まずはまあスーパーフォーミュラースーパーGT両方のねカタゴリについてお話をいただきたいんですけれども。
いかがでしたかスーパーGTスーパーフォーミュラー2024年シーズンを終えて。
まああのチャンピオンということで言えば。
例えばGT500とそれからスーパーGTとスーパーフォーミュラーで両方チャンピオンを取った坪井選手。
まあ充実の1年だったなという感じがするし。
あとGT300で言えばやっぱりねJLOCが本当に悲願のチャンピオンだし。
本当にいろいろな場面でなんか印象的なレースはいろいろありましたよね。
スーパーフォーミュラーはいかがですか?
スーパーフォーミュラーはやっぱりトムスがやっぱり坪井選手とともにやっぱり今年ねタッグを組んで。
やっぱ強いんだねあのチーム。
しかも初戦のポイントですよ。
どこからチャンピオンですかね。
だからそのあたりのやっぱりなんていうのかな。
シーズンを通じて安定して最後にこうまとめてくる力強さっていうかな。
途中で修正とかもいろいろしてるんだろうし。
そこはやっぱ力あるなって感じがしますよね。
サッシャーさんどうですか?今シーズン振り返って。
いやもうこれはもうピエルさんとねちょっと語りたいんですけど。
GTの予選の合算性じゃないですか。
踏み込みますね。
え?踏み込むの?
いやだって実況目線で言ったらそこじゃないですか。
いやーあれはね苦労したね。
まあ今年も苦労するんだけどさ。
僕は前提として2人のドライバーが予選を走るっていうのは大賛成なんで。
要は僕一昨年とか立川選手が最終年だった時にQ2担当で出ないまま土曜日終わるみたいなのがあって。
一回あったね。
それって例えばファン目線でサーキットまで行ってる人にすると、今まではルールだったからしょうがないんだけど、別に否定してるわけじゃないんだけど。
やっぱ残念じゃないですか。応援しに来てると。
だから全員が走るっていうのにまず大賛成。
その上で合算は要はタイミングモニター上は放送上は両方出てるってのがあるんだけど、
サーキット上は片方しか出ないから、やっぱその辺のは難しかったな。
やっぱり頭の中が結構混乱したまま最初はどこが一番見どころなんだろうっていうのが合算だと見えにくかった気がしますよね。
だからもう本当にセッションセッションでこのドライバーとこの走りに注目だって言えてたのが、
このドライバーは今早いんですけどこのままじゃトップになれないとかね。
このドライバーは今トップには来てないですけど合計するとって。
本当にそのやっぱり頭の中の処理能力を結構自分の中で混乱するというかもう超えてたのは去年だったかな。
サッシャーさんはモニターでその合算がパンって出るじゃないですか。
ピエールさんのところは合算のタイムっていうのは。
これもねでもねスーパーGTのここは良さだと思うんですけど、
もうテレビのいわゆる制作チーム、
例えばスーパーでテロップとかスーパーという言い方しますけど、
どういうものを出しましょうっていうところも結構僕なんかも一緒にその企画会議に入って、
こういうテロップだったら実況者目線では情報としては足ります。
これだと足りません。これだと多すぎますみたいなことをヒアリングしてくれて、
いろいろと何回も打ち合わせをしてそれで今形になってるっていう感じなので、
僕もだからあの情報量としてはサッシャーさんと同じだと思います。
その公式映像を見てやるっていうことになったんで、
ただやっぱり慣れるまではなかなかちょっとまとめがなかなか難しかった。見どころが。
まとめて3分っていうのもね、なんかすごい国内最高峰のレースを喋ってるのに、
予選の合算タイムが3分超えてるとかね。
なんか3分でもいいんだけど、単純になんかどこ、
だからセクター1が2人目のセクター1がセクター4みたいな感覚なわけじゃないですか。
だからそういうの確率だと思うんです。確率するかどうか。
スキーって例えばスラロームとかって2本の合算タイムじゃないですか。
だから別にスポーツ的にはない話じゃないんですよ。
1本走って2本目はそこのタイムからさらにで途中でマイナスで出てくるとか。
だから表示の仕方とか見せ方とかが。
ただ問題はサーキットのタイミングモニターはそれに対応してないから、
どういうふうにそれを。スキーとか長い歴史があるから多分それができてると思うんだけど。
場内にいる人も含めてね。だからそこはピエールさんの方が遥かに大変だと思います。
まあ本当にとにかく必死になって喋るだけでしたよね。去年はね。
そういう意味では去年のトピックっていうと僕はその辺かな。
でも最初のうちはその伝え方に苦労はあったかもしれませんけど、
最後の方はやっぱりファンの方もみなさんもだんだん慣れてきて。
まあ分かってくれたのかな。
まあでもね、それこそタイヤ戦略にも関わったし、
やっぱり2人のドライバーが速いっていうことが予選で上位に上がるためには必須条件にもなったので、
1人だけ速くてもダメっていうのもあるから、
そういった意味ではコンペティション的にはフェアなのかなって気もするし。
あれ一番最後はセカンドドライバーもニュー履けるようになったんですか?
