地域のつながりの価値探求
はい、みなさんこんにちは。やす@衰退国の地方サバイバー魂がお送りするすすめMyway RADIO。
今日はですね、ちょっと前に放送した、町内界自治会って意味あるの?っていうのをもうちょっと深掘りしてみたいなと思っていた部分をやらせていただければと思っています。
今回のテーマは、地域のつながりの価値、というテーマでお送りさせていただければと思います。
そうですね、前の放送の中でも言ったこと、お話しさせていただいた内容ではですね、
町内界自治会ってこの2つの意味あるよね。1つがネットワークみたいな、地域のネットワーク、なんかそのクモの巣状のセーフティーネットみたいな、人と人の緩やかなつながりを担保すること。
2つ目が、集団として行政だとか企業だとか、第三者とやり取りする時の個人ではなくて、そのエリアに住んでいる人の集団としての力を発揮する、この2つの価値があるんじゃないかなというところを放送させていただいたんですけれども、
ネットワークの部分ですね、もうちょっとここを深掘りしてみるべきだよなとちょっと思っていて、そこをもうちょっと今日は突っ込んでいきます。
地域のつながりの意味を考えるときに、対比するものがあるといいなと思ったので、今の現代日本社会の人とのつながりの中心はどちらかというとインターネットになりつつあるのかなと思い、
なのでインターネット、会社、SNSなどでのつながりと地域のつながりという、ちょっと2つを対比しながらですね、考えてみたいなと思いました。
結構ね、今インターネットで物も買えるし、お友達もできるし、仕事もできるし、しかも遠くの人とも仕事できたり、知り合いになれたり、物を買えたりするので、もうだいぶ世の中、インターネット上にシフトしてきているとは思うのですが、
そうですね、つながり、どういった人たちとつながるんだろうというところをまず1つ目考えてみると、やっぱりSNS、インターネットはですね、興味とか関心があるだとか、同じジャンルの人だとか、同じ世代だとか、似たような興味を持っていて、YouTubeだとか、SNSのTikTokだとかね、Instagramだとか、Xだとか、
やっぱりその似ている人が集まりやすい。
で、ひるがえって地域だと、興味とか関心を共有しているのである、環境を共有している人たち同士でのネットワークになるんですよね。
もうちょっといくと、興味関心を持っている人は、情報のやりとりがベースでネットワークが作られているんですよね。
だから、情報の助け合いにおいては、めちゃくちゃインターネットの方が強いと思います。
似た者同士の人たちで同じ困難を抱えていたり、同じ探求力、探求心、研究だったりね、あるいは何かその技術の向上だったり、そういったもののこれをもうちょっと解決したいだとか、今こんなことに困っててどうしたらいいっていう情報のやりとりがめちゃくちゃSNS強いと思うんですよ。
実際にその情報でやりとりできるレベルのサポートは、それこそホームページだとか、解決策教えるだとか、もうちょっといくとクラウドファウンディングみたいなマネー的なサポートも全然できる、しかも対象がめちゃくちゃ広いっていう強みは間違いなくインターネットの方の情報のネットワークですね。
方や地域の物理的環境を共有しているネットワークにおいては何が強いかというと、自分と全然違う層とつながっちゃうので、何でもかんでもバッと動くわけではないんですけれども、
でも、単純に環境が近いっていうだけで全然違う、例えば生活スタイルの人だとか、昔よくあったような話だと、近所のおばあちゃんが、近所のおばあちゃんがみたいな話で子どものことをどう面倒見てくれるだとか、そういうのあったんじゃないかなと思います。
なので、物理的な範囲の中で、多分顔見知りだからとかいうところもあるんですけど、お互いに知っているから、ちょっと誰々の誰々とか、旦那さんがお世話になっている誰々だとか、息子がお世話になっている誰々だとか、
なんかその、人見知りベースでのネットワークによって、全然違う生活スタイルの人だとか年代の人から、物理的なサポートをもらえるっていうのは、地域ネットワークの強みかなと思います。
で、しかもそれが身近なね、こことここにいる関係同士なので、今だったらできるよだとか、今日これからちょっとだけじゃあ、見ててあげよっかだとか、そういった即時的な、今は無理とかもパッとわかりますし、
