新入社員への企業側の変化と背景
今週のフカボリ。 今話題となっている出来事や、二人が気になっていることなどを本音で深掘る、今週のフカボリ。
まあ新年度が過ぎたしまして、多くの企業では、割と4月1日に入社式って多かったですね。 行われましたし、やっぱり入社式も工夫が凝らされていた。
新入社員が喜ぶようにっていう印象を受けた。 サプライズの芸能人とかも登場したりとかありましたね。
それからその新入社式で、あなた方の給料を何%所人給上げますよって言ったりとか、なんかクーポンを差し上げたりとか、なんだかな。
なぜそうなるかというと、せっかく来た若い人たちを離したくないという、企業側の本音ですよ。
働き方って多く変わったじゃないですか。私たちのバブル世代って、まあなんか自分で考えろとか、そんなの辞めてしまえみたいなこと言われましたよね。
今辞めてしまえって言ってしまったら、もう辞められても困るし、また大変なことになりますよ。
本当そうよね。パワハラと訴えられたりとかしますけれどもね。
なんかやっぱり長く働いてほしいと思いますし、楽しく戦力となってもらわなければいけないし、人手不足ですし。
我々としてはどういうようなお付き合いの仕方をさせてもらったらいいのか。
お付き合いの仕方ね、新入社員に対して。
この方にお話を伺いましょう。
千葉商科大学教授で働き方評論家の常見陽平さんとつながっています。常見さん、こんばんは。よろしくお願いします。
今も二人で話してたんですけれども、時代はやはり若い方々に、会社にしっかり戦力になってもらわなきゃいけない。
人手不足のためにも、会社のためにも若い方々にいてもらわなければいけない。そこにちょっと迎合しすぎではないでしょうか。どう思われますか。
迎合しすぎかどうかで言うと、そう思う方がいてもしょうがないなと思いつつ、やっぱり今若者の数がこれからどんどん減っていくということとね。
しばらく採用抑制してた時代もあって、人が足りない。
必ずしも長く勤める時代じゃなくなっていて、3年内で職率はそんな変わってないんですけど、一方で石の上にも半年とかですね。
ファーストキャリア、ファーストステップみたいな言い方が広がっていてですね。
いかに若者をつかむか、そして話さないかということで各社さん、いろいろ待遇を打てますか、お金をよくしたりとか、さらに働く環境をよくしたりしてますね。
そんな中、その若い側、新入社員の皆さんは、今自分たちが置かれている状態とか扱いをどんなふうに感じてるんでしょうか。
そこで言うとね、特に今年の新時期よりもここ数年でお給料が上がってきてるんで、こういうもんだよねっていうふうにだんだん空気がなってきてるなというところとね。
一方で働く環境がとても良くてもですね、最近やりがいを感じられなくて辞めていく、成長感を感じられなくて辞めていくみたいな動きもあってですね。
つまりもちろんパー腹とか長時間労働って良くないし、お給料も高い方がいいんだけれども、そこで何か物足りないと考えて辞めてしまう若者、どう接するかということが今問われてますね。
贅沢な悩みですね。
贅沢なようなんですけれども、やっぱり今までがね、日本企業って人材を非常に雑に扱ってきたという中で、ある意味辞めるかもしれないというところで、労使で適度な成長感が生まれるのは決して悪いことじゃないと思いますね。
新入社員の意識と現代の課題
なるほどですね。ただその雑に扱われてきた世代の私たちとしては、じゃあどういうような今の環境の新入社員の方々と接した方がいいのか、接するときに気を付けた方がいいのか、それをお話しいただけますか。
やっぱりね、これね、やっぱりアップデートが必要ですよね。
僕とかって、97年入社でね、一旦会社員をやってから大学の教員になったんですけどね、ちなみに高校の同級生のT君っていう人がですね、RKBに勤めてるんですけども、そりゃいいとして。
誰?
