政治家になる理由
はいどうも、中央区議会議員のほづみゆうきと申します。 今回、ボドキャストを始めることにいたしました。
最初のエピソードとして選んだのは、なんで政治家やってるのかというところです。 今回このエピソードを選んだのはですね、まず今の仕事が
区議会議員といういわゆる政治家の仕事をしているからというところが一つと、 あとはこのボドキャストで話していく内容の中心がこの議会だったりですとか
政治家としての活動の話になってくるかなと思ってますので、 まずそもそものところで私、ほづみゆうきという人間がなんで政治家を目指しているのか
というところについてお話ができればと思ったところです。 大きくはですね、3つぐらいあると思ってまして
1つはですね、議会や行政に国民の声が届いていないというところ。 2つ目に、合理的とは思われないような意思決定が行われているよねというところ。
最後3つ目に今日の在り方みたいなところを変えたいよねみたいな思いがありました。 この大きくは3つがあってですね、私政治家を目指してまして
幸い今政治家という立場で仕事をやらせていただいているところです。 なので早速いきます。1つ目、議会や行政に国民の声が届いていないよね
というところですね。 まず議会というところを見るとですね、子育て世代ですとか、いわゆる当事者の人たちというのが非常に少ないなという印象があります。
中央区という自治体はここ10年ぐらいでマンション、いわゆるタワマンというものも含めてですね、非常に増えていまして
大体その30代、40代の子育てで共働きの世代みたいな人たちというのは非常に多いんですけれども、議会とかを見てみるとですね、必ずしもそういう人たちというのは多くないというところがあります。
それとですね、議会議員とかの立場にならなくても、行政に対して意見をするということは不可能じゃないかと思っています。
いわゆる会議とか審議会みたいなものだったりとかで、区民委員みたいなのに選定されて、そこでいろいろ住民としての声を届けるみたいなことはやれなくもないんですけれども、正直中央区って自治体を見たときに積極的にそういうことをやってるなという印象があまり感じられなかったというところもあります。
いわゆる街の声を聞くというふうになったときに、全くフラットに聞くというよりはですね、やっぱりどうしても町会の会長さんですとか、そういった声を聞くというようなことが割と一般的に行われていて、もちろんそういう人たちの声が、区民の声じゃないというところまでは言わないんですけれども、やはりその一部の人たちってところになってしまいますし、やはりその町会長とかそういう立場になってしまうと、かなり高齢の方になったりすると。
そうすると、住民の人たちの多数を占めているようなところとは若干意見がずれてしまうんじゃないかなみたいなところが課題意識として持っていますと。
これがその区民の声が届いていないんじゃないかというところの課題意識の部分ですね。
合理的でない意思決定
もう一つはですね、合理的とは思われないような意思決定が行われているというところが2つ目の理由です。
これは1つ目に挙げた当事者性がないというところにも結構影響しているんじゃないかと思うんですけれども、一例として挙げると、保育園ですとか学童クラブの待機児童という問題ですね。
最近、ここ5、4、5年ぐらいですかね、保育園の待機児童というところについてはある程度解消したというふうに言われています。
一億の中でも、晴海とか一部のエリアでは近隣には保育園がないという状況は今もあるんですけれども、ちょっと足を伸ばしてもらえると勝ち時とかですね、足伸ばしていただくと一応なくはないという状況にはなってきているので、
一時期のね、本当にその屋内全然保育園がないみたいな状況からは変わってきたというところはあるんですけれども、
それがですね、配備、再地されるにあたってもですね、やっぱり他の自治体と比較すると、決してその進み方というのは早くなかったというところがありますし、
今はですね、いわゆる学童クラブの問題というのが、中国の中でも問題になってまして、年間200人以上の待機児童という状況が出ている問題があります。
待機児童の問題、保育園の話でいうと、子供が生まれるか生まれないかというところが分からないから読めないというところはあるんですけれども、
