彼女が別れた理由
上坂あゆ美の、私より先に丁寧に暮らすな。次のお便りです。
ラジオネーム、目にもとまらぬ早坂さん。
上坂さん、うかいさん、こんにちは。23歳、社会人2年目の男性です。
さて、相談です。少し長いですみません。
おととい、「優しすぎる」ことが理由で、彼女から別れを告げられました。
これについてお二人の意見を伺いたいです。
彼女が新社会人になり、なかなか会えない日が続いていた最中のことでした。
彼女が別れたい理由としては、一足先に社会人になっていた私は、会う時間を念出していたのに、
彼女は仕事の優先順位が高く、会おうとする気になれないこと、
それを私が何も言わずに待ってくれる優しさが辛くなってしまったこと、というのが主な理由でした。
もう好きではなくなったというのは理解できるのですが、
彼女いわくそうではないとのことでした。気を使ってくれたのかもしれませんが。
彼女が幸せに生きてくれるのが一番なので、何も言わずに別れを受け入れました。
今までも誰にでも優しいと見られることで失恋を経験しました。
それを魅力だと言ってくれた彼女が離れてしまい、
このスタンスを変えたほうがいいのかわからなくなりました。
お二人のご意見やアドバイスがあればお願いします。
優しさの真意
ということで、ありがとうございます。
振られちゃいましたか。
このお便りもらったのが8月中旬なんで、もうだいぶ経っているんですけど。
もう1ヶ月以上。
すみませんね。ちょっとね、私とうかいさんの間でこれについては審議があったんですよ。
このお便りを取るべきかどうかという。
そうなんですね。
そうなんですよね。すごく悩んだんですよね。
頭の隅ではずっとあったんです。
あなたのことがずっとあったんです、この1ヶ月。
あったんですけれども、やっぱこれは言ってあげようという結論になりまして、
まずね、彼女が別れたい理由ですよ。
彼女は仕事の優先順位が高くて会おうとする気になれなかった。
それを何も言わずに待ってくれる優しさがつらかったっていうことなんですけど、
それをあなたは優しすぎるっていう理由でまとめてくれているんだけれども、
優しすぎることが理由じゃありません。
言い寄った。呪い言葉で。
もうね、言ったほうがいいと思った。
っていうのは、先日鈴木ジェロニモさんのラジオにゲスト出演したときに、
似たようなお悩み相談を受けまして、私はすごく言葉を選んだ結果、
あなたの問題はそこではありませんって話をしました。
詳しくは、お笑いゲラアプリ鈴木ジェロニモの感情の10話だったかな。
なんかちょっとその辺の私のゲスト回を聞いていただければなんですけど、
優しすぎるが原因で振られている方々、この世の方々、
そのすべてはあなたが優しすぎることが原因ではありません。
そうだぞ、過去のウカイヨシキ。
ウカイさんにも刺さってました。
そうなんですか。ウカイさんいつ気づきましたか、これ。
いつ気づいたというか、自然には気づいてたし、
そもそも優しさなんて言葉に騙されてたらダメなんですよ。
そうですね。いやいやいや。
でもウカイさんも優しすぎるとか言われてそうだなってのは思いますよ。
言われてましたよ。
思います。それを言われた男性たちは、この間のお悩みの方もそうだったんですけど、
じゃあなんですか、優しくなくなればいいんですか、みたいなね、言われるんですよ。
私が優しいのがいけないんですか、みたいになるんですけど、
優しすぎてダメなことなんてありません、この世には。
難しい答えを言うね。
もしくは、私とあなたの優しさの定義が違っています。
それなんですよね。
はい。
そこなんですよ。
そこなんです。
ちょっとこの目にも止まらぬ早坂さんに分かるようにどうやったら言えるかね、
この理由どう思う、この彼女の別れたい理由。
私は青じくを念出していたのに、彼女は仕事の優先順位が高く青どする気になれないこと。
それを相談者さんが何も言わずに持ってくれる優しさが辛くなってしまったこと。
はい。
僕ね、何が理由かわかんないですけど、何も言ってない気がするんですよね。
そうですね。何も言ってないか、もしくはこのままなんだと思います。
このままだとするとあれよ、単純に今仕事が忙しくて、
あなたの時間取れないから別れようってことです。
そういうことですね。
つまり仕事の方が優先順位が高いです、以上っていう話。
それに対しての優しさっていうのが、革命通りにとったら、
彼女は辛くなってしまったけど、別に悪いことじゃないはずなんです。
悪くないよ、別に。
そうそう。
でも彼女側の視点に立つとよ、別に早坂さんは悪くないんだよ。
