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どうも、ほづみゆうきです。中央区みんなでアップデートラジオ。
この番組は、中央区の行政をもっと身近にということで、私が住んでいる中央区を中心に、行政や政治にもっと関心を持ってもらうことを目的として放送をしています。
政治家のポジティブな関与
今回のテーマは、政治家とお祭りについてです。
この時期ね、政治家のSNSなどを見ると、よくあるのがお祭りの映像だったり、動画だったりします。
どことこのお祭りに参加してきました、だったり、盆踊り踊ってきました、みたいなやつですね。
これに関してのいろんなSNSの反応などを見ていると、結構ポジティブな評価もあれば、ちょっとネガティブな評価もあったりですね。
いろんなことを思っていらっしゃる方が多いのかなというふうに思っています。
私自身も政治家の端っくれとして、この中、祭りとかのこの手のイベントものに関してどういうふうに関わっていくかな、みたいなことを考えたこともありまして、
今回これらについてのポジティブ・ネガティブ、それぞれの考え方、どういうふうに思われている方がいるかというところを紹介しつつ、私の考え方というところについてお話ができればと思っております。
それでは政治家と祭りに関してどういう見方がされているかというところについて、ポジティブな見方とネガティブな見方、それぞれ私の考え方というところについてお話ができればと思っています。
まずポジティブな見方の方なんですけれども、まず一つは盛り上げ役みたいなところ、二代手不足みたいなところを補ってくれる存在というところですね。
純粋に政治家の人たち、特に国政選挙の人たちとかだと、いろんなニュースとかにも出たりするわけなので、結構顔が売れてますと。
そういう有名人が来てくれると、祭り自体が盛り上がるよねというところだったりですとか、祭りとかについても結構運営している人たちが、わりとやっぱりこういうのが懲戒だったりして、そういうコミュニティだと、どうしても最近は人が足りなかったりですとか、
あとは全体的に高齢化もしているというところもあって、なかなかそこに関わってくれる人がいないよねというところがある中で、そういう政治家みたいな人たちが入ってくれることによって、祭りとして盛り上がるんじゃないかとか、そもそも成立するんじゃないかみたいな話があるかなと思っています。
もう一つは地域との人たちとの接点だったりとかになるんじゃないかというところですね。なかなか普通に暮らしていると政治家の人と接点って持ちにくいんじゃないかと思うんですよね。
こういう祭りとか、こういう場に政治家が行くことによって、たまたまそこで出会って、例えばこういうことに実は困ってましてだったりですとか、そういう話をするきっかけになる、そもそも存在を認識できるというところ、そういうところがあるんじゃないかというところでポジティブに見ている人たちがいるんじゃないかなというところで思っております。
これらについて、私の考えのところですね。まず一つ目の盛り上げ役とか担い手不足とか、そういう観点のところですね。これに関しては、やっぱりこういう祭りを運営されている方っていうのが結構年齢層高めな方が多かったりしますので、
そうすると、こういう政治家の人たちを呼ぶことが価値というか、過ステータスみたいなふうに見ているような方もいるのかなっていうのは感じるところですね。あとは単純に盛り上がるというところは実際あるのかなと思います。
また祭りの運営が大変みたいなところに関しても、実際そうなんじゃないかなというふうには思っています。やっぱり人も減ってますし、高齢化も進んでいるという状況。東京の私が住んでいるようなエリアにおいてもそういう状況というのが見られるので、これが特に地方とかになってくると、かなりさらに影響が大きいんじゃないかなというふうに思っています。
一方で政治家の人たちが関わる、参加するからといって、そういった運営のところまでがっつり関わるような例が果たしてどの程度あるのかというところについては、ちょっと大疑問なのかなというふうには思っておりますね。
結局参加はしてくれるけど、準備とか片付けとかはやっといてねみたいな話だと、実際役割としては役に立たないですね。盛り上げ役という意味では価値があるのかもしれないですけども。
あともう一つ、地域の人たちとの接点、いろんな存在を認知してもらって、そこで意見を集めるみたいなところの役割ですよね。これも一応価値はあるのかなというふうに思っています。
最近ですと、それこそSNSだったりとか、メール、ウェブのフォームだとか、そういったものがあって、いつでもどこでも自分のスマホから意見を送ることは可能なんですけども、そういうツールを現状において使える人たちばっかりではないですよね。
特に年齢層高めの方だったりすると、なかなかそういうツールは難しいよね。直接フェイストフェイスで話すしか手段がないような方というのもいまして、もちろんそういう人たちも住民の方なわけなので、そういう人たちが意見を政治家に伝える場所という意味だと意味はあるのかなというふうには思っていますね。
一方で、ちょっと気をつけないといけないかなというところについては、特定の声ばかり聞くことになりかねないのかなという面は正直気にするべきなところかなと思っています。
祭りなどの場で意見を聞くということについても、そこの意見というのが果たして住民の声なのか、特定の住民の声なのか、そこは結構違ってくるんじゃないかと思うんですよね。
