東京都議会議員選挙の現状
はいどうも、ほづみゆうきです。今回は、今ちょうど都議選、東京都議会議員選挙が行われていますので、これに向けて是非投票に行こうぜという話についてやっていきたいと思います。
6月13日から都議選がスタートしまして、6月22日の日曜日が投票日になっております。
これに関して投票に行こうということなんですけれども、結構皆さん投票に行く人、行かない人います。今回こういう放送を聞いていただいている方でいうと、投票に行く方の方が多いのかなというふうに思いますけれども、
実際問題、投票に行く方ってかなりマイノリティだったりします。実際ですね、6割ぐらいの人たち行かないんです。前回、都議選というのが2021年にあったんですけれども、その投票率見てみると39.19%、私住んでいる中央区でいうとそんな割合です。
要するに10人いて6人が行かないというような状況なわけですよね。そんな形になっておるので、そんな極端に今回上がるとは思えないので、今回もおそらく同じぐらいの数字になるんじゃないかなと思っております。
そんな状況の中、ぜひ投票に行っていただきたいなと思っておりますので、何で皆さん行かれないのかなというところと、何で行ったほうがいいのかなというところに関していくつか話していきたいと思っております。
まず、何で投票に行かないのかというところですね。よく聞く話として大きく3つぐらいあるかなと思っております。
まず1つ目、めんどくさいというところですね。日曜日に投票日って設定されています。そうすると当然家族のイベントだったりとか、友達とどこかに遊びに行くであったり、あとはせっかく休日なんだからのんびりしたよねみたいなこともあったりして、
そこでわざわざそれなりに近くにはあると思うんですけども、その投票場所に行くっていうことがめんどくさいと思う方っていうのはかなりいらっしゃるんじゃないかなという気はします。
2つ目はよくわからないみたいなところ。たくさん候補者の方がいらっしゃって、その人がいろいろ訴えかけられていることも違いますし、
なんか政党とかも様々あったりして、今回都議選ってことなのでそれほど数は多くはないかもしれないんですけども、候補者の方が。
とはいえその中で誰を選ぶべきかみたいなことを思ったときに、ちょっと決めきれないどれがいいのかなみたいなところで悩んでしまって結局投票しないみたいなことっていうのもあるんじゃないかなと思います。
最後に3つ目としてはやはり投票しても変わらないよねみたいなところ。自分の1票、当然個人個人に割り当たっている票というのは1票なわけですけども、
例えば都議選、中国の都議選でいうと大体当選される方2万票ぐらい取っているんですけども、そうするとその2万の中の1票があったところではなかったところで、
なんか変わるとは思えないよねみたいなところがあるのかなと思っております。こんな感じでめんどくさい、よくわからん、あと投票しても変わんないんじゃないのみたいなところ。
そういった思いがあって投票に行かないっていうことがあるのかなというふうに考えております。
投票の重要性
これらの気持ちが分かる部分もありつつ、だからこそ投票に行ってほしいなというところは、私自身政治家という立場からも思ってまして、
なんで投票に行ったほうがいいのかなというところについて次に話していきたいと思っております。
なぜ投票に行くべきなのかというところなんですけども、まず民意の反映ということですよね。
なんで政治家を選ぶのかということでいうと、いわゆる議会、東京都でいうと都議会というものがあって、
その中に我々中央区であれば中央区の代表者をそこに送るということですよね。
本当は民意を反映させる、我々住民の声を反映させるということをやるにあたって、一人一人聞いていけばもちろんいいんだけれども、それがなかなか難しいよねということがあって、
代表者、中央区代表を決めるというのが今回の都議会議員選挙ということですよね。
となると当然そこの誰が代表なのかを決めるにあたっては、できる限りその多くの人たちが投票した結果としてこの人が選ばれたんですよという形になったほうが当然それは望ましいよねということなんですよね。
さっきも言いました通り、39.19%という極めて低い投票率なわけですけれども、39%で当選された方と70%で当選された方というと、やはりそこの民意をいかに代表しているかというところが変わってくるんじゃないかなというところなんですよね。
もちろん投票先という話というとまた分かれてくることになりますので、要するに39%の投票があったからといって、実際に当選される方がその39%を得票、要するに票をもらっているわけではないですよね。
4人、5人とか投票される対象、その候補者がいるわけなので、そこは分かれてくるんですけれども、とはいえ投票率というところがまずベースにあるわけなので、その投票率がやっぱり高い低いというところが民意の反映ということで大きな意味があるんじゃないかなと思っています。
もう一つは組織票というところが考えるべきところなのかなと思っています。投票率39%ということで言いましたけれども、当然住民の中でも選挙に絶対に行く人とそうでもないよねという人たちがいるわけなんですね。
特定の政党、例えば自民党、立憲民主党、公明党みたいな、そういう政党には支持者という人たちがいます。そういう人たちはもちろんそこの政党から何らかの候補者が毎回出ていて、選挙があれば当然その候補者の人たちに投票をするというようなことがあるわけですよね。
