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2011-01-23 25:00

vol.2-2「『保養とアート』の宿の始まりは、137mの渡り廊下から」室井俊二さん(板室温泉大黒屋 当主)

教えて天野さん!【2】「展示室が寒すぎて、ゆっくり鑑賞できませんでした。作品保護のためだとは思いますが、欧米の美術館で寒く感じたことがありません。日本の美術館とは何か大きな考え方の違いがあるのでしょうか?」











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横尾で見つけた人たち、アートの魅力をもっと伝えたい。
本番組は、そんな思いの横浜美術館が、インタビューの職人、早川洋平とタッグを組んで生まれました。
横浜美術館で見つけた、アートに関わる人たちへのインタビューを通じて、アートの魅力を発見していきます。
横浜美術館で見つけた、アートに関わる人たちへのインタビューを通じて、アートの魅力を発見していきます。
横浜美術館で見つけた、アートに関わる人たちへのインタビューを通じて、アートの魅力を発見していきます。
この夏開催されたオーラ美術館展を鑑賞したお客様から、展示室がとにかく寒くてゆっくり鑑賞できませんでしたというご意見とともに、
きっと作品の保護のためだとは思いますが、欧米の美術館で寒く感じたことがないので、日本の美術館とは何か大きな考え方の違いがあるのでしょうかという質問がいただいています。教えてください。
確かにあまり暑くて汗がかくという経験はさすがに美術館はないと思うんですけど、
夏とは言うものの寒くてどうしようもないという経験をされたことはあると思うんですね。
欧米の美術館で寒く感じたことがないというのはたまたまだと思いますね。
特に作品のそこで、例えば油絵のキャンバスの作品だけが展示されている場合とか、あるいはブロンズの彫刻だけという。
ブロンズの彫刻だけだと、極端なこと言うとそんなに気にしなくていいんですけれども、
ところが同じ彫刻でも木の彫刻だと、あんまり乾燥しすぎてますと割れてしまうんですね。
そうすると作品にもよりますけれども、ちょっと60%を切るようじゃ困るので、
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そうしますと割とそういう設定で温度調整をするわけですよ、湿度も。
60%を切るようなことがないと比較的心地よく見れるんですけど、
ところが紙の作品ですよね。例えば素描とかドローイングとか、
それから写真なんかもそうですよね。ある版画とか。
これは逆にあんまり湿度が高いと紙が波打ってしまうというダメージが起きるので、
60%切るんですね。55%とか50%。
そうすると湿度がすごく低いので、必要以上に寒く感じてしまうということがありますね。
それから今お話ししたような紙の作品は写真もそうですけど、
これは例えば欧米でいうとニューヨークの近代美術館に行かれますと、
絵のコレクションを見た後に小さい絵があって、そこに写真のコレクションがあって、
多分そこ入られた瞬間は導光が開くはずなんです。
つまり照明を落としているのでずいぶん暗いなと思われるはずなんですよね。
暗くしているんですよ。照明を、照度っていうんですけど、照度を下げているんですね。
紫外線はすべてカットしてますけれども、はっきり言って紙の作品というのは非常にデリケートなので、
ですから温室のこともそうですけれども、部屋がずいぶん暗くてよく見えないというようなことも経験されると思うんです。
これはどうしても美術館としては作品優先になってしまうんですよ。
まさにここでおっしゃられた、きっと作品の保護のためだということはまさにその通りで、
実は美術館とすると出さないで収蔵庫にずっと入れておくのが一番いいんですよ。
収蔵庫の中は真っ暗なので、やむなく展示をする。
立場上で言うともちろん積極的に皆さんに見ていただかなきゃいけないんですけど、
ただそういう制限がどうしても入ってくるので、それを逆に暗いからきっとこれは保護のために暗くしてるんだ、
そうすると紙の作品なんだなとか、あるいは質度がちょっと高めにしてるという場合は、
むしろ木の作品があって、割れないようにしてるんだなというふうに思いながら見るのも楽しいかもしれないということですよね。
あとは現実的には夏でもやっぱり寒いということなので、美術館鑑賞行かれる際はちょっと羽織りに。
そうですね。ちょっとカーディガンみたいなのがあるといいかもしれないですね。
青本さんまた次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
番組ではですね、今日いただいたこのようなご質問のようにですね、
アーチェネコワン美術館に対する皆さんからの疑問・質問を随時募集しています。
疑問・質問は専用メールアドレス、yma-shi-tsumn-yaf.or.jp、yma-?yaf.or.jpまでお寄せください。
06:00
アーチェネコワン美術館のホームページにある横尾チャンネル内の専用ページからもお寄せいただけます。
それでは本日のインタビューの模様をお聞きください。
実際まあ特に多分きっと2年経ってからだと思うんですけれども、いよいよそのアートとの出会いというところでは伺いましたけれども、