それねシーズン途中からなったんだけど、ずっと雨でそれが採用されないまま気づいたら最終戦だけそうなった。
本当シーズンの中盤からそうなったんですね。
シーズン途中でやっぱりそうだよねってみんなで合意を取って、
それでルールを変えたんですが、それを発揮されるタイミングがなかった。
全部シーズン後半雨だったから、レインタイヤとかでレインルールになっちゃったから、
それが適用されなかったんですよね。
なるほど。
まあでもそれで言うと今シーズンの予選はね、また天気になっちゃいますけど、そういうところも楽しみに。
まあでもさっき佐々木さんが言ったみたいに、やっぱり2人のドライバーが精一杯走れる環境にタイヤのレギュレーションも変わったし、
やっぱり最初のルールだとね、1つのタイヤで1人のドライバーはフレッシュで走れる、
もう1人のドライバーはフレッシュで走れないっていうそういうルールだと、
なかなかその2人目のドライバーがね、どこまですごいのかっていうのをお伝えするのがちょっと本当に難しかったんだけど、
今度はもうその意味ではシンプルになったんで、
まあ今年はそのルールがいけばね、
両方ともがどう輝いてるかっていうのは、もっとシンプルに見やすくなるんじゃないですかね。
佐々木さん、スーパーフォーミュラはいかがですか?
2024シーズン振り返って。
佐々木 やっぱり僕はホンダ勢とトヨタ勢の戦いが面白かったですね。
やっぱり野尻、成り物入りで岩佐がF2から来て、
野尻は元チャンピオンとしてのね、プライドみたいのがあって、
そこに最後大田角之進がもう異常にパワーをつけて、
強すぎでしょみたいなところから、
でも坪井はしっかりその辺をターゲットに捉えながら、
すごくチームも含めて非常にクレバーな戦いをしてっていうところもあったんで、
その辺のエンジン、ワンメーカーだけどエンジンは違うじゃないですか。
だからエンジンメーカー同士の勢力図の戦いっていうのが、
僕は最後4戦実況させてもらったんですけど、富士急須賀と。
やっぱりめちゃめちゃ面白かったですね。
そうですよね。
でもどうですか、やはりSFGOというアプリを使って、
ファンの方も無線を聞いたりとか、
本当にこの見せ方が変わってきたじゃないですか。
岡田 そうですね。
もう今、巷で皆さんね、やっぱりおしかつなんて言うじゃないですか。
スーパーフォーミュラーも今おしかつがすごくて、
やっぱり自分の大好きなドライバーをずっと見てられるわけですよね、あのアプリで。
そうですね。
岡田 もう何だったらずっと練習走行から、
チーム無線は本番決勝でないと聞けないと思いますけど、
それまでずっと走りをオンボード映像でおしかつできるわけですよ。
あれ画期的だと思いますよね、やっぱりね。
そうですね。
岡田 週一週すべて。
そうしたらどうですか、SFGOというアプリは。
岡田 今は情報量が多いっていうことがスポーツ中継ではもう必須だと思うので、
やっぱり無線とかデータとか、
なんか昔のF1の映像とか見るとびっくり。
よくこんなんで実況してたなと思う。
ほんのね。
岡田 タイムのたまにしか出ないじゃないですか。
はい。
しかもなんかタイムの出方とかもね、千分の何秒まで出ないぐらい、
なんかもう正確じゃなさそうなタイムの出し方とかね。
岡田 無線もないし。
無線もない。
岡田 今はもう考えられないですね。
だからやっぱり実況する側としても情報が多い方がやりやすいし、
見てる人もその方が面白いから、
もう本当にこれがそういうのを日本でスタンダード化してくれたっていうのは僕はもうすごい嬉しいですね。
実際にアナウンサーとしてお二人に聞きたいのは、
SFGOをアナウンサーの資料として何か使ったりとかあるんですか?