そこに住んでいる住民の大半がその町会などのコミュニティに所属しているのであれば、そこから出てくる意見というのは、大体そのエリアの人たちの声というふうに見せるんじゃないかと思うんですけども。
中国など特にはそうなんですけども、新住民、新しく引っ越しをされてきた方が多いような場所でいうと、必ずしもそういう町会に入っていなかったりしますし、そもそも町会の中に入っていても、そこの中の意見聴取の枠組みの中に入っていないというケースというのは多々あるんですよね。
そうすると、そういった祭りなどの場で意見を聞きましたという声は、極めて少数の人たちの声ということにもなりかねないということはありますので、そこで満足してしまうということになると、特定の人たちの声しか聞いていないよねというような見方にもなりますし、
実際そこから出てくる声というのは、ごくわずか、ごく一部の声にもなりかねないので、それに基づいていろんな意思決定など、今後の政策なんかを考えていくと、ちょっとずれるんじゃないかなというところは危惧するべきところだし、気をつけるべきなんじゃないかなというふうに思っているところですね。
政治家のネガティブな関与
もう一つ、ネガティブな見方のほうですね。これに関しては、いくつか挙げますけれども、まずは結局は、これは選挙のための香りなんじゃないかというような見方ですね。露骨な選挙対策なんじゃないかというような見方ですよね。
実際問題、私たち政治家という立場でいうと、当然その選挙で一定数の票をもらわないと政治家という立場になれない。そうでないと政治家としてのお仕事もできないということにはなるので、最低限一定の得票数を得るということは目的ではあるんですけれども、
単に周評活動をやっているんじゃないかというような見られ方もする人もいますよね。しかも、誰だってそうなんですけれども、1日24時間しかないわけで、そういう活動をやって顔を打っている暇があるのであれば、ちゃんと政策を考えてくれよみたいな話もやっぱりあったりしますよね。
あとはもう一つは、祭りを政治的なものにするべきではないような見方ですね。単純に1位参加者として参加をしているのであればいいんですけれども、そこで矢倉とかに登って挨拶したりですとか、そういう何かしらの特別扱いみたいなことをすると、その政治家を推しているような集会のようにも見えちゃうよね。
そうすると、それを支持していない人たちからするとちょっと違和感があるよねというところで、ネガティブに見ているような人たちもいるのかなというふうに思っています。
次に私の考えのところなんですけど、選挙のための顔織りなんじゃないかというところ。これは実際そういう側面はあるのかなと思いますし、それ目的で来ているような雰囲気の人たちというのは実際いますよね。
これは一部、与党系の人たちだけではなくて、割と野党系の人たちについてもそういう活動をやっている方は実際いらっしゃいますよね。
私も地元の町会のお祭りに参加したりとかってあるんですけども、そういうところで運営とかをやっていると、ふらふらっと来て名刺をピッと置いてよろしくお願いしますみたいな感じで来られるような方がいらっしゃいますよね。
そしてそういう見方、さっきも言ったような選挙対策できてるんじゃないのみたいな見方をされるというところは正直あるんですけども、一方で相手から呼ばれているというような側面もあるのかなというのはちょっと気にしてはいるところですね。
さっきも言いましたけども、ちょっと高齢の方になってくると、そういう政治家を呼んで来てもらうということに対して、ステータスみたいに感じるような人たちもいて、ぜひうちの町会のお祭りに来てくださいよみたいなことをやっているような話も、うちの町会の話はないんですけども、聞いたりするんですよね。
そういうふうに呼ばれると、なかなか政治家って断れないというところがあるので、そういう観点で来ているという側面もなくはないのかなというふうに思いますよね。
私自身、入学式とか卒業式とか、そういうイベントに呼ばれて、そういうところは行ったりすることもあります。
単純に選挙のための顔織りで来ているというよりは、そういうニーズがあって、呼ばれて来ているという面もなくはないのかなというところですね。
ただ、実際問題としては、大半は自分の顔を織りたいという思いの方が正直強いんじゃないかなというふうには気はしています。
もう一つ、祭りを政治的なものにするべきではないという見方についてですね。
これはさっき言った通り、懲戒イコール住民ではないようなケースに起こりがちなのかなというふうに思っています。
懲戒に関わっている人たちが大半の住民であれば、そこで出てくるような意見というのが住民の声ということになっていて、
そこに政治家の人たちが来るということに関しても、それほど違和感はないのかなと思うんですけれども、
そうじゃない人たちの方が多かったりすると、なんであの人来てんのとかになってくるんですよね。
そうすると、政治的な色がついてしまうんじゃないかなというところがありますので、
そういうふうに見られることっていうのはあるんじゃないかなというふうに思いますので、
そこはできる限りその運営の方でもちょっと気をつけるべきどころなんじゃないかなというふうに思いますね。
政治家の祭りへの関わり
あえて呼ばないということもそうですし、呼ぶにしても一参加者として来てもらうですとか、
そういった配慮をできる限りやったほうが、お互いにとって、政治家にとってもわざわざ行って、
それでネガティブな印象を持って帰るっていうのも良いことじゃないかと思いますので、