学童クラブ、いわゆる小学校の放課後の居場所に関してはですね、生まれれば大体、当然小学校に行くわけで、
当働きの世帯であれば当然利用したいという人はいるわけなので、おおよそ必要なレベルというのは分かるはずなんですけれども、
それが十分に整備できないみたいなところもあったりして、対応が結構ゴテゴテに回っているんじゃないかという印象を受けているというところですね。
そういう当事者が非常に困っているところに対しての補助なり施設の整備だったりというところが十分に行き届いてないんじゃないかというところですね。
一方でですね、いわゆる高齢者の方々への事業というのは23区の中でも手厚いて、ところも若干ちょっと違和感があるというところですね。
経路事業というものがありまして、これはいわゆる歌舞伎座ですとか明治座ですとか、その区内にある劇場に高齢者の方を招きするような事業がありまして、
大体年間7000万から8000万ぐらいの予算が使われているような事業になります。
いわゆるこの経路イベントみたいなものは、いろんな自治体で行われてはいるところなんですけれども、
なかなかこれぐらいの規模感でやっているような自治体というのは23区では少なくともないですし、おそらくその他の自治体でもないんじゃないかと思います。
あとですね、結構大きな話としては、2022年にありました高齢者への臨時給付みたいなのが結構象徴的なのかなと思っていまして、
これは、区内の65歳以上の方に1万2000円を配るというような事業で、総額3.5億円かかっているような事業ですね。
この目的としてはですね、コロナ禍における原油価格や物価高騰への対策みたいな話なんですけれども、
問題はその対象者を高齢者だけ永遠に限定しているというところでして、当然コロナ禍の影響を受けるのは高齢者だけじゃないよねって話ですし、
あとは高齢者の方でも働いている人たちも当然いるわけで、そういう人たちは年金暮らしというわけでもないから、
必ずしもそういった補助が必要か欠かというと、やっぱりそうではないんじゃないかなと思うんですよね。
なので年齢で単純に縛ってそれを給付するみたいなことに関しては、なかなか合理性を欠くんじゃないかというところで、
それは同じような他の自治体とかを見ても、こんなことをやっている自治体というのは全然なくて、
そこを見ても合理性はないんじゃないかというふうに思っているんですけれども、
要するにこんなわけのわからないような意思決定が行われて、それがそのまま通ってしまえば議会というものに対して、
なんだこりゃって思ったところがありまして、これが正直直接的に選挙に出てみようと思ったきっかけだったりもします。
あとは元行政マンの目線からすると、もっと議会でこんなことできるんじゃないかというふうに思っていたというところもあります。
結構感情に流れがちみたいなところというのは議会というか議員の人たちというのはあるんじゃないかなと思うんですけれども、
他方で行政は行政で、いろんな間違いがあっちゃいけないというところで運営していたりするので、
なかなかその感情で動くものではないのかなと思っているんですよね。
なので、なかなか感情ですごく大変なんですみたいな話をですね、いかに感情を込めたところで、
何か行政の何か知らないし、国が変わるかというと決してそんなことはない。
他方で合理的な攻め方をすれば、もうちょっと何か変わる要素はあるんじゃないかなというところは反面思っていたところなんですね。
これは今まさに政治家としてやっているところではあるんですけれども、
例えばデータをいろいろ調べて、他の自治体と比較して中央区がどうかみたいなところを示してみるですとか、
他の区の運用がおかしかったりした場合に、東京都であったり国だったりというところのガイドラインとか要項みたいなものを読み込んで、
やはりそこを比較して妥当性について整理して、それをもとに訴えるですとか、
そういったやり方をしてみると、もう少し変えられる部分はあるんじゃないかなというのを思っていまして、
こういったところの観点もありました。
これら大きく2つのところで合理的とは思われないような意思決定が行われているんじゃないかなと思っていて、
そこを何とか変えられるんじゃないかなというところは思ったというのがもう2つ目の理由ですね。
選挙制度の課題
最後に、こんな議会とか議員を生み出しているような選挙のあり方を変えたいというのが3つ目の理由ですね。
