Z世代の特徴と早期退職
はい、こんにちは。 今回はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいておりますので、お答えさせていただきたいと思います。
ご質問は、私は三木屋先生と同年代の会社員です。
最近の若者は、ちょっと嫌なことがあるとすぐに辞めてしまうので困っています。
こんなんでいいのでしょうか? 正直、もう日本は終わりだと思います。
っていうご質問なんですけれど、この方は会社員なんでしょうね。
で、俗に言うZ世代の人たちですよね。例えば新卒で22歳くらいの若者が新入社員として入ってきて、
ちょっと叱ったりとか注意したりとか、ちょっと嫌なことがあるとすぐ辞めてしまいますよと。
どうしたらいいんですか?ってご質問なんですけど、確かに今年度も新入社員就職して早期退職する人が結構多いんですよね。
場合によっては退職代行サービスを使って辞めるっていう人も多いわけなんですけれど、
ここ数年とか10年ぐらい結構早く辞めちゃう人、それで困ってるっていう話ね、よく聞くんですよね。
Z世代の人たちなわけなんですけれど、なので今回はZ世代の若者の新入社員とうまく付き合っていく方法っていうテーマで、
私の考えも含めて、自分自身がどうしてるのかっていうのも含めてお話しさせていただこうと思います。
世代間の考え方の違い
昔から最近の若いものはちょっと注意しただけですぐ辞めるとか、最近の若いものは根性がないとか、
たるんでるとかそういうことを言う人ってもう昔からいるんですよ。もう太古の昔から言われ続けてきたわけであって、
例えば、最近の若者はピラミッドもろくに作れないとかね、そういうふうに言われてきたとかね、場合によっては笑い話でね、
最近の若者はマンモスもろくに取れないとかね、太古の昔からそういうことは言われ続けてたわけであって、それは僕ら世代も言われてたわけですよ。
僕らが20代の頃とかね、10代の頃でも、最近の若いもはなんかたるんでるけしかない、根性がないとか根気がないとかね、散々言われたわけですよ。
そういうことを言う世代は、俺たちが若い時は、俺たちはお前ぐらいの年の時なんかもっと頑張ってたんだって、
もっと死に物狂いでやってたんで、昔はもっと大変だったって言われてたわけですよ。
僕らのことをそう言ってた世代も、自分たちが若い時には同じこと言われてたと思うんですよね。
最近の若いものは根性がないとかね、たるんでるとかね、全然努力しないとかね、言われてきたわけであって、
結局、戦争があって、やけの腹になって大変な時代、本当に大変な思いをされたと思うんですよね。
当初は治安も悪かったと思うんですよね。秩序もなかったと思います。警察機能もちゃんと働いてなかったと思います。
その後、高度経済成長期があって、発展していって、どんどん平和になって治安も良くなっていって、理不尽なこともなくなっていくわけですよね。
なのでどんどん平和になってきているわけなので、それは僕らよりももっと大変な時代を生きてた人は確かに大変だと思うんですけれど、
そうやって歴史は繰り返されていますよっていうことなんですけれど。
僕ら世代の人間が、Z世代の人たちに対して、最近の若い者はけしからんとかね、すぐ辞めちゃうっていうのはですね、
結局、自分たちが若かった頃と同じように扱うからダメなんですよ。
今の若い人たちには、今の若い人たちのルールとか考え方があるのに、僕ら世代の考え方を押し付けるからダメなんですよ。
あるいは、僕らよりももっと上の世代はもっと大変だったかもわかんないです。若い時、いろんなことがあってね。
その時の考えを今の若い人たちに押し付けるからダメであって、
働き方改革と新しい価値観
若い人たちは今どんなことを考えているのか、どういうルールがあるのかっていうのを、僕ら世代が学ぶっていうことが大事だと思います。
そうすれば世代間の対立とか、協調性が失われるとか、そういうことはなくなっていくと思うんですよね。
あとは、これすごい大事なことなんだけど、基本的に人間ってほとんどの人たちが自分に甘くて他人に厳しいんですよね。
ダニング・クルーガー効果って言うんですけれど、多くの人は自分は優れている、自分の評価が高くて他人の評価を低くする。
それは能力の低い人ほどそういう傾向があるんですよね。だから意外に自分たちが若い頃はすげー頑張ってたんだって、お前らよりも努力してたんだって言う人でも
意外にそんな努力してなかったりとかすることあるんですよ。自分たちもサボってたりとか怠けたりとかもあるんですけれど、
