1. 心に刻みたい人生哲学のはなし
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2023-03-22 10:54

第82回「悲しい気持ちと上手に付き合う方法」

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 https://yoshinorinarita.substack.com

▶︎今回は、リスナーさんの質問にお答えしました。
 Q.悲しい気持ちと上手に付き合う方法(44歳女性) 

▶︎番組へのお便り、成田儀則への質問相談募集中です。
http://j.mp/jtetsugaku

【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://yoheihayakawa.substack.com/

#メンタル
#人生哲学
#喪失感



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心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子どもたちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田儀則が、
今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
こんにちは、早川洋平です。
こんにちは、成田芳則です。
さあ、今回もやってまいりました。成田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、今回はですね、ご質問いただいています。
ありがとうございます。
ありがとうございます。44歳女性の方からいただいています。
いつも番組を楽しみにしています。
今回、一人では解決法がわからず、ご連絡させていただきました。
昨年末に父親が5年間の闘病を経て、他界しました。
私は長女で、両親と近くに住んでいたため、母と交代で父を看病し、最後まで見とることができたので、後悔はありません。
ですが、父の看病で新しかった状態から、日常に戻った今、心にぽっかりと穴が開いた感覚があります。
寂しかったり、悲しい気持ちがあるんだと思います。
仕事と子育てを両立しているので、日中は忙しく、悲しい気持ちになることはないのですが、
子供を寝かしつけた後、一人になった時に悲しい気持ちがこみ上げてきます。
5年ほど前に離婚し、現在パートナーはいません。
悲しい気持ちと向き合うためのアドバイスをいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
これは誰しもが必ず経験することですよね。
必ず自分の両親よりいくつか亡くなるわけですし、これは考え方なんですね。
一つの捉え方なんですよ。
なので、どういうふうに捉えればいいかって。
どう考えるかなんですが、僕はいつもこう考えてるんですね。
肉体は必ずいつか滅びると。
間違いないですね。
魂は永遠だと。
輪廻転生の考え方なんですけどもね、仏教の考え方ですが。
肉体がなくなると何の苦しみもなくなる。
そうですね。肉体が故にですもんね。
魂だけが天国に行って、すごく幸せな楽しい時間をお父様は過ごされてる。
常にそばにいる。会話もできるんですよ。
むしろ。
むしろ。なので寂しくなったら天国のお父さんと会話をする。
人生って修行だと思うんですよね。
魂が天に戻ってまた修行しに生まれてくる。
だから生きてて苦しいことがいっぱいなのは当たり前って考えると、なんとかまた頑張れる。
その修行を乗り越えて、そして天寿全うしてまた天国に戻って楽しい時間をまた過ごしてまた修行にやってくるみたいな。
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感覚でもし考えて捉えてもらえれば、お父様は逆に本当に今、修行終わって幸せに天に召されてるよと。
だから寂しくなったらいつでも話できるよというふうに考えていただければいいんじゃないかなと思うんですね。
早川さんどうですか。
でもちょっと陣ときちゃいましたね。この方は年代もほぼ僕と一緒で、私仕事ですけど以前もお話したかもしれないですけど、私も父をやっぱり糖尿の末なくして、やっぱり最後見とれたんで。
不思議なほど後悔とかないんですけど、でもやっぱり悲しかったしぼっかり穴開いたんですけど、一つあるのはやっぱりこれよく言うことですけど、時間って本当解決というか大事だなと思って。
僕もそういう時期続いてたんですけど、やっぱり1年ぐらいも経つんですけど、自然とちょっとずつ成田さんおっしゃるような、僕すごい経験がクリスチャンとか仏教徒ではないんですけど、仏壇もあったりとか写真見たりしてると、なんか不思議と。
おっしゃっていたようなことを意識しなくても、本当にそこにいる感。別にこれスピリチュアルな話でもなんでもなくて、なんか感じて、子供たちもそういうふうに言ってるので、本当捉え方次第なんだなと思っているんですよね。
なんか逆に言えば、今この方ね、どのくらいお父さんが亡くなってから時間経ったかわかんないですけど、やっぱりぽっかり穴開くのは全然、もうみんな経験するじゃないですか。当然のことだと思うんですけど、でもその穴がぽっかり開くかもしれないですけど、
肉体が行ってしまったっていう意味で穴は開くかもしれないですけど、そこに今の話をやっぱり聞くと、魂なのかちょっと心なのかわかんないですけど、そこがまた必ず入ってくる。
それは今度かけることがないと思うので、すごく今成田さんのお話が上がってて納得しますし、ちょっと変な話なんですけど、夢で父が結構よく出てくるんですよ。
で、その亡くなった直後は、まあうちの父がんだったので、ちょっと骨とかにも転移してたんで、最後すごい足痛がってたんですよ。
で、夢でその亡くなった直後に出てきた時も、いつもちょっと苦しそうだ。
