親との対話の重要性
Life Designチャンネル、このチャンネルは介護福祉業界で約20年間働き、現役の主任ケアマネージャーである私、やまとゆきが介護の話や、自身で作ったノート、ライフデザインノートのお話をさせていただいているチャンネルです。
聴くエンディングノート、ライフデザインノートって一体なんだろう?と気になられた方は、
概要欄にあります、ベースの商品ページ、または私のインスタグラムで内容を解説しているページがありますので、そちらもチェックしてみてください。
おはようございます、やまとゆきです。
今日は11月30日、人生会議の日、当日です。
今日お話しさせていただく内容は、
だからやっぱり家族と話をしよう、という内容になります。
よかったら最後までお付き合いください。
11月30日が人生会議の日というので、
ここ1週間毎日、いろんな体にまつわることですとか、
寿命のお話、お墓のお話、いろんなことをさせていただきました。
そんな中、私は自分自身で聞くエンディングノート、ライフデザインノートというものを作って販売しております。
これがなぜ生まれたのか、そういったお話はいろんな
スタンドFMですとか、SNSの媒体でお話しさせていただいているんですけれども、
今日はもう一度そのお話をさせていただきたいと思います。
私のお話なんですけれども、人生って後悔の連続だと思うんですよね。
後悔しない人生なんか、私は100%後悔しない人生はないと思いますし、
例えば二択で選択肢を迫られた時に、あっちを選んでいれば、なんていうふうに思うことも多分あると思います。
なんだけれども、後悔っていうのは、私は薄くすることができると思っています。
それは、選んだ先に努力をするとか、選ぶ前にいろいろなことに挑戦するとかやってみるとか、
そういったことで自分が決めた決定っていうのを、イエスにする、正しくする、良かったことにするっていうのは、自分自身でできると思うんですよね。
後悔がない人生なんて、私は面白くもないし、絶対にあるものだからこそ、それを少しでも薄くしようと思って、
いろんな努力をするから人間って面白いなって思っています。
今なんでこのお話をしたのかなんですけれども、それってね、人が亡くなって、いろんな後悔っていうのが本当に出てくるんですよ。
もっと話をしておけばよかった。もっといろんなところに一緒に行けばよかった。
これって子育てにも結構言えると思うんですけど、もっと小さい時にうるさいなって思ってたけど話を聞けばよかったとか、
もっと抱っこができる時に抱っこをしておくべきだったとかね、子育てを楽しむべきだったとかって言われると思うんですけど、
やっている当事者はいっぱいいっぱいなんですよ。いっぱいいっぱいだからわかんないんですよ。私も正直わかんないです。
今が一番かわいい時期よなんて言われても、いや今が一番大変なんですけど、この大変さを誰かわかってくださいよ、変わってくださいよって思ってた時期もありますし、
今でも時々思っちゃうこともあります。
なんだけど、なぞ元すぎればじゃなくて、やっぱり子育てって自分を育ててくれているのもありますし、すごく楽しいんですよね。
私は自分の息子、彼がいなかったら体験しなかった感情も、体験しなかったことも、行かなかった場所も、出会わなかった人も、知ることがなかった知識もたくさん教えてもらいました。
そして今も教えてもらっています。
で、介護もね、本当にそんな感じなんですよ。
私は本当に思っています。もっと母親と話ししておけばよかった。
母親がどういう気持ちで子育てをして、どういう気持ちで生きてきて、そしてもっともっと生きたかっただろうと思ってるんですけど、
60を超えた瞬間に、残りの人生どんな感じに、もっとね寿命が長かったら、今も生きてたら、この10年はどんな感じに生きていきたかったんだろうとか、やっぱり思います。
もっと母の料理をしっかり学べばよかったとか。
でもね、楽しかった思い出もたくさんあるから、その思い出に救われている私もいます。
母が作ってくれた料理は美味しかったですし、耳の聞こえが悪い私を病院に連れて行って、耳じゃなくてその伝達がおかしいんです、どちらかというと脳の方ですって言われて、
まあ、どっかが悪いわけじゃなくてよかったって明らかに笑う母だったりとか、
私が4月の1日に就職した一番最初の年に、今までというかありがとうございます学生が終わって社会人になりましたって連絡を入れた時にね、
ちなみに今お付き合いしている彼がいてって話をしたら、
エイプリルフールだからってそんな冗談言わなくていいのよって本気で言ってきた子とかね、楽しい思い出とかいっぱいあるんですよ。
で、後悔をしない生き方なんかないし、絶対的に後悔はしてるんだけど、この思い出がその後悔を薄くしてくれることってたくさんあるんですよね。
親のことを子供が決めないといけないシーンって結構あると思います。
その時に、ちゃんと話したっけ?最後にまともに会話したのいつだったっけ?ってならないようにしてほしいんですよ。
私はずっとこの1週間、寿命の話とか、どこで亡くなりたいのかとか、お墓の話とか、いろんなお話をしてきました。
必然的に、親は子供よりも先に天国に行きます。
それがいつかなんてわからないんです。
私は本当に突然でした。
病気が発症してからの間、4ヶ月でした。
それまでは元気だったんです。
最後の1ヶ月はほぼほぼ医師の疎通ができないぐらいでした。
だからこそ、話をして後悔しないようにしてほしいんです。
行動の呼びかけ
たくさんのいろんな思いがあると思います。親御さんにも自分自身にも。
そして今、忙しいから実家に帰れないっていう人もいると思います。
たった一つのLINEでも構わないです。
たった一つのメールでも構いません。
今日が人生会議だからといって、そんな重苦しい話をしなくていいんです。
今日皆さん、親御さんに、元気?って連絡入れてみませんか?
そこから始まる会話ってきっとあります。
今日は人生会議の日です。
いろんな話をみんなとする日なんですけれども、
いつもはできていなかったお父さん、お母さん、元気?って連絡をしてほしいです。
今日はそんな日にしていただけたらなと思って、この1週間いろいろとお話をさせていただきました。
どなたかの参考になれば、どなたかの行動の糧になれば幸いです。
いつもいいねやコメント、本当にありがとうございます。
そして1ヶ月間まるまると毎日配信をさせていただきました。
今後どうするのか、そういったことはちょっと振り返りをしながら、いろいろと考えていきたいと思います。
明日からちょっとだけリニューアルも入りますので、
こちらのライフデザインチャンネルどうぞまたお聞きください。
最後まで聞いていただきありがとうございます。
それではまた次回。