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上坂あゆ美の私より先に丁寧に暮らすな。次のお便りです。ラジオネームゲッソリさん。
上坂さん、うかいさん、こんにちは。よりすなの更新いつも楽しみにしています。お二人に相談したい悩みがあります。
それは、ワクワクで見始めたはずのドラマが、開始20分ほどでつまらなくなってしまうということです。小説なら60ページほどで飽きてしまいます。
こんな私ですが、中学生の頃は漫画に小説にアニメにどっぷりはまるオタクでした。その時は目に映る物語すべてが新鮮で、今思えばちっとも趣味に合わないようなものまでかじりついて見ていたように思います。
それから時が経ち、物語に対して私なりに好みの設定、展開、こうあるべき、のようなものができてから、より好みが加速し始めました。
共感か、私の予想のちょっと上に展開してくれる作品を探し、さまようゾンビと化しています。共感できないものは徹底的に拒否しています。
植坂さん、うかいさん、こんな私があの頃の純真な気持ちと異文化を受け入れる柔軟性を取り戻す方法はないでしょうか。
というか、そもそも私は青春を美化しているだけなのでしょうか。最近はBL作品とポッドキャストしか接種していません。ということで、ありがとうございます。
ありがとうございます。
BL作品とポッドキャストは見ている。
がっつり。
こんな番組まで聞いていただいて。
ありがとうございます。
この番組はどっちなんでしょうね。
共感してくれてる。
共感か予想のちょっと上かどっちなんでしょうね。
わかりません。わかりませんが、はまっていただいてよかったです。
そうですね。
こんな審査の厳しい方に。
僕結構ね、むしろこの迷路は共感なんです。
でもね、私もわかるって思った。
わかるよね。
この感じ、この感じで何だろうね。年齢的なものもあると思うし、時代的なものもあると思う。
あると思う。コンテンツどんどん増えてますから。
目まぐるしいじゃないですか。
あれよ、あれよって、そうそう、それこそだからゲストリーさんが言うように、やめることができるんですよね。
それはすごい変化だと思う。
そうだよね。ちっちゃい頃ってさ、そんなアニメ無限に見れるわけじゃなかったしさ、
なんか漫画とかもお小遣い貯めて買わないと読めなかったしさ、貴重だったんだよね、コンテンツが。
もう一冊のファミ通をどんだけ読んだか。
あーでもわかるよ、それ。めっちゃ攻略本とか隅々まで読んでた。
そうそうそうそう、はがきコーナーとかも全部ちゃんと見るみたいな。
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あー読んでた読んでた。
あるよね。
うん、あるね。
今そこまでなんか舐めるように本とか映画を見るって確かにあんまないかもね。
え、でもどうなんだろう、この人さ、BLとポッドキャストでは新しいものに触れてはいそうじゃんか。
で、本文の内容だけを見ると、多分そのアニメやドラマや映画とかも、
自分の共感か斜め、予想斜めちょっと上をくれるものはちゃんとはまる感じじゃんか。
うん、そうっすね。
私それだったら別にいいんじゃないと思ってて、
自分の青春時代に流行ってたものしか見ないとか、
あーなるほどね。
そういう人たまにいるじゃん。
いますね。
そう、なんかそれとかはなんかちょっともったいないのもあるし、
自分のさ、世界がこう頑固になっていく感じがして、
そしていつしか開古中と言われる未来が待ってるわけなので、
ビートルズ王子ね。
そう、ビートルズ王子みたいに。
いや、ビートルズはいいんだよ、ビートルズはいいんだけど。
そう、いるじゃん。
自分の青春時代を美化しすぎてそこからもう抜け出せない人とか、
それはちょっとやっぱりいろんな意味で多様性の理解とかも阻んでくる気がするから、
なんか新しいものを取り入れる姿勢があるのであればそれでいいんじゃないかと思ってて、
で、コンテンツって途中でやめてもいいと思ってて、
むしろ見てるだけ全然よくない?取り入れようとする意思はあるからさ。
そうっすよね。
はまんなかったらやめりゃよくないという気がしているのですが。
そう、僕もわりとそんな感じだと思います。
なんか昔とは絶対に美化とかじゃなくても違うとは思うんですよね。
自分には掘りがいのある穴がいくつかあって、
で、その穴がどれが一番掘れるかっていうのを調べるために、
青春時代とか10代20代ってむっちゃいろんなものに触れると思うんですよ。
で、その穴がようやく見つかったくらいがやっぱ20代後半とか30とかと思ってて、
で、あとはそこを掘るだけの作業な感じをしてるんですよね。
でもそうかもしんないね。
