2025-08-05 23:01

#11 東京湾大華火祭の実施が決定!現状の概要と、コストや実施体制など気になるポイント

2015年以降開催されてなかった東京湾大華火祭が2026年10月に実施されます。実行委員会ができて今後具体的に詳細が決まっていくところから、現時点で分かっていることと気になる点についてお話ししてます。気になる点はコストと体制。今後の動きに注目です。


お便りフォーム(感想やコメント、ご質問などお気軽に!

⁠https://forms.gle/z1WhfxUayRv1G7Rd9⁠


<自己紹介>

東京都中央区議会議員。妻と娘2人の4人家族。 文部科学省、子育て系NPOのシステム&政策提言担当を経て現職へ。「データ分析に基づき子どもにも大人にもやさしい中央区」を目指して区議選に完全無所属で挑戦し1643票を賜り当選(12/30)。


webサイトやSNSなどはこちらから

⁠https://lit.link/yukihoz⁠

サマリー

2026年に東京湾大華火祭が開催されることが決定し、11年ぶりとなるこの大イベントの準備状況やコスト、実行体制について議論が行われています。特に、開催費用として見積もられている10億円の負担に関しての懸念や、実行委員会の構成と地域住民との関係性が焦点となります。現在の概要や気になるポイントについても議論がされています。地域住民の声を反映した体制や警備への配慮が求められています。