だけど、そんなことを忘れちゃったりとか、そういうのは自分の意識には無くて、自分はとにかく苦労したんだ、頑張ったんだって、
自己評価がやたら高くて、他人に対する評価が低い人、能力が低い人ほどそういう傾向があって、能力が高い人ほどそういう傾向はなくて、
自分に謙虚なんですよね。他人に優しいわけなんで、そういうダニング・クルーガー効果っていうのもあるんじゃないかなって思います。
ということで、Z世代の人たちとうまくやっていくためには、まずですね、
今の若い人たちって、仕事が全てじゃないっていう人たちが多いんですよ。
僕ら世代とか、僕らよりももっと上の世代の人たちっていうのは、仕事が全てっていう人が結構多いんですよね。
僕らよりも上の世代の人が多いですかね。高度経済成長期とか、そのもうちょっと後とか、24時間戦えますかってね、
夜遅くまで働く男がかっこいいと、仕事が生き甲斐なんだって、残業なんか辛くないんだって、残業してる奴が偉いって、
遅くまで残ってる奴が偉いんだって、それがかっこいいんだって考えてる人結構多いんですよ。
実はね、僕もそうなんですよね。僕ね、結構学生時代とか、大学病院とかね、ポリクリで回って、
教授の偉い先生、すごい手術が上手くて尊敬されてる先生って、みんな夜遅くまで残ってて、帰らないと。
で、泊まるんですよ。自分の居局の部屋で泊まって、寝て、次の日朝5時に起きて会心してって。
僕それ見て、すげーかっこいいって思ったんですよね。やっぱり一流の医者っていうのはこういうもんなんだって。
で、患者さん、急患で呼ばれたらすぐ行く。これこそ医者のある姿だって思って、それがかっこいいと思って、それが未だに僕の頭の中にあるんですよね。
だから僕自身は医者っていうのはそういうべきであると思ってて、今美容外科医っていう仕事をしてるんですけど、気持ちは昔のまんまなんですよ。
だから、365日、24時間、常に仕事モード、オンモード。で、何かあったらすぐ飛んでくって。それが医者のあるべき姿だって、未だに僕は思ってるんですけど、
僕らや医者の世代の人たちって全然違ってて、やっぱりオンとオフをしっかりと分けてる人が多いし、
あと、コスパ重視で、とにかくがむしゃらに働くのがかっこいいんだとか、患者さんのためにひたすら身を削って、寝る間も惜しんで働くとか、
自分の睡眠時間も削ってまで働くっていうのは、かっこいいっていう考え方はないんですよね。
それをちゃんと頭の中に入れたほうがいいと思います。
で、どっちがいいかっていうのはまた全然別の話で、それは日本国民を洗脳して仕事するのがいいんだと。
もうがむしゃらになって、身をこねして仕事するのがいいんだって、洗脳しちゃえば経済って発展すると思うんですよね。
ただ、それによって働きすぎちゃって、うつ病になっちゃったりとかっていう人が一定数いるわけです。
場合によっては自殺する人とかもいるんで、そういうのはいいところもあれば悪いところもあるんで、
どっちかっていうと、今は働き方改革っていうのが進んでいて、働きすぎは良くないですよと、
定時に帰るようにしましょうと、自分の時間を大切にしましょうっていう流れになってきてるわけですよ。
なので今はそういう風潮なので、現代のやり方に合わせるっていうことが大事です。
だから自分たちは遅くまで働いてたから、お前らも遅くまで働けとか残業しろって、それを強制するのはダメです。
それはやりたい人だけがやればいいと思うんですよ。
なので今の世の中でも働き方改革で、自分はもっと働きたいのに働かせてもらえない、
残業してバリバリやりたいのに、上の人から帰れって言われるって、本当はもっと働きたいのにって不満を言ってる人もいるんですよね。
そういう人たちは働ける環境で、自分が好きなだけ働けばいいと思うんですよ。強制は絶対ダメなんですよね。
あんまり働きたくないっていう人に対しては、早く帰っていいよ、定時に帰りなさいっていう姿勢を示すっていうことが大事なんですよ。
それでその仕事場が回らないんだったら、下のものに強制するんじゃなくて、やっぱり上のものが頑張らないとダメですね。
管理職の人間が頑張って、若手の社員とか新入社員っていうのは、怒る人もいるかもわかんないんだけど、正直お客様だって思った方がいいと思うんですよ。
新入社員はお客様だって思って接するぐらいがちょうどいいですね。甘やかすぐらいがちょうどいいんですよ。甘やかすって言うと言われた人は怒るかもわかんないんだけど、
僕らの感覚で言うと甘やかすぐらいがちょうど良くて、そうすると下の人たちはこの調子はいい先生だって思われますね、現実的にはね。
