1. 心に刻みたい人生哲学のはなし
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2023-10-04 10:40

第107回「子どもの自己肯定感を高める声かけ」

▼映像はこちら
https://youtu.be/gYCUPe2dyo0

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 登録は無料です。さらなる理解や復習にご活用ください!
 https://yoshinorinarita.substack.com

▶︎今回は、視聴者のご質問にお答えしました。
 不器用で失敗ばかりの子にはどんな声かけをしてあげたら良いでしょうか?
 信じてあげたくても、あまりに失敗続きだと余計に自己肯定感さがってしまいますよね?

▶︎番組へのお便り、成田儀則への質問相談募集中です。
http://j.mp/jtetsugaku

【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://yoheihayakawa.substack.com/

#メンタル
#人生哲学
#自己肯定感


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心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子どもたちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田儀則が、
今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
こんにちは、早川よえです。
こんにちは、成田芳典です。
心に刻みたい人生哲学のはなし、成田さん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今回は質問をいただいています。
はい、ありがとうございます。
不器用で失敗ばかりの子には、どんな声かけをしてあげたらよいでしょうか。
子どものことを信じてあげたくても、あまりに失敗続きだと、余計に自己肯定感が下がってしまいますよね。
ということです。
なるほど。
これはね、信じることが大事だっていうことはね、無償の愛っていうこともずっとこれまで番組でもお伝えしていますが、
とはいえ、不器用で失敗ばかりの子はどうしたらいいかって、これもちょっと親としてはわかりますけど、どうしたらいいんでしょうね。
基本的に失敗は成功のもとですよね。
確かに。
ですから失敗は決して悪くないんだっていうことを、まず子どもと一緒にね、これ子どもに伝えていく必要がある。
うん。
また失敗しちゃったじゃなくて、よかったわね、また一歩成功に近づいたわね。
親の声かけ一つで、失敗を失敗と捉えるか、失敗は成功の始まりと捉えるか、変わってきますよね。
だから失敗しちゃったら、全然問題ないよって、じゃあ今度どうやったらうまくいくか、一緒に考えようよ、一緒にやってみようよっていうことで、声かけをして、一緒にやってみてあげたりとか。
そういう形で、一個一個自信をつけて。
いくことが大事かなと思いますね。
いやでも反省ですね、今失敗はって言ったらすぐ成功のもとって僕も言えたんですけど。
はいはい。
まあそれは誰しも、ほとんどの人はその言葉知ってると思うんですけども、やっぱ親になるとちょっと忘れますね。
なんかこれだけ成田さんの番組一緒にやらせていただいても失敗すると、やっぱり言葉でさすがに言わなくても、またやってみたいにやっぱなっちゃいますから。
なりますよね。
そしてそうじゃないっていうのを、僕ら自身、親自身が呪縛を解かないとダメですよね。
そうなんです。だからその失敗から何が得れるか、何が学べるかっていうことを一緒に考えるようにするのが実はベストだと思うんですよね。
例えば子供が自転車で飛び出して怪我をしたと。
何もずっとバカだって頭から起こるのも一つなんだけど、心配してるから当たり前なんですけどもね。
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そこでまた一つ勉強になったねって。どうやったらこんなことになるか、ちょっと自分でもう一回振り返ってごらんって。
いや実は車にね、全く気をつけないで飛び出してしまったとかだよねって。
だからこれは決して悪いことじゃなくて、これ大きな学びで将来ね、あなたにとってもこの学びがどんどんいろんな命を守ってくれることになるよって。
だから今回痛かったけどしょうがないよねって。
だからこの学びは忘れないようにしようねみたいな。
なるほど。
話をしてあげると、その同じ失敗でも変わりますよね。
そうですね。
受け取り方が。
意味付けも変わってきますよね。
そうなんですよ。だから過ちを犯しちゃっても、ちょっと待ってって。
頭から起こることを絶対せずにね、あなたはきっとね、何か理由があってこれをやったんだろうって。
まず私はそう思ってると。何があったか教えてって話してごらんって。
で、そっから入る。
で、それ何もなければ、いやあなたの行動はじゃあ自分で。
どう思うって。
そんな形で子供と話して。
私はあなたのこと大好きって。
もうとっても大事に思ってる。
だけど今日のあなたの行動は、私はすごく寂しいなとかね。
そんな形で子供と話し合えば、変な思い込みを作らないです。
確かに。
要は子供の人格否定もせずに、あなた大好き愛してるね。
もう大事って。とっても大事。
だけどその行動に焦点を当てる。
そんな形で子供。
子供とコミュニケーションをとっていただく。
だから例えば失敗ばっかりでも、全然いいよって。
そのお子さんとまだできないこと。
何でもいいんですよ。
逆上がりでも何でもいいから。
一緒にお母さんもできないから一緒に逆上がり教室行こうとかね。
体操教室入っちゃおうとかね。
何でもいいからできないものができるようになった。
ほらできたーって。やったーって。
