど、会バンドもデビューされてて。
最初のヒットの裏切れの待ち帰りを聞いた時には、これかっけえなと。
マイナーキーで独特のダークなイメージがあって、
これは今まで日本にないバンドができたわって、すごいちょっとびっくりしたんですよ。
すごい衝撃だったんですね。
その後、しばらく経ってアウトローって曲があって、これはもうテレビから聞こえてきたんですけど。
ずっと8分音符で叩きつけるように歌う。
あの感じは当時日本にまだなくて、あれはもう衝撃でしたね。
そうなんですね。
ずっとそういうイメージは印象に残ってます。
そして今、まさかの隣で。
隣にいるっていう。
隣にいるっていうね。不思議ですよね。
会バンドの好きな楽曲っていうのは、今のお話に出た曲ですか?
そうですね。あと、アンナとかも好きだし、いっぱいありますね。
いっぱい言えないぐらいの、今いっぱいあるそうですけど。
そうなんですね。
じゃあ、続きまして松井さん。
はい。
同じように質問返しみたいな質問なんですけど、
大山拓司さんの存在を知った時期、そしてどんな時、その時の印象について、
そして大山さんの好きな楽曲は?というご質問です。
傷だらけの天使っていう曲が出てきた時は、
うちのバンドと同じタイトルの付け方だと。
タイトルの付け方ね。
うちのバンドもね、映画のタイトルだとか、
いろんな昔あった曲のタイトルをちょっとお借りするというか、
それに違う形の、うちのバンドのキンポゲとかいう曲は、
ローリングストーンというダンデライオン、タンポコという歌がある。
タンポコはガロがやっちゃってるし、だからいい花ないかなと。
最後にかいが、キンポゲっていいんじゃない?毒がある花。
そんな風に出来たりして。
だからその、先にタイトルを書いて詩を書く感じと、
後からタイトル付けると違ってくるもんね、やっぱりその歌のイメージ。
だからそんな感じで、そんな曲を歌ってるやつがいるというのは、
1983年当時に思ったように思いますね。
思ったようにね。
あの頃ね、ほんとに他のバンドと一緒にやるみたいなこと昔なくて。
そうですね、あんまりなかったですね。
ずっとピエロデザインコークがあって、
で、大山君、印象について。
大山君の歌、歌うと大変なんです。
歌うと大変?どういうところが?
後で私が歌うと大変なシーンも出てくるんで楽しみにしてほしいんですが、
言葉の叩きつけ方、言葉届けと思って歌って。
僕はフワンフワンフワンと歌っているんです。
どっちかというと、
って歌ってる感じが一般的。
それは褒め言葉なんでしょうか?
いや、覚え言葉で。歌って言葉を届ける歌だから。
はい。
やっぱ歌を覚えたいですよ。
その前に演奏を聴いちゃったりだとかして、
あれ、どんな歌だっけって分かんないから、
小山くんの歌で歌が全部、歌詞が飛び込んでいくんです。
はい。
で、好きな楽曲は、
今日はやりませんけども、
何度か一緒にやらせてもらって、
タネの歌っていう曲が、僕は本当に懐かしくて、
昔、中学校くらいの時に、
フォークルか何かが歌った、ちょっと反戦の歌があったりだとか、
そういった感じを思い出す歌。
懐かしい感じで、ライブでもやるんですけど、
あの歌はやっぱ好きです。
ありがとうございます。
そうなんですね。
いい答えでしょ。
いい答えだなと思って、
それもね、タネの歌っていうのはタンポポが出てきますから、
また花がね、歌詞にも出てくるんですけど、
ね、ダリアっていう曲もあると思うんですが、
その辺り、お二人、今日、花つながりですか?
はい、ということで、次の質問に行きますね。
はい、今回ですね、これは私の質問なんですけど、
今回ライブを行うにあたって、
改めてお互いの魅力を感じたところは?
っていうことで、お見合いさせようとする感じですけど、
魅力はどっちですか?
僕、先に言ってしまいましたよね。
先に言ってしまう?
歌の届け方とか、ここにないものなんで。
はい。
僕、先に行くよ。
昔、高橋健さんと、何年前か、2021年に3人でやったときに、
メリーランをやったんですね。高橋健さんの作詞と曲で。
あの時、トップの高見沢さんパートをカーッと歌ってみると、
俺もすげえと思って。
そこですか?
うん。
やっぱり、カーッと歌をハモってても届ける感じ。
一緒にやってて楽しいですよ。
それ、YouTubeで見ます?私。
ハモるの大好きなんですよ。
だから、それ分かんないもんね。
でも、本当に。
あと、俺が下のパートで、アルフィーで言うと、
誰の?まあいいや。
誰が?