なので、お客様扱いするぐらいがちょうどいいと僕は思いますね。
仕事が生き甲斐っていうよりかは、どっちかっていうと仕事というのは生活費を稼ぐために仕方なくやってるって考えてる若者が多いです。
僕ら世代とかその上に比べると、もちろん仕事が大好きで仕事が生き甲斐って言う人もいるんですけれど、しょうがなく働いてますよと。
で、オンとオフをしっかりと分けていると。オンっていうのは仕事をしてる。自分が会社に拘束されてる。
だから給料が出て当然だって考えてるんです。だから基本は残業したくないんですよね。
そうすると自分のオフの時間、自分のやりたいことをやる時間っていうのがなくなってしまうわけだから、仕事は楽しいとか生き甲斐って考えてるっていうよりかは、
その、何ですか、空益って考えてる人がどっちかって言うと多いんですよね。それはもう僕ら世代でも、僕らの上の世代でも仕事は空益でつまんない、
なるべく楽して金だけもらいたいっていう人も多かったんですけど、どっちかって言うと僕ら世代とか上の世代は仕事が生き甲斐って言う人が多かったんですけど、今はそういう人たちが少ないっていう感じで考えればいいと思うんですよね。
なので仕事で一流になってバリバリ仕事して出世していって給料が上がっていく、それがかっこいいんだ、それが素晴らしいんだって
昔の人たちは思ってたんだけど、今の人たちはどっちかって言うともう出世もしたくない、出世すると自分が管理職になってしまって仕事の量が増えると、責任も増えると、ストレスも増えると、残業も増えると、
だったら給料上がらなくてもいいから下っ端の楽な仕事だけしたいっていう人が多いんですよ。そういう人たちに対して上の人たちはけしからんで最近の若い者はやる気がないって怒ってるかもわかんないんだけど、
それが結構スタンダードになりつつあるんですよね。で、一つの会社にずっと長くいて、その中で出世していってっていう考えの人は少なくなっていって、とりあえず今はこの仕事をやりたいって思ってるからやってて、
飽きたら転職して次のステップに行くとか、一通りスキルがついたらさらにスキルアップのために他の仕事行くっていう考えの人が多いので、だから一つの場所でずっと働いてその中のエキスパートになろうっていう人は昔に比べるとだいぶ少なくなってるんで、それも勘違いしない方がいいと思うんですよね。
それも昔は高度経済成長期で経済もどんどん良くなって給料も上がって物価も上がっていくんだけれど、その時は人口比率として労働人口が圧倒的に多かったんですよね。
非労働人口、高齢者の方っていうのは少なかったので、社会保障費がそんなにかからない分社会保険料も少なかったんですよね。
だから手取りも多かったんですよ。出世していって給料も上がっていったと。今と比べて無駄な事務作業とか手続とかそういうのがなかったんですよね。
若者の仕事に対する意識
今でも医療の世界でも同意書ってすごい数が増えたんですよ。
僕らの世代とか前の世代って同意書とか書類の数が圧倒的に少なくて、医者は医者の仕事だけすればいいっていう環境だったんで、やっぱり楽しかったと思うんですよね。
だけど今って何でもかんでも書類をたくさん作らないといけない。もう書類屋さんになっちゃってるんですよね、お医者さんも。
だから昔に比べても医者の仕事もつまんなくなってて、学校の先生も書類ばっかなんですよね。
何かあるとすぐクレームが来るから、クレームにならないようにおんびんにおんびんにっていう感じで、自分のやりたいようにやるっていうことが医者も教師もできなくなってきてると思うんです。
だから本当に今の仕事って昔に比べてつまんなくなってるっていう部分もあると思うんですよね。
だから今の若者が仕事にやりがいを感じないとか、出世したいっていう気持ちがなくなってきてるっていうのは、僕気持ちわかるんですよね。
なおかつ未来が暗いじゃないですか。どんどん少子高齢化が進んでいって、社会保険料も上がっていくと思うんですよね。
となると手取りも少なくなっていくし、結局自分たちの世代が上の世代を支えないといけないんだって。
未来が暗いんで、昔の人に比べると、なんていうかな、やる気が起きないっていう気持ちもすごいわかるんですよ。
だって昔の人口ピラミッドの時だったら、自分たちが頑張って働いてって、で、おじいちゃんおばあちゃんを支えるんだって。
数が少なかったですからね。だけど今の若者にとっては10年20年30年頑張って働いて、どんどんどんどん自分たちの生活が苦しくなっていくっていう未来が見えちゃうと、