こういうのは組織票みたいなことを言っています。組織の票ってことですよね。一方でそういう政党を、特定の政党を支持していない、いわゆる無党派層という人たちがいます。そういう人たちというのは無党派っていう名の通り、どこかの政党を支持していないわけなので、積極的に投票に行くとは限らないんですね。
すごく関心があるテーマで発信をしていたりですとか、たまたまそのタイミングで脅威のある政党があったりとか、そういったことがあれば投票に行くけれども、そうじゃないと組織票と言われている人たちからすると絶対に投票に行くみたいな感じではないわけなんですね。
ということになると、特票数、投票率が低くなってしまうと、相対的に組織票の力というのが強くなるというふうに言われています。逆に言うと投票率が上がると、無党派層の投票が増えていくと、相対的に組織票の割合が薄まるわけなので弱くなるということになります。
組織票というとゴリゴリにその政党の考え方に寄った人たちがある種機械的に投票をするという形になりますので、そこは多様な意見、多様な民意を反映させるという意味だと、あまりそこの組織票というのが強くなることは望ましくはないと思うんですよね。
その意味でも、無党派の人たちこそ投票に行ってほしいというのがあったりします。
投票データの意義
あと3つ目に、データの蓄積という観点もあります。誰々に投票したかみたいな情報というのは、もちろん厳重に保護されていて、分かりません。私、例えばホズミンがドコドコ党に投票しました。誰々さんに投票しましたみたいな情報というのは、そこは一切明らかにならないようになっているんですけども。
一方で、ドコドコの選挙区の中でどういう年代の人が投票しましたか。例えば20代は投票率20%です。60代のは70%ですみたいな、そういう年代別の投票率だったりとか、あとは投票所別、ドコドコ地域だと60%です。
ドコドコ地域だと30%ですみたいな地域別の投票率みたいなものも、実は投票が終わった後に公開されるようになっています。これは全ての自治体で行われていて、選挙の記録というような雑誌がありまして、そこで記録されて誰でも読むことができます。
ウェブサイトに上がっているところもあれば、情報公開コーナーみたいなところに行かないと見られない。あとは中身によってもどこまで詳しく調査されているかっていうのは結構程度の違いがあったりするんですけど、その選挙の記録自体はどこでも出しているような情報なので見ることができます。
このデータは選挙に出る人であれば絶対に見ていると私自身は思っています。私も当然見ました。いかにその票を取るか選挙にあたって、どこでどういう年代、どういう地域でどれぐらい票を取れるのか、どれぐらい見込まれるのかっていうのは当然その票をいかに奪い合うかっていうゲームなわけなのでめちゃくちゃ考えるわけですね。
だからどういう政策に訴えるかとか、どういうエリアで活動をするかみたいなことについても当然そのデータをもとに考えるわけなんですね。
そうすると、例えば年代別で20代の人たちは投票に20%しか行きませんとかってことに例えばなったりすると、やっぱりそういう人たちに訴えたとしても、やっぱりその人たち選挙に行ってくれないよねみたいなことで思ってしまうと、やっぱりそこは相対的に優先順位が下がっちゃうわけですよね。
逆に言うと、すごく高齢の方々っていうところが投票に行ったりするってことが明らかになっていると、やっぱりそういう人たちも無視できないよね。それはエリアもそうですね。この地域に関してはすごく投票率が高いです。だからそこの人たちに対して何が受けるかみたいなことはすごく考えるわけなんですよね。
中国で言いますと、ハルミフラッグっていう場所があります。エリアとしてはハルミ5丁目っていうエリアですね。これは昨年の東京都知事選の中で、大体中国の平均で64.6%ぐらいの投票率だったんですけども、このハルミ5丁目の投票所については74.6%ぐらい。
平均よりも10%ぐらい高い投票率が出ていました。こういう情報があるというところがあると、当然立候補している人たちからすると無視できないわけですね、この票っていうところは。
あとはこのエリアで言うとかなり人口も多いというところもさらに加わってくるんですけども、こういう投票率だったりとか人口の情報だったりというところは非常に詳しく個々の候補者の方々見ていますので、その情報によって今後の投票行動を当然そこで見ていくわけ、予測するわけなので、
そうすると今回何かわからないけれども投票に行くっていう行為に関しても意味があるというか、だからこそ行くべきっていう話なんですよね。
わからないというところについては、確かにこれは納得する部分もあります。たくさん候補者の方がいて、いろんな発信だったりをしているということもありますし、政党として公約みたいなものもあったりとか、ご自身での政策だったりとか、
あとはいろんなSNSの発信だったりとか、さまざまに最近情報発信が選挙に当たって行われるようになっています。その中でどの候補者が最善なのかみたいなところっていうのが、情報が多すぎてもうわからんみたいな状況になっている部分もあるのかなと思っています。
投票の重要性とフォローアップ
ただこれについては、どちらかというと若い世代の人たちが多いんじゃないかと思うんですけども、高齢の世代であってもそれほどしっかり考えている人たちばっかりかっていうと、そうではないんじゃないかなと思っています。