岡田 無理。
岡田 切り替えてらんないもんね。
アシスタントの方が例えばクラッシュしてしまったりとか、
なんかコースオフしてしまったりとかっていうところの
リプレイを遡ってSFGOでさっと横から出して見せてもらって。
岡田 そうなんですか。惜しいよ!アシスタント!
それはね、やっぱりね、面白いなと思いますね。
岡田 いいな。
結構チームはSFGOを使ってますもんね。
無線を聞いたりとか。
岡田 あとあれですよ、オーバーテイクシステムがSFGOだと分かるからね。
そうそうそう。
でもなんかそこだけは分からないようにしてほしいみたいな、
実は東京都サロンの時に横浜ゴムのブースでトークショーがあったんですけど、
そういう話もありましたね。
岡田 まあそうだろうね。
そう。そこが一番面白いとこだから、
そこは逆に伏せてもらったらもっと面白いんじゃないか。
岡田 でもそうすると見てる人は見れなくなっちゃうっていうことがあるんでしょ?
はい。
岡田 難しいところですね。
でもチームの無線とかって、今でこそこうやってね、
スーパーフォーミュラで聞けるようになりましたけど、
やっぱり聞いてみると、ドライバーってこんなにエキサイトしてんだとかね。
ドライバーとチームとこんなやりとりがあるんだっていうのは、
自分もチームの一員になったみたいな感じで聞けて、あれはいいと思うよね。
F1なんかも最近チームラジオも積極的に出しますけど、
日本はもともとあんまり無線なんか聞けなかったじゃないですか。
アメリカのレース行くと、あれレンタルラジオ貸してくれるんだよね。
アメリカのレース。
今見せ方の変わった話もしましたけれども、お二人は本当に昔からモータースポーツずっと携わってきました。当然このマシンの進化、タイヤの進化ってあるじゃないですか。そういうところはピエロさんどう思われてますか。
思うんですけど、横浜の番組だからあれですけどスーパーフォーミュラとか、今サステナブルな材料を使ってるでしょ。そういうのを今こう技術の中でレーシングの中に入れてくるっていうのは、だって昔使ってたタイヤのそういう素材とかそれで再生可能なものをまた次のあれに受け継ぐわけじゃないですか。
そういう時代になるなんて僕これっぽっちも思ってなかったから、今すごい時代だなと思うし、その前から結構面白いことやってたんですよ横浜ね。オレンジオイル入れたりとかさ、タイヤのコンパウンド柔らかくするとか。当時結構オレンジオイルっていうのがゴムを柔らかくするっていうので、それをレースの世界に取り入れてみるみたいなことを横浜さんやってたりとか、いろいろなことやってるんだけど、新しい時代に入ってきて、そういうのってやっぱりモータースポーツって実験室って言われるけど、
そういうところがまた最終的には世の中に落とされるというか、世の中にフィードバックされるっていうのはモータースポーツやってていいなって思いますよね。技術進化としては。
そうしたらいかがですか? 実験室っていう意味では、やっぱり今技術が発達しすぎちゃって、どうやってルールでコントロールするかっていう時代に結構なってきちゃってるじゃないですか。それはマシンもタイヤもそうなんだけど。昔はタイヤもコンペティションがあったけど、今だんだん、GTはちょっと違います。スーパーGTは違うけど、一般的に世界的に見るとほとんどワンメーカーが多くなってきて。
だからタイヤメーカーってすごい大変だなと思うんですよ。だってタイヤメーカーとしては、うちのタイヤはすごくいいんだよっていうことのプロモーションも兼ねてる。だけど、それと同時に、タイヤをレースを面白くするために、わざとどっかでタイヤが垂れるように作んなきゃいけないとか。でも本気で作り始めたら、多分タイヤなんて垂れないタイヤ作れちゃうんですよ、今技術で。
岡田 そうか。
