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  2. #89 ファネルなどのKPI上の課..
2020-11-27 12:54

#89 ファネルなどのKPI上の課題比較をどうやって行いますか?

参考 https://note.com/freeagenda/n/n387dfb1d301c

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はい、おはようございます。Zero Topicです。89回ということで、もうすぐ12月なんですけど、年内に100回撮れるといいなと勝手に目標を立てました。
あと、会社のPRの企画としてなのかな、ゼロトピックでライブをやりましょうみたいなことをリッチャーに言われて、PRのリッチャーですね。
なので、ゼロトピックのライブをやろうと思っています。
それに先立って、いつやるのがいいかなっていうアンケートを取ったんですけど、
休日の朝っていうのが一番多くて、休日の朝ってみんな何してるんだろうなっていうのがちょっと予想をつかないんですよね。
僕の場合だと朝、いつも通りジムとか行って子どもにゆっくりご飯を食べさせて、布団を掃除したりとか、本当に家事をしていることが特に土曜日は多いなと思いますけど、
皆さんはどう過ごされているのかなっていうのがすごい気になって、なんで土日というか休日の朝になるんだろうなっていうのが単純に気になりました。
もしよければ教えてください。
あともう一つ、前回の11月23日に公開したゼロトピーで、ダウンで3つで迷ってますみたいなのをお話ししたと思うんですよね。
結局その翌日にダウンをなんと1着買いました。
どれを買ったかっていうと、迷ってると言っていた3つ。
ヒラレックスだったかな、ヒラレックス、マムート、あとニャンガ、ナンガの3つで迷ってるって話をしていて、
結局僕が買ったのはデサントの水沢ダウンを買いました。
たくさん着たいなと思います。
朝礼深いもいいとこだなと思いました。
本題で、今日なんですけど、ちょっと質問をいただいていて、それについてお答えしたいなというふうに思います。
これちょっとDMでいただいたので、特命の形で回答した方がいいかなと思っています。
多分職種としてはプロダクトマネージャーの方はですね、内容をちょっと読み上げます。
課題の発見に関して質問ですと、
Googleアナリティクスなどを用いてパネル分析を行って、課題と思われる箇所を発見したのですが、
その数値が低いのはある種正しい可能性もあり、それが本当に課題かどうか確信が持てず悩んでいます。
例えば、SNSから来たユーザーの商品ページへの遷移率が他の流入元と比べて低いなどがあったときに、
そもそもSNSで来たユーザーの商品ページへの遷移率は一般的に比べて低いのが当たり前の可能性もあると思います。
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これは実際の例ではないですと。
ただ、そのときに参照すべき、他サイトのデータも頑張れば比べるときもありますが、
落ちていない、またはサイトやサービスの構造などが違うことがあり、100%参考にはできないというときがあります。
このようなときに山本さんはどのような情報に判断されるかをお伺いしたいです。
また、そもそも根本的に考え方が違うのであれば教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
という内容で、パッと見る限り、
パネルを見たときに他社とか他の条件、分岐と比較して低いからこれが課題だと思ったけど、
それが課題であるとしたときに次何したらいいか分からないなというお話なのかなと思います。
まず、ここで課題と扱われているものは課題ではないです。
例えば、SNSから来たユーザーさんの商品繊維率が低いというのは事象です。
起きていることなのでそれは課題ではないです。
そもそもなんでSNSからいらっしゃったユーザーさんが商品繊維率が低いのかというのを考えるといろんな要因が考えられると思っていて、
それこそがそのうちコントロール可能なものとか何らかのチャレンジによって超えられるものが僕は課題かなと思っています。
そうじゃない、所有のものでどうしようもないものは課題というか減少の域を出ないかなというふうに思います。
例えば、僕は黄色人者で肌が黄色なんですけど、肌が黄色いのが課題だとは言わないかなと思っていて、それに近い話に聞こえるんですよね。
さっきの例があったので、例のもとにして話すと、SNSから来たユーザーさんの商品ページの繊維率が例えばオーガニックと言われるような、
自分で検索をしてそのページへやってきたユーザーさんと比べると10倍低かったみたいなことがあるとき何が考えられるか。
そうすると前提が全然違いますよね。
オーガニックで来た方というのは何か欲しいというものが早期されていて、
既に健在化されている状態、自分の需要とかニーズが健在化されていて探し当てたページとしてここに来ているので、
その方にとってみれば、たどり着いたページというのはたくさんのコストを払って、かつ探し当ててきているので、
またそこに滞在しているということは比較的満足度を持ってそこにいる、納得感を持っていらっしゃる方だと思うんですよね。
そうなると、そこから先商品の詳細を見てみようとか、そういう行動を起こすというのは、
ニーズが健在化している、欲しいものがある方、それに近いものとか、
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あるいはそのものがこのページに表示されているのであれば、次のページを見てみようというクリックをするというのは当然の行為かなと思います。
これと比べてSNSから来た、例えばTwitterでタイムラインでバズっていたみたいな、
この商品がいいよとインフルエンサーが言ってきた方というのは、
特には需要が健在化されていない状態でこのページに到達をしている。
そうなると、この方が次にするのって、パッと見たときに、これって私が本当に欲しいんだっけと自分の内省をしたりとか、
