入社式の様相
2026-04-07 15:35

入社式の様相

日経エネルギーNext編集長 山根小雪が時事のニュースについて解説・コメントします。

 田畑竜介
Groooooow Up

メール ⁠gu@rkbr.jp⁠

公式ホームページ ⁠https://rkb.jp/radio/gu/⁠

公式X ⁠https://x.com/rkbgu⁠

公式Instagram ⁠https://www.instagram.com/rkb.rkbgu/⁠
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

新年度を迎え、多くの企業で入社式が行われました。今年は特に、新入社員に会社への愛着を持ってもらい、定着してもらうための企業側の涙ぐましい努力が目立ちました。トヨタは開発中のレーシングカーを壇上に持ち込み、そのエンジン音で印象付けを図り、サッポロビールは新入社員と社長が一緒にビールを注ぐ体験会を実施。日本ハムは主力商品であるシャウエッセンを使ったユニークな乾杯を行い、ライオンは新入社員がミントを植栽し、歯磨きセミナーを実施するなど、各社が趣向を凝らした企画で新入社員の心をつかもうとしています。 一方で、少子高齢化による労働力不足から、企業は「選ぶ側」から「選ばれる側」へと立場が変化しています。初任給の上昇や、新入社員の3年以内の離職率の高さ(大卒で約37%)といった現状を踏まえ、企業は新入社員との向き合い方を模索しています。Z世代と呼ばれる新入社員は、主体性や対話を重視する教育を受けてきたため、仕事の意義や自身の成長に納得できないと早期に離職する傾向があります。そのため、企業側は、仕事が社会にどう貢献しているのか、自身のスキルアップにどう繋がるのかを具体的に伝え、心理的安全性を確保し、チームワークを重視する環境を提供することが、彼らの定着と活躍に繋がる鍵となります。