この喜びを繰り返すことによって、やればできるんだという思い込みを
大人になるまでに持て。
やれば、将来ね。僕がやれば何でもできるっていう思い込みを持てるから。
そしたらば大成功者ですよね。
天才になりますよね。
だから自分がやりたいものを見つける。
やりたいと思ったら諦めなければやがて必ずできる。
こんな人生になったら楽しくないですか。
確かに。
思い込み変わるとね、全てがとまでは言わないですけど、
自分自身の人生を振り返っても、まさに失敗ばかり続いて萎縮しちゃってる時って、
どんどんそこの回転、逆回転が。
止められないと失敗ばかり本当に続くじゃないですか。
でも何かたった一つのことで、幸運にも回転がプラスの方に回り始めると、
嘘のようにうまくいくことありますよね。
失敗しちゃいけないという思いが失敗を呼ぶんですよ。
だから例えば人前でね、うまく喋れなきゃいかないとか、
そんな風に思ったら前で喋れなくなっちゃうじゃないですか。
じゃなくて、まずは失敗っていうのは決して悪いことじゃないってことを、
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多分その子に分からせてあげないと、
失敗いけないと思ってる可能性がある。
だから余計緊張して失敗して、またやっちゃった、またやっちゃったって言って、
ぐるぐるぐるぐるマイナスの循環が起こってる可能性がある。
だから失敗、全然OK。成功の始まり。一緒にやってみようみたいな。
この瞬間繰り返すことによって、その思い込みが変わると本当に人生変わるので。
だから子供が持っている悪しき思い込み、これを変えてあげるのも、
親の役割だと思いますね。
これちょっと応用で伺いたいんですけど、今の基本をちゃんと心得た上で、
僕なんかもなんですけど、やっぱり僕と成田さんが同じことを言うんだと、
やっぱり全然違う感じがするんですよ。
成田さんが言ってる言葉にすることを、例えば僕が家で言っても、
なかなかまだできない時もあって、自分自身の失敗も含めてなんですけど、
例えばこの方にもありますけど、どんな声かけをっていうところで、
今成田さんの声かけっていうのは一つあると思うんですけど、
声かけ自体がまだ難しいんじゃないかっていう、
つまり、例えばもう失敗続きで、
萎縮しちゃってて、今の声かけを言語化して伝えると、
逆にそれも受け取ってもらえないんじゃないかみたいな、
そのくらい心閉じちゃってたり、関係性が萎縮しちゃってる時とかっていうのは、
つまり言葉を直接発することなく相手に信じてるよとか、
そういうものを伝えるための何かヒントってありますかね。
だからこれは普段のやっぱり会話が大事なんですよ。
伝わらないんですね。
いくら思いだけ、親の思いは必ず伝わるはずだって、
確かに伝わりますけれども、
でも子供は親の顔色やいろんなものを見て、
勝手に解釈するんで、
例えば怒ってるんじゃないかとか、
要は自分のこと好きじゃないんじゃないかとか、
愛してないんじゃないかとか、
そういった思いを勘違いする場合もありますから、
やっぱり言葉で事があるごとに、
要は常にメッセージを伝えてあげる。
だからすぐに分かってもらうことはできなくてもですよ。
そこがだからやっぱり根気なんですよ。
ですよね。
だしすぐにはだから難しいですよね。
もちろん無理ですね。
教育で一番大切なのは根気です。
何回も何回も同じことを何回でも、
心から真心を込めて伝え続ける。
伝わるまで。
伝わっても。
これがやっぱりすごい大事かなと。
アグネスちゃんさんのね、
8時間子供に伝えるって本に書いてありましたよね。
8時間向き合うって普通できないですけども。
できないですね。
彼女はその8時間だけじゃなくて、
また同じようなことが起こっても、
おそらく同じように時間かけて向き合って、
話し合ってると思うんですよね。
それをやってれば子供は、
常に自分が愛されてるっていうことが伝わりますよね。
いや、本当ですよね。
その根気が結局愛情の裏返しですもんね。
そう。
だから常に断るごとにね、
いかに例えば嘘がダメか、
それを時間をかけて話し合うっていうのは、
それだけ自分が愛されてる、大事に思われてる、
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大事に思われてるっていう、
これが自然と伝わっていくわけですから、
これ1日では無理ですよね。
ですから日々意識をして、
どんな言葉を子供にかけるか、
そしてどんな姿、後ろ姿を子供に見せるか、
が大事かなと思いますね。
こればかりはね、もうAIにはお願いできないですからね。
もうできないですから。
本当に根気強くですよね。
はい。
だからまさに本当に無性の愛、
これを常に子供だけじゃなくて、
周りの人にそれがもしできたら、
すごいなと思いますよね。
これもう本当に反省だらけですけど、
だから子供だけじゃないですよね。
自分以外の誰かに対して根気強くっていうのは、
本当にもちろん愛情を持ってて、
それ大事ですね、大人になっても。
それもやっぱり理想像の一つにね、
それが入ってると、
まさにね、そのような存在にね、
近づいていくのかなと。
やっぱりそこをはっきり意識してないと、
無理なんですよ。
はい。
そうじゃないものは、
現実にならないので。
意識してね。
根気強く。
根気強く。
はい。
はい。
さあ、この番組では引き続き、
皆様から成田さんへのご質問を募集しております。
詳しくは概要欄からお寄せください。
そしてこの番組はテキストでもお楽しみいただけます。
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番組と合わせて文字をお届けしますので、
こちらもぜひチェックしてみてください。
ということで成田さん、
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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