パッと見の印象だけチェックしておいて、今度欲しかったらまた来ようかなと思うか、
それとも全然自分で違う、どれかだと思うんですよね。
こういう3つぐらいパターンがあって、商品ページに行かない方が一定数いるっていうのは普通の現象かなと思って、
こういう人たちに対して一律に、例えば商品の次のページに行ってもらうように、
めちゃくちゃ悪い例ですけど、ボタンがピカピカ光って大きくなったり小さくなったりするとか、
それでアテンションを引いてクリックさせようみたいな施策があったときには、ガールズバー施策だなと。
ガールズバー施策っていうのは友人の木川さんがよく言ってるんですけど、
いけてない、KPIを上げるためにユーザーさんの課題と向き合ってなくてやってるような施策になっちゃうので微妙だなと思って。
このときの例えばSNSで来た方が、来た方っていうのはどういう人で、どういう情報を次に参考にしたいのか、
そのときに自分たちのプロダクトとかがそれを提供できてるのか、
できてないのであればそれは課題かなって思うんですけど、
単純に一律にパネルの数値だけを比較して、このチャンネルとこのチャンネルの間ではギャップがあるから、
そのギャップの分は課題であるっていうのは、少し浅はかなのかなって思います。
やっぱり課題っていうのは誰にとっての課題かっていうのが一番重要で、僕はユーザーにとっての課題。
ユーザーのことを知らなきゃいけないし、ユーザーのコンテキストを十分に踏まえたものでないと言語ができないはずなので、
それを少し意識してみてほしいなというふうに思いました。
あと、この方はそのときに参照にすべき他サイトのデータも頑張れば拾うみたいなことが書かれてあるので、
おそらくSNSから来たときの商品詳細への遷移率は一般的なECでは5%であるが、
それと比較すると我々のは3%なので低いみたいな、
そういうサイト間の比較とかプロダクト間の比較をすると思うんですけど、
こういうものもコンテキストが全く違うサービス同士を比較しているので、
全く比較自体の意味がないっていうふうに思います。
僕はそういうものを比較する理由がそもそもあまり分からないなっていうのと、
仮に例えば自分がもう少しマーケットを広く見てて、
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どういう領域に投資するかって考えたいときに、
ざっくりと領域の概要、ユーザーさんがどう動いているのかっていう概要を見るために、
こういう数値を例えば一つ一つサンプリングして比べていくみたいなのはあるかもしれないんですけど、
基本的には性質の違う他のプロダクトと比較するっていうのは結構ナンセンスかなって思います。
いい例だと、例えばメルカリとフリルっていうフリマのプロダクトがあって、
フリルが先にあってメルカリが後から出てきましたっていう事例があると思うんですけど、
ユーザーさんが入ってきてからの出品の転換率みたいな、
コンバージョンの1個のポイントがあったとして、
1個目の出品をする方が7回以内にどのくらい得るかって割合って、
普通にアプリを運営していたら基本的には同じような数値になると思うんですよね。
そこから例えば20%、25%にするみたいなのは改善の努力。
その時の改善っていうのも、ファネルが悪いからこれを改善しましょうっていうのは、
そういう事象が起きている位置を探したにすぎなくて、
できるユーザーさんが持っている課題と向き合った時に、
例えば画像を撮影するっていうことがすごく面倒くさいから、
画像がなくても出品できるようにするとしたら出品的な率が上がるとか、
ユーザーさんが持っている課題とかユーザーがやらなきゃいけないことの多さっていうものを
少なくしてあげるってことによって解決されるべきで、
単純な数値を比較した程度ではやっぱり課題は抽出できないかなと思っています。
なので、チャンネルごとのファネルの比較とか、
減少を知るにはいいです。
そういう数値を頭に叩き込むっていうのはとても大事なことだと思うんですが、
そればっかりしててもしょうがないかなっていうのが個人的な感想です。
こういう時にじゃあ何するのって言ったら、
すごくイシューアナリシスっていうことを僕は必ずするようにしてお勧めしています。
イシューアナリシスについてはフリーアジェンダっていうYouTubeのポッドキャストの方で、
僕がパベリーっていうプロダクトをやっているときに作ったものの資料を出して
説明してたりするので、ぜひ見てみてください。
実はそのイシューアナリシスなんですけど、
我々が今やっているステラってプロダクトが出た後にまたすぐ僕は自分でやったんですよ。
その後は運用フェーズに入っていって、今完全にそこから離れてて、
実はある山口くんっていうエンジニアが一人でイシューアナリシスして
優先でつけて実装する。
初めの方でレビューしたんですけど、しっかりできてるなっていうので、
脈々と受け継がれていってるのが個人的には嬉しいなっていうふうに思ってます。
し、最近すごい成果も出してたんで、すげえなと思いました。
実装できる人がそういう対極観の中から最も大きい課題は何かって見つけられるようになるスキル
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みたいなものを身につけていくのって、なんかめちゃくちゃレバレッジかかってて、
こういう形で人々が育っていくの自体がすごい面白いなと思います。
なのでぜひそのイシューアナリシスの回見てみて、
ご自身のサービスとかでやってみてもらえると嬉しいなと思います。
はい、今回そんなところでしょうか。
ということで、数値は横の比較ばっかりしててもあんまりしょうがないので、
しっかりご自身の課題、ご自身のプロダクトを使ってくださっているユーザーと向き合いましょうと
いつも言っていることを言って終わりにします。
ぜひ感想はね、ハッシュタグゼロトッピーで皆さん見える場所に書いていただけると
バイラルがすると嬉しいなと思うので、よろしくお願いします。
それでは。
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