新入社員を迎える企業側の工夫と世代間のギャップ
誰もやったことがない挑戦、それは勇気がいる一歩。でも、その一歩が世界を変える。
ヤッホー!ソラコム!
ソラコムは、繋がる通信と確かなITで、あなたのビジネスの挑戦をサポート。IoTならソラコム。
ね、一人暮らし始めたって聞いたけど、親心配してない?
意外と大丈夫。ちゃんと仕組みがあるから。
仕組み?
親に送る写真だけはもらない。今の自分をそのまま届ける。それがマイルール。仕事だってなんだって、離れてても安心できる仕組みがあると強いでしょ?
それソラコムみたいじゃん。
え?ソラコム?
繋がる通信と確かなITで、ビジネスの安心を支える。IoTならソラコム。
日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週火曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんです。
おはようございます。
さてさて、新年度。
2週間経ちましたね。
新入社入ってきました?
入ってきました。それこそ1日の入社式のある日の放送ではスタジオに5人来てもらって、出演してもらってね。
ユニークな入社式事例の紹介
可愛らしかったですか?
いやーもう可愛らしいし、ういういし。
それそれそれそれですよ。私もね、うちの会社も4月の1日に入社式があって、4月1日たまたま会社の会議室のあるフロアでトイレに行ったんですよ。
そしたら、ういういしスーツを着たむちゃくちゃ可愛い女子に、お疲れ様ですって声をかけられ、知らない人にもお疲れ様ですと声をかけるこの爽やかさ。
私はとなり、これは新入社員かなと思って、お疲れ様ですって言って、すっごいにやけた顔でお疲れ様ですって言いました。
いやーもう可愛いと思う。
いやいやいや、そういうシーズンがやってきましたよ。
そうですよ。
我々大人が悩める季節でもございます。
お、というと?
ほらだって、この子たちちゃんと残ってくれるかな?
まあそうですね。
うちの会社の場合だったらね、記者なんで、家業が記者だから、やっぱり不規則な生活パターンになったりとか。
あとはやっぱり、ずっと昭和のカルチャーで育ってきたデスクたち、私たちも含めて、上の世代は家から取材行ってこいみたいな。
ネタ取るまで帰ってくるなみたいなカルチャーでやってきたわけじゃないですか。通用しない。
みんなやっぱり、育てる側はどういう風にしたらいいのかっていうのを悩み続けてる期間が続いてるなって思うわけですよね。
でもとっても優秀な子たちがたくさん入ってくる時期なので、企業側が何を思っているのか。
先週の勇者式の様子をいろんな報道機関が報道してるんですけど、あれを見ながらですね、もう企業側の涙ぐましい努力。
もう見てて泣ける様子がありましたので、今日は企業側の涙ぐましい努力の陰に隠れる本音と、
私はタバスさん、昭和世代がZ世代と呼ばれる若い新入社員とどういう風にお付き合いしていったらいいのかな。
Z世代は一体どういう風に育ってきたから、私たち娘たちは育ち方が違うので。
今日は目の前にZ世代の中井さんもいる。
そして私はちょっと子供がいないので、実際どういう風に教育を受けているかというのは体感ないんですけど、
タバス先輩はね、お子さんがどういう風に学校で育っているのかということを理解されていると思うので、
ぜひちょっとお知恵をお借りしながら、ひも解いてみたいなと思います。
はい、入社式。
いやもうほんとすごいんですよ。
もうね、こんな面白い入学式って言ったらあれですけど、こんなすごい入学式がありますっていうことを日経新聞がまとめ切りにしてるね。
入社式。
入社式。
私はなかなかやるなと思ったのは、日本が誇るトップ企業、トヨタ。
トヨタはですね、式典の壇上にですね、GRGT3っていうレーシングカーですよ、開発中の。
来年レースでデビューすると言われている車を持ち込みまして、中島副社長がエンジンをバーンってかけてですね、
そこに河野社長が、今日の私の言葉を覚えていることはないでしょう。
でもこの音は覚えていると思う。
私は車が大好きだ。皆さんにも車を好きになってほしいって発言しております。
トヨタが。
この音は覚えてるだろうって、いいですね。
そう。なかなか河野社長やるなっていうね。
副社長にエンジンかけてみたいな感じでやるわけですよ。
これ、日本のトップオブトップのトヨタがやっております。
そういうのを念頭に置いていただいて、この後紹介する事例をいくつか聞いていただけたらと思うんですが。
分かりました。
札幌ビールの儀式。社長と一緒に新入社員がタルナマビールを注ぐ体験会をしまして、社長と新入社員が乾杯!やります。
乾杯つながり、日本ハム。主力製品はシャウエッセンです。
