エンディングノートの重要性
Life Designチャンネル、このチャンネルは介護福祉協会で約20年間働き、現役のケアマネージャーである私、やまと ゆきが、自身で作ったノート、ライフデザインノート、介護の話をさせていただくチャンネルになります。
おはようございます、やまと ゆきです。
今日は、私自身のお話を少しさせていただきたいと思います。
私自身は、エンディングノートですとか、就活みたいなことをどういうふうにやっているのかというのと、ここで皆さんにお知らせしておきたい大きな落とし穴があるよっていうところも、ちょっと含めてお話ができたらと思います。
よければ最後までお付き合いください。
私自身のお話なんですけれども、私は毎年毎年、だいたい4月、ゴールデンウィークぐらいかなに、自分のエンディングノートというか、就活ノートというか、そういったものを書いております。
これは毎年書いています。
なぜかと言いますと、1年を通して新しく契約したもの、解約したもの、スタートしたもの、やめたものって結構あると思うんですよね。
で、なんでゴールデンウィークなのかって言ったら、4月っていろんなことが変わる季節じゃありませんか。
例えば、子どもが入学した、入園したとか、卒業した、卒園したとか、あとは会社の期末が3月末で4月から新しいポジションについたとか、私自身はちょっと全然違う期末なんであれなんですけれども、
そういった、結構4月って日本という国においては、新しい季節、新しく何かが始まる季節みたいな感じになると思うんですよね。
なので、私自身のことで変化があったりとか、私の周りのことで変化があったりとかっていうのが結構起こりやすい月なので、5月のゴールデンウィークに1回それを見直しをして、今の自分の最新の情報を残しておくということをしております。
例えば〇〇を契約しているとか、新しく銀行口座をこういう理由で作ったとか、それに伴ってここの口座も作ってないから解約したとかね。
今はお金回りの話になってますけども、あと保険の話ですとか、サブスクのこととか、あと運動系、フィットネスジムに入ったとか、それがどこからお金が引き落とされているのかとか、
これもお金回りですよね。あとはこういうことをやってほしいっていうので、私毎年、毎年っていうか、そういうのをまとめた一番最後に何年何月何日って言って、
自分が今、就活というか終わりのことを考えてこう思っているっていうことを書いておくっていうのもしております。
で、これどこかでお話ししたかもしれないんですけれども、私一昨年は、実はもうお葬式なんかしなくていいって、お葬式なんかって言ったら悪いですね。
お葬式はしなくていい。もう誰も知らない、なんなら直葬でもいい。直葬って皆さんご存知ですかね。もう亡くなったらそのままもうお身体を焼いてくれみたいな。
で、なんならもう骨ももうもらわなくていいみたいな、墓はいらんみたいな感じで、言ったら自分はもう亡くなったらそこでやっぱり自分としては終わりだから何も残さないでくれっていうのを書いておいてたんですよね。
なんだけども、それは去年か。で、今年の4月ゴールデンウィークはちょっと考えが変わって、お葬式もいろんなことも残された人たちがやりたいんだったらやっていいよっていうのにスタンスが変わったんですよね。
これはお葬式の考え方とかそういったことの考え方っていうのがちょっとガラッと変わったっていう出来事があったんですけれども、やっぱりこうそういうのって亡くなった側じゃなくて、送り出す側がどういうふうに気持ちに蹴りをつけるかっていうので、お葬式とかそういうのって必要だよっていうお話をちょっとやっぱり聞いたので、それもそうだよなっていうふうに私も考えて、
やりたかったらやってもいい。どんな形でやってもいいよって。お墓はただいらないからみたいなのとかを書いておいてるんですね。来年は私どういう気持ちになるのかっていうのはちょっとわかんないんですけど。
で、ここで大事なこと、一つ落とし穴のお話をさせていただきたいと思います。こうやってエンディングノートを書いたりとか、そういったことをするっていうのは本当に大事なことで、できたら皆さん、遅いな、早いなんてことはないんですよ。どちらかというと遅いっていうことがあるかもしれない。
だって人間、いつあちらの世界に呼ばれるかっていうのは本当わからないんでね。どうして残しておいてくれなかったんだとか、何が何だかわからないじゃないかって、やっぱりわからなくなっちゃうのが嫌なので、それで残された家族の生活が立ち行かなくなるっていう方が私は嫌だったので、自分の終わりを考えるっていうのが嫌だなっていう気持ちよりも、
もし何かがあった時に、銀行とかね、どこでお金がどうなって、どういうやりくりをしてるからっていうのが、今は正直私しかわかってないっていう状態があったので、そこら辺を可視化して、ちゃんとわかるようにしておかないと、残された家族が大変なんだよなってところに気づいたので、そこら辺はもう結構細かく書くようにはしております。
ただね、これね、こういうノートがあるよ、こういうこと書いてるよっていうのは、家族に伝えとかないと、正直書くだけで満足して、書いて満足置いといたで、誰が見るんですかねっていう落とし穴があるんですよ。
このノートを見てほしい、で、亡くなってから見るじゃ遅いことも結構あるじゃないですか。だから、生前に私が何かがあった時にこれを見てほしい、ここに入れてるからっていうのは、必ず家族の誰かには伝えておいてほしいんですよ。
そんな縁起でもないっていう話がね、また出てくるかもしれないけれども、これって見つからなかったら何の意味もないんですよ。変な話ね。こういう時にこうしてほしいとか、延命は望まないとか、そういうところも書いてあったとしても、それを家族が知らなかったら、どうしていいかわからないから延命してくださいってなっちゃうかもしれないじゃないですか。
だから、書いてあるということをしっかり伝える。これも大事なことなんだなっていう、書いて終わりではありません。書いてここに残してあるよ、ここに置いてあるよという伝えることまでが、エンディングノートの一つの大きな役割っていうところを皆さん覚えておいていただけると嬉しく思います。
情報の伝達
今日は、エンディングノートの落とし穴と言いまして、書いていることを誰かが知らないと、それは書いているということにならないかもしれないよっていうお話をさせていただきました。どなたかの参考になれば幸いです。
今日が皆さんにとって素晴らしい一日になりますように。それではまた次回。