だから、そういうタイヤメーカーの苦労とか葛藤って相当あるんじゃないかなと思っていて。みんなすごく難しいよね。ダメになるタイヤなんてタイヤメーカー作りたくないじゃないですか。イメージ悪いから。
岡田 でもそういうのを、チャンピオンシップがどうやって面白くなるか、コンペティションがどうやって楽しいか、そしてその上でタイヤが何ができるかっていうのは、エンジンとか車体のルールとかもそうだけど、今だからすごい難しい時代に、もちろん実験しても進んでる部分も当然ある。その上でさっきの同じタイヤでもどうやってサステナブルにするかとか、そういう研究は当然あると思うんだけど。だから本当にタイヤメーカーってすごいなと思います。
岡田 唯一変わってないのはタイヤだからね。だってパワーユニットは電動になったりハイブリッドになったり、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、いろんなものがあったりするんだけど、唯一変わってないのはタイヤだからね。ずっと100年間。その中で技術開発をしていって、しかもその中でコンペティションやってるっていうのは大変なことですよね。
そうですよね。だってもう銃箱の隅、これでもかーって続いてて穴開いちゃって向こう見えちゃってるよっていうところからまださらに開発しなきゃいけないわけでしょ、設計者の人だって。だって丸から四角になるわけじゃないじゃん、タイヤが。それってやっぱ大変だよね。何か新しいアイデアを。ありがとうございます、エンジニアの皆さん。
本当に皆さんが頑張ってるのがすごいなって。その辺の葛藤。メーカーとしての葛藤とチャンピオンシップとしての葛藤みたいな。
まあでも当然マシンの進化もありますけど、あとはこう、エンジニアさんの話がありましたけど、戦略の立て方とかもやっぱりいろいろあるじゃないですか。
戦略ね。
結構、2024シーズンって戦略でも勝敗が分かれた場面ってあったんじゃないですかね。
そう、戦略ね。どうかな。
でもスーパーフォーミュラーに関しては結構戦略がそんなに立てられないルールだよね。途中からしかピンと入れないし、一周、ラストから一周、交換のタイミング、窓があるし。
だからもうミニマムで入るかそれとも最大限引っ張るかみたいなどっちかにはなりつつあるような気はしますけど。
GTは読めないね、まだね。
300は無交換とかも含めて。
そう、距離が長くなるともう本当にね。
穴うさ中瀬ですね。
もう分かんないですもん。だって本当にそれこそ、ランボルギーニの裏勘とか、どこにいたのってことあるじゃないですか。
ありますあります。
ここからスタートして、え、ピットストップがみんな終わったらなんで6位にいるの?え、うそ、え、18位くらいのスタートだったよね。
そうそうそう。
正確に覚えてないですけどね、1まで。でも、なんかそういうことが結構あって、買いにいるからってなんか結構排除できないなと思って序盤を買いに行って。
僕の裏事情をちょっと話させていただくと、スーパーGTって実況一人じゃないですか。本当に一人だったんですよ。
だけど2年前からピットリポーターさんをお願いできませんかってGTアソシエーションに掛け合って。
はいはいはい。
それだけ大量の戦略がもうピットでないと分からないんですよ。
ああ。
公式映像で捉えられない。公式映像も事前にだいたいピットリポーターさんが取材をして、
このチームは無交換で行くぞみたいなところは結構ちゃんとフィーチャーして取ってくれたりするんだけど、それ以外のチームは今いろいろな戦略で対案をやるんで。
意外な戦略がありますね。
意外な戦略。だからもうね、こっちでは情報が分からないんですよ。上の部屋にいると。だからもうピットリポーター作ってくださいって言って、
2年前から試験的に始めて、去年は前線ピットリポーターに佐根方さんっていうのにお願いをして、もう300も張り付いてもらって、