引きずってたんですけど、半年、1年経って今の夢だと、もう引きずってなくて、まあちょっと泣きそうなんですけど、だからまさに成田さんがおっしゃった、なんかそういうの、まあこれは僕の個人の体験なんですけど、すごくわかる。
だからでも、きっと自然とね、この方も多分いろんな亡くなり方正直あると思うんで、全部が全部そう思えるわけじゃないと思うんですけど、最後まで見取られたってことなので、多分徐々にそうなっていくのかなと、すみません、ちょっと喋りすぎましたけど。
いや、そうですね。
これは決して悲しいことではなくて、逆に素晴らしいことなんだと思うんですよね。
本当に解放されて、修行が終わって。
やり切ったわけですね。
やり切って、手に召されるわけですよね。なので、逆によかったねって、これでまた安らかに天国でゆっくりできるわけですから、それをね、あとは天国のお父さんともう心の中で会話して、よかったね、今元気?何してる?って。
そんな会話でしてると、向こうもいろんなこと言ってくれるでしょう。
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だから、その会話を楽しみながらね、もうとにかく自分の人生も天寿全うするように、修行頑張ると。
そうですね。
で、やがてまた会える、会えますからね。っていうふうに考えたらどうかなと思うんですよね。
ありがとうございます。でも本当、これはもう実感しますよね。
この方のご質問に対してすごく今、やっぱり大田さん的確にお話いただいたと思うんですけど、ちょっとせっかくなんで、少し重くなっちゃうかもしれないですけど、
まあこの方の場合、僕なんかもそうですけど、もちろん大変だったなりに、最後一緒に見てることができたので、死に対して幸福な幸せ、不幸な、不幸なし幸福な死があるかちょっとわかんないですけど、やっぱり気せずしてね、事故とか、そういうものが突然なくなってしまう方も当然いらっしゃるわけじゃないですか。
これ非常に何かさ、もうちょっと聞かれてもなかなか難しい質問かもしれないですけど、でもその場合も本質は一緒なんでしょうか。
一緒ですね。これもですね、どう考えるかなんですけど、
大田さんがね、位の高い和尚様がこうお話ししてくれたんですけど、人生って生まれる前に全部自分がシナリオを書いてくる。
いわゆるどの過程で、いつ、誰のもとで生まれてきて、どんな人生にするのか、いわゆるどんな修行をするのか。
はい、なるほど。
これ全部シナリオを書いてくるって言うんですよ。
ある方が、旦那様も亡くなった、自分はもう病気、とにかくもう、
エレンケラーじゃないけども、いろんな苦労があって、子供も事故で亡くなってしまった。
もうボロボロになって、和尚様のところに来られて、私はどうしたらいいんでしょうと。
和尚様は何て答えたかって言ったら、あなた頑張りすぎちゃったねって。
要は生まれてくる前に、今回の修行はこういうことを全部体験して乗り越えるって、自分でシナリオを書いてきたんだよって。
ちょっと頑張りって書きすぎちゃったよって。それだけだよって。だから大丈夫って。
とにかく自分の命を全うするまで、とにかく頑張っていきましょうと。
そしたら必ず素晴らしい世界がまた待ってるからというふうにおっしゃったそうなんですね。
なので、事故で亡くなるのも、例えば連続殺人で巻き込まれて亡くなっちゃう方もいるわけで、
ウクライナの戦争で、複合にも爆弾が落ちて亡くなっちゃう方もいる。
いろんな死ぬ方があると思うんですが、それも一つ全部シナリオ通り。
で、亡くなったら必ず天国に行く。魂になって、肉体が亡くなって。
で、考えていけばですね、どんな死に方であっても、それがその人のシナリオ通りの人生だったんだなって、ある意味祝ってあげることができる。
よかったねって、全うしたねって、どんな死に方であってもね。
全うしたってことですね。
そうですね。
まあ、いろんなことがありますけど、だから、
だから、修行は逃げちゃいけないよね。
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だから、もう本当に、とにかく生きる。とにかく死ぬまで生きる。
なるほど。
はい。
そしたら必ずね、肉体は、肉体が亡くなったら、本当に何の苦しみもなくなるわけですからね。
あとは魂だけという。
そうですね。
はい。
なんかそういう意味ではね、ご質問者の方もそうですし、今どちらかというとね、周りの人を亡くしたっていうことでちょっとフォーカスしましたけど、
自分自身もね、いつか必ず亡くなるわけですよね。
でもその時に、まあ年取るとね、昔ほど怖く。
だからね、往々にして基本的には亡くなると思うんですけども、やっぱり考えるとね、ちょっといろいろ思うことはありますけど、
今の話聞くとね、なんかやっぱりちょっと捉え方変わりますよね。姿勢感がね。
あの、本当考え方で、もう死んだらね、何もなくなって、真っ暗闇に行っちゃうって考えたら怖いですけど、
亡くなったら、肉体は亡くなるけど、魂が素晴らしい世界にね、行けるんだって考えたらば、
ね、また今まで亡くなった大事な方々と会えたりとか、もういろんなことができるんだって考えるとね、
もう、これまたちょっと素晴らしいね、新たなまた人生じゃないですけど、なってきますよね。
人生じゃないか、魂のね、あれですからね。
そうですね。
まあそんな形で考えていただいたら、気持ち変わるかなと思うんですけど。
そうですね。
はい、ありがとうございます。
さあ、この番組では引き続き皆様から成田さんへのご質問を募集しております。
詳しくは概要欄をご覧ください。
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ということで成田さん、今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
10:54

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