式典の後にですね、会長が温度をとって、シャウエッセンのパリッという食感をかけた、カンパリッという掛け声と共に、
みんながシャウエッセンをフォークに刺したやつを持って、全員でパリッてやるんです。
その様子は、円卓ごとにドローンで空撮して、会場のスクリーン、リアルタイムで上映。
次行きます。ライオン。新入社員が社屋1階にあるミント畑に3種類のミントを植栽。
それから、入社式なんですけど、歯科医精神による歯磨きセミナーを実施しました。
次参ります。竹田薬品工業。竹田薬品工業と言えば、小薬ですよ。漢方薬、小薬。
これをですね、みんなで擦り潰すイベントをやってございます。
次、成功グループ。まだまだありますよ。成功グループは社員と役員で、成功には山形亮太選手という陸上の選手が所属しているんですよね。
山形選手の日本記録の9秒、9号秒。これを社員と役員でちょうどタイマーで止められるか競争。バラエティなことをやった。
なるほど、ゲーム性がありますね。
次、小倉稔太。小倉稔太は、都内のプラネタリウムで入社式を開いたと。
それから三菱重工業。なんと、入社式をオンライン配信して親御さんを見られるようにしました。
あー、なるほど。保護者参加型。
保護者参加型。ちょっと私たちの時代では考えられないですが。
ないないない。へー。
というように、投資をプライム市場に上場している企業がこれほど涙ぐましい努力をして、どうしたら我々の会社を好きになってもらえるだろうか。
その会社の色をしっかり出しながらね。
出しながら。結局これは、いわゆる企業用語で言ったら、エンゲージメントを高めるための工夫というやつですけども。
もうちょっと平たく言うと、会社に愛着を持ってほしい。この会社で頑張りたいと思ってほしい。うちの会社のこと好きになって!と、全力で叫んでいると。
入社してくれてるんだけど、今から入社を決めるかのようなアピールですよね。
いい会社でしょ!みんなで頑張ろう!ということを全力でやっているわけですよ。
福岡もね、ありましたね。スターフライヤー。なかなか面白かったですね。
機内で確かやってましたね。
機内で新入社式をやって、グランピングとかやってた飛行機が閉まってある格納庫でみんなで写真を撮ったりしてましたね。
ちょっとびっくりしたのは、福岡フィナンシャル。東鳥がドラムを叩いてグイーンのメドレーをやってた。どうも高市首相に感化されちゃってる。
これ、福岡フィナンシャルの場合は、業務云々というよりも、こんなチャーミングな東鳥が経営していますよということを言いたかったのかな。
人柄なんですかね。
そういう感じで入社式いろいろで、さっき田畑さんがおっしゃられたようなことと繋がることなんですが、
やっぱり企業は今、選ぶ立場から選ばれる立場に変わったということなんですよ。少子高齢化で労働力が足りないという話はずっとあるわけですけど、
段階世代退職したし、下は人数がそもそも少ないし。
さっきも沿ってるような状況ですからね。
我々就職氷河期世代からすると、これは相番給料逆転されるんじゃないだろうか。
初任給はどんどん上がってますから。
上がってますからね。
平均がどんどん上がって、ちょうど初任給も抑えられ、定期昇給も抑えられてきた我々世代。
この話題はいつもつらい気持ちになるんですが。
そうですね。
人が少ないところにはたくさん給料が払われますが、我々は細々と頑張ってきましたが。
でも我々は今、高い初任給を払っている新入社員の方々が会社に定着してくれて、一緒に働いてくれる仲間であることを、どういう風にそれを実現できるのかを考えなければいけない。
そうですね。願ってるだけじゃダメですね。
願ってるだけじゃダメですね。
じゃあどうするかってことなんですよ。
新入社員は今、大卒も含めて3割以上が3年以内に離職するんですよね。
3年以内に。
大卒でも37%とかかな。結構すぐ辞めてしまう。
どう?周りで聞く?もう辞めたっていう人いる?
いますね。
そう?
友達にもいます。
これってやっぱり我慢しないっていうか、これは違うなと思ったら自分の選択でやっぱり辞めていくっていう。
それは良い悪いじゃなくて、やっぱり今の世代のZ世代と言われている人たちがそういう教育を受けてきているってことなんですよ。
私たちの時代は授業を一方通行で先生が黒板に書いて、眠かろうとなんだろうと聞くみたいな。
良いから聞け!みたいな時代じゃないですか。
やり取りっていうのはなかったですよね。
なかったですよね。
でも今はやっぱり自分たちで主体的にやるし、自分でなんでこれを勉強するんだろうかってことから考えて、私はこれを勉強したいかどうかみたいなね。
そしてやっぱり対話型の中でやっていくっていうのが当たり前になってきてるわけじゃないですか。
そうするとやっぱりどうしてこの仕事をしなくちゃいけないのか、納得がいかないとか、自分にはもっとやりたいことがあるとか、これは違うんじゃないかと思った時の決断はすごく早い。