アートを現代アートを経営に取り入れる、ご自身の旅館に取り入れられる、そのきっかけというかですね、
この辺りのターニングポイントってあったのかなと思うんですけど。
僕はあの、村居正成っていうね、サッカーの作品を初めて買わせていただいたんです。
その時に、その作品を宿屋の片隅というか、ちょっと飾ってみたんですね。
そしたらお客様の反応がちょっとあったんです。
こうプッと見る、スッと見るというか。
あれ、これはちょっとお客様はご覧になるんだなというふうに思ったんですね。
その時に私はちょっと商売上悩みがあったんです。
というのは一番奥の部屋というか、端部屋というか、私のとこは2階建てでずっと横に長いですから、
長さが端から端まで137メートルなんです。
真ん中ですか、フロントは。
そうすると端部屋行く時に、人気がないんですね、端部屋って。
遠いというだけで、フロントから。
それをお客様に、もし飾ったらどういう反応するかなというね、
ちょっと実験をやりたいなと思って。
その時ちょっとお金もバブル絶頂期というか、お客様入ってましたからね、お金もちょっとゆとりあったんで、
10点ほど買ったんです。
1点だいたい18万。
ですから180万ですね。
かけたんですね。
芸術家のすごさというか作品のすごさ。
それは端部屋を豪華に直すとか、きちっとやるとかというとお金かかるんです。
例えば部屋を改造すると100万200万すぐ吹っ飛んじゃいますから。
そうなんですね。
そうすると何百万もかけても人気が出ないと。
普通に作っておいてね、廊下にかけただけで、
お客様が何の苦情も言わないで、スッと入っていくと。
途中楽しみながら行くということだけは分かったんですよ。
これは経営に活かせるな、飾れば大丈夫かなというふうに思ったね。
その時にだったら思い切って、お部屋も含めてお部屋掛け軸みたいなのがありましたから。
それを全部やめて、現代美術的なもので村井先生の作品を入れたりという形でやってみるかと。
やりましたらね、何の苦情もなかったですね。
そうすると、まずその時もテスト的にとおっしゃいましたけど、
確かにひょっとしたらそれが大黒屋にとって今後大きくなるかもしれないという思いは多分あったのかもしれないですけど。
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ただ面白いなっていうね、お客様の真偽さとかそういうことが面白く感じたんですよ。
感じたわけですね。
それが劇的に何か今、それはどのくらい前ですか?
20年も前の話ですかね。
10年後にこうなってるっていうところまでやはり見えて。
見えてなかったですね。
そんな中で、今村井さんのお名前出ましたけど、そうすると最初にその現代アーティストの作品を購入して旅館に取り入れたっていうのは村井さん。
村井さんが一番最初ですね。
中に現代アートの面白さというか何かを感じて当然購入されたと思うんですけど、
それこそこれは説明って難しいと思うんですけど、当時振り返って何が村井さんの作品を買うというか突き動かしたというか何か直感的に何か感じたものがあったんですか?
2年間作家を見ると言いながら作品は見てないつもりだったんですね。
でも見てたんですね。
無意識に。
作家を見に行ってる中で作品を何気なく見た時に自分の好みって何かなっていうふうに思ったんですね。
その時に僕はこういうのが好きなんではないか。
好き、いいなと思ったんですね。
思い切って1点買ってみたんです。
で、それが周りの人がいいねっていうような言い方して、特に私の家内がね。
ああいう素敵な絵買ってきたのねとか言われて。
生まれて初めて買う絵にしては何かモダンでいいねとか言われて。
そこがきっかけだったんですね。
夫様の一言も結構大きかったんですね。
大きかったです。
ああそんなもんかと。
じゃあ俺のセンスいいのかと思ったりしましたね。
なるほど。そんなことがきっかけで今今日も先ほど昼間も歩かせていただきましたけれども。
村井さんの作品の他にも他のアーティストの方たくさん作品飾ってありますけれども。
この改めてなかなか音声なのでイメージだけだと難しいかもしれないですけれども。
この大黒屋には今どんなアーティストの作品っていうのがあるんでしょうか。
一番多いのは菅木秀っていう作家です。
菅木秀さん。
はい。いわゆるモノ派の作家って70年代に活躍した作家って言われてるんですが。
僕はそういうことをあまり知らずにこの作家に1990年に出会ったんです。
ちょうど20年前ですね。
1990年に渋谷にある東京美術館っていうところの作品展に出会ったんですね。
その時に不思議な作品だなと思ったんですね。
っていうのは私の中で美術を中学生の時っていうのは美術教育がありますから。
美術というものはこういうもんだって概念があったんです。
例えば未礼の絵とか。
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例えばゴホゴホとか。
それから見ろとかそういうものがありますよね。
彼の見た時に作品って言うんだろうかなっていうところにちょっと私は引っかかったんですね。
もしこれが作品だというならば、待てよと私の概念は崩れるなっていう。
それで彼に興味を持ったんです。
ここで興味を持って。
ちょうど20年前というと
村井さんの絵が購入されてテスト的に飾った時とほぼ同じくらいなんですか?