ちょっとやる気なくなるっていうのもあると思うんですよね。だからその気持ちもわかってあげるっていうのは大事だと思います。
なのでオンとオフをしっかり分けたいって思ってる人が多いんですよね。
なので、結局今の人たちって未来は暗いんだけど、結構一人でいる時に楽しめるコンテンツっていうのは昔に比べるとすごい増えてるんですよね。
スマホ1台あればオンラインゲームもできるし、サブスクでネットフリックスとかアマゾンプライアントビデオとかもね、いろいろディズニープラスとかも楽しめるし、
YouTubeも楽しいし、TikTokも楽しいし、場合によってはエロコンテンツとかも充実してるんで、若い男性にとっても結構楽しめることっていっぱいあるんですよね。
なので早くつまんない仕事やめて、家で一人で楽しいことやりたい、遊びたいっていう人多いと思うんですよね。
昔はそういう一人で楽しめるコンテンツっていうのはなかったんで、みんなでワイワイやって楽しもうと。
仕事終わった後飲みに行こうとかカラオケ行こうとかっていうのはあったと思います。
あるいはもうチームでね、残業して頑張ろうって。
で、ピザとってね、ピザ食いながら栄養ドリンク飲んで頑張ろうっていうのはあったと思うんですけど、
今はね、早く仕事を終えて一人で自分でやりたいことやりたいっていう人が多いんで、そういう気持ちもね、分かってあげる必要はあると思います。
だから、今の人たちは本当に残業を嫌います。
なので、本当に残業してもらわないと仕事が回らないっていう時は、もう頭下げるぐらいの気持ちで、
頼む、今日どうしても残業してもらわないと回らないんで頼むから残業してくださいって、頭下げて頼むぐらいの気持ちじゃないとダメだと思います。
なんで俺がそんなことって思うかも分かんないんだけど、これが現実なので、そうしないといけないです。
なので、後は飲み会とか忘年会とか、新人歓迎会とかって会社でもあると思うんだけれど、
結構最近の若者は忘年会、新人歓迎会でも自分が拘束されると、自分が家で一人で楽しむ時間が削られるわけなので、
飲み会に参加してる間に給料が支払われて、当然だって考えてる人多いんですよね。
一昔前だったらそんなのありえなかったんだけど、今結構この考え方がスタンダードになってるんですよね。
高須クリニックでも新人歓迎会、忘年会やってて、給料払ってないんですけど今のところ。
それは、自分の時間を削ってでもそれなりに楽しい時間、2時間ちょいぐらいなんですけど、楽しい時間を過ごすことができて、
普段食べれないようなちょっと高い美味しいものが食べれるんだったら参加してもいいかなっていう会を作るようにしてるんで、
今のところは給料出るべきです、給料は出るんですかって聞いたりとかそういう人はいないと思うんですけど、
もしもう多くの人が給料出してくださいって言うようになったら、もうその時は新人歓迎会も忘年会も辞めた方がいいかなって思うんですよね、というふうに考えております。
教育と自己鍛錬
なので、みんなが参加したいって思うような会だったら、強制参加にしなくて自主的な参加にすれば給料出さなくていいとは僕は思うんですけれど、
割り勘にするとか、あるいは普段自分たちで行けるようなお店、例えばトリキ族とか大衆的な居酒屋とかでやるんだったら、やっぱり給料払うのもありかなって思ってます。
これは人によって意見違うと思いますけど、なので強制参加だったら、大衆的なお店だったら給料払うべきかもわかんないですけれど、
なので自主参加だったらいいかなと思いますけどね、給料払わなくても。
だけど自主参加としてもこれは同調圧力を感じるので、実質的強制参加なので給料出るべきですっていう意見の人も出てくると思いますけど、
その時はその時でしょうがないんで、その都度話し合うしかないかなって思います。
っていう話をすると、そんなの俺たちの時代では考えられないって思う人いっぱいいると思いますけれど、
だけどそういうものなので、それに従ってやっていくしかないと僕は思ってますね。
なので、仕事するにも、何か仕事をするには、やったことない仕事だったら予習したりとか、あるいは仕事した後うまくいってなかったら反省して復習したりとか、
そういうのにも時間を費やすべきじゃないですか、本来仕事っていうのは。
どんな仕事でもいきなりできるわけじゃないんですよ。例えば下界だったら手術するのにでも解剖書を見て勉強して、他人の手術を見て勉強してっていう、
自己鍛錬っていうのが大事なんですよね。 今の若い人たちは
仕事っていうのは給料出てはじめ、当たり前だと自分が拘束されるから、それはわかります。