いや、なんかさ、この人は自分で作ることはされない方なのかもしれないんだけど、
作風の見つけ方ってそういうことじゃんか。
そういうことですね。
まさに。
あらゆるものを見た上で、自分の壺にぐってくるやつを並べて、
で、そこからやっぱ深掘りして導き出すのが自分の作風でありフェテシズムであるから、
なんか別に何も間違ってないよねって感じはするよね。
そうそうそうそう。
ちょっとね、最近思うことがあって、
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はい。
周期、流行りものの周期って回るって言うじゃないですか。
はい。
最近のK-POPの曲で、昔の曲が使われてるみたいな、
昔の曲じゃない、曲のジャンルが使われてるみたいなリバイバルやみたいなをよく見るし、
そことは違う分野でも、昔流行ってたバンドの雰囲気に似てて、
で、調べてみると、そのバンドの人がそのバンドのことを好きやったみたいな。
昔のバンドのこの人のことが好きやったみたいな。
で、今20代前半とか。
なんかそういうのをわりと目にするときに、
自分の中の中年に進んでいく自分が、
ああ、あの時代のあれでしょって先に言っちゃうんですよ。
うん。
で、これを口にしたら、老害なんやと思って。
へえ。
あ、そうか。そこでシャットダウンすることがある、これって思って。
え、なんで?ダメなの?言ったら。
ダメというか、知ってるふうを装うというか、
新しいものをカテゴリにはめちゃって、会話を中断させようとしてる。
あー、なるほどね。
そうそうそうそう。
それが自分の中にもちょっとずつ増えつつあんねやっていう。
あー、確かに。
そう。だからそれが出そうになるときにストップをかけて、
でも、新しい人がなぜこれをやるんかっていうのはまだ俺は知らん。
うんうんうん。
で、それを調べたときに、うわ、面白ってなる可能性はむっちゃある。
あ、確かにね。
これを越えれるかどうかっていうところに、俺は今来てんねやと思って。
そうだね。
で、実際にね、それを越えて、K-POPにはまったりするんすよ。
はいはいはい。
だから、ちょっとその作業量は増えてるんやけど、
けど、それって昔の楽しみ方と全然違うし、
そこの山を登れるかどうか。
面白いに半面、怖さ半面みたいな。
うん。
対人の話なのか、自分の中の話なのかで結構違うなと思ってて、
この人さ、共感できないものは徹底的に拒否していますって言ってるじゃん。
これが自分一人の話なんだったら別にまあいいと思うんだよ。
私もそういうとこあるなと思うし。
前言ったけど、分からないものは分からなくていいみたいな話で言うと、
拒否まで言っちゃうとちょっとあれだけれどもね、
共感っていうのはつまり分かんないと嫌だってことだから、
そこまで行くとあれなんだけど、
一生一生としては全然よくて、
ただそれをさ、誰かが好きって言ってるものを分かんなかった時に、
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私それマジで無理って言いさえしなければ別に良くないっていうね。
まあね、楽しんでる上ではね。
そうだと思う。
で、やっぱりうかいさんのさっきの話も、
え、でもそれって結局元ネタ何年代のあれでしょって、
人に言っちゃいけないけど、別に思うのは良くて、
そうそう。
で、そんな上で新鮮に楽しめればいいわけだから、
っていう話だなって思ったの。
確かにね。
言うか言わないかって言うね。
ただ、まあ思うのはいいじゃん。
思うなら。
作品なんだからさ。
作品に対する共感って話ちょっと言いましたけど、
もうちょっと詳しく聞きたい。
え、なんか前にさ、ちょっと喋んなかったっけ、どっかで。
最近ちょっと寄り捨な取っても没にするやつとかあって、
もう喋ってないか覚えてないんだけどさ。
え、なんかその、分かんねえみたいな、
あー、はいはいはい。
映画とか、あとまあ単価だとめちゃくちゃあるんだけど、
ありましたね。
うん。読み取りきれない作品があった時に、
今の社会ってすごく分からないといけないっていう圧が強いけど、
分かんなくていいよねみたいな話を前にした気がしてて、
だから確かにこの、共感こそが良しみたいに、
自分の思考が固まっちゃっていた場合に、
ちょっと怖い気持ちはなんか分かるなと思ったんだよね。
なんか自分の中で、共感と理解っていうのは結構分かれてて、
あー、そうだね。
そうそうそうそう。
で、共感を求めるっていうのが、
具体的にどういうことを指してるのかなっていうのは、
まだ言語化できてないかも。
あー、共感ね。
わかるっていうものが共感なのか、
よくぞこの気持ちを言ってくれたっていう気持ちなのか?