目にもとまらぬ早坂さんは悪くないんだけど、
彼女側がここで言いたいこととしては、今仕事忙しくてそれどころじゃないのに、
俺はいつでも待ってるよ、うるうるみたいな八甲みたいな顔をすんなってことです。
俺はずっと君の帰りを待ってるよ、そして俺は君より先に社会人になったけど、
今まで俺は時間作ってきたけどね、うるうるって顔をしてんじゃねえってことが、
彼女はそれを優しさの四文字でオブラートに包んでいます。
プレッシャーはね、感じるよね。
そういうことです。
それを優しさと表現しているけれども、ちょっとそれますけど、
プレッシャーを与えるのは優しさなのかっていう話もあります。
それはですね、確かに。
これは本当の意味での優しさかどうかっていうのは真偽です。
優しさという言葉には変わってるけれども。
そう、あれかもね。
彼女が望んでたのは、別に私のことなんて気にせず、
あなたも仕事とか好きなこととかいろいろやってもらって、
お互いタイミング合えば会いましょう、みたいなノリだったら良かったのかもね、彼女的にはね。
でもなんか、早坂さんは付き合ってるからさ、当然そう考えるのは当たり前で、
別に早坂さんは悪くないんですけど、何回も言うけどね。
悪くないんだけど、いつ会えるかな、いつ会えるかなって思っちゃってたから、
それがプレッシャーだったよっていう話ですね。
それは確かにある。
私がさっきちょっとウルウルみたいな顔すんなっていう意地悪な言い方をした理由はですね、
彼女が別れたい理由を書くときにね、
結論としては、彼女は今仕事が忙しいから会う気になれないっていうのが理由なんだけど、
その前に先に社会人になっていた私は会う時間を年出していたのにっていうのを入れてるのって、
なんかが透けてませんか。
俺はやってたのにって意味かなと思ったんだよね。
なるほどね。
はい。
あー、確かに確かに。
これいらなくない?その彼女が別れる理由と関係なくない?この一文。
確かにね。
うん。
あー、なるほどね。
いや、わかんない。それとも彼女がこう言ったのかもしれない。
その、あなたは時間作ってくれてたのに私は作れないから別れましょうっていう意味で言ったのかもしれない。
この私っていうのはどっちにかかってる?
たぶん相談者さん。
相談者さんこと私か。
そう。
うんうんうん。
うん。
そう。でもここで私って書いてるから、
確かにそうね。
これは愚痴なんじゃないって思ったんだよ。
あー。
めんどくさい。めんどくさいことになってる。
そう、なんかね、なんかね、ちょっとね、この一文がね、ちょっとねじれてたからね。
あ、確かにね。
そう、なんか何かなって思ったのよ。
あー。
はい。で、まあ別に総合して、あなたは別に悪くないです。
その付き合ってたら、そんな連絡待ったり次いつ会えるかなって考えるのは当たり前だから、
たまたまそれが彼女の今のバイブスと合わなかったって話であって、
うん。
あなたはマジで全く悪くない。
うん。
し、いや分かんないよ。もしかして相談者さん書いてる通り、
うん。
彼女の気持ちがもう全て冷めてしまったから仕事より優先順位が低いのかもしれないし、
うん。
他に好きな人ができたからあなたとの時間の優先順位が低いのかもしれない。
それは分からないけど、
うん。
彼女にしか。
うん。
分かんないけど、とりあえずあなたに火はない。
そうしてあなたが優しすぎることは全く問題ではないっていうことが今分かってます。
特別な関係の重要性
うん。
そうなのよね。
そう。優しさとか優しいからっていうのは問題はそこじゃないときにあまりにも便利な言葉なんですよ。
そうなんすよ。
はい。
本当にね、あんまり使わんでほしい。
いや分かる。なんかさ、本当の優しさがぶれるからさ、それされると。
そうそうそうそう。
いやそうなんよな。
だってこの目にもとまるの早坂さん、基本的には文章めっちゃ優しいじゃないですか。
優しいよ。
うん。それが優しさ辞めてしまうなんて悩ませるものがあって良くないんですよ。
いや良くないよ。
まあ最後のね、一文のね、誰でも優しいと見られることで失恋を経験しましたっていうのは、これはもうね優しく見える人あるあるなんですよ。
うん。
うん。
なんとなく分かる言ってることは。
そうそうそうそう。で誰でも優しいっていうのを恋愛の中で言われるのは確かにこれはね悪種なんですよ。
うん。
うん。だってその人を特別視してへんってことになるから。
いやそうですね。
そうそうそうそう。だから結局俺は好きじゃないけどオラオラしてる人がパートナーだけ優しいってなったら、それはパートナーからしたら嬉しいよ。