もう言っちゃうけど、鳥本ってやつですよ。鳥本さん。
同級生ですか。
そうなんですよ。鳥本ね、高校の同級生なんですよ。よろしくお伝えください。
承知しました。
そりゃいいとして、なんで個人情報を晒してるんですかね。
あのあれなんですよ、僕らの頃ってギリギリやっぱり飲み会もあれば残業もあるし、結構終電で帰ったしね、何か会議でチリる人とかいてね、ハイザーライトマス人とかいたり、結構同化する人とかいたんですけど、そういうのってもちろんやっぱり昔からそれは人権侵害だし良くなかったわけですよねってことで。
やっぱり若い人考えること、若者の様々な言動ってちょっと奇妙に見えたりとかね、あるいは理解できない部分もあるんだけど、彼ら彼女たちはとても合理的に考えてるってことを理解する上でですね。
やっぱりそこでいかに距離を縮めていくか、距離縮めるというか適度な距離を保つかってことがとても大事ですね。
適度な距離を保つ。それはもうもはや飲み会とかそれこそ花見に行くとかではないんですよね。じゃあどういうところでその距離を。
今企業で取り組んでいるのが飲み会とか花見って一言で言うとうざいというので、何で場所取り捨てなあかんねんとか、今特に関東にいると飲み会のお金も上がってきていてですね。
だいたい今6000円くらいなんですよねってことがあって、そんなこともあってですね、いわゆる何で参加するのかって、最近あるのが飲み会をそれは業務なのか自主的なものなのかってことを明確に切り分けるってことがですね、今結構進んでるなって感じがしますねってとこですね。
で、より具体的に言うともう会社の中で行ったりとか、あるいは会社の会議室で携帯に乗って行ったりとか、お金は会社が出すですとか、あるいは逆に大手企業中心なんですけど社員食堂に水曜日は5時半から8ペアアワーやってるよということでね。
一部は飲み台を会社が補助してそこに行くとみんなで交流できるぞみたいので、店長に距離を縮めていくっていうところがありますね。
そういうもんなんでしょうね。
でも、例えばその業務としてする飲み会で我々が求めているようなコミュニケーションみたいなものは取れるんですか?
そこの取り方もなかなか難しいですよね。だから本音を話せっていきなりやってもそうなんですよ。今の若者って、今だから離職防止のために本音で語り合おうって言うんですけど、本音で語り合うことがもうウザいんですよねってことでね。
だからよくあるのが今ね、ワンオン面談って言って1対1の面談を強化してるんですよ。ただこれって良くないと思ってやってるんですけどここで事故がいっぱい起こっていてですね、何かというと、
上司はまずね1対1の面談、しかも飲まない場での面談に全然慣れてないんですよね。なのでマニュアル棒読みで、若者が面談用の人格を作り上げてくるんですよ。
なので、鳥本さんについてきますわみたいなこと言って、あとで1週間後に辞めますって連絡が来たりとか、しかもそれが退職代行から連絡が来るみたいなことが本当にあるんですね。
まあそういう時代なんで、うまく観察していくことっていうことでですね、いちいち言ってることで、ムカッとすることとか理解できないこともあるけれども、それが彼ら彼女たちにとって合理的なんだってことを理解することが大事だと思います。
なるほどね。でも確かに今若い世代とお仕事をしていて、合理的だなって感じることは多々あって、事務処理能力とかって若さゆえに早かったりするじゃないですか。
うまくできたら、じゃあ私はここまでですっていう、そのメリハリがあるのは良いことでもきっとあるんでしょうね。
そう、だからそこでね、もやもやすると思うんですよ。俺が若い頃はずっともう残業してても、女子にとって顧客にとって最高のものを作り上げたよみたいなこと言うんですけども、今ってやっぱりサクッと、例えば生成アイ使ってやるみたいなね、いろんな形になっていて、やっぱりこれやるところとやらないところってスパッと分けてる感じがしますよね。
世代別の価値観と人間関係の変化
今、漠然と私たちは若い世代という表現をしてしまったんですけども、常渕さんはこれ、例えば具体的な数字で言うと何歳ぐらいが我々が思っている感覚とちょっと違うかなっていう。