完璧なハーモニーをやったんで、
もしネットに上がったら、出たら探してみてください。
あれはかっこいいですよね。
はい。そういうことですね。
大山さんから松口さんの魅力を。
やっぱり、大先輩でもあるし、キャリアをずっと積み重ねてきた。
そのキャリアの重みっていうのは、やっぱり存在自体から感じますね。
ですから、そこをリスペクトしつつ、一緒にやらせてもらってるっていう意味ですね。
そういうことですね。
今日、収録なのであれですけど、
明日、明後日、名古屋の静岡とライブがあるので、
その前日に来ていただいて、今日収録を行ってるんですけど、
明日ですよ。
楽しみですね。
もう本当に、ソールドアウトになるかっていうくらいの勢いで、
盛り上がると思うので、明日。
これ放送流れる頃はもう終わってるんですけど。
でも、この熱いメッセージが電波を通して届くといいなと思っています。
ということで、コージースペーストークでした。
番組の続きをどうぞ。
ねえ、かっこいい!
ね。
いいね。
どうですか?
バラードだけじゃないんだぜ。
はい、ありがとうございます。
ということで、次のコーナーに行きたいと思います。
えーとですね、ここからはですね、今日会場に来ている方からの質問にお二人が答えていただきます。
ということで、皆さんいいですか?
準備はいいかな?
はい、ということでですね、
手を挙げていただくと、
ワイヤレスマイクを渡しますので、直接ご質問お願いします。
あのね、内容によってはちょっとNGだよっていうこともあるかもしれないですけど、
ただ収録でカットするだけでもしかしたら答えていただけるかもしれないということもありますので、
ぜひ積極的にお願いします。
ということで、まずどなたかいらっしゃいますか?
質問。
あれ?あ、来ましたね。はい。
もしお名前言ってもいいよっていうことでしたら、お名前からお願いします。
あ、近所から来ました。
近所から来ました。
奥村敏彦と。
はい、奥村敏彦さん、前回の私のラジオ番組のゲストでした。
ジャズピアニストです。
はい、ということで近所からお越しいただきましてありがとうございます。
はい、質問お願いします。
はい、あの。
はい、こちらに。
僕10代の頃に会話の大好きで聴きまくってライブも行って、
今日は生演奏で聴いて涙出そうになりまして、
やっぱりお会いできて光栄です。感無量です。
質問ですが、
カイバンドの曲は万能のアレンジが本当に面白くて、
曲と人、その世界を実現するためのちょっとした仕掛けがたくさん散りばめられてて、
いろんな曲についてどんな風にアレンジが決まってたとか、
全般的にもお聞きしたいんですけれど。
はい。
キングクリムゾンっぽい音楽をやりたいみたいなこと。
キングクリムゾンっていうバンドみたいなことをやりたいというのがあって、
そのキングクリムゾンのドラムの人が、
ドコドン、チッみたいなことをやってるのを、
やりたくて僕が勝手にやっちゃってるんで、それがたまたま、
キングクリムゾンの人の温かさを知るよ、これだけ。
まあ、それで、
正しいリズムのもとにやってます。
決められたように。
そうですね。
ドン、ドン、ドン、みたいな感じで。
めっちゃ16分か、細かいオープンの裏をピッと入ってて。
だから、面白がってやってました、そういったことを。
ああ、面白がってやってるってことですね。
奥室さんの編曲。
たまたま、人会ったりすることもあったかもしれないですよね。
それで聞いた方が、それでいいんじゃないと言ってくれたりなのかな。
だから、大森さんの曲ですからね。
松尾さんの曲じゃなくて、大森さんの曲ということで。
バンドが面白いのは、いろんなメンバーのアイディアだとかが合わさって、
最初から譜面書いて全部アレンジが決まっているものよりは、
いろんなことができますよね。
困るのは、一曲もできなくてスタジオに集まったメンバーで、
オケ先に録ってしまって作った曲とかがあったりしますんで。
バンドって面白いですよ、やっぱり。
アイディア。
カーテンって曲があるんですけど、あれはオケ先に録って、
曲ができてませんでしたみたいな感じで。
だから逆にオケとマッチングで集会って言ってますよね、開催で。
田中一郎だけ一緒にいて、ギターの掛け合いみたいなのができてたりとか。
そういうバンドの音楽が面白いとこですね。
奥村さんも編曲するので、やっぱりその辺りの質問をしたかったと思うんですね。
ありがとうございます。
続きまして、質問されたい方。
はい、どうぞ。
ビールさんですね。
先ほどね、あっち向いてホイホイしていただいたヤマティさんですけど、はい、どうぞ。
ビールですけど、今日収録日の7月5日はですね、
話は同じだけど大森信和さんの命日で多分20年になるんですけど、
松石さんが先ほど大山さんとの第一印象みたいな話をされてたんですけど、
月並みなんですけど、カイさんや一郎さんや大森さんやメンバーの長岡さんとか、
本当に子供の頃なのか、青春時代なのかわかんないんですけど、