今ドコドコのチームは無交換で行きましたとか日本交換で行きましたっていうのも入れてもらえるようにして、だいぶ助かりました。それぐらい300はもう大変、今は。
佐根方さんの声が乗ってるんですね。
はい、場内実況では。乗ります、今は。だからそうでないとやっぱりちょっと、もう300はね、それぐらい熾烈です。
確かにそうですね。
情報戦争。
最終戦もそうだったじゃないですか、2輪交換した88号車と、あとはみんな無交換だった。その2輪交換したことが最後に生きたじゃないですか。
そうですね、最後まで全力で走れちゃった。
そうですね、ペース落ちなかったですもんね。
まあそういうところもね、本当にありますよね。
熾烈ですよ。ねえ、胃が痛くなるようなレースだと思いますよ、ゲーマーみなさんは。
逆にサッシャーさんはJスポーツ、モニターを見ながら喋られてますけど、隠し技じゃないですけど、2020年こんなことが変わったみたいな。
隠し技ですか?いや、あんまり変わってないかな。ピットリポーターも同じ。でも変わらないことの良さもあるじゃないですか。
だから遠塾見というか、チームワークも含めて成熟しているというか、2と言えばカーというか、言わなくても分かってくれるみたいな感じの裏のスタッフも含めてだけど。
変わることの良さもあるけど、変わらないことの良さもあるので。去年に関しては今年もそうだと思うけど、あんまり変わらないから。
それはやっぱり変わらない方のメリットの方が高いとスタッフも考えてらっしゃるんじゃないかなっていうふうには思いますけどね。
まあ今の2020年、振り返っていただきましたけれども、今ね、もう今シーズン2025年。ちょうど今シーズン前にこの収録を行ってますが、ここからは2025年の。
なるほど。 ちょっとこう、今シーズンのトピックスをですね、お二人にお伺いしていこうかなと思います。
トピックス! いっぱいありますね。 いや、でも情報屋じゃないからね。なんか知ってます?2025の情報。
スーパーフォーミュラに関してはほら、先にスーパーフォーミュラって今言っちゃったけど、だいぶ海外勢が増えますね。
ああ、そうですね。これは嬉しいですね。
コロナ禍で一回ね、やっぱり海外の選手がほぼいなくなってしまったこのラインナップの中で、時期か、2025年のシーズンはかなりF2で優勝経験もあったりとか、
もうヨーロッパでね、あとはWEGでね、ポルシェに乗ってるドライバーとか入ってくるわけでしょ。
で、しかも12月に行ったあのルーキーテストなんかレアマン走ってくれたときはちょっと感動しちゃった。
そうですね。
なんかヨーロッパと随分近くなったなってまたちょっと思った。
うん。あのスーパーライセンスポイントも上がって。
あっ、そうですね。
だから来る意味もより多くなった。
なるほど。
すごくF2と同じポイントがつくようになった。
そうかそうか。
それは大きいですね。
大きいね。でもあれですよ、さっき佐々木さんもちょっとヒント言ってくれたけど、
タイヤメーカーとしてはヨーロッパの方って今必ずある程度のところ行ったらすぐストーンとこうね、
なんかデグラデーションでこう性能が落ちるようなタイヤ作りをしてるところが、
こっち来たらヤッホーって言ってもずーっとプッシュできるわけでしょ。
はいはいはい。
横浜タイヤでスーパーフォーミュラで。
こんなに鈴鹿楽しいんだってずーっと走ってるドライバーたちが、
ヨーロッパのドライバーたちがルーキーテストのあのコメント聞いてると、
よっぽど楽しくるのなんだろうなって思うね。
そうですね。
タイヤの評価はすごく高いですよね。
そう、ニセフのこのカテゴリーってのは素晴らしいと思います。
でも今ヨーロッパはタイヤってストーンって突然性能が落ちるような作り方をしてるんですか?