その仕事をするためには勉強しないといけないってなると、勉強するのにもかかる時間の間にも給料払われて当然だって考えてるんですよね。
統計界の世界でもそういうふうに考えてる人が、若い人たちは増えてるっていうのもあるし、会社員とかでも何かの新しいプロジェクトするためには準備しないといけない、
勉強しないといけないとか、コンピューター覚えないといけない、勉強しないといけないっていうのも、
勉強してる間に給料支払われて当たり前だと、自己建山にもお金払われて当たり前だというふうに考えてる人が多いです。
となると、何か新しい仕事をするときに新入社員が入ってきて、じゃあこれやろうかっていうときに全然できなかったりとかするんですよね。
お前何だよ、全然予習してないんじゃないかって、何の準備もしてないんじゃないかって怒るんですよね。
そうすると、新入社員のZ世代の人は怒っちゃうんですよね。
というのは、仕事をするわけで、その仕事に必要な勉強をさせるんだったらちゃんと指導すべきだし、
そのことを勉強してる間にも給料を払うべきなのに、いきなりできなくて当たり前じゃないかって。
だから1から10まで全部教えてもらって当たり前っていうふうに考えてる人が多いし、
教えてる間でも給料を払ってもらって当たり前だって考えてると。
だから仕事する前に全然予習してないし準備もしないで怒るっていう調子多いんですけど、
そういうもんだと思ってもらえばいいと思います。
だけどみんなはみんなそういうふうじゃなくて、やっぱりZ世代でもすごい優秀な人もいれば優秀じゃない人っていうのもいるわけであって、
それはどの世代でもね、僕らの世代でも上の世代でもすごい優秀な人もいれば優秀じゃない人もいるわけであって、
やっぱり優秀な人ほど言われなくても予習して頑張って自己経済するわけであって、
優秀じゃない人ほど言われたことだけやるとか、言われなければやらないっていう人が多いわけなので、
Z世代の人でもすごい優秀な人だったら普段から勉強してやってて、給料もらわなくても頑張るっていう人もいるわけなので、
みんなはみんなそうじゃないんだけど、そういう傾向にありますよと。
1から10まで全部丁寧に手取り足取り教えてもらって当たり前。
それを教えるのにやっぱり上司もね、時間も労力もかかりますよと。
教えてもらってる間も給料払ってもらって当たり前というふうに考えてる人が多いし、
あとは、やりたい仕事やりたくない仕事っていうのを結構はっきりしてる人が多いですよね。
自分はこの仕事がやりたいからこの仕事に始めたんだけど、これはやりたくないとか結構はっきりしてる人が多くて、
昔の人たちは何かをやるためには自分のやりたくない仕事もやって当たり前だと。
例えば例を出すとね、トイレ掃除ですよね。
最近の若い人ってトイレ掃除をしたくないっていう人がすごい多いんですよね。
コンビニのバイトとか喫茶店とかのバイトとか、レストランとか飲食店のバイトでも、
トイレ掃除は絶対したくないっていう人多いんですよね。
やっぱり他人がおしっこをうんちしてそれで汚れてる、それを綺麗に掃除しないといけない。
自分の家のトイレ掃除だったらまだわかるけど、なんで他人が汚したトイレを掃除しないといけないんだって。
だけど僕らの感覚だと、それって仕事だから当たり前でしょって。
例えば僕もカラオケボックスで働いてた時に、トイレ掃除なんて当たり前にやってましたよね。
うんち、おしっこ、汚れてるの綺麗にするの当たり前だったと。
仕事というのはそういうものだと思ってたんだけど、今は結構トイレ掃除をしたくないっていう人が多くて、
バイトの面接でも、トイレ掃除しないといけないんですか?だったらいいですって言う人が多いんですよね。
で、やりたくないことをやらなくていいっていうのは、今はやっぱり売り手市場だからっていうのはありますよね。
人手不足なわけですよ。労働力、人口が足りないっていうのがあります。特に飲食店とか、宿泊業なんかはそうなので。
だから、働く人の方がちょっと強くなっちゃってるっていうのはありますよね。
逆に失業率が高くて、仕事がないっていう状態だったら、どんな仕事でもやりますってなるんだけど、今は逆に人手が足りないと。
選ばなければ結構たくさん就職先ってあるわけなので、こういう仕事があるんだったら辞めますっていう感じで、
だから簡単に辞めちゃうっていう人も多いんだと思います。
だけどね、何回も辞めてもいいっていうわけじゃなくて、あまりにも転職が多すぎると、また面接する時にこの人どうせ雇ってもすぐ辞めちゃうんだろうなって思って、