飾り終わったというかある程度買って。
それでこういう作家の作品ってあるよってある情報を得たんですね。
それは非常に難しいと言えば難しい。
優しいと言えば優しいような作家なんだけど
美術館でやってるよって言われてそれを見に行ったんですよ。
その時に私の本音で言うとなんか俺にもできそうだなと。
こんなの作品っていうのかと。
なんかその辺のブロックみたいなのを重ねてね。
あるなあっていう感じだったんですね。
その時にズロックがあったんですよ。
そのズロックのフレーズに引っかかったんですね。
フレーズ。
菅義偉の文章の中にね。
物のリアリティと意識のリアリティは次元が違いと同時であるって書いてあった。
同時であらねばならないだろうと。
このフレーズに僕は引っかかったんですよ。
作品というよりもまずその言葉に。
言葉に。
難しいと言えば難しいんですけど優しいと言えば優しいんですよ。
考えれば考えればちょっと深みにはまりそうですけどね。
そうですか。だって物があるわけですよ。
物の現実と自分の意識が同時だって言うんですよ。
ということは自分が見たものは物はかな。
意識してるから見るんだって。
意識しないから通り過ぎちゃうっていうことです。
あなた意識しなさいってことですよね。
意識すればそれがもう作品ですよって言ってるようなもんですから。
それを展覧会で飾ってありますよって。
じゃあ私もそうすれば芸術家になれるのかってことですよ。
そんな中で菅さんとの実際お会いするわけですよね。
お会いして、今まさに一番作品として、数としてはやっぱり多いですね。
多いですね一番ね。
何よりもやはりこの大黒庭の中に取り入れてるアートの核と言ってもいいですか。
核ですね。
その核っていうのはちょっと言葉で表現すると難しいかもしれないですけど。
庭を彼に作らせたらどんな庭にするのかなって思ったんです。
その時に庭を作るスペースがあったんです。
それでその作家に出会ったので
私のところで庭の予定があるんで来ていただいて見ていただいて
よかったら作ってもらいたいとこういうふうに要望したんです。
で来られたんですね。それがきっかけですね。
そこから20年、もう少しずつ多分一緒にこのスペースを作品にされてきたんだと思うんですけども。
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それが引いては大黒庭さんが描くオヨートアートの宿のまさに核になってると思うんですけども。
改めてそのアート系スタイルというかですね。
現代アートに経営を取り入れるっていうですね。
室井さんの中で定義するアート経営っていうのはどういうことなんでしょう?
まず現代美術をやってる作家の方って
ある程度棒が伸びてる人ってどういう人なのかなっていうのを自分で考えてみたんですね。
それをね、ある種の哲学を持ってることだと思うんですよ。
哲学?
要するに考え方をきちっとしてる。
そうじゃないとああいう作品は出ないと思います。
見たら誰でもできそうですから。
確かに一見できそうな気がしますね。
しかしその一見できそうなんですけど
そこにきっとした考え方を持ってないと実はできないのではないかということですよね。
経営もできそうなんです。
それを継続的にできるかできないかっていうのはそこに哲学がないとできないのではないかと。
そうすると作家も哲学を持ってるのではないかという考え方。
経営者は金儲けをするっていうのは一時的にできる人がいるけれども
ずっと長く継続的にやるっていう形になってくると
やっぱりきちっとした考え方というか
いわゆる哲学的なものを持たねばならないだろうと。
そういう意味では哲学をしようっていうのがいい材料になるなというふうに思いましたね。
ということは室井さんと菅さんの中で何か共有する哲学なのか感覚なのか何かあるんですかね。
あると思いますね。
例えば皆さん絵を描くってどういうことですかって僕が質問すると
絵を描くっていうか作品を作るというのは枠を作ることだと思いますよって言うんですね。
枠を作る。
枠を作るっていうことは経営の中で枠を作るって何かって
きちっとしたビジョンを持ってどういうことをやっていくかっていうのと同じですから。
この人面白いなというふうにですね。
じゃあ線を引くってどういうことですかって言うと
線を引くというのは自分で引くんじゃない引かされるという可能性もあるとかね
いう言葉で言いますから。
言葉、力がすごい人ですね。
そういう意味だよね。
つまりきちっとしたことを答えるんですよ。
全部答えられるんですよ。
私が質問したことに。
この人すごいなと思うんですね。
でも見ると単純にやってる。
そうすると経営をしていくっていうのは
人物、金、情報というものを駆使してね
やっぱり利益を出すっていう形だそうね。
そうするとそこにビジョンみたいなのを持って
それで創造性で働いてやるっていう形ですと
アーティストは枠を作って