それね、この前恋愛評論家の人と議論したんですよ。まずね、30歳ぐらいでパックリ別れるなっていうところがありますよね。
面白かったのが、恋愛評論家っていう人と先週食事しててね、面白かったのが、30代以上ってまだ恋愛に熱い方なんですって。
今の20代ぐらいになると非常に恋愛ってこと自体がもう本当完全に至高品というかね、全然共通の話題じゃないというか、むしろ恋愛の話うざいぐらいになっていてですね。
だいたいだからね、5歳刻みぐらいでなんかだんだん接し方って変えていかないといけないなってところで、特に今の20歳から25歳ぐらいまでって、スマホはもちろん生成愛とか前提だし、あと恋愛をしようと思ったら、
なんかこうですね、天神とかでデートするとかじゃなくてですね、あれですよ、マッチングアプリを開くかどうかみたいな感じになってですね。そういうことなんですよ。
すいません、今おっしゃっていただいたことは、頭ではわかるんですけども、なんだろう、そうなんですね。
世代ごとでね、5歳か。
一方でね、若干昭和回帰とか平成回帰の動きもあって、意外に大学生ってカラオケでルビーの指輪を歌ってたりとかしますし、
ということと今、平成レトロとかね、平成女子グループみたいなのがあって、平成っていろんなことがあったんだけど、特に90年代とかが熱いエモいみたいなね、ような形になってるかなってところですよね。
そうですか。
じゃあ20代は、
5、60代の管理職をどう見てるんですかね。父親、母親よりも、親世代と同じかちょっと上だと思うんですけど。
そうそう、親世代と同じか上ぐらいだなってところで、一方でですね、上司となった瞬間、非常にバリアがあるんですけど、今ね、親との関係は極めて良いというか、むしろね、ものすごい距離が接してるというふうに言うんですよね、みたいなことで。
特に、例えば女性でいうと、母親には歴代彼氏全員会わせるし、一緒に飲みにも行くし、かつですね、一緒に卒業旅行も行ったんね。卒業旅行は今3回行くと言われてて、
友達1回、彼氏1回、母親1回、みたいなね、こういうような形になっていたり。
しかもね、最近だからね、50代の方々で、今まで特にちょっと誤解を呼ぶ表現かもしれないけど、昔はね、結婚出産で一旦、特に女性は一旦仕事を離れるってあったんですけれども、今50代の方が結構働いてるし、今までよりもなんか、正社員で働く50代女性が増えたという中でですね、結構互いに仕事のアドバイスをし合ったりとか、というので、互いなんか最近、コンサル親子とかって言われてるんですけれども、
高いですね、相談に乗る親子が増えてるぞ、みたいな流れもありますね。
まとめと今後のアップデート
【佐藤】わかりましたが、まだまだ、いわゆるアップデートは、私たちにされてない気がするので、津泉さんこれからもちょいちょい、この番組を通して、私たちのアップデートのお手伝い、ラジオ置きの皆さんのアップデートのお手伝い、よろしくお願いします。
【津泉】はい、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。貴重な機会。ありがとうございました。
【佐藤】こちらこそありがとうございました。千葉昇華大学教授で働き方評論家の津泉洋平さんでした。
【津泉】まず30代できっぱり分かれる。あと5年単位で、一緒くたにしちゃいけないんですよ。若い者とかっていう。
【佐藤】もう再分化されてるでしょ。時代の変化が早いから。
【津泉】あとやっぱり合理的っていうのは本当に私も分かります。最近の。それとショックっていうのが、30代以下が恋愛に対しての、あれがボリュームが我々と違う。
【佐藤】うざいと感じると、まあ鬱陶しいというね。
【津泉】うざいんですよ、僕らは。うざいんだ。
【佐藤】そう、だから恋愛の武勇伝なんか本当に聞いちゃられないって思われるんじゃないですか。
【津泉】気をつけます。
【佐藤】気をつけましょう。深堀への感想もお待ちしています。
yo!rkbr.jp、yo!rkbr.jp、ファックスは092-844-8844、092-844-8844です。深堀はポッドキャストでも聞けるようになりました。ぜひ、夜直し棟を今週の深堀で検索して、ポッドキャストでもお楽しみください。
今週の深堀でした。