その辺の呼び方みたいなところに関しては気にしたほうがいいですし、
政治家本人としての呼ばれ方みたいなところに関しても、ちょっと気にするべき部分はあるのかなというふうに思っています。
これまで政治家と祭りの関係に関してポジティブな見方とネガティブな見方についてお話をしてきました。
その上で私自身のスタンスというところに関しても最後にチラッとお話をしていこうと思います。
基本的には私は住んでいる地元のお祭りにしか行かないというスタンスで考えています。
あとはその上では準備とか片付けとかできる限りそういうところをやっていこうというふうに思っています。
これは役割を担うということでして、私が住んでいる町会の中でも、
やっぱりどうしても全体的に年齢とか層が高めの方が多いという印象はありますので、
そういった活動に対して多少なりとも貢献をできればというところを考えています。
準備に関してもいろんなテントを出したりですとか、
あといろんな重機類を乗せるためのテーブルを出したりとか、
あとちょっとくすろいでもらうための椅子とかビニールシートを敷いたりですとか、
結構いろいろやることがいっぱいあるんですよね。
力仕事もありますし、そういうところに対して何かしらちょっと活躍ができればというふうに思っています。
あとはそういう活動をやった上で、挨拶みたいなところに関してはやらないというスタンスで考えています。
なんとなくいろいろ気にしていただいて、全体のマイクアナウンスみたいなことがあって、
例えば長会長さんとかが最初に挨拶をされたりするようなことがありまして、
そういうところでマイクを向けられるようなこともなくはないんですけれども、
それはもうちょっとやめましょうということでお話をさせていただいています。
それはさっきの政治家が祭りに関わることのネガティブな面としてあるところでして、
そこに参加するのがホズミを政治的に推している人たちばかりじゃないですよね。
そうすると私を推していないから、やっぱりそこに参加しづらいみたいな人たちが出てくると、
なんかちょっと感じが悪いんじゃないのかなというところは思いますし、
そもそも私が主催している祭りでもなんでもないわけですよね。
そういう中で自分が挨拶をするというと、やっぱりそういう色合いがついてしまうということを
気にするべきなんじゃないかなというふうには思っていますので、
私はそういうことはやらないですので、お気持ちだけ預かりますみたいな感じを話をしているところですね。
それ以外の祭りについては一切行かないかというと、もちろんそんなことはないんですけれども、
そこは基本的に呼ばれたものだったりですとか、
あとは全区的なお祭り、毎年浜町の運動場でやられている大江戸祭り盆踊りというのは、
大きな盆踊りがあるんですけれども、そういったものに関しては行くんですけれども、
そこについてはあくまで一参加者として行くというところですね。
あとはこういうものに関して言うと、かなり区の予算だったりも出ていますので、
それがちゃんととどこおりなく運営ができているかですとか、
トラブルなどないかなみたいな、そういう目線で見に行くというところのほうが
どちらかというと主なのかなというふうに思っています。
大体こういうスタンスで私自身としては、祭りに対して向き合っています。
地域住民の意見の重要性
私自身、政治家になるまでこの辺の感覚というのは全然なくて、
もちろん祭りみたいなものに関しても参加したことがなかったので、
ちょっと探り探りやっているような状況なので、
またもうちょっと考え方が今後変わるかもしれないですけども、
今時点としてはそういうスタンスで活動しているというところですね。
今回は政治家とお祭りについてお話をしてきました。
なかなかポジティブな面もあればネガティブな面もあるということで、
結構SNSとしても盛り上がっていたので取り上げてみました。
そういういろんなポジティブな面、ネガティブな面を踏まえて、
それぞれの政治家の人たちが関わっていくべきものなんじゃないかな
というふうに思っています。
私自身としてはさっき申し上げたとおり、基本的には地元のお祭りというところで、
あまり積極的にこういうお祭りに関しては関わっていないというところですね。
これに関しては、例えば中国でいうと議員の方が30名いらっしゃるというところがありますので、
私としてのポジショニング、立ち位置というところもあるのかなというふうに思っています。
私としてはそういったポジションではないけれども、逆に言うとこういうポジション、
いろんなお祭りに参加されて、そこで意見を組み上げるという人がいてもいいのかなというふうには思っています。
みんながみんな同じような活動をする必要はなくて、いろんな人がいろんな活動をして、
その結果としてたくさんいらっしゃる区民の方の意見ができる限り吸い上げられるということが大事なのかなというふうに思っていますので、
私自身としてはそういう活動で、原点としてはいいんじゃないのかなというふうには思っているところです。
これについてもぜひいろんなご意見があればお知らせいただけたらと思っております。
今回も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。レビューやSNSでの拡散をぜひお待ちしています。
もっと聞いてみたい話などあれば、フォームやレビューからお知らせください。
番組のフォローについてもぜひよろしくお願いいたします。
それではまた次のエピソードでお会いしましょう。