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おはようございます。コンサルタントのくらりんです。今日は、企業リスクを少しでも減らしたければ数字から逃げるなという話をしたいと思います。
要は、お金の問題から逃げちゃダメだよという話です。もっと具体的に言えばね、収入ゼロでも売り上げがゼロになっても何ヶ月生き残ることができるのかっていう無収入寿命っていうのを視野に入れておくっていうことが大事ですよっていう話になります。
まだ起業してない、これから起業しようとされている方だけではなく、すでに会社法人をお持ちの方、社員さんを雇っていらっしゃる方にとっても参考になる話になるかなと思いますので、よろしければ最後まで聞いてください。
私、くらりんは学生時代に起業しまして、これまで60社ほど作ってきました。今現在は5社経営しております。会社法人の方では年収5億未満の法人さんの利益を残すための、売り上げを伸ばすためのお手伝いをさせていただいてますが、私個人としましては、
学生の時に起業したということもあって、これから起業を本気で考えているとか、すでに起業したんだけれども、1年以上経って月50万もいかないんだよねっていった方のサポートをさせていただいております。
もし今日の話聞いて、良かったなと思われましたら、いいねとかコメントとかメッセージ等々いただけると嬉しいです。それでは早速今日の本題に入りますけれども、起業のリスクを少しでも減らしたいんだったら、数字から逃げちゃダメだよっていう話ですね。
これって意外とざっくり、そんなことわかっていると言いながらも、どんぶり感情になっていらっしゃる方って多く多いなというふうに感じる時あります。
これね、すごく危険なことなので、今のうちからちゃんとこれから起業するっていう方なんかは家計簿をきっちりつけるっていうところから始めてもらえればいいかなと思うんですけれども、
今日の無収入寿命っていう考え方なんですけれども、これ僕自身がね昔から割と意識しながら取り組んでたことなんですよね。会社の売上が仮にゼロになって、何かのタイミングでゼロになったとしても社員をちゃんと養っている社員に給料を出し続けられるっていうのがすごく大事だなと思って、僕の中では1年半っていうルールを決めてるんですよね。
会社の売上がゼロになったとしても1年半は正しく社員さんに給料を払ってあげられる。で、オフィスもキープできるみたいなね。その期間を1年半っていう風にルール決めしてます。だからそのお金が貯まるまではね、無茶な有収受けないとか投資はしないみたいなね、そういう風に考えてこれまで会社経営をやってきました。
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まあそれは色々、まあこれ考え方次第なんですけどね。考え方次第なんですけど、うちの会社で働いてくださっている社員さんたちをしっかりね、やっぱりその家族も背負ってある種の大きな責任を負うわけですよね。会社潰れたから給料未払いですとかって放り出すわけにいかないんで、ただ1年半もあればちょっとしたら転職するっていう方もね。
1年半あればなんとかなりそうですよね。なりますよね。で、あともう一つはね、1年半あれば新規事業を新しく作って、それを育てていって会社としての大きな売り上げ、そして利益に繋げていくっていうことが、まあ1年半見とけばできるよなっていうので、1年半ルールっていうのを決めてます。で、この考え方ね、僕自身は昔から自分自身にルールとして課してたんですけれども、
あれ、何年前だろう?3年ぐらい前。北野達人コーポレーションの代表取締役の木下さんが、本の名前忘れちゃったな。なんだっけ?売上最小化利益最大化の法則っていう本の中でね、ちょうどこの話を取り上げられてて、すごく真剣感が湧いてね、嬉しいなと思って読んだんですけれども、
これってね、会社法人だけじゃなくって、これから起業しよう、あるいはもう既に起業されてるって、そういう方々にも十分当てはまる話だなというので、その辺りの話を今日します。
今、貯金を貯めてね、独立しよう、あるいは独立したっていう方、その貯金がなくなる前に、やっぱり事業を軌道に乗せたいわけですよね。で、そのリミットってちゃんと把握してますか?っていうことです。ひょっとしたら、ある一部の人にとってはね、考えてなかったっていうので、耳の痛い話になるかもしれませんけれども、
その時に、ざっくりどんぶり勘定するっていうだけじゃなくってね、やっぱり出て行こう金の部分、必ず出て行こう金っていうのが月々ありますよね。賃貸であれば家賃がいくらとか、ローンを組んでるんだったら支払いがいくら、電気、ガス、水道費がいくらとか、食費がいくらとかね。
で、そういったもの以外にも、自己投資として毎月10万円は使う。自己投資大事だっていう話は過去に何度かしてますけど、自己投資でいくらぐらい使う。要は有料セミナーに行くとか、僕みたいなね、こういうコンサルを受けるとか、あるいはAmazonで本を買うとかね、そういった自己投資の部分、自分のビジネスに使えるような学びを積み重ねて、実践に落とし込むための自己投資ですね。
それにいくらとかね、そういった仕方で毎月支払いっていうのが生じますよね。それ以外にも、これから独立される方はね、要注意って結構ハマる方がね、未だに多いんですけれども、