基本的にはそうですね。なので戦略でタイヤ交換を、だからF2とかだとソフトとハードがあって、
ソフトもすぐ終わっちゃうけど、でもハードだとタイム遅いからどう持たせるかみたいなことになってますよね。
SFはワンコンパウンドだけど、だからそういうコンパウンドの差をつけてゲーム性を高めてるというかね。
なるほど。いい時あのSF、あのありましたよね。
ソフトとそれからミディアムとかではありましたけど。
だけどソフトの性能も十分良くて、結構ロング行けちゃうみたいな。ありましたもんね。
だからやっぱり日本から行くと苦労するって言いますよね。ミヤタリともそうだけど。
なるほど。
日本は恵まれてるから。
路面のグリップなんかもすごくいい。サーキットのグリップもいいって言いますもんね。
それは日本さんがすごい優秀だからね。
そういう意味では2年目の岩澤歩夢選手、去年いろいろサーキットも覚えなきゃいけない、タイヤも勉強しなきゃいけない、
このカテゴリー独特のやっぱり日本人選手の攻略法も覚えなきゃいけないっていう中で苦労したと思いますけど、
2年目の今年どうなるかって僕すごい楽しみです。
いや本当そうなんですよね。
しかもまだね、ちゃんとF1のシートをある程度チャンスのあるところにいるわけでしょ。
レーシングブルーズのリザーブドライバーもやるわけでしょ。
そういうポジションもいるわけだから、岩澤選手がここでどういう風に輝いてくれるかってすごい今年楽しみにしてる。
当然全てのドライバーが楽しみなんですけど、ちょっとピールさんのこの人を注目してもらいたいというドライバーって。
やっぱりその岩澤選手もそうだし、あとはヨーロッパから来るドライバーたちがどうかなっていう。
ラスボス選なんかすごいんじゃないですかね。
いいと思いますね。
かなり面白そうな感じはしますけどね。
あとはやっぱりトヨタ勢がね、かなり勢力図が増えたんで、そのあたりでやっぱりね、息のいい若いドライバーが引っ掻き回してくれると面白いなと思いますけどね。
去年見てて思ったけど、やっぱりいい仕事するよね。だんだん良くなってきてるもんね。
そうですね。
だから名取くんとも、これで本当にまたいい組み合わせでやってくれれば、今年はちょっと面白いレースにしてくれるんじゃないかなっていう気がしますよね。
あと近藤監督がね、戦略家じゃないですか。戦略家じゃないですか。だから前にタイでレースやった時に、近藤レースに勝った覚えてるんだけど、やっぱり一か八かをしてくるんだよね。それがハマった時の、やっぱりリアライズのハマり方は半端ないと思うんだよね。
セパンでもあるからね。セパンで一回路面舗装して、みんな持ち込んだタイヤが、いつの間に舗装してんの知らねーよみたいな時があって、そこで確か優勝したのが近藤レーシングなんだよね。
セパンは決め打ちしよう。セパンは近藤レーシングだ。
決め打ちですか。そこ注目。
セパンは近藤レーシング。これでお願いします。
これでフランが立ってますね。
松田辻夫選手も今、横浜タイヤの開発なんかもやってて、すごく良い方向に行ってるって話をしてるんだよね。
各メーカーを知ってるしね。
そうなんですよ、彼は。
全メーカー知ってるんだ。
全メーカー知ってるんですよ。
そうだ。
だから知見が違うんですよ。
知見。いいねー。
そうですよ。
でも彼も本当に最多小男ですよ、スーパーGTでは今。24章でしたっけ。
だから本当にそういう素晴らしいドライバーもいながら若手もいる組み合わせだから、本当楽しみですよね。
このGT300はどうですか?
300ですか。
こんなに迷うってなかなかないですよね。
だって、世界一難しいよね、この300って予想がさ。そう思わない?
世界一?宇宙一?
スケールがまた大きくなった。
難しいよ。
アップガレージさんが新しい社員になりましたね。
そうね、NSXがなくなっちゃうってことだよね。
そうですね。あとはポルシェも久しぶりに参戦させていただきましたし、
まあでもランボルギーニやっぱりいいんじゃないですか?
このままディフェンディングチャンピオンとして、本当にいい戦いをしてくれるっていうのはちょっと僕楽しみにしたいですよね。
でも笑い話ですけど、東京オートサロンの時にチャンピオントークショーを横浜ゴムさんのブースでやりました。
だけど、来年どうなるか全く教えてもらってないですって言ってました。
JLOCあるあるなんですよ。
やっぱそうなんですね。
JLOCってほんとドタン版にならないと結構決められない。
へえ。
いつもだから小暮選手も本当にもう開幕の前の岡山のテストで、
なんかもうこれで行くんだって言ったら、いやまだあんまりよく分かってなくてとか言って。
そうだね。
走ってんじゃんって言っても、いやあんまりよく分かってなくてとか言ってっていうぐらい。
煙巻いてんじゃなくて。
JLOCあるあるなんですよ。
へえ。
ほんとそうなんですね。
決まらない。でもほぼ間違いないと思うんですよね。
公式テストの時に名前が出て初めて、あ、俺たち乗るんだって。
ただそういえばさっきポルシェの話知って、ポルシェにイオギエンジニアが行くんだよね。
あっそうなんですか。もうドライバーばっかり注目してて。
イオギエンジニアって88のエンジニアが出てた。
はいはい。
イオギさんがポルシェの方に名前が載ってた記憶があるんですけど。
あら。
ということは88もちょっとチーム編成が少し変わるとなると。
そうですね。
またいろいろ今エンジニアってすごい争奪戦ですもんね。
大事ですからね。優秀な人はみんな欲しいですからね。
争奪戦。
確かに。
だからそういう意味でチームをこれまで強化してきている88がついに取りましたけど。
そうですね。
この後またどうなるかっていうのがまた楽しみではあるし。
あとはもう奥様よりもずっと長く一緒にいる4号車コンビ。
4号。
片岡選手と。
片岡選手とね。
片岡選手とね。
まあそろそろチャンピオン取りたいんでしょうしね。
そうですね。
そうですね。
まあここはでもある意味ね、なんか本当にもう象徴的なチームじゃない?
