地域への入り方のコツ
はい、おはようございます。東京から淡路島に家族で移住して、ライターやブログ運営をしたり、コミュニケーションを直したりしているコバヤシです。
今日は、コミュニケーションだったり信頼のお話をしたいなと思います。
地域への入り方のコツ、相手への信頼が何もない時に差し出すべきは期待値と実績ということで、ちょっと長いんですけど、
あんまり細かくは言えないんですけども、なんか思うところがある場に遭遇をして、
これは非常に、両方の立場を経験したことによって分かったことであるし、結構センシティブな内容になってしまうのかなというふうに思ったので、
例えばこれからローカルで働きたい、地域に入っていきたい、何かしたいとか、あとは移住とかかな、地方に移住をして何か挑戦したいとか、
普通にやりたいことを実現させていきたいってなったときに、地域に入っていくときに必要があったりすると思うんですけども、
ちょっと気をつけないといけないなだったりとか、本来やりたいことがその先にあるのに手前でちょっとつまずいちゃうなということがですね、
想定されるので、このあたりちょっと僕自身も今一度気をつけないといけないなというふうに思ったことがあったので、
これちょっとご紹介をしたいなと思います。
結論は何かというと、相手への信頼が何もないときに差し出すべきは期待値と実績ということで、
2つ言葉が出てきました。期待値と実績という話、そしてシチュエーション的としては相手への信頼が何もないとき、
こういうときに差し出すべきは期待値と実績であるというような話ですね。
分解するとどういうときに何を出すのか、それは期待値と実績だよという話なんですけど、
ちょっとどういうシチュエーションなのかっていうところをちょっと簡単にご紹介したいなと思います。
これ仕事の話も実は通じていて、ローカルに入っていくっていう人間関係、
ローカルって地域って人情の変数が大きいじゃないですか。
人が人間関係が濃いので、環境だったりとか人間の繋がりっていうのは非常に強いので、
その人情っていうところの変数でなんかちょっとヘマしちゃうと、もう一気に逆にレバリッジがかかっちゃって、
良くない状況に発展してしまうと。逆に良く発展していれば、それがもうすごく伝播をしていって、
すごく地域から求められたりとか、地域の方から信頼されるような形で進んでいくんですけど、
これが逆に働くとやっぱりそれはそれで厄介なんですよね。
なのでそのあたりを考えたときに、うまく信頼を作っていくために、
最初誰しもが信頼ってゼロから始まると思います。
特に新天地移住したりだったりとか、新しいコミュニティに入っていく時っていうのは、
相手の信頼が何もないと思うんですよね。そういう時にどうすべきなのか。
だから一番最初の入り口の部分ですよね。相手の信頼が何もない時にどうすべきなのかっていうところですね。
これ差し出すべきは期待値と実績って言ってるんですけど、まず期待値の話をしたいなと思います。
期待値と言っているのは何かというと、なんかこの人だったら、
そうだな、信頼できそうだとか、なんかやってくれそうだとか、いい感じで人間関係が築けそうだという風に、
まだそこには至ってないんですけれど、そう思わせる力ですね。
まさに期待をするその値、期待値のことを指します。
で、なんて言うんでしょう。これは地域に入っていくとき、地域の人との相性とかってあると思うんですよね。
めちゃくちゃ見られると思います。人柄だったりとか、この人がどこに向かって歩みたいのか、
どんなことをやりたいと思っているのかっていうのはよく見られます。
これは地域おこし協力隊に入って、いろんな人と面談をしたりするときもそうですし、
実際に移住をして地域の方と話をする機会だったりとか、そういうところではよくあることかなと思います。
期待値の重要性
あと自治体の職員の方と面談をするとか、移住相談するときのシチュエーションとしてもよくあることかなと思います。
で、このときに出すべきは期待値ですね。
期待値ってどうやって出すのかっていうと、これも裏テーマみたいな話、裏テーマほどじゃないんだけど、
サブキーワードみたいな感じで一つあって、それは姿勢ですね。
物事に対する姿勢だったりとか、受け答えに対する姿勢というものから期待値が醸成されるのかなというふうに、
ちょっとある会合に参加をして非常に実感をしました。
あといろいろ細かいところを挙げると、他にもあるんですけど、
まず姿勢の話ですね。
これは物理的な姿勢じゃなくて、精神的な姿勢だったりとか、言葉だったり、態度だったり、雰囲気みたいなところの姿勢ですね。
どのように振る舞うのかっていうところが非常に重要で、