これまで言ってきた2つの理由ですね。議会や行政に住民の声が十分に届いていないということ、
あとは結果として必ずしも合理的とは思われないような意思決定が行われていること、
これらが何で起きているんだろうということを考えたときに、
それは今の政治家を決める手段であるところの選挙なんじゃないかというふうに思っているんですね。
本来政治家って住民の代表者ですので、それは本来的には住民の分布と大体同じぐらいになっているべきものじゃないかと思うんですよね。
それは年齢であったり性別、あとは職業みたいな様々な面あるかと思うんですけども、
やはりそこに歪みが出てしまうとそこでの意思決定というところが、
やはり住民の感覚というところとずれてくるんじゃないかというところを思っているわけなんですよね。
なのでこの選挙というのが一つのより良い住民にとっての行政が実現しない理由なんじゃないかと思ってまして、
これを抱えられたらいいなと思ってたんですよね。
一方で選挙ってすごく大変だって印象が皆さんあるかと思うんですよね。
なかなかこれを聞いていただいている政治家、同業者の方がどれぐらいいるかわからないんですけども、
なかなか一人の通りの多い場所でいきなりマイク持ってしゃべってくださいみたいなのはなかなか大変だと思うんですよね、メンタル的にも。
あとは街中に自分のポスターを貼ってみたいなことをやってますし、
あとは選挙期間中みたいなところで言うと選挙カーで街中走り回って、
いろんなところで演説みたいなことをやって、ビラも配ってみたいなことをやったりみたいなことをやらざるを得ないみたいな印象がどうしてもあるかと思います。
そういった大変さというところも含めありますし、あとはお金ですよね。お金も非常にかかるという印象がありますよね。
そうするとなかなかおかしいよねだったりとか思っていても、
選挙に出てみようか、政治家になってみようかというのはなかなかハードルが高いんじゃないかというふうに思っているんですけども、
ただ、これら大変なものというのが本当に重要なのかなというところで言うと、
意外とそうじゃないんじゃないかなというふうな思いはずっと前から私自身は持っていて、
実はそれ変えられるんじゃないの、もっと別のやり方をやっても選挙に勝てるんじゃないのという思いはあったんですね。
これは自分自身が言える一有権者として、
例えば選挙カーで走っている人たちを見て、入れたろって思うかというと思わないわけですよね。
やっぱり駅に立っている人がいるから、その人に入れたろって思うかというと思わないわけですよね。
そういう自分自身の思いというところも含めて、もっと選挙のあり方を変えられるんじゃないかというところがあって、
そういう選挙のあり方がもし変わったら、もっといろんな人が参加してくれるようになるんじゃないか。
そうすると、もっとその行政、中央区だったら中央区、他の自治体だったら他の自治体の中で、
もっといい意思決定ができるんじゃないかというふうに思っていたんですね。
その一つの参考事例として、自分自身が出ることに意味があるんじゃないかなということを思ったところなんですよね。
政治家としての経験
幸いにして勝ちまして、今の立場にあるというのが現状ですね。
どういう選挙をやっていたかみたいな話に関しては、また別のエピソードでお話ができればと思っております。
今回のまとめのところですね。今回はなぜ政治家を目指してきたのかというところについてお話をしてきました。
一つは住民の声が届いていない。
二つ目、合理的とは思えないような意思決定が行われている。
三点目、選挙を変えたいというところですね。
この大きく三つのところで政治家を目指してきたというところですね。
実際に政治家になってどういうことをやっているのかとか、
あそこの理想として思っていたところとのずれだったりとか、
そういったところはいろいろまたエピソードとしてありますので、また今後そういった話はしていけたらと思っております。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
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それではまた次のエピソードでお会いしましょう。ありがとうございます。