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その枠の中にどういう考え方を入れるのかっていうのと
創造性でやるわけですから
ここに共通点はあると思うんですよ。
その共通点のものを
アートというものから僕は吸収すると。
そうすると新しいものを出せると思う。
その経営をしていく上で。
新しいものを出すっていうことが
実は僕は経営者として一番大切だと思ってます。
新しいものを出す。
その新しいものを出していくっていうことは
実は宿屋ですから
止めて帰る、言葉で言うと。
そうすると簡単に言葉で出ますよね。
そこに何かを感じるとか
そこに何をね
自分の中にあそこいと止まることによって
ここに響いたかとか
そういうものができるっていう形ですね。
菅さんの作品は誰でもできそうだなと思いながら
よく考えてみたらね
誰でもできそうだけど
よく考えたらできないよなって。
私どもの宿屋は
誰でも止めることはできるけど
いわゆる感動するとか
えーとかね
面白いねとかっていう風なものを
釣るっていうのと
共通点を感じたんですよ。
その共通点のものをもっと吸収するためには
菅さんの作品を買えば会える。
じゃあ買おうか。
庭を作品に埋めちゃおうかとか
そのうちやってる中で
この人下手したら
天才的かなっていう風に思ったんですよ。
もう一つ大事なことはね
質問に全部答えるんですよ。
これはねやっぱりアーティストとしてね
今までに経験してないですね。
僕も作品買いましたです。
いろいろな作家の
村井先生の後ね。
でもあれだけ質問をぶつけて
ポンポン答えるね
アーティストっていうのは
いないんじゃないかなって僕なりに思った。
じゃあこの作家を確認して
経営にうまく取り入れていけば
下手したら私だけのね
独自の経営できるんじゃないかと
いう風に思ったね。
それで今日になってます。
この中で一つ
大黒屋さんとして掲げてる
言葉は保養とアートってところだと思うんですけども
この言葉を掲げたのも
やはりその20年ぐらい前なんですか?
そうです。
そこに込めた思いっていうのを改めて。
保養っていうのはね
温泉地ですから
皆さん保養に行くんです。
例えば心を癒しに行くとか
体を治しに行きたいとか
っていうのが温泉の文化です。
温泉文化なんですね。
アートというのはね
そこに芸術文化っていうか
要するに保養地っていうのは生活文化ですから
そこに芸術文化をいかに組み合わせるか
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っていうのを組み合わせたわけです。私の場合。
そうすると
いわゆる生活文化の中に
芸術文化っていうのは
うまく取り入れることによって
そこに空気感が出ますよね。
その空気というか
空間の中に取り入れるわけです。
その空気感を味わう人が
楽しいなっていう風に思えば
私が演出して作ってるんだ
っていう楽しみがあるじゃないですか。
そうすると自分も楽しくなりますよね。
相手が楽しいんですから。
ということで
これは経営にうまくいかせるな
っていう風に思ってますね。
今お話が上がってると
空間空気感って言葉が出てきたと思うんですけど
ある意味その
当然アーティストの方もそうだと思うんですけど
ブロイさんもその空間を
プロデュースって言っていいのか分からないですけど
そういったお仕事的な一面もあるんですかね。
宿ですから
ある面で空間ありますよね。
その空間を
作品によって埋められる。
そうすると埋めることによって
そこにお客様が
なんとなくいいなって感じるお客さんが来ると
いいなって感じてるお客さんが
たくさんいるっていうのは
そこに空気感ができますよ。
いいなって思わせなきゃダメですよ。
そのいいなって思うか
なんだろうかねって思う感が大切な。
空間は
ある程度
ブロイさんというか
宿の方で作れるけど
空気感は来た方が
感じて自然と出てくるもの。
そうです。
ですからアート好きな人とか
疑問を持つとか
問いを学べば学ぶんですね。
問いをするような人たちが
集まれば
そこに空気感ができますよ。
今日のポッドキャストはいかがでしたか?
番組では
アートや
横浜美術館に対する皆さんからの疑問
質問を募集しています。
専用メールアドレス
yma-shi
dsumon
yaf.or.jp
yma-
sumon
yaf.or.jp
24:00
までお送りください。
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それでは
またお耳にかかりましょう。
ごきげんよう。
さようなら。
この番組は
企画制作
横浜美術館
音楽
宮浦清
制作協力
若菜はじめ
ナレーション
清水夏実
プロデュース・インタビュー
キクタス
早川洋平によりお送りいたしました。
25:00

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