なんかで、目の前と目の前同士なので、助けないとちょっとこの人困るよなとかいう状況が生まれた時に、やっぱりこう、助け合える関係性、生まれやすいのが地域側の繋がりの強さ。
で、これが一つ目ですね。もう一つが、
一つ目がだから、興味関心ベースで集まるネットワークと、環境ベースに集まるネットワークの違いが一つ目。
で、二つ目の特徴の違いとしては、
なんて言うんですかね、インターネットだとか、SNSだと、一方通行になりがちだったり、ちょっと切な的だというか、今だけの話になりがちな気がします。
で、ひるがえって、地域の繋がりでは、お互いに物理的に近いというところもあるんですけれども、どっちがどっちという結論がつくよりかは、
そういうのは、双方向ではないんですが、落としどころ的なところを、良くも悪くも探らざるを得ない強制力がある。
もうちょっと行くと、インターネット上の繋がりだと、一方通行的だったり切な的だったりする。
地域の繋がり上だと、双方向でかつ決定的なことになるというよりかは、落としどころを探らざるを得ない関係性になりやすいというのが、二つ目の特徴の違いかなと。
SNS、インターネットは、今いろんなところで炎上だとか、誤解、誤情報というんですか、それによって被害が、具体的に被害を受ける方もいたり、人生を終わらせてしまう方も出ちゃうような、
非常に発信側ありきで、炎上もしやすいし、対立も生まれやすいし、めちゃくちゃ影響力があるんですよね、炎上とかすれば何十万人とかいう人がそれを目にするような話になって、その問題に対して社会的な関心が生まれる、そういった強さがめちゃくちゃあると思うんですよ。
ただ、それが言ったら言いっぱなしになりやすいというのは、発信者自体はちゃんとフォローしていたとしても、炎上しているもの自体は、一瞬のボカンと爆発したことだけがどんどんでかくなっていったりしやすい、今のところそんな傾向がある。
それに対して、地域のつながりだと、何か不満を持ったとして、何か不具合があったとして、でも相手方とも物理的に、具体的に近くに住んでいる。
しかも、1日2日の登校で縁が切れちゃう関係ではなくて、1年とか3年、5年、引っ越しするとか考えればせいぜいそのくらいまでは、でもそのくらいは何があっても関係がつながりが途切れることはないと言いますか。
地域ネットワークの強み
子供を、家を買って子供を育ててて、とかいう世代になっちゃうと、その家を手放して他のところに行くだとか、いう話になってくると、だいぶそこから映ることは、かなり長期スパンの話になってくるので、
一瞬、とてつもない不合理を受けたりだとか、損失をこむったとしても、叩きすぎないという、徹底的にはしないというか、お互い様ですからね、みたいな落とし所を探る。
それはその、何かと何かの日社間だけじゃなくて、周り地域全体巻き込んでですよね。
周り地域の人たちも決定的なことになっちゃうよりかは、うまくお互いに落とし所を探せませんか、みたいな雰囲気になっていくと思うんですよ。環境を共有していますからね、生活の場を共有しているので。
そこにさらに人と人の繋がりの様々なネットワークが張り巡らされている中なので、一人対一人の問題にもならないし、圧倒的に正しい人と圧倒的に正しい人の戦いにもならないし、やらかした人とそれを徹底的に叩いちゃう人、みたいな関係にもならない。
そんな特徴的な違いがあるのかなと思います。
この地域のネットワーク、やっぱりそういうのがある地域で過ごしていくのか、ない地域で過ごしていくのかで、
ものすごく生活、人生に差が出てきちゃうような気がしてしまうのは僕だけなんでしょうか。
このなんとなくの近隣の人同士の繋がり関係、維持していくのが、案外コスパ悪いように見えて、
最近どんどんなくなっていっている各種遅延組織なんじゃないかなと思って、今日はちょっと言語化してみました。
まだまだ、もうちょっと言葉にしていきたい自分の中での、なんかこうフワッと考えているところあります。
まだしばらくこのシリーズ続くかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
私の地域ではだとか、友達から聞いた話だと、みたいなコメントもいただけると嬉しいです。
はい、ということでまた次回もお付き合いいただければと思います。
やす@衰退国の地方サバイバー魂でした。