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年金、社保、それから税金。これね、ちゃんと今まだ会社勤めされて、これから独立したいっていう方はね、ちゃんとチェックしておいた方がいいですね。給与明細見ると書いてあると思いますけれども、年金とか社保は会社との接班になるんですよね。それが独立すると、自分が全部払わなきゃいけないっていう形を取ります。
で、所得税とか住民税に関しても、前年度の所得に応じて課税されるので、例えば、今年まで会社勤めしてました。来年になってから独立しますってなった時に、そこに課税される税金だったり社保の金額っていうのは、それまでサラリーマンで働いてた時の所得に応じて課税されたりするんですね。
それが一気にドーンときちゃうので、その分もいくら支払わなきゃいけないのかっていうのは、あらかじめ年当においた計画を立ててほしいなと思います。
で、売上がゼロになっても何ヶ月生活できるのかっていうのは、手元にある貯金とかの資産ですね。それを月額固定費で、月額固定費プラスアルファね、ビジネスで使う、お仕事で使うような費用とかね。
そういったもので割れば何ヶ月っていうのが出ますよね。それで最低でも6ヶ月は大丈夫とか8ヶ月は大丈夫みたいな感じでね。計画、自分の中でのリミットを決めるっていうのはすごく大事です。
それまでにはいくらの売上を立たなきゃいけないっていうので、切羽詰まった感じでね、自分を追い込むことにもつながるのかなと思いますけど、計画性を持ってね、自分のやろうと思っている事業を進めていけるかなと思います。
会社の場合はね、対借対消費をバランスシートの右下の部分ですね。純資産かなになっていると思いますけれども、そこだけではそれだけだと結構ね時間がない中でお金をやりくりっていうのが難しくなっちゃったりするんですよね。
そこに入っているものとしてはね、小手資産とか棚下資産なんかも入っているわけですよね。小手資産って何かっていうと、建物だったり車だったり土地だったりそういった小手資産が入っているんだけれども、それってお金がなくなったからといってすぐ現金にするわけにはいかない代物ですよね。
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それを担保にしてね、お金を借りるっていうことはできますけれども、すぐ現金化することができないので、当座のね、急ぎの資金繰りとしてはこれは外しておいた方がいいと。
それから、棚下資産なんかも売れないとそもそも現金にならないので、っていうか、うまく売上が立ってないっていうことは、在庫が余ってる状況っていうことが多々あるのでね。
なのでここも資産として、手元資産として形状できないですよねっていうところ。それから買い掛け金とかね、短期の借入金、1年以内にすぐ返さないといけないような、そういう流動負債の部分、これも差し引かないといけないですよね。
総資産からね、固定資産、棚下資産、流動負債っていうのを差し引いたものが、急ぎで使うときにキャッシュを動かして何とかするっていうときに使える資産になります。
これを月付きの人件費等々の月額固定費で割ったものが法人の場合の無収入寿命ということになるわけですね。
なので、今まだ法人とかはまだ先だって思ってらっしゃるかもしれないですけど、考え方としては同じなんですよ。
ちょっとだけ複雑でもないですけどね、BSとかPLなんかをしっかり見て会社経営を安定させるっていうのは早い段階で家計簿を見ながらその練習ができてしまうので、逆に言うとそこをおろそかにしちゃうと会社経営すごくまずいことになりかねない。
例えば、たのおろ資産なんかをね、要は在庫ですよね。在庫を膨らますとPL上すごく儲かっているように見えるんですよ。だから融資が受けやすくなるんで、ここを実際には売れてないものなんだけれども、そのたのおろ資産をでかく見せることによって銀行から融資取り付けてくるみたいなことだってできちゃうんですよ、実際ね。
実際できちゃうんですけど、そういうこと、それってすごく危険なことですよね。売れてないのに在庫膨らんでいくっていう話なのね。
そういうことを避けるっていうことでもね、数字にはある程度、決算書全部細かく見る必要はないんだけれども、要所要所でね、必要な数字っていうのは正しく抑えて、今現在自分の会社があるいは自分自身がね、どういう状況にあるのか、これって健全なんだろうか、今ここで新たな投資をしてもいいんだろうか、設備投資とかね、そういったものをしてもいいんだろうか、人を雇ってもいいんだろうか、
みたいな指標の一つになるかなと思います。
というわけで、ちょっと後半で法人の話で聞き慣れないなっていう方も多かったかなと思いますけれども、将来的にね、自分がやってるビジネスを少しずつ大きくしていくとなると、やっぱり法人化した方がメリットの方がでかいんで、そっちの方にどうしてもなっていくんだなと思いますけれどもね。
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その辺の先取りを先取りしたようなお話になったかなと思います。
ちょっと難しかったかもしれませんけれども、少しでも参考になりましたでしょうか。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
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それではまた明日お会いしましょう。バイバイ。