えっとね、わかるの解像度だと思ってて、
わかるの場合、めちゃくちゃ高次元のわかるで来てくれた場合に、
細かい人間性のこの部分とかって来てくれた場合に、
共感が発生するのかなっていうのと、
単価の世界だと共感だけだとあんま良くないかもみたいなことがあって、
そこで言われてるのは、
わかってはいたけど改めて言葉にされるとなるほどねみたいなやつ?
あー、なるほど。
例えばね、なんか私の好きな田中梅子さんっていう歌人がいるんだけど、
その人の歌で、奇数本入りのパックが並んでる鳥手羽先の奇数奇数奇数っていう歌があって、
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言われるまで考えてなかったけど、
確かに奇数本入りの鳥手羽先のパックって怖いよねっていうのがあって、
確かに。今一気にイメージが固まった。
なんでかっていうと、鶏の足や手は有数だからなんですけど、
手が奇数なわけがなく、奇数だった場合、
複数の鶏の手を思いでパックに詰めているという事実が急に立ち上がってくるから、
奇数本入りの鳥手羽先パックは怖いんですけど、
確かに。
単価で言うと、こういうのが多分言われるまで気づかなかったけど、
言われると確かにそうだよね系の共感。
だから2種類ある気がする。
とにかく分かる、高解像度で分かるってタイプの共感と、
言われてみればそうだよねっていう共感の2種類がある気がする。
なるほどなるほど。
あー、そういうことか。
いや、私はそう思ってるけど。
いや、なんかね、俺ね、共感っていうものにずっとね、ビビってて。
怖い怖いってなってて。
でもなんかさ、すごい猫もシャクシも言うからちょっと怖いよね。
そうそうそうそう。
共感力が高い、あーあーみたいな。
改めて聞いた時に一個思い出したのが、
大喜利?
はい。
大喜利をどうやって作るかみたいな芸人の動画に見てたんですよ。
赤峰総理?
そうそうそうそう。
あー、いいよね。
面白いよね。
あの人が言って貼った、ベースはあるあるですって言ったんだよ。
うん。
あ、そうなんやってむっちゃ思って。
はいはい。
割とこう、なんやそれみたいな回答があると思わせて、
実はよく考えて見てみると、
確かにあるあるをベースに裏切ってんねやみたいな。
あ、そうそう。
そうそうそう。
そっかってむっちゃ思って。
はい。
だから共感というものが、自動的になんかスイッチを作るんやろうなみたいな、感情に。
うん。
っていうものを、いかにもうひと手間かけるかみたいなところで、
言葉の勝負ってあるのかみたいな。
うんうんうん。
まあ小説とか、まあ小説でも近いかもしれん、そういう意味では。
うん。
ちょっと分量は多くなるけど。
うん。
自分の中で割とそれは衝撃やと思ってて、共感より。
うん。
なんか衝撃力の高い漫画が好きやと思ってて、小説が好きやって。
うん。
ただその衝撃を受ける自分というものは、どっかでその共感というトリガーからスタートしてんねやって、今改めて思った。
あ、そっか。じゃあうかいさんの好みの共感というものは、さっきの2つで言うと後者みたいなことなのかもね。
そうね、後者かもしれん。
その型があった上で、ちょっとだけ裏切ってくるみたいなこと。
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そうそうそうそうそう。
あー。え、でもさ、芸術ってさ、だいたいそうじゃないって気もしててさ、
うん。
なんか、だって、ルネサンスではこういう様式が流行ってて、
でもそれに対してこういう作品を出したから新しいと言って評価されたみたいなことが、
ずーっと続いて今に来てるわけだから。
まぁ印象派にしても、極派にしても、全部そうやもんね。
そう、全部そう、全部。そうやって芸術って生まれてきてて、
だから、今で言ったら、え、異世界転生でこれやるの新しいね、みたいなのを、
あー。
そう、人間はずっとやってるわけ、それを。
いやもう一緒よ、一緒。
中生から変わんないそのあるあるが好きってもう、
ずっとそうなんだろうな。
ずっとそうでしょ、そんなんもう。
で、やっぱさ、あれよね、その印象派とかがすごいのはさ、
あとキュビズムとかがやばかったのは、
