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Life Designチャンネル、このチャンネルは介護福祉業界で約20年間働き、現役のケアマネージャーである私、やまとゆきが、介護のことや自身で作ったノート、ライフデザインノートについてお話しさせていただいております。
おはようございます。やまとゆきです。
今日は少し鼻声だったりするかもしれません。お聞き苦しかったら申し訳ございません。
今日なんですけれども、まずは一つお知らせです。私、やまとゆき、公式LINEを始めました。パチパチパチパチ。
はい、先週からですね、始めさせていただいた公式LINEなんですけれども、いろいろな方にご登録いただいています。本当にありがとうございます。
私の公式LINEではですね、親との会話の始め方集と言いまして、親と話をしないといけないというのはわかっているんだけれども、どうやって話を切り出せばいいのか悩んでいるというそこのあなたに向けて、こんな話の切り出し方はどうでしょうかというですね、紹介をさせていただいております。
ご興味がある方、概要欄に私の公式LINEの概要を置いておきますのでチェックしてみてください。
介護保険料の基本
はい、続きまして今日の問題なんですが、皆さん、介護保険料と介護サービス利用料って何が違うかなんとなくわかりますか?
時々聞かれる内容になりますので、今日はその話をしていきたいと思います。
皆さん、介護保険料と聞いて何が思い浮かぶでしょうか?
実際にサービスを使ったお金かな?それとも介護保険のお金かな?
この介護保険料というのはですね、40歳以上の方が基本的に納める義務があるものになります。
なので40歳のお誕生日を迎えたその月から、お給料から介護保険料が引かれることとなります。
これの表記といたしまして、健康保険料と合わせて引かれているということが多いのかな?とも思います。
ただ会社ですとか、教会憲法さんとか、いろんな健康保険の組合さんがあると思うんですけれども、それによってまたちょっと異なってきますので、そこら辺をちょっと割愛させていただきますね。
この支払いっていつまで続くと思いますか?
正解です。ずっと続きます。
これは年金を受け取るようになっても、年金から引かれます。
65歳以上になったらまたその額が変わったりとかいろいろあるんですけれども、今回はこの介護保険料と介護サービス利用料がどうして違うのかっていうのをですね、先日ちょっと問い合わせがあったんですよね。
サービス利用時の支払い
話の内容としてはこうです。
とあるご利用者様、80代のご利用者様のご家族の方がいらっしゃいました。
うちの親はずっと介護保険料を払ってきている。
なのに、なんでサービスを使ったらそのお金を払わなければいけないんでしょうか?というご質問がございました。
お気持ちはよくわかります。
では皆さん、ここで一つ考えていただきたいんですけれども、医療のお金ってどうですか?
皆さんは20歳を超えると、健康保険料というものを払っていくと思うんですけれども、
あとは自営業の方とかは、扶養というのがないのでお支払いしていくという流れとかにはなると思うんですけれども、
大体の方は20歳以上になったら払っていくという感じ。
あとは高校卒業して社会に出たらお支払いしていくというものにはなってくると思うんですけれども、
その保険料を払っているから、皆さんが病院に行った時に3割ないし、ご高齢の方は1割でお支払いが済むということなんですよね。
これは自分が受けた医療行為が、みんなが払ってくれている健康保険料、それで7割程度賄ってもらっているという考えです。
同じように、私が払っているお金で誰かの医療費が3割で済んでいる、子どもの場合は500円で済んでいるということになります。
介護保険も同じ考えです。
40歳以上の方が介護保険料を納めてくれているから、自分たちの親、もしくは自分が介護保険を使う時には1割の負担でいいよという制度になります。
もちろんこれは所得の兼ね合いで、1割負担じゃなくて2割、3割という方もいらっしゃいます。
医療保険も例外ではなく、そういうこともあります。
今は大まかな話をさせていただいております。
なので、このサービス費というのは利用するサービスに支払うお金です。
ヘルパーさんが来てくれたので、ヘルパーさんに対して支払うお金になります。
これは医療で言ったら、病院を受診した時の支払いと同じということですね。
介護保険というのは2000年に制度が始まったものになりますので、そこまで古くない歴史があるかなと思います。
言っても25年経つんですけどね。
今までもずっと改定、改定、改定、改定、改定、改定を繰り返してきて、今の形になっています。
ここでもう一つなんですが、40歳からの介護保険料をもし未納にしてしまった場合、
1年間、2年間、3年間、はたまたずっと未納になった場合って、
これってどうなるの?というお話をさせていただきたいと思います。
介護保険料を未納だった期間があるから、あなたは介護保険が受けられませんということではありません。
介護保険は必要になったら申請をして受けられます。
ですが、その割合が1割負担ではなく3割負担になったりですとか、
一度全ての利用の金額を押し払いして、そこから申請して9割のお金が返ってくるという利用の形態に変わる場合があります。
未納と制度の意義
最初の方にもお伝えさせていただいたんですけれども、
医療も介護もその負担を負っている人がいらっしゃいます。私も支払っています。
そして私が支払った保険料というのは、誰かの命を助けたり、
誰かの転ばむ先の杖をレンタルしたり、起き上がれない人のベッドを借りたりですとか、そういったことに使われています。
私が好きなポイシーパーソナリティのDJノビーさんという方が、以前こんなお話をしておりました。
保険料は確かに安くない。だけれども、自分の親の金銭的な負担をみんなで負担している。
自分一人だけでは到底見ることができない。だからこの制度というものは素晴らしいものであるというふうにお話をされていました。
制度には確かに歪みがあったりですとか、いろいろと抱えている問題は大きいところがあるので、
そういうのが介護保険です。ですが、あなたが収めた介護料が誰かの親を助ける、そして誰かのパートナーを助けている。
そういう気持ちでまた高い税金を取られたと思うだけではなくて、誰かの助けになっているのかなと思ったら、ちょっと気持ちが晴れるんじゃないかなと思います。
今日は、介護保険料と介護保険、サービス利用料の違いのお話をさせていただきました。
どなたかの参考になれば幸いです。
そしてまた、本日お話しさせていただいた内容というものは、現在2025年5月時点のお話になります。
そちらをご了承いただければと思います。
本日も最後まで聞いていただきありがとうございます。
LINE登録していただき、ご質問などがございましたらいつでもお寄せください。
今日が皆さんにとって素晴らしい一日になりますように。
それではまた次回。