優勝もチャンピオンももちろんなんだけど、もうなんか個人スポンサーさんと長年ずっとやってて、
ファンのために走るっていう意味では本当になくてはならないチームだから、
ちょっとね、たまに表彰台上がってもらえれば。
でも世界にないシステムだから、本当に画期的だと思いますよ。
グッドスマイルさんはでもあれか、スーパーGTだけじゃないんだ今年は。
そう、今シーズンスパも行かれますよね。
24時間出るんだね、他にもね。すごいよね。
谷口選手が言ってましたけど、必ずスパの名物コーナー。
オールジュ?
オールジュで必ず行ってしまうっていう、片岡選手も飛び出しみたいな話を。
難しいんだろうね。
とんでもないんでしょ、あそこだって壁でしょ?
だいぶ広くなりましたけどね、今ね。
そうなんですか。
少し安全になりましたけどね。
すごいですよ、わーって。
僕はそこ、普通の一般の乗用車で登ったことあるんですけど、びっくりする傾斜ですよ。
だって壁にしか見えないって僕聞きますよ。
だって上見えないですから、ほんとに。
そこをレーシングカーでアクセル全開でしょ?
アクセル全開ですね。どうなってるかって、もちろんコースは長年知ってるから知ってるけど、この左こう曲がってるから。
でもどうなってるか全然わかんないですよ、これ見ても。クリッピングポイントどうだろうみたいな。
でもあの片岡が、あの本当にクラッシュをしない片岡が行ってしまうぐらい、ドライバーがアグレッシブに攻めたくなっちゃうコーナーなんだっていうのは何ですかね。
そこを攻めないとタイムも出ないってことだよね。
そうそう。
その後がね、いきなりストレートが長いからね。
まあね、いろいろとお話を伺ってきましたけれども、そろそろ時間の方がやってまいりました。
楽しい時間はあっという間ですね。
ほんとですね。
ピエロさんとこんなに喋れてて楽しい。
いやでもほんとですよ。
いよいよ僕も本当に貴重な時間をいただきまして。
でもいかがですか今回の収録は。
まだ話し足りない感じもしないでもないんですよ。朝まで生テレビ、あ、じゃあテレビじゃなかった。
そうですね。
生ポット。
生ポット。
全然構わないですよ。
じゃあピエロさんはこの後残っていただいて。
一回ちょっとトイレに行っていいかな。
トイレに行かないなって。
行かないってスーパーポーコー出てたじゃないですか。
途中には行かないんだけど一回トイレ行ってから。
やっぱレースの時はモードが違うんだな。
違うんだね。
曽祥さんいかがでした?
曽祥さん いやもうほんとピエロさんとご一緒させていただいてこんなゆっくりしゃべる。
曽祥さん あのそれこそ10年前にニュルに行った時に、
曽祥さん 本当にオフの時間とかも含めてピエロさんといろんな話をして、
曽祥さん ピエロさんからいろんなことを教えていただいて、
曽祥さん 10年経って変わらずお互いやらせていただいて。
そうですね。
ピエロさんは当然ですけど僕も変わらずやらせていただいているのが、
だからこそこうやって横に並んでっていうのは嬉しいな。
いや僕も本当に絶対この話はニュルの話はしたいなと思って、
曽祥さんと初めて一緒になったっていう。