あれってあるあるじゃないからなんじゃないかなって思うね。
あれってもうさ、踏襲してないんだよね、その流れを。
文脈は組んでんだけど、
あるあるを残さずに急に新しいものを出すとかが、
革新的な芸術様式みたいなことで、
シュールレアリズムとかもそうですけど。
そうね。
で、現代でこれだけコンテンツ飽和して、
やっぱ見たことないものを出すって相当むずいので、
むずいね。
そう、人々にじゃあどうやったら衝撃当たられるかってなったときに、
やっぱりその型をなぞった上でちょっと裏切るとかが、
定石にはなってきてますよね、というのは思うね。
確かにね。
なるほどね。
そう、だから戻ると、この相談者さんが好きな好みも別にそうだよねっていう、
でもここまで聞いた上で、
この人が好きなBL作品が知りたくてしょうがないけど。
確かにね。
ゲッソリさんの共感よりちょっと予想斜め上のBL作品だ。
やばいよね。
なんかさ、これでさ、これ共感なんですって言ってさ、
結構グロいやつ来たらどうしようとか思うしね。
BLの系譜って俺全然知らんね。
いや、あれもね、脈々とありますよ。
絶対あるやろ。
私、そこまで詳しくないです。
一般人よりちょっと読んでるぐらいの毛が生えたようなもんなんですけど、
でもやっぱあれもね、思うけど、
女性向け作品の方が、
様式美が強いと思ってる、私は。
少女漫画とか、TLとか、あとBL系ってめちゃくちゃ型がある。
あ、ほうなんや。
って思う。
あの、成人向けとか、成人って言うとエッチなやつになっちゃう。
オールターゲットとか、または男性向けとかに比べて、
ちょっと特殊な市場だから、
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市場がちょっと狭いから固定化されるとかもあるかもしれないけど、
なんかね、うまく言えないな。
言えないんだけど、なんか結構型が強いと思ってるな。
いわゆるイケメンの型とかも、
最近はやや増えてる。
やっぱベースライン一緒だし、
少女漫画とかもね、
最近はほんといろいろあるけど、
ちょっと前まではずーっとなんか近い型でやってなかった、少女漫画って。
やってたっぽくは見えるね。
たまにすごいトッピーな人が出てきて。
そうそうそう。だからやっぱどの業界にもさ、
いやーBLもね、やっぱ型あるよね。
この流れで絶対、受けがこうなると思ってたのに、
ここでこうくるかーみたいな感じの裏切り型とかさ。
あと、やっぱり、
なんか、
なんか、
なんか、
なんか、
なんか、
あと、やっぱ最近なんかシチュエーションで幅出してる気がするな、BLは。
そうなんよ。
シチュエーション。
ヤクザとなんとかのBLとか、
設定勝ちみたいな。
そこがね、ある気がする。
その、やってることは型通りなんだけど、
設定だけがトッピーみたいなやつとか、
結構見ますねーという感じ。
すごい、まあそんな人ばっかりじゃないとは思ってねーけど、
はい。
あのー、俺の友達ですっごいそのBLの沼にいる人が、
はい。
その、たまに俺が僧侶の格好とかで会うと、すごいなんか資料を見てるように見てきて、
ここどうなってんの?ここどうなってんの?みたいな。
あー、作画資料。
そうそう。ちょっと匂わして、ちょっと匂わして。
そうか、そういう、そういう世界もあんねんなって思いながら。
いやー、でもそうですねー、僧侶とかも結構、
あー、でもどっちかっていうとTLで見たな、それは。
TLでなんの?
Teen's Loveで。
Teen's Loveね。
まあ、簡単に言うと女性向けエロ漫画ですね。
あー。
はい。TLで僧侶と恋に落ちて抱かれちゃうみたいなやつ見たことあります。
まあ実際ね、歴史的に僧侶はそういうことありましたからね、昔。
いや。
小坊主のお尻を追いかけてる時がありましたからね。
そっちかー、そっちかー。
いや、まあまあ、その、まあね、フィクションだから、
そういう僧侶がいたかどうかとは関係ないんですけど、
どうしましょう、このご相談。
うーん。
えっと、そう、まあでも結局あれだよね、うちらとしては別によくないという。
うーん、まあね、実際楽しくないもん楽しんでも仕方ないし。
うん、いいんじゃない?