うん。
だって自分にだけ向けれるものやし。
はい。
しかもましてやその攻撃力の高い武器みたいなもんで。
はい。
やっぱりその最強武器で思ってる自分っていうある種の悪い優越感もあるじゃない。
うん。
うん。そういう人たちはいるし。
うん。
少なからずそういうところあったりするので。
いやそうなんだよ。でもそれってさジャイアンがさたまにいいことするとめっちゃ評価される理論だから。
そうそうそうそう。
なんかヤンキーが猫拾う理論だから。
うん。
普段から優しい奴の方が偉いに決まってんの。
そう。
うん。ずるいのそれは。
大事なのはパートナーが特別であるってことが分かればいいってことなんですよ。
そうです。
うん。それは出さなきゃダメ。
そう。だから普段から誰にも優しい早坂さんはですよ。
うん。
目にもともらの早坂さんはパートナーにその100倍優しくあればいいわけです。
そうなんです。
そういうことです。
うん。
っていうかこれは全国のあなたは優しすぎるって言われたことのある全ての人に言っています。
そう。
今脳に直接語りかけています。
うんうんうん。
あなたが優しいのが問題なのではなく彼女にもっと特別優しくしてくださいということです。
そう。
好きならね、できるじゃないってなるのよ。
はい。
で、好きならね、できるさ。
それでも振られるのよ。
経験者が言っています。
だって2年も3年もずっとその特別視ができるかって世界なんですよ。
うん。
それはそうなって優しくなくなったって見られるのは別にその見た側は悪いんじゃなくて、
こっちがそのトリガーを引いてんねんから、それはあの弱い部分見せへんかったこっちが悪いんですよ。
弱い部分っていうのは?
優しさとつまらなさの関係
例えばその優しいとかいつでも包容力があるみたいな。
うん。
で、それで付き合ってたのに、いやないやんけってなるのは急に変わるからなんですよね。
そうだね。
そう。いやそんなことないってちゃんと人間として付き合ってれば、ちゃんと向こうもわかるはずなんですよ。
うん。
やのにそれを怠ってたこっち側の責任もやっぱりあるんですよ。
いやー、なるほど。
うん。
いやでもね、別に男女共になんすけど、付き合ったら急に出されると困るんだよね。
そうそう、急にね全部出すのそれもおかしい。
なんかさ付き合うまではさ、めっちゃさ海外式なんかやったりさ、相手のことを考えてめちゃくちゃいろんなことしてくれたのにさ、
付き合って急にありのままを見てくれモードになると、そりゃ戸惑いますって。
いや今までの何だったんってなるからさ、そのお試し期間とあまりに実態が違うからそれは。
うん。
だからやっぱ一番いいのは最初からありのままで向き合うことだと思うな。
うんうん。
その上であなたが好きですどうですかっていう決断を迫るのが良くて、やっぱ付き合う前にめっちゃ頑張るとかはね良くないですよね。
ないですね。
ごめんちょっと趣旨それましたけど、パートナーに100倍優しくあれ以上だよこれは。
あとね早坂さんがどうなんかちょっとわかんないんですけど、その誰にでも見せる優しさを意識的なもんなんかどっちなんかっていうのもあるんですよ。
あー確かに両方いるよね。
で、結果的に周りが喜べばいいかもしれないんやけど、ちょっとは意識した方が僕はいいなと思うんですよ。
はいはいはい。
僕割と両方経験してて、昔はどちらかというと優しいんじゃなくて興味がなかったんですよ。
なるほど、包容力があるんじゃなくて興味がなかった。
そうそうそうそう。興味がないから相手に害も与えへんし、面白くない話来てもそうかそうかみたいな。
受け流すし。
そうそうそうなんとなく聞いとくみたいな。そうしたら聞いてくれて嬉しいみたいになるけど、それは優しさじゃないよねって僕は思うんですよ今では。
いやほんとそうね。
で、今はむしろ興味があるものはむっちゃ聞く。で、興味がないものはいかにその話じゃないようにするかみたいなテクニックもある。
うーん、確かに。
けど、結果的に言うとその意識して興味がある話を聞いた方が向こうも喜ぶんすよね。
そうだね。あ、てかわかった。優しいとか言われがちな人の共通点。
うん。
自己主張が苦手。
苦手。
これだわ。
うん。
あ、今度から優しすぎるつって誰かを振ろうとしている人は、あなたは自己主張がつたないので無理ですって言って振ってください。
うんうんうんうん。
そっちのが近い。
そうなんすよ。
そういうことです。
だから恋愛における優しさを理由に悪くなるケースは、僕は頭の中でつまんねえっていうことなんですよ。