選挙広報のチラシだったりとか、たまたまあったからとか、そういうところで決めている方も結構多いんじゃないかなと思っています。それもまた民意だと思っているんですよね。
一方で、それに不安があるという方もいるかと思います。この点でお勧めするのは、投票後もちゃんとその人はどこに投票したのかを覚えておくっていうところはお勧めしているところですね。
投票後も、あなたが選んだ候補者がどういう活動をしているかですとか、議会とかでどういう活動をしているか、いろんな情報庁とかでどういう発信をしているかですとか、そういったところを見てみるということですね。
それによって結構自分の投票先が良かったか悪かったかというところのPDCAが回せるんですよね。自分が思った以上にすごい頑張ってくれている人もいれば、意外とそうでもなかったなみたいなところの人たちもいたりするわけですね。
例えば他には、ここの政党をすごく推しているから、この候補者にしてみましたみたいな形で投票した方が、その半年後、1年後みたいなときに政党を抜けちゃうみたいなこともあったりとか、割とそういうことがあったりもします。
だから自分自身が投票した結果が全て完璧だったかというと、全然そんなことはないなと私自身も思っていて、いろいろ経験してちゃんと誰に投票したのかというのを可能にして覚えていることによって、あのときああだったよなみたいなところを次の選挙とかで例えば活かすことができるようになるんですよね。
なので、そういった最初のタイミングで必ずしも最善の結果というのはもちろん出られないですし、今後もそれは難しい話だと思うんですけども、少しずつ誰に投票してどういう結果になったかということを追うことによって、なんとなく政治への理解というところも深まりますし、
次の選挙に向けて誰に投票するのか、誰に投票するのが望ましいのかというところについても、より何か賢い選択ができるようになるための知識とか視点みたいなものが養われるんじゃないかななんてことを思っています。
そういう意味でもですね、投票にまず行ってほしいですし、それで不安だとかよくわからなかったみたいなところがあれば、ぜひその投票先をウォッチする、ウォッチし続けるということが大事なんじゃないかなと思っています。
例えばその人のSNSをフォローしておくだったりですとか、1年単位とかでどういう活動をしているのかなみたいなところを見てみるですとか、最悪は4年後とかに選挙がまたあったりするので、そのタイミングでこれまでの4年間この人何やってたんだっけみたいなところを見るですとか、そういった形でもいいかと思うんですけども、
自分自身の投票先の人がどういうふうな活動をやっているのかみたいなところを見てみるというところは結構お勧めのポイントにします。
期日前投票の活用と投票率の向上
あとはめんどくさいとか気持ちいいですね。めんどくさいという部分に関しては、やっぱり期日前投票、これ結構重々知られているところではあるかと思うんですけども、期日前投票というのがありますので、ぜひこれを利用していただきたいなと思っております。
基本的には投票日というのは1日、日曜日が設定されています。今回の都議選でいうと6月の22日が投票日になっています。
ただし、この日日曜日ですのでゆっくりしたいですとか、何かしらイベント、友達と遊びに行くみたいな用事があったりですとかってこともありかもしれませんし、あとは天候が悪いみたいなこともあったりします。
特に今梅雨の時期だったりするので、この日ちょうど雨ですみたいなこともあり得るかもしれないです。
そういう懸念があるような場合においては、区役所だったりとか一部の出張所みたいなところで、期日前投票、そして期日の前に投票するということができたりします。
これをぜひ利用していただきたいなと思っています。
これは投票券で郵送されてきているかと思うんですけれども、それがなくても投票することが可能だったりしますので、ぜひ当日に何か用事が入りそうだったりということがあれば、こういったものを利用していただくと、面倒くさいというところも若干解消される部分はあるのかなと思っております。
今回はぜひ投票に行こうぜという話をしてきました。
投票に行かないということに関しては、やはり自分の声、自分の属性、例えば男性、女性、年代、地域だったりとか、そういう人たちの声が学生、都政に届かないということを意味していますし、その結果が今後の選挙にも影響してくるということがあります。
よくわからないということも当然あるかと思うんですけれども、よくわからないなりに投票することについても、まず投票してみること、それによってその人がどうなったのかに関心を持つようになりますので、それによってよりリテラシー、誰に投票したらいいかリテラシーというのが徐々に養われてくる部分もあるかと思っておりますので、
ぜひ悩まれている方においても投票していただきたいなというふうに考えております。
前回の2021年はなんと39.19%という低い割合だったんですけれども、ぜひ今回は少なくとも40%を超えるような投票率ができたらいいんじゃないかなと思っております。
今回も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
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それではまた次のエピソードでお会いしましょう。