うん。
ただ、惚ることは今後いくらでも多分惚れると思う。
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そうだね。
広げるターンから深めるターンになってるっていうことは、そこの面白さはあるんじゃないですかね。
そうだね。
うん。
あとやっぱさ、好きなものについて言語化することをさ、繰り返してるとさ、
うん。
あ、なんか言語化って言葉も嫌いなんですけど、
なんかさっきのうかいさんの共感怖いと近くて、
なんか言語化って言葉怖くないですか?
ちょっと怖い。
そう、なんかさ、あまりに言うからみんなが。
そう、ちょっと怖いんですけど、
まあなんかその思ったことを言葉にするってことをずっとやってるとさ、
なんかだんだんその自分の心理眼に自信が出てくるのね、私の場合は。
で、自分にはまんなかったものが悪いとかじゃなくて、
私はこういうのが好きなんだなってフラットに思っているんだけれど、
まあなんかそれやっていくと徐々に自分に刺さるものが自分はわかるっていう自信が出てきて、
だから私結構ね、コンテンツ飽きて途中でやめることにあんま罪悪感がなくて、
それは私が見て面白くなかったんだからしょうがないみたいな自信を持ってやめてるんですよね。
いいことだね。
そうそうそうそう。
それから感想を言葉にしたりとか、
自分ってこういうの好きだなみたいなのをもうちょっと詳しく言葉にしたりとかやってみると、
罪悪感なくなるかもしれない、飽きることに。
好きなものに対しての時間も増やすってことね。
そうだね、そうだね。
それはいいかもね。
言うてさ、新しいもの見たほうがいいんだけどさ、
人生でさ、そんな全部のコンテンツ見れないからさ、
だったら好きなもの見てる時間多いほうがいいじゃんかっていう気もしますし、
こないだまで私演劇やってたじゃないですか、
その中の登場人物がね、
なんか一人が、人生でセカチュウしか見たことない男が出てくるんですけど、
いやなんかめっちゃいいなと思ってさ、
で、え、セカチュウ好きなんですかって他の人が聞いたら、
普通です。でもインパクトがあるでしょう。
サブスクの時代なら特にって言うんですよ。
怖いんだけど、
でもなんか、確かにそんないっぱい見てるほうが偉いとかいう話でもなくて、
究極はやっぱ自分の快楽のためなんで、
知識を誇る必要もないし、好きなものを見たらいいんじゃないかなという気がします。
確かに、しかも今の話聞いたときに、
見る理由って絶対に、見たいから見るだけじゃないと思うんですよ。
今、そのサクチュウの人が言ってた、
サブスクの時代にインパクトあるでしょっていうのは、
すごいなんか、不純ではない理由であって、
僕がむちゃくちゃ小説読んでたのは、それこそ小説家になりたいとか、
その小説を好きやって講演する以上見るっていうこともあったと思うんですよ。
で、今確かに小説読めなくなってきた、どんどん。
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なんかそれは別の仕事ができたし、みたいな理由もあったりして、
そうだね。
案外そういうもんなんじゃないかなって思ったりするんですよ。
いや、そうだよ。で、その理由にさ、いいも悪いもないよね。
そうそう。だからもう全然違う、新しい沼にはまるっていうのも。
もうね、好きな沼に好きなだけいたらいいよね。
いや、そうだよ。私もさ、メイド喫茶で働いてた時、
そのクールなアニメ全部見てたけど、やめてから全然見ないもんね、アニメ。
あるある。
もうそうなんですよ、所詮ね、ビジネスオタクだった、自分は。
でもいいじゃん、別にっていう。
上坂亜佑美の私より先に丁寧に暮らすな!では、
リスナーの方からのトークテーマのご提案、ご質問、ご相談などお待ちしております。
投稿の際は、ぜひラジオネームをつけて送ってください。
送り先は、ポッドキャストの説明文に載せてあるURLまでお願いします。
また、感想などは、ハッシュタグよりすなでポストいただけると、
常に私とうかいさんが巡回しておりますので、よろしくお願いいたします。