この姿勢の角度みたいなところがすごく地域に入っていたりとか、相手への信頼が何もないときにどういった姿勢を取るのかっていうところがすごく重要だなと思いました。
具体的にはダメな例で言うと、ダメだねーって言葉強くなっちゃうから言いたくないんだけど、
僕今回は地域の人側でお話を受け答えしたんですよね。
ある会合があって出席をして、いろいろ話を聞きたいなという形で受け答えしたんですけど、
その時に思ったのが、相手の心情だったり、相手目線みたいなのが足りないんだろうなって思いながら話を聞いてました。
めっちゃ上から目線だから、あんまりね、すごく気持ちはね、
僕もそういう立場に、2年前まさにそうだったんで、きっとこういう気持ちで僕の話を聞いていたんだろうな、
それはなんかちょっと厳しくもなるよなっていうふうに思うことがあって、
僕もその立場関わって、今僕地域側の人間として話を受け答えをする機会があったんですけど、やっぱりそういうふうに思いました。
その姿勢多分良くないだろうなーとか、そのままそのどこかの地域に入ってしまったのであれば、
少し衝突があったりとか、多分地域の人は気持ちよくないだろうなーっていうふうに思うような姿勢だったんですよね。
で、どういうところが姿勢として垣間見えたかっていうと、
うーんとね、立場が…
なんていうのかな、まずその…
わーこれなんか日本的だよね。
やりたいことベースで入ってきてしまっている。
それ自体はすごく良いんだけども、順序的には、
例えば調和だったりとか、
あなたと良い信頼関係が築きたいです。
うまくやっていきたいですという姿勢から入った方が、
地域側の人として、僕今回地域側の人だったんですけど、
嬉しかったなーというふうに思いました。
姿勢の影響
ただ往々にして移住者の人って、移住したらこんなことやりたい、あんなことやりたいっていうことを、
僕としても申し上げてきたし、
そういうギラギラした姿勢っていうのは、
あるシチュエーションにとっては、
例えば、見る人が見たらすごくありがたいんですよね。
やる気がある人が来てくれてよかったとか、
一緒に面白いことができそうだっていうことはすごくあるんだけども、
とはいえ、地域側の人って、
あなたのやりたいことに付き合うその前に、
こっちには暮らしがあるんですというか、
こっちは普通に暮らしてるんですというようなところが正直あって、
そこの理解があって、
まずはあなたと気持ちを通わせて、
その後にあなたの好きなことをやったらいいんじゃないですかっていうような感じになっちゃったんですね。
これすごくね、僕も耳が痛いことで、
僕も最初そんなこと言ってましたね。
あんなことやりたい、こんなことやりたい、だからこんなことをしたいんですよね。
で、その裏返しには、
僕の目的だったり目標実現のためには、
こんなことはできないし、あんなことはやりたくないし、
こんなことはできれば避けたいんですっていうようなスタンスだったと思うんですよね。
これが多分地域の人から見た時には、
そういうふうに思ってほしくないなとか、
そんなことよりもまずは、
人と人で心を通わせましょうよみたいなスタンスだったんじゃないのかなと思うんですよね。
これはすごくね、僕も耳が痛いかなと思います。
その姿勢の何か現れとして、
こういうところをちょっと気をつけた方がいいなっていうのが、
主語ですね、主語。
地域の人って外から入ってきた人に対しては、
すごくフランクで温かく迎え入れてくれる人が大半かなと思います。
それはなぜかというと、
よく来たねと、あなたよく来たねというふうに、
僕もそういうふうに捉えてますし、
受け答えしてくれるんですけど、
例えば、
これ特に企業だったりとか、
事業主として、
事業のために来てるんですっていう人の場合は、
この辺り主語がですね、
弊社はとかね、
この事業の位置づけとして、
ここに参画するということはみたいな、
人じゃないんですよね、主語が。
なんかここがね、すごく引っかかりをね、僕は、
すごく感じながら、そうだな、
こう1時間ぐらいずっとお話し聞いてたんですけど、
その姿勢としては良くないんじゃないのかなというふうに思いました。
だから、これ聞いてくださっている方は、
地域への入り方のコツ
別にそういう姿勢をあんま遭遇することないかもしれないですけど、
地域に入るとか、
新しい人たちと地域の人と触れ合いながら、
ローカルで仕事をしていくとか、地域に入っていくときに
気をつけないといけないということは何かというと、
順序的に、まず人ありきなんですよね。
生活している人、地域で暮らしている人の、
心が通った状態を目指すべき、
信頼関係を作るべきことがまず優先で、