はあ、わかるなあ。優しすぎる。わかる。優しすぎるって言って恋愛が破綻する多くのケースは、要するにつまんねえってことですね。
そうそうそうそう。
いや、マジでそうかも。
これはね、ちょっとね、あの野良言葉が過ぎるかもしれんけど。
でもね、実際そうなのよ。みんなつまんねえって言って悪者になりたくないから優しすぎるって言って加害を避けてるだけなのよ。
そう、そういうことなのよ。
はい。あ、これは真理です。
そう。でもここまで来たらもう簡単なんよ。
はい。
やったら面白くなればいいのよ。
そうです。で、面白くなるにはどうしたらって考えると、自分の好きなもの、嫌なことをはっきりさせ、さっき言ったみたいに好きなものには興味を持って聞くとか、嫌なことは意思を持って遠ざけるとか、そういう自己主張が大事だっていう話なんですよ。
そうなの。
それが面白いってことなんです。
コミュニケーションの重要性
やっぱね、僕の周りのパートナーがいる人たち、むっちゃ面白そうにそのパートナーの話する人が多いんですよ。
あー。
僕はね、これをすごく嬉しいんですよね。
そうなのか。
友人として。
うん。
なんかそれがすごく健全で、それはなんかこんないいことしてくれたじゃなくて、この前こんなことしとったわみたいな。
あー、わかる。
それも含めて、やっぱりそこは優しいとかを超えた充実が見えるんですよね。
あー、わかる。
それってだって、パートナーのことを面白そうに話すっていうのは、つまりつまんなくねえってことだから。
そうなんですよ。
そうなんですよね。
それを目指すべきだね。
で、そこの前提としても優しさはあるんですよね。
そうなの。
てかね、優しいって結構無価値なの恋愛において。
そうそうそうそう。
ごめんごめん、本当のこと言ってごめんね。
本当のこと言って悪いんだけど、優しいって他なんもないに近いっていうか、前提だよね優しいとかって。
うんうんうんうん。
だって無害に近いもんね、意味合いとして。
そうそうそうそう。
私に害を与えないぐらいの意味しかないよ、優しいって。
あー、言うてしまった。
やばいよこれ、どっかの組織に刺されるかも。
優しさの。
そう、本当すぎて。
誰も、みんながまだ言ってなかったけど、本当すぎて。
はい、まとめますと、恋愛における優しい優しすぎるっていうのは、つまんねえって意味です。
うん。
で、おもしれえっていうのは、その人のやっぱり魂の輪郭が見えるってことだと思っており、
その魂の輪郭が人それぞれ違うから、すべてを受け入れる受け流すのが優しいのではなく、
自分の輪郭に、魂の輪郭に合わせた自己主張をして、その凸凹が一致する人とパートナーになるのが吉っていう話です。
で、その凸凹をお互いおもしろがれるのが、いいパートナーということです。
つまんねえはね、大敵ですね、恋愛の。
そう、つまんなさはね、何においてもだめ。
いや、本当、どんだけ顔よくてもつまんなきゃだめ。
でもね、最後に補足するわけじゃないけど、
目にもとまらぬ早坂さんは、基礎となる優しさがあって、しかも彼女と付き合って別れたんやから、
もう絶対次があるんですよ。
あります。
だからもうここからまたスタートなんですよね。
スタートできるっていう場所にはいるんやから、しかも23歳やから、もうどんどんいきましょう。
優しさは持ったままね。
そう、優しさはそのままで。あなたは素晴らしいですよ。
そして、23歳でこの真理に気づく人間いないからよかったね。
本当によかった。これで10年ぐらいショートカットしました、あなたは。
いや、本当に。
新たなスタート
だいたいみんなこれに30代で気づく。
はい。
よかったですね。おめでとうございます。
あとはその力の使い方ですよ。
そうです。
あなたは力を持ちし者なので。
はい。
素敵なありのままを面白がれる愛人、ぜひお幸せにと。
いいですね。
いうことで、以上です。
頑張ろう。
この後、この番組が消されたら、何らかの組織に攻撃されたと思ってください。
優しさを司る何かに消されたと。
このビデオを聞いているということは。
聞いているということは、私はもうこの世にはいいません。
上坂亜佑美の私より先に丁寧に暮らすな!では、リスナーの方からのトークテーマのご提案、ご質問、ご相談などお待ちしております。
投稿の際は、ぜひラジオネームをつけて送ってください。
送り先は、ポッドキャストの説明文に載せてあるURLまでお願いします。
また、感想などは、ハッシュタグよりスナでポストいただけると、常に私とうかいさんが巡回しておりますので、よろしくお願いいたします。