本当に雇ってもらえないっていうこともなっちゃうこともあるんで、あんまり転職しすぎるのも良くないんですけれど、
1回か2回ぐらいにした方がいいかもわかんないですけどね、短期間で転職するのはね。
と思います。
あとはですね、よく言われるのが、最近の若者はね、ちょっと叱るとすぐ拗ねるとかね、仕事できないくせに注意すると、
プライドだけは高くて、すぐ反発して辞めちゃうとかね、そういうことを言う人が多いんですけれど、
それはですね、今の若い人たちは、僕らとか僕らの上の世代に比べて、叱られる経験が圧倒的に少ないんですよ。
まあ、褒めて育てるのが正しいって言われてる世代、今でもそうなんですけど、
叱られない育成の影響
本当の褒めて育てるっていうのは、叱ってばっかりじゃダメですよ、怒ってばっかりじゃダメですよって、
良い子としたらちゃんと褒めないといけませんよ、それが正しい褒めて育てるっていうやり方なんだけど、
勘違いしている人たちが結構多くて、何でもかんでもひたすら褒めればいいって思っている人が多いんですよね。
だけどそれじゃダメなんですよね。
子供が悪いことしたら、ちゃんと叱って注意して反省させて、二度と同じ間違いを犯さないようにしないといけないんだけど、
ちゃんと叱れない親とか教師、大人が今すごい増えてるんですよ。
だから全然叱られないで育って大人になったっていう人たちが結構多いんですよね。
なのでそういう人たちに仕事でね、ちゃんとやってない、ミスしたんで叱る、注意するとすごいプライドが傷ついて、
泣いちゃったりとかすごい落ち込んじゃったりとかっていうことがあるので、
それはもう今の世代の人たちはそういう人たちが多いって考えた方がいいと思います。
で一昔前、僕らの世代とか僕らより上の世代っていうのは、結構学校の中とか部活の中でも理不尽に怒られるぐらいのことも多かったんですよね。
理不尽じゃなくても愛情を持ってね、これ言うと怒られるかもわかんないんだけど、
当時の先生って愛情を持って大罰をしたりとか怒鳴って怒ったりとかしたわけであって、
本当に悪いことをしたらバチンってビンタしたりとかケツバットとかあったんですよね。
でもこれも言うと怒られるかもわかんないんだけれど、やっぱり悪書きっているんですよね。
いたずらばっかりするとか、掃除サボるとかね、そういう悪書きに対して一度優しく行動を注意しても治らない。
ちょっと強めに注意しても治らない。
もうしょうがないから次ビンタ、バチンっていいかい?って言うと、そうすると治るんですよね。
もう恐怖なので、痛み恐怖、怒鳴られるのも恐怖なので、恐怖を感じると脳の返答体っていうところがですね、
こう発動して、記憶を司る会話に深く記憶されるんで、
これはやってはいけないことなんだっていうのを学習して反省して、次からも同じ悪いことをしなくなるっていうのがあったんですよ。
で、大罰を肯定してるわけじゃないですよ。大罰を乱用して暴走する教師っていうのもいるんで、
大罰を肯定してるわけじゃないんだけれど、大罰とか怒鳴って怒られるとか、そういうのを経験して大人になった世代が僕らとか僕らの上の世代なので、
そういう人たちは子供の時から叱られたりとかしてるから、叱られることに対して免疫があるんですよね。
だから社会人になって上司から叱られても、ちょっと凹んだりとかプライド傷ついたりとかあるんだけれど、しょうがねえなって。
で、反省して、で、また頑張ってっていうことがあったと思うんですけど、今の若い人たちは、
みんなはみんなそうじゃないんだけど、本当に叱られないって伸び伸びと育ってきたっていう人多いんですよね。
で、もともとが優秀な人だったら、そもそも悪いことしないんで、褒めて育てるだけで立派に育つんですよ。
もともと悪いことしないから。でも、もともと悪だったら、悪いことしてるのにも叱られない、注意されない。
で、褒められる。本当は悪いことしたら褒めちゃダメなんですよね。悪いことして、褒める人いるじゃないですか。
勉強できない、宿題忘れて寝れない、忙しかったからねーとか、いろんなことね、
お家のね、いろんなことでね、疲れてたからね、できないもんね、偉いねーとかね、ちゃんとできてないのに悪いのに、
なんか褒める、それが間違えた褒める育て方って考えてる人なんかは、悪いことしてるのに褒めてるから、
本当に叱られないで大人になって、社会人になって、初めて上司から叱られると、すごいプライドが傷ついて、
で、もうズタズタになって凹んで、もういいです、辞めますってなっちゃう人がいるので、