本当の第一印象っていうのを、なんだこのクソガキと思ったのかもわかんないですけど、
その一瞬のひきらめきみたいなのをちょっと教えてください。
まずカイさんは昭和というフォーク喫茶でアルバイト、
中にカウンターの業務をやっていて、
田中一郎さんも既に自分のバンドで出てたんですね。
遊びに行ったら遅くなっちゃって、タクシー代借りるんだったらカイさんがいいよって言われて、
最初から借金をして、500円だけどね。
500円借金したのが、いまだに頭の上がらないところのコンコンにあるんじゃないだろうか。
で、それ本当に最初の口を聞いたときに、
渋谷さんカイさん、タクシー代貸してくださいと、あまり目を見ないようにして言ったような気がする。
田中一郎は高校の同級生でした。
隣のクラスで、授業が始まったらチリンチリンチリンって、
あいつキーホルダーに鈴作ったんですね。
あいつはロッカー開けるときにチリンチリン、一郎が来たみたいなことを言ってるうちにお友達になった感じなんですね。
バンド作ったりしてたんで、でも割と最初から仲良くなりました。
大森さん、長岡さんは、それから大学に入ったときに、
僕が大学1年に入ったときに、大森さんが大学3年生、長岡さんが4年生。
カイさんは年齢的には大学2年生として、だから一切違いみたいな。
正確には違うけど、一切みたいな感じで、ずっと可愛がってもらった。大学1年のときから。
松井は、何でも好きだから、何でもやろうねと言って、
ドラムを叩くことになってしまったというようなこともあるんですけど、
あの2人は本当にいい兄貴みたいな感じでした。
ということで答えになっています。ありがとうございました。
ありがとうございます。どうですか?
どうぞ。マイクが今、いきますね。
会バンド50周年ということでおめでとうございます。
タクシー40周年ということでおめでとうございます。
本当に暑い、暑くて暑い、長野やっています。
来ていただいてありがとうございます。明日すごく楽しみにしております。
そうですよね。
質問なんですけども、事前に流してはくるんですが、松井さんにはですね、
もしカイさんと出会っていなくてですね、会バンドではなくて、
松井バンドでデビューしたとしたらですね、どんなバンドをされてたかなっていうのをちょっと聞きたいなと思ってます。
僕、高校の時に3人でハモるアルフィーみたいなバンドをやってたんですね。
1人は東京に出て行って、白鳳堂に入って、有名なベストヒットin USAの立ち上げからやってたり、
もう1人はトリンプっていう女性下着のメーカーに入ったけど、これは俺の仕事じゃないと言って、
公務員試験を受けて、それから一生公務員で、高校の事務職みたいなことをやって、
2回も結婚して、これ名前出さないからいいよなって。
幸せに暮らしてる奴もいたんで、そいつらの幸せを思うとバンドでデビューしなくてよかったなって思ってます。
そういううちですか。
あと、いかがですか、質問。
もう1つ、田口さん。
水汁の桜井さんがカバーされてますよね。
大山さんの曲をカバーしてるってことですよね。
カバーされてるんですけど、水汁の桜井さん以外に、あの名曲をですね、カバーしとし。
大山さんからカバーしとし。
誰がやってくれても嬉しいし、元々あの曲は元ブルーハーツのマッシュインズなんで、
マッシュインズ当時、うちの事務所にいて、まだブルーハーツ結成する前で、
ブレイカーズっていうバンドをやってて、彼が歌ってたんで、これいい曲だなってことやらせてって言って、
彼にコーラスをやってもらったりとかして、そういう縁であの曲をレコーディングして、
それから随分経って、マッシュインズも自分のソロにレコーディングして、
それを水汁の桜井くんがバンクバンドでカバーしていたりとか、
バンクバンドは俺の最終電車で一緒にカバーしてくれたりとかしてたんで、
今はとても嬉しいですね。
そうですね、あの曲に限らず、これの曲を歌ってくれる人がいるんだったら大歓迎です。
嬉しいですよ。
ありがとうございます。
ではですね、今またギターを、松井さんずっと持っていただいてると思うんですけど、
この番組で音楽関係者がなぜか多いので、音楽番組と勘違いされている方がいらっしゃるんですけど、
今日はインタビュー番組で、それですが結構生演奏していただけるので本当にありがたいんですが、
今日もですね、さらにもう一曲お願いしております。
2曲目ですね。
こちら作詞作曲は小山拓司さんで、曲目は傷だらけの天使です。
どうぞ。
その日俺たちは兄弟になった
街あずれのサビレート交差点で
二人のスプレッシュコールは風に舞い
自由な足を振り回してもみた
俺たちは最後に笑うはずだった
まるで映画のシロみたいにさ
GET AWAY優しくしてくれるけど
GET AWAY本当は嬉しかったんだ
GET AWAY
でも分かったよ俺たちは
GET AWAY傷だらけの天使
俺たちはただ生と変態で
操られてることに気づいてもいた