その後に自分としては、
この場所でこういうことをやってみたい、
こういうことをやってみたい、
助け手を置く場面もあるかもしれないけど、
その時にはぜひ力を貸してほしいなぐらいのスタンスで、
最初の姿勢、一歩目の姿勢としては、
すごく重要なことなんだろうなというふうに、
自分のそういう時もあったし、
地域の人側として話を聞いたときにもそういうふうに思ったので、
これは非常に大事なことなんだなというふうに思いました。
地域への入り方のコツですね。
実績の見せ方
これ一番最初は姿勢の話と、あと実績の話をしたんですけど、
実績の話は入った後、
どれだけまず相手への信頼が何もないときって、
何か見せれるものが特にその場でね、
はじめまして、こんにちは、私こんな実績があるんですって多分言ったところで、
地域の人とか、僕たちもそうなんですけど、
やっぱ行動でしか見てないんですよね。
口は上手だよねって言われたらおしまいだと思っていて、
やっぱり地域に入った後どれだけ一緒に汗かけるのか、
地域の人と一緒に汗かけるのかっていうところがすごく重要で、
これは僕がやってる地域お越し協力の仕事もそうですし、
地域で何か企業さんが一緒にこう、
地域の人の目線でお仕事してあるとか、
ローカルで仕事をするときの姿勢として、
相対するというわけではなくて、
本当に横になる、そして一緒に汗をかくっていうようなことが
すごく重要なのかなと思っていて、
そのときの頑張り度合いがやっぱりこう、
2つパターンがあって、
実績の見せ方としてはめちゃくちゃ短期間の間に
すごい一定の成果を出すというか、
めちゃくちゃ努力量を出すっていうことでも、
時間はそんなにかかってないかもしれないけど、
すぐに信頼を勝ち取る方法かなと思います。
圧倒的な努力量を注ぎ込むっていうことですね。
もう一つはコツコツ、僕も子供がいたりとか、
最初子供たちとか妻とかが自災中で半年ほど一人で
島に来ていたときがあったら、
24時間全部最初の信頼作りにリソースを
突っ込めたわけなんですけど、
そういうわけじゃない人たちもたくさんいると思うので、
その場合はある種時間をかけていくコツコツ、
信頼関係に時間を投下していくっていうことによって、
地域の人だったりとか自治体の人もそうだし、
関わってくれる方の信頼というのを獲得できるので、
結果的には信頼を長く、
あの人はいつも地域の活動に入ってくれるよねとか、
ずっとちゃんと姿を見せて、
何やってるのか分かってきた上で、
近所の井戸端会議だったりとか、
ご挨拶に行ったりとか、そういうような形で、
時間が信頼関係を作るっていうようなフェーズもあったりもするので、
この努力量を一気に注ぎ込んで、
一気に信頼を作るっていう方法と、コツコツ時間をかけて、
信頼関係を作る方法、この2つのどちらかのルートが
あるかなと思うんですけど、それを実績として、
大出しをするというのが結構重要だよという話でございました。
結構ね、コアな話というか、
僕の肌感、現場感みたいなところをお伝えしたところなんですけど、
地域にこれから入っていく人を、
僕が今、地域側として見たときに、
ああ、なるほど、こういうところってめちゃくちゃ
気をつけないといけないんだなというふうに思ったので、
この辺りはすごく感覚的な、抽象的な話ですごく恐縮なんですけども、
これから移住を考えていたりとか、地域を公式に
お仕事に入っていったりとか、またはね、
企業だったり事業を持って地域に入っていくときにはですね、
人間関係作りってやっぱり、まずはそこが心を通わせる、
信頼を作るというところがすごく重要だったりもするので、
今日聞いたお話をですね、何かしらの心に
止めていただければですね、ああそうそう、期待値とか姿勢
っていうのがまず大事なんだっけなみたいな、で、
うまく入り込まれたのであれば、そこで圧倒的な努力量の
信頼を積み重ねるか、なんかコツコツ時間をかけて
信頼を醸成していく、この2つのルートがあったなっていう
ところで、思い出していただければいいかなと思います。
今日はですね、関連するお話としてこの信頼の話ですね、
地域コミュニティの信頼を損ねる人の3つの特徴と解決法ということで、
これもなんか反面挙手的な内容なんですけど、
僕も確か移住してきた1年目ぐらいのときに話した内容かなと思うので、
ちょっとフレッシュな内容がですね、こちらのほうが聞けるかなと思いますので、
こちらもぜひ聞いてみてください。概要欄から聞くことができます。
今日も聞いてくださってありがとうございました。
また次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。