優秀な若者たち
それはもうそういうもんだと思って付き合っていくしかないんですよね。
だから、叱られる免疫がなくて、プライドだけは高いっていう人が一定数いるので、
そういう人にはそういう人なりの対応をしないといけないわけであって、
なので、ちゃんと仕事ができてないとかミスするんだったら、
何が悪くて、今後はどうすべきかっていうのを論理的に優しく説明してあげるっていうのを心がけないといけませんよね。
仕事でミスしたら、君今回ミスしたのはここをこう間違えてるのがいけないので、次からここをこうならないようにしようね。
君がこうミスすると周りの人にすごい迷惑かかっちゃうから、次からミスしないようによろしくねって優しく頼み込むように指導するっていうのが大事ですね。
で、絶対やってはいけないのは、お前本当バカだなぁとか、お前頭悪いなぁとか、
内面を否定することとか人格を否定すること、これ絶対ダメですね。
よくあるのが、容量悪いなぁとか、頭の回転悪いなぁとか、何回言ったらわかるんだよ、お前こないだもんまた言っただろうとかね。
内面を否定してはダメなんです。
うまくいかなかった事柄を指摘して、ここはこうしないといけないっていうことを、論理的に仕事の中だけの範囲内で説明しないといけない。
絶対内面とか人格を否定してはいけないですよね。
なので、あとはね、根性論ですよね。
最近の若者は根性が足りないとか根気がないとか言う人多いんですよね。
努力をちゃんとしないとかね、言う人多いんですけれど、努力する人はするんですよ。
それはね、優秀の人たちはすげぇ優秀なんですよ、今の若い人たちって。
僕が見ても20代でね、すごい優秀な人とかいっぱい見てますよ。
で、そういう人たちって僕らの世代よりも恵まれた環境にあるんですよ。
だって僕らの若い子なんで、インターネットもなくてスマホもなくて、調べ物をするのも図書館行って、でね、インターネットで調べ物をしたりとかないんで、
今だったらもうYouTubeで教養系のさ、動画とかいっぱいあるわけだし、
サブスクでいろんなこと勉強したりとかもね、できるわけなので、優秀な人たちはその恵まれた環境でどんどんどんどん吸収して成長していくんで、
今の若者はね、優秀な人はめちゃくちゃ優秀です。でも優秀じゃない人は逆にちょっと堕落してるっていうのもあるかもわかんないんで、
それはその人たちが悪いんじゃなくて、社会が悪いんですよね。その人を責めるのはダメです。
ほんとたるんでるな、お前らの世代はほんとダメだなっていうのはダメであって、やっぱり優しく包み込んであげて指導してあげるっていうのがね、大事なんですよね。
僕ら世代とか、僕ら上の世代って、見てた漫画とかアニメ、わかるように根性もの、スポ根ものがメインだったんですよね。
努力してどんどんどんどん強くなるっていう、キンニクマンも北斗の剣も、セイントセイヤーとかもそうですかね、
巨人の星とかね、女の子もそうですよ、アタックナンバーワンとかさ、キャンディー、キャンディーとか、いじめられてそれでもなんとか歯を食いしばって頑張ってっていうアニメ、漫画がほとんどだったんですよね。
そういうのを見て育ってきたんで、人間っていうのは、辛いことがあっても努力して前に進まないといけないって、子供の頃から洗脳されてるんですよ。
だってもう、今の若い人たちが見てきたアニメって、漫画って、なんか弱っちい子が弱っちい子のままやってくとか、なんか天性ものとか、
ダメなまま大人になっちゃって、その後なんかタイムスリップして若い時に戻るとか、生まれ変わるとか、なんかチート系が多いんですよね。
それがまさに時代を象徴していて、なんでそうなるかっていうと、諦めてる若い人たちが多いんですよ。
僕ら世代って、恵まれない環境だったりとか、頑張っても結果出ないとかダメダメでも、努力すればなんとかなるって思い込んでたんですよね。
だからとりあえず努力しようって思ってた人が多いです。
もちろん僕ら世代でも上の世代でも全然努力しないダメダメな人もいたわけなんだけど、どっちかっていうと、ダメでも努力すればなんとかなるって思い込んでた人が多いんですけど、
今の若い人たちは賢いんで、努力しても無駄だって思ってる人が多いんですよ。
医学とかいろんなことがわかってきて、遺伝子レベルで努力してもどうしようもできないこととか、
生まれつきの遺伝子とか環境が大事なんだっていうデータとか情報が明らかになってきて、
努力しても無駄だよねって思っちゃうんですよね。
例えば音楽の才能って9割は遺伝って言われてるんですよね。