これは彼らが何で我慢しないんだとか、石の上にも3年っていうだろうとかっていう昭和の感覚で言ったら理解しにくいところなんだけれども、
当然の季節だと思います。
やっぱり無理してやらなくたっていい。やりたいことを選び取ってやっていくんだって。
自分は何ができるのか、何をやりたいのか考えようって言って、やっぱりずっと学校時代を過ごしてきているわけだから、その彼らに言い換えると、
この仕事はすごく社会に貢献する仕事で、自分はこういうふうにやったらスキルアップができて、それが世の中に役に立つんだとかっていうふうに繋がっていくことをちゃんと私たちが伝えられれば、仕事続けていけるんじゃないかな、どうですか永井ちゃん。
そうですね、難しいですね。
でもアナウンサーの仕事が面白いなとか、この仕事やってたらこういう面白い人と知り合ったりとかして、自分がこういう役割を発揮できるなとかってやっぱりやりがいを日々感じられるように、説明をやっぱりしていかなくちゃいけないかな。
とにかくやってみて、その中から自分でその感覚をつかみ取っていこうねじゃなくて、これはこういうことだからこうやっていこうねっていう、ちょっとやっぱり助走みたいなものを私たちが伝えてあげた方が、より納得してもらったらむちゃくちゃ頑張る世代だから。
そうですね。自分の仕事が社会にどういう影響を与えているのかわからなくて辞めちゃったっていう子も友達の中にもいて、今必死に頑張っている仕事って結局何の意味があったんだろうっていうのがわからなくなって、その会社に対しての意欲がなくなってしまったっていう子もいたので、やっぱりそのやりがいを自分以外から教えてもらうじゃないですけど。
やっぱりレスポンスが欲しい。
そうだんだと思いますね。
やっぱり世代的には、社会の役に立つ仕事がしたいっていうことを今まで以上に強く思っている世代だっていうふうに言われるんですよね。
なるほど。
だから、もちろん企業側は給料だったり福利構成とかそういう待遇を一生懸命上げていくんだけども、やっぱり待遇だけじゃこの仕事を頑張ろうっていうところまでいかない。
そうですね。
それともう一つ、やっぱり自己肯定感を高める教育をずっと受けてきている。
自分はダメなんだとか自分はできないんだじゃなくて、私はこれができるんだっていうふうに少しでも思えるように、そういう発想になれるようにっていっていろんな教育をしてきているので、やっぱり否定されることはあんまり慣れてない。
ですね。だから、心理的安全性を確保してあげる。
新入社員のアンケートとかを見ていると、とにかくチームワークがいい、職場がいいとか、あと上司に困ったときに相談しやすいっていうのがすごく大事だっていうことを答えている世代がすごく子たちが多くて。
おじさんなんか関係ないよっていう我々世代とはそこもやっぱり違う。
だから、家族との距離感も親子関係もすごく近しいじゃないですか。子供がたくさんいるわけじゃなくて少ない中で、私のお友達なんか見てても友達の延長線上のような恋愛相談を親子でするっていうような世代でもあるわけじゃないですか。
だから、そこはやっぱりチームワークがすごく大事。チームの中にどんどん入れていくっていうことはやっぱり私もやっていかなきゃいけないなって。
どうですか?チームワークあったほうがいいですか?
感じますね。
感じますか?
私もそう思って毎日を過ごしておりますね。やっぱりそこは大事なのかなっていう。人が仕事も好きだし一緒に働く人も好きってなれるような環境っていうのをやっぱり求めてるような気がしますね。私も私の周りも。
それがやっぱりやりがいにつながるし、そのチームで一緒にやってる仕事が社会の役に立っていくっていうのが良い循環でいくと、すごい強力な戦力になっていく世代なのではないだろうかと。
ということをバキバキの昭和世代の私はこのタイミングを再認識しまして。
まだ入社1週間ですけどね。
研修とかやってね。もうちょっとしたら現場に出てくるから楽しみですね。
一緒のチームとなってね。
ニワトリが初めてのヒヨコちゃんが見る親鳥みたいになりたいから。
そうですね。
ちょっとかっこいい汽車を先輩に乗ってえよ。てえって言うなみたいな。
俺もいい背中見せていこう。
先輩そうしましょう。われわれちょっといい背中出していきましょうじゃないですか。
見せていこうと思います。でも背中だけじゃ多分ダメなんだろうな。ちゃんと腹も割って話しながら向かい合っていきたいなと思いますね。
一緒にやりたいですね。
ということで今日は入社式からいろいろ見えてくる最近のこの事情について解説してもらいました。
山田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
15:35

コメント

スクロール