00:01
はい、どうも、ほづみゆうきです。中央区みんなでアップデートラジオ。
この番組は、中央区の行政をもっと身近にということで、私が住んでいる中央区を中心に、行政や政治にもっと関心を持ってもらうことを目的として放送しています。
東京湾大華火祭の概要
今回のテーマは花火です。東京湾大華火祭が既に多くの方からもたくさん発信されていますけれども、2026年に開催されることになりました。
前回の開催が2015年の8月でして、およそ11年ぶりに開催されることになりました。
今回、既成80周年の記念事業として実行する形になっていまして、7月31日に実行委員会が開催されて、そこで具体的な開催日なども決定したということで、そういった報道があったところですね。
今回はこちらに関して現状で分かっていることですとか、それらに対しての考え方ですとか、そういったところについてお話をしていきたいと思っております。
早速ですね、今回の概要というところについてお話を進めていけたらと思っております。
今回行われるのが、2026年の10月24日ということになっております。
これまでこの花火大会は2015年まで行われていたところなんですけれども、ここは一つ違っているポイントでして、前回まで8月に開催をしていたんですよね。
ただ、これはいろいろ天候の関係だったりですとか、あと暑さというところもあるのではないかと思いますけれども、含めて10月の後半、10月24日という日付に決定ということになったそうです。
あとは打ち上げの花火の数だったりですとか、観客数とかは大体前回同様ぐらいの想定みたいですね。
あとは開催場所、開催会場というところに関してはまだ決定にはなっていないんですけれども、晴海不動公園のあたりというふうに言われていまして、観覧会場に関しては晴海市会場ほか14会場ということになっております。
過去の2015年の資料とかを見ると、14も会場はなさそうな感じだったので、これはちょっと増えるのかなというふうには思っているところですね。
なので、ちょっとまだこういう開催概要のところしか出ていっていないような状況なので、まだ何とも言えないような状況ではあるんですけれども、今の時点で見えるところからすると、いろいろ指摘する部分はあるかなと思っていまして、
コストと支出の議論
まず大きな2つあって、コストの面と今後の実行体制というところについて、1つコストに関してまずお話しできればと思うんですけれども、これに関してこれまでもずっとこの花火大会を再開するべきじゃないかという議論というのはあったところで、
それらを受けて今回の再開、再開じゃないですね、復活ということになっているんですけれども、これやっぱり一番ネックになっているのが開催経費というところなんですよね。
いろんなところで言われていますけれども、やはり人件費の高騰みたいなところがあったりですとか、単純にその物価増みたいな話もあって、いろいろ開催経費のシミュレーションみたいなことをこれまでも担当部署の方がやっていただいていたところなんですけれども、
今のおおよその見積もりで、2026年開催だとすると、だいたい10億円くらいかかるんじゃないかみたいな話があるんですね。これは今まで2015年まで開催されていた金額よりもかなり高いようなことになっていまして、こういうコストをどのように考えるのかというところが1つ議論としてあるかなと思っています。
いくとして出資するお金なので、当然この条件でお金がかかるんだとすると、別の事業にもかけることができるわけなんですよね。花火だけに使えるお金というわけではないので。
なので例えば、福祉サービスを向上させますだったりとか、住宅関係の補助を手厚くしますとか、もしくは子供に対して何万円給付しますみたいな、いろんな事業の形っていうのはあるわけなんですけれども、そういう何でも使えるお金をこの1日の花火に使うのが許容されるのかというところは、やっぱりそれは無駄じゃないかとか、こういうことをやめるべきじゃないかというようなご意見もある方お持ちになっています。
ある方お持ちな方はいらっしゃるでしょうし、私もとじゃかというとそういう考え方も大事なんじゃないかなというふうに思っているところです。
今回は80周年の記念事業という形の位置づけではあるので、今後毎年10億円かかりますという話をやろうとしているわけではないというところで、積極的にこれに対して反対というわけではないんですけれども、やはりこれを10億円かける価値があるのかというところに関しては考えるべきですし、
あとは支出の部分、支出として10億円かかるんだけれども、そこをクラスの部分でどういうふうに穴埋めしていくかみたいなところに関しては考えていく必要があるのかなと思っているところです。
それは大きく二つあって、他の自治体、東京都とか近隣の自治体と連携によって協賛金みたいな形で一部資金を負担してもらうみたいなことがまず考えられるのかなと思っております。
名前からして東京湾大花火ということもありますし、これまでの会場は晴海埠頭あたりでした。今回まだ正確には決まっていないという話なんですけれども、
東京湾で打ち上がりますという話になったときには、当然その中央区内の例えば晴海埠頭というところはもちろんのことを、例えば港区の日野でモノレールの日野出駅側のあたりですとか、
あと柴浦埠頭のあたりというのもバッチリ見えるんじゃないかと思っていますし、あとは江東区というと豊洲のぐるり公園ですとか、あと小台場ですよね、あの辺からもしっかり見えるんじゃないかと思っています。
なのでこの辺とはぜひ連携をして、何かしら協賛金みたいな形でお金を出して、中央区としての負担というのはできる限り下げてほしいなというのは思っているところですね。
あとはその東京埠頭とかを管理しているのはまた東京都だったりしますので、東京都との連携というところに関してもぜひお願いしたいなというふうに思っているところですね。
もう一つは企業とか個人の協賛金というやつですね。まず企業協賛に関して言うと、2015年のプログラムで見るところで言うと、20万円以上の協賛金を出してくれると大会のプログラムというのは紙のチラシみたいなやつですかね、ああいうものに名前を掲載しますみたいなことをやっていたみたいです。
これはよくありますよね。花火大会とかで地元の企業の名前がずらずらずらずらんで並んでいるやつみたいなことがあると思うんですけども、そういう形で協賛金を集めるというのがその企業協賛金と、あとは個人協賛みたいなものも前回もやっていたようですね。
これは協賛金というか、見られる席をお金で買うといったほうが分かりやすいのかもしれないんですけども、大体1つあたりの席を5000円から7000円くらいの席を用意してまして、その分の5000円なり7000円なりの協賛金を払うと1席確保してあげますよというのが一付ですね。
2015年の資料を見ると、これが大体12000席くらいあって、さっき言った5000円から7000円という金額感なんで、これを大体計算すると全部で7700万円くらいの収益はなるのかなというふうに計算したところです。
今回多数会場が広がるのかもというところが概要の情報としてはあるので、これをもう少し増やすとなるとより再産性というのが増すのかなというふうに思っているところです。
ただね、1人あたり7000円って結構高いじゃんという印象を持つかと思うんですよね。
この協賛席で例えば4人家族で取りますって話になったときは、7000円×4の28000円かかりますみたいなことになっちゃうわけですよね。
ただもちろん、この個人協賛をしないと見られないというわけではもちろんなくて、これもまたこれから整理される話だと思うんですけども、前回と同じような考え方であれば、入場整理券という無料の抽選もあるんですね。
この枠が大体8万6000席あるみたいで、これは抽選なのでもちろん当たる人もいれば当たらない人もいるという形ではあるんですけども、これは一応区民優先というような形でも書いてあったので、できる限りその区民の方に当たるような形にはなっているのかなというふうに思いますので、
一人当たり7000円を払わないと見られないということにはならないかなというふうには思っていますので、そこはちょっとお伝えしたいところですね。
実行委員会の体制と地域合意
もう一つの大きな課題のところで言うと、実行委員会の体制というところですね。
7月31日にまた新たな実行委員会、次の2026年の開催に向けての実行委員会が開催されたんですけども、
このタイミングで新たなメンバー構成になったということになっております。
気になっているポイントとしては2つあってですね、1つは区議会議員の数が大幅に減っているというところです。
もともとの体制で言うとですね、区議会の中の各会派、政党みたいな感じですね、グループのそれぞれの人たちがメンバーとして入っていたんですけども、
それが外されて、議長と関係する委員会の委員長の2名という形になっております。
これはさらに問題だと思うんですけども、傍聴、委員会を開催されている横で特に発言はできないんだけど、
来ますみたいな形である傍聴もできないってことになったんですよね。
これに関しては、我々が関わっている委員会でもそもそもこういう体制になるらしいけれども、
それはなんで傍聴もできないんだみたいな話をしたときに出てきたのは、警備の計画を実行委員会ではやるんですと。
そうするとそれが漏れたりすると、警備計画に差し支えると。
あとは例えばどこで打ち上げるみたいな話に関しても、当然実行委員会の中で議論していく形になるので、
どこで打ち上げますみたいな情報に関してはかなり症状的にも影響が大きいですと。
そういった内容なので、傍聴というのは考えていないみたいなやりとりがあったんですよね。
ただ、一般的な誰でもいいですの傍聴と、我々が立場をいただいている議員という立場で傍聴ができないというのは若干また違うんじゃないかという気がするんですけれども、
そこは一緒に傍聴ができないという話に整理されちゃってるんですよね。
そこはちょっともったいないなという気がしているところなんですよね。
他の委員会の中でも傍聴ができるできないというところもあったりしますし、議員という立場だからこそ傍聴できるみたいなこともあったりするので、
そういう位置づけに整理できなかったのかというところに関しては、現状もまだ納得がいってない部分ですので、
今後どういう形で運営されていくかというところはあるんですけれども、そこはもう少しお願いで傍聴みたいなことができないかなと思っているところです。
もう一つ気になっているのは地域の人たちとの合意形成というところですね。
一応もちろん地域の方というのはこの実行委員会の中に入っていますけれども、いわゆる総長会の連合長会長みたいな方が入っているような形ですね。
もちろんこういった方々がそれぞれの地域の中で役割を果たしていただいているというところで、こういった人たちが入っていることに対しての異論というのはもちろんないんですけれども、
気になっているのは、それだけでいいのかというところですよね。
連合長会長の方々というところは、一応地域をまとめるという立ち位置にはなっているかと思うんですけれども、
彼らがその委員会の中で発言する内容というのが、それはそのエリアの人たちの声を代弁をされているかというと、
正直そこまで集約というのはできていないんじゃないかというところをまず思っているところですね。
例えば私は京橋エリアに在住していますけれども、京橋エリアの住民としてどういうことを考えてますかみたいな、
例えば意見募集みたいなものが正直あるかというとないですよね。
それは日本橋も築島もそういった方おそらくほぼほぼないんじゃないかと思います。
いわゆる長会みたいなところに私も一応入っていますけれども、そういった声を拾い上げようというようなアクションがあるかというと、正直ないんですよね。
さらに言うと、長会自治会に入っていない人たちだってかなりいるわけですよね。
だいたい今6割ぐらいが加入しているというふうになっていますけれども、入っていない人が4割いますし、
私みたいに一応入っているんだけど、そこの中の意見を吸い上げられているわけでもないよねというところで言うと、
東京湾大華火祭の実施計画
そうすると連合長会長さんとかそういうお立場にある方の意見というのがかなり色濃く出てしまうんじゃないか。
そうするとそれは正直区民の声とは言い切れないんじゃないかというところに対して課題意識を持っているところなんですよね。
もう一つは、こういった委員会とかで決まった内容を、当然その町の代表として出てきていただいている方々なので、
そこで受けた内容をさらに広げていくというところに関しても役割としてあるんじゃないかと思うんですけれども、
そこの周知みたいなところに関しても、どこまでそれが担っていただけるのかなというところはちょっと危惧しているところですね。
要するに町代表として出ていただいているわけなので、それを今後広げていくみたいなところ、
例えばどこどこの場所が花火の大祭りなり何日か前からは使えませんだったりとか、
おそらく警備とかの関係でそういう話も出てくるんじゃないかと思うんですよね。
そういう話というのがどこまでエリアの中に伝達できるのかみたいなところに関しては、役割としてあるのかなという気がするんですけれども、
そこがどこまでに果たされるのかというところについてはやや疑問を感じるところですね。
もちろん区としても情報発信はしていく部分もあるかと思いますので、
そこをある程度区が担うというところはあるのかと思うんですけれども、
そこは区もそうですし、協会自治体という単位でもやっていくべき部分というのはあるかと思うので、
そういう役割を考えた上で今の体制でいいのかというところに関しては、ちょっと議論があるんじゃないかなというふうに思います。
より具体的に言うと、今回で言うとハルミフトあたりに打ち上げるということになるわけなので、
そこに近い自治会、例えばハルミフラグ自治会さんのあたりですとか、そういったところはかなり影響も大きいというところもあるので、
そういう方々の意見というのをもう少し反映できるような体制にしていくみたいなことも考えていく必要があるんじゃないかなというふうに思っているんですよね。
もちろんこの体制についてはまずスタートというところではあるので、今後より具体的にその計画が進んでくると、
新たな構成委員、実行委員会の委員として加えるですとか、もちろんそういったところについてはあるんじゃないかというふうに思っています。
あとはタクとの連携みたいなことに関しても、その辺の議論が進んでくるのであれば、実際委員としても関わっていくみたいなことがあるかと思いますし、
地域の方々というところに関しても、今後より具体的に計画ができていく中で、
近隣の自治会は入れるですとか、そういった話も出てくるんじゃないかと思うので、こういったところに関しては引き続き注目していきたいというふうに思っているところです。
今回は東京湾大花火祭の開催が決まったということで、こちらの現在分かっていることと、それに対してちょっと気になっている部分ですとかというところに関してお話をしてきました。
周辺環境と警備体制
今後まだまだ決まっていないところもたくさんありますので、今後の実行委員会が定期的に行われて、少しずつ情報が明らかになってくるのかなというふうに思っていますので、
そういったところを把握しつつ、少しずつ発信もできればと思っております。
最後に雑談めいた話をしますけれども、今回花火が決まったことによって、私は墨田川花火大会に出てきました。
私はあんまり人混み好きなタイプではないので、あまりこういうのを行こうとは思わない立ちなんですけども、
たまたまそのタイミングで家族が実家のほうに行ってたりとか、特に予定もなかったりとかもあって、これは行くべき運命かなと思って行ってみたというところですね。
赤草駅のあたりで見てましたけれども、ただ思った以上に見れるんだなという印象は意外でしたね。
もっと人混みでくちゃくちゃになって、全然花火は見えないし、ぎゅうぎゅう詰めでいつまで経っても帰れないみたいなことをなんとなくイメージをしていたんですけども、
意外とそうでもないなという感じでしたね。
普段の特別な会場みたいなところじゃなくても、普通の公園だったりその辺の近くの道だったりとか、
その辺のところでどんな感じで皆さん見てるのかなというところも気になったので、
少し花火が打ち上がっている間にうろうろしてたんですけども、
その辺を見ると意外と路地だったりとか、ちょっとしたフェンスに寄りかかっているみたいな感じで、見てる方もたくさんいて、
そこがみっちり人で埋まっていて、全然落ち着く場所がありませんみたいなことだったりとか、
あとは人がぎゅうぎゅう詰めててみたいなこともそこまでなくて、
終了後、花火が打ち上がった後のそこの混雑というところに関しても結構いろいろ言われているところなんですけど、
これについてもそこまで大変だったって感じではなかったですね。
もちろん最寄りの駅とかに関してはすごく混雑しているので、できる限り使わないでくださいみたいなアナウンスはあったんですけど、
意外と皆さんはそういうアナウンスを聞いて、ちょっと遠めの駅に歩いていったりもしているんですよね。
誘導されたのは上野駅だったんですよね。
浅草から上野って意外と遠くて30分くらい実はあるんですけど、
割と皆さんそれに誘導に沿ってずっと歩いていて、
意外とこういう皆さん歩いてくれるんだなというのが意外と発見でしたね。
ただこの警備ですね、混雑しないような警備の体制だったりですとか、
うまく人流を流すみたいなところに関しては、
隅田川花火大会でいうと、ずっと毎年毎年やっているというところもあって、
その辺のノウハウというところも正直あるのかなというふうに思っているので、
これが京都の大花火祭でいたところで、久々の開催というところもありますので、
かつ周辺環境もかなり変わっているというところがあります。
春見フラグというのが2015年の時点では当然なかったわけですよね。
そういうことも踏まえると久々の開催というところですし、
周辺環境も変わっているというところで、
計画づくりというのは結構大変なんじゃないかなというふうに思っています。
これについては今後どういう計画になるのかというところについてもしっかり見ていきたいなと思っております。
今回も最後までお聞きいただいてありがとうございました。
レビューやSNSでの拡散をぜひお待ちしています。
もっと聞いてみたい話などあれば、フォームやレビューからお知らせください。
番組の登録についてもぜひよろしくお願いします。
それではまた次のエピソードでお会いしましょう。
23:01

コメント

スクロール