音楽の良い遺伝子を持っている人たちはちょっと頑張るだけで優秀な音楽家になれるんだけど、音楽の才能がない、遺伝子がない人はどんだけ努力しても絶対勝てないよとかね。
遺伝子のことが結構解明されてきたんですよ。
結局人間の努力は遺伝子で決まると。
努力できるかできないかも遺伝子で決まるっていうこともわかってきたんで、最初から努力しないで諦めて、
努力しないでどれだけコスパいい人生送れるかっていうと、
必要最低限の仕事だけして、それなりの給料もらって、仕事はなるべくそれに時間かけないで、
あとはもう自分の時間には自分のやりたいことをやるっていう風に人生を楽しもうとしてる人が多いんですよね。
だから遅くまで残って努力して頑張って仕事してってね、スキルアップしてって仕事が生き甲斐だとかね、
出世するぞっていう人は昔と比べると今は少なくなってて、みんながみんなそうじゃないんですけれど、結構諦めちゃってる人が多いんですよ。
それはもうこの世の中が悪いんですよね。
セクハラとパワハラの認識
最初に話した少子高齢化が進んでいって、自分たちが高齢者を支えないといけないって、
未来暗いよって、何にもいいことないよってね、経済的にも未来のことを諦めてる人が多いし、
遺伝子レベルのことも諦めてる人が多いので、少子たちにもっと努力しろとかね、
俺たちの若い頃はもっと根性で頑張ったんだって強制するのは良くないですよね。
そんなところですかね。
あとはね、パワハラ、セクハラも結構勘違いしている人たち多いんですよ、年配の人たちは。
例えば、女性の体を触る、これもう絶対ダメなんですよ、今の世の中は。
頑張ってるね、ポンポンって肩を叩くのもアウトですからね。
頭触るとかも絶対ダメですからね、肩触るとかも腕を掴むとかも絶対ダメです。
女性の体を触るのはダメなんですよ。
昔は結構みんなやってたんですよね、写真撮るときに、おーこっちおいでよって肩組んだりとかしてたけど、
これもう一発でセクハラなので、女性の体は触ってはいけません。
特別な指導とかはしょうがないことはあるんだけど、普通にプライベートで体触るのはダメですよね。
あとは飲みに誘うとかも相当気を付けないといけないですよね。
男の上司が自分より若い女性社員を一対一で飲みに誘うっていうのは基本やめた方がいいですよね。
いくら仕事の延長でもダメなんですよ。
仕事の延長っていうのが逆にまずくて、仕事の延長だから断れないと。
そのまま何か問題行動が起きた場合なんかは完全アウトになるわけですからね。
あとは下ネタ話すなんかも絶対ダメですね。
仮に女性社員が下ネタ振ってきたらそれに乗るのはいいと思いますよ。
だけどその時に下ネタが嫌いな女性社員が一人でもその場にいたら絶対乗ってるわけないです。
下ネタが好きな人たちばっかりが集まって下ネタが好きな人が自分に下ネタ振ってきたら逆にそれは返した方がいいかなって僕はその程度に考えてますよね。
下ネタが嫌いな人が一人でもいたら下ネタ言ったらその人は不快を感じるのでそれはもうセクハラになってしまいますんでね。
Z世代の特徴と接し方
仮にその場に女性社員がいて一定数の女性社員が下ネタで喜んでいたとしても一人でも嫌がっている人がいたらアウトになりますんで。
あとは結構多いのが恋人はいるのとか結婚しないのとかいらない心配これも完全にセクハラですんで。
昔の人なんかはオッケーだったんですよ昔は結婚しないのってそろそろいい歳でしょって早く結婚しないとって恋人いるのって心配して聞いてたんですよ。
本当に心配して聞く人もいればちょっと嫌味っぽくマウント取るために聞く悪いやつもいたと思うんですけど
昔はこういうの言うのねセーフだったんだけど今は完全にアウトなので火をつけないといけないですね。
まあそんなところですかね他にもまあいろいろあると思いますけどよかったらねこういうのも大事ですよってのがあったらコメント欄にお書きください。
もちろん今回僕が話したのが全部全てじゃないし今のね若い人たちね優秀な人はね本当優秀なんですよ。
僕も羨ましくなるぐらい優秀な人多いですよ。もう環境が恵まれてるからネット環境いろいろ調べることもできるしYouTubeも充実してるし僕もね10代20代の時に今みたいなネット環境がねあったらねもっと良かったのになーってね思うことありますよね。
なので若い人もね優秀な人はねめちゃくちゃ優秀なので捨てたもんじゃないです。
だけど今の若い人たちはどういうふうに考えてるかっていうのを僕ら世代が理解して正しく接するっていうことが必要だと